JPH0614918A - 医療用寝台 - Google Patents
医療用寝台Info
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- JPH0614918A JPH0614918A JP4196022A JP19602292A JPH0614918A JP H0614918 A JPH0614918 A JP H0614918A JP 4196022 A JP4196022 A JP 4196022A JP 19602292 A JP19602292 A JP 19602292A JP H0614918 A JPH0614918 A JP H0614918A
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- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
る危険性をなくし、被検者の安全性を高める。 【構成】 ポテンショメータ14、15でそれぞれ天板
の位置及び高さを検出し、それに応じてコントローラ1
1によりドライバ回路12を制御し、天板が衝突するよ
うなときに、天板移動用モータ13に電流を流して静止
トルクを発生させる。
Description
であるX線CT装置やMRI装置などにおいて被検者を
横たえるために用いられる医療用寝台に関する。
撮像を行なう場合、被検者は特別に作られた医療用寝台
に横たえられる。この医療用寝台は、X線CT装置など
において、被検者の撮像するスライス面をガントリに対
して細かく位置決めできるように、被検者を横たえた状
態で上下および前後(被検者の身長方向)に天板を移動
できるようにしたものである。通常、スライス面を設定
すると、その設定通りに自動で天板が動いていくように
なっているが、スイッチ等で手動に切り換えると、天板
は自由に移動できる状態になって手動で動かすことがで
きる。
医療用寝台では手動時に天板が完全に自由に動くように
なるので、却って危険になったり不便になったりするこ
とがあり、問題であった。
になるため、天板やその上に横たわっている被検者がガ
ントリに衝突する危険がある。天板がガントリのトンネ
ル部に対して高すぎたり低すぎたりする場合には、天板
に被検者を乗せて手動で天板を動かし、ガントリに対し
て被検者の位置決めを行なおうとすると、トンネル部に
入らないためぶつかってしまう。とくに勢いよく天板を
送り込むと、高速で移動して衝突することになるのでさ
らに危険性が増す。
者が手動で天板を移動させる場合には、天板の高さ、位
置、移動スピードなどに細心の注意を払う必要があって
煩雑であった。
を少なくし、操作者がそれほど注意を払わなくても安全
なように改善した医療用寝台を提供することを目的とす
る。
め、この発明による医療用寝台では、自動時に天板を移
動させる駆動手段と、天板の状態を検出する手段と、こ
の検出した状態に応じて手動時に上記駆動手段を制御し
て静止トルクを発生させる制御手段とを備えることが特
徴となっている。
の位置や高さや速度が検出され、これに応じて、自動時
に天板を移動させる駆動手段を制御し、静止トルクを発
生させる。この静止トルクは手動で移動させられる天板
にかかるので、検出された天板の位置や高さや速度から
衝突等の危険があることが判別されるようなときに、天
板速度が遅くされたり、静止させられたりする。その結
果、手動時において、衝突などの、天板に横たわってい
る被検者に対する危険が自動的に回避され、操作者の負
担を軽減することができる。
図面を参照しながら詳細に説明する。この実施例にかか
る医療用寝台1は、図1に示すように、その上に被検者
3を横たえる天板2を備えており、X線CT装置のガン
トリ4に対して所定の位置において床に据え付けられて
いる。天板2は上下方向に昇降できるようになってお
り、また被検者3の身長方向(この図では左右方向)に
移動できるようになっている。そのためこの図では示し
ないが昇降用のモータ(ステッピングモータ)と左右移
動用のモータ(ステッピングモータ)とを備えている。
おける駆動系を示す。左右移動用のモータ13は主に自
動のときに使用されるものであるが、手動時にも、ドラ
イバ回路12から適宜電流が流されるように構成されて
いる。すなわち、天板2が手動で動かされることにとも
なって回転するモータ13の回転が伝達されることによ
り天板2の左右方向位置を検出するポテンショメータ1
4と、天板2の高さを検出するポテンショメータ15と
からの出力をコントローラ11に送り、天板2の高さ及
び位置が所定の条件となったことをコントローラ11で
判別して、ドライバ回路12を通じて電流をモータ13
に送る。モータ13はステッピングモータであるから電
流が流されることにより、その電流に比例した静止トル
クを発生する。
後退した位置にあるときの天板2の先端から、ガントリ
4の手前側の面までの距離をX、天板2が最も前進した
位置にあるときの天板2の先端までの距離をYとする。
また、天板2及び被検者3がガントリ4にぶつからずそ
のトンネル部内に入り込むために許容される、天板2の
高さの最低値をA、最高値をBとする。
テンショメータ15で検出した天板2の高さがA以下で
あるかB以上であるとき、図3の静止トルクカーブaが
得られるように、ポテンショメータ14で検出した天板
位置に応じてドライバ回路12を制御する。これによ
り、天板2の高さがA以下であるかB以上であるとき
に、天板2の位置がXに近づくとガントリ4に衝突する
危険があるので、このときに急激に大きくなる静止トル
クがモータ13において発生する。そのため、それまで
自由に移動していた天板2に静止トルクをかけ、手動で
動かす力を大きくしなければ移動しないようにし、また
Xにきわめて接近したときにはその静止トルクを最大と
し、それ以上動かないようにして、衝突を防ぐ。
ータ15で検出した天板2の高さがA以上でB以下であ
るとき、ポテンショメータ14で検出した天板位置に応
じてドライバ回路12を制御して図3の静止トルクカー
ブbが得られるようにする。その結果、天板2、被検者
3がガントリ4のトンネル部に入ったときある程度の静
止トルクが天板2にかかることになり、ゆっくりとしか
動かせないようになる。これは、ガントリ4のトンネル
部内を進行中の被検者3に生じる不安感を考慮したもの
である。そして、天板2の位置がYに近づいたとき静止
トルクを急激に大きくしてスムーズに静止するようにし
ている。
モータの駆動系を示すものである。この図4では、左右
移動用のモータ13に連結されたエンコーダ16によっ
て天板2の移動速度を検出し、その検出した移動速度を
コントローラ11に入力して、検出した移動速度に応じ
てドライバ回路12からモータ13に静止トルク発生用
の電流を流すようにしている。この場合は、手動時の天
板2の移動速度自体が検出され、それに応じて静止トル
クがかけられるので、移動速度がコントロールされ、衝
突等を起こすような危険な速度とならないように制御で
きる。
あるので、これらの実施例において、ガントリ4の傾斜
角度を検出する手段を設け、コントローラ11がこれに
応じて上記の天板2の許容高さA、Bを変更するように
構成することもできる。
は、手動に切り換えたときは、完全にドライバ回路12
から切り離されてなんら電流が供給されず、自由に回転
するようになり、その結果天板2は左右方向に完全に自
由に移動できるようになっているが、これらの実施例で
は、手動時にも図2、図4に示すようにドライバ回路1
2から静止トルク発生用の電流が流されるように構成さ
れており、この構成によって手動で天板2を移動させる
場合でも、衝突の危険性をなくし、被検者3の安全性を
高めることができる。
寝台によれば、手動で天板を動かす場合、ガントリに衝
突する危険性をなくし、被検者の安全性を高めることが
できる。その結果、操作者が多岐にわたり種々に注意を
払わなくても被検者の安全が確保され、操作者の負担が
軽減する。
系を示すブロック図。
フ。
駆動系を示すブロック図。
タ 15 天板高さ検出用ポテンショメー
タ 16 天板移動速度検出用エンコーダ
Claims (1)
- 【請求項1】 自動時に天板を移動させる駆動手段と、
天板の状態を検出する手段と、手動時に、上記の検出し
た状態に応じて上記駆動手段に静止トルクを発生させて
天板に静止トルクをかけるよう上記駆動手段を制御する
制御手段とを備えることを特徴とする医療用寝台。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP19602292A JP3257048B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 医療用寝台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19602292A JP3257048B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 医療用寝台 |
Publications (2)
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JPH0614918A true JPH0614918A (ja) | 1994-01-25 |
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Family
ID=16350921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19602292A Expired - Fee Related JP3257048B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 医療用寝台 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006068123A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 撮影装置および被検体移動装置 |
JP2007236806A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Hitachi Medical Corp | 手術室用患者移送装置 |
JP2008183220A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Toshiba Corp | X線ct装置および寝台動作制御方法 |
JP2011502591A (ja) * | 2007-11-08 | 2011-01-27 | イムリス インコーポレイテッド | 移動可能なmriスキャンシステムにおける磁場均一性の制御 |
KR101361473B1 (ko) * | 2012-09-06 | 2014-02-11 | 삼성전자주식회사 | 충돌 방지 스위치의 스위치 작동 조절 장치 및 이를 채용한 의료용 진단기기용 테이블 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1992
- 1992-06-30 JP JP19602292A patent/JP3257048B2/ja not_active Expired - Fee Related
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