JPH0614918A - 医療用寝台 - Google Patents

医療用寝台

Info

Publication number
JPH0614918A
JPH0614918A JP4196022A JP19602292A JPH0614918A JP H0614918 A JPH0614918 A JP H0614918A JP 4196022 A JP4196022 A JP 4196022A JP 19602292 A JP19602292 A JP 19602292A JP H0614918 A JPH0614918 A JP H0614918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
subject
gantry
motor
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4196022A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3257048B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Inoue
芳浩 井上
Yoshitaka Okumura
義孝 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP19602292A priority Critical patent/JP3257048B2/ja
Publication of JPH0614918A publication Critical patent/JPH0614918A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3257048B2 publication Critical patent/JP3257048B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 手動で天板を動かす場合、ガントリに衝突す
る危険性をなくし、被検者の安全性を高める。 【構成】 ポテンショメータ14、15でそれぞれ天板
の位置及び高さを検出し、それに応じてコントローラ1
1によりドライバ回路12を制御し、天板が衝突するよ
うなときに、天板移動用モータ13に電流を流して静止
トルクを発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、医療用画像診断装置
であるX線CT装置やMRI装置などにおいて被検者を
横たえるために用いられる医療用寝台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、X線CT装置などで被検者の
撮像を行なう場合、被検者は特別に作られた医療用寝台
に横たえられる。この医療用寝台は、X線CT装置など
において、被検者の撮像するスライス面をガントリに対
して細かく位置決めできるように、被検者を横たえた状
態で上下および前後(被検者の身長方向)に天板を移動
できるようにしたものである。通常、スライス面を設定
すると、その設定通りに自動で天板が動いていくように
なっているが、スイッチ等で手動に切り換えると、天板
は自由に移動できる状態になって手動で動かすことがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
医療用寝台では手動時に天板が完全に自由に動くように
なるので、却って危険になったり不便になったりするこ
とがあり、問題であった。
【0004】すなわち、天板は手動時に完全に移動自在
になるため、天板やその上に横たわっている被検者がガ
ントリに衝突する危険がある。天板がガントリのトンネ
ル部に対して高すぎたり低すぎたりする場合には、天板
に被検者を乗せて手動で天板を動かし、ガントリに対し
て被検者の位置決めを行なおうとすると、トンネル部に
入らないためぶつかってしまう。とくに勢いよく天板を
送り込むと、高速で移動して衝突することになるのでさ
らに危険性が増す。
【0005】そのため、この危険性を避けるべく、操作
者が手動で天板を移動させる場合には、天板の高さ、位
置、移動スピードなどに細心の注意を払う必要があって
煩雑であった。
【0006】この発明は、上記に鑑み、手動時の危険性
を少なくし、操作者がそれほど注意を払わなくても安全
なように改善した医療用寝台を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明による医療用寝台では、自動時に天板を移
動させる駆動手段と、天板の状態を検出する手段と、こ
の検出した状態に応じて手動時に上記駆動手段を制御し
て静止トルクを発生させる制御手段とを備えることが特
徴となっている。
【0008】
【作用】手動時には天板は手動で移動させられるが、そ
の位置や高さや速度が検出され、これに応じて、自動時
に天板を移動させる駆動手段を制御し、静止トルクを発
生させる。この静止トルクは手動で移動させられる天板
にかかるので、検出された天板の位置や高さや速度から
衝突等の危険があることが判別されるようなときに、天
板速度が遅くされたり、静止させられたりする。その結
果、手動時において、衝突などの、天板に横たわってい
る被検者に対する危険が自動的に回避され、操作者の負
担を軽減することができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の好ましい一実施例について
図面を参照しながら詳細に説明する。この実施例にかか
る医療用寝台1は、図1に示すように、その上に被検者
3を横たえる天板2を備えており、X線CT装置のガン
トリ4に対して所定の位置において床に据え付けられて
いる。天板2は上下方向に昇降できるようになってお
り、また被検者3の身長方向(この図では左右方向)に
移動できるようになっている。そのためこの図では示し
ないが昇降用のモータ(ステッピングモータ)と左右移
動用のモータ(ステッピングモータ)とを備えている。
【0010】図2にこの左右移動用のモータの手動時に
おける駆動系を示す。左右移動用のモータ13は主に自
動のときに使用されるものであるが、手動時にも、ドラ
イバ回路12から適宜電流が流されるように構成されて
いる。すなわち、天板2が手動で動かされることにとも
なって回転するモータ13の回転が伝達されることによ
り天板2の左右方向位置を検出するポテンショメータ1
4と、天板2の高さを検出するポテンショメータ15と
からの出力をコントローラ11に送り、天板2の高さ及
び位置が所定の条件となったことをコントローラ11で
判別して、ドライバ回路12を通じて電流をモータ13
に送る。モータ13はステッピングモータであるから電
流が流されることにより、その電流に比例した静止トル
クを発生する。
【0011】ここで、図1に示すように、天板2が最も
後退した位置にあるときの天板2の先端から、ガントリ
4の手前側の面までの距離をX、天板2が最も前進した
位置にあるときの天板2の先端までの距離をYとする。
また、天板2及び被検者3がガントリ4にぶつからずそ
のトンネル部内に入り込むために許容される、天板2の
高さの最低値をA、最高値をBとする。
【0012】この場合、図2のコントローラ11は、ポ
テンショメータ15で検出した天板2の高さがA以下で
あるかB以上であるとき、図3の静止トルクカーブaが
得られるように、ポテンショメータ14で検出した天板
位置に応じてドライバ回路12を制御する。これによ
り、天板2の高さがA以下であるかB以上であるとき
に、天板2の位置がXに近づくとガントリ4に衝突する
危険があるので、このときに急激に大きくなる静止トル
クがモータ13において発生する。そのため、それまで
自由に移動していた天板2に静止トルクをかけ、手動で
動かす力を大きくしなければ移動しないようにし、また
Xにきわめて接近したときにはその静止トルクを最大と
し、それ以上動かないようにして、衝突を防ぐ。
【0013】また、コントローラ11は、ポテンショメ
ータ15で検出した天板2の高さがA以上でB以下であ
るとき、ポテンショメータ14で検出した天板位置に応
じてドライバ回路12を制御して図3の静止トルクカー
ブbが得られるようにする。その結果、天板2、被検者
3がガントリ4のトンネル部に入ったときある程度の静
止トルクが天板2にかかることになり、ゆっくりとしか
動かせないようになる。これは、ガントリ4のトンネル
部内を進行中の被検者3に生じる不安感を考慮したもの
である。そして、天板2の位置がYに近づいたとき静止
トルクを急激に大きくしてスムーズに静止するようにし
ている。
【0014】図4は第2の実施例にかかる左右移動用の
モータの駆動系を示すものである。この図4では、左右
移動用のモータ13に連結されたエンコーダ16によっ
て天板2の移動速度を検出し、その検出した移動速度を
コントローラ11に入力して、検出した移動速度に応じ
てドライバ回路12からモータ13に静止トルク発生用
の電流を流すようにしている。この場合は、手動時の天
板2の移動速度自体が検出され、それに応じて静止トル
クがかけられるので、移動速度がコントロールされ、衝
突等を起こすような危険な速度とならないように制御で
きる。
【0015】なお、ガントリ4は傾斜させられることも
あるので、これらの実施例において、ガントリ4の傾斜
角度を検出する手段を設け、コントローラ11がこれに
応じて上記の天板2の許容高さA、Bを変更するように
構成することもできる。
【0016】従来では、この左右移動用のモータ13
は、手動に切り換えたときは、完全にドライバ回路12
から切り離されてなんら電流が供給されず、自由に回転
するようになり、その結果天板2は左右方向に完全に自
由に移動できるようになっているが、これらの実施例で
は、手動時にも図2、図4に示すようにドライバ回路1
2から静止トルク発生用の電流が流されるように構成さ
れており、この構成によって手動で天板2を移動させる
場合でも、衝突の危険性をなくし、被検者3の安全性を
高めることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の医療用
寝台によれば、手動で天板を動かす場合、ガントリに衝
突する危険性をなくし、被検者の安全性を高めることが
できる。その結果、操作者が多岐にわたり種々に注意を
払わなくても被検者の安全が確保され、操作者の負担が
軽減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の模式的側面図。
【図2】同実施例における手動時の移動用モータの駆動
系を示すブロック図。
【図3】同実施例における静止トルクカーブを示すグラ
フ。
【図4】第2の実施例にかかる手動時の移動用モータの
駆動系を示すブロック図。
【符号の説明】
1 寝台 2 天板 3 被検者 4 ガントリ 11 コントローラ 12 ドライバ回路 13 天板移動用モータ 14 天板位置検出用ポテンショメー
タ 15 天板高さ検出用ポテンショメー
タ 16 天板移動速度検出用エンコーダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動時に天板を移動させる駆動手段と、
    天板の状態を検出する手段と、手動時に、上記の検出し
    た状態に応じて上記駆動手段に静止トルクを発生させて
    天板に静止トルクをかけるよう上記駆動手段を制御する
    制御手段とを備えることを特徴とする医療用寝台。
JP19602292A 1992-06-30 1992-06-30 医療用寝台 Expired - Fee Related JP3257048B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19602292A JP3257048B2 (ja) 1992-06-30 1992-06-30 医療用寝台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19602292A JP3257048B2 (ja) 1992-06-30 1992-06-30 医療用寝台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0614918A true JPH0614918A (ja) 1994-01-25
JP3257048B2 JP3257048B2 (ja) 2002-02-18

Family

ID=16350921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19602292A Expired - Fee Related JP3257048B2 (ja) 1992-06-30 1992-06-30 医療用寝台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3257048B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006068123A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 撮影装置および被検体移動装置
JP2007236806A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Hitachi Medical Corp 手術室用患者移送装置
JP2008183220A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Toshiba Corp X線ct装置および寝台動作制御方法
JP2011502591A (ja) * 2007-11-08 2011-01-27 イムリス インコーポレイテッド 移動可能なmriスキャンシステムにおける磁場均一性の制御
KR101361473B1 (ko) * 2012-09-06 2014-02-11 삼성전자주식회사 충돌 방지 스위치의 스위치 작동 조절 장치 및 이를 채용한 의료용 진단기기용 테이블

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1102548C (zh) 1998-04-28 2003-03-05 三菱丽阳株式会社 丙烯酸酯类预混料、丙烯酸酯类人造大理石及其制备方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006068123A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 撮影装置および被検体移動装置
JP2007236806A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Hitachi Medical Corp 手術室用患者移送装置
JP2008183220A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Toshiba Corp X線ct装置および寝台動作制御方法
JP2011502591A (ja) * 2007-11-08 2011-01-27 イムリス インコーポレイテッド 移動可能なmriスキャンシステムにおける磁場均一性の制御
KR101361473B1 (ko) * 2012-09-06 2014-02-11 삼성전자주식회사 충돌 방지 스위치의 스위치 작동 조절 장치 및 이를 채용한 의료용 진단기기용 테이블
US8661584B1 (en) 2012-09-06 2014-03-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Device for controlling motion of anti-collision switch and medical diagnosis apparatus employing the same
US9057427B2 (en) 2012-09-06 2015-06-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Device for controlling motion of anti-collision switch and medical diagnosis apparatus employing the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP3257048B2 (ja) 2002-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5004967A (en) Method and device for controlling slide motion of a vehicle seat
US6212251B1 (en) Helical scanning type X-ray CT apparatus with movable gantry
US4131802A (en) Automatic patient table having means for transporting patient along a table
EP2683301B1 (en) Imaging system subject support
JPH0614918A (ja) 医療用寝台
JPH0725921Y2 (ja) X線診断装置
JP5053488B2 (ja) 医用テーブル装置、ガントリ装置、およびx線ctシステム並びに制御方法
US11006913B2 (en) X-ray imaging apparatus
JP3033773B2 (ja) 医用寝台制御装置
JP3518573B2 (ja) X線検査装置
US20200330053A1 (en) Radiographic imaging apparatus
JP4104192B2 (ja) 医用診断装置の寝台制御装置
KR102050565B1 (ko) 의료 영상 촬영 장치용 테이블 제어 시스템
JPH0429603Y2 (ja)
JPH0268042A (ja) 医療機器のテーブル装置
JP4632638B2 (ja) 移動型x線装置
JP4342031B2 (ja) X線ct装置
JP2002159485A (ja) 医用診断装置の寝台制御装置
JP2006006471A (ja) X線ct装置
JPH0724090Y2 (ja) 歯科用パノラマ・セファロ兼用x線撮影装置
JP2566399B2 (ja) X線撮影装置
JPH0626605B2 (ja) 放射線照射制御装置
JPH07163670A (ja) 放射線治療装置
JP2591857Y2 (ja) 医療装置
JP2685813B2 (ja) X線透視撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071207

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081207

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091207

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091207

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees