JPH06148850A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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Publication number
JPH06148850A
JPH06148850A JP31575792A JP31575792A JPH06148850A JP H06148850 A JPH06148850 A JP H06148850A JP 31575792 A JP31575792 A JP 31575792A JP 31575792 A JP31575792 A JP 31575792A JP H06148850 A JPH06148850 A JP H06148850A
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JP
Japan
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processing
photosensitive material
silver halide
agent
solid
Prior art date
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Application number
JP31575792A
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English (en)
Inventor
Hiromi Yanatori
弘美 梁取
Makoto Sasaki
誠 佐々木
Takashi Kamata
隆史 鎌田
Fumiko Yamamoto
文美子 山本
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置のコンパクト化を可能にし、しかも処理
液の安定性が飛躍的に向上する感光材料処理装置を提供
する。 【構成】 感光材料処理装置1は、複数の処理槽20を
有し、ハロゲン化銀感光材料を複数の処理槽20内を通
過させて現像処理を行ない、少なくともハロゲン化銀感
光材料を所定本数又は所定数量現像処埋するに必要な分
量の固形化した固形処理剤40を、ハロゲン化銀感光材
料が現像処理される前に、各々の処理液が排出された処
埋槽20に供給する固形処理剤供給手段41と、実質的
に固形処理剤供給手段41により供給される固形処理剤
40によって現像処理されるに必要な分量の水分を、ハ
ロゲン化銀感光材料が現像処理される前に、各々の処理
液が排出された処理槽20に供給する水分供給手段42
と、ハロゲン化銀感光材料を複数の処理槽20内を通過
して現像処埋が行われた後、複数の処埋槽20内の処理
液を排出する処理液排出手段43とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハロゲン化銀感光材
料を現像処理する感光材料処理装置に関し、更に詳しく
は装置のコンパクト化を可能にし、しかも処理液の安定
性が飛躍的に向上する感光材料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光材料処理装置には、例えばネガ現像
機とプリンタペーパー現像機が一体となっているものが
ある。このような感光材料処理装置では、ネガ現像機に
露光済のフィルムを収納したパトローネをセットする
と、自動的に現像処理してネガフィルムを得、このネガ
フィルムはプリンタペーパー現像機に搬送され、ネガフ
ィルムの画像を印画紙に焼き付けて現像処理する。ま
た、このプリンタペーパー現像機では、すでに現像処理
されたネガフィルムをセットすると、ネガフィルムの画
像を印画紙に焼き付けて現像処理する。
【0003】このフィルムや印画紙のハロゲン化銀感光
材料は、ネガ現像機とプリンタペーパー現像機の各処理
槽で、現像、脱銀、洗浄、安定化等の工程により処理さ
れる。現像には、黒白現像液、カラー現像液、脱銀処理
には漂白液、漂白定着液、定着液、洗浄には水道水また
はイオン交換水、安定化処理には安定液がそれぞれ使用
される。これら各処理工程を行うための処理機能を有す
る液体のことを処理液といい、各処理液は通常30〜4
0℃に温度調節され、感光材料はこれらの処理液中に浸
漬され処理される。このような処理は通常処理液を収納
した処理槽間を順次搬送させることによって行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
ネガ現像機とプリンタペーパー現像機が一体となってい
る感光材料処理装置を、例えばファミリレストラン、ス
ーパーマーケット及びコンビニエンスストア等に設置す
ることが考えられるが、このようなファミリレストラ
ン、スーパーマーケット及びコンビニエンスストア等で
はそもそも設置スペースの確保が困難である。また、一
度に大量の処理が行なわれるものではなく、通常では、
ユーザーがせいぜい1本から5本程度のパトローネをセ
ットして現像処理するのが一般的である。
【0005】このため、感光材料処理装置を極力コンパ
クトにする必要があるが、予め各処理槽に例えば少なく
とも1日分以上の処理液を貯留するようになっているか
ら、コンパクト化には一定の限界がある。また、処理量
に関係なく、常時処理槽に処理液を貯留しておくことか
ら、処理液が無駄になることが多く、また空気と接触し
て酸化し、処理液の劣化の一原因となっている。
【0006】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、装置のコンパクト化を可能にし、しかも処理液の
安定性が飛躍的に向上する感光材料処理装置を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、複数の処理槽を有し、ハロ
ゲン化銀感光材料を前記複数の処理槽内を通過させて現
像処理を行なう感光材料処理装置において、少なくとも
前記ハロゲン化銀感光材料を所定本数又は所定数量現像
処埋するに必要な分量の固形化した固形処理剤を、ハロ
ゲン化銀感光材料が現像処理される前に、各々の処理液
が排出された処埋槽に供給する固形処理剤供給手段と、
実質的に前記固形処理剤供給手段により供給される固形
処理剤によって現像処理されるに必要な分量の水分を、
ハロゲン化銀感光材料が現像処理される前に、各々の処
理液が排出された処理槽に供給する水分供給手段と、前
記ハロゲン化銀感光材料を前記複数の処理槽内を通過し
て現像処埋が行われた後、前記複数の処埋槽内の処理液
を排出する処理液排出手段と、を有することを特徴とし
ている。
【0008】請求項2記載の発明は、ハロゲン化銀感光
材料を、複数の処理槽に収容され予め設定された温度に
調節された処理液内を順次通過させて、現像処理を行う
感光材料処理装置において、前記ハロゲン化銀感光材料
を前記処理槽に通過させる前に、前記ハロゲン化銀感光
材料を予め温める感光材料加熱手段を有することを特徴
としている。
【0009】また、請求項3記載の発明の感光材料処理
装置は、ハロゲン化銀感光材料を、現像処理するための
処埋液を収納する複数の処理槽と、現像処理されるハロ
ゲン化銀感光材科の処埋量情報を検出する検出手段と、
この検出手段の検出量に応じで予め一定量に分割秤量さ
れた固形処理剤を前記処理槽に供給する固形処理剤供給
手段と、この固形処理剤供給手段により前記処理槽に供
給された固形処理剤の能力に応じてハロゲン化銀感光材
料の現像処理を禁止する禁止手段と、を有することを特
徴としている。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、ハロゲン化銀感光材
料が現像処理される前に、ハロゲン化銀感光材料を所定
本数又は所定数量現像処埋するに必要な分量の固形化し
た固形処理剤を、各々の処理液が排出されている処埋槽
に供給する。一方、実質的に固形処理剤によって現像処
理されるに必要な分量の水分を、ハロゲン化銀感光材料
が現像処理される前に、各々の処理液が排出されている
処理槽に供給して処理液を作り、現像処理する。このハ
ロゲン化銀感光材料を複数の処理槽内を通過して現像処
埋が行われた後、複数の処埋槽内の処理液を排出する。
【0011】また、請求項2記載の発明では、ハロゲン
化銀感光材料を処理槽に通過させる前に、ハロゲン化銀
感光材料を予め温め、ハロゲン化銀感光材料の処理性能
を上げる。
【0012】また、請求項3記載の発明では、現像処理
されるハロゲン化銀感光材科の処埋量情報を検出し、検
出手段の検出量に応じで予め一定量に分割秤量された固
形処理剤を処理槽に供給し、この処理槽に供給された固
形処理剤の能力に応じてハロゲン化銀感光材料の現像処
理を禁止する。
【0013】
【実施例】以下、この発明の感光材料処理装置を図面に
基づいて説明する。図1は感光材料処理装置の正面図で
ある。
【0014】この感光材料処理装置1は、ネガ現像機2
とプリンタペーパー現像機3が一体となっており、左側
にネガ現像機2が、右側にプリンタペーパー現像機3が
配置されている。ネガ現像機2にはパトローネ挿着部4
が設けられ、パトローネ挿着部4に露光済のフィルムを
収納したパトローネ5をセットする。ネガ処理モードの
場合には自動的に現像処理してネガフィルムFを得、こ
のネガフィルムFはネガ取出部6に排出される。また、
ネガプリント処理モードの場合には自動的に現像処理し
てネガフィルムFを得、このネガフィルムFはプリンタ
ペーパー現像機3に搬送される。処理されたパトローネ
5は落下して回収部7に回収される。
【0015】プリンタペーパー現像機3にはネガフィル
ム挿着部8が設けられ、このネガフィルム挿着部8にネ
ガ現像機2からネガフィルムFが供給される。また、ネ
ガフィルム挿着部8はユーザーが再度プリントする場合
に所定長さにカットされたネガフィルムFをセットする
ことができる。ネガプリント処理モードの場合にはネガ
現像機2からネガフィルムFがネガフィルム挿着部8に
搬送され、このネガフィルムFの画像を印画紙Pに焼き
付けて現像処理し、ネガフィルムFはネガ排出部9へ排
出され、プリントされた印画紙Pはプリント排出部10
へ排出される。この印画紙Pは所定長さにカットされた
ものでも、1駒毎にカットしたものでもよい。プリント
処理モードの場合にはネガフィルム挿着部8にセットさ
れたネガフィルムFの画像を印画紙Pに焼き付けて現像
処理し、ネガフィルムFはネガ排出部9へ排出され、プ
リントされた印画紙Pはプリント排出部10へ排出され
る。
【0016】ネガ現像機2にはコイン投入口11及び操
作部11が設けられ、処理時にコイン投入口11からコ
イン12を投入すると稼働可能になる。操作部13には
電源スイッチ14、ネガ処理モードボタン15、ネガプ
リント処理モードボタン16、プリント処理モードボタ
ン17、テンキー18及び処理スタートボタン19が設
けられている。電源スイッチ14の操作は、例えば営業
の開始時に行なわれ、電源スイッチ14が入力された状
態でコイン12を投入すると、ネガ現像機2とプリンタ
ペーパー現像機3が稼働状態になる。ネガ処理モードボ
タン15の操作でネガ処理モードが選択され、ネガプリ
ント処理モードボタン16の操作でネガプリント処理モ
ードが選択され、またプリント処理モードボタン17の
操作でプリント処理モードが選択される。テンキー18
ではネガ処理モードで処理されるパトローネ5の処理本
数、またネガプリント処理モードで処理されるパトロー
ネ5の処理本数とプリント枚数、またプリント処理モー
ドで処理されるネガフィルムFのプリント枚数が入力さ
れる。処理スタートボタン19の操作で、選択された処
理モードの処理が開始される。
【0017】また、ネガ現像機2には、ネガ現像機2の
固形処理剤の残量不足の警告表示20と、プリンタペー
パー現像機3の固形処理剤の残量不足の警告表示21と
が設けられている。
【0018】次に、ネガ現像機2について説明する。図
2はネガ現像機の概略図である。このネガ現像機2は、
複数の処理槽20を有し、ハロゲン化銀感光材料である
露光されたネガフィルムFを複数の処理槽20内を通過
させて現像処理を行なうようになっている。このネガ現
像機2の内部にはパトローネ挿着部4に供給台21が設
けられ、この供給台21に露光済みのフィルムを収納し
たパトローネ5がセットされ、この供給台21はネガフ
ィルムFの搬送方向へ移動可能になっている。
【0019】パトローネ5からフィルム引出装置22で
内部に収納されたフィルムの先端部を引き出し、送りロ
ーラ23で搬送ローラ24に係合させる。この搬送ロー
ラ24によってネガフィルムFが搬送されてパトローネ
5からネガフィルムFが引出され、この引出しが終了す
ると、供給台21がネガフィルムFに引かれて前進し、
カッタ25でネガフィルムFの終端部が切断されると、
供給台21が初期位置へ復帰してカッタ25によって切
り離された使用済みパトローネ5は排出路26を通って
回収部7に回収される。ネガフィルムFは搬送ローラ2
4によって現像槽27に送り込まれ、この現像槽27内
のローラ28によって液浸搬送される。さらに、漂白槽
29内を同様に液浸搬送され、定着槽30を経て、安定
化槽31からなる安定化処理部を同様に液浸搬送され、
スクイズ部32を経て乾燥部33に搬送される。乾燥部
33の温風機34から熱風が熱風空気室35に送り込ま
れ、この熱風空気室35から熱風噴射ノズル36で、ネ
ガフィルムFに熱風が吹付けられる。乾燥部33で乾燥
されたは適度の乾燥状態に仕上げられて、ネガプリント
処理モードの場合にはプリンタペーパー現像機3へ搬送
され、ネガ処理モードの場合には下方に配置されたネガ
取出部6に回収される。
【0020】このネガ現像機2には、少なくとも処理さ
れるハロゲン化銀感光材料であるネガフィルムFを所定
本数現像処埋するに必要な分量の固形化した固形処理剤
40を、ネガフィルムFが現像処理される前に、各々の
処理液が排出された処埋槽20に供給する固形処理剤供
給手段41と、実質的に固形処理剤供給手段41により
供給される固形処理剤40によって現像処理されるに必
要な分量の水分を、ネガフィルムFが現像処理される前
に、各々の処理液が排出された処理槽20に供給する水
分供給手段42と、ネガフィルムFを複数の処理槽20
内を通過して現像処埋が行われた後、複数の処埋槽20
内の処理液を排出する排出手段43とを有している。
【0021】複数の処埋槽20は皿状のものが用いら
れ、それぞれ例えば例えば3〜5リットル程度で通常の
処理槽の半分から1/3程度になっており、極めて小容
量になっており、これでネガ現像機2の小型化が可能に
なっている。
【0022】また、ネガ現像機2では白黒ネガフィル
ム、カラーネガフィルムの現像処理を行なうように構成
でき、これに応じて処理槽20も現像、脱銀、洗浄、安
定化等の工程により処理される。現像には、黒白現像
液、カラー現像液、脱銀処理には漂白液、漂白定着液、
定着液、洗浄には水道水またはイオン交換水、安定化処
理には安定液がそれぞれ使用される。これら各処理工程
を行うための処理機能を有する液体のことを処理液とい
い、各処理液は通常30〜40℃に温度調節され、白黒
ネガフィルム、カラーネガフィルムの感光材料はこれら
の処理液中に浸漬され処理される。このような処理は通
常処理液を収納した処理槽間を順次搬送させることによ
って行われる。
【0023】固形処理剤40としては、錠剤、顆粒剤、
粒剤、粉剤のみならず、錠剤、顆粒剤及び粉剤をアルカ
リ可溶性フイルムや水溶性フィルムのような可溶性フィ
ルムで包装又は被覆されたものも含む。また、ペースト
やスラリー等もこの発明で言う固形処理剤に含む。粉剤
とは、微粒結晶の集合体のことをいう。顆粒とは、粉末
に造粒工程を加えたもので、粒径50〜5000μmの
粒状物のことをいう。また錠剤とは、粉末を一定の形状
に圧縮成形したもののことを言う。
【0024】固形処理剤の中でも錠剤である方が、補充
精度が高くしかも取扱い性が簡単であることから好まし
く用いられる。
【0025】写真処理剤を固形化するには、濃厚液また
は微粉ないし粒状写真処理剤と水溶性結着剤を混練し成
形化するか、仮成形した写真処理剤の表面に水溶性結着
剤を噴霧したりすることで被覆層を形成する等、任意の
手段が採用できる(特願平2−135887号、同2−
203165号、同2−203166号、同2−203
167号、同2−203168号、同2−300409
号参照)。
【0026】好ましい錠剤の製造法としては粉末状の固
形処理剤を造粒した後打錠工程を行い形成する方法であ
る。単に固形処理剤成分を混合し打錠工程により形成さ
れた固形処理剤より溶解性や保存性が改良され結果とし
て写真性能も安定になるという利点がある。
【0027】錠剤形成のための造粒方法は転動造粒、押
し出し造粒、圧縮造粒、解砕造粒、撹拌造粒、流動層造
粒、噴霧乾燥造粒等公知の方法を用いることができる。
錠剤形成のためには、得られた造粒物の平均粒径はl0
0〜800μmのものを用いることが好ましく、より好
ましくは200〜750μmである。平均粒径が100
μmより小さかったり、或いは800μmより大きいと
上記の造粒物を混合し、加圧圧縮する際、成分の不均一
化、いわゆる偏析が起こり好ましくない。さらに粒度分
布は造粒物粒子の60%以上が±100〜150μmの
偏差内にあるものが好ましい。次に得られた造粒物を加
圧圧縮する際には公知の圧縮機、例えば油圧プレス機、
単発式打錠機、ロータリー式打錠機、プリケツテングマ
シンを用いることができる。加圧圧縮されて得られる固
形処理剤は任意の形状を取ることが可能であるが、生産
性、取扱い性の観点から円筒型、いわゆる錠剤が好まし
い。
【0028】さらに好ましくは造粒時、各成分毎例えば
アルカリ剤、還元剤、漂白剤、保恒剤等を分別造粒する
ことによって更に上記効果が顕著になる。
【0029】錠剤処理剤の製造方法は、例えば、特開昭
51−61837号、同54−155038号、同52
−88025号、英国特許1213808号等の明細書
に記載される一般的な方法で製造でき、更に顆粒処理剤
は、例えば、特開平2−109042号、同2−109
043号、同3−39735号及び同3‐39739号
等の明細書に記載される一般的な方法で製造できる。更
にまた粉末処理剤は、例えば、特開昭54−13333
2号、英国特許725892号、同729862号及び
ドイツ特許3733861号等の明細書に記載されるが
如き一般的な方法で製造できる上記の固形処理剤の高密
度は、その溶解性の観点から固形処理剤が錠剤である場
合工1.0g/cm3〜2.5g/cm3が好ましく1.
0g/cm3より大きいと得られる固形物の強度の点
で、2.5g/cm3より小さいと得られる固形物の溶
解性の点でより好ましい。固形処理剤が顆粒又は粉末で
ある場合高密度は0.40〜0.95g/cm3のもの
が好ましい。
【0030】この発明に用いられる固形処理剤40は発
色現像剤、黒白現像剤、漂白剤、定着剤、漂白定着剤、
安定剤等写真用処理剤に用いられる。この固形処理剤4
0はそれぞれの処理槽20に応じて必要な分量にケース
または包装されて処理剤キット50にすることが運搬や
セット等のときの取扱が容易である。この処理剤キット
50は例えばネガフィルムを1本処理するものと、2本
処理するものとを準備し、この処理キットの選択と、組
み合わせで1本から5本程度の現像処理を可能にしてい
る。
【0031】固形処理剤40はネガフィルムFが現像処
理される前に、各々の処埋槽20に固形処理剤供給手段
41の搬送手段44により引き出され、取出部材45の
作動で供給する。この固形処理剤40の処理剤キット5
0は収納部46に複数収納されており、ガイド47上を
搬送手段44で処理槽20上を移動して、それぞれの処
理槽20上で固形処理剤40が順次供給される。
【0032】図3は固形処理剤40が錠剤である場合の
処理剤キット50から錠剤を供給する場合を示してお
り、処理剤キット50を所定の取出位置へ移動し、取出
部材45で順次包装材51を破壊して錠剤を取り出して
それぞれの処理槽20へ供給し、全ての処理槽20への
供給が終了するとその包装材51を回収部48へ回収す
る。
【0033】図4は固形処理剤40が顆粒剤である場合
の処理剤キット50から顆粒剤を供給する場合を示して
おり、処理剤キット50を所定の取出位置へ移動し、こ
の位置で取出部材45で押圧して次包装材51を破壊す
る。これにより顆粒剤を取り出してそれぞれの処理槽2
0へ供給し、全ての処理槽20への供給が終了するとそ
の包装材51を回収部48へ回収する。
【0034】図5は固形処理剤40が粉剤である場合の
処理剤キット50から紛剤を供給する場合を示してお
り、処理剤キット50を所定の取出位置へ移動し、この
位置で針45aを有する取出部材45で押圧して包装材
51を破壊する。これにより紛剤を取り出してそれぞれ
の処理槽20へ供給し、全ての処理槽20への供給が終
了するとその包装材51を回収部48へ回収する。
【0035】このようにして、固形処理剤供給手段41
で、所定本数現像処埋するに必要な分量の固形化した固
形処理剤40をネガフィルムFが現像処理される前に、
各々の処埋槽20に供給している。
【0036】処理剤キット50の包装材51は水溶性フ
ィルムが用いられ、水溶性フィルムは、ポリビニルアル
コール系、メチルセルロース系、ポリエチレンオキサイ
ド系、デンプン系、ポリビニルピロリドン系、ヒドロキ
シプロピルセルロース系、プルラン系、デキストラン系
及びアラビアガム系、ポリ酢酸ビニル系、ヒドロキシエ
チルセルロース系、カルボキシエチルセルロース系、カ
ルボキシメチルヒドロキシエチルセルロースナトリウム
塩系、ポリ(アルキル)オキサゾリン系、ポリエチレン
グリコール系の基材からなるフィルムが好ましく用いら
れ、これらの中でも、特にポリビニルアルコール系及び
プルラン系のものが被覆の効果の点からより好ましく用
いられる。
【0037】又、この発明の実施においては、防湿包装
材が、分解性プラスチツク、特に生分解又は光分解性プ
ラスチツクのものを用いることも好しい。
【0038】前記生分解性プラスチツクは、天然高分
子からなるもの、微生物産出ポリマー、生分解性の
よい合成ポリマー、プラスチックヘの生分解性天然高
分子の配合等が挙げられ、光分解性プラスチツクは、
紫外線で励起され、切断に結びつく基が主鎖に存在する
もの等が挙げられる。更に上記に掲げた高分子以外にも
光分解性と生分解性との二つの機能を同時に有したもの
も良好に使用できる。
【0039】これらの具体的代表例をそれぞれ挙げる
と、以下のようになる。
【0040】生分解性プラスチックとしては、 天然高分子 多糖類、セルロース、ポリ乳酸、キチン、キトサン、ポ
リアミノ酸、或いはその修飾体等 微生物産出ポリマー PHB−PHV(3‐ヒドロキシブチレートと3‐ヒド
ロキシバレレートとの共重合物)を成分とする「Bio
pol」、微生物産出セルロース等 生分解性のよい合成ポリマー ポリビニルアルコール、ポリカプロラクトン等、或いは
それらの共重合物ないし混合物 プラスチックヘの生分解性天然高分子の配合 生分解性のよい天然高分子としては、デンプンやセルロ
ースがあり、プラスチックに加え形状崩壊性を付与した
ものである。
【0041】また、の光分解性の例としては、光崩壊
性のためのカルボニル基の導入等があり、更に崩壊促進
のために紫外線吸収剤が添加されることもある。
【0042】このような分解性プラスチックについて
は、「科学と工業」第64巻第l0号第478〜484
頁(1990年)、「機能材料」1990年7月号第2
3〜34頁等に一般的に記載されるものが使用できる。
また、Biopol(バイオポール)(ICI社製)、
Eco(エコ)(UnionCarbide社製)、E
colite(エコライト)(EcoPlastic社
製)、Ecostar(エコスター)(St.Lawr
enceStarch社製)、ナツクルP(日本ユニカ
ー社製)等の市販されている分解性プラスチックを使用
することができる。
【0043】上記防湿包装材は、好ましくは水分透過係
数が10g・mm/m2 24hr以下のものであり、
ょり好ましくは5g・mm/m2 24hr以下のもの
でぁる。
【0044】固形処理剤はキットにしないで、それぞれ
の固形処理剤を単独で包装したものでもよい。また、固
形処理剤を処理槽に供給する固形処理剤供給手段として
は、例えば、固形処理剤が錠剤である場合、実開昭63
−137783号公報、同63‐97522号公報、実
開平l−85732号公報等公知の方法があるが要は錠
剤を処理槽に供給せしめる機能が最低限付与されていれ
ばいかなる方法でも良い。又固形処理剤が顆粒又は粉末
である場合には実開昭62−81964号、同63‐8
4151号、特開平l−292375号、記載の重力落
下方式や実開昭63‐105159号、同63‐l95
345号等記載のスクリリュー又はネジによる方式が公
知の方法としてあるがこれらに限定されるものではな
い。
【0045】実質的に固形処理剤供給手段41により供
給される固形処理剤によって現像処理されるに必要な分
量の水分を、ハロゲン化銀感光材料が現像処理される前
に、各々の処理剤が排出された処理槽20に供給する水
分供給手段42を有している。この水分供給手段42の
水タンク60が処理槽20の下方に配置されており、こ
の水タンク60からポンプ61の駆動で供給パイプ62
を介して処理槽20の上部に導かれ、それぞれの分岐パ
イプ63〜66に設けられた電磁バルブ67〜70の開
度でそれぞれの処理槽20に応じた水量を供給する。そ
れぞれの処理槽20には液面レベルセンサ100が設け
られ、所定量の供給でポンプ61の駆動を停止する。
【0046】また、供給パイプ62には熱交換器71が
設けられ、この熱交換器71の作動で水を所定の温度に
して供給する。このように、水を所定の温度にして供給
することで、固形処理剤40の溶解速度を向上させると
共に、所定の処理温度にする。
【0047】それぞれの処理槽20には撹拌手段72が
設けられ、このそれぞれの撹拌手段72によって固形処
理剤40の溶解速度を向上させている。この実施例では
撹拌手段72として撹拌羽根を用いてモータ73で回転
するようにしているが、これに限定されず、循環パイプ
と循環ポンプを用いて処理液を循環して撹拌し、溶解速
度を向上させるようにしてもよい。また、それぞれの処
理槽20には温度センサ101が設けられ、この温度セ
ンサ101からの温度情報に基づき、ヒータ102を介
して処理液の温度を所定温度に保持するようにして写真
性能を向上させている。
【0048】ネガ現像機2はハロゲン化銀感光材料のネ
ガフィルムFを処理槽20に通過させる前に、ネガフィ
ルムFを予め温める感光材料加熱手段80を有してお
り、この感光材料加熱手段80として例えばヒータが用
いられ、ネガフィルムFを現像処理する前に所定の温度
にして置くことで、現像速度を向上させることができ、
その分搬送速度を速くすることができる。
【0049】ネガ現像機2はネガフィルムFを複数の処
理槽20内を通過して現像処埋が行われた後、複数の処
埋液槽20内の処理液を排出する排出手段43を有して
おり、この排出手段43の廃液タンク90にそれぞれの
処理槽20に廃液パイプ91で連結され、廃液パイプ9
1に設けた電磁バルブ92〜95の作動で廃液が廃液タ
ンク90に貯留される。この廃液タンク90に所定量の
廃液が貯留されると、蒸発濃縮装置96に供給される。
この蒸発濃縮装置96で廃液が蒸発濃縮されて回収さ
れ、この蒸発濃縮処理によって生じる蒸留水は水タンク
60に戻される。このようにして水を再利用できて効果
的な処理が可能であると共に、蒸留水の温度が高いので
熱交換器は容量の小さいものを用いることができ好まし
い。また、処理槽20の廃液は全て蒸発濃縮装置96で
蒸発濃縮しないで回収してもよく、また一部の廃液を蒸
発濃縮装置96で蒸発濃縮して回収してもよい。
【0050】処埋液槽20内の処理液を排出すると、は
熱交換器71を作動させないで、ポンプ61を駆動し
て、供給パイプ62を介して水が処理槽20へ供給さ
れ、処理槽20が洗浄される。この洗浄は処理液が処理
槽20から排出される毎に行なわれる。
【0051】また、このネガ現像機2は、 現像処理さ
れるハロゲン化銀感光材科の処埋量情報を検出する検出
手段110を有しており、この検出手段110の検出量
に応じで固形処理剤供給手段41を制御して、予め一定
量に分割秤量された固形処理剤40を処理槽20に供給
する。また、この固形処理剤供給手段41により処理槽
20に供給された固形処理剤40の能力に応じて禁止手
段120を構成するネガ現像機2の固形処理剤の残量不
足の警告表示20に警告表示してネガフィルムFの現像
処理を禁止する。また、禁止手段は供給手段120およ
び/または検出手段110からの情報に基づいてネガフ
ィルムFの現像処理を禁止する。
【0052】検出手段110はネガ現像機2の入口に設
けられ、処理されるネガフィルムFの処理量を検出する
ために用いられる。この検出手段110は、左右方向に
複数の検出部材を配してなり、感光材料の幅を検出する
とともに、検出されている時間をカウントするための要
素として機能する。感光材料の搬送速度は機械的に予め
設定されているので、幅情報と時間情報とから感光材料
の処理面積が算出できる。なお、この検出手段110
は、赤外線センサー、マイクロスイッチ、超音波センサ
ー等の感光材料の幅及び搬送時間を検出できるものであ
ればよい。また、間接的に感光材料の処理面積が検出で
きるもの、例えば図1のようなプリンタペーパー現像機
3の場合、焼付を行った感光材料の量、あるいは、予め
決まっている面積を有する感光材料の処理数を検出する
ものでもよい。さらに、検出するタイミングは、この実
施例では処理される前であるが、処理した後、あるいは
処理液中に浸漬されている間でも良い(このような場合
は、検出手段110を設ける位置を処理後に検出できる
位置や処理中に検出できる位置に適宜変更することによ
りできる)。さらに、検出される情報として、上述の説
明では、感光材料の処理面積について述ベたが、これに
限られるものではなく、処理される、処理された、ある
いは、処理中の感光材料の処理量に比例した値であれば
よく、処理槽に収容された処理液の濃度あるいは濃度変
化等であってもよい。
【0053】また、 図6は、図2のネガ現像機2の他
の実施例の断面図である。図6には、構成をわかりやす
くするために、感光材料を搬送する搬送手段等は省略し
てある。また、この実施例においては、固形処理剤とし
て錠剤21を用いた場合について説明する。処理槽20
は、感光材料を処理する処理部220と、この処理部2
22を形成する仕切壁の外側に一体的に設けた処理剤受
容部230とを有する。処理剤受容部230に配置され
た筒状のフィルター250は、処理剤受容部230の下
方に交換可能に設けられ、処理液中の不溶物、例えば紙
くず等を除去する機能を果たす。このフィルター250
の中は、処理剤受容部230の下方壁を貫通して設けら
れた供給パイプ260を介して供給ポンプ270の吸引
側に連通している。
【0054】このような構成により、処理剤受容部23
0で処理液を現像処理の前に予め作っておき、現像処理
する前に供給ポンプ270が作動させて供給パイプ26
0を介して処理槽20へ供給する。処理剤受容部230
の上方壁を貫通して棒状のヒータ290が設けられ、こ
のヒータ290は処理剤受容部230の処理液を加温す
るものであり、処理液を処理に適した温度範囲(例えば
25〜55℃)に保持する。検出手段110はネガ現像
機2の入口に設けられ、処理される感光材料の処理量を
検出するために用いられる。
【0055】次に、この発明を適用できるプリンタペー
パー現像機の一例を図面に基づいて説明する。図7はプ
リンタペーパー現像機の概略図である。
【0056】このプリンタペーパー現像機3には左側に
写真焼付機300が、右側に印画紙自動現像機301が
配置されている。写真焼付機300の左下部には、未露
光のハロゲン化銀写真感光材料である印画紙Pをロール
状に収納したマガジン302がセットされる。マガジン
302から引き出された印画紙Pは、送りローラ303
及びカッター部304を介して所定のサイズに切断さ
れ、シート状印画紙となる。このシート状印画紙は、べ
ルト搬送手段305によって搬送され、露光部306に
おいて光学系307を介してネガフィルムFの画像が露
光される。
【0057】このネガフィルムFには焼付情報が記録さ
れており、この焼付情報は読取手段308で読み取ら
れ、この焼付情報は制御手段309に送られる。制御手
段309では焼付情報に基づいてテーブルから露光量を
演算し、露光部306の制御を行ない、演算で得られた
露光量で焼付を行なう。焼付情報としては、フィルムの
種類、白黒カラー、アーサー感度、フィルムメーカ等が
ある。また、読取手段308としてワンチャンネルスキ
ャナーを用いることができ、ワンチャンネルスキャナー
ではテーブルを用いないで補正して、適切な露光量で焼
付を行なう。
【0058】露光されたシート状印画紙はさらに複数対
の送りローラ310により搬送され、印画紙自動現像機
301内に導入される。印画紙自動現像機301では、
シート状印画紙は、処理槽320である夫々発色現像槽
312、漂白定着槽313、安定槽314,315,3
16内(実質的に3槽構成の)をローラ搬送手段317
により順次搬送され、それぞれ、発色現像処理、漂白定
着処理、安定化処理がなされる。前記各処理がなされた
シート状印画紙は、乾操部318において乾燥されて機
外に排出される。
【0059】なお、図中の一点鎖線は、ハロゲン化銀写
真感光材料の搬送経路319を示す。また、実施例にお
いては、感光材料はカツトされた状態で印画紙自動現像
機301内に導かれるものであるが、帯状で印画紙自動
現像機301内に導かれるものであってもよい。その場
合、印画紙自動現像機301と写真焼付機300との間
に、感光材料を一時的に滞留させるアキュムレータを設
けると処理効率が上がる。また、また、この発明の説明
として、発色現像槽、漂白定着槽、安定槽を有する実質
的に3槽構成の自動現像機について行うが、これに限ら
れるものではなく、発色現像槽、漂白槽、定着槽、安定
槽を有する実質的に4槽構成であってもこの発明は適用
できるものである。
【0060】また、このプリンタペーパー現像機3でネ
ガ現像機2と同じ符号を付した部材は、同様に構成され
るから詳細な説明は省略する。
【0061】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明
は、現像処理される前に、ハロゲン化銀感光材料を所定
本数又は所定数量現像処埋するに必要な分量の固形化し
た固形処理剤と、固形処理剤によって現像処理されるに
必要な分量の水分を、各々の処理液が排出されている処
理槽に供給して処理液を作り現像処理し、現像処埋が行
われた後、複数の処埋槽内の処理液を排出するから、現
像処理に必要な処理液で処理されるから処理槽を極めて
小容量にすることができ、装置のコンパクト化を可能に
し、しかも処理液の安定性が飛躍的に向上することがで
きる。
【0062】また、請求項2記載の発明は、ハロゲン化
銀感光材料を処理槽に通過させる前に、ハロゲン化銀感
光材料を予め温めるから、ハロゲン化銀感光材料の処理
性能を上げることができる。
【0063】また、請求項3記載の発明は、現像処理さ
れるハロゲン化銀感光材科の処埋量情報を検出し、検出
手段の検出量に応じで予め一定量に分割秤量された固形
処理剤を処理槽に供給し、この処理槽に供給された固形
処理剤の能力に応じてハロゲン化銀感光材料の現像処理
を禁止するから、適切な現像処理ができ、写真性能が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】感光材料処理装置の正面図である。
【図2】ネガ現像機の概略図である。
【図3】固形処理剤が錠剤である場合の処理剤キットか
ら錠剤を供給する場合を示す図である。
【図4】固形処理剤が顆粒剤である場合の処理剤キット
から顆粒剤を供給する場合を示す図である。
【図5】固形処理剤が粉剤である場合の処理剤キットか
ら紛剤を供給する場合を示す図である。
【図6】図2のネガ現像機の他の実施例の断面図である
【図7】プリンタペーパー現像機の概略図である。
【符号の説明】
1 感光材料処理装置 20 処理槽 40 固形処理剤 41 固形処理剤供給手段 43 処理液排出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 文美子 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の処理槽を有し、ハロゲン化銀感光
    材料を前記複数の処理槽内を通過させて現像処理を行な
    う感光材料処理装置において、少なくとも前記ハロゲン
    化銀感光材料を所定本数又は所定数量現像処埋するに必
    要な分量の固形化した固形処理剤を、ハロゲン化銀感光
    材料が現像処理される前に、各々の処理液が排出された
    処埋槽に供給する固形処理剤供給手段と、実質的に前記
    固形処理剤供給手段により供給される固形処理剤によっ
    て現像処理されるに必要な分量の水分を、ハロゲン化銀
    感光材料が現像処理される前に、各々の処理液が排出さ
    れた処理槽に供給する水分供給手段と、前記ハロゲン化
    銀感光材料を前記複数の処理槽内を通過して現像処埋が
    行われた後、前記複数の処埋槽内の処理液を排出する処
    理液排出手段と、を有することを特徴とする感光材料処
    理装置。
  2. 【請求項2】 ハロゲン化銀感光材料を、複数の処理槽
    に収容され予め設定された温度に調節された処理液内を
    順次通過させて、現像処理を行う感光材料処理装置にお
    いて、前記ハロゲン化銀感光材料を前記処理槽に通過さ
    せる前に、前記ハロゲン化銀感光材料を予め温める感光
    材料加熱手段を有することを特徴とする感光材料処理装
    置。
  3. 【請求項3】 ハロゲン化銀感光材料を、現像処理する
    ための処埋液を収納する複数の処理槽と、現像処理され
    るハロゲン化銀感光材科の処埋量情報を検出する検出手
    段と、この検出手段の検出量に応じで予め一定量に分割
    秤量された固形処理剤を前記処理槽に供給する固形処理
    剤供給手段と、この固形処理剤供給手段により前記処理
    槽に供給された固形処理剤の能力に応じてハロゲン化銀
    感光材料の現像処理を禁止する禁止手段と、を有するこ
    とを特徴とする感光材料処理装置。
JP31575792A 1992-11-01 1992-11-01 感光材料処理装置 Pending JPH06148850A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7274481B2 (en) 1999-07-09 2007-09-25 Fujifilm Corporation Print order system and method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7274481B2 (en) 1999-07-09 2007-09-25 Fujifilm Corporation Print order system and method

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