JPH06148814A - ストラップとそれを取り付けるレンズ付きフイルムユニット - Google Patents
ストラップとそれを取り付けるレンズ付きフイルムユニットInfo
- Publication number
- JPH06148814A JPH06148814A JP29969492A JP29969492A JPH06148814A JP H06148814 A JPH06148814 A JP H06148814A JP 29969492 A JP29969492 A JP 29969492A JP 29969492 A JP29969492 A JP 29969492A JP H06148814 A JPH06148814 A JP H06148814A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strap
- lens
- unit
- film unit
- engaging
- Prior art date
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- Pending
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- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Accessories Of Cameras (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワンタッチで取り付け可能で、かつ安価なス
トラップとそれを取りつけるレンズ付きフイルムユニッ
トを提供する。 【構成】 ユニット本体2は主にプラスチック成形さ
れ、全体を包装体3によって覆われている。ユニット本
体2の前カバーの1稜で接する側面と上面にはストラッ
プ20係止用の係合穴が設けられており、包装体3のそ
れに対向する位置に略同サイズの穴21,22が開設さ
れている。ストラップ20は、取付部23と吊りひも部
24をポリプロピレン等のプラスチック材料を使用し
て、一体に成形した構造となっている。取付部23の対
向する2つの面には、ユニット本体2の係合穴と係合す
る係合突起が一体に形成されている。
トラップとそれを取りつけるレンズ付きフイルムユニッ
トを提供する。 【構成】 ユニット本体2は主にプラスチック成形さ
れ、全体を包装体3によって覆われている。ユニット本
体2の前カバーの1稜で接する側面と上面にはストラッ
プ20係止用の係合穴が設けられており、包装体3のそ
れに対向する位置に略同サイズの穴21,22が開設さ
れている。ストラップ20は、取付部23と吊りひも部
24をポリプロピレン等のプラスチック材料を使用し
て、一体に成形した構造となっている。取付部23の対
向する2つの面には、ユニット本体2の係合穴と係合す
る係合突起が一体に形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ付きフイルムユ
ニットとそれに外部から取り付け可能なストラップに関
するものである。
ニットとそれに外部から取り付け可能なストラップに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】いつでも手軽に写真撮影ができるよう
に、簡単な撮影機構を組み込んだユニット本体に予めフ
イルムを内蔵させたレンズ付きフイルムユニット「写ル
ンですHi」(商品名)が本出願人より製造販売され、
広く利用されている。このレンズ付きフイルムユニット
は、例えば特公平2−32615号公報で知られるよう
に非常に簡単な構造になっており、撮影後は従来の写真
フイルムと同様にフイルムユニットごとDPEを依頼で
きるようになっている。
に、簡単な撮影機構を組み込んだユニット本体に予めフ
イルムを内蔵させたレンズ付きフイルムユニット「写ル
ンですHi」(商品名)が本出願人より製造販売され、
広く利用されている。このレンズ付きフイルムユニット
は、例えば特公平2−32615号公報で知られるよう
に非常に簡単な構造になっており、撮影後は従来の写真
フイルムと同様にフイルムユニットごとDPEを依頼で
きるようになっている。
【0003】これらレンズ付きフイルムユニットでは、
フイルムを収納するユニット本体と後カバーとの間にパ
トローネから引き出された未露光のフイルムが、フイル
ムロール室とパトローネ室の間で露光位置に展延されて
いる。フイルムユニット内で予め引き出されてロール状
に収納されている未露光のフイルムに露光が施される
と、撮影毎にパトローネ内に巻き取られていき、全コマ
撮影が終了したところでパトローネ内に完全に収納する
ことができる。
フイルムを収納するユニット本体と後カバーとの間にパ
トローネから引き出された未露光のフイルムが、フイル
ムロール室とパトローネ室の間で露光位置に展延されて
いる。フイルムユニット内で予め引き出されてロール状
に収納されている未露光のフイルムに露光が施される
と、撮影毎にパトローネ内に巻き取られていき、全コマ
撮影が終了したところでパトローネ内に完全に収納する
ことができる。
【0004】このようなレンズ付きフイルムユニットに
ストラップを取り付けて使用したいという要望があり、
外部から取り付けるストラップを本体と一緒に取り扱い
店等で販売している。これはストラップをレンズ付きフ
イルムユニットに取り付けるために、ストラップの端部
に剥離紙を有する接着テープを設けて貼付るようにした
ものである。ユーザーはレンズ付きフイルムユニットと
ともに購入したストラップの端部に設けられた剥離紙を
先ず剥がし、レンズ付きフイルムユニットの適切な位置
に貼付て使用する。
ストラップを取り付けて使用したいという要望があり、
外部から取り付けるストラップを本体と一緒に取り扱い
店等で販売している。これはストラップをレンズ付きフ
イルムユニットに取り付けるために、ストラップの端部
に剥離紙を有する接着テープを設けて貼付るようにした
ものである。ユーザーはレンズ付きフイルムユニットと
ともに購入したストラップの端部に設けられた剥離紙を
先ず剥がし、レンズ付きフイルムユニットの適切な位置
に貼付て使用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ス
トラップでは取り付ける際に剥離紙を剥がした上でレン
ズ付きフイルムユニットに貼付るという手間がかかると
ともに、ストラップ自体の構成部品の点数も多くなりコ
スト的にも高くなるという欠点があった。
トラップでは取り付ける際に剥離紙を剥がした上でレン
ズ付きフイルムユニットに貼付るという手間がかかると
ともに、ストラップ自体の構成部品の点数も多くなりコ
スト的にも高くなるという欠点があった。
【0006】本発明は上記従来技術の問題点を考慮して
なされたもので、レンズ付きフイルムユニットにワンタ
ッチで取り付けが可能で、かつ安価なストラップとそれ
を取り付けるレンズ付きフイルムユニットを提供するこ
とを目的とする。
なされたもので、レンズ付きフイルムユニットにワンタ
ッチで取り付けが可能で、かつ安価なストラップとそれ
を取り付けるレンズ付きフイルムユニットを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ストラップの端部に設けた取付部と吊りひも部を一
体に成形し、前記取付部は直に接する2面で構成され、
前記2面の相対する側にレンズ付きフイルムユニットに
設けられた係合穴と係合する1ないし複数の係合突起を
設けたものである。特許請求の範囲第2項では前記取付
部の直に接する2面の内角が60°以上90°以下とし
たものである。
に、ストラップの端部に設けた取付部と吊りひも部を一
体に成形し、前記取付部は直に接する2面で構成され、
前記2面の相対する側にレンズ付きフイルムユニットに
設けられた係合穴と係合する1ないし複数の係合突起を
設けたものである。特許請求の範囲第2項では前記取付
部の直に接する2面の内角が60°以上90°以下とし
たものである。
【0008】予め未露光フイルムを内蔵し、簡単な撮影
機構を有するユニット本体を包装体により包み込み、請
求項1記載のストラップを取り付けることができるレン
ズ付きフイルムユニットにおいて、前記係合突起と係合
する1ないし複数の係合穴をユニット本体の本体部の1
稜に接する2面に設けたものである。また特許請求の範
囲第4項では係合突起と係合する1ないし複数の係合穴
をユニット本体の前カバーの1稜に接する2面に設けた
ものである。さらに特許請求の範囲第5項ではレンズ付
きフイルムユニットのユニット本体を覆う包装体に、前
記1ないし複数の係合穴に対向する位置に略同サイズの
穴を設けたものである。
機構を有するユニット本体を包装体により包み込み、請
求項1記載のストラップを取り付けることができるレン
ズ付きフイルムユニットにおいて、前記係合突起と係合
する1ないし複数の係合穴をユニット本体の本体部の1
稜に接する2面に設けたものである。また特許請求の範
囲第4項では係合突起と係合する1ないし複数の係合穴
をユニット本体の前カバーの1稜に接する2面に設けた
ものである。さらに特許請求の範囲第5項ではレンズ付
きフイルムユニットのユニット本体を覆う包装体に、前
記1ないし複数の係合穴に対向する位置に略同サイズの
穴を設けたものである。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。本発明を実施したレンズ付きフイルムユニット及び
ストラップ20の外観を示す図1において、ユニット本
体2は主にプラスチック成形され、全体を包装体3によ
って覆われている。包装体3は、レンズ付きフイルムユ
ニットの外観を綺麗にするためのものであり、外面に印
刷を施された紙箱等が用いられる。この包装体3には、
撮影レンズ4、シャッタボタン5、巻き上げノブ6、フ
ァインダー窓7、残りフイルム枚数を確認できる表示窓
8を露呈させるための穴が開設されており、これらの穴
を通して撮影が行えるようになっている。
る。本発明を実施したレンズ付きフイルムユニット及び
ストラップ20の外観を示す図1において、ユニット本
体2は主にプラスチック成形され、全体を包装体3によ
って覆われている。包装体3は、レンズ付きフイルムユ
ニットの外観を綺麗にするためのものであり、外面に印
刷を施された紙箱等が用いられる。この包装体3には、
撮影レンズ4、シャッタボタン5、巻き上げノブ6、フ
ァインダー窓7、残りフイルム枚数を確認できる表示窓
8を露呈させるための穴が開設されており、これらの穴
を通して撮影が行えるようになっている。
【0010】ユニット本体2は図2に示すように、本体
部9とそこに収納する未露光のフイルム10及びパトロ
ーネ11、さらに前後から覆う前カバー12、後カバー
13とから構成されている。本体部9にはパトローネ1
1を収納するパトローネ室14と、パトローネ11から
引き出されたフイルム10をロール状にしたフイルムロ
ール10aを収納するフイルムロール室15とが設けら
れている。パトローネ11から引き出されている未露光
のフイルム10はパトローネ室14とフイルムロール室
15の間に展延され、背面を後カバー13に設けられて
いるフイルム規制面17によって支持され適正な露光位
置に保たれる。
部9とそこに収納する未露光のフイルム10及びパトロ
ーネ11、さらに前後から覆う前カバー12、後カバー
13とから構成されている。本体部9にはパトローネ1
1を収納するパトローネ室14と、パトローネ11から
引き出されたフイルム10をロール状にしたフイルムロ
ール10aを収納するフイルムロール室15とが設けら
れている。パトローネ11から引き出されている未露光
のフイルム10はパトローネ室14とフイルムロール室
15の間に展延され、背面を後カバー13に設けられて
いるフイルム規制面17によって支持され適正な露光位
置に保たれる。
【0011】前記のように位置決めされたフイルム10
に露光を施すための露光ユニット16が、本体部9の前
面に固着されている。露光ユニット16を固着した本体
部9はさらにその前面を前カバー12によって覆われ、
撮影開口19を通った撮影光束が撮影レンズ4,露光ユ
ニット16を介してフイルム10に露光される。前カバ
ー12の側面と上面には、その2面が挟む1稜から等距
離のところにストラップ20係止用の係合穴31,32
が設けられている。前記包装体3には前カバー12に設
けられた係合穴31,32に対向する位置に略同サイズ
の穴21,22が開設されており、ストラップ20の取
付部23とユニット本体2との係合を可能にしている。
に露光を施すための露光ユニット16が、本体部9の前
面に固着されている。露光ユニット16を固着した本体
部9はさらにその前面を前カバー12によって覆われ、
撮影開口19を通った撮影光束が撮影レンズ4,露光ユ
ニット16を介してフイルム10に露光される。前カバ
ー12の側面と上面には、その2面が挟む1稜から等距
離のところにストラップ20係止用の係合穴31,32
が設けられている。前記包装体3には前カバー12に設
けられた係合穴31,32に対向する位置に略同サイズ
の穴21,22が開設されており、ストラップ20の取
付部23とユニット本体2との係合を可能にしている。
【0012】ストラップ20は図3ないし図5に示すよ
うに、取付部23と吊りひも部24を一体に成形した構
造となっている。取付部23と吊りひも部24は例えば
ポリプロピレン等の同一のプラスチック材料を使用し、
成型機で一体成形する。吊りひも部24の両端に設けら
れた取付部23の一方の近傍には2つの突起25,26
が一体に形成されており、他方にはそれと係合する2つ
の穴部27,28が開設されている。また両端の取付部
23には、前カバー12に設けられた係合穴31,32
と係合する係合突起29,30が一体に形成されてい
る。なお穴部27,28及び係合穴31,32ともに、
突起25,26及び係合突起29,30が挿入しやすい
ように穴の形状が入口の広がった皿型になっている。
うに、取付部23と吊りひも部24を一体に成形した構
造となっている。取付部23と吊りひも部24は例えば
ポリプロピレン等の同一のプラスチック材料を使用し、
成型機で一体成形する。吊りひも部24の両端に設けら
れた取付部23の一方の近傍には2つの突起25,26
が一体に形成されており、他方にはそれと係合する2つ
の穴部27,28が開設されている。また両端の取付部
23には、前カバー12に設けられた係合穴31,32
と係合する係合突起29,30が一体に形成されてい
る。なお穴部27,28及び係合穴31,32ともに、
突起25,26及び係合突起29,30が挿入しやすい
ように穴の形状が入口の広がった皿型になっている。
【0013】上記のようにプラスチック材料により一体
成形されたストラップ20は、吊りひも部24の幅Aが
5〜10mmで、その厚さBが0.5〜1mmになってい
る。また、吊りひも部24の延長線と取付部23とのな
す角Cは両端とも45°〜30°に成るように成形され
ている。一体成形したストラップ20はユーザーに販売
する時の状態(図5に示すように吊りひも部24をルー
プ状)にするため、製造工程において前記突起25,2
6と穴部27,28を係合させる。このようにして吊り
ひも部24の両端が接すると、取付部23は係合突起2
9,30を内側にして開角度90°〜60°で向かい合
う形になる。
成形されたストラップ20は、吊りひも部24の幅Aが
5〜10mmで、その厚さBが0.5〜1mmになってい
る。また、吊りひも部24の延長線と取付部23とのな
す角Cは両端とも45°〜30°に成るように成形され
ている。一体成形したストラップ20はユーザーに販売
する時の状態(図5に示すように吊りひも部24をルー
プ状)にするため、製造工程において前記突起25,2
6と穴部27,28を係合させる。このようにして吊り
ひも部24の両端が接すると、取付部23は係合突起2
9,30を内側にして開角度90°〜60°で向かい合
う形になる。
【0014】上記のように構成されたストラップ20と
それを取り付けるレンズ付きフイルムユニットの作用に
ついて説明する。販売店の店頭においては、本発明にか
かるストラップ20とレンズ付きフイルムユニットはセ
ットにして販売される。ストラップ20は製造工程にお
いて吊りひも部24の突起25,26と穴部27,28
を係合させた状態で販売されているので、ユーザーがス
トラップ20のループを作る手間はかからない。また、
突起25,26及び穴部27,28が吊りひも部24の
長手方向に2つずつ設けられているので、その係合によ
り両端の取付部23がズレることなく並行して合わせら
れる。
それを取り付けるレンズ付きフイルムユニットの作用に
ついて説明する。販売店の店頭においては、本発明にか
かるストラップ20とレンズ付きフイルムユニットはセ
ットにして販売される。ストラップ20は製造工程にお
いて吊りひも部24の突起25,26と穴部27,28
を係合させた状態で販売されているので、ユーザーがス
トラップ20のループを作る手間はかからない。また、
突起25,26及び穴部27,28が吊りひも部24の
長手方向に2つずつ設けられているので、その係合によ
り両端の取付部23がズレることなく並行して合わせら
れる。
【0015】ユーザーはレンズ付きフイルムユニットと
ストラップ20をセットで購入したら、図6に示すよう
に係合突起29,30を包装体3に開設された穴21,
22に合わせ矢印D,E方向から押圧すれば、ワンタッ
チで簡単にレンズ付きフイルムユニットに取り付けるこ
とができる。前カバー12に設けられた係合穴31,3
2は、係合突起29,30が挿入しやすいように入口の
広がった皿型になっているので係合突起29,30の挿
入もスムーズに行える。
ストラップ20をセットで購入したら、図6に示すよう
に係合突起29,30を包装体3に開設された穴21,
22に合わせ矢印D,E方向から押圧すれば、ワンタッ
チで簡単にレンズ付きフイルムユニットに取り付けるこ
とができる。前カバー12に設けられた係合穴31,3
2は、係合突起29,30が挿入しやすいように入口の
広がった皿型になっているので係合突起29,30の挿
入もスムーズに行える。
【0016】レンズ付きフイルムユニットに取り付けら
れたストラップ20は、図7に示すようにレンズ付きフ
イルムユニットの上面及び側面の2面に取付部23が当
接した状態で係止される。取付部23の形状は開角度9
0°〜60°で向かい合う形に成形されているので、前
カバー12と係合した際にユニット本体2側へ圧着する
効果があり取り付けがより強くなる。ストラップ20の
引っ張り力F1 は、係合穴31,32と係合突起29,
30との係止部ではそれぞれ挿入方向と直角の力F1 ,
F2 として作用する(ベクトル分解される)ので、係止
部の強度は充分確保できる。また、レンズ付きフイルム
ユニットからストラップ20を取り外す場合には、係止
部にそれぞれP2 ,P3 の力を加えればよく、容易に取
り外すことができる。
れたストラップ20は、図7に示すようにレンズ付きフ
イルムユニットの上面及び側面の2面に取付部23が当
接した状態で係止される。取付部23の形状は開角度9
0°〜60°で向かい合う形に成形されているので、前
カバー12と係合した際にユニット本体2側へ圧着する
効果があり取り付けがより強くなる。ストラップ20の
引っ張り力F1 は、係合穴31,32と係合突起29,
30との係止部ではそれぞれ挿入方向と直角の力F1 ,
F2 として作用する(ベクトル分解される)ので、係止
部の強度は充分確保できる。また、レンズ付きフイルム
ユニットからストラップ20を取り外す場合には、係止
部にそれぞれP2 ,P3 の力を加えればよく、容易に取
り外すことができる。
【0017】ユーザーはストラップ20を取り付けた
後、従来のレンズ付きフイルムユニットと同様に巻き上
げノブ6を操作しシャッタボタン5を押圧すれば、良好
な撮影を楽しむことができる。さらに、ストラップ20
が取り付けられたことにより、レンズ付きフイルムユニ
ットの保持性能が一段とアップし携帯に便利になる。ユ
ーザーは、フイルムの全コマ撮影が終了したことを表示
窓8を観察することで確認したら、巻き上げノブ6を回
動しなくなるまで操作することで、パトローネ11内に
露光済のフイルム10を全て巻き上げる。撮影者が、レ
ンズ付きフイルムユニットごと現像取扱店にDPEを依
頼しに持っていくと、これらは更に現像所に集められフ
イルム10の現像,焼き付け作業が行われるとともにス
トラップ20も外され回収される。ストラップ20は取
り付け,取り外しが容易なため、リサイクルすることも
可能である。
後、従来のレンズ付きフイルムユニットと同様に巻き上
げノブ6を操作しシャッタボタン5を押圧すれば、良好
な撮影を楽しむことができる。さらに、ストラップ20
が取り付けられたことにより、レンズ付きフイルムユニ
ットの保持性能が一段とアップし携帯に便利になる。ユ
ーザーは、フイルムの全コマ撮影が終了したことを表示
窓8を観察することで確認したら、巻き上げノブ6を回
動しなくなるまで操作することで、パトローネ11内に
露光済のフイルム10を全て巻き上げる。撮影者が、レ
ンズ付きフイルムユニットごと現像取扱店にDPEを依
頼しに持っていくと、これらは更に現像所に集められフ
イルム10の現像,焼き付け作業が行われるとともにス
トラップ20も外され回収される。ストラップ20は取
り付け,取り外しが容易なため、リサイクルすることも
可能である。
【0018】図8,図9は本発明にかかるストラップの
別の実施例を示したものである。ストラップ40は取付
部41と吊りひも部42を一体に成形した構造となって
おり、前述の実施例と同様にポリプロピレン等のプラス
チック材料を使用している。取付部41は係合突起4
3,44を内側に有する2片が、開角度C, (90°〜
60°)で向かい合う形になっている。吊りひも部42
の厚さA, は0.5〜1mmで、長さB, は160〜18
0mmになっている。吊りひも部42は予めループ状に
一体成形されているので、前述の実施例のようなループ
を作るための工程を省略することができる。
別の実施例を示したものである。ストラップ40は取付
部41と吊りひも部42を一体に成形した構造となって
おり、前述の実施例と同様にポリプロピレン等のプラス
チック材料を使用している。取付部41は係合突起4
3,44を内側に有する2片が、開角度C, (90°〜
60°)で向かい合う形になっている。吊りひも部42
の厚さA, は0.5〜1mmで、長さB, は160〜18
0mmになっている。吊りひも部42は予めループ状に
一体成形されているので、前述の実施例のようなループ
を作るための工程を省略することができる。
【0019】以上のように構成されたストラップ40
は、前述の実施例と同様に本発明にかかるレンズ付きフ
イルムユニットにワンタッチで取り付けることができる
とともに、充分な取り付け強度が得られる。さらに、取
り外しも容易にできる等、同様の効果をえられる。な
お、以上説明してきたレンズ付きフイルムユニットで
は、2つの係合穴31,32をユニット本体2の上面と
側面に設けたが、1稜で接する2面(例えば前面と上
面,底面と側面等)であればユニット本体2の撮影機構
に支障を及ぼさない限りどこでもよい。また、レンズ付
きフイルムユニットとストラップとの係止には係合突起
を用いたが、突起の代わりに取り付け,取り外しが容易
なものならピンや爪を設けるようにしてもよい。
は、前述の実施例と同様に本発明にかかるレンズ付きフ
イルムユニットにワンタッチで取り付けることができる
とともに、充分な取り付け強度が得られる。さらに、取
り外しも容易にできる等、同様の効果をえられる。な
お、以上説明してきたレンズ付きフイルムユニットで
は、2つの係合穴31,32をユニット本体2の上面と
側面に設けたが、1稜で接する2面(例えば前面と上
面,底面と側面等)であればユニット本体2の撮影機構
に支障を及ぼさない限りどこでもよい。また、レンズ付
きフイルムユニットとストラップとの係止には係合突起
を用いたが、突起の代わりに取り付け,取り外しが容易
なものならピンや爪を設けるようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明のストラップとそ
れを取り付けるレンズ付きフイルムユニットよれば、ワ
ンタッチでレンズ付きフイルムユニットにストラップを
取り付けることができる。さらに、本発明にかかるスト
ラップは一体成形できる構造なので、安価に提供するこ
とができる。また、ユニット本体の1稜で接する2面に
ストラップと係合する係合穴を設けたので、充分な取り
付け強度を得られるとともに、取り外しも容易にできる
のでストラップのリサイクルも可能になる。
れを取り付けるレンズ付きフイルムユニットよれば、ワ
ンタッチでレンズ付きフイルムユニットにストラップを
取り付けることができる。さらに、本発明にかかるスト
ラップは一体成形できる構造なので、安価に提供するこ
とができる。また、ユニット本体の1稜で接する2面に
ストラップと係合する係合穴を設けたので、充分な取り
付け強度を得られるとともに、取り外しも容易にできる
のでストラップのリサイクルも可能になる。
【図1】本発明を実施したストラップとそれを取り付け
るレンズ付きフイルムユニットの外観斜視図である。
るレンズ付きフイルムユニットの外観斜視図である。
【図2】図1に示したレンズ付きフイルムユニットの分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図3】図1に示したストラップのループ状にする前の
平面図である。
平面図である。
【図4】図1に示したストラップのループ状にする前の
側面図である。
側面図である。
【図5】図1に示したストラップのループ状にした後の
側面図である。
側面図である。
【図6】レンズ付きフイルムユニットへのストラップ取
り付け前の要部断面図である。
り付け前の要部断面図である。
【図7】レンズ付きフイルムユニットへのストラップ取
り付け後の要部断面図である。
り付け後の要部断面図である。
【図8】本発明にかかるストラップの別の実施例を示す
平面図である。
平面図である。
【図9】図8に示したストラップの側面図である。
2 ユニット本体 3 包装体 9 本体部 12 前カバー 13 後カバー 20 ストラップ 21,22 穴 23 取付部 24 吊りひも部 25,26 突起 27,28 穴部 29,30 係合突起 31,32 係合穴 40 ストラップ
Claims (5)
- 【請求項1】 レンズ付きフイルムユニットに外付け可
能なストラップにおいて、ストラップの端部に設けた取
付部と吊りひも部を一体に成形し、前記取付部は互いに
接する2面で構成され、前記2面の相対する側にレンズ
付きフイルムユニットに設けられた係合穴と係合する1
ないし複数の係合突起を設けたことを特徴とするストラ
ップ。 - 【請求項2】 前記取付部の互いに接する2面の内角が
60°以上90°以下であることを特徴とする請求項1
記載のストラップ。 - 【請求項3】 予め未露光フイルムを内蔵し、簡単な撮
影機構を有するユニット本体を包装体により包み込み、
請求項1記載のストラップを取り付けることができるレ
ンズ付きフイルムユニットにおいて、前記係合突起と係
合する1ないし複数の係合穴はユニット本体の1稜に接
する2面に設けられたことを特徴とするレンズ付きフイ
ルムユニット。 - 【請求項4】 前記レンズ付きフイルムユニットのユニ
ット本体を覆う包装体には、前記1ないし複数の係合穴
に対向する位置に略同サイズの穴を設けたことを特徴と
する請求項3記載のレンズ付きフイルムユニット。 - 【請求項5】 予め未露光フイルムを内蔵し、簡単な撮
影機構を有するユニット本体を包装体により包み込み、
請求項1記載のストラップを取り付けることができるレ
ンズ付きフイルムユニットにおいて、前記係合突起と係
合する1ないし複数の係合穴はユニット本体の前カバー
の1稜に接する2面に設けられたことを特徴とするレン
ズ付きフイルムユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29969492A JPH06148814A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | ストラップとそれを取り付けるレンズ付きフイルムユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29969492A JPH06148814A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | ストラップとそれを取り付けるレンズ付きフイルムユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06148814A true JPH06148814A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17875839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29969492A Pending JPH06148814A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | ストラップとそれを取り付けるレンズ付きフイルムユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06148814A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09299129A (ja) * | 1996-05-09 | 1997-11-25 | Roosutobiifu Kamakurayama:Kk | 荷物運搬具 |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP29969492A patent/JPH06148814A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09299129A (ja) * | 1996-05-09 | 1997-11-25 | Roosutobiifu Kamakurayama:Kk | 荷物運搬具 |
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