JPH06148719A - シャッター羽根装置 - Google Patents

シャッター羽根装置

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JPH06148719A
JPH06148719A JP4295456A JP29545692A JPH06148719A JP H06148719 A JPH06148719 A JP H06148719A JP 4295456 A JP4295456 A JP 4295456A JP 29545692 A JP29545692 A JP 29545692A JP H06148719 A JPH06148719 A JP H06148719A
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JP
Japan
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blades
blade
pins
superposed
shutter
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JP4295456A
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Yoshiaki Tanabe
佳明 田辺
Hiroyuki Oshima
広幸 大島
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B9/00Exposure-making shutters; Diaphragms
    • G03B9/08Shutters
    • G03B9/10Blade or disc rotating or pivoting about axis normal to its plane
    • G03B9/18More than two members

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャッター羽根自身の強度を確保して高速走
行可能なシャッター羽根装置を得ることを目的とする。 【構成】 2個のアームと、複数枚の遮光羽根と、前記
アームに対して前記遮光羽根を回転可能に取りつけるた
めのカシメピンとから成り、前記遮光羽根は平面のまま
とし、前記カシメピンのカシメ部が前記遮光羽根の裏側
に凸となることを許容してカシメを行うと共に、隣合う
前記遮光羽根同士にあっては、これらの遮光羽根が遮光
位置に在っても、露光位置に在っても、またその走行中
に在っても、常に前記カシメ凸が隣の羽根と重なってい
るような形状とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャッター羽根装置に
関するものであり、詳しくは縦走りフォーカルプレーン
シャッターの羽根装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシャッター羽根装置について、図
を用いて説明する。図4から図6までの各図や図8は、
従来のシャッター羽根装置を説明するための図である。
図4において、符号1はシャッター基板であって、開口
1aを有し、軸1b、1cが植設されている。補助アー
ム2は軸1bに回転可能に取り付けられている。駆動ア
ーム3は穴3aを有し軸1cに回転可能に取り付けられ
ている。スリット羽根4はピン4aによって補助アーム
2に回転可能に取り付けられ、またピン4bによって駆
動アーム3に回転可能に取り付けられている。同様にし
て、被い羽根5、6、7はそれぞれピン5a、6a、7
aによって補助アーム2に回転可能に取り付けられ、さ
らにピン5b、6b、7bによって駆動アーム3に回転
可能に取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のシャッター羽根
装置において、図4に示すように、スリット羽根4、被
い羽根5、6、7が開口1aから退避し重合された状態
では、ピン4a、5a、6aはそれぞれ被い羽根5、
6、7と重なっている。一方、ピン5b、6bは隣の被
い羽根6、7とは重なっていない。
【0004】ところが、図6に示すように、スリット羽
根4、被い羽根5、6、7が展開して開口1aを覆うよ
うにした状態では、ピン4a、5a、6aはそれぞれ隣
の被い羽根5、6、7と重なっておらず、逆にピン5
b、6bは隣の被い羽根6、7と重なってしまう。すな
わち、それぞれのピン4a、5a、6a、5b、6bは
シャッター羽根の動きに伴って、隣の被い羽根と重なっ
たり、重ならなかったりを繰り返すことになる。
【0005】例えば、図5のようにシャッター羽根が走
行中の状態では、ピン4aと被い羽根5がちょうど重な
りを解除し、あるいは重なり始める位置にあたる。他の
ピン5a、6a、5b、6bについてもそれぞれ同様な
位置が存在する。図8は、図5中の軸A−Aを通る面で
の断面図であり、上記それぞれのピン4a、5a、6
a、5b、6bにおいては、図8のように段差t1を必
要とする。この段差t1を設けていないと、図9に示す
ようにカシメ凸部t2が被い羽根5に衝突してしまい、
この被い羽根5が破損されてしまう。それを防止するた
めに、図8中の段差t1を付与しようとしても、スリッ
ト羽根4に屈曲部4eを設けられなければならず、この
屈曲部4eは、カシメ部や曲げ部の応力集中、曲げ部の
クラックや加工硬化などによって周辺の部分よりも強度
が低下してしまう。そのために、高速シャッターには不
向きとなるという問題点があった。
【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、羽根
自身の強度を確保して、高速走行可能なシャッター羽根
装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点の解決のため
に、本発明は、2個のアームと、複数枚の遮光羽根と、
前記アームに対して前記遮光羽根を回転可能に取りつけ
るためのカシメピンとから成り、前記遮光羽根は平面の
ままとし、前記カシメピンのカシメ部が前記遮光羽根の
裏側に凸となることを許容してカシメを行うと共に、隣
合う前記遮光羽根同士にあっては、これらの遮光羽根が
遮光位置に在っても、露光位置に在っても、またその走
行中に在っても、常に前記カシメ凸部が隣の羽根と重な
っているような羽根形状とした。
【0008】
【作用】上述の如く、隣合う遮光羽根同士にあっては、
これらの遮光羽根が遮光位置に在っても、露光位置に在
っても、またその走行中に在っても、常に前記カシメ凸
部が隣の羽根と重なっているような羽根形状としたため
に、前記従来のように屈曲部を設けずにカシメできるの
で、シャッター羽根の強度を確保することができ、高速
走行可能となる。
【0009】
【実施例】図1から図3までの各図や図7は本発明の実
施例であって、夫々の図に付した番号は、前記従来技術
と同様であるので省略する。スリット羽根4、被い羽根
5、6、7を動かすには、駆動アーム3の穴3aに不図
示のピンをはめ合わせ、このピンを駆動することによっ
て行われるが、すでに公知であるから、省略した。また
フォーカルプレーンシャッターにおいては、シャッタ基
板1にスリット羽根4、被い羽根5、6、7をもう一組
設置して一方を先幕、後幕として走行させるのである
が、説明を簡単にするため一組のみを図示した。
【0010】図1に示すように、スリット羽根4、被い
羽根5、6、7が開口1aから退避し重合された状態で
は、ピン4a、5a、6aはそれぞれ被い羽根5、6、
7と重なっている。また、ピン4b、5b、6bも同じ
く重なっている。さらに、図3に示すように開口1aを
覆うようにスリット羽根4、被い羽根5、6、7が展開
した状態でも、ピン4a、5a、6a、4b、5b、6
bはそれぞれ隣の被い羽根5、6、7と重なっている。
【0011】図2に示すように、スリット羽根4、被い
羽根5、6、7が走行中あるいはシャッターチャージ中
のどの位置に在っても、やはり上述のピンピン4a、5
a、6a、4b、5b、6bはそれぞれ隣の被い羽根
5、6、7と重なっているように、各羽根の形状を決め
ている。このような羽根の形状を採用するとと共に、図
8中の屈曲部4eを設けないカシメ方法を採る。
【0012】図7は、図3中の軸B−Bを通る面での断
面図であり、このようなカシメ方法を使っている。図7
において、スリット羽根4、被い羽根5は平板のままで
カシメすることができる。また、カシメ凸部t2と被い
羽根5は、常にS部分が重なっているから、図9に説明
したような羽根の衝突破損を防ぐことができる。前述の
シャッター羽根部材において、その材料として炭素繊維
複合材を使用する場合には、金属材料と異なり予め塑性
加工によって屈曲部4eを形成することはほとんど不可
能であるから、羽根の平面性を確保しつつ屈曲部4eを
設けてカシメすることは難しく、羽根の良品率を低下さ
せるが、本実施例によれば、上述の炭素繊維複合材で
も、平板のままでカシメできるために、羽根の平面性確
保が容易となり、良品率が向上して安価なシャッター羽
根装置を供給することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、屈曲部を設けずにカシ
メできるために、シャッター羽根の強度が増加しより高
速走行可能なシャッターを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るシャッター羽根装置で、
そのシャッター羽根が重ね合わされて開口1aが露出し
ている時の状態を示す図である。
【図2】本発明の実施例に係るシャッター羽根装置で、
そのシャッター羽根が走行中の時の状態を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施例に係るシャッター羽根装置で、
そのシャッター羽根が展開されて開口1aを覆っている
時の状態を示す図である。
【図4】従来に係るシャッター羽根装置で、そのシャッ
ター羽根が重ね合わされて開口1aが露出している時の
状態を示す図である。
【図5】従来に係るシャッター羽根装置で、そのシャッ
ター羽根が走行中の時の状態を示す図である。
【図6】従来に係るシャッター羽根装置で、そのシャッ
ター羽根が展開されて開口1aを覆っている時の状態を
示す図である。
【図7】図3中の軸線B−Bを通る面での断面図であ
る。
【図8】図5中の軸線A−Aを通る面での断面図であ
る。
【図9】従来の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1 シャッター基板、 2 補助アーム、 3 駆動ア
ーム 4 スリット羽根、 5〜7 被い羽根、 5a〜7a
&5b〜7b ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個のアームと、複数枚の遮光羽根と、
    前記アームに対して前記遮光羽根を回転可能に取りつけ
    るためのカシメピンとから成り、 前記遮光羽根は平面のままとし、前記カシメピンのカシ
    メ部が前記遮光羽根の裏側に凸となることを許容してカ
    シメを行うと共に、隣合う前記遮光羽根同士にあって
    は、 これらの遮光羽根が遮光位置に在っても、露光位置に在
    っても、またその走行中に在っても、常に前記カシメ凸
    部が隣の羽根と重なっているような羽根形状としたこと
    を特徴とするシャッター羽根装置。
JP29545692A 1992-11-05 1992-11-05 シャッター羽根装置 Expired - Lifetime JP3151969B2 (ja)

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US08/145,206 US5420654A (en) 1992-11-05 1993-11-03 Shutter blade device

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JPH06148719A true JPH06148719A (ja) 1994-05-27
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