JPH06148388A - 中性子遮蔽材用組成物 - Google Patents

中性子遮蔽材用組成物

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JPH06148388A
JPH06148388A JP30017192A JP30017192A JPH06148388A JP H06148388 A JPH06148388 A JP H06148388A JP 30017192 A JP30017192 A JP 30017192A JP 30017192 A JP30017192 A JP 30017192A JP H06148388 A JPH06148388 A JP H06148388A
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JP
Japan
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epoxy resin
structural formula
curing agent
formula
composition
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Application number
JP30017192A
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Kiirou Seki
喜位郎 関
Hisashi Okuda
久志 奥田
Yoshifumi Harada
恵文 原田
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Ask Corp
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常温における作業性、ポットライフにすぐれ
た中性子遮蔽材用組成物を提供する。 【構成】 通常のエポキシ樹脂と共に、特定のエポキシ
樹脂である1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノ
メチル)シクロヘキサンを併用し、硬化剤としてはポリ
アミン混合物およびイミダゾール系化合物を用い、さら
に、硼素化合物及び無機系充填剤を添加した中性子遮蔽
材用組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中性子遮蔽材用組成物に
関する。更に詳細には、未硬化状態では粘度が低く、成
形作業に十分なポットライフを有するとともに、硬化後
は優れた耐熱性と、広範囲の温度領域において優れた機
械特性を有し、原子炉や核燃料再処理工場等の放射性物
質の取扱施設、格納容器、輸送容器等に中性子遮蔽材と
して利用可能な常温硬化型のエポキシ樹脂組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、原子力産業の発展に伴い、各種の
原子力施設、例えば原子炉、核燃料再処理工場、サイク
ロトロン装置等における優れた放射線遮蔽材料の出現
は、人体が受ける放射線の量を極力低減し、また各種原
子力施設の構造材や機器材料を放射線による損傷から守
る目的でこの業界では重要な課題となっている。つま
り、放射性同位元素からの中性子は、エネルギーが高
く、強力な透過力を有し、かつ他の物質と衝突するとガ
ンマー線を発生し、人体に重大な傷害を与え、また原子
力施設の各種材料を損傷することが多いため、この中性
子を安全確実に遮蔽する材料の開発が要望されている。
【0003】従来、中性子遮蔽材としてはコンクリート
がよく使用されているが、遮蔽壁としては相当の厚みを
要し、原子力船のごとく重量や容積に制限のある原子力
施設での遮蔽材料としては不適であり、材料の軽量化が
望まれてきた。
【0004】元来、中性子のうち、高速中性子はほぼ同
じ質量の水素元素と衝突することによりエネルギーが吸
収され、効果的に減速されるので、水素密度の高い物質
が高速中性子の遮蔽に有効であるとされ、水、パラフィ
ン、ポリエチレン等の使用が提案され、一部実用にも供
されている。しかし、水等の液体は上記コンクリートに
比べ軽量ではあるが、液体であること自体、取扱い上そ
の用途が限定され、また最終的にはそれらを収納する容
器材質の中性子遮蔽性が問題となり、根本的解決はされ
ていない。
【0005】一方、軽量でしかも水素原子が多く含まれ
ており、中性子の減速材としての効果が大きいパラフィ
ン、ポリエチレン等のポリオレフィン系熱可塑性樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂、ポリメタク
リル酸エステル樹脂等それ自体、これ等の混合物、又は
低速および熱中性子に対して大きな吸収断面積を有する
ことが知られている硼素化合物をこれらに配合した硼素
化合物含有パラフィン、硼素化合物含有ポリエチレン、
硼素化合物含有ポリメタクリル酸エステル等が提案され
ている。
【0006】更に具体的には、ポリエチレン(エチレン
−プロピレン共重合体を含む)粉末を配合したエポキシ
樹脂(特開昭60−194394号)、エチレン−ポリ
ビニルアルコール共重合体粉末を配合したエポキシ樹脂
(特開平3−25398号)、または不飽和ポリエステ
ル樹脂等の熱硬化性樹脂(特公昭62−18040号、
特公昭62−53080号)等で構成された中性子遮蔽
材が提案されている。
【0007】しかし、ここに用いられているポリエチレ
ン等のポリオレフィン系合成樹脂は、耐熱性も低く、ま
た、その使用目的の容器とか遮蔽壁等にあらかじめ溶融
成形加工を施す必要があり、そのための成形機器、金型
等に多額の経費を必要とし、また簡単な形状のブロック
を成形して積み上げ使用するとしてもその間隙を充填、
固定する目地材や接着材の材質に問題が生じうる。
【0008】この点、上記ポリエチレン粉末を配合した
エポキシ樹脂や不飽和ポリエステル樹脂は、現場成形が
可能であり、マトリックス樹脂としてのエポキシ樹脂と
硬化剤を混合した液状混合樹脂を、決められた手段(主
に手作業)により金属面やコンクリート面に塗料として
塗装したり、型枠中へ流し込む注型樹脂として現場成形
したりしている。これらエポキシ樹脂、あるいは不飽和
ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂にポリエチレンの粉
末を配合して成形された中性子遮蔽材は一応有効な効果
を示すが、未硬化の配合液の粘度が高いため作業性が悪
く、更にポットライフが短いため充分な作業時間をとる
ことが出来ない等の問題がある。また、上記混合樹脂の
硬化物は、耐熱性や機械物性においてなお満足出来る配
合樹脂系ではない。
【0009】また、不飽和ポリエステルに硼素化合物を
配合した中性子遮蔽材は耐熱性を改良することができる
が、強度(特に圧縮強度)、接着性の点で満足すべきも
のではないため、遮蔽材として最適のものではない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、原子炉施設、
使用済み核燃料貯蔵施設、プルトニウム燃料加工施設な
ど今日の原子力施設においては、現場作業に都合の良い
程度の低い粘度を有し、作業時間内には急激な硬化が進
まず(いわゆるポットライフが長い)、特に加熱を必要
とせず常温程度で硬化し、硬化後は機械強度特に圧縮強
度が低温から高温まで広範囲の温度領域において保持で
きる中性子遮蔽材の開発が急務となっている。本発明
は、これらの点を解決した中性子遮蔽材に好適な組成物
を見出すことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者等は鋭意研究をした結果、特殊なエポキシ
樹脂の併用、特定の硬化剤の併用、更に硼素化合物及び
無機充填剤を添加してなる組成物が好適であることを見
出し、本発明を完成した。即ち本発明の要旨は、(A)
少なくとも構造式 (I)で示される1,3−ビス(N,N
−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサンを一成分
とするエポキシ樹脂、
【0012】
【化4】
【0013】(ただし、Θはメタ位置換のシクロヘキシ
レン基を表す。)(B)構造式(II)で示されるポリアミ
ン混合物
【0014】
【化5】
【0015】(ただし、Φはメタ位置換のフェニレン基
を表し、nは0から12までの整数を表す。)と構造式
(III) で示されるイミダゾール化合物
【0016】
【化6】
【0017】(だたし、R1 、R2 及びR3 はそれぞれ
水素又は炭素数1〜18のアルキル基を示す。)の混合
物からなるエポキシ樹脂硬化剤、(C)硼素化合物、及
び(D)無機充填剤からなる中性子遮蔽材用組成物にあ
る。
【0018】この組成物は硬化前の粘度は低く、且つポ
ットライフは十分長く、しかも常温程度の温度で硬化可
能であり、硬化物は低温から高温までの広範囲において
機械強度、特に圧縮強度に優れている中性子遮蔽材とな
し得ることが分かった。
【0019】本発明に用いられるエポキシ樹脂は、少な
くとも前記構造式(I) で示される多官能アミン系エポキ
シ樹脂を必須の一成分とし、その他のエポキシ樹脂とし
てはビスフェノールAやビスフェノールF等のポリフェ
ノール類化合物のグリシジルエーテル系エポキシ樹脂、
エチレングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトー
ル、ポリオキシアルキレングリコール等の多価アルコー
ル類のグリシジルエーテル系エポキシ樹脂、ビニルシク
ロヘキセンジオキシド、ジシクロペンタジエンジオキシ
ド等の脂環族エポキシ樹脂、フタル酸、イソフタル酸、
テレフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸等のポリカルボン
酸のポリグリシジルエステル系のエポキシ樹脂、等が挙
げられる。
【0020】前記構造式(I) で示される多官能アミン系
エポキシ樹脂は、上記グリシジルエーテルやグリシジル
エステル類等のエポキシ樹脂に比べ、常温での粘度が低
いので常温付近での作業性を向上させることができる
他、アミン系硬化剤との硬化反応速度も遅くポットライ
フを延長させることができるので、この多官能アミン系
エポキシ樹脂の配合されたエポキシ樹脂組成物は利用範
囲が広い。さらに、従来の上記多官能性エポキシ樹脂に
比し、構造式(I) で示した多官能アミン系エポキシ樹脂
を配合したエポキシ樹脂は、その硬化物の機械強度、特
に圧縮強度に優れ、また硬化物の耐熱性も高いためにそ
の機械強度は高温まで保持できる。又、構造式(I) で示
される多官能アミン系エポキシ樹脂は、合成樹脂、ガラ
ス、金属その他の有機系、無機系繊維との密着性にもす
ぐれているため、繊維補強樹脂材料のマトリックス材の
一成分として有効である。なお、この構造式(I) で示さ
れる多官能アミン系エポキシ樹脂は、シクロヘキサン環
を有するので水素含量を高めることができ、それ故中性
子の遮蔽効果を向上させ得る特性を有する。
【0021】本発明に係る中性子遮蔽材用組成物は、構
造式(I) で示される特殊な多官能アミン系エポキシ樹脂
を一成分とし、前記グリシジルエーテルやグリシジルエ
ステル類のエポキシ樹脂特にグリシジルエーテル類のエ
ポキシ樹脂と混合して使用するのが良く、その混合割合
は作業性、ポットライフ、硬化物物性及び中性子遮蔽性
能との兼ね合いで決めることが出来、その混合比率は構
造式(I) で示されるエポキシ樹脂がエポキシ樹脂と下記
に詳述するエポキシ樹脂硬化剤とからなる樹脂成分に対
して65重量%以上95重量%以下が好ましい。65重
量%未満ではこの構造式(I) で示されるエポキシ樹脂の
特長が充分には発揮され難く、又95重量%を超えると
ポットライフの調整が難しくなる。
【0022】次に、本発明において用いられる上記構造
式(I) で示される1,3−ビス(N,N−ジグリシジル
アミノメチル)シクロヘキサンの製造方法の一例の概略
を説明する。窒素ガス雰囲気下にエピクロルヒドリンと
水との混合溶液に1,3−ビス(アミノメチル)シクロ
ヘキサンの所定量を、35〜40℃に保ちつつ添加して
反応させ反応終了後、水酸化ナトリウムで中和した。次
に水及び未反応のエピクロルヒドリンを減圧下に留去
し、残留物を混合キシレンに溶解して、不溶成分をろ過
除去し、その後、揮発成分を留去すれば1,3−ビス
(N,N−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサン
を得ることができる。例えば原料として、エピクロルヒ
ドリン455部、水25.3部、1,3−ビス(アミノメ
チル)シクロヘキサン100部を使用したとき、得られ
た1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノメチル)
シクロヘキサンの粘度を測定した結果は2800センチ
ポイズ(25℃)であった。しかも、25℃で5ケ月保
存後の初期粘度に対する増粘倍率は1.02倍程度の安定
したものであった。
【0023】エポキシ樹脂硬化剤としては、前記構造式
(II)で示されるポリアミン混合物と前記構造式(III) で
示されるイミダゾール化合物が混合使用される。構造式
(II)で示されるポリアミン化合物を「ポリアミン混合
物」とした理由は、このポリアミン化合物の製造方法及
びその反応物の効果に由来するものである。すなわち、
構造式(II)で示されるポリアミン化合物はメタキシリ
レンジアミンとエピクロルヒドリンとを原料にして合成
されるが、未反応のメタキシリレンジアミン(即ちn=
0)も混在するばかりかポリアミン化合物の重合度も一
定でなく、分子中にアミノ基のみのもの、アミノ基(1
級及び又は2級)と水酸基の両者を含有するものなどが
混在すること、しかもこの混合物が本願発明のエポキシ
樹脂硬化剤として優れていることにある。構造式(II)に
おけるnは0〜12であり、n=0は上記のごとく未反
応のメタキシリレンジアミンを意味するが、nが12を
超える成分が多くなると組成物の粘度が上昇してくるの
で不都合であり、本発明の目的は達成し難い。
【0024】このような構造式(II)で示されるポリアミ
ン混合物は、エポキシ樹脂の硬化剤として使用すると本
発明の目的に対して通常の硬化剤では得られない低温硬
化性に優れ、鋼板やコンクリートへの接着性に優れたも
のが得られる。しかし、このポリアミン混合物のみで
は、硬化物の耐熱性特に高温時の機械強度などが劣る。
従って、本発明においては、一般に耐熱性の高い硬化物
を与えると言われている構造式(III)で示されるイミダ
ゾール化合物でポリアミン混合物の一部を置き換えるこ
とにより、高温時における耐熱性に優れた硬化物を得る
ことに成功したものであり、上記問題点は解決された。
ここで、硬化剤として、イミダゾール化合物のみを使用
すると、耐水性が低下し、更に構造式(I)で示される
エポキシ樹脂は、4官能性のため急激に反応が進行する
ため発熱が大きくなって脱泡が困難となり不都合であ
る。なお、この構造式(III) において、R1 ,R2 ,R
3 は、それぞれ水素又は炭素数1〜18のアルキル基か
ら選ばれる。
【0025】このイミダゾール化合物をエポキシ樹脂の
硬化剤として使用すると、耐熱性にすぐれた硬化物が得
られることが一般に良く知られており、主に一液性エポ
キシ樹脂の硬化剤として加熱硬化の用途で使用されてい
る。本発明において、前記構造式(II)で示されるポリア
ミン混合物と併用すれば、先ず常温で硬化が開始し、次
に高温で硬化を行うか、使用時における放射性廃棄物に
よる発熱等により高温硬化が進行し、結果として高温時
における耐熱性に優れる硬化物が得られるものと推定さ
れる。
【0026】上述の如く、本発明に係る中性子遮蔽材用
組成物に使用される硬化剤としては、この構造式(II)で
示されるポリアミン混合物と構造式(III) で示されるイ
ミダゾール化合物とを併用されることが必要であるが、
構造式(II)で示されるポリアミン混合物の添加量は、そ
の活性水素当量(ここに言う活性水素とはメタキシリレ
ンジアミンに由来する1級アミノ基と2級アミノ基の水
素及びエピクロルヒドリンに由来する上記水酸基の水素
を指す)が、エポキシ樹脂のエポキシ基当量に対し30
〜70%が好ましい。この添加量が30%未満では、硬
化速度が遅いため実用上不都合であり、逆に、70%を
超えるとエポキシ樹脂とエポキシ樹脂硬化剤からなる樹
脂成分の粘度が高くなるため脱泡が難しくなり、また本
発明において使用されるエポキシ樹脂の一部が4官能性
であるが故に反応の進行に伴い発熱が急激に起こること
があるのでこの点でも好ましくない。
【0027】構造式(III) で示されるイミダゾール化合
物は、上記の如く本発明に係る中性子遮蔽材用組成物を
使用して成形された中性子遮蔽材の高温での機械物性を
発現させるために重要であり、その添加量は本発明に係
る組成物中のエポキシ樹脂とエポキシ樹脂硬化剤とから
なる樹脂成分に対して1〜10重量%が好ましい。1重
量%未満では常温における硬化後の耐熱性が充分でな
く、10重量%を超えるとその硬化の際急激な発熱が起
こる事があり、また耐水性が低下する恐れがあり、いず
れも好ましくない。
【0028】本発明に係る中性子遮蔽材用組成物に使用
される硼素化合物には、炭化硼素のほか窒化硼素,無水
硼酸、硼素鉄、灰硼石、正硼酸、メタ硼酸等があるが、
中性子遮蔽性能の点で炭化硼素が最も好ましい。
【0029】上記の硼素化合物は、粉末が用いられるが
その粒度及び添加量には特に制限はない。しかし、マト
リックス樹脂のエポキシ樹脂内の分散性、中性子に対す
る遮蔽性を考慮すれば平均粒径は1〜200ミクロン程
度が好ましく、10〜100ミクロン程度がより好まし
く、20〜50ミクロン程度が特に好ましい。一方、添
加量は後述の充填剤も含めた組成物全体に対して0.5な
いし20重量%の範囲が最も好ましい。0.5重量%未満
では加えた硼素化合物の中性子遮蔽材としての効果が低
く、また、20重量%を超えた場合は硼素化合物を均一
に分散させることが困難になる。
【0030】本発明に係る組成物において使用される無
機充填剤は、硬化発熱や硬化収縮の緩和のため添加する
もので、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、三酸化ア
ンチモン、酸化チタン、アスベスト、クレー、マイカ等
の粉末の他、ガラス繊維等も用いられ、また、必要に応
じ炭素繊維等を添加しても良い。更に必要に応じて、離
型剤としての天然ワックス、脂肪酸の金属塩、酸アミド
類、脂肪酸エステル類等、難燃剤としての塩化パラフィ
ン、ブロムトルエン、ヘキサブロムベンゼン、三酸化ア
ンチモン等、着色剤としてのカーボンブラック、ベンガ
ラ等の他、シランカップリング剤、チタンカップリング
剤等を適宜添加しても良い。これら無機充填剤の添加量
は上記組成物全体中30〜70重量%が好ましい。30
重量%未満では見かけの硬化収縮が大きくなり、硬化物
の密度が小さくなるなど好ましくなく、また、70重量
%を超えるとエポキシ樹脂とエポキシ樹脂硬化剤からな
る樹脂成分の粘度が高くなるため脱泡が難しくなり、ま
た硬化後の各種物性が低下するので好ましくない。
【0031】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。 実施例1 エポキシ樹脂として1,3−ビス(N,N−ジグリシジ
ルアミノメチル)シクロヘキサン(三菱瓦斯化学(株)
製、商品名「TETRAD−C」)なるエポキシ樹脂4
kgとビスフェノールF型エポキシ樹脂1kg、エポキ
シ樹脂硬化剤として構造式(I)で示されるポリアミン混
合物 (n=0が26.1重量%、n=1〜2が31.9重量
%、n=3〜5が23.2重量%、n=6〜9が15.2重
量%、n=10〜12が3.6重量%)(三菱瓦斯化学
(株)製、商品名「ガスカミン328」)1.35kgと
2−エチル−4−メチルイミダゾールなるイミダゾール
化合物0.1kg、硼素化合物として炭化硼素0.19kg
及び無機充填材として水酸化アルミニウム8.9kgを混
合攪拌後十分脱泡して混合樹脂を得た。その混合樹脂を
3mmの間隙を有する2枚のテフロン板の間に流し込ん
だ。その際の作業性と混合樹脂15kgスケールのポッ
トライフを表1に示す。更にこの3mm間隙のテフロン
板の間で混合樹脂をそのまま常温で12日間硬化させ、
その硬化物の比重、耐熱性(熱変形温度)、及び圧縮強
度を測定した。また、中性子遮蔽材としての適性の有無
の判断目安として、使用される樹脂の水素含量がある一
定量以上あるかどうかが参考になる。その目的のため、
この硬化物の主な元素及び成分の分析を行った。なお、
中性子遮蔽材は耐放射線性の尺度として放射線照射前後
の曲げ強度及び曲げ弾性率を測定し、照射に対するこれ
らの値の保持率が問題になるが、照射前のこれら強度及
び弾性率を知っておくことも重要であるので、上記硬化
物についてこれらの値も測定した。
【0032】これらの項目のうち主な評価方法及び測定
方法について説明する。 〔作業性〕混合樹脂の粘度、脱泡性及び3mmの間隙を
有する2枚のテフロン板の間に混合樹脂を流し込むこと
が容易かどうかを感覚により、総合的に判定する(判定
結果の表示は◎:良好、×:不良)。なお、脱泡性の良
否は硬化物の比重とその計算値の比較によっても判断で
きるので実施例1についてのみ硬化物の比重の実測を行
い、計算値との比較を試みた。 〔ポットライフ〕混合樹脂15kgを縦23cm、横2
3cm、高さ30cmの金属製の容器の中に入れ、該混
合樹脂の中心には熱伝対を置き、該混合樹脂が最高発熱
温度を示すまでの時間(分)を測定する。 〔熱変形温度〕JIS K 7207 〔圧縮強度〕JIS K 7208 作業性及びポットライフ(表1に示した)を除き、測定
結果を次に示す。 〔物性値〕 熱変形温度:60℃(常温12日間の硬化物について測
定) 120℃(同硬化物について更に90℃で6時間、後硬
化を行なった後測定) 170℃(同硬化物について更に110℃で6時間、後
硬化を行なった後測定) 圧縮強度 :2500kgf/cm2 (同硬化物につい
て−10℃で測定) 1750kgf/cm2 (同硬化物について25℃で測
定) 800kgf/cm2 (同硬化物について120℃で測
定) 比重 :1.65(同硬化物について測定)、1.64
(計算値) 曲げ強度 :783kgf/cm2(同硬化物について
25℃で測定) 曲げ弾性率:41.4Tonf/cm2(同硬化物について
25℃で測定) 〔元素等分析値〕 水素 : 6.1重量% 炭素 :28.4重量% アルミニュウム:19.8重量% 炭化硼素 : 1.2重量% なお、炭化硼素粉末は均一に分散していた。作業性、ポ
ットライフ、耐熱性、機械強度共に優れていることが分
かる。
【0033】実施例2 実施例1において用いた1,3−ビス(N,N−ジグリ
シジルアミノメチル)シクロヘキサンのTETRAD−
Cを3.5kg、ビスフェノールF型エポキシ樹脂を1.5
kg、エポキシ硬化剤として実施例1で用いたガスカミ
ン328を1.20kg、2−エチル−4−メチルイミダ
ゾールを0.05kg、硼素化合物として炭化硼素を0.1
9kg、無機充填材として水酸化アルミニウムを7.9k
g同時に混合攪拌後十分脱泡して、混合樹脂を得た。こ
の混合樹脂を3mmの間隙を有する2枚のテフロン板の
間に流し込み、その際の作業性と混合樹脂15kgスケ
ールのポットライフを試験し表1に示した。作業性、ポ
ットライフ共に優れていることが分かる。
【0034】比較例1 実施例1と同様にエポキシ樹脂TETRAD−Cを3.5
kg、ビスフェノールF型エポキシ樹脂を1.5kg、エ
ポキシ硬化剤として2−エチル−4−メチルイミダゾー
ルを0.5kg、硼素化合物として炭化硼素を0.3kg、
無機充填材として水酸化アルミニウムを7.9kgを同時
に混合攪拌後十分脱泡して混合樹脂を得た。この混合樹
脂を3mmの間隙を有する2枚のテフロン板の間に流し
込みその際の作業性と混合樹脂15kgスケールのポッ
トライフを試験しその結果を表1に示した。更にこの3
mm間隙のテフロン板の間で混合樹脂をそのまま常温で
12日間硬化させ、その硬化物の耐熱性(熱変形温
度)、及び圧縮強度を測定した。 熱変形温度:32℃(常温12日間の硬化物について測
定) 163℃(同硬化物について更に110℃で6時間、後
硬化を行なった後測定) 圧縮強度 :460kgf/cm2 (同硬化物について
25℃で測定) 520kgf/cm2 (同硬化物について120℃で測
定) 以上の如く、作業性は良好であったが、実施例1の結果
に比較し、後硬化をしていない常温硬化物自体の熱変形
温度は低く、また圧縮強度は測定条件にかかわらず低い
ことが分かる。
【0035】比較例2 エポキシ樹脂としてビスフェノールF型エポキシ樹脂5
kg、エポキシ硬化剤として実施例1において使用した
ガスカミン328を1.20kg、2−エチル−4−メチ
ルイミダゾールを0.05kg、硼素化合物として炭化硼
素を0.17kg、無機充填材として水酸化アルミニウム
を8.0kg合わせて同時に混合攪拌後十分脱泡して混合
樹脂を得た。この混合樹脂を3mmの間隙を有する2枚
のテフロン板の間に流し込み、その際の作業性と混合樹
脂15kgスケールのポットライフをを試験し、その結
果を表1に示した。更にこの3mm間隙のテフロン板の
間で混合樹脂をそのまま常温で12日間硬化させ、その
硬化物の耐熱性(熱変形温度)、及び圧縮強度を測定し
た。 熱変形温度:38℃(常温12日間の硬化物について測
定) 132℃(110℃で6時間の硬化物について測定) 圧縮強度 :980kgf/cm2 (同硬化物について
25℃で測定) 以上の如く、作業性は不良であり、実施例1の結果に比
較し、後硬化をしていない常温硬化物自体の熱変形温
度、圧縮強度はいずれも低いことが分かる。
【0036】比較例3 実施例1同様のエポキシ樹脂TETRAD−Cを3.5k
g、ビスフェノールF型エポキシ樹脂を1.5kg、エポ
キシ樹脂硬化剤として実施例1で使用したガスカミン3
28を2.0kg、硼素化合物として炭化硼素を0.19k
g、無機充填材として水酸化アルミニウムを7.9kg、
合わせて混合攪拌後十分脱泡して混合樹脂を得た。この
混合樹脂を3mmの間隙を有する2枚のテフロン板の間
に流し込み、その際の作業性と混合樹脂15kgスケー
ルのポットライフを試験し、その結果を表1に示した。
更にこの3mm間隙のテフロン板の間で混合樹脂をその
まま常温で12日間硬化させた。その硬化物の熱変形温
度及び圧縮強度を次に示す。 熱変形温度:57℃(常温12日間の硬化物について測
定) 76℃(同硬化物について更に110℃で6時間、後硬
化を行った後測定) 圧縮強度 :1350kgf/cm2 (同硬化物につい
て25℃で測定) 同硬化物について120℃で測定しようとしたが、流動
性が大で、測定できなかった。 以上の如く、作業性は不良であり、実施例1の結果に比
較し、熱変形温度、圧縮強度はいずれも低いことが分か
る。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】本発明に係る中性子遮蔽材用組成物は低
粘度であり、従来使用されている中性子遮蔽材原料に比
べて優れた作業性を有し、常温で硬化し、しかもその硬
化物は従来同様の中性子遮蔽性能を維持しつつ、優れた
耐熱性を有すると共に低温から高温までの広い温度領域
において、機械的強度、特に圧縮強度に優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥田 久志 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央2丁目5番 5号 株式会社アスク内 (72)発明者 原田 恵文 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央2丁目5番 5号 株式会社アスク内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)少なくとも構造式(I) で示される
    1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノメチル)シ
    クロヘキサンを一成分とするエポキシ樹脂、 【化1】 (ただし、Θはメタ位置換のシクロヘキシレン基を表
    す。) (B)構造式(II)で示されるポリアミン混合物 【化2】 (ただし、Φはメタ位置換のフェニレン基を表し、nは
    0から12までの整数を表す。)と構造式(III) で示さ
    れるイミダゾール化合物 【化3】 (だたし、R1 、R2 及びR3 はそれぞれ水素または炭
    素数1〜18のアルキル基を示す。)の混合物からなる
    エポキシ樹脂硬化剤、 (C)硼素化合物、 及び (D)無機充填剤 からなることを特徴とする中性子遮蔽材用組成物。
  2. 【請求項2】構造式(I) で示されるエポキシ樹脂が、エ
    ポキシ樹脂及びエポキシ樹脂硬化剤からなる樹脂成分に
    対して、65〜95重量%であることを特徴とする請求
    項1記載の中性子遮蔽材用組成物
  3. 【請求項3】構造式(II)で示されるポリアミン混合物の
    添加量が、その活性水素当量がエポキシ樹脂のエポキシ
    基当量の30〜70%であることを特徴とする請求項1
    又は2記載の中性子遮蔽材用組成物
  4. 【請求項4】構造式(III) で示されるイミダゾール化合
    物が、エポキシ樹脂及びエポキシ樹脂硬化剤からなる樹
    脂成分に対して、1〜10重量%であることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の中性子遮蔽材用組成
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