JPH0614741B2 - 画像伝送装置 - Google Patents

画像伝送装置

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JPH0614741B2
JPH0614741B2 JP61234541A JP23454186A JPH0614741B2 JP H0614741 B2 JPH0614741 B2 JP H0614741B2 JP 61234541 A JP61234541 A JP 61234541A JP 23454186 A JP23454186 A JP 23454186A JP H0614741 B2 JPH0614741 B2 JP H0614741B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は検出対象物の画像を光学的に検出および処理
して伝送する画像伝送装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図は従来の画像伝送装置を示す説明図であり、図に
おいて、1は検出対象物、2は対物レンズ3を有する光
学系、4はイメージファイバ、5,6はイメージファイ
バ4の光入出力端となる端面、7は集光レンズ8を有す
る光学系、9は正立実像である。
次に動作について説明する。
検出対象物1は光学系2の内部に搭載された対物レンズ
3によって、イメージファイバ4の端面5において倒立
実像を結ぶ。イメージファイバ4は後述のごとく必要な
数の画素コアによって構成されたものであって、端面5
に結像した実像を他の端面6へ伝送する。
光学系7はイメージファイバ4の端面6へ伝送された画
像を拡大するためのものであり、集光レンズ8により拡
大された正立実像9が得られる。なお、更に画像処理な
どを行うべく光学系7をテレビカメラとし、正立実像9
を電気的ビデオ信号に変更することも行われる。
また、上記イメージファイバ4の構造例としては、雑誌
“TRIGGER”別冊、(発行元:日刊工業新聞社、
昭和61年5月20日)、141〜142ページ記載の
ように、1本のファイバ中に多数の画素(コア)を整列
配置し、かつクラッドを各々のコアが共有するようにし
たものであり、各々の画素による画像の直接伝送が行わ
れる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の画像伝送装置は以上のように構成されているの
で、検知した画像を必要な画素分の本数を持つイメージ
ファイバ4によって直接に伝送することが必要で、伝送
距離の延長を行うべく、上記イメージファイバ4にファ
イバ束を接続しても、これらの接続部分の損失が大き
く、実用的でない。従って、画像の長距離伝送を行う場
合は、1本のイメージファイバ4で伝送し得る最大長さ
(約400m)に限定される。また、イメージファイバ
4は必要な画素数分のコアを合わせたものであり、必然
的に可撓性が悪くなる。また、画像処理を行うときは電
気的ビデオ信号を得るべく受像側にテレビカメラを設置
しなければならないが、この際、テレビカメラの性能に
基く制限、たとえば単位時間あたりの画面枚数(通常の
テレビ方式の場合で毎秒あたり30画面)の制約を受け
るなど種々の問題点があり、一般的な画像の伝送はとも
かくとして、計測・制御用など特化した用途の画像伝送
には不便であるほか、高速で移動する検出対象物1の検
出および伝送ができないなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、長距離の間を全光式で伝送するとともに、テ
レビカメラを使用するときに生ずる単位時間あたりの画
面枚数制限を取り除くとともに、画像信号の伝送に伴う
光ファイバのコアの数を激減し、適用範囲を広げること
ができるようにし、加えて高速で移動する検出対象物の
検出および伝送ができる画像伝送装置を得ることを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る画像伝送装置は、移動する検出対象物の
部分画像を光ファイバ束の受光面にパルス的に結像させ
るとともに、各画素を構成する光ファイバの各々に対し
て光パルスに部分画像信号の伝送を光遅延回路によって
それぞれ異なった時間分だけ遅らせ、この光遅延回路を
通過した後に、光パルスの部分画像信号を光合流回路に
おいて結合させることにより、画像信号を光パルス列の
部分画像信号に変換し、この部分画像信号上記検出対象
物の全体を1画面とする相当数分まとめて、信号処理手
段によりビデオ信号に変換処理するようにしたものであ
る。
〔作用〕
この発明における光遅延回路は、光ファイバ束の1本1
本から得た光パルスの画像信号であるオンオフ信号のほ
か、その光パルスのレベルが連続的に変化するアナログ
信号をもつ情報として処理し、画像のハーフトーンを再
現するとともに、最小限の光学機器構成によって、最大
限の画面分解能を得るべく、検出対象を動画像とし、画
像検出端より順次伝送される信号を、制御装置内にて処
理し、画像の合成を行って、分解能の大きい画像を得る
ように作用する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、11は検出対象物、12は画像検出端、1
3は検出対象物を光ファイバ束の受光面に結像させる結
像手段たる対物レンズ、14は光ファイバ束の受光面、
15は照射光導光用光ファイバ、16は同期信号発生用
光ファイバ、(17−1),(17−2),…,(17
−100)は画像信号伝送用光ファイバ、(18−
0),(18−1),(18−2),…,(18−10
0)は光遅延回路、19は光合流回路、20は出力光フ
ァイバである。また、点A,B,C,Dにより決まる短
冊状部分21は、受光面14に結像する検出対象物11
の範囲を示している。
さらに、22および23は上記各光ファイバ15および
20における入出力光信号の波形を模式的に示してい
る。
また、(24−1),(24−2),(24−3),
…,(24−100)は検出対象物11がその移動に伴
って検出される部分画像の各区分を示しており、本実施
例においては、100個に部分画像によって全体画像が
構成されることを示している。ま、現在検出されている
ものが部分画像(24−2)であることをハッチングに
より示している。
第2図は第1図にて示した画像検出端を含む全体構成を
示すものである。同図において、30は画像信号の信号
処理手段としての制御装置、31は光源、32は集光レ
ンズ、33は光パルス発生用高速回転円板、34はケー
ブル装荷、41は光電変換器、42はシリース/パラレ
ル変換回路、(43−1),(43−2),…,(43
−100)は画像信号バッファメモリ回路、44は信号
バス回路、45は画像処理回路、46は信号バス回路、
(47−1),(47−1−2),…,(47−1−1
00)、(47−2−1),(47−2−2),…,
(47−2−100),…,(47−100−1),
(47−100−2),…,(47−100−100)
は画像信号メモリ回路、48はビデオ信号生成回路、4
9は画像モニタテレビ装置をそれぞれ示す。
次に、この実施例の動作について説明する。光源31は
可視光もしくは赤外光の連続光を発光する。この連続光
の波長を決定するにあたっては、信号伝送用の光ファイ
バ15,20の伝送特性が考慮される。光源31より出
た光線は、集光レンズ32を経由して高速回転円板33
へ至る。高速回転円板33は連続光を光遅延回路を適用
するに適した光パルス信号に変換する。円板33は60
00RPMで回転させるとともに、円板上の導光用の孔
の数を100個としている。このとき、1秒間に円板3
3を通過して発生する光パルス数は、 となる。以下に述べる説明によって、光パルス1個に対
して1個の部分画像が得られ、100個の部分画像によ
って1個の全体画像が得られることが明らかになるか
ら、本画像検出装置は という、従来のテレビカメラの制限(毎秒30画面)を
越える枚数の画面を、即時(オンライン)にて得られる
ことが判明する。
発生した光パルスは照射光導光用光ファイバ15を経由
して検出対象物11および同期信号発生用光ファイバ1
6を照射する。まず、同期信号発生用光ファイバ16に
受信された光パルス信号は、光遅延回路(18−0)に
よって遅延時間γとなる遅延を受けたのち、光合流回
路19へ到達する。次に、検出対象物11に照射された
光パルスは検出対象物11の形状に対応する濃淡パター
ンに変えられたのちに、対物レンズ13を通じて受光面
14において結像する。受光面は100本の光ファイバ
よりなるファイバ束の端面であり、各々の光ファイバは
(17−1),(17−2),…,(17−100)と
付番されている。受光面14はこのように細長いもので
あるため、検出対象物11の全体像は結像できず、点
A,B,C,Dにより決まる短冊状部分21の範囲内の
みの結像が行われる。
すなわち、1回の光パルス照射にて得られるのは、検出
対象物11の部分画像であり、全体画像ではない。本画
像検出端が検知し得る範囲は、短冊部分21のみである
から、部分画像ではなくて検出対象物11の全体画像が
得られるためには、検出対象物11が動いてゆくこと、
および画像検出のなかに検出画像の合成機能が含まれて
いることが必要である。このうち、検出画像の合成機能
は、後程画像信号メモリ回路において説明するものと
し、ここでは先ず検出対象物11が動いてゆくこととの
関係を検討し、説明する。
第1図において、検出対象物11は図示の矢印の向きに
移動しているが、検出範囲である短冊状部分21によっ
て次々と部分画像化されていく様子が、部分画像の区分
(24−1),(24−2),(24−3),…,(2
4−100)によって示されている。ここに、(24−
1)は既に検出が終了したもの、(24−2)は現在検
出中のもの、(24−3)以降はこれ以後に検出される
ものである。このように、この実施例においては、検出
対象物11の全体画像は100個の部分画像(24−
1),(24−2),(24−3),…,(24−10
0)により構成される。このため検出対象物11に対し
て100回の照射が必要であり、これは100回の光パ
ルス、即ち第2図における高速回転円板33の1回転に
対応する。円板33は6000RPMにて回転するから となる。これは、前述の(2)式の説明になっている。
なお、第1図において部分画像の各区分(24−1),
(24−2),(24−3),…,(24−100)は
相互に隙間なく隣接するものとして描かれているが、こ
の位置関係は検出対象物11の速度に依存しており、常
には成立しないことは明らかである。検出対象物11の
速度が変動したときには、照射用光パルス22の周期を
変化させるとか、検出後の画像合成の段階で重複部分の
画像信号を間引くなどの、各種の対策が考えられるが、
ここでは、照射光パルスの周期が適当であり、部分画像
の各区分(24−1),(24−2),(24−3),
…,(24−100)には重複も飛びもなく、相互に隙
間なく隣接するものとしている。
さて、以上の説明によって、光ファイバ束により構成さ
れた受光面14には、検出対象物11の部分画像が濃淡
パターンとして結像し、このファイバ束なす個々の光フ
ァイバ(17−1),(17−2),…,(17−10
0)に受光され、光遅延回路(18−1),(18−
2),…,(18−100)をそれぞれ経由して、光合
流回路19へ入力され、ここで同期信号発生用光ファイ
バ16から光遅延回路(18−0)を経由した信号と合
流する。光合流回路19に接続される光ファイバ束は、
例えば特開昭59−4253号公報に開示されたものと
同様な光信号入力端末を構成している。すなわち、光遅
延回路(18−1),(18−2),…,(18−10
0)の遅延時間をそれぞれγ,γ,…,γ100
すれば γ<γ,γ,…,γ100…………(4)式 が成立している。ここにγは光遅延回路(18−0)
の遅延時間である。
光合流回路19には出力光ファイバ20が接続され、検
出された部分画像信号は光パルス列となって、この光フ
ァイバ20を通過する。第1図に模式的に図示されるよ
うに、入力された1個の光パルス信号22に対応して、
光パルス列23が生成される。このような光パルス列2
3が生成される理由は、光遅延回路(18−1),(1
8−2),…,(18−100)の有する遅延時間
γ,γ,…,γ100の値がそれぞれ異なるためで
あるが、このメカニズムは特開昭59−4253号公報
に述べられているので、省略する。ただし、接点信号の
オン・オフのみを取扱った上記公報に記載された技術と
異なり、本発明においては光パルス列の強度にも着目し
ている。すなわち、画像信号の濃淡に応じて、出力パル
ス列23に模式的に示すように、その強度が順次異なっ
ている。本実施例においては、このような連続的アナロ
グ信号をも信号情報として取扱うようにし、画像におけ
るハーフトーンをも再現できるようにしている。また、
第2図において、画像検出端12と制御装置30とを結
ぶ2本の光ファイバ15と20とは共通のケーブル装荷
34が施され、ケーブル敷設工事の簡易化が図られてい
る。次に、画像検出端12よりの出力光ファイバにより
伝送される光パルス信号23は、制御装置30に到来す
ると、直ちに光電変換器41によって相対応する電気的
パルス列に変換される。この電気的パルス列はシリース
/パラレル変換回路42によって、第1図の受光面14
上の個々の光ファイバに対応する信号に変換されたう
え、画像信号バッファメモリ回路(43−1),(43
−2),…,(43−100)へ入力される。このバッ
ファメモリ回路のそれぞれはA/D変換器を具備してお
り、必要なビット数、ここでは各4ビットずつを充当し
て、検出した画像信号が、単なるオンオフ信号(明点・
暗点)ではなく、中間濃度をもふくめてメモリされるよ
うになっているとともに、光パルス22の周期、すなわ
ち1/10,000SECにおいて毎回リフレッシュされている。
従って、この画像信号バッファメモリ(43−1),
(43−2),…,(43−100)には時々刻々の部
分画像のデータ、つまり、第1図の短冊状部分21に入
る物体の部分画像データがメモリされることになる。
これらの時々刻々の部分画像のデータを集成し、1枚の
全体画像を構成し、検出物体11のイメージを復元しな
ければならない。これを行うのが、画像処理回路45お
よび一連の画像信号メモリ回路(47−1−1),(4
7−1−2),…,(47−1−100),(47−2
−1),(47−2−2),…,(47−2−10
0),…,(47−100−1),(47−100−
2),…,(47−100−100)である。処理回路
45はバス44にて画像信号バッファメモリ回路(43
−1),…,(43−100)と結合されており、この
画像信号バッファメモリ回路(43−1),…,(43
−100)の毎回のリフレッシュの直後に、メモリ内容
を他方のバス46を通じて、順次画像信号メモリ回路
(47−1−1),(47−1−2),…,(47−1
−100),(47−2−1),(47−2−2),
…,(47−2−100),…,(47−100−
1),(47−100−2),…,(47−100−1
00)に移している。たとえば、あるリフレッシュタイ
ミングにおいて、バッファメモリ回路(43−1),
(43−2),…,(43−100)の信号内容が画像
メモリ回路(47−1−1),(47−1−2),…,
(47−1−100)へそれぞれ移されたら、次のリフ
レッシュタイミングにおいては、バッファメモリ回路
(43−1),(43−2),…,(43−100)の
信号内容が画像信号メモリ回路(47−2−1),(4
7−2−2),…,(47−2−100)へそれぞれ移
される、という方式である。画像信号バッファメモリ回
路(43−1),……(43−100)のリフレッシュ
は光パルス22に同期しているので、この一連の信号移
送操作を100回繰返し、画像信号メモリ回路(47−
100−1),(47−100−2),…,(47−1
00−100)へ到ったとき、合計100×100=1
0,000個の画像信号メモリ回路の全体は、検出物体
11の全体画像に対応するデジタル信号の集合になって
いる。このような信号移送操作を画像処理回路45が逐
次連続的に行うことにより、100全体画像/SECにて
変化する画像が得られることは明らかであろう。この画
像信号メモリ回路(47−1−1),…,(47−1−
100),(47−2−1)…(47−2−100),
(47−100−1)…(47−100−100)に対
して、デジタル的にインタフェースをとることにより、
各種オンライン画像処理技術を展開することができる
が、第2図においては、モニタテレビ49に表示する方
法のみを記載した。ここに、ビデオ信号生成回路48は
前記の画像信号メモリ回路の出力をスキャンニングし、
受光面14および検出対象物11の移動に伴う位置関係
を復元し、ビデオ信号に交換するものであり、これによ
ってモニタテレビ49上に検出物11の画像が復元さ
れ、自視によるイメージ確認が可能である。以上のよう
に、この実施例によれば、検出対象物が移動する物体に
限られるが、100×100=10,000画素という
実用的な画素数のもとに、毎秒100枚という通常のテ
レビカメラでは到達し得ない、多い枚数の画像を検出す
ることができる。
つぎに、この発明の実施例を第3図について説明する。
第3図は第2図において制御装置30内に収納されてい
た高速回転円板33を、画像検出端12内に移したもの
であり、ここでは高速回転シャッタとして動作する。光
遅延回路を利用する以上、受光面14にはパルス的な結
像が要請されており、これを実現するための他の方法と
して高速回転シャッタ方式としたものである。この方式
は、照射光の方式によることができな大規模な物体また
は遠方の物体であって自然光の利用できるもの、たとえ
ば屋外の車両や飛翔体などの画像検知に利用することが
できる。この実施例の場合、高速回転円板33の駆動装
置を画像検出端12内に必要とするため、画像検出端1
2内の全光性は失われるが、電気的・磁気的雑音からフ
リーであるという、光ファイバ応用検出器としての特性
は保持される。
なお、第1図に示す実施例においては、対物レンズ13
を用いて、受光面14に結像させているが、対物レンズ
13を用いずに、平行光線を対象物に当て、その透過光
を用いて対象物の影の像として、受光面14に結像させ
る場合においても、検出対象物11の結像の手段が異な
るのみであり、この発明が効果的に利用できることは明
らかである。また、製作上の都合などにより、第1図に
受光面である光ファイバ束の端面より分離される光ファ
イバ1本毎に光遅延回路を取り付けず、光ファイバを数
本まとめて合流させ、これに対して1つの光遅延回路を
接続させた場合にもこの発明が同様に適用できることは
明らかである。なお、上記実施例では第2図に示すよう
に、光パルスを作るものとして高速円板を利用したが、
パルス変調されたレーザ光源でも良いことはいう迄もな
い。
また、第1図,第3図とも受光面の構成は光ファイバを
1列(1列×100点)の光ファイバ束により構成して
いるが、これは2列以上(たとえば4列×100点)の
光ファイバ束により構成してもよく、上記実施例と同様
の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、光ファイバ束により
構成された受光面より出力される光ファイバに、光遅延
回路を接続して、移動する物体の部分画像を検出し、こ
の部分画像を制御装置において集成して全体画像を得る
ようにしたので、画素数の多い画面を比較的簡単な画像
検出端の構造により生成できるとともに、画像検出端よ
り出力される光ファイバの本数を激減させることができ
るので、敷設工事の容易化に貢献する。また、画面の1
秒あたりの枚数も通常のテレビカメラより多くすること
ができるので、高速に移動する物体の検知が容易とな
る。さらに、大部分の適用例においては、画像検出端を
全光式にて構成することが可能であるため、従来テレビ
カメラの適用が不可能であった部分への適用を広げうる
効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による画像伝送装置の画像
検出端を示すブロック接続図、第2図はこの発明の一実
施例による画像伝送装置のブロック接続図、第3図は他
の実施例による画像検出端のブロック接続図、第4図は
従来の画像伝送装置のブロック接続図である。 11は検出対象物、12は画像検出端、14は受光面、
(17−1)〜(17−100)は光ファイバ束、(1
8−0)〜(18−100)は光遅延回路、19は光合
流回路、30は制御装置(信号処理手段)。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光パルスを光源として、移動する検出対象
    物の部分画像を線状に配列された光ファイバ束の受光面
    に結像させる結像手段と、上記受光面から上記光ファイ
    バ束を介して得られる各光パルスの部分画像信号を所定
    時間ずつ遅延させる光遅延回路と、この光遅延回路で遅
    延した各光パルスの画像信号を合流して、光パルス列の
    部分画像信号を合成する光合流回路と、この光合流回路
    で合成した光パルス列の部分画像信号を上記検出対象物
    の全体を1画面とする相当数分まとめて、ビデオ信号に
    変換処理する信号処理手段とを備えた画像伝送装置。
  2. 【請求項2】光パルス列の画像信号は、ハーフトーンの
    再現が可能な、レベルの異なる光パルスからなることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像伝送装置。
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