JPH06146597A - 積み重ね台木 - Google Patents

積み重ね台木

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Publication number
JPH06146597A
JPH06146597A JP29320492A JP29320492A JPH06146597A JP H06146597 A JPH06146597 A JP H06146597A JP 29320492 A JP29320492 A JP 29320492A JP 29320492 A JP29320492 A JP 29320492A JP H06146597 A JPH06146597 A JP H06146597A
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JP
Japan
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rootstock
receiving surface
directions
side surfaces
inclined side
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29320492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyoshi Sato
強 佐藤
Junichi Miyamoto
準一 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 細長い長方形の受け面2の四周に、下方にむ
かって拡大する長手方向の傾斜側面3および短辺方向の
傾斜側面4を有し、さらに長手方向の傾斜側面3および
短辺方向の傾斜側面4の下方端から水平方向に帯状の長
手方向のつば5および短辺方向のつば6を有している。
受け面2の四周の稜線部分7は円弧状に形成されてお
り、また、長手方向の傾斜側面3および短辺方向の傾斜
側面4の下端縁8は円弧状に形成されている。 【効果】 以上の構成による台木は複数個積み重ねた際
に、かさばらずに持ち運びに好都合である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、載荷物を地面あるい
は床面から離した状態で置く際に使用する、台木に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、台木としては、形状は角柱状
の細長いもので、材質は木製、樹脂製およびコンクリー
ト製のものが使われてきた。台木は建設工事現場で材料
を搬入した際、その下敷きとして使われる事が多い。材
質、寸法は様々ではあるが、例えば、プレキャスト製の
外壁材料であるALCパネルに使われる台木は、材質は
ALCパネルと同一のものであり、高さ100mm、幅
100mm、長さはALCパネルの標準幅である600
mmよりやや短い500mmであり、その重量はおおよ
そ一本あたり4kgであった。これらの台木は、重くか
さばり、また材質が脆いために欠けやすく、持ち運びに
不便なため、建設工事現場で使われた後はこれまで建設
廃材として処分されるのが一般的であったが、昨今の廃
棄物問題から繰返し利用が可能な台木に対するニーズが
急速に高まっている。
【0003】また、台木は工事で使われる事も多い。台
木上に置いた重量物をフォークリフトを用いて持ち上げ
るには、台木の高さは100mm以上必要であり、また
載荷時に台木の回転を防止するには、台木の幅は少なく
ともその高さ以上は必要である。台木の重量は、その長
さにもより、様々ではあるが、一般的には人力で運ぶに
は重量に過ぎ、軽量小型化のニーズが強かった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明は前記従来技術
の問題点を解決する為に提案されたもので、受け面、該
受け面縁から下方へ拡大する傾斜側面及び、前記傾斜側
面下端縁から水平に突出された帯状のつばを台木であ
り、該台木の垂直断面が台形を有する事を特徴とする積
み重ね台木である。
【0005】本発明でいう受け面とは、載荷物が接する
部分であり、地面あるいは床面と水平になっている。受
け面の形状は特に限定されないが安定性を得る目的で、
載荷物の有する幅と略同一とすると好ましい。本発明で
いう傾斜側面は、上記受け面縁から、受け面とのなす角
が鋭角となる様に下方へ拡大してなる面であり、下端は
本発明の台木載置面まで到達している。
【0006】前記傾斜側面の角度は必要な積み重ね間隔
および耐荷重性能を得られるように決められる。受け面
の寸法は、台木自体の耐荷重性能と台木の上に置くもの
に耐圧性能上要求される接触面積の点から決められるが
好ましくは、100度以上である。本発明のつばは、本
発明の台木と、台木載置面との接触面積を広くし、安定
化するものであり、前記傾斜側面下端縁から受け面に水
平に帯状に突出している。つばの寸法は、台木と接触し
荷重が伝達されるに必要な床面の接触面積、横方向から
の力を受けた際のころがり抵抗および上部からの荷重を
受けた際の傾斜側面の変形抑止性能の点から決定され
る。
【0007】前記つばの長手方向光端辺間の間隔で表わ
される台木幅は、台木の受け面が、台木載置面までの高
さで表わされる台木高さより大きくすることが好まし
く、より好ましくは台木高さの1.5倍以上とすること
が好ましい。本発明の台木の材質は特に限定されるもの
ではないが、耐荷重性軽量性、耐久性の面から金属や樹
脂などが好ましい例として挙げられる。さらに台木の積
み重ね高さを低くすまために台木材料の厚さを薄くする
ことのできる金属がより好ましいといえる。
【0008】
【作用】以上の様な構成とすると、下記の作用により本
発明の効果を奏する。 (1)台木が傾斜側面およびつばを有するので重量物載
荷時や、台木同士を積み重ねた場合にも台木の転がりを
生ずることがない。 (2)台木は内部が空洞であり、座面も有しないので、
台木同士を容易に積み重ねることができる。 (3)台木の稜線等の面取りを行うことにより、雨水な
どの滞留が起こらず、また製品や人体を傷つける恐れも
ない。
【0009】
【実施例】以下この発明の実施例について説明する。図
1に本実施例の台木を示す。台木1は1.2mm厚のボ
ンデ鋼板を絞り成型した一体型のものであり、細長い長
方形の受け面2の四周に、下方にむかって拡大する長辺
方向の傾斜側面3および短辺方向の傾斜側面4を有し、
(傾斜側面4と受け面2のなす角は、100度)、さら
に前記の傾斜側面3、4の下方端から水平に帯状のつば
5、6を有している。短辺方向の傾斜側面4により、長
手方向の傾斜側面3が強化され、上部より荷重を受けた
際に本体が潰れにくく、耐荷重性能が大幅に改善され
る。短辺方向のつばも6耐荷重性や安定性の点で有効で
ある。また、長辺方向のつばは長手方向の傾斜側面3の
孕み出しを抑止する点で有効である。
【0010】また、受け面2には20φ程度の穴11を
設けているが、屋外において万が一上下を逆さまに置か
れた状態で本体10の内部に水が侵入した場合でも、該
穴11が水抜き穴として機能し発錆を防ぐ。さらに、大
量に積み重ねた場合、全ての台木の穴を貫通する様に棒
やロープなどを差し込む事により、さらに持ち運びが便
利になる。
【0011】さらに、受け面2の四周の稜線7は円弧状
に形成されており、例えばALCパネルのような脆い製
品の台木に用いた場合に、製品に傷、欠けなどが付きに
くい。さらに、屋外で用いて、受け面2に水が付着した
場合、受け面2の四周の稜線部分7が円弧状に形成され
ているため水きれがよく、後に台木1の上に製品を置く
際、受け面2にたまった雨水が製品下面を濡らしたり、
濡れによるすべりが生じる事もなく安全である。また、
長手方向の傾斜側面3および短辺方向の傾斜側面4の下
端縁8は円弧状に形成され、台木を積み重ねる際の挿入
が容易であり、下端縁8に雨水などが滞留しにくい。ま
た、長手方向のつば5および短辺方向のつば隅部9も円
弧状になっており、持ち運びの際、製品や、人の皮膚の
切り傷を生じる事がなく、安全である。
【0012】この台木1の幅すなわちふたつの長手方向
の帯状のつば5の先端相互の間隔は130mmであり、
該台木の高さである100mmの1.3倍となり、台木
の中手方向に直交する方向に水平力をうけても、回転が
生じにくい。また、つばが薄いので、床面に引っ掛かか
りやすく、滑りが生じにくい。また、つば5を有するの
で、例えばALCパネルのような脆い製品を積み重ねる
ための台木として使用しても、台木の下のALCパネル
を傷つけることがない。
【0013】台木1は、一本当たりの重量が約1.2k
gと従来のALC製の台木の半分程度であった。前記受
け面2の真上から受け面に垂直に平均的に載荷したとこ
ろ、耐圧荷重はおおよそ5トンであった。また、台木を
複数個積み重ねた際に、台木相互の受け面間の間隔は一
個の高さの1/10になり、かさばらずに持ち運びに好
都合であった。
【0014】さらに、図2に示す様に、前記長手方向の
傾斜側面3の下方位置にリブ12を有する様にすれば、
本実施例の台木を積み重ねた際、上部の台木のつばが下
部の台木リブ12に引っ掛かり、台木相互がかみ合う事
を防止できる。また、フォークリフトによって、積み重
ねられた台木を運搬する際、ロープやワイヤーなどリブ
12の下に挿入し、持ち上げることが容易にできるよう
になる。上記リブは、傾斜側面にもうけてもよい。
【0015】
【発明の効果】
(1)軽量かつ積み重ねが可能であるため、持ち運びに
便利である。 (2)水平方向に力を受けても回転が生じにくく、安定
性が良い。 (3)耐荷重に極めて優れる。 (4)台木を複数個積み重ねた際、台木同士がかみあっ
ても、かみあった台木のつば間に棒状工具を差し込みこ
じることによって、両者を簡単に外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例を示す斜視図
【図2】第二の実施例を示す斜視図
【符号の説明】
1 台木 2 受け面 3 長手方向の傾斜側面 4 短辺方向の傾斜側面 5 長手方向のつば 6 短辺方向のつば 7 稜線 8 下端縁 9 つば隅部 10 穴 11 リブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受け面、該受け面縁から下方へ拡大して
    なる傾斜側面及び前記傾斜側面下端縁から受け面に水平
    に突出された帯状つばを有する台木であり、該台木の、
    垂直断面が台形を有することを特徴とする積み重ね台
    木。
JP29320492A 1992-10-30 1992-10-30 積み重ね台木 Withdrawn JPH06146597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29320492A JPH06146597A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 積み重ね台木

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29320492A JPH06146597A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 積み重ね台木

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06146597A true JPH06146597A (ja) 1994-05-27

Family

ID=17791775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29320492A Withdrawn JPH06146597A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 積み重ね台木

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JP (1) JPH06146597A (ja)

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Legal Events

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Effective date: 20000104