JPH06146285A - 止水壁掘削機 - Google Patents

止水壁掘削機

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JPH06146285A
JPH06146285A JP4305720A JP30572092A JPH06146285A JP H06146285 A JPH06146285 A JP H06146285A JP 4305720 A JP4305720 A JP 4305720A JP 30572092 A JP30572092 A JP 30572092A JP H06146285 A JPH06146285 A JP H06146285A
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Yasuo Kajioka
保夫 梶岡
Hironori Arita
浩徳 在田
Toshio Watanabe
俊雄 渡辺
Yuji Onishi
雄二 大西
Shinichi Nishimura
晋一 西村
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    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
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    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/02Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
    • B28D1/08Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with saw-blades of endless cutter-type, e.g. chain saws, i.e. saw chains, strap saws
    • B28D1/088Sawing in situ, e.g. stones from rocks, grooves in walls

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 礫層等を含む地盤に、止水壁を施工するため
の薄溝を掘削する止水壁掘削機を提供することを目的と
する。 【構成】 地盤Eに掘削されたガイド穴1、1’に沿っ
て設置されたガイド2、2’と、ガイド2、2’に沿っ
て移動自在に設けられ、かつガイド2、2’に直交する
方向の軸線をもってそれぞれ回転するプーリー3cおよ
びプーリー4a、4bと、プーリー4a、4bの回転軸
の間隔を調整する調整手段6とを具備し、プーリー3
c、4a、4bが、それぞれ同軸で回転し、かつその軸
方向に並設された少なくとも2枚のプーリーから構成さ
れ、これらのプーリーにその回転軸方向に間隔を持ち、
互いに平行な少なくとも2基のワイヤーソー5…が張架
され、ワイヤーソー5…を駆動する駆動手段9aと、プ
ーリー3c、4a、4bの回転軸方向においてプーリー
の間隔を調整するプーリー幅調整機構7が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、礫層を含む地
盤の止水工事において、薄い連続した止水壁を施工する
ための薄溝を掘削する技術として好適な止水壁掘削機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】地下水流の侵入を防ぐための止水工事
は、地盤内に薄い止水壁を設けるものである。従来、こ
の止水壁を設けるための地盤の掘削技術として、図12
に示すようなワイヤーソー掘削機が知られている。図中
符号S’は、ワイヤーソー掘削機、Aは止水壁施工予定
地、Eは地盤である。
【0003】止水壁施工予定地Aの両端の地盤E内にガ
イド穴1、1’が垂直下方に掘削されている。このガイ
ド穴1、1’内には、ガイド穴1、1’に沿ってガイド
2、2’がそれぞれ設置されている。このガイド2、
2’の一方には駆動キャリッヂ3が、他方には調整キャ
リッヂ4がそれぞれガイド2、2’に沿って移動自在に
設置されている。この駆動キャリッヂ3の内部には、ガ
イド2に直交する方向の回転軸をもって回転する固定プ
ーリー3a、調整プーリー3b、および駆動プーリー3
cが配設されている。調整キャリッヂ4の内部には、同
じくガイド2に直交する方向の回転軸をもって回転する
固定プーリー4aおよび調整プーリー4bが配設されて
いる。これら各プーリーには、その内側に固定プーリー
3a、4aと調整プーリー3b、4bを、その外側に駆
動プーリー3cを配置してワイヤーソー5が張架されて
いる。さらに、調整キャリッヂ4内には、ワイヤーソー
5の張力を調整するために、固定プーリー4aと調整プ
ーリー4bの間隔を調節するテンショナー6が設けられ
ている。
【0004】このように構成した前記ワイヤーソー掘削
機S’において、ワイヤーソー5を駆動プーリー3cに
よって長手方向に沿って送りながら、また、前記駆動キ
ャリッヂ3と調整キャリッヂ4をガイド2、2’に沿っ
て昇降させることにより、止水壁施工予定地Aの表層か
ら深層へと順次、ワイヤーソー5の幅にほぼ等しい薄溝
が掘削される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の掘削技術には、次のような課題が存在す
る。すなわち、掘削する地盤内に、礫層等の粒度の粗い
地層が存在する場合、ワイヤーソーの駆動に伴って礫が
崩れ落ち、掘削した薄溝を塞いでしまい、連続した薄溝
を掘削することができない問題があった。
【0006】この課題を解決する方法として、礫層等の
粒度の粗い地層を固化材等を用いて予め地盤改良し、コ
ンクリート状の層にすることで掘削を可能にすることが
考えられる。しかし、この解決方法では、礫層が深層で
ある場合は適用できないし、施工コストが高くなる上、
掘削効率が低下する。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、礫層等を含む地盤の止水工事においても、地盤改良
を行うことなく薄い連続した止水壁を施工するための薄
溝を掘削できる止水壁掘削機を提供しようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
地盤に掘削されたガイド穴に沿って設置されたガイド
と、このガイドに沿って移動自在に設けられ、かつ前記
ガイドに直交する方向の軸線をもって回転するプーリー
と、前記ガイド穴に隣接して掘削されたガイド穴に沿っ
て設置されたガイドと、このガイドに沿って移動自在に
設けられ、かつこのガイドに直交する方向の軸線をもっ
て回転する複数のプーリーと、この複数のプーリーの回
転軸の間隔を調整する調整手段と、前記各プーリーに張
架された無端状のワイヤーソーと、このワイヤーソーを
駆動する駆動手段とを具備してなり、前記各プーリーが
それぞれ同軸で回転し、かつその回転軸方向に並設され
た少なくとも2枚のプーリーから構成され、これらのプ
ーリーにそれぞれワイヤーソーが張架されて各プーリー
の回転軸方向に間隔を持つ形態で、互いに平行な少なく
とも2基のワイヤーソーが構成され、さらに前記各プー
リーにその回転軸方向においてプーリーの間隔を調整す
るプーリー幅調整機構が設けられていることを特徴とし
ている。
【0009】
【作用】前記請求項1の発明によれば、前記ガイドにそ
れぞれ配置されたプーリーに張架されたワイヤーソー
が、駆動手段により長手方向に駆動されるとともに、前
記プーリーにそれぞれ設けた幅調整機構により、各プー
リーを構成するプーリーの間隔が調整され、このプーリ
ーに張架されたワイヤーソーの間隔が調整されるととも
に地盤の掘削幅が調整される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の止水壁掘削機を添付図面を参
照しながら詳細に説明する。図1ないし図6は、本発明
に係る止水壁掘削機を示したものである。図において、
従来例として示した図と共通する部分については、同一
符号を付してある。また、図中符号Sは、止水壁掘削
機、Aは止水壁施工予定地、Eは地盤である。止水壁施
工予定地Aの両端の地盤Eには、ガイド穴1、1’が垂
直下方に掘削されている。このガイド穴1、1’内に
は、ガイド穴1、1’に沿ってガイド2、2’が設置さ
れている。ガイド2には駆動キャリッヂ3が、ガイド2
には調整キャリッヂ4がそれぞれガイド2、2’に沿っ
て移動自在に設置されている。この駆動キャリッヂ3の
内部には、ガイド2に直交する方向の回転軸もって回転
する2枚の駆動プーリー3c、3cが配設されている。
調整キャリッヂ4の内部には、同じくガイド2に直交す
る方向の回転軸をもって回転する2枚の固定プーリー4
a、4aおよび調整プーリ4b、4bが配設されてい
る。これら駆動プーリー3c、3c、固定プーリー4
a、4aおよび調整プーリー4b、4bには、後述する
プーリー幅調整機構7、7、7がそれぞれ設けられてい
る。さらに、これら駆動プーリー3c、3c、固定プー
リー4a、4aおよび調整プーリー4b、4bを内側に
配置させて無端状の2条のワイヤーソー5、5が前記各
プーリーの回転軸方向に間隔を持つ形態で互いに平行に
張架されている。さらに、調整キャリッヂ4内には、ワ
イヤーソー5、5の張力を調整するために、固定プーリ
ー4a、4aと調整プーリー4b、4bの回転軸の間隔
を調節するテンショナー6(調製手段)が設けられてい
る。止水壁掘削機Sは、上記のように概略構成されてい
る。
【0011】ガイド2は、平面視コ字型の鋼材で、開口
面を止水壁施工予定範囲Aに向けて、前記ガイド穴1内
部に設置されている。ガイド2の内側面2aには、レー
ル2bが、前記内側面2aより前方に突出して鉛直方向
に設けられている(図5参照)。レール2bには、鉛直
方向に沿って溝2cが形成され、該溝2cの側面には鉛
直方向に一定間隔ごとに丸棒2d…が水平に固定されて
ラック2fが形成されている。ガイド2もガイド2と同
様の構成となっている。
【0012】駆動キャリッヂ3は、その上側に駆動キャ
リッヂ3を前記レール2bに沿って移動させる昇降部8
が設けられ、下側に地盤を掘削する掘削部9が設けら
れ、これら昇降部8と掘削部9を区画し収納するケーシ
ング10が具備された構成となっている。
【0013】昇降部8は、水平方向に回転軸をもって回
転するピニオン8aとピニオン8aを駆動させる油圧モ
ーター8bとから構成されている。この構成において、
ピニオン8aと前記レール2bに設けたラック2fとが
歯合されて駆動キャリッヂ3が上下移動できるようにな
っている。
【0014】掘削部9は、前記駆動プーリー3c、3c
と、駆動プーリー3c、3cを駆動させる油圧モーター
9a(駆動手段)とから概略構成されている。駆動プー
リー3c、3cは、油圧モーター9aの出力軸に設けた
ギア9bと駆動プーリー3c、3cの駆動軸3dに設け
たギア9cに無端状のチェーン9dを張架させて駆動力
が伝達されるように構成されている。
【0015】ケーシング10は、レール2bを把持する
ように薄板状の後板10aと、この後板10aとの間に
内部空間を確保して前方に突出する湾曲面を有する蓋板
10bとが固着されて形成されている。ケーシング10
の内部には、前記昇降部8と掘削部9を区画する仕切り
板10cが形成されている。前記蓋板10bには、駆動
キャリッヂ3を横方向に安定化させるガイド部材10
d、10dと、ワイヤーソー5、5を引き出すためのス
リット10eが設けられている。
【0016】調整キャリッヂ4は、前記駆動キャリッヂ
3と同様に、調整キャリッヂ4のレール2bに沿った移
動を行なう昇降部8’と、地盤Eを掘削する掘削部9’
と、この昇降部8’と掘削部9’とを区画・収納するケ
ーシング10’とから構成されている。昇降部8’およ
びケーシング10’の構成は、前記駆動キャリッヂ3に
おけるそれとほぼ同一である。
【0017】掘削部9’は、固定プーリー4a、4a
と、固定プーリー4a、4aの上方に上下動自在に取り
付けられた調整プーリー4b、4bとから構成されてい
る。調整プーリー4b、4bには、調整プーリー4b、
4bの上下動を行なうテンショナー6が設けられてい
る。テンショナー6は、エアシリンダー6aと、ピスト
ンロッド6bと、ピストンロッド6bの一端と調整プー
リー4b、4bの回転軸に張架されたワイヤー6cとか
ら構成されている。この構成において、エアシリンダー
6aの伸縮により、ロッド6が上下動し、ワイヤー6c
が調整プーリー4b、4bの回転軸を上下に移動させて
調整プーリー4b、4bが上下動するようになってい
る。つまり、調整キャリッヂ4内における、この調整プ
ーリー4b、54bの上下動によりワイヤーソー5、5
の張力が一定に調整されるように構成されている。固定
プーリー4a、4aと調整プーリー4b、4bには、前
記駆動プーリー3c、3cと同様に後述するプーリー幅
調整機構7が設けられている。
【0018】図7および図8は、前記プーリー幅調整機
構7の詳細を示したものである。プーリー幅調整機構7
は、次のように構成されている。すなわち、プーリー7
a、7aが軸線Bをもって圧縮バネ7bにより連結され
るとともに、この軸線Bをもって回転自在に設けられた
外軸7c、7cに固着されている。この外軸7c、7c
はその一端に軸受け7d、7dを設けた挟み板7e、7
eによって両側から支持されている。また、この挟み板
7e、7eの他端には、雌ねじを設けたねじ穴7f、7
fが形成されており、挟み板7e、7eはこの雌ねじに
螺合するねじ棒7gによって支持されている。このねじ
棒7gは、その中央にピニオン7hを有し、このピニオ
ン7hを挟んでそれぞれ逆ネジにネジ切ってあるネジ棒
7i、7jが固着されて形成されている。さらに、ピニ
オン7hに歯合するラック7kが設けられ、このラック
7kは油圧シリンダー(図示せず)により、ピニオン7
hを回転をさせるように構成されている。なお、駆動プ
ーリー3cには、前記外軸7c、7cの内側に、前記駆
動軸3d(図4参照)がスプライン結合されて外軸7
c、7cが駆動するようになっている。
【0019】上記構成において、プーリー幅調整機構7
は、油圧シリンダー(図示せず)によりラック7kがス
ライドしてピニオン7hを回転させ、このピニオン7h
の回転に伴いネジ棒7gが回転し、挟み板7e、7eが
ネジ棒7gと軸線Bに沿って平行にスライドし、この挟
み板7e、7eのスライドに伴って、プーリー7a、7
aが軸線Bに沿って伸縮しプーリー7a、7aの幅が調
整できるようになっている。
【0020】次に、本発明に係る止水壁掘削機Sを用い
て、礫層等の粒度の粗い地層を含む地盤に薄溝を施工す
る方法について工程順に説明する。
【0021】まず、図9に示すように、地盤中の止水壁
施工予定範囲Aに沿って、数箇所(図では2箇所)に所
定の深さのガイド穴1、1’を掘削する。次に、これら
掘削したガイド穴1、1’にガイド2、2’をそれぞれ
建て込む。
【0022】次に、図10に示すようにして、ワイヤー
ソー5、5を張架させた駆動キャリッヂ3及び調整キャ
リッヂ4を、ガイド2に駆動キャリッヂ3を配置させる
とともに、ガイド2に調整キャリッヂ4を配置させる。
これら駆動キャリッヂ3と調整キャリッヂ4の昇降は、
駆動キャリッヂ3と調整キャリッヂ4にそれぞれ設けた
昇降部8、11により行う。
【0023】地盤の掘削は、駆動キャリッヂ3の掘削部
9に設けた油圧モーター9dを駆動し、駆動プーリー3
c、3cを回転駆動させ、ワイヤーソー5、5を長手方
向に周回させることにより行なう。そして、駆動キャリ
ッヂ3と調整キャリッヂ4の昇降を独立して行うことに
より、ワイヤーソー5、5の幅にほぼ等しい薄溝が、止
水壁施工予定範囲Aの表層部から深層部へ順次掘り下げ
られて掘削される。
【0024】地盤の掘削深さが礫層等の粒度の粗い地層
に達した場合には、駆動プーリー3c、3c、固定プー
リー4a、4aおよび調整プーリー4b、4bに設けた
プーリー幅調整機構7、7、7によって各プーリー幅を
それぞれ調整して、ワイヤーソー5、5の幅を調整する
ことにより、掘削幅を礫の最大粒径以上に拡げて掘削を
行なう。このように、地層の粒度によって各プーリーの
幅を調節しながら、止水壁施工予定地Aに連続した薄溝
を構築する。
【0025】さらに、掘削した薄溝の内部に止水シート
11を建て込んで、止水壁を形成する。止水シート11
の挿入は、図11に示すように、止水シート11の下部
両端をそれぞれ駆動キャリッヂ3と調整キャリッヂ4の
上部に紐15などで結び付けた状態で、駆動キャリッヂ
3と調整キャリッヂ4をガイド2、2’に沿って下降さ
せることによって行なう。止水シート11とキャリッヂ
を結び付ける紐15は、止水シート11が薄溝の底部に
到達した時に、容易に取り外せるようにしておき、駆動
キャリッヂ3および調整キャリッヂ4のみをガイド2、
2’に沿って上昇させて止水シート11の挿入を完了す
る(図12)。
【0026】以上説明したように、本発明の止水壁掘削
機Sによれば、駆動キャリッヂ3および調整キャリッヂ
4に配置した各プーリーにワイヤーソー5、5張架し、
このワイヤーソー5、5を油圧モーター9dにより長手
方向に駆動し、プーリー幅調整機構7により各プーリー
の間隔を調整し、ワイヤーソー5、5の間隔を調整して
地盤の掘削幅を調整できるようにしたので、礫層などの
粒度の粗い地層を含む地盤に薄溝を掘削する場合におい
ても、崩れ落ちた礫等により薄溝を塞ぐことなく連続独
立した薄溝を容易に構築できる。
【0027】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の止水壁掘削機に
よれば、前記ガイドにそれぞれ配置されたプーリーに張
架されたワイヤーソーが、駆動手段により長手方向に駆
動されるとともに、前記プーリーにそれぞれ設けた幅調
整機構により、各プーリーを構成する少なくとも2枚の
プーリーの間隔が調整され、このプーリーに張架された
ワイヤーソーの間隔が調整されるとともに地盤の掘削幅
が調整されるようにしたので、礫層等を含む地盤の止水
工事においても、地盤改良などを行わずに薄い連続した
止水壁を施工するための薄溝を掘削できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の止水壁掘削機の一実施例を示す側面図
である。
【図2】ガイド穴およびガイドの構成を示す平面図であ
る。
【図3】同止水壁掘削機の駆動キャリッヂの構成を示す
要部断面斜視図である。
【図4】同駆動キャリッヂの駆動プーリーの駆動力伝達
機構を示す正面図である。
【図5】同駆動キャリッヂの構成を示す外観斜視図であ
る。
【図6】同止水壁掘削機の調整キャリッヂの詳細を示す
要部断面斜視図である。
【図7】同止水壁掘削機のプーリー幅調整機構の詳細を
示す正面図である。
【図8】図7におけるPーP’断面図である。
【図9】止水壁の施工工程を示すもので、ガイド穴を掘
り、ガイドを建て込んだ状態を示す側面図である。
【図10】同止水壁掘削機により薄溝を掘削している作
業状態を示す側面図である。
【図11】同止水壁掘削機により薄溝内に止水シートを
挿入している作業状態を示す側面図である。
【図12】同止水壁掘削機により施工した止水工事の止
水壁の施工完了状態を示す断面図である
【図13】従来のワイヤーソー掘削機の一例を示す側面
図である。
【符号の説明】
E 地盤 1 ガイド穴 2 ガイド 3 駆動キャリッヂ 3c 駆動プーリー 4 調整キャリッヂ 4a 固定プーリー 4b 調整プーリー 5… ワイヤーソー 6 調整手段 7 プーリー幅調整機構 9a 駆動手段
フロントページの続き (72)発明者 大西 雄二 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 西村 晋一 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地盤に掘削されたガイド穴に沿って設置
    されたガイドと、このガイドに沿って移動自在に設けら
    れ、かつ前記ガイドに直交する方向の軸線をもって回転
    するプーリーと、前記ガイド穴に隣接して掘削されたガ
    イド穴に沿って設置されたガイドと、このガイドに沿っ
    て移動自在に設けられ、かつこのガイドに直交する方向
    の軸線をもって回転する複数のプーリーと、この複数の
    プーリーの回転軸の間隔を調整する調整手段と、前記各
    プーリーに張架された無端状のワイヤーソーと、このワ
    イヤーソーを駆動する駆動手段とを具備してなる止水壁
    掘削機であって、前記各プーリーがそれぞれ同軸で回転
    し、かつその回転軸方向に並設された少なくとも2枚の
    プーリーから構成され、これらのプーリーにそれぞれワ
    イヤーソーが張架されて各プーリーの回転軸方向に間隔
    を持つ形態で、互いに平行な少なくとも2基のワイヤー
    ソーが構成され、さらに前記各プーリーにその回転軸方
    向においてプーリーの間隔を調整するプーリー幅調整機
    構が設けられていることを特徴とする止水壁掘削機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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