JPH06145411A - ポリウレタンフォームの急速冷却からのプロセス空気流処理方法 - Google Patents

ポリウレタンフォームの急速冷却からのプロセス空気流処理方法

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JPH06145411A JP5137847A JP13784793A JPH06145411A JP H06145411 A JPH06145411 A JP H06145411A JP 5137847 A JP5137847 A JP 5137847A JP 13784793 A JP13784793 A JP 13784793A JP H06145411 A JPH06145411 A JP H06145411A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリウレタンフォームの急速冷却物から生ず
る処理空気流を効率的かつ経済的に処理すること。 【構成】 反応性インシアナート、少なくとも一つのポ
リオール樹脂および発泡剤を含む組成物から可とう性の
連続気泡ポリウレタンフォームを連続的に製造し、さら
に、プロセス空気を、その上昇が止んだ後に発泡材料の
内部から引き抜き、それによって発泡材料の冷却を促進
させ、かつプロセス空気流が残留する気化状態の反応副
生物および発泡組成物の未反応成分を含む方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリウレタンフォーム
材料の連続製造及びプロセス中の空気流から環境上望ま
しくない成分の除去に関する。このプロセス中の空気流
は、当該空気流の大気中への排出前に、連続気泡軟質ポ
リウレタンフォームの急冷のプロセスに使用されてい
る。
【0002】
【従来の技術】ポリウレタンフォーム製造の技術、特
に、連続気泡軟質ポリウレタンフォームの連続製造はよ
く開発されている。クロロフルオロカーボン類及び塩化
メチレンのような有機発泡剤の使用は、これらの化合物
の大気中への自由な放出が環境に悪影響をもたらし得る
という確定前には長く産業界により採用された。
【0003】近年、政府の規制は、環境的損害又は健康
危害の危険性が顕著にあると思われる場合に、これらの
及びその他の有機化合物の産業上の使用を制限又は禁止
さえすることを採用されてきた。例えば、軟質ポリウレ
タンフォームの製造の使用に相対的に廉価な補助発泡剤
である塩化メチレンの使用は数州において規制されてい
る。大気中へのクロロフルオロカーボン類の排出を削減
する努力が世界的になされてきており、米国の軟質ポリ
ウレタンフォームの製造においてクロロフルオロカーボ
ン類の使用は1992年の末までに撤廃される。
【0004】軟質ポリウレタンフォームが補助有機発泡
剤の使用なしで製造できることは周知である。組成物中
の水分と反応性イソシアナート基の量を増加させること
により、フォームをもたらし所望の気泡構造を形成する
のに充分なガスを発生させることができる。しかし、単
独の発泡剤として水を含むフォーム配合物は反応中高熱
を発生し、ブロックの内部のフォーム材料のスコーチ又
は発火さえもたらし得る。事実、補助発泡剤の使用はス
コーチの傾向を減少させる役割を果たす。有機発泡剤を
気化するのに必要な熱は発熱の最大温度を減少させ、フ
ォームブロックの内部に残った残留有機発泡剤は、易燃
性でなく、燃焼を維持しないだろう。
【0005】単独の発泡剤として水を使用して幅約72
インチ〜94インチ及び高さ30インチ〜50インチの
断面をもつ許容できる軟質ポリウレタンフォームを製造
するために、反応が安定な形状を生じさせた後、新たに
製した連続気泡フォーム材料中に空気流を吸い入れるこ
とにより当該フォーム材料の内部を急冷するのが好まし
いことを見いだした。フォームを急冷するための種々の
方法及び装置は当業界で公知であり、本発明の構成部分
でない。
【0006】新たに生成した連続気泡軟質ポリウレタン
フォームを急冷するための従来技術の方法及び装置の例
は、次の米国特許明細書に開示されている。即ち、米国
特許第3,061,885号(1962年11月6日発
行)、米国特許第3,890,414号(1975年6
月17日発行)、米国特許第4,537,912号(1
985年8月27日発行)及び許可された同時係属出願
第07/674,438号(1991年3月22日出
願)各明細書である。
【0007】空気流が熱フォーム材料の内部中及びプロ
セス空気流集合システムを通過するので、空気流は、反
応並びに揮発性及び気化した有機成分(使用した場合に
は発泡剤を含む)により生じた固体粒状物質(二酸化炭
素)を除去し同伴する。ほとんどの権原のある当局の現
在の規制下で加熱したプロセス空気流は大気中に直接排
出できない。
【0008】気化した成分には少量の未反応イソシアナ
ート、安定剤、酸化防止剤、クロロフルオロカーボン
類、フルオロカーボン類、ヒドロクロロフルオロカーボ
ン類、塩化メチレン、アセトン及び1,1,1−トリク
ロロエタンのような有機発泡剤、並びに原材料由来の痕
跡の揮発性不純物等がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】新たに製造されたフォ
ームから生ずる固体粒状物質は、ブチレーテッド・ヒド
ロキシレーテッド・トルエン(BHT、酸化防止剤)の
ような固体化学成分を含み得る。それと共に、目の詰ま
っていない状態のフォームの破片も含有し得る。空気透
過性表面を付与するためにフォームブロックがキャステ
ィングコンベアーから離れた後に、紙やポリマーフィル
ムの保護ウエブが、フォームブロックの下、側面及び/
又は上から剥がされた場合に、そのような破片は、フォ
ームブロックにまとわりつくものであるか、又はフォー
ムブロックから部分的にのみ分離するものである。フォ
ームの破片等が大気中に放出された場合には、巨視的な
環境の面からは有害なものではないが、部分的には有害
なものとなり、メインテナンスの問題が生ずるであろ
う。BHTのような固体化学成分は、フォームを製造す
るために使用される原料物質の組成を再配合することに
よって除去し得る。
【0010】1991年5月20日に出願された米国特
許出願第07/702,413号には、柔軟性ポリウレ
タンフォームの急速冷却物から生ずる処理空気流の下流
域における処理のための方法及び装置が開示されてい
る。これによれば、不純物を減じるために、微小水滴を
発生させるためのウオータースプレー、及び水によって
濡れている機械的濾過システムが使用されている。
【0011】本発明の方法及び装置に従えば、ポリウレ
タンフォームの急速冷却物から生ずる処理空気流を効率
的かつ経済的に処理し得ることが判明した。すなわち、
固体粒状物質を効果的に除去し、かつ成分を揮発せしめ
て、処理後の処理空気流を周囲に放出する際の法定条件
に適合させることができる。本発明は、フォームブロッ
クの連続式急速冷却又はバッチ式急速冷却に関連して使
用し得る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の最も広い態様に
おいては、本発明の改良方法は以下の各工程から成る: (a)連続気泡ポリウレタンフォームの急速冷却物から
高温処理空気流を捕集する工程。ここで、該ポリウレタ
ンフォームは、フォーム物質の内部から揮発した化学成
分を含有しており、そして、空気流は実質的に粒状物質
を含まない。
【0013】(b)処理空気流を膨張室に通す工程。こ
こで、該膨張室は処理空気流の流速を減じるように適合
された断面積を有する。
【0014】(c)処理空気流を吸着ゾーン中に通す工
程。ここで、該吸着ゾーンは、少なくとも一つの活性カ
ーボンチャー処理床を有している。該処理床は、処理空
気流から全ての揮発した化学成分を実質的に除去するよ
うに適合されている。
【0015】(d)処理した処理空気流を大気中に放出
する工程。
【0016】吸着ゾーンにおける活性カーボンチャー床
の操作を有効に行い、かつ詰まりやそれに伴うメインテ
ナンスの問題を回避し、しかも、使用済みカーボンチャ
ーを効果的に再生するためには、固体フォームの破片を
除去することが必要であることが判明した。
【0017】本発明の改良方法の他の好ましい態様は以
下の各工程から成る: (a)粒状物質を含む処理空気流を捕集し、フォーム物
質内部の成分を揮発させる工程。
【0018】(b)処理空気流をフィルター室の上流端
の導入口に導入する工程。ここで、該フィルター室は、
処理空気流の流速を約300〜900リニアfpmに減
じるように適合された断面積を有する。
【0019】(c)処理空気流を複数の低抵抗機械的フ
ィルター部材中に通して、処理空気流から粒状物質を搬
出・除去する工程。ここで、該フィルター部材は、フィ
ルター室内に配置されている。
【0020】(d)処理空気流をフィルター室の下流端
の導出口に通す工程。
【0021】(e)処理空気流を膨張室に通す工程。こ
こで、該膨張室は、処理空気流の流速を減ずるように適
合された断面積を有する。
【0022】(f)処理空気流を上流導入口を経て化学
吸着ゾーンに導入する工程。該吸着ゾーンは、少なくと
も一つの活性カーボンチャーフィルター床から成る。
【0023】(g)処理空気流を少なくとも一つの活性
カーボンチャーフィルター床に通す工程。ここで、その
流速は、フォーム物質から揮発した成分を、処理空気流
から除去するように適合されている。
【0024】(h)処理した処理空気流を吸着室下流の
導出口を経て大気中へ放出する工程。
【0025】他の態様においては、ポリウレタンの急速
冷却からの処理空気流(process airstream)を、空気流
を大気中に放出する前に、処理するための本発明の改良
された装置は以下の部材: (a) 処理空気流を移動させるための処理空気流回収誘導
手段; (b) 導入口及び導出口を有し、フィルター室を横切る処
理空気流の圧力低下を最小にするように適合された流れ
の方向における断面積を有するフィルター室; (c) フィルター室の内部に設置された多数の機械的フィ
ルター部材; (d) フィルター室の導出口から排出される処理空気流を
受容するように適合されており、大気中に放出される空
気流の圧力低下を最小にするように適合された流れの方
向における断面積を有する吸着膨張室; (e) 膨張室を通って通過する処理空気流を受容するよう
に適合された導入口及び処理空気流を大気中に放出する
ための導出口を有する吸着室;及び (f) 吸着室の導入口と導出口との間の室内に配置されて
入る少なくとも一つの活性炭フィルター床;を含むもの
である。
【0026】好ましい態様においては、本発明の改良さ
れた方法は、粒子状物質及び急速冷却処理領域からの気
化化学成分を含む処理空気流を、機械的フィルター処理
領域を通過させて処理空気流から粒子状物質を除去する
初期段階を含んでいる。
【0027】更に好ましい態様においては、機械的フィ
ルター処理領域は、処理空気流の速度を、それが機械的
フィルターを通過する前に減少させるように適合されて
いる予備フィルター膨張室を含んでいる。
【0028】予備フィルター膨張室は、熱処理空気流の
流れ方向に対して横方向に配置された、少なくとも一つ
であるが好ましくは多数のフィルター部材を有するフィ
ルター室の構成の多数の機械的フィルターと有利に組み
合わせることができる。これらのフィルター部材は、大
きな有効表面積を有し、比較的微細な粒子の通過を妨
げ、大きな背圧又はフィルター室を横切る圧力低下を与
える能力を有しているべきである。フィルター部材又は
媒体は、また、処理空気流の力及び粒子状物質の衝撃に
耐えるのに十分な引張強さ及び引裂強さを有していなけ
ればならない。本発明方法において用いるのに好適なフ
ィルター媒体は、連続気泡ポリマーフォームである。ポ
リマーフォーム機械的フィルターは、平坦な又は螺旋状
の上流表面を有する連続気泡ポリウレタンフォームであ
ってよい。螺旋状のフォームを用いると、より大きな表
面積が得られ、比較的低い圧力低下が得られ、より長い
操作時間でより有効な粒子除去が可能になり、それによ
ってフィルターのメンテナンス及び/又は交換が少なく
てすむようになる。螺旋状フォームの製造は当該技術に
おいて周知である。
【0029】フィルター室は、例えば金属耐摩耗布又は
クロス部材によって、フィルター媒体がその上に保持さ
れ支持されている1以上のフィルタートレイに容易にア
クセスできるように構築されている。この目的を果たす
ドア又はマンホールにはガスケットを取り付けて、フィ
ルター室からの加圧熱処理空気流の漏れを排除しなけれ
ばならない。フィルターの有効寿命又は能力を超える時
間の急速冷却処理の連続操作を行う必要がある場合に
は、二つのフィルター室を適当な管路及び分流バフルと
共に構成して、フィルターの交換又は再調整が必要にな
った際に処理空気流を一つの室から他の室へ分流するこ
とができるようにすることができる。また、平坦又は螺
旋状の表面を有する不定の長さのフォームウェブをフィ
ルター室に与えて、粒子状物質を保持するための新鮮な
表面を連続して又は周期的に提供することができる。
【0030】化学吸着ゾーンは活性カーボンチャーまた
は活性チャコールの少なくともひとつの床を含み、プロ
セス空気流れは大気に廃棄される前にそれを通過する。
活性カーボンチャー(ACC)床を含む装置の能力と配
置の設計は、(1)容積測定の空気流れ、(2)空気流
れの線速度、(3)プロセス空気流れから除去されるべ
き揮発成分の濃度または重量、(4)周囲温度、(5)
供給空気流れの温度、(6)吸着ユニットの操作期間の
要素を含む。
【0031】使用されるACCは、ナッツシート、木
材、動物の骨、および他の炭素含有物質のデストラクテ
ィブ(destructive)蒸留により製造される
タイプのものである。ココナッツシェルから得られる高
度に多孔質なACCが、本発明において満足の行く結果
を与えることが見いだされた。
【0032】プロセス空気流れの容積と揮発成分の濃度
とが比較的低く、プロセスが間欠的に運転される場合に
は、単一ステージの吸着床で十分である。大スケールの
連続フォーム製造装置であって、急冷プロセスが2また
は3シフト連続する場合には、膨張室を有する吸着室を
設け、プロセス空気流れの線速度を減少させ、約35か
ら75リニアfpmで吸着ユニットのACCを通過させ
ることが好ましい。ひとつの好ましい実施態様において
は、プロセス空気流れは二つの平行な流れに分割され、
不純物除去床(scavenger bed)と主床
(primarybed)とにそれぞれ通される。公知
手段による、吸着ユニットの揮発性有機物のダウンスト
リームを連続的にモニターすることが、これらの成分を
除去することにおけるACC床の効果を示すために行わ
れる。
【0033】主床のACCが定期的にサンプリングさ
れ、試験され、その化学成分を吸着する能力が継続され
ているか否かが評価される。吸着床の効率がよく経済的
な運転は、ユニットを作り上げている1以上の床のAC
Cの個々の置き換えにより達成される。吸着ユニットの
設計パラメータと使用ずみのACCの再構成の方法は公
知である。
【0034】スタートアップの間、ダクト、吸着ユニッ
ト、濾過床が安定した操作温度(約200°F以上)に
達する前に、少量の化学物質がプロセス空気流れととも
に吸着ユニットを通過することが見いだされた。運転の
最初の2〜5分間は、成分の10%以下は吸着されな
い。スタートアップ時の現象は、急冷プロセス空気流れ
を処理する前に、加熱空気により吸着ユニットを予備加
熱することにより避けることができる。濾過床は約18
0から230°Fに加熱することができる。
【0035】吸着床の運転効率は、供給されるプロセス
空気流れの温度と空気流れ中に存在する湿分にも影響さ
れる。ACCの吸着能力は温度に逆比例する。すなわ
ち、温度が高くなれば空気流れから揮発成分を除去する
能力が減少する。湿分の存在もまたACCに有害であ
る。
【0036】局地的な理由により、周囲温度が比較的高
い場合には、プロセス空気流れを適当な熱交換器に通し
て温度を下げることができる。熱交換器は吸着ユニット
のアップストリームの都合のよい適当な場所に設けるこ
とができ、回収された余分な熱は他のプラントプロセス
での使用、または必要によっては仕事場の暖房などに使
用できる。
【0037】必要であれば、過剰の水蒸気も吸着ユニッ
トのアップストリームで回収することができる。フォー
ムブロックの急冷のために、プロセスにおいて水スプレ
ーが使用されている場合には、吸着ユニットに接触する
前に、プロセス空気流れから水蒸気を除去することがで
き、これにより吸着ユニット中のACCの早期の失活を
避けることができる。吸着工程で運転温度を上げること
は、プロセス空気流れからもたらされる水蒸気を減少さ
せることができる。
【0038】本発明は、フォームをその上昇を完了した
後に処理するための迅速冷却加工を採用した連続軟質ポ
リウレタンフォームの生産方法を、図式ブロック流れ図
によって例証する図1に関連して記述される。迅速冷却
に続いて、来るべき運送のために倉庫に保管するため又
は二次加工により他の製品とするため連続フォームブロ
ックは望まれる長さに切断される。
【0039】本発明の方法にしたがって、迅速冷却加工
の空気流は迅速冷却工程処理帯から適切なダクト仕事に
よって集められ、そのダクト仕事の中では空気流は1,
500立法フィート/分(cfm)〜2,500cfm
の流速で、または8,000〜15,000cfmと同じ
くらい高い流速で移動する。工程空気流の流速は、フォ
ーム冷却装置の設計パラメーター、処理されるフォーム
の大きさと型及び本技術分野の当業者にとって明白であ
る他の変数によって決定される。
【0040】高速度加工空気流は、速度を1,000f
pmより小さく、そして好ましくは約300〜900線
fpmの速度に減少するために、十分な断面積を有する
予備フィルター膨張室に導入される。
【0041】本方法における次の工程は、加工空気流か
ら、高速度の迅速冷却空気流によってフォームブロック
から引き抜かれたフォーム破壊屑のような粒子状物質を
除去することである。この粒子除去工程は、織られた又
は不織の繊維、金属メッシュ、ガラス繊維、又は他の多
孔性のフィルターのような粒子フィルターの両側に最小
背圧又は圧落下を生じる機械的フィルター媒体を通して
加工空気流を通過させることによって達成される。フォ
ーム破壊屑の効果的なろ過は連続気泡ポリウレタンフォ
ームを含んで成る多数のポリマーフォームフィルターを
使用して達成できる。粒子状物質の効率的な除去は、一
次フィルター要素として複雑な上流側の表面及び2イン
チの厚さを有する30孔/インチ(「ppi」)フィル
ターフォーム;そして二次平坦フィルター要素として複
雑な表面及び1インチの厚さの70〜80ppiのフィ
ルターフォームを使用することによって達成できる。多
孔性及び厚さの他の組み合わせは、最小の圧力落下によ
って個体粒子の効果的で効率的な除去を得るために採用
し得る。
【0042】個体粒子状物質を除去するための処理に続
いて、加工空気流は空気流の速度を減じるのに適した断
面積を有する吸収膨張室内に入る。この膨張帯の下流は
少なくとも一つの活性炭炉材床を含む吸収室であり、加
工空気流は空気流から揮発した化学成分を除去するため
に約35〜75線fpmの流速で吸収室を通過する。加
工空気のACC炉材床を通る流速は炉材床の設計パラメ
ーターによって変化させられる。床の設計は、吸収装置
を通るときに加工空気流の圧力落下を最小とするように
選択される。
【0043】本方法の最終工程は、処理された加工空気
流の吸収室から大気中への排出である。
【0044】図2に例証された装置に関して、一または
複数のポリエチレンフィルムのような剥離材の布帛が並
んでいる慣用のフォーム製品コンベアが示されている。
連続フォームブロック12がその上昇を完了し、自己耐
久形状に達したとき、それは空気透過コンベア系に移さ
れ、そこでフォームは迅速冷却処理される。
【0045】冷却空気を新たに造られた連続気泡フォー
ム材料を通して引くことができるために、フォームブロ
ック又はバンの少なくとも上又は底の外表面上の形成さ
れる不透過性のスキンは除去するか孔あけされなければ
ならない。フォームがその上昇を完了し、自己耐久状態
に達した後、底と側面のコンベア線状布帛は、慣用の方
法で除去される。もし不透過性のスキンが線上布帛で完
全に除去されない場合には、ブロックの底及び所望によ
っては側面は、ばり取りして連続気泡フォームをさらす
か又は空気を自由に通過させるために多数の縦の切り込
みを供給される。所望によっては、上面のスキンも除去
又は切断される。
【0046】気泡材料を通して導入された急冷用の処理
空気の流れは、コンベヤー14の開放メッシュ表面を通
って、真空ポンプ22によって作動する通常のダクト2
4に結合している補集箱20に入る。
【0047】ポンプの下流にある1つまたはそれ以上の
導管24は、処理用空気流を前フィルター膨張室30の
入り口に案内する。膨張室30は、処理用空気流の速度
が、メカニカルフィルターを通過するときに1000 f
pm 以下、好ましくは約300 fpm〜900 fpm に低下
するように、調整される。膨張室30は、フィルター室
32の一部として構成されているのが好ましい。
【0048】フィルター室32は複数のトレイまたは支
持体34を有していて、その上には開放気泡ポリウレタ
ンフォームのフィルター36が空気流を横切るように置
かれている。フィルター36と支持体34は、適当なエ
アシールを有するドアまたはマンホールを通して容易に
取り出してフィルターを交換できるように、調整されて
いる。フィルター室の形状とフィルター媒体の選択は、
フィルター室を通しての圧力低下が最小になるように、
調整される。
【0049】フィルターを通った処理用空気流は、出口
38からフィルター室32を出て導管39に入り、入り
口42を通して吸着膨張室40の中に導入される。
【0050】吸着膨張室40は、処理用空気流が、その
空気流から化学成分を除去する1つまたはそれ以上の吸
着ユニット44に入る前に、空気流の速度がさらに低下
するように、調整される。
【0051】吸着ユニット44は、膨張室40と導通し
ている少なくとも1つのフィルターベッド50からな
る。図2に示されている好ましい態様においては、吸着
ユニット44は、並行して作動してそこを処理用空気流
が分離した流れになって通過する一対のフィルターベッ
ドからなり、それらの各々の側が防護ベッドすなわち犠
牲ベッド50と主ベッド52を有している。ベッドには
活性炭が充填されていて、その構造は、1つまたはそれ
以上の個々のベッドから使用済みの炭素を取り出して新
しい材料と容易に交換できるように、調整される。吸着
ユニットの設計容量は、真空ポンプ22から排出される
処理用空気流の容積と、空気流中の化学成分の濃度に関
係している。
【0052】当業者には明らかであるように、吸着ユニ
ットと吸着膨張室の設計と形状は多くの方法で修正する
ことができ、その中には、膨張室40を、図2に示す並
行式のフィルターベッドではなく1つまたは複数の順次
式フィルターベッドの上部空間内に組み込むことも含ま
れる。
【0053】十分に処理された空気流は、フィルターベ
ッドを出て排気通路54に入り、出口46から大気中に
放出される。
【0054】モニター70が、適当な回路要素および/
または管要素によってサンプリングプローブ74に選択
的に接続されているが、プローブ74は、放出口46に
隣接する位置で、かつ完全に処理された空気流の通路内
に設けられている。モニター70は、処理用空気流の化
学成分を分析し、予定限度を超える物質を検知した場
合、警報が鳴るかまたはその他の適当な信号を操縦者に
与えることによって、ACCがメンテナンスを必要とす
ることを指示するように、調整される。
【0055】処理用空気流の温度が吸着ユニット44内
の炭素ベッドの有効動作温度を超えた場合、適当な熱移
送媒体の導管62を有して選択的に設けられる熱交換器
60を処理用空気流のダクトまたは導管、例えば導管3
9内に挿入することができ、それによって、吸着ユニッ
ト44内に入る前に空気流の温度を低下させることがで
きる。当業者であれば明らかなように、熱移送ユニット
60は、装置内の他の位置、例えば前フィルター膨張室
30または吸着膨張室40内に挿入することができる。
【0056】フォームの急速冷却を促進するために水を
用いる場合、または周囲の高湿度条件がユニット44内
のACCベッドの作動に有害な影響を及ぼす場合、選択
的に設けられる水排除ユニット(図示せず)を処理空気
ダクトまたは導管内に挿入して、それによって、処理用
空気流がACCフィルターベッドと接触する前に空気流
を処理することができる。通常の構造の熱交換器と水排
除装置の組み合わせを、周囲の条件および/または急速
冷却プロセスの動作条件に応じて用いるのが好ましい。
【0057】
【実施例】以下の実施例においては、図2に示される装
置と同様の装置を用いて、連続的に生産される連続気泡
軟質ポリエーテルポリウレタンフォームの急冷において
発生する加工空気流から、粒子および化学成分を除去す
る。
【0058】連続フォームブロック12は、底部および
側面コンベヤーライニングウェブを除去した後、収集箱
20を装着した空気透過性コンベヤー上を通過する。そ
れぞれ200cfmの定格容量を有する6個の真空ポン
プ22が、直径7インチのスチールダクトによって、収
集箱20に接続されている。
【0059】約12,000cfmの混合空気流からな
る、6個の真空ポンプの排出物を、加工空気流をフィル
ター表面に分配するための撓みそらせ板31を装着した
プレフィルター膨張室30内に導入する。膨張室30
は、フィルター室32の一部として構築され、その両方
とも、4フィート×4フィートであって、空気流の流れ
の横断方向に約16平方フィートの全フィルター面積を
有する。膨張室は、第一フィルタートレー34の表面の
上部に約2フィートのヘッドスペースを有する。
【0060】第一フィルター要素は、渦巻き型の上部表
面および2インチの厚さを有する30ppiの軟質ポリ
ウレタンフィルターフォームであり、第二フィルター要
素は、厚さ2インチの、70−80ppiの渦巻き型フ
ィルターフォームである。これらのフィルター要素は、
十分な容量で加工空気流からすべての粒子状物質を除去
し、交換するまでに数回の製造運転が可能である。
【0061】加工空気流は、36インチのスチールダク
トを通って、フィルター室32から排出され、吸着室4
4と一体となった部分として構築された吸着膨張室40
に運ばれる。吸着ユニットは、縦に並んだ2つのユニッ
トからなり、それぞれのユニットは脱気剤および第一床
50および52を含む。空気流は、35fpmから75
fpmの流速で膨張室40からフィルター床を通り、床
上の滞留時間は空気流から化学物質成分を完全に除去す
るのに十分である。
【0062】システム中の種々の要素の圧力降下が比較
的低いため、6個の真空ポンプによる排出が12,00
0cfmであるのに対し、排気気流は約11,500c
fmで吸着ユニットに入る。
【0063】この方法の別の態様によれば(図示せ
ず)、連続フォームブロックを、起泡が完了して製造コ
ンベヤー10を通過した後、35フィート未満、あるい
はそれ以上の長さに切断する。長いフォームブロック
を、急冷工程に供する前に、製造エリアから隣接する倉
庫または保管エリアに移す。ブロックが一旦保管エリア
に達したら、定常位置において急冷工程に供する。急冷
工程は、処理するフォームブロックの厚さ、密度、空気
透過性等に依存して、約4から8分間で完了させること
ができる。急冷工程は、フォームブロックの内部温度を
約120°Fに低下させるために、フォーム組成物を注
いでから約60から90分以内に完了させなければなら
ない。次に、保管ならびに最後の加工および運搬のため
に、冷却したブロックをバッチ式の処理から除去する。
その間、次の長いブロックを急冷装置の近くに進め、処
理位置に移動させる。フォームブロックの内部から発生
した固体粒子物質および化学物質成分を含む加工空気流
のダウンストリームの処理は、上述の図2において述べ
たものと同様である。
【0064】当業者には、特許請求の範囲に記載される
本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、本発明
の方法および装置の様々な修正および変更が可能である
ことが明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】代表的可撓性ポリウレタンフォーム製造工程に
応用される急速冷却工程空気流れを処理する本発明の概
略図。
【図2】可撓性ポリウレタンフォーム製造に使用される
本発明の装置の一態様を示す部分概略図。

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応性インシアナート、少なくとも一
    つのポリオール樹脂および発泡剤を含む組成物から可と
    う性の連続気泡ポリウレタンフォームを連続的に製造
    し、さらに、プロセス空気を、その上昇が止んだ後に発
    泡材料の内部から引き抜き、それによって発泡材料の冷
    却を促進させ、かつプロセス空気流が残留する気化状態
    の反応副生物および発泡組成物の未反応成分を含む方法
    において、該方法が、 (a) 発泡材料の内部から気化成分を含有するプロセ
    ス空気流を集め; (b) プロセス空気流の流速を低下させるために用い
    られる横断面積を有する吸着膨張チャンバー内にプロセ
    ス空気流を移行させ; (c) プロセス空気流を吸着チャンバーに移行させ; (d) 発泡材料から引き抜いた気化成分をプロセス空
    気流から除去するだけの滞留時間を与えるために用いら
    れる流速で、吸着チャンバー内に配設された少なくとも
    一つの活性炭チャー濾床にプロセス空気流を通過させ;
    さらに (e) 処理したプロセス空気流を吸着チャンバーから
    大気中に排出する工程を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 吸着膨張チャンバーが吸着装置内に組込
    まれていることを特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 発泡材料が連続操作で処理されることを
    特徴とする請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 吸着チャンバーが複数の濾床を含有する
    ことを特徴とする請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 プロセス空気流が並流で濾床を通過する
    ことを特徴とする請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 プロセス空気流を少なくとも一つの濾床
    に約35ないし75直線fpmの速度で通過させること
    を特徴とする請求項1の方法。
  7. 【請求項7】 吸着チャンバーから流出する排出空気流
    の化学成分を分析する工程を含むことを特徴とする請求
    項1の方法。
  8. 【請求項8】 反応性イソシアナート、少なくとも一つ
    のポリオール樹脂および発泡剤を含む組成物から可とう
    性の連続気泡ポリウレタンフォームを連続的に製造し、
    さらに、プロセス空気を、その上昇が止んだ後に発泡材
    料の内部から引き抜き、それによって発泡材料の冷却を
    促進させ、かつプロセス空気流が残留する気化状態の反
    応副生物および発泡組成物の未反応成分ならびに固形の
    微粒状物質を含有する方法において、該方法が、 (a) 発泡材料の内部から気化成分および微粒状物質
    を含有するプロセス空気流を集め; (b) プロセス空気流を予備濾過膨張チャンバー内に
    導入し、それによってプロセス空気流の流速を低下さ
    せ; (c) 該空気を予備濾過膨張チャンバーから濾過チャ
    ンバーに移行させ; (d)濾過チャンバー内に配設される少なくとも一つの
    機械的フィルター素子にプロセス空気流を通過させ、そ
    れによってプロセス空気流から微粒状物質を伴出して除
    去し; (e) プロセス空気流を濾過チャンバーから、プロセ
    ス空気流の流速を低下させるために用いられる横断面積
    を有する吸着膨張チャンバーに移行させ; (f) プロセス空気流を吸着チャンバーに移し; (g) 成分と活性炭とを十分に接触させるために用い
    られる流速で、吸着チャンバー内の少なくとも一つの活
    性炭チャー濾床にプロセス空気流を通過させ、それによ
    って発泡材料から引き抜いた気化成分をプロセス空気流
    から除去し;さらに (h) 処理したプロセス空気流を吸着チャンバーから
    大気中に排出する工程を含むことを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 吸着チャンバーから排出される空気流の
    流速が、発泡材料の促進冷却によって集められるプロセ
    ス空気流の流速の約90パーセント以上であることを特
    徴とする請求項8の方法。
  10. 【請求項10】 予備濾過膨張チャンバー内のプロセス
    空気流の速度が約300ないし900fpmであること
    を特徴とする請求項8の方法。
  11. 【請求項11】 プロセス空気流を少なくとも一つの連
    続気泡ポリマーフォームフィルター素子を通過させるこ
    とを特徴とする請求項8の方法。
  12. 【請求項12】 プロセス空気流を複数の連続気泡ポリ
    マーフォームフィルター素子を通過させることを特徴と
    する請求項11の方法。
  13. 【請求項13】 プロセス空気流を約30ppiの第一
    連続気泡可とう性ポリウレタンフィルターフォームを通
    過させることを特徴とする請求項11の方法。
  14. 【請求項14】 フィルターフォームの上流面が巻き込
    まれていることを特徴とする請求項13の方法。
  15. 【請求項15】 気泡を約70ないし80ppiの連続
    気泡の可とう性ポリウレタンフィルターフォームを通過
    させることを特徴とする請求項12の方法。
  16. 【請求項16】 濾床がやし殻から作った活性炭チャー
    を含有することを特徴とする請求項8の方法。
  17. 【請求項17】 プロセス空気流が約35fpmないし
    75fpmの速度で、少なくとも一つの濾床を通過する
    ことを特徴とする請求項8の方法。
  18. 【請求項18】 吸着チャンバーが複数の濾床を含むこ
    とを特徴とする請求項8の方法。
  19. 【請求項19】 プロセス空気流を少なくとも一つの濾
    床を通過させる前に、加熱した空気流を吸着チャンバー
    に通すことによって少なくとも一つの濾床を予熱するこ
    とを特徴とする請求項8の方法。
  20. 【請求項20】 新たに生成した連続気泡の可とう性ポ
    リウレタンフォームの促進冷却によって得たプロセス空
    気流を処理し、さらにプロセス空気流が発泡材料の内部
    から引き抜かれた気化成分および微粒状物質を含む方法
    において、該方法が、 (a) 発泡材料の内部からの気化成分および微粒状物
    質を含有するプロセス空気流を集め; (b) プロセス空気流の流速を約300ないし900
    直線fpmに低下させるために用いられる予備濾過膨張
    チャンバー内にプロセス空気流を導入し; (c) 該空気を予備濾過膨張チャンバーから濾過チャ
    ンバーに移行させ; (d) プロセス空気流を濾過チャンバー内に配設され
    た複数の連続気泡ポリマーフォームフィルターに通し、
    それによってプロセス空気流から微粒状物質を伴出して
    除去し; (e) プロセス空気流を濾過チャンバーから、プロセ
    ス空気流の流速を低下させるために用いられる横断面積
    を有する吸着膨張チャンバーに移行させ; (f) プロセス空気流を吸着チャンバーに移し; (g) 約35ないし75直線fpmの流速で、吸着チ
    ャンバー内の少なくとも一つの活性炭チャー濾床にプロ
    セス空気流を移し、それによってフォーム材料から引き
    抜いた気化成分をプロセス空気流から除去し;さらに (h) 処理されたプロセス空気流を吸着チャンバーか
    ら大気中に排出する工程を含むことを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 吸着チャンバーから排出されるプロセ
    ス空気流の化学成分を分析する補助的工程を含むことを
    特徴とする請求項20の方法。
  22. 【請求項22】 フォームの促進冷却によるプロセス空
    気流を8,000cfmないし14,000cfmの速
    度で集めて、予備濾過膨張チャンバーに導入することを
    特徴とする請求項20の方法。
  23. 【請求項23】 予備濾過膨張チャンバーが、流れ方向
    に、濾過チャンバーと同じ横断面積を有することを特徴
    とする請求項20の方法。
  24. 【請求項24】 プロセス空気流が濾過チャンバー内に
    配設された複数の可とう性の連続気泡ポリウレタンフォ
    ームフィルターを通過し、少なくとも一つのフィルター
    が30ppiを有し、別のフィルターが70ないし80
    ppiを有することを特徴とする請求項20の方法。
  25. 【請求項25】濾床の操作温度が180F°(82.2
    ℃)ないし230F°(110℃)の範囲内にあること
    を特徴とする請求項20の方法。
  26. 【請求項26】 プロセス空気流を少なくとも一つの濾
    床に通す前に、該空気流を熱交換器に通す工程を含むこ
    とを特徴とする請求項20の方法。
  27. 【請求項27】 プロセス空気流を少なくとも一つの濾
    床に通す前に、該空気流から水蒸気を除去する補助的工
    程を含むことを特徴とする請求項20の方法。
  28. 【請求項28】 プロセス空気流が分割されて、活性炭
    チャーを含有する複数の並列濾床を通過することを特徴
    とする請求項20の方法。
  29. 【請求項29】 並列濾床はいずれも少なくとも二つの
    分離可能な濾床を含むことを特徴とする請求項28の方
    法。
  30. 【請求項30】 固形微粒状物質および上昇が完了して
    から新たに生じた可とう性の連続気泡ポリウレタンフォ
    ーム材料の内部から引き抜いた気化成分を含有するプロ
    セス空気流を処理し、さらに該プロセス空気流を、一つ
    以上の捕集導管内の急速冷却プロセス処理帯域から除去
    する装置において、該装置が、 (a) プロセス空気流の速度を捕集導管から低下させ
    て、約300fpmないし900fpmの流速とするた
    めに用いられる横断面積を有する予備濾過膨張チャンバ
    ー; (b) プロセス空気流の流れ方向に対して横方向の濾
    過チャンバー内に配設された複数の連続気泡ポリマーフ
    ォームフィルター; (c) 吸着膨張チャンバーを通過後のプロセス空気流
    を受容するために用いられる入口および該空気流を大気
    中に排出する出口を有する吸着チャンバー;ならびに、 (d) 濾過チャンバー内の入口と出口との間に配設さ
    れる少なくとも一つの活性炭チャーを濾床を含むことを
    特徴とする装置。
  31. 【請求項31】 プロセス空気流が少なくとも一つの活
    性炭チャー濾床と接触する前に、さらに、プロセス空気
    流の温度を低下させる熱交換器を含むことを特徴とする
    請求項30の装置。
  32. 【請求項32】 プロセス空気流が少なくとも一つの活
    性炭チャー濾床と接触する前に、さらに、プロセス空気
    流の含水量を低減させるウォーターノックアウト装置を
    含むことを特徴とする請求項30の装置。
  33. 【請求項33】 さらに、吸着チャンバーのプロセス空
    気流出口近傍に配設される化学的水蒸気検出モニターお
    よび試料採取プローブを含むことを特徴とする請求項3
    0の装置。
  34. 【請求項34】 吸着チャンバーが少なくとも一つの主
    濾床および少なくとも一つの活性炭チャー含有捕そく剤
    床より成ることを特徴とする請求項30の装置。
  35. 【請求項35】 活性炭チャーがやし殻から製造される
    ことを特徴とする請求項34の装置。
  36. 【請求項36】 フォームフィルターが約30ppiの
    第1ポリウレタンフィルターフォームおよび約70ない
    し80ppiの第2ポリウレタンフィルターフォームを
    含むことを特徴とする請求項30の装置。
  37. 【請求項37】 予備濾過膨張チャンバーが濾過チャン
    バーとの一体構造を含むことを特徴とする請求項30の
    装置。
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