JPH0614521Y2 - 個別呼出し受信装置 - Google Patents
個別呼出し受信装置Info
- Publication number
- JPH0614521Y2 JPH0614521Y2 JP1987125589U JP12558987U JPH0614521Y2 JP H0614521 Y2 JPH0614521 Y2 JP H0614521Y2 JP 1987125589 U JP1987125589 U JP 1987125589U JP 12558987 U JP12558987 U JP 12558987U JP H0614521 Y2 JPH0614521 Y2 JP H0614521Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- code
- call
- time
- circuit
- sound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- Electric Clocks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、自己の呼出しコードを受信したとき、呼出し
コードに続く報知情報も受信し記憶する個別呼出し受信
装置に関する。
コードに続く報知情報も受信し記憶する個別呼出し受信
装置に関する。
従来の個別呼出し受信装置（ページャ）は自己の呼出し
コードを受信すると、ブザーなどにより報音し呼出しの
あったことを受信者に知らせるものであった。しかしこ
のような装置では誰から呼出しがあったかを知ることが
できないので、予め呼出しする人を決めておかなければ
ならないという欠点があった。そこで、呼出し側で呼出
しコードとともに報知情報（例えば呼出し者の電話番号
など）を送り、受信側でこの報知情報により誰からの呼
出しであるかを知ることのできる個別呼出し受信装置が
考えられた。これは呼出しがあると呼出しコードに伴う
報知情報を記憶しその呼出しに対しどこに連絡をとった
らよいか等を表示するものである。
コードを受信すると、ブザーなどにより報音し呼出しの
あったことを受信者に知らせるものであった。しかしこ
のような装置では誰から呼出しがあったかを知ることが
できないので、予め呼出しする人を決めておかなければ
ならないという欠点があった。そこで、呼出し側で呼出
しコードとともに報知情報（例えば呼出し者の電話番号
など）を送り、受信側でこの報知情報により誰からの呼
出しであるかを知ることのできる個別呼出し受信装置が
考えられた。これは呼出しがあると呼出しコードに伴う
報知情報を記憶しその呼出しに対しどこに連絡をとった
らよいか等を表示するものである。
しかしながら上記の装置は呼出しを受信すると自動的に
報音するので、例えば会議中などで報音させたくない場
合には報音を禁止させるスイッチ等を操作し、呼出しが
あっても報音しないようにすることが行なわれていた。
しかしながら単に報音を禁止すると重要な用件の呼出し
があっても、その呼出しを直ちに知ることができないと
いう問題があった。
報音するので、例えば会議中などで報音させたくない場
合には報音を禁止させるスイッチ等を操作し、呼出しが
あっても報音しないようにすることが行なわれていた。
しかしながら単に報音を禁止すると重要な用件の呼出し
があっても、その呼出しを直ちに知ることができないと
いう問題があった。
［考案の目的］ 本考案は上記従来の問題点に鑑みて成されたもので、報
音が禁止されている期間中であっても、特別に重要な要
件の呼出しに対しては強制的に報音動作を行なうように
すると共に、受信者側で報音禁止期間中の報音可否を決
定できる個別呼出し受信装置を提供することを目的とす
る。
音が禁止されている期間中であっても、特別に重要な要
件の呼出しに対しては強制的に報音動作を行なうように
すると共に、受信者側で報音禁止期間中の報音可否を決
定できる個別呼出し受信装置を提供することを目的とす
る。
［考案の要点］ 本考案は上記目的を達成するため、受信した呼出しコー
ドと、予め設定されている自己の呼出しコードとを比較
し、一致したとき前記受信した呼出しコードと共に送ら
れれてきた報知情報を取込むと共に報音により呼出しを
報知する個別呼出し受信装置において、第１の時刻及び
第２の時刻を設定する時刻設定回路と、前記時刻設定回
路により設定される第１の時刻によりセットされ第２の
時刻によりリセットされるセットリセット回路と、任意
のコードを入力するための入力手段と、上記入力手段か
ら入力されたコードを記憶するコード記憶手段と、上記
取り込んだ報知情報に含まれる特定コードと上記コード
記憶手段に記憶されたコードを比較する比較手段と、受
信した呼出しコードが予め設定されている自己の呼出し
コードと一致したときに、前記セットリセット回路がリ
セット状態にあり、且つ前記比較手段の比較結果が一致
したときにのみ報音を行ない、その他の状態の時に報音
を禁止する報音禁止手段と、を具備したことを特徴とす
るものである。
ドと、予め設定されている自己の呼出しコードとを比較
し、一致したとき前記受信した呼出しコードと共に送ら
れれてきた報知情報を取込むと共に報音により呼出しを
報知する個別呼出し受信装置において、第１の時刻及び
第２の時刻を設定する時刻設定回路と、前記時刻設定回
路により設定される第１の時刻によりセットされ第２の
時刻によりリセットされるセットリセット回路と、任意
のコードを入力するための入力手段と、上記入力手段か
ら入力されたコードを記憶するコード記憶手段と、上記
取り込んだ報知情報に含まれる特定コードと上記コード
記憶手段に記憶されたコードを比較する比較手段と、受
信した呼出しコードが予め設定されている自己の呼出し
コードと一致したときに、前記セットリセット回路がリ
セット状態にあり、且つ前記比較手段の比較結果が一致
したときにのみ報音を行ない、その他の状態の時に報音
を禁止する報音禁止手段と、を具備したことを特徴とす
るものである。
第１図は本考案の個別呼出し受信装置の一実施例の回路
構成図である。時計回路１は図示しない発振器を有し、
発振器により作成されるクロック信号を分周し一定周期
の計時信号を作成する。その計時信号に基づき時刻を計
時し現在時刻の更新を行う。時刻設定回路２は呼出しが
あっても報音をしない時間帯を設定する為の回路であ
り、キーボード３を操作することにより任意の開始時刻
と終了時刻を設定することができる。
構成図である。時計回路１は図示しない発振器を有し、
発振器により作成されるクロック信号を分周し一定周期
の計時信号を作成する。その計時信号に基づき時刻を計
時し現在時刻の更新を行う。時刻設定回路２は呼出しが
あっても報音をしない時間帯を設定する為の回路であ
り、キーボード３を操作することにより任意の開始時刻
と終了時刻を設定することができる。
キーボード３から開始時刻、終了時刻を入力して時間帯
の設定を終了し、アンテナＡＮＴから無線による呼出し
信号を受信すると、受信部４は受信した信号が自己の呼
出しコードであるかどうかを判別する。自己の呼出しコ
ードであった場合にはＡＮＤゲートＡ１、Ａ２、ＯＲゲ
ートＯ１にハイレベルの信号を出力し、呼出しコードと
共に受信した報知情報をコード判別回路５に出力する。
の設定を終了し、アンテナＡＮＴから無線による呼出し
信号を受信すると、受信部４は受信した信号が自己の呼
出しコードであるかどうかを判別する。自己の呼出しコ
ードであった場合にはＡＮＤゲートＡ１、Ａ２、ＯＲゲ
ートＯ１にハイレベルの信号を出力し、呼出しコードと
共に受信した報知情報をコード判別回路５に出力する。
本実施例においては受信する報知情報は例えばその報知
情報の優先度を示すコード情報を有しており、また予め
キーボード３からの入力によりコード記憶回路６に優先
度を示すコードを設定することができる。コード判別回
路５は受信した報知情報のうちコード情報と報知情報を
判別し、報知情報をメッセージ記憶回路７に出力し、コ
ード情報を比較回路８に出力する。比較回路８にはコー
ド記憶回路６に予め設定されているコードが加わってお
り、このコードと受信したコードとを比較する。
情報の優先度を示すコード情報を有しており、また予め
キーボード３からの入力によりコード記憶回路６に優先
度を示すコードを設定することができる。コード判別回
路５は受信した報知情報のうちコード情報と報知情報を
判別し、報知情報をメッセージ記憶回路７に出力し、コ
ード情報を比較回路８に出力する。比較回路８にはコー
ド記憶回路６に予め設定されているコードが加わってお
り、このコードと受信したコードとを比較する。
また、時計回路１により計時される現在時刻と、時刻設
定回路２により設定されている開始時刻及び終了時刻と
をそれぞれ一致回路９、１０により比較する。現在時刻
が設定された時間帯内であれば一致回路９はＲＳフリッ
プフロップ１１のセット端子Ｓにハイレベルの信号を出
力し、ＲＳフリップフロップ１１のＱ出力端子をハイレ
ベルとする。このハイレベルの信号により比較回路８は
受信したコードとコード記憶回路６に予め記憶されたコ
ードとを比較する。
定回路２により設定されている開始時刻及び終了時刻と
をそれぞれ一致回路９、１０により比較する。現在時刻
が設定された時間帯内であれば一致回路９はＲＳフリッ
プフロップ１１のセット端子Ｓにハイレベルの信号を出
力し、ＲＳフリップフロップ１１のＱ出力端子をハイレ
ベルとする。このハイレベルの信号により比較回路８は
受信したコードとコード記憶回路６に予め記憶されたコ
ードとを比較する。
設定された時間帯内であってコードが一致しなかった場
合には、比較回路８はローレベル信号を出力する。する
とＡＮＤゲートＡ２が閉じローレベルの信号をＯＲゲー
トＯ２の一方の入力端子に出力する。このとき現在時刻
が予め設定された報音しない時間帯であるので、ＲＳフ
リップフロップの出力端子はローレベルとなってい
る。これによりＡＮＤゲートＡ１の出力がローレベルと
なり、ＯＲゲートＯ２の他方の入力端子もローレベルと
なり、ＯＲゲートＯ２の出力はローレベルとなる。従っ
て呼出しを受けても報音回路１２は動作せず報音は行わ
ない。しかしこのときメッセージ記憶回路７には受信部
４からＯＲゲートＯ１を介しハイレベルの信号が加わっ
ているので、コード判別回路５より加わる報知情報を記
憶することができる。さらに受信した報知情報を表示部
１３に表示する。
合には、比較回路８はローレベル信号を出力する。する
とＡＮＤゲートＡ２が閉じローレベルの信号をＯＲゲー
トＯ２の一方の入力端子に出力する。このとき現在時刻
が予め設定された報音しない時間帯であるので、ＲＳフ
リップフロップの出力端子はローレベルとなってい
る。これによりＡＮＤゲートＡ１の出力がローレベルと
なり、ＯＲゲートＯ２の他方の入力端子もローレベルと
なり、ＯＲゲートＯ２の出力はローレベルとなる。従っ
て呼出しを受けても報音回路１２は動作せず報音は行わ
ない。しかしこのときメッセージ記憶回路７には受信部
４からＯＲゲートＯ１を介しハイレベルの信号が加わっ
ているので、コード判別回路５より加わる報知情報を記
憶することができる。さらに受信した報知情報を表示部
１３に表示する。
一方、設定された時間帯内であってもコードが一致した
ときには、比較回路８はハイレベルの信号を出力しＡＮ
ＤゲートＡ２の一方の入力端子をハイレベルとする。こ
のときＡＮＤゲートＡ２の他方の入力端子にも受信部４
からハイレベルの信号が加わっており、ＡＮＤゲートＡ
２の出力はハイレベルとなる。これによりＯＲゲートＯ
２の出力もハイレベルとなり、報音回路１２が動作し設
定された時間帯であっても予め設定したコードと一致し
た場合には報音を行う。
ときには、比較回路８はハイレベルの信号を出力しＡＮ
ＤゲートＡ２の一方の入力端子をハイレベルとする。こ
のときＡＮＤゲートＡ２の他方の入力端子にも受信部４
からハイレベルの信号が加わっており、ＡＮＤゲートＡ
２の出力はハイレベルとなる。これによりＯＲゲートＯ
２の出力もハイレベルとなり、報音回路１２が動作し設
定された時間帯であっても予め設定したコードと一致し
た場合には報音を行う。
さらに現在時刻が終了時刻を過ぎ設定された時間帯を越
えると、一致回路１０はＲＳフリップフロップ１１のリ
セット端子Ｒに一定幅のハイレベルの信号を出力する。
このハイレベル信号によりＲＳフリップフロップ１１は
リセット（出力端子をハイレベル）される。ＲＳフリ
ップフロップ１１のＱ出力端子がローレベルとなり比較
回路８は動作を停止する。一方、出力端子がハイレベ
ルとなると、ＡＮＤゲートＡ１の一方の入力端子がハイ
レベルとなりＡＮＤゲートＡ１が開く。その結果、呼出
しコードを受信し受信部４からハイレベルの信号が加わ
るごとにＡＮＤゲートＡ１の出力端子がハイレベルとな
り、ＯＲゲートＯ２を介し報音回路１２が動作し報音を
行う。すなわち設定された時間帯以外においては呼出し
があるごとに報音を行う。
えると、一致回路１０はＲＳフリップフロップ１１のリ
セット端子Ｒに一定幅のハイレベルの信号を出力する。
このハイレベル信号によりＲＳフリップフロップ１１は
リセット（出力端子をハイレベル）される。ＲＳフリ
ップフロップ１１のＱ出力端子がローレベルとなり比較
回路８は動作を停止する。一方、出力端子がハイレベ
ルとなると、ＡＮＤゲートＡ１の一方の入力端子がハイ
レベルとなりＡＮＤゲートＡ１が開く。その結果、呼出
しコードを受信し受信部４からハイレベルの信号が加わ
るごとにＡＮＤゲートＡ１の出力端子がハイレベルとな
り、ＯＲゲートＯ２を介し報音回路１２が動作し報音を
行う。すなわち設定された時間帯以外においては呼出し
があるごとに報音を行う。
以上のように所定の時間帯を設定し、その時間帯に呼出
しがあった場合には予め設定されているコードと比較
し、一致しない呼出しの場合には報音をせず、報知情報
のみを記憶し、表示する。一方、コードが一致した場合
には報音しない時間帯であっても報音を行う。これによ
り報音をしたくない時間帯であっても、例えば優先度の
高い呼出しのときには報音し呼出しを受けることができ
る。
しがあった場合には予め設定されているコードと比較
し、一致しない呼出しの場合には報音をせず、報知情報
のみを記憶し、表示する。一方、コードが一致した場合
には報音しない時間帯であっても報音を行う。これによ
り報音をしたくない時間帯であっても、例えば優先度の
高い呼出しのときには報音し呼出しを受けることができ
る。
［考案の効果］ 以上説明したように本考案によれば、任意のコードを入
力するための入力手段を設け、取込んだ報知情報に含ま
れる特定コードと上記入力手段により入力されたコード
とを比較して、この比較手段の比較結果が一致した時、
上記報音禁止手段の報音禁止にかかわらず報音するよう
にしたので、報音禁止状態にしておいてもそのコードを
知っている特定の相手からの呼出しの時には報音するよ
うに設定することができる。従って、特別に重要な要件
の呼出しを無視する危険を防ぐことができると共に、受
信機の所持者の事情に応じて複数の相手のうちいずれの
人の呼出しを有効にするかを選択することもできる効果
を奏する。
力するための入力手段を設け、取込んだ報知情報に含ま
れる特定コードと上記入力手段により入力されたコード
とを比較して、この比較手段の比較結果が一致した時、
上記報音禁止手段の報音禁止にかかわらず報音するよう
にしたので、報音禁止状態にしておいてもそのコードを
知っている特定の相手からの呼出しの時には報音するよ
うに設定することができる。従って、特別に重要な要件
の呼出しを無視する危険を防ぐことができると共に、受
信機の所持者の事情に応じて複数の相手のうちいずれの
人の呼出しを有効にするかを選択することもできる効果
を奏する。
第１図は本考案の一実施例の回路構成図である。 １……時計回路、 ２……時刻設定回路、 ４……受信部、 ５……コード判別回路、 ６……コード記憶回路、 ７……メッセージ記憶回路、 ８……比較回路、 ９，１０……一致回路。
Claims (1)
- 【請求項１】受信した呼出しコードと、予め設定されて
いる自己の呼出しコードとを比較し、一致したとき前記
受信した呼出しコードと共に送られてきた報知情報を取
り込むと共に報音により呼出しを報知する個別呼出し受
信装置において、 第１の時刻及び第２の時刻を設定する時刻設定回路と、 前記時刻設定回路により設定される第１の時刻によりセ
ットされ第２の時刻によりリセットされるセットリセッ
ト回路と、 任意のコードを入力するための入力手段と、 上記入力手段から入力されたコードを記憶するコード記
憶手段と、 上記取り込んだ報知情報に含まれる特定コードと上記コ
ード記憶手段に記憶されたコードを比較する比較手段
と、 受信した呼出しコードが予め設定されている自己の呼出
しコードと一致したときに、前記セットリセット回路が
リセット状態にあり、且つ前記比較手段の比較結果が一
致したときにのみ報音を行ない、その他の状態の時に報
音を禁止する報音禁止手段と、 を具備したことを特徴とする個別呼出し受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987125589U JPH0614521Y2 (ja) | 1987-08-18 | 1987-08-18 | 個別呼出し受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987125589U JPH0614521Y2 (ja) | 1987-08-18 | 1987-08-18 | 個別呼出し受信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6430940U JPS6430940U (ja) | 1989-02-27 |
| JPH0614521Y2 true JPH0614521Y2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=31376333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987125589U Expired - Lifetime JPH0614521Y2 (ja) | 1987-08-18 | 1987-08-18 | 個別呼出し受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614521Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6167334A (ja) * | 1984-09-11 | 1986-04-07 | Nec Corp | 表示機能付選択呼出受信機 |
-
1987
- 1987-08-18 JP JP1987125589U patent/JPH0614521Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6430940U (ja) | 1989-02-27 |
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