JPH06144519A - 自動倉庫 - Google Patents
自動倉庫Info
- Publication number
- JPH06144519A JPH06144519A JP32232892A JP32232892A JPH06144519A JP H06144519 A JPH06144519 A JP H06144519A JP 32232892 A JP32232892 A JP 32232892A JP 32232892 A JP32232892 A JP 32232892A JP H06144519 A JPH06144519 A JP H06144519A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelves
- small
- shelf
- load
- stored
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動倉庫の収納効率を向上させる。
【構成】 大小異なるサイズの荷に対応するために、異
なるサイズの棚をそれぞれ複数有する棚連１を備えた自
動倉庫において、棚連１の小さい棚３が満杯の場合に
は、小さい荷Ｗｓは空いている大きい棚２のひとつに入
庫するように制御して、小さい棚３が満杯でも収納でき
るようにする。その後、小さい棚３に空きができれば、
小さい荷Ｗｓは大きい棚２から小さい棚３移し替えら
れ、大きい荷Ｗｌを収納できるようにする。
なるサイズの棚をそれぞれ複数有する棚連１を備えた自
動倉庫において、棚連１の小さい棚３が満杯の場合に
は、小さい荷Ｗｓは空いている大きい棚２のひとつに入
庫するように制御して、小さい棚３が満杯でも収納でき
るようにする。その後、小さい棚３に空きができれば、
小さい荷Ｗｓは大きい棚２から小さい棚３移し替えら
れ、大きい荷Ｗｌを収納できるようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、サイズの異なる荷を取
り扱うために、少なくとも大小２種類のサイズの異なる
棚をそれぞれ複数有する自動倉庫に関し、特に自動倉庫
の収納効率を向上させるように制御される自動倉庫に関
する。
り扱うために、少なくとも大小２種類のサイズの異なる
棚をそれぞれ複数有する自動倉庫に関し、特に自動倉庫
の収納効率を向上させるように制御される自動倉庫に関
する。
【０００２】
【従来の技術】工場や倉庫内等において、製品や半加工
品を一時保管するために、マトリクス状に複数並置され
た棚と、棚の前面を走行して荷の入出庫を行うスタッカ
クレーンとからなる自動倉庫が実用されている。自動倉
庫には、サイズの異なる荷を取り扱うために、サイズの
異なる棚を有し、サイズの小さい荷はサイズの小さい棚
に、サイズの大きい荷はサイズの大きい棚にそれぞれ入
庫するようにするタイプのものがある。
品を一時保管するために、マトリクス状に複数並置され
た棚と、棚の前面を走行して荷の入出庫を行うスタッカ
クレーンとからなる自動倉庫が実用されている。自動倉
庫には、サイズの異なる荷を取り扱うために、サイズの
異なる棚を有し、サイズの小さい荷はサイズの小さい棚
に、サイズの大きい荷はサイズの大きい棚にそれぞれ入
庫するようにするタイプのものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】大小の棚それぞれの全
体の棚数に占める割合は、システムが取り扱うであろう
大きい荷と小さい荷との割合により予想され、設計され
ているが、事情により予想された取り扱いの割合と実情
との間にずれが生じることがある。その場合、例えば小
さい荷を入庫させる小さい方の棚は満杯でそれ以上入庫
できないにも拘らず、大きい方の棚には空きが多くある
といった状態が生じていた。
体の棚数に占める割合は、システムが取り扱うであろう
大きい荷と小さい荷との割合により予想され、設計され
ているが、事情により予想された取り扱いの割合と実情
との間にずれが生じることがある。その場合、例えば小
さい荷を入庫させる小さい方の棚は満杯でそれ以上入庫
できないにも拘らず、大きい方の棚には空きが多くある
といった状態が生じていた。
【０００４】よって本発明の目的は、サイズの異なる各
棚の利用状況をなるべく平均化し、収納効率を向上させ
ることができるように制御される自動倉庫を提供するこ
とにある。
棚の利用状況をなるべく平均化し、収納効率を向上させ
ることができるように制御される自動倉庫を提供するこ
とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、少なくとも大小２種類のサイズの異なる棚
をそれぞれ複数有し、ある棚に入庫可能な荷はより大き
い棚にも入庫可能な自動倉庫であって、荷が入庫可能な
最も小さい棚が満杯の場合にはより大きい棚に入庫させ
るとともに、入庫可能な最も小さい棚が空いた場合には
より大きい棚に入庫されている荷を空いた棚に移し替え
るように制御されるように自動倉庫を構成した。
に本発明は、少なくとも大小２種類のサイズの異なる棚
をそれぞれ複数有し、ある棚に入庫可能な荷はより大き
い棚にも入庫可能な自動倉庫であって、荷が入庫可能な
最も小さい棚が満杯の場合にはより大きい棚に入庫させ
るとともに、入庫可能な最も小さい棚が空いた場合には
より大きい棚に入庫されている荷を空いた棚に移し替え
るように制御されるように自動倉庫を構成した。
【０００６】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のような作
用を奏する。
用を奏する。
【０００７】本発明に係る自動倉庫においては、自動倉
庫に荷を入庫する場合に、荷が入庫可能な最も小さい棚
が満杯ならば、より大きい棚に入庫させる。その後、入
庫可能な最も小さい棚が空いた場合には、より大きい棚
に入庫させておいた荷を空いた棚に移し替える。
庫に荷を入庫する場合に、荷が入庫可能な最も小さい棚
が満杯ならば、より大きい棚に入庫させる。その後、入
庫可能な最も小さい棚が空いた場合には、より大きい棚
に入庫させておいた荷を空いた棚に移し替える。
【０００８】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【０００９】図１は、本発明に係る自動倉庫の一実施例
における棚連の一部分を示す正面図である。
における棚連の一部分を示す正面図である。
【００１０】同図において、棚連１には大小２種類のサ
イズの異なる棚があり、大きい棚２はサイズの大きい荷
Ｗｌを収納でき、小さい棚３はサイズの小さい荷Ｗｓを
収納できる。大きい荷Ｗｌと小さい荷Ｗｓとのサイズの
違いは、ここでは高さのみであり、よって小さい荷Ｗｓ
は大きい棚２にも入庫させることが可能である。
イズの異なる棚があり、大きい棚２はサイズの大きい荷
Ｗｌを収納でき、小さい棚３はサイズの小さい荷Ｗｓを
収納できる。大きい荷Ｗｌと小さい荷Ｗｓとのサイズの
違いは、ここでは高さのみであり、よって小さい荷Ｗｓ
は大きい棚２にも入庫させることが可能である。
【００１１】荷の入出庫は、棚の間口の前面を走行する
スタッカクレーンによりなされる（図示していない）。
スタッカクレーンは棚連の前面を走行し、昇降台を昇降
させて、昇降台に備えられたスライドフォークにより棚
との間で物品の受け渡しを行い、棚連の端近くに備えら
れた入出庫ステーションとの間で搬送する。スタッカク
レーンの動作はスタッカクレーンに内蔵された制御装置
により制御される。制御装置にはどの棚にどの種類の物
品が入庫しているかを記憶する記憶装置が付属してお
り、記憶されたデータに基づいて制御装置は荷の入出庫
をスタッカクレーンに行わせる。
スタッカクレーンによりなされる（図示していない）。
スタッカクレーンは棚連の前面を走行し、昇降台を昇降
させて、昇降台に備えられたスライドフォークにより棚
との間で物品の受け渡しを行い、棚連の端近くに備えら
れた入出庫ステーションとの間で搬送する。スタッカク
レーンの動作はスタッカクレーンに内蔵された制御装置
により制御される。制御装置にはどの棚にどの種類の物
品が入庫しているかを記憶する記憶装置が付属してお
り、記憶されたデータに基づいて制御装置は荷の入出庫
をスタッカクレーンに行わせる。
【００１２】本実施例の自動倉庫にあっては、全ての小
さい棚３に小さい荷Ｗｓが入庫している状態において、
新たに小さい荷Ｗｓ１を入庫するように指示があった場
合、スタッカクレーンの制御装置は小さい荷Ｗｓ１を空
いている大きい棚２ａに入庫させる。
さい棚３に小さい荷Ｗｓが入庫している状態において、
新たに小さい荷Ｗｓ１を入庫するように指示があった場
合、スタッカクレーンの制御装置は小さい荷Ｗｓ１を空
いている大きい棚２ａに入庫させる。
【００１３】また、小さい荷Ｗｓ２が大きい棚２ｂに入
庫されている状態において、小さい棚３の一つから小さ
い荷Ｗｓが出庫されて空いた場合、スタッカクレーンは
小さい荷Ｗｓ２を大きい棚２ｂから出し、小さい棚３に
入れ替える。
庫されている状態において、小さい棚３の一つから小さ
い荷Ｗｓが出庫されて空いた場合、スタッカクレーンは
小さい荷Ｗｓ２を大きい棚２ｂから出し、小さい棚３に
入れ替える。
【００１４】このように、本実施例の自動倉庫によれ
ば、小さい棚３が満杯で新たに小さい荷Ｗｓを入庫する
場合、小さい荷Ｗｓは空いている大きい棚２に入庫され
る。その後、小さい棚３に空きができれば、小さい荷Ｗ
ｓは大きい棚２から小さい棚３に入れ替えられる。
ば、小さい棚３が満杯で新たに小さい荷Ｗｓを入庫する
場合、小さい荷Ｗｓは空いている大きい棚２に入庫され
る。その後、小さい棚３に空きができれば、小さい荷Ｗ
ｓは大きい棚２から小さい棚３に入れ替えられる。
【００１５】このように制御することによって、棚と荷
とのサイズが合わなくとも荷を入庫させるとともに、小
さい荷Ｗｓが大きい荷Ｗｌの入庫を阻害しないように随
時入れ替えを行うことにより、自動倉庫の収納効率を向
上させることができる。すなわち、設計段階において設
定した大きい荷Ｗｌと小さい荷Ｗｓとの取り扱いの割合
が崩れても、ある程度柔軟に対応することが可能であ
る。なお、本実施例においては、小さい棚に空きができ
た時点で自動的に荷の移し替えを行うようにしている
が、例えば入出庫作業が行われない空き時間（昼休みや
夜間等）にオペレータからの指示等によって荷の移し替
えをまとめて行うようにしてもよい。
とのサイズが合わなくとも荷を入庫させるとともに、小
さい荷Ｗｓが大きい荷Ｗｌの入庫を阻害しないように随
時入れ替えを行うことにより、自動倉庫の収納効率を向
上させることができる。すなわち、設計段階において設
定した大きい荷Ｗｌと小さい荷Ｗｓとの取り扱いの割合
が崩れても、ある程度柔軟に対応することが可能であ
る。なお、本実施例においては、小さい棚に空きができ
た時点で自動的に荷の移し替えを行うようにしている
が、例えば入出庫作業が行われない空き時間（昼休みや
夜間等）にオペレータからの指示等によって荷の移し替
えをまとめて行うようにしてもよい。
【００１６】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明に係る自動倉庫によ
れば、自動倉庫に荷を入庫する場合に荷が入庫可能な最
も小さい棚が満杯ならば、より大きい棚に入庫させて収
納しておき、その後入庫可能な最も小さい棚が空いた場
合には、より大きい棚に入庫させておいた荷を空いた小
さい棚に移し替えて大きい荷を収納できるようにしたの
で、棚の収納効率を向上させることができる。
れば、自動倉庫に荷を入庫する場合に荷が入庫可能な最
も小さい棚が満杯ならば、より大きい棚に入庫させて収
納しておき、その後入庫可能な最も小さい棚が空いた場
合には、より大きい棚に入庫させておいた荷を空いた小
さい棚に移し替えて大きい荷を収納できるようにしたの
で、棚の収納効率を向上させることができる。
【図１】図１は、本発明に係る自動倉庫の一実施例の棚
の一部を示す正面図である。
の一部を示す正面図である。
１ 棚連 ２ 小さい棚 ３ 大きい棚 Ｗｓ 小さい荷 Ｗｌ 大きい荷
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも大小２種類のサイズの異なる
棚をそれぞれ複数有し、ある棚に入庫可能な荷はより大
きい棚にも入庫可能な自動倉庫であって、荷が入庫可能
な最も小さい棚が満杯の場合にはより大きい棚に入庫さ
せるとともに、入庫可能な最も小さい棚が空いた場合に
はより大きい棚に入庫されている荷を空いた棚に移し替
えるように制御されることを特徴とする自動倉庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32232892A JPH06144519A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 自動倉庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32232892A JPH06144519A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 自動倉庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06144519A true JPH06144519A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=18142417
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32232892A Pending JPH06144519A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 自動倉庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06144519A (ja) |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP32232892A patent/JPH06144519A/ja active Pending
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