JPH06144483A - 粉粒体サイロ装置 - Google Patents
粉粒体サイロ装置Info
- Publication number
- JPH06144483A JPH06144483A JP4047177A JP4717792A JPH06144483A JP H06144483 A JPH06144483 A JP H06144483A JP 4047177 A JP4047177 A JP 4047177A JP 4717792 A JP4717792 A JP 4717792A JP H06144483 A JPH06144483 A JP H06144483A
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- Japan
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- storage bag
- powder
- lifting
- funnel
- granular material
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Abstract
つブリッジの発生がなく効率的に粉粒体の排出を行うこ
とができる粉粒体サイロ装置を提供する。 【構成】 太さがほぼ一定の胴部16と漏斗状の底部1
8とからなる可撓性材質の貯蔵袋と、該貯蔵袋の上部を
支持する支持枠12と、該貯蔵袋の胴部16の中間部又
は下部を持ち上げるために上記支持枠12と上記胴部1
6の中間部又は下部の引き上げ部との間に設けられた引
き上げ手段とを有し、該引き上げ手段は、粉粒体が上記
貯蔵袋の胴部16まであるとき上記引き上げ部が下方に
あって底部がほぼ平面になり、粉粒体が上記漏斗状の底
部18のみにあるとき上記引き上げ部が上方にあって底
部が漏斗状になるように作動する。
Description
らに詳しくは貯蔵量が多くかつ排出を効率的に行うこと
ができる粉粒体サイロ装置に関する。
ロ装置は、金属製サイロを有する金属製サイロ装置に比
較して製造コストが低いために広く使用されている。従
来の布製サイロとして、実公昭54−12369号公報
に開示されたものであって、貯蔵袋を伸縮可能な材質で
形成し、下部が一対の回動腕によって閉塞される布製サ
イロが知られている。
布製サイロの漏斗状底部を複数にワイヤー等の吊り下げ
材で吊り下げる構造の布製サイロ装置が開示されてい
る。さらに、実公昭56−43635号公報には、布製
サイロの漏斗状底部を漏斗状に傾斜して配置された複数
の支え板を配置した構造の布製サイロ装置が開示されて
いる。
は、布製サイロの漏斗状の底部を二重構造にし、内側面
を無数の微細孔を有する布材で形成し、外側面を気密性
のシートで形成し、両側面の間に圧搾空気を入れ内側面
を無数の微細孔から布製サイロ内部に吹き出される空気
によって粉粒体のブリッジの発生を防ぐ構造が開示され
ている。
68号公報及び実公昭56−43635号公報に開示さ
れたサイロ装置においても、ブリッジの発生を防ぐため
に底部は比較的傾斜角度の大きい漏斗状としなければな
らず、上記容積効率を高く出来ない問題があった。
は、布製サイロの漏斗状の底部を二重構造にし、内外両
側面の間に圧搾空気を入れて粉粒体のブリッジの発生を
防ぐため、装置が複雑であり、清浄な空気源が必要であ
った。本発明は従来の布製サイロのこのような問題に鑑
みてなされたものであって、構造が簡単で、上記容積効
率を高くでき、かつブリッジの発生がなく効率的に粉粒
体の排出を行うことができる粉粒体サイロ装置を提供す
ることを目的とする
状の底部とからなる可撓性材質の貯蔵袋と、該貯蔵袋の
上部を支持する支持枠と、該貯蔵袋の胴部の中間部又は
下部を持ち上げるために上記支持枠と上記胴部の中間部
又は下部の引き上げ部との間に設けられた引き上げ手段
とを有し、該引き上げ手段は、粉粒体が上記貯蔵袋をほ
ぼ満たしているとき上記引き上げ部を下方に置き、粉粒
体が上記漏斗状の底部のみにあるとき上記引き上げ部を
下方に置くように作動することを特徴とする粉粒体サイ
ロ装置である。
度の粉粒体が収容されると、引き上げ手段は引き上げ部
を下方の位置とし、貯蔵袋の底部はほぼ平らとなって最
大の貯蔵量となる。一方、貯蔵袋内の粉粒体が胴部の下
部のみに達する程度の粉粒体が収容されている状態とな
ると、引き上げ手段は引き上げ部を上方の位置とし、貯
蔵袋の底部は漏斗状となり、粉粒体はブリッジを発生す
ることなく下部排出口から迅速に排出可能となる。
図に基づいて説明する。粉粒体サイロ装置は、正方形の
水平断面の四隅に支柱10を建てた支持枠12によって
布製サイロ14を吊り下げてなる。布製サイロ14は、
太さがほぼ一定の胴部16と、漏斗状の底部18とから
なる可撓性材質の貯蔵袋であって、胴部16の中間部に
アクリル板を嵌め込んだ点検窓20が設けられている。
胴部16と漏斗状の底部18との境界部付近には、胴部
16の水平断面に一致した引き上げ枠22が取り付けら
れている。底部18の中央部には、排出口24が形成さ
れ、排出口24はスクリュウ式コンベヤ26に連結され
ている。
ち支持枠12の上部からスプリング27、及びローラ2
8に巻き掛けられたワイヤ30を介して吊り下げされて
いる。スプリング27の引っ張り力は、布製サイロ14
の胴部のある程度の高さにまで達する程度以上に粉粒体
が収容されると、引き上げ枠22を図に実線で示す位置
になるように伸長し、粉粒体が胴部の下部のみに達する
程度に収容されるている状態となると、図に想像線で示
すように、引き上げ枠22を上方の位置となるように短
縮化するように定められる。
き上げ枠22が上方位置に有るときには水平に対し約5
5°傾斜し、下方位置にあるときには約18°傾斜す
る。この底部の傾斜角度は0°から70°の範囲で変化
するように設計することも可能である。上記実施例の変
形として、スプリング27をエアシリンダーに代えるこ
とができる。また、上記スプリング27を、上記貯蔵袋
内の粉粒体の重量を測定する重量測定部、ワイヤー、ワ
イヤー巻き上げ装置、及び上記重量測定部の出力が一定
値、すなわち粉粒体が胴部の下部に達する量以上のとき
上記ワイヤーを解き該一定値に満たないとき上記ワイヤ
ーを巻き上げるように上記ワイヤー巻き上げ装置を制御
する制御装置とに代えることもできる。
と漏斗状の底部とからなる可撓性材質の貯蔵袋と、該貯
蔵袋の上部を支持する支持枠と、該貯蔵袋の胴部の中間
部又は下部を持ち上げるために上記支持枠と上記胴部の
中間部又は下部の引き上げ部との間に設けられた引き上
げ手段とを有し、該引き上げ手段は、粉粒体が上記貯蔵
袋をほぼ満たしているとき上記引き上げ部を下方に置
き、粉粒体が上記漏斗状の底部のみにあるとき上記引き
上げ部を下方に置くように作動することことができ、構
造が簡単で、上記容積効率を高くでき、かつブリッジの
発生がなく効率的に粉粒体の排出を行うことができる利
点を有する。
手段による布製サイロの底部の傾斜角度の変化を55°
から18°とするとき、水平断面がほぼ正方形の布製サ
イローの一辺の長さを3mとした場合、底部の勾配の傾
斜角度の変化により貯蔵量は5t増加する。又、一辺の
長さを2.5mとした場合、底部の傾斜角度の変化によ
り貯蔵量は1.5t増加する。さらに、一辺の長さを
1.2mとした場合、底部の傾斜角度の変化により貯蔵
量は400kg増加する。このように容積効率の変化は極
めて大きい。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 太さがほぼ一定の胴部と漏斗状の底部と
からなる可撓性材質の貯蔵袋と、該貯蔵袋の上部を支持
する支持枠と、該貯蔵袋の胴部の中間部又は下部を持ち
上げるために上記支持枠と上記胴部の中間部又は下部の
引き上げ部との間に設けられた引き上げ手段とを有し、
該引き上げ手段は、粉粒体が上記貯蔵袋の胴部まである
とき上記引き上げ部が下方にあって底部がほぼ平面にな
り、粉粒体が上記漏斗状の底部のみにあるとき上記引き
上げ部が上方にあって底部が漏斗状になるように作動す
ることを特徴とする粉粒体サイロ装置。 - 【請求項2】 上記引き上げ手段は、上記貯蔵袋内の粉
粒体の重量を測定する重量測定部、ワイヤー、ワイヤー
巻き上げ装置、及び上記重量測定部の出力が一定値以上
のとき上記ワイヤーを解き該一定値に満たないとき上記
ワイヤーを巻き上げるように上記ワイヤー巻き上げ装置
を制御する制御装置とを包含することを特徴とする請求
項1記載の粉粒体サイロ装置。 - 【請求項3】 上記貯蔵袋底部の傾斜角度は、上記引き
上げ部の作動によって0°から70°の範囲で変化する
ことを特徴とする請求項1記載の粉粒体サイロ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04717792A JP3203262B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 粉粒体サイロ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04717792A JP3203262B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 粉粒体サイロ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06144483A true JPH06144483A (ja) | 1994-05-24 |
JP3203262B2 JP3203262B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=12767798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04717792A Expired - Lifetime JP3203262B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 粉粒体サイロ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3203262B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100872401B1 (ko) * | 2005-05-06 | 2008-12-05 | 인다크 게젤샤프트 퓌어 인두스트리에베다르프 엠베하 운트 코. 베트리브즈 카게 | 식품을 위한 용기 및 식품 운반방법 |
EP2230196A1 (de) * | 2009-03-17 | 2010-09-22 | Ökofen Forschungs- und Entwicklungsges. M.B.H. | Lagereinrichtung für Schüttgut |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP04717792A patent/JP3203262B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100872401B1 (ko) * | 2005-05-06 | 2008-12-05 | 인다크 게젤샤프트 퓌어 인두스트리에베다르프 엠베하 운트 코. 베트리브즈 카게 | 식품을 위한 용기 및 식품 운반방법 |
EP2230196A1 (de) * | 2009-03-17 | 2010-09-22 | Ökofen Forschungs- und Entwicklungsges. M.B.H. | Lagereinrichtung für Schüttgut |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3203262B2 (ja) | 2001-08-27 |
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