JPH0614396Y2 - 蛍光表示管 - Google Patents

蛍光表示管

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JPH0614396Y2
JPH0614396Y2 JP16702087U JP16702087U JPH0614396Y2 JP H0614396 Y2 JPH0614396 Y2 JP H0614396Y2 JP 16702087 U JP16702087 U JP 16702087U JP 16702087 U JP16702087 U JP 16702087U JP H0614396 Y2 JPH0614396 Y2 JP H0614396Y2
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JP
Japan
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filament
anode substrate
support
fixed
display tube
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Application number
JP16702087U
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JPH0171853U (ja
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守 広井
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NEC Corp
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NEC Corp
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は蛍光表示管に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の蛍光表示管は、第3図(a),(b)に
示すように、陽極基板1と、陽極基板1上に設けられた
蛍光体層11を被覆した陽極と、陽極基板1上に固定さ
れたフィラメントばね支持体23とフィラメント固定支
持体25と、フィラメントばね支持体23とフィラメン
ト固定支持体25との間に張られたフィラメント2と、
フィラメント2と蛍光体層11の間に配置されたグリッ
ド7とを備えた加工陽極基板を有していた。
フィラメントばね支持体23とフィラメント固定支持体
25を陽極基板1に固定する方法としては、陽極基板1
上の所定の配線層と接するように導電性ペースト塗布し
た上にそれぞれの支持体23,25を置き、それぞれの
支持体23,25の底部周辺部に結晶化ガラス10を盛
上げ、焼成して固着していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来の蛍光表示管では、フィラメントばね支持
体とフィラメント固定支持体の周辺に固着した結晶化ガ
ラスペーストが広がり、近接しているスペーサガラス内
面に流れ込んで、封止ができにくくなるという欠点があ
った。
一方、このような封止上の不具合を避けるために陽極基
板の内面積を大きくする場合には、蛍光表示管がコンパ
クトにならないという欠点もあった。
特に外形寸法が大きくなるに伴い、大気圧の押圧の関係
で、ガラス板の厚さを大きくしなければならず、重量が
増加し、資材費が増大するという欠点もあった。
本考案の目的は、封止の不具合がなく、コンパクトで安
価な蛍光表示管を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の蛍光表示管は、陽極基板と、該陽極基板上に設
けられた蛍光体層を被覆した陽極と、前記陽極基板上に
固定されたフィラメントばね支持体とフィラメント固定
支持体と、前記フィラメントばね支持体とフィラメント
固定支持体との間に張られた複数本のフィラメントと、
前記陽極と前記フィラメントの中間に配置されたグリッ
ドとを備えた加工陽極基板を有する蛍光表示管におい
て、前記フィラメントばね支持体と前記フィラメント固
定支持体の前記陽極基板に固着される底面に前記フィラ
メントが張られた方向と平行に溝を形成し前記フィラメ
ントばね支持体と前記フィラメント固定支持体を前記陽
極基板に導電性結晶化ガラスにて固着した加工陽極基板
を有している。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図(a),(b)は本考案の第1の実施例の加工陽
極基板の平面図及びA−A′線断面図である。
第1の実施例は、第1図(a),(b)に示すように、
陽極基板1の上の導電性パッド9はフィラメントばね支
持体3とフィラメント固定支持体5の下部及びそれぞれ
の陽極パターンやグリッド7に配線され接続している
(図示せず)。フィラメント支持ばね体4は、フィラメ
ントばね支持体3に溶接され、それぞれのフィラメント
支持体3,5の底面にエッチングにより複数の溝8が形
成されている。
それぞれのフィラメント支持体3,5は、底面全体に塗
布された固着用の導電性結晶化ガラス6により所定の位
置にグリッド7と共に、陽極基板1上に焼成固着され、
陽極基板1はフィラメント2を張ったあとゲッタ,ネサ
膜(図示せず)を取付けて、加工陽極基板として完成す
る。この加工陽極基板はカバーガラス等と組合せ封入,
排気して蛍光表示管となる。
第2図(a),(b)は本考案の第2の実施例のフィラ
メント固定支持体の平面図及びB−B′線断面図であ
る。
第2の実施例は、第2図(a),(b)に示すように、
フィラメント固定支持体15の中央部に、中抜き穴12
と突起部13が配置されていて底面には、エッチングに
より溝18が形成されている。フィラメントばね支持体
は、第1の実施と同じものを使用する。
この例では、フィラメント固定支持体15の裏側に固着
用の導電性結晶化ガラスペーストを塗って陽極基板上へ
固定したあと更に中抜き部12及び突起部13にも固定
用導電性結晶化ガラスペーストを塗布して補強し、強度
を保たせたものである。
この実施例では、特に、フィラメントテンションの大き
いものに適用されるが、この場合でも、外形の短辺方向
を大きくせずに小さな面積で強度が得られる利点があ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、フィラメント支持体の底
面に溝を設け、この面に塗布された固着用の導電性結晶
化ガラスによりフィラメント支持体を陽極基板に固定す
ることにより、導電性結晶化ガラスの流れを防止できる
ので、従来に比べて狭い範囲内でフィラメント支持体を
固定し、封止の不具合がなく、材料費を要せず、安価で
コンパクト化が図れるという効果がある。
又、溝部に十分な固着用の導電性結晶化ガラスが流れ込
むため、固着強度も十分に保つことができ、更に、陽極
基板と直接に導電性を持たせて固着できるという効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本考案の第1の実施例の加工陽
極基板の平面図及びA−A′線断面図、第2図(a),
(b)は本考案の第2の実施例のフィラメント固定支持
体の平面図及びB−B′線断面図、第3図(a),
(b)は従来の蛍光表示管の加工陽極基板の平面図及び
C−C′線断面図である。 1……陽極基板、2……フィラメント、3……フィラメ
ントばね支持体、4……フィラメント支持ばね体、5…
…フィラメント固定支持体、6……導電性結晶化ガラ
ス、7……グリッド、8……溝、9……導電パッド、1
0……結晶化ガラス、11……蛍光体層、12……中抜
き穴、13……突起部、15……フィラメント固定支持
体、18……溝、23……フィラメントばね支持体、2
5……フィラメント固定支持体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】陽極基板と、該陽極基板上に設けられた蛍
    光体層を被覆した陽極と、前記陽極基板上に固定された
    フィラメントばね支持体とフィラメント固定支持体と、
    前記フィラメントばね支持体とフィラメント固定支持体
    との間に張られた複数本のフィラメントと、前記陽極と
    前記フィラメントの中間に配置されたグリッドとを備え
    た加工陽極基板を有する蛍光表示管において、前記フィ
    ラメントばね支持体と前記フィラメント固定支持体の前
    記陽極基板に固着される底面に前記フィラメントが張ら
    れた方向と平行に溝を形成し前記フィラメントばね支持
    体と前記フィラメント固定支持体を前記陽極基板に導電
    性結晶化ガラスにて固着した加工陽極基板を有すること
    を特徴とする蛍光表示管。
JP16702087U 1987-10-30 1987-10-30 蛍光表示管 Expired - Lifetime JPH0614396Y2 (ja)

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JP16702087U JPH0614396Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30 蛍光表示管

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JP16702087U JPH0614396Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30 蛍光表示管

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Publication Number Publication Date
JPH0171853U JPH0171853U (ja) 1989-05-15
JPH0614396Y2 true JPH0614396Y2 (ja) 1994-04-13

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JP16702087U Expired - Lifetime JPH0614396Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30 蛍光表示管

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