JPH06142909A - ペースト状ろう材自動供給装置 - Google Patents
ペースト状ろう材自動供給装置Info
- Publication number
- JPH06142909A JPH06142909A JP32742692A JP32742692A JPH06142909A JP H06142909 A JPH06142909 A JP H06142909A JP 32742692 A JP32742692 A JP 32742692A JP 32742692 A JP32742692 A JP 32742692A JP H06142909 A JPH06142909 A JP H06142909A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】円周上に配置された被ろう付け部分へのろう材
供給の作業能率を向上する。 【構成】被ろう付け部分の中心を回転中心としてワーク
Ｗを載置する回転板３を設けると共に、支柱に上下動可
に設けた水平アームに上下動可に設けた縦アーム１１を
介してろう材噴射ノズル１５を取り付け、該ノズル１５
を縦アーム１１にその配向角を調整可能に取り付け、噴
射ノズルを下降位置に停止しノズル１５からろう材を噴
出しつつ回転板３を間欠回転することにより円周上に配
置された被ろう付け部分にろう材の自動供給を行う構成
とした。
供給の作業能率を向上する。 【構成】被ろう付け部分の中心を回転中心としてワーク
Ｗを載置する回転板３を設けると共に、支柱に上下動可
に設けた水平アームに上下動可に設けた縦アーム１１を
介してろう材噴射ノズル１５を取り付け、該ノズル１５
を縦アーム１１にその配向角を調整可能に取り付け、噴
射ノズルを下降位置に停止しノズル１５からろう材を噴
出しつつ回転板３を間欠回転することにより円周上に配
置された被ろう付け部分にろう材の自動供給を行う構成
とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の被ろう付け部材
を仮組み付けして成るワークが円周上に配置された被ろ
う付け部分を有し、この被ろう付け部分にペースト状の
ろう材を自動供給するペースト状ろう材自動供給装置に
関する。
を仮組み付けして成るワークが円周上に配置された被ろ
う付け部分を有し、この被ろう付け部分にペースト状の
ろう材を自動供給するペースト状ろう材自動供給装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】トルクコンバーターのポンプインペラー
やタービンランナーはプレス成形された外側カップ状部
材と、プレス成形された内側リング状部材との間にプレ
ス成形された多数の羽根を放射状に仮組み付けし、これ
ら外側カップ状部材と羽根の突き合わせ部分及び内側リ
ング状部材と羽根の突き合わせ部分にろう付けを施すこ
とにより製造される。
やタービンランナーはプレス成形された外側カップ状部
材と、プレス成形された内側リング状部材との間にプレ
ス成形された多数の羽根を放射状に仮組み付けし、これ
ら外側カップ状部材と羽根の突き合わせ部分及び内側リ
ング状部材と羽根の突き合わせ部分にろう付けを施すこ
とにより製造される。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題点】前述したポンプイン
ペラーやタービランナーのろう付けに際しては、ワーク
の被ろう付け部分としての外側カップ状部材と羽根の突
き合わせ部分、及び内側リング状部材と羽根の突き合わ
せ部分に、線状又はペースト状のろう材を手作業で供給
しているので、作業能率が悪くコストダウンを図るにも
限界があるばかりか、作業者の熟練度によりろう材の供
給量と供給位置が不安定となり、ろう付け不良が発生し
易いという不都合もあった。
ペラーやタービランナーのろう付けに際しては、ワーク
の被ろう付け部分としての外側カップ状部材と羽根の突
き合わせ部分、及び内側リング状部材と羽根の突き合わ
せ部分に、線状又はペースト状のろう材を手作業で供給
しているので、作業能率が悪くコストダウンを図るにも
限界があるばかりか、作業者の熟練度によりろう材の供
給量と供給位置が不安定となり、ろう付け不良が発生し
易いという不都合もあった。
【０００４】そこで本発明は、ワークにおける円周上に
配置された被ろう付け部分の適切位置にペースト状のろ
う材を自動的に適量供給する装置を提供することを目的
とする。
配置された被ろう付け部分の適切位置にペースト状のろ
う材を自動的に適量供給する装置を提供することを目的
とする。
【０００５】
【問題点を解決するための手段】本発明は、複数の被ろ
う付け部材を仮組み付けして成るワークを載置して円周
上に配置された被ろう付け部分の中心を回転中心として
回転可能な回転板と、この回転板の側方に立設された支
柱と、この支柱に昇降動可能に装着された水平アーム
と、この水平アームに上下動可能に取り付けられた縦ア
ームと、この縦アームに上記回転板上に載置されたワー
クの被ろう付け部分に対する配向角を調整可能に取り付
けられたろう材噴射ノズルとを備え、上記被ろう付け部
分にペースト状のろう材を供給する構成になっている。
う付け部材を仮組み付けして成るワークを載置して円周
上に配置された被ろう付け部分の中心を回転中心として
回転可能な回転板と、この回転板の側方に立設された支
柱と、この支柱に昇降動可能に装着された水平アーム
と、この水平アームに上下動可能に取り付けられた縦ア
ームと、この縦アームに上記回転板上に載置されたワー
クの被ろう付け部分に対する配向角を調整可能に取り付
けられたろう材噴射ノズルとを備え、上記被ろう付け部
分にペースト状のろう材を供給する構成になっている。
【０００６】
【作用】水平アームを上位に停止しておき、ワークを回
転板上に被ろう付け部分の中心が回転中心となるように
載置した後、水平アームを下位に停止し、回転板を間欠
回転しつつ、ろう材噴射ノズルからペースト状のろう材
を噴出することにより、上記ワークの被ろう付け部分に
常に定量のろう材を自動供給し、ろう材供給作業の著し
い能率化と省力化を図り得る。
転板上に被ろう付け部分の中心が回転中心となるように
載置した後、水平アームを下位に停止し、回転板を間欠
回転しつつ、ろう材噴射ノズルからペースト状のろう材
を噴出することにより、上記ワークの被ろう付け部分に
常に定量のろう材を自動供給し、ろう材供給作業の著し
い能率化と省力化を図り得る。
【０００７】
【実施例】図１乃至図３は本発明の一実施例を示してい
る。
る。
【０００８】図３に示すように、この実施例に使用され
るワークＷはトルクコンバータのポンプインペラーやタ
ービンランナーのように、プレス成形された外側カップ
状部材Ｗａとプレス成形された内側リング状部材Ｗｂ間
に、プレス成形された多数の羽根Ｗｃを等間隔放射状に
配置して仮組み付けし、円周上に配置された被ろう付け
部分、つまり外側カップ状部材Ｗａと羽根Ｗｃが当接す
る部位の被ろう付け部分、及び内側リング状部材Ｗｂと
羽根Ｗｃが当接する被ろう付け部分を有する。
るワークＷはトルクコンバータのポンプインペラーやタ
ービンランナーのように、プレス成形された外側カップ
状部材Ｗａとプレス成形された内側リング状部材Ｗｂ間
に、プレス成形された多数の羽根Ｗｃを等間隔放射状に
配置して仮組み付けし、円周上に配置された被ろう付け
部分、つまり外側カップ状部材Ｗａと羽根Ｗｃが当接す
る部位の被ろう付け部分、及び内側リング状部材Ｗｂと
羽根Ｗｃが当接する被ろう付け部分を有する。
【０００９】図１に示すように、上記ワークＷへのペー
スト状ろう材自動供給装置は装置基台１上に軸受け部材
２を介して立設された回転軸２ａに軸着された回転板３
を備え、回転板３の回転軸２ａには装置基台１上に取り
付けたモータ４を減速機５とギヤ６等から成る動力伝達
機構を介して連結し、モータ駆動により回転軸２ａを回
転させ上記回転板３を水平回転させる構成としている。
スト状ろう材自動供給装置は装置基台１上に軸受け部材
２を介して立設された回転軸２ａに軸着された回転板３
を備え、回転板３の回転軸２ａには装置基台１上に取り
付けたモータ４を減速機５とギヤ６等から成る動力伝達
機構を介して連結し、モータ駆動により回転軸２ａを回
転させ上記回転板３を水平回転させる構成としている。
【００１０】該回転板３の中心部から上方へ上記回転軸
２ａと一体な軸部２ｂを突設し、該軸部２ｂに芯金２ｃ
を外嵌めしボルトで締結しており、該芯金２ｃに上記ワ
ークＷの外側カップ状部材Ｗａの中心部、即ち該カップ
状部材における被ろう付け部分の中心に形成された貫通
孔Ｗｄを上方より嵌合し、外側カップ状部材Ｗａのリン
グ状底部を回転板３上に載置し、上記モータ４により上
記回転板３及び芯金２ｃに嵌合されたワークＷを間欠回
転させる。従って該ワークＷは被ろう付け部分の中心を
回転中心として間欠回転する。
２ａと一体な軸部２ｂを突設し、該軸部２ｂに芯金２ｃ
を外嵌めしボルトで締結しており、該芯金２ｃに上記ワ
ークＷの外側カップ状部材Ｗａの中心部、即ち該カップ
状部材における被ろう付け部分の中心に形成された貫通
孔Ｗｄを上方より嵌合し、外側カップ状部材Ｗａのリン
グ状底部を回転板３上に載置し、上記モータ４により上
記回転板３及び芯金２ｃに嵌合されたワークＷを間欠回
転させる。従って該ワークＷは被ろう付け部分の中心を
回転中心として間欠回転する。
【００１１】又上記装置基台１の回転板３側方には支柱
７を立設し、該支柱７に軸受け部材８を介して水平アー
ム９を摺動可能に取り付け、この水平アーム９の基端部
に装置基台１に立設された昇降シリンダ１０を連結し水
平アーム９の昇降駆動を行う。
７を立設し、該支柱７に軸受け部材８を介して水平アー
ム９を摺動可能に取り付け、この水平アーム９の基端部
に装置基台１に立設された昇降シリンダ１０を連結し水
平アーム９の昇降駆動を行う。
【００１２】該水平アーム９の上記回転板３上方に配置
された延設部には複数の縦アーム１１を連結具１２を介
して取り付け、該縦アーム１１は連結具１２の図２に示
すスリット部分１３におけるボルト１４の弛緩・締結操
作により上下動調整可能になっており、該各縦アーム１
１の下端にはろう材噴射ノズル１５をその配向角を調整
可能に取り付ける。例えば各噴射ノズル１５をクランプ
するホルダー１７を設け、このホルダー１７を縦アーム
下端に軸１６を介して締結及び締結解除可に取り付け、
該軸１６による縦アーム下端１１とホルダー１７との取
付け部を回転ヒンジとして回転板３上におけるワークＷ
の被ろう付け部分に対する配向角を調整可能に取り付け
る。
された延設部には複数の縦アーム１１を連結具１２を介
して取り付け、該縦アーム１１は連結具１２の図２に示
すスリット部分１３におけるボルト１４の弛緩・締結操
作により上下動調整可能になっており、該各縦アーム１
１の下端にはろう材噴射ノズル１５をその配向角を調整
可能に取り付ける。例えば各噴射ノズル１５をクランプ
するホルダー１７を設け、このホルダー１７を縦アーム
下端に軸１６を介して締結及び締結解除可に取り付け、
該軸１６による縦アーム下端１１とホルダー１７との取
付け部を回転ヒンジとして回転板３上におけるワークＷ
の被ろう付け部分に対する配向角を調整可能に取り付け
る。
【００１３】上記複数のろう材噴射ノズル１５は、圧力
エアー供給口部１５ａとろう材供給口部１５ｂとろう材
噴射口部１５ｃと流量調整用操作部１５ｄを有し、図外
のペースト状ろう材供給源からろう材供給口部１５ｂに
供給されたペースト状のろう材を圧力エアー供給口部１
５ａから供給された圧力エアーを介してろう材噴射口部
１５ｃより噴出する。
エアー供給口部１５ａとろう材供給口部１５ｂとろう材
噴射口部１５ｃと流量調整用操作部１５ｄを有し、図外
のペースト状ろう材供給源からろう材供給口部１５ｂに
供給されたペースト状のろう材を圧力エアー供給口部１
５ａから供給された圧力エアーを介してろう材噴射口部
１５ｃより噴出する。
【００１４】又上記流量調整部材１５ｄを回転操作する
と、ろう材噴射ノズル１５に内蔵された図外のニードル
ピンがろう材噴射口部１５ｃの流路の開度を調整し、ろ
う材噴出量が調整される。
と、ろう材噴射ノズル１５に内蔵された図外のニードル
ピンがろう材噴射口部１５ｃの流路の開度を調整し、ろ
う材噴出量が調整される。
【００１５】この実施例によれば、昇降シリンダ１０の
伸長により水平アーム９が上昇しこれと一体に縦アーム
１１に取り付けられたろう材噴射ノズル１５が上昇し、
この状態において作業者が外側カップ状部材Ｗａと内側
リング状部材Ｗｂと多数の羽根Ｗａとが仮組み付けされ
たワークＷの貫通孔Ｗｄを芯金２ｃに嵌合してワークＷ
を回転板３上に載置し、次で昇降シリンダ１０を縮小動
作により水平アーム９及び上記ろう材噴射ノズル１５を
支柱７に沿って下降し、一方のろう材噴射ノズル１５の
噴射口１５ｃが外側カップ状部材Ｗａと１つの羽根Ｗｃ
の被ろう付け部分に接近した位置でペースト状のろう材
を所定量噴出すると共に、他方のろう材噴射ノズル１５
のろう材噴射口１５ｃが内側リング部材Ｗｂと上記とは
別の１つの羽根Ｗｃの被ろう付け部分に接近した位置で
ペースト状のろう材を所定量噴出する。そして上記ろう
材噴射ノズル１５から噴出されたろう材１８、１９がワ
ークＷの被ろう付け部分の上端に付着した後、上記ろう
材噴射ノズル１５を下降位置に停止したまま回転板３が
羽根Ｗｃの放射状配置の１ピッチ分回転して停止し、再
び隣接する部位の各被ろう付け部分へのろう材噴出を行
う。この回転板１の間欠回転とろう材噴射ノズル１５の
ろう材噴射動作を被ろう付け部分の全周にわたって繰り
返すことにより、円周上に配置された各被ろう付け部分
上端へのろう材の多点供給が完了し、これに伴い昇降シ
リンダ１０を伸長作動してろう材噴射ノズル１５を上昇
させワーク取り出しと次のワークセットに備え待機す
る。
伸長により水平アーム９が上昇しこれと一体に縦アーム
１１に取り付けられたろう材噴射ノズル１５が上昇し、
この状態において作業者が外側カップ状部材Ｗａと内側
リング状部材Ｗｂと多数の羽根Ｗａとが仮組み付けされ
たワークＷの貫通孔Ｗｄを芯金２ｃに嵌合してワークＷ
を回転板３上に載置し、次で昇降シリンダ１０を縮小動
作により水平アーム９及び上記ろう材噴射ノズル１５を
支柱７に沿って下降し、一方のろう材噴射ノズル１５の
噴射口１５ｃが外側カップ状部材Ｗａと１つの羽根Ｗｃ
の被ろう付け部分に接近した位置でペースト状のろう材
を所定量噴出すると共に、他方のろう材噴射ノズル１５
のろう材噴射口１５ｃが内側リング部材Ｗｂと上記とは
別の１つの羽根Ｗｃの被ろう付け部分に接近した位置で
ペースト状のろう材を所定量噴出する。そして上記ろう
材噴射ノズル１５から噴出されたろう材１８、１９がワ
ークＷの被ろう付け部分の上端に付着した後、上記ろう
材噴射ノズル１５を下降位置に停止したまま回転板３が
羽根Ｗｃの放射状配置の１ピッチ分回転して停止し、再
び隣接する部位の各被ろう付け部分へのろう材噴出を行
う。この回転板１の間欠回転とろう材噴射ノズル１５の
ろう材噴射動作を被ろう付け部分の全周にわたって繰り
返すことにより、円周上に配置された各被ろう付け部分
上端へのろう材の多点供給が完了し、これに伴い昇降シ
リンダ１０を伸長作動してろう材噴射ノズル１５を上昇
させワーク取り出しと次のワークセットに備え待機す
る。
【００１６】上記ろう材を多点付着したワークＷは図外
のブレージング炉に供給され、溶解されたろう材は外側
カップ状部材Ｗａと羽根Ｗｃの被ろう付け部分（突き合
わせ部分）及び内側リング状部材Ｗｂと羽根Ｗｃの被ろ
う付け部分（突き合わせ部分）に回り込み、ろう付けが
完了する。
のブレージング炉に供給され、溶解されたろう材は外側
カップ状部材Ｗａと羽根Ｗｃの被ろう付け部分（突き合
わせ部分）及び内側リング状部材Ｗｂと羽根Ｗｃの被ろ
う付け部分（突き合わせ部分）に回り込み、ろう付けが
完了する。
【００１７】又この実施例によれば、回転板３の回転中
心の軸部２ｂに芯金２ｃをボルト６で同軸状にかつ着脱
自在に設けてあるので、芯金２ｃが消耗してワークＷと
の間でがたを生じるような場合は新しい芯金に交換する
ことが容易である。
心の軸部２ｂに芯金２ｃをボルト６で同軸状にかつ着脱
自在に設けてあるので、芯金２ｃが消耗してワークＷと
の間でがたを生じるような場合は新しい芯金に交換する
ことが容易である。
【００１８】更に上記実施例において、ワークＷをポン
プインペラーからタービンランナーに変更するというよ
うに別のワークＷに変更する場合には芯金２ｃを変更後
のワークＷに合うものに交換し、変更後のワークＷを回
転板３上に載置し昇降シリンダ１０を縮小動作してろう
材噴射ノズル１５の下降させ、縦アーム１１の上下位置
を調整すると共に、被ろう付け部分に対するろう材噴射
ノズル１５の配向角を調整し被ろう付け部分に対する噴
射口１５ｃの位置を調整設定する。
プインペラーからタービンランナーに変更するというよ
うに別のワークＷに変更する場合には芯金２ｃを変更後
のワークＷに合うものに交換し、変更後のワークＷを回
転板３上に載置し昇降シリンダ１０を縮小動作してろう
材噴射ノズル１５の下降させ、縦アーム１１の上下位置
を調整すると共に、被ろう付け部分に対するろう材噴射
ノズル１５の配向角を調整し被ろう付け部分に対する噴
射口１５ｃの位置を調整設定する。
【００１９】尚本発明はワークＷの形状が環状や円筒又
はカップ状である場合に適切であるが、例えばワークが
円周上に配置された被ろう付けを有するものであれば、
外形の如何に拘らず適用可能である。又回転板３をワー
クに応じ間欠回転するか、又は連続的に一回転しペース
ト状のろう材を上記被ろう付け部分に連続噴出し環状付
着を行うことが可能であり、又中心部に貫通孔が無いワ
ークの場合には回転板３より突出する軸部２ｂと芯金２
ｃを設けずに、ワークをその外周面において位置決め保
持する手段を回転板３の周辺部に設けることができる。
更にろう材噴射ノズル１５は１個以上あればよい。
はカップ状である場合に適切であるが、例えばワークが
円周上に配置された被ろう付けを有するものであれば、
外形の如何に拘らず適用可能である。又回転板３をワー
クに応じ間欠回転するか、又は連続的に一回転しペース
ト状のろう材を上記被ろう付け部分に連続噴出し環状付
着を行うことが可能であり、又中心部に貫通孔が無いワ
ークの場合には回転板３より突出する軸部２ｂと芯金２
ｃを設けずに、ワークをその外周面において位置決め保
持する手段を回転板３の周辺部に設けることができる。
更にろう材噴射ノズル１５は１個以上あればよい。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、複数の被ろう付け部材を仮組
み付けしたワークを回転板上に円周上の被ろう付け部分
の中心を回転中心として載置し、ろう材噴射ノズルを下
降し回転板を回転すると共に、ノズルからペースト状の
ろう材を噴出して、上記ワークの被ろう付け部分にろう
材を供給し、各ろう付け部分に常に適量のろう材を自動
的に供給することができ、ワークにろう材を円周上に沿
って多点供給又は連続供給する作業の能率を著しく向上
することができる。
み付けしたワークを回転板上に円周上の被ろう付け部分
の中心を回転中心として載置し、ろう材噴射ノズルを下
降し回転板を回転すると共に、ノズルからペースト状の
ろう材を噴出して、上記ワークの被ろう付け部分にろう
材を供給し、各ろう付け部分に常に適量のろう材を自動
的に供給することができ、ワークにろう材を円周上に沿
って多点供給又は連続供給する作業の能率を著しく向上
することができる。
【００２１】この装置によれば作業者の熟練度に左右さ
れることなく円周上の常に適正な位置に適正量のペース
ト状ろう材を自動的に供給することができるので、ろう
付け不良の発生を有効に防止できる。
れることなく円周上の常に適正な位置に適正量のペース
ト状ろう材を自動的に供給することができるので、ろう
付け不良の発生を有効に防止できる。
【００２２】又本発明は芯金にワークを貫装するだけで
被ろう付け部分の中心を回転板の回転中心に容易に位置
合わせすることができ、芯金の交換に異なるワークへの
転換が迅速に行える。
被ろう付け部分の中心を回転板の回転中心に容易に位置
合わせすることができ、芯金の交換に異なるワークへの
転換が迅速に行える。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示すペースト状ろう材供給
装置を一部断面して示す側面図。
装置を一部断面して示す側面図。
【図２】上記装置における水平アームと縦アームとの取
り付け構造を示す断面図。
り付け構造を示す断面図。
【図３】上記装置に適用されるワークの一例を示す平面
図。
図。
１ 装置基台 ２ｃ 芯金 ３ 回転板 ７ 支柱 ９ 水平アーム １１ 縦アーム １２ 縦アームを上下に調整する連結具 １５ ろう材噴射ノズル １６ ノズルの配向角を調整するヒンジを構成す
る軸 Ｗ ワーク Ｗａ 外側カップ状部材 Ｗｂ 内側リング状部材 Ｗｃ 羽根
る軸 Ｗ ワーク Ｗａ 外側カップ状部材 Ｗｂ 内側リング状部材 Ｗｃ 羽根
Claims (2)
- 【請求項１】複数の被ろう付け部材を仮組み付けして成
るワークが円周上に配置された被ろう付け部分を有し、
この被ろう付け部分にペースト状のろう材を供給する装
置であって、上記ワークを載置して被ろう付け部分の中
心を回転中心として回転可能な回転板と、この回転板の
側方に立設された支柱と、この支柱に昇降駆動可能に取
り付けられた水平アームと、この水平アームに上下動可
能に取り付けられた縦アームと、この縦アームの下端に
上記回転板上に載置されたワークの被ろう付け部分に対
する配向角を調整可能に取り付けられたろう材噴射ノズ
ルとを備えたことを特徴とするペースト状ろう材自動供
給装置。 - 【請求項２】前記回転板の回転中心に、ワークにおける
被ろう付け部分の中心に貫装する芯金を設けたことを特
徴とする請求項１記載のペースト状ろう材自動供給装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4327426A JPH0741413B2 (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | ペースト状ろう材自動供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4327426A JPH0741413B2 (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | ペースト状ろう材自動供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06142909A true JPH06142909A (ja) | 1994-05-24 |
| JPH0741413B2 JPH0741413B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=18199038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4327426A Expired - Lifetime JPH0741413B2 (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | ペースト状ろう材自動供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741413B2 (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105665225A (zh) * | 2016-04-15 | 2016-06-15 | 李鹏 | 一种全自动滴胶机 |
| CN105665228A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-06-15 | 东莞市誉铭新精密技术股份有限公司 | 点胶机 |
| CN105665227A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-06-15 | 东莞市誉铭新精密技术股份有限公司 | 点胶机 |
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| CN107262311A (zh) * | 2017-05-24 | 2017-10-20 | 北京白菊汽车零部件有限公司 | 一种汽车零部件喷涂生产线 |
| CN107899798A (zh) * | 2017-12-20 | 2018-04-13 | 重庆家本家科技有限公司 | 一种音响壳体的喷漆装置 |
| CN107913814A (zh) * | 2017-12-20 | 2018-04-17 | 重庆家本家科技有限公司 | 家电机械配件用加工设备 |
| US10497908B2 (en) | 2015-08-24 | 2019-12-03 | Concept Group, Llc | Sealed packages for electronic and energy storage devices |
| US10495250B2 (en) | 2012-10-03 | 2019-12-03 | Concept Group, Llc | Vacuum insulated structure with end fitting and method of making same |
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