JPH0614263Y2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0614263Y2 JPH0614263Y2 JP6725390U JP6725390U JPH0614263Y2 JP H0614263 Y2 JPH0614263 Y2 JP H0614263Y2 JP 6725390 U JP6725390 U JP 6725390U JP 6725390 U JP6725390 U JP 6725390U JP H0614263 Y2 JPH0614263 Y2 JP H0614263Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic tape
- tape
- magnetic
- dew condensation
- head drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、磁気記録再生装置に関し、特に、磁気テー
プを回転ヘッドドラムに案内するテープガイド部材に関
するものである。
プを回転ヘッドドラムに案内するテープガイド部材に関
するものである。
第3図は磁気記録再生装置、例えばビデオ・テープ・レ
コーダのテープ走行系の概略を示す説明図である。
コーダのテープ走行系の概略を示す説明図である。
第3図において、Cは磁気テープTを収容しているカセ
ット、Sはシャーシを示す。
ット、Sはシャーシを示す。
GTEはカセットCから引き出した磁気テープTに所定
の張力を与えるためのテンションポスト、GT1,G
T2は磁気テープTの上下位置を規制して案内する第1
および第2のテープガイド、GC1は第1の円錐(傾
斜)ガイドを示し、この第1の円錐ガイドGC1は、回
転ヘッドドラムDに巻き付ける磁気テープTに傾斜を与
えるためのものである。
の張力を与えるためのテンションポスト、GT1,G
T2は磁気テープTの上下位置を規制して案内する第1
および第2のテープガイド、GC1は第1の円錐(傾
斜)ガイドを示し、この第1の円錐ガイドGC1は、回
転ヘッドドラムDに巻き付ける磁気テープTに傾斜を与
えるためのものである。
Dは図示を省略した記録再生ヘッドを有する回転ヘッド
ドラムを示し、巻き付いた磁気テープTに記録再生ヘッ
ドで情報を記録したり、巻き付いた磁気テープTから記
録再生ヘッドで情報を再生するものである。
ドラムを示し、巻き付いた磁気テープTに記録再生ヘッ
ドで情報を記録したり、巻き付いた磁気テープTから記
録再生ヘッドで情報を再生するものである。
GC2は第2の円錐(傾斜)ガイドを示し、磁気テープ
Tを回転ヘッドドラムDに巻き付けるために第1の円錐
ガイドGC1で磁気テープTに与えた傾斜を元の状態に
戻すためのものである。
Tを回転ヘッドドラムDに巻き付けるために第1の円錐
ガイドGC1で磁気テープTに与えた傾斜を元の状態に
戻すためのものである。
GT3は磁気テープTの上下位置を規制して案内する第
3のテープガイド、CAは磁気テープTを走行させるた
めの駆動力を与えるキャプスタン、PはキャプスタンC
Aと協同して磁気テープTを走行させるピッチローラを
示す。
3のテープガイド、CAは磁気テープTを走行させるた
めの駆動力を与えるキャプスタン、PはキャプスタンC
Aと協同して磁気テープTを走行させるピッチローラを
示す。
なお、消去ヘッドなどの図示は省略した。
次に、動作について説明する。
まず、カセットCから引き出した磁気テープTにテンシ
ョンポストGTEで所定の張力を与え、各テープガイド
GT1〜GT3で磁気テープTの上下位置を規制した状
態で、巻取側のハブを回転させ、キャプスタンCAとピ
ンチローラPによって磁気テープTを走行させるととも
に、回転ヘッドドラムDを回転させることにより、記録
再生ヘッドで情報を磁気テープTに順次記録することが
できる。
ョンポストGTEで所定の張力を与え、各テープガイド
GT1〜GT3で磁気テープTの上下位置を規制した状
態で、巻取側のハブを回転させ、キャプスタンCAとピ
ンチローラPによって磁気テープTを走行させるととも
に、回転ヘッドドラムDを回転させることにより、記録
再生ヘッドで情報を磁気テープTに順次記録することが
できる。
また、同様に磁気テープTを走行させ、回転ヘッドドラ
ムDを回転させることにより、磁気テープTに記録した
情報を記録再生ヘッドで順次再生することができる。
ムDを回転させることにより、磁気テープTに記録した
情報を記録再生ヘッドで順次再生することができる。
しかし、このように磁気テープTを走行させる際、回転
ヘッドドラムDが冷えていることによって結露が発生す
ると、結露によって磁気テープTが回転ヘッドドラムD
に張り付き、磁気テープTは回転ヘッドドラムDに巻き
付いてしまう。
ヘッドドラムDが冷えていることによって結露が発生す
ると、結露によって磁気テープTが回転ヘッドドラムD
に張り付き、磁気テープTは回転ヘッドドラムDに巻き
付いてしまう。
そこで、結露センサによって回転ヘッドドラムDに結露
が発生したか否かを検出し、結露が発生すれば、磁気記
録再生装置を停止させたり、または結露が発生しないよ
うに回転ヘッドドラムDをヒータで温めている。
が発生したか否かを検出し、結露が発生すれば、磁気記
録再生装置を停止させたり、または結露が発生しないよ
うに回転ヘッドドラムDをヒータで温めている。
従来の磁気記録再生装置は、以上のように構成されてい
るので、回転ヘッドドラムDへの結露対策に対しては有
効である。
るので、回転ヘッドドラムDへの結露対策に対しては有
効である。
しかし、車載用の磁気記録再生装置、例えばディジタル
・オーディオ・テープレコーダの場合、冷えたカッセト
Cを使用した場合、磁気テープTに発生した結露を検出
することができないので、磁気テープTに結露が発生す
ると、回転ヘッドドラムDに磁気テープTが張り付き、
回転ヘッドドラムDに磁気テープTが巻き付いてしまう
という不都合があった。
・オーディオ・テープレコーダの場合、冷えたカッセト
Cを使用した場合、磁気テープTに発生した結露を検出
することができないので、磁気テープTに結露が発生す
ると、回転ヘッドドラムDに磁気テープTが張り付き、
回転ヘッドドラムDに磁気テープTが巻き付いてしまう
という不都合があった。
この考案は、上記したような不都合を解消するためにな
されたもので、簡単な構成により、回転ヘッドドラムに
磁気テープが結露によって巻き付くのを防止した磁気記
録再生装置を提供するものである。
されたもので、簡単な構成により、回転ヘッドドラムに
磁気テープが結露によって巻き付くのを防止した磁気記
録再生装置を提供するものである。
この考案にかかる磁気記録再生装置は、テープガイド部
材に磁気テープを温めるためのヒータを設けたものであ
る。
材に磁気テープを温めるためのヒータを設けたものであ
る。
この考案におけるテープガイド部材は、磁気テープを温
めるためのヒータが設けられているので、走行する磁気
テープに結露が発生しないように温めることができると
ともに、磁気テープに発生した結露を温めて除去するこ
とができる。
めるためのヒータが設けられているので、走行する磁気
テープに結露が発生しないように温めることができると
ともに、磁気テープに発生した結露を温めて除去するこ
とができる。
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。
第1図はこの考案の一実施例による磁気記録再生装置の
テープガイドを示す側面図である。
テープガイドを示す側面図である。
第1図において、Sはシャーシ、GはシャーシSに設け
られているテープガイドを示し、このテープガイドG
は、磁気テープTの上下位置を規制して案内する上、下
フランジGu,Gdが設けられている。
られているテープガイドを示し、このテープガイドG
は、磁気テープTの上下位置を規制して案内する上、下
フランジGu,Gdが設けられている。
Hはヒータを示し、テープガイドGの磁気テープTを案
内しない面、例えば下フランジGdの下部分に設けら
れ、テープガイドGを温めることによって磁気テープT
を温めるものである。
内しない面、例えば下フランジGdの下部分に設けら
れ、テープガイドGを温めることによって磁気テープT
を温めるものである。
RはヒータHに接続されているリード線を示す。
なお、テープガイドGは、熱伝導率のよい材料で構成す
ることが望ましい。
ることが望ましい。
次に、作用について説明する。
第1図に示すように、テープガイドGに設けられている
ヒータHに通電することにより、テープガイドGを温め
ることができるので、複数のテープガイドGで磁気テー
プTを、上下位置を規制しながら図示を省略した回転ヘ
ッドドラムに案内するとき、冷たい磁気テープTは温め
られて結露が発生しなくなるとともに、磁気テープTに
発生した結露は温められて除去される。
ヒータHに通電することにより、テープガイドGを温め
ることができるので、複数のテープガイドGで磁気テー
プTを、上下位置を規制しながら図示を省略した回転ヘ
ッドドラムに案内するとき、冷たい磁気テープTは温め
られて結露が発生しなくなるとともに、磁気テープTに
発生した結露は温められて除去される。
したがって、冷えたカセットを使用しても、磁気テープ
Tを回転ヘッドドラムまで案内する間のテープガイドG
で結露が発生しないように温めることができるととも
に、磁気テープTに発生した結露を温めて除去すること
ができるので、磁気テープTが結露によって回転ヘッド
ドラムに巻き付かなくなる。
Tを回転ヘッドドラムまで案内する間のテープガイドG
で結露が発生しないように温めることができるととも
に、磁気テープTに発生した結露を温めて除去すること
ができるので、磁気テープTが結露によって回転ヘッド
ドラムに巻き付かなくなる。
第2図はこの考案の他の実施例による磁気記録再生装置
のテープガイドを示す斜視図であり、第1図と同一符号
は同一または相当部分を示す。
のテープガイドを示す斜視図であり、第1図と同一符号
は同一または相当部分を示す。
なお、この実施例は、上フランジGuの上面にヒータH
を設けたものである。
を設けたものである。
この実施例においても、第1図と同様な作用となり、同
様な効果を得ることができる。
様な効果を得ることができる。
なお、上記した実施例では、ヒータHをテープガイドG
の下フランジGdの下部分または上フランジGuの上面
に設けた例で説明したが、ヒータHを設ける位置は磁気
テープTを案内、規制する部分以外であればよういこと
は言うまでもない。
の下フランジGdの下部分または上フランジGuの上面
に設けた例で説明したが、ヒータHを設ける位置は磁気
テープTを案内、規制する部分以外であればよういこと
は言うまでもない。
また、テープガイド部材としてテープガイドGの例で説
明したが、テープガイド部材はテンションポスト、円錐
(傾斜)ポストなどであってよいことは言うまでもな
い。
明したが、テープガイド部材はテンションポスト、円錐
(傾斜)ポストなどであってよいことは言うまでもな
い。
さらに、車載用のDATで説明したが、他の磁気記録再
生装置でも、車載用以外の磁気記録再生装置にも適用で
きることは言うまでもない。
生装置でも、車載用以外の磁気記録再生装置にも適用で
きることは言うまでもない。
以上のように、この考案によれば、テープガイド部材に
磁気テープを温めるためのヒータを設けたので、結露が
発生しないように磁気テープを温めることができるとと
もに、磁気テープに発生した結露を温めて除去すること
ができるため、簡単な構成により、回転ヘッドドラムに
磁気テープが結露によって巻き付かなくなるという効果
がある。
磁気テープを温めるためのヒータを設けたので、結露が
発生しないように磁気テープを温めることができるとと
もに、磁気テープに発生した結露を温めて除去すること
ができるため、簡単な構成により、回転ヘッドドラムに
磁気テープが結露によって巻き付かなくなるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の一実施例による磁気記録再生装置の
テープガイドを示す側面図、第2図はこの考案の他の実
施例による磁気記録再生装置のテープガイドを示す斜視
図、 第3図は磁気記録再生装置のテープ走行系の概略を示す
説明図である。 G……テープガイド、Gu……上フランジ、Gd……下
フランジ、H……ヒータ、D……回転ヘッドドラム、T
……磁気テープ。
テープガイドを示す側面図、第2図はこの考案の他の実
施例による磁気記録再生装置のテープガイドを示す斜視
図、 第3図は磁気記録再生装置のテープ走行系の概略を示す
説明図である。 G……テープガイド、Gu……上フランジ、Gd……下
フランジ、H……ヒータ、D……回転ヘッドドラム、T
……磁気テープ。
Claims (1)
- 【請求項1】磁気テープをテープガイド部材で回転ヘッ
ドドラムに案内する磁気記録再生装置において、 前記テープガイド部材に前記磁気テープを温めるための
ヒータを設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6725390U JPH0614263Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6725390U JPH0614263Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0426416U JPH0426416U (ja) | 1992-03-03 |
JPH0614263Y2 true JPH0614263Y2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=31600670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6725390U Expired - Lifetime JPH0614263Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0614263Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-27 JP JP6725390U patent/JPH0614263Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0426416U (ja) | 1992-03-03 |
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