JPH0614244Y2 - ヘッド取付構造 - Google Patents
ヘッド取付構造Info
- Publication number
- JPH0614244Y2 JPH0614244Y2 JP4122388U JP4122388U JPH0614244Y2 JP H0614244 Y2 JPH0614244 Y2 JP H0614244Y2 JP 4122388 U JP4122388 U JP 4122388U JP 4122388 U JP4122388 U JP 4122388U JP H0614244 Y2 JPH0614244 Y2 JP H0614244Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- pedestal
- inner pedestal
- azimuth
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、テープレコーダのヘッド取付構造に関する。
従来テープレコーダの録音・再生ヘッド及び消去ヘッド
の取付構造は夫々第３図のように、録音・再生ヘッド13
は固定側をヘッド基板１に固着された軸14等にビス15に
より固定され、高さ調整側はヘッド基板との間に圧縮コ
イルバネ16等を挟みアジマスネジ12により調整可能に取
り付けられていた。又、消去ヘッド５は両側をヘッド基
板に固着された軸17、17等にビス18により固定されてい
た。
の取付構造は夫々第３図のように、録音・再生ヘッド13
は固定側をヘッド基板１に固着された軸14等にビス15に
より固定され、高さ調整側はヘッド基板との間に圧縮コ
イルバネ16等を挟みアジマスネジ12により調整可能に取
り付けられていた。又、消去ヘッド５は両側をヘッド基
板に固着された軸17、17等にビス18により固定されてい
た。
従って部品点数が多いので、作業工数が多く非能率的で
あり、コスト高になると共に重量が重くなって軽量化が
図れない欠点があった。
あり、コスト高になると共に重量が重くなって軽量化が
図れない欠点があった。
更にアジマスネジ12をヘッド基板１のネジ孔に螺合する
時ネジ孔が圧縮コイルバネ16にかくれて探し難く、作業
効率が悪い欠点がある。
時ネジ孔が圧縮コイルバネ16にかくれて探し難く、作業
効率が悪い欠点がある。
本考案は前記欠点に鑑み、部品点数を少なくして作業工
数を減らし、組立作業を容易にし、コストを低減すると
共に軽量化したヘッド取付構造を提案することである。
数を減らし、組立作業を容易にし、コストを低減すると
共に軽量化したヘッド取付構造を提案することである。
本考案は、第１のヘッドと第２のヘッドとを並設したヘ
ッド取付構造において、前記第１のヘッドと第２のヘッ
ドの両外側台座をヘッド基板の切起し片に引掛け係合
し、前記第１のヘッドの内側台座を前記ヘッド基板の突
片上に臨ませ、かつ、前記第２のヘッドの内側台座を載
せると共に中間部に前記第２のヘッドの内側台座を貫通
したアジマスネジが通る孔を有しその先端が前記第１の
ヘッドの内側台座上に臨んだ略ヘの字状の板バネを設
け、前記アジマスネジで前記第２のヘッドをアジマス調
整可能に取り付ければ前記板バネの先端が前記第１のヘ
ッドの内側台座を押圧固定するようにしたことにある。
ッド取付構造において、前記第１のヘッドと第２のヘッ
ドの両外側台座をヘッド基板の切起し片に引掛け係合
し、前記第１のヘッドの内側台座を前記ヘッド基板の突
片上に臨ませ、かつ、前記第２のヘッドの内側台座を載
せると共に中間部に前記第２のヘッドの内側台座を貫通
したアジマスネジが通る孔を有しその先端が前記第１の
ヘッドの内側台座上に臨んだ略ヘの字状の板バネを設
け、前記アジマスネジで前記第２のヘッドをアジマス調
整可能に取り付ければ前記板バネの先端が前記第１のヘ
ッドの内側台座を押圧固定するようにしたことにある。
以下、図示の実施例で本考案を説明する。ヘッド取付構
造には第１のヘッドである消去ヘッド、第２のヘッドで
ある再生ヘッドを第１図、第２図でヘッド基板１の左右
の外側に切起し片２、３が、中間に突片４が夫々形成さ
れて消去ヘッド10の内側台座５と外側台座６及び再生ヘ
ッド11の外側台座７が夫々保持されると共に略への字状
の板バネ８とアジマスネジ12で取り付けられている。
造には第１のヘッドである消去ヘッド、第２のヘッドで
ある再生ヘッドを第１図、第２図でヘッド基板１の左右
の外側に切起し片２、３が、中間に突片４が夫々形成さ
れて消去ヘッド10の内側台座５と外側台座６及び再生ヘ
ッド11の外側台座７が夫々保持されると共に略への字状
の板バネ８とアジマスネジ12で取り付けられている。
切起し片２は略直角に曲げられて角孔2aが穿設されてい
る。角孔2aには消去ヘッド10の外側台座６が引掛け係合
されている。
る。角孔2aには消去ヘッド10の外側台座６が引掛け係合
されている。
切起し片３は第１図で左側に幾分倒れるように９０度以
下の角度に曲げられて形成されている。切起し片３の上
端3aには第２図のように横幅より狭い幅の突片部3bが形
成されると共に突片部3bは直角に曲げられている。突片
部3bには再生ヘッド11の外側台座７の孔7aが引掛け係合
されている。切起し片３には更に角孔3cが穿設されて略
への字状の板バネ８の突片部8aが挿入されている。
下の角度に曲げられて形成されている。切起し片３の上
端3aには第２図のように横幅より狭い幅の突片部3bが形
成されると共に突片部3bは直角に曲げられている。突片
部3bには再生ヘッド11の外側台座７の孔7aが引掛け係合
されている。切起し片３には更に角孔3cが穿設されて略
への字状の板バネ８の突片部8aが挿入されている。
突片４は略直角に曲げられると共に凸状に形成されてい
る。凸部4aには消去ヘッド10の内側台座５の孔5aが挿入
されて内側台座５が載せられている。
る。凸部4aには消去ヘッド10の内側台座５の孔5aが挿入
されて内側台座５が載せられている。
板バネ８には突片部8aと中間部8bにアジマスネジ12が通
る長孔8cと先端8dに消去ヘッド10の内側台座５が両側か
ら挟み込まれる折曲部8eが夫々形成されている。
る長孔8cと先端8dに消去ヘッド10の内側台座５が両側か
ら挟み込まれる折曲部8eが夫々形成されている。
再生ヘッド11の内側台座９は板バネ８の中間部8b上に載
せられ、内側台座９を貫通した孔9aと長孔8cを通りヘッ
ド基板１のネジ孔1aに螺合されたアジマスネジ12で支持
されている。
せられ、内側台座９を貫通した孔9aと長孔8cを通りヘッ
ド基板１のネジ孔1aに螺合されたアジマスネジ12で支持
されている。
再生ヘッド11がヘッド基板１に組み込まれる時、再生ヘ
ッド11の外側台座７の孔7aが切起し片３の突片部3bに引
掛け係合されると、切起し片３は第１図で左側に幾分倒
れるように９０度以下の角度に曲げられて形成されてい
るので、再生ヘッド11の内側台座９は上方に浮き上がる
が、内側台座９の孔9aを貫通してアジマスネジ12がヘッ
ド基板１に螺合されると、内側台座９は下方に押し下げ
られる。この操作で再生ヘッド11の外側台座７の下面は
切起し片３の上端3aに押し付けられて再生ヘッド11は前
後の平行度が維持されてガタつかない。この効果は切起
し片３の突片部3bの曲げ角度を大きくして再生ヘッド11
の内側台座９が上方に浮き上がるようにしてもよい。
ッド11の外側台座７の孔7aが切起し片３の突片部3bに引
掛け係合されると、切起し片３は第１図で左側に幾分倒
れるように９０度以下の角度に曲げられて形成されてい
るので、再生ヘッド11の内側台座９は上方に浮き上がる
が、内側台座９の孔9aを貫通してアジマスネジ12がヘッ
ド基板１に螺合されると、内側台座９は下方に押し下げ
られる。この操作で再生ヘッド11の外側台座７の下面は
切起し片３の上端3aに押し付けられて再生ヘッド11は前
後の平行度が維持されてガタつかない。この効果は切起
し片３の突片部3bの曲げ角度を大きくして再生ヘッド11
の内側台座９が上方に浮き上がるようにしてもよい。
アジマスネジ12がヘッド基板１に螺合されると、板バネ
８の折曲部8eが消去ヘッド10の内側台座５を両側から挟
み込むと共に、先端8dで内側台座５が突片４上にバネ圧
で押圧固定される。
８の折曲部8eが消去ヘッド10の内側台座５を両側から挟
み込むと共に、先端8dで内側台座５が突片４上にバネ圧
で押圧固定される。
アジマスネジ12が更に回動されてヘッド基板１に螺合さ
れると、板バネ８にバネ力が発生して再生ヘッド11の内
側台座９を上方に付勢するのでこの付勢力に抗して再生
ヘッド11がアジマス調整される。
れると、板バネ８にバネ力が発生して再生ヘッド11の内
側台座９を上方に付勢するのでこの付勢力に抗して再生
ヘッド11がアジマス調整される。
ヘッド取付構造が前記のように構成されると、切起し片
２と突片４に消去ヘッド10の外側台座６と内側台座５を
夫々引掛け及び載せると位置決めされ、内側台座５に板
バネ８の先端8dが載せられて板バネ８を再生ヘッド11の
内側台座９を介してアジマスネジ１２で押し下げると係
合固定されるので消去ヘッド10の組み込みが極めて容易
である。
２と突片４に消去ヘッド10の外側台座６と内側台座５を
夫々引掛け及び載せると位置決めされ、内側台座５に板
バネ８の先端8dが載せられて板バネ８を再生ヘッド11の
内側台座９を介してアジマスネジ１２で押し下げると係
合固定されるので消去ヘッド10の組み込みが極めて容易
である。
再生ヘッド11についても外側台座７を切起し片３に引掛
け係合し、板バネ８の中間部に内側台座９を載せてアジ
マスネジ12を締め付ければ係合固定されるので組み込み
が極めて容易である。
け係合し、板バネ８の中間部に内側台座９を載せてアジ
マスネジ12を締め付ければ係合固定されるので組み込み
が極めて容易である。
更にアジマスネジ12をヘッド基板１のネジ孔1aに螺合す
る時、板バネ８の突片部8aを切起し片３の角孔3cに、折
曲部8eを消去ヘッド10の内側台座５に夫々係合すると、
板バネ８の長孔8cとネジ孔1aは垂直線上にあり、かつ板
バネ８の下側は空間になってネジ孔1aが見易いので容易
にアジマスネジ12をネジ孔1aに合致させることが出来
る。
る時、板バネ８の突片部8aを切起し片３の角孔3cに、折
曲部8eを消去ヘッド10の内側台座５に夫々係合すると、
板バネ８の長孔8cとネジ孔1aは垂直線上にあり、かつ板
バネ８の下側は空間になってネジ孔1aが見易いので容易
にアジマスネジ12をネジ孔1aに合致させることが出来
る。
又、ヘッド基板１に消去ヘッド10と再生ヘッド11が切起
し片２、３と突片４と、アジマス調整用の板バネ８とア
ジマスネジ12で固定されて部品点数が削減される。更に
切起し片２、３と突片４はヘッド基板１に切り起こし形
成されているので重量が軽減されて軽量化が図られる。
し片２、３と突片４と、アジマス調整用の板バネ８とア
ジマスネジ12で固定されて部品点数が削減される。更に
切起し片２、３と突片４はヘッド基板１に切り起こし形
成されているので重量が軽減されて軽量化が図られる。
前記再生ヘッド11は録音・再生ヘッド等でもよい。
前記第１図、第２図では内側台座５と外側台座６は消去
ヘッド10のケースと一体に形成されているが、別体に形
成してもよい。
ヘッド10のケースと一体に形成されているが、別体に形
成してもよい。
前記板バネ、ヘッド等の係合・支承部は本実施例に限定
されず、その他登録請求の範囲の趣旨に従って変更して
もよいことは当然である。
されず、その他登録請求の範囲の趣旨に従って変更して
もよいことは当然である。
本考案は前述のように構成されたから、第１のヘッドの
取付はヘッド基板の切起し片と突片に係合しておいて、
板バネと第２のヘッドをアジマスネジで止めれば第１の
ヘッドの内側台座が板バネの先端で押圧されて取付が簡
単に済み、第２のヘッドの取付は切起し片に係合して板
バネの中間部に載せ、アジマスネジで止めればよいので
第１のヘッド同様に取付が極めて容易である。更にアジ
マスネジは簡単にヘッド基板に螺合できる。又、第１の
ヘッドと第２のヘッドの取付は切起し片と突片とアジマ
ス調整用の板バネとアジマスネジで固定されて部品点数
が削減され、重量が軽減されて軽量化が図られる等実用
上優れた効果を奏するヘッド取付構造を提供することが
出来る。
取付はヘッド基板の切起し片と突片に係合しておいて、
板バネと第２のヘッドをアジマスネジで止めれば第１の
ヘッドの内側台座が板バネの先端で押圧されて取付が簡
単に済み、第２のヘッドの取付は切起し片に係合して板
バネの中間部に載せ、アジマスネジで止めればよいので
第１のヘッド同様に取付が極めて容易である。更にアジ
マスネジは簡単にヘッド基板に螺合できる。又、第１の
ヘッドと第２のヘッドの取付は切起し片と突片とアジマ
ス調整用の板バネとアジマスネジで固定されて部品点数
が削減され、重量が軽減されて軽量化が図られる等実用
上優れた効果を奏するヘッド取付構造を提供することが
出来る。
図面は本考案の実施例が示され、第１図はヘッド取付構
造の正面図、第２図はヘッド取付構造の分解斜視図、第
３図は従来のヘッド取付構造の正面図である。 １……ヘッド基板、２、３……切起し片、４……突片、
６、７……外側台座、５、９……内側台座、８……略へ
の字状の板バネ、9b……中間部、8c……孔、8d……先
端、10……第１のヘッド、11……第２のヘッド、12……
アジマスネジ。
造の正面図、第２図はヘッド取付構造の分解斜視図、第
３図は従来のヘッド取付構造の正面図である。 １……ヘッド基板、２、３……切起し片、４……突片、
６、７……外側台座、５、９……内側台座、８……略へ
の字状の板バネ、9b……中間部、8c……孔、8d……先
端、10……第１のヘッド、11……第２のヘッド、12……
アジマスネジ。
Claims (1)
- 【請求項１】第１のヘッドと第２のヘッドとを並設した
ヘッド取付構造において、前記第１のヘッドと第２のヘ
ッドの両外側台座をヘッド基板の切起し片に引掛け係合
し、前記第１のヘッドの内側台座を前記ヘッド基板の突
片上に臨ませ、かつ、前記第２のヘッドの内側台座を載
せると共に中間部に前記第２のヘッドの内側台座を貫通
したアジマスネジが通る孔を有しその先端が前記第１の
ヘッドの内側台座上に臨んだ略への字状の板バネを設
け、前記アジマスネジで前記第２のヘッドをアジマス調
整可能に取り付けることにより前記板バネの先端が前記
第１のヘッドの内側台座を押圧固定するようにしたこと
を特徴とするヘッド取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4122388U JPH0614244Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | ヘッド取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4122388U JPH0614244Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | ヘッド取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01146310U JPH01146310U (ja) | 1989-10-09 |
| JPH0614244Y2 true JPH0614244Y2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=31267665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4122388U Expired - Lifetime JPH0614244Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | ヘッド取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614244Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-30 JP JP4122388U patent/JPH0614244Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01146310U (ja) | 1989-10-09 |
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