JPH06142156A - 浴槽装置 - Google Patents

浴槽装置

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Publication number
JPH06142156A
JPH06142156A JP4315968A JP31596892A JPH06142156A JP H06142156 A JPH06142156 A JP H06142156A JP 4315968 A JP4315968 A JP 4315968A JP 31596892 A JP31596892 A JP 31596892A JP H06142156 A JPH06142156 A JP H06142156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
heating coil
transistor inverter
bath
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP4315968A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Miyazaki
崎 力 宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miyaden Co Ltd
Original Assignee
Miyaden Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Miyaden Co Ltd filed Critical Miyaden Co Ltd
Priority to JP4315968A priority Critical patent/JPH06142156A/ja
Publication of JPH06142156A publication Critical patent/JPH06142156A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入浴者の血行を促進し、一般家庭での健康管
理を可能にすると共に、湯温の低下を抑えることができ
る浴槽装置を提供することを目的とする。 【構成】 鍋底状に形成された金属性の浴槽本体(2)
と、該浴槽本体(2)の外側面を包囲するように配設さ
れた加熱コイル(3)と、該加熱コイル(3)に高周波
電流を供給するトランジスタインバータ(4)と、該ト
ランジスタインバータ(4)を制御する制御装置(5)
とを備えた浴槽装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭用の風呂とし
て使用される浴槽装置に係わり、特に、高周波誘導電流
を利用して浴槽内の水を加熱させることができると共
に、入浴者の血行を促進させることもできる浴槽装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、誘導電流を利用する浴槽装置とし
ては、例えば実開平4−82648号公報に開示のもの
が知られている。この浴槽装置は、浴槽本体の側面に、
外付け部分のみで閉路を形成する外付け流路を設け、こ
の流路内にメタル管による加熱ループを設けると共に、
加熱ループと鎖交して外付け流路の外側に誘導コイルを
配設したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この浴槽装置
にあっては、単に誘導電流を利用して加熱した水を浴槽
内に供給するのみであり、従来の浴槽装置と基本的に何
等変わらず、例えば入浴者の血行を促進して健康管理を
行ったりすることはできず、また、湯温の低下を抑える
ことができないという問題点があった。本発明は、この
ような事情に鑑みてなされたもので、入浴者の血行を促
進して一般家庭での健康管理を可能にすると共に、湯温
の低下を抑えることができる浴槽装置を提供することを
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明の浴槽装置は、鍋底状に形成された金属性の
浴槽本体と、該浴槽本体の外側面を包囲するように配設
された加熱コイルと、該加熱コイルに高周波電流を供給
するトランジスタインバータと、該トランジスタインバ
ータを制御する制御装置とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0005】
【作用】本発明の浴槽装置によれば、浴槽本体を包囲し
た加熱コイルに、制御装置の操作によってトランジスタ
インバータから高周波電流を供給する。この高周波電流
によって浴槽本体が誘導加熱され、浴槽本体内の水が所
望の温度まで加熱される。加熱コイルに供給される高周
波電流は、浴槽本体内に磁束を生成させ、この磁束が入
浴者の血行を促進する。また、浴槽本体が加熱されるた
め、保温効果が良好となって湯温の低下が抑えられる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、本発明に係わる浴槽装置の構成
図を示している。図において、浴槽装置1は、浴槽本体
2、加熱コイル3、トランジスタインバータ4、制御装
置5等を有している。上記浴槽本体2は、例えばステン
レス鋼等によって鍋底状に形成され、その内側表面は、
ガラス、セラミックス、耐熱性合成樹脂等からなる耐熱
部材6でコーティングされている。この浴槽本体2の外
側面には、加熱コイル3が所定回数巻回され、この加熱
コイル3の外側には、例えばガラス繊維等からなる断熱
材7を介して非導電性のカバー8が配設されている。上
記加熱コイル3は、図2に示すように、例えば銅製のパ
イプ9を屈曲させることにより形成され、このパイプ9
の表面には絶縁部材10が嵌装もしくは巻回されてい
る。この絶縁部材10によって、パイプ9同士及びパイ
プ9と浴槽本体2との電気的な短絡が防止されている。
また、加熱コイル3の両端は、カバー8に配設した接続
端子11、12を介して上記トランジスタインバータ4
に接続されている。このトランジスタインバータ4は、
電界効果トランジスタ(FET)、MOSFET、IG
BT等の電力半導体スイッチング素子を使用した電流型
のインバータで構成されている。上記浴槽本体2の一側
面には、例えば熱電対サーミスタ等からなる温度検出器
13が配設され、この温度検出器13は、カバー8に設
けた接続端子14を介して上記制御装置5に接続されて
いる。制御装置5は、例えば風呂場の入口等に配設さ
れ、図示しない温度設定器、温度表示器等を有し、後述
する如くトランジスタインバータ4を制御する。
【0007】次に、この浴槽装置1の使用方法について
説明する。まず、浴槽本体2内に所定量の水15を供給
し、適正な湯の温度を制御装置5に設定すると共に、該
制御装置5を操作してトランジスタインバータ4を作動
させる。トランジスタインバータ4が作動すると、例え
ば5kw程度の高周波電流が加熱コイル3の両端に供給
され、該高周波電流によって浴槽本体2全体が誘導加熱
される。また、高周波電流と供給と同時に、トランジス
タインバータ4に付随して設けた図示しない冷却器か
ら、加熱コイル3のパイプ9内に冷却水が循環供給さ
れ、加熱コイル3の発熱が抑えられる。浴槽本体2の加
熱によって浴槽本体2内の水15が所定温度まで徐々に
加熱され、この加熱時において、加熱コイル3からの誘
導電流によって浴槽本体2内に磁束が生成される。浴槽
本体2内の加熱されたお湯は、温度検出器13によって
その温度が検出され、この信号が制御装置5に入力され
る。制御装置5はこの信号に基づいて、例えば温度の設
定値を変化させ、トランジスタインバータ4に制御信号
を出力する。トランジスタインバータ4は、この制御信
号に基づいて加熱コイル3に供給する高周波電流を増減
させ、これにより、所望の湯温となる如くトランジスタ
インバータ4が制御される。なお、湯温が所定値に達し
た後は、入浴中に、浴槽本体2内に適正な磁束が生成さ
れるように、トランジスタインバータ4の出力電流が調
整される。
【0008】このように、上記実施例によれば、加熱コ
イル3によって、浴槽本体2内の水を加熱すると共に、
浴槽本体2内に磁束を生成することができるため、入浴
者が入浴中にこの磁束を体全体に受け、血行の促進等の
健康管理を行うことができる。また、浴槽本体2自体を
加熱する方法であるため、浴槽本体2の保温効果によ
り、従来の浴槽装置と比較して湯温の低下を抑えること
ができる。さらに、トランジスタインバータ3は、半導
体スイッチング素子の進歩によって、小型に構成するこ
とができるため、浴槽装置1の省スペース化及びコスト
ダウン化が図れる。
【0009】なお、上記実施例においては、加熱コイル
3を浴槽本体2の外側面に均等に配置したが、例えば図
3に示すように、加熱コイル3の巻数を、浴槽本体2の
下部を密にし、上部を粗にするようにしてもよい。この
ように構成すれば、下部に位置する冷たい水を巻数の多
い加熱コイル部3aで加熱し、上部に位置する温度の高
い水は巻数の少ない加熱コイル部3bで加熱することが
でき、浴槽本体2内の上下の温度差を少なくすることが
できると共に、トランジスタインバータ4の効率的な電
力使用が可能になる。また、上記実施例においては、浴
槽本体2の側面部に加熱コイル3を配設したが、例えば
図3に示すように、渦巻状の加熱コイル16を浴槽本体
2の底面下部に配設することもできる。さらに、上記実
施例における、加熱コイル3の形態等は一例であって、
例えば加熱コイル3を複数に分割してそれぞれのインバ
ータ4に接続してもよく、また、耐熱部材6を省略する
など、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変
更可能であることは言うまでもない。
【0010】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の浴槽装置
によれば、入浴者が入浴中に浴槽本体から発生する磁束
を受けることができ、血行の促進等、一般家庭での健康
管理を行うことができる。また、浴槽本体が加熱される
ため、保温効果が良好となって湯温の低下を抑えること
ができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる浴槽装置の構成図
【図2】図1のA部の拡大断面図
【図3】本発明に係わる浴槽装置の他の実施例を示す概
略図
【符号の説明】
1 : 浴槽装置 2 : 浴槽本体 3 : 加熱コイル 4 : トランジスタインバータ 5 : 制御装置 6 : 耐熱部材 7 : 断熱材 8 : カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍋底状に形成された金属性の浴槽本体と、
    該浴槽本体の外側面を包囲するように配設された加熱コ
    イルと、該加熱コイルに高周波電流を供給するトランジ
    スタインバータと、該トランジスタインバータを制御す
    る制御装置と、を備えたことを特徴とする浴槽装置。
JP4315968A 1992-10-31 1992-10-31 浴槽装置 Pending JPH06142156A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4315968A JPH06142156A (ja) 1992-10-31 1992-10-31 浴槽装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4315968A JPH06142156A (ja) 1992-10-31 1992-10-31 浴槽装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06142156A true JPH06142156A (ja) 1994-05-24

Family

ID=18071755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4315968A Pending JPH06142156A (ja) 1992-10-31 1992-10-31 浴槽装置

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JP (1) JPH06142156A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989000338A1 (en) * 1987-07-02 1989-01-12 Olin Corporation Semiconductor casing
US5742954A (en) * 1996-11-22 1998-04-28 Softub, Inc. Electrically powered spa jet unit
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US6295662B1 (en) 1996-11-22 2001-10-02 Softub, Inc. Porous solenoid structure

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