JPH06141810A - 凝固剤入り豆乳の分配充填装置 - Google Patents

凝固剤入り豆乳の分配充填装置

Info

Publication number
JPH06141810A
JPH06141810A JP4301284A JP30128492A JPH06141810A JP H06141810 A JPH06141810 A JP H06141810A JP 4301284 A JP4301284 A JP 4301284A JP 30128492 A JP30128492 A JP 30128492A JP H06141810 A JPH06141810 A JP H06141810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coagulant
piston
milk containing
filling
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4301284A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Ueda
道雄 植田
Kojiro Hayashi
宏二郎 林
Takahito Kondou
敬仁 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Kakoki Co Ltd
Original Assignee
Shikoku Kakoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shikoku Kakoki Co Ltd filed Critical Shikoku Kakoki Co Ltd
Priority to JP4301284A priority Critical patent/JPH06141810A/ja
Publication of JPH06141810A publication Critical patent/JPH06141810A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 充填時の定量性を安定させかつ泡立ちの発生
を抑制する。 【構成】 凝固剤入り豆乳をピストン25内蔵定量シリン
ダ26の入口に供給する。ピストン25の作動で定量シリン
ダ26の出口から凝固剤入り豆乳が強制的に送り込まれる
密閉状分配タンク31と複数の充填口32を設ける。ピスト
ン25の1サイクルのストローク毎に複数の充填口32を1
つずつ順番に開閉させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、豆腐を自動的に大量
生産するための豆腐製造機において凝固剤入り豆乳を分
配充填する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、例えば、特開平
2−295449号公報に開示されているように、複数
の充填口が設けられている分配樋と、分配樋に凝固剤入
り豆乳を間欠的に供給する供給手段と、供給手段による
供給が完了した後、次回の供給が開始される前に複数の
充填口を同時に開閉する開閉手段とを備えているものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】分配樋に凝固剤入り豆
乳を供給すると、供給された凝固剤入り豆乳が分配樋内
で波打つことは避けられない。波打ちは時間の経過とと
もにおさまるが、充填時間の制約から、波打ちのおさま
らないうちに充填が行われると、充填口から流出する豆
乳の量が充填口毎にまちまちとなり、充填量にばらつき
が生じる。また、分配樋に凝固剤入り豆乳を供給する
際、凝固剤入り豆乳に泡立ちが生じることがあるが、こ
れがそのまま充填されると製品に気泡が噛み込まれるこ
とになり、商品性が損なわれる。
【0004】この発明の目的は、充填時の定量性を安定
させるとともに、泡立ちの発生を抑制することのできる
凝固剤入り豆乳の分配充填装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による凝固剤入
り豆乳の分配充填装置は、凝固剤入り豆乳が供給される
入口を有するピストン内蔵定量シリンダと、複数の充填
口が設けられピストンの作動で定量シリンダの出口から
凝固剤入り豆乳が強制的に送り込まれる密閉状分配タン
クと、ピストンの1サイクルのストローク毎に複数の充
填口を1つずつ順番に開閉させる開閉手段とを備えてい
るものである。
【0006】
【作用】この発明による凝固剤入り豆乳の分配充填装置
には、凝固剤入り豆乳が供給される入口を有するピスト
ン内蔵定量シリンダと、複数の充填口が設けられピスト
ンの作動で定量シリンダの出口から凝固剤入り豆乳が強
制的に送り込まれる密閉状分配タンクと、ピストンの1
サイクルのストローク毎に複数の充填口を1つずつ順番
に開閉させる開閉手段とが備わっているから、定量シリ
ンダに供給された凝固剤入り豆乳がピストンの作動で定
量ずつ強制的に分配タンクに送り込まれ、送り込まれた
凝固剤入り豆乳の量に見合う量の凝固剤入り豆乳が、い
ずれか1つの開かれた充填口から流出する。
【0007】
【実施例】この発明の実施例を、図面を参照してつぎに
説明する。
【0008】豆乳タンク11の排出口には逆止弁12が設け
られ、これに、主導管13の一端が接続されている。凝固
剤タンク14には副導管15の一端が接続されている。副導
管15にはピストン16内蔵副定量シリンダ17が設けられて
いる。副定量シリンダ17の入口および出口には逆止弁1
8,19がそれぞれ設けられている。主導管13の他端およ
び副導管15の他端は合流させられてミキサ21の入口22に
接続されている。ミキサ21としては、パイプミキサ、具
体的にはスタティックミキサが用いられている。ミキサ
21の出口23には、3つの分岐主導管24の一端がそれぞれ
接続されている。各分岐主導管24のそれぞれにはピスト
ン25内蔵主定量シリンダ26が設けられている。各主定量
シリンダ26の入口および出口には逆止弁27,28がそれぞ
れ設けられている。各分岐主導管24の他端は、水平横長
密閉状分配タンク31に接続されている。各分配タンク31
の底部には、タンク長さ方向に間隔をおいて4つの充填
口32が設けられている。各充填口32には、エアーシリン
ダ33で開閉作動させられる開閉弁34がそれぞれ設けられ
ている。
【0009】3つの分配タンク31は、一直線上に並べら
れている。3つの分配タンク31の下方にバケットコンベ
ヤ41が配されている。バケットコンベヤ41は、3つの分
配タンク31の4つずつ、全部で12の充填口32の直下を
タンク31の長さ方向と直交するようにのびた12のバケ
ット42の列を有している。バケット42は、一丁分の豆腐
に相当する容量を有している。
【0010】豆乳タンク11には、滅菌されかつ凝固温度
以下、例えば20℃以下に冷却された豆乳が貯蔵されて
いる。凝固剤タンク14には、塩化マグネシウム(にが
り)が豆乳と同じように滅菌されかつ冷却された状態で
貯蔵されている。
【0011】副定量シリンダ17と主定量シリンダ26と
は、図示しない共通の駆動源によって同期駆動される。
副定量シリンダ17が吐出のときは主定量シリンダ26が吸
引、副定量シリンダ17が吸引のときは主定量シリンダ26
が吐出となる。そのため、豆乳が副定量シリンダ17側に
逆流することはない。
【0012】木綿豆腐を製造する場合、脱水成形後の豆
腐の容量が、例えば400ccであるとすると、豆乳の
充填量は700ccである。そうすると、主定量シリン
ダ26のピストン25の1サイクルのストローク毎の吸引・
吐出量は、1丁分の豆腐に相当する容量700ccであ
る。副定量シリンダ17のピストン16の1サイクルのスト
ローク毎の吸引・吐出量は、3つの主定量シリンダ26に
同時に移送する量、すなわち3丁分の豆腐に相当する容
量である。700ccの豆乳に混合される凝固剤の量が
9〜10ccであるとすると、副定量シリンダ17の吸引
・吐出量は、(9〜10)×3=27〜30ccとな
る。
【0013】3つの主定量シリンダ26が同時に吸引作動
させられると、その吸引力によって豆乳タンク11から3
丁分の豆腐の容量に相当する量の豆乳が排出され、これ
と同時に、副定量シリンダ17から上記した量の凝固剤が
吐出され、豆乳と凝固剤はミキサ21で混合される。ミキ
サ21で混合された混合液は、主定量シリンダ26に吸引流
入される。
【0014】充填口32の下方にバケット42が搬入停止さ
れると、3つの主定量シリンダ26が同時に作動させられ
るが、バケット42が1ピッチの送られる毎に、主定量シ
リンダ26は、吸引・吐出の作動を4サイクル行わせられ
る。このサイクルと同期して各分配タンク31の4つの充
填口42は順番に開閉される。この開閉は、主定量シリン
ダ26の吐出開始と同時に充填口32が開かれ、吐出終了と
同時に充填口32が閉じられる。これにより、充填口32を
通じて分配タンク31内に空気が流入することが防止され
る。
【0015】上記において、分配タンク31に、特定量の
混合液を貯蔵する必要はなく、分配タンク31は混合液の
通路を提供すればよい。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、定量シリンダに供給
された凝固剤入り豆乳がピストンの作動で定量ずつ強制
的に分配タンクに送り込まれ、送り込まれた凝固剤入り
豆乳の量に見合う量の凝固剤入り豆乳が、いずれか1つ
の開かれた充填口から流出するから、充填時の定量性を
安定させることができ、しかも泡立ちの発生を抑制する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による装置の配置構成図である。
【符号の説明】
25 ピストン 26 定量シリンダ 31 分配タンク 32 充填口 34 開閉弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凝固剤入り豆乳が供給される入口を有す
    るピストン25内蔵定量シリンダ26と、 複数の充填口32が設けられピストン25の作動で定量シリ
    ンダ26の出口から凝固剤入り豆乳が強制的に送り込まれ
    る密閉状分配タンク31と、 ピストン25の1サイクルのストローク毎に複数の充填口
    32を1つずつ順番に開閉させる開閉手段と、 を備えている、凝固剤入り豆乳の分配充填装置。
JP4301284A 1992-11-11 1992-11-11 凝固剤入り豆乳の分配充填装置 Withdrawn JPH06141810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4301284A JPH06141810A (ja) 1992-11-11 1992-11-11 凝固剤入り豆乳の分配充填装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4301284A JPH06141810A (ja) 1992-11-11 1992-11-11 凝固剤入り豆乳の分配充填装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06141810A true JPH06141810A (ja) 1994-05-24

Family

ID=17894979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4301284A Withdrawn JPH06141810A (ja) 1992-11-11 1992-11-11 凝固剤入り豆乳の分配充填装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06141810A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007008564A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Mitsuyoshi Tomiki 食品定量供給装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007008564A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Mitsuyoshi Tomiki 食品定量供給装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4941596A (en) Mixing system for use with concentrated liquids
CN105521527A (zh) 透析浓缩物制备设备
JPH06141810A (ja) 凝固剤入り豆乳の分配充填装置
CN206746344U (zh) 车用尿素上料加注搅拌装置
CN2718016Y (zh) 添加剂供给装置
JP2001527489A (ja) 1次製品および2次製品用の充填システム
CN109420577A (zh) 用于湿固化聚合物材料的计量和施加系统
JPH06229997A (ja) 低圧グラジェンター
US6230761B1 (en) Injection system
CN206454515U (zh) 车用尿素上料加注搅拌系统
JPS6237690Y2 (ja)
CN206980589U (zh) 一种药物原料配料装置
JP4281366B2 (ja) 冷却媒体・離型剤噴霧装置
CN213824573U (zh) 一种农药制剂混配系统
JPH03127620A (ja) 複数の作用物質の搬送装置のための清水貯蔵タンク
CN213348762U (zh) 一种匀胶显影机用显影液自动配置系统
JPH05284929A (ja) 凝固剤入り豆乳の分配充填装置
JPS6035865Y2 (ja) エンジンテスト機
CN212440815U (zh) 一种便于清洗的液体全自动搅拌结构
CN201092621Y (zh) 洗涤机用液体平衡器的液体注入装置
CN108079815A (zh) 一种物料充气方法及装置
JP2001055702A (ja) 舗装機械における乳剤撒布装置
CN217621568U (zh) 一种氯化聚乙烯耐油耐热胶管胶料加工用自动散热密炼机
CN214214458U (zh) 一种塑料加工用的冷却设备
CN214500886U (zh) 多相流混输装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000201