JPH06141295A - デジタル・ビデオ・コーダ用のバーサタイルなエスケープ・ラン・レベル・コーダ - Google Patents

デジタル・ビデオ・コーダ用のバーサタイルなエスケープ・ラン・レベル・コーダ

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JPH06141295A
JPH06141295A JP29047992A JP29047992A JPH06141295A JP H06141295 A JPH06141295 A JP H06141295A JP 29047992 A JP29047992 A JP 29047992A JP 29047992 A JP29047992 A JP 29047992A JP H06141295 A JPH06141295 A JP H06141295A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで、フ゜ロク゛ラム可能なエスケーフ゜接頭部のヒ゛ット
・シーケンスをサホ゜ートでき、遅延を最小限に抑えることができ
るハ゛ーサタイルなエスケープ・ラン・レベル・コーダを提供
すること。 【構成】 接頭部に関するフ゜ロク゛ラム可能な可変ヒ゛ット・シーケン
スをラッチするエスケーフ゜接頭部ヒ゛ット・シーケンス・ラッチ2と、コート゛化レヘ゛
ルのランを決定するためのコート゛連結器19、レヘ゛ル・コータ゛23,24
と、コート゛化レヘ゛ルに応じて、コート゛化レヘ゛ル・ヒ゛ット・シーケンス・ワート゛
を生成するコート゛・エクステンタ゛13と、目標とするエスケーフ゜・コート゛・
ヒ゛ット・シーケンスの長さを計算する長さ計算器10と、接頭部の
可変ヒ゛ット・シーケンス、コート゛化ラン、コート゛化レヘ゛ル・ヒ゛ット・シーケンス・ワー
ト゛、及びエスケーフ゜・コート゛・ヒ゛ット・シーケンスの長さを連結するコート゛
連結器30とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、H.261
(1990年8月のインターナショナル テレク゛ラフ アント゛テレフォン コンサル
テーティフ゛ コミティー、スタテ゛イ ク゛ルーフ゜ XV(15) シーシーアイティティ サフ゛ク゛ル
ーフ゜ XV(15) ト゛キュメント、レホ゜ート アール37(International Teleg
raph and Telophone Consultative Committee,Study Gr
oup XV,CCITT Subgroup XV Document,Report R37)によ
る「レコメンテ゛ーション エッチ.261-ヒ゛テ゛オ コーテ゛ック ホア オーテ゛ィオヒ゛シ゛ュ
アル サーヒ゛ス アト ヒ゜ーカケル64 キロヒ゛ット ハ゜ー セカント゛(Recommendati
on H.261-Video Codec for Audiovisual Services at p
x64 kbit/s)」参照のこと)、及び、MPEG−1(1
992年のインターナショナル オー カ゛ニセ゛ーション ホア スタンタ゛ータ゛イセ゛ーシ
ョン、アイエスオー エムヘ゜ク゛ ト゛キュメント(International Organizatio
n for Standardization,ISO MPEG Document),ISO-IEC/J
TC/SC2/WG8による「シーテ゛ィー 11172-コーテ゛ィンク゛ オフ゛ ムーヒ゛ンク
゛ ヒ゜クチャース゛ アント゛ アソシエーティット゛ オーテ゛ィオ ホア テ゛シ゛タル ストレーシ゛
メテ゛ィア アト アッフ゜ ツウ アハ゛ウト 1.5 メカ゛ヒ゛ーヒ゜ーエス(CD 11172-C
oding of Moving Pictures and Associated Audio for
Digital Storage Media at up to about 1.5 Mbps)」
参照のこと)のような構文に従ったビット・ストリーム
を圧縮し、伝送するデジタル・ビデオ・コーダのために
設計されたエスケープ・ラン・レベル・コーダに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】現在のデジタル・ビデオ・コーダにおい
て、離散的余弦変換(DCT)に基づく損失のあるコー
ド化アルゴリズムが、可変長コード化(VLC)に基づ
く損失のないエンコーダに先行する。変換係数は、ラン
・レベル化され、エントロピー・コード化されており、
最も一般的なラン・レベルの組み合わせには、最短のコ
ードが与えられ、一般性の低い組み合わせには、より長
いコードが与えられる。最も一般的には生じないコード
には、特殊なコードは与えられないが、固定長のデータ
としてコード化される。例えば、H.261の場合、め
ったに生じない組み合わせは、6ビット・エスケープ・
シーケンスと、6ビットのラン長と、8ビットのレベル
としてコード化される。全体では、20ビットの固定長
コードになるMPEG−1は、レベルが8ビットまたは
16ビットで表される点を除けば、同様である。H.2
61及びMPEG−1は、両方とも、エスケープ接頭部
が、変化しない固定長のビット・シーケンスである。先
行技術には、プログラム可能なエスケープ接頭部の能力
がなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バーサタイルな符号化
復号化器は、既存の規格(H.261及びMPEG−1
のような)だけでなく、予測される新規の規格、及び、
松下の提案するMPEG−2(1991年のインターナショナル
オーカ゛ニセ゛ーション ホア スタンタ゛ータ゛イセ゛ーション (International Orga
nization for Standardization),ISO/IEC-JTC1/SC29/WG
11/MPEG91/217による「マツシタ フ゜ロホ゜ーサル テ゛スクリフ゜ション ホア エ
ムヘ゜ク゛2(Matsusita Proposal Descriptionfor MPEG-I
I)」参照のこと)のような既存の規格に対して認知さ
れている拡張についてもサポートしなければならない。
バーサタイルなエスケープ・ラン・レベル・コーダによ
って、下記の課題を解決する必要がある。
【0004】1.バーサタイルなエスケープ・ラン・レ
ベル・コーダの場合、エスケープ接頭部のビット・シー
ケンスは、プログラム可能でなければならない。例え
ば、松下の提案するMPEG−2は、全て、長さの異な
る、3つの異なる接頭部ビット・シーケンスを使用す
る。本発明の目的は、プログラム可能なエスケープ接頭
部のビット・シーケンスをサポートすることにある。
【0005】2.エスケープ・ラン・レベル・コーダ
は、高データ・スループットを取り扱うことができなけ
ればならない。例えば、4:1:1のサンプリングが施
されるワイド・テレビジョンの場合、ピクセル・レート
は、約27MHzである。エスケープ・ラン・レベル・
コーダは、このレートで、ラン・レベルの組み合わせを
コード化できなければならないが、これに限定されては
ならない。本発明の目的は、遅延を最小限に抑えて、エ
スケープ・コードをコード化することにある。
【0006】3.実施は、コスト的に有効でなければな
らない。可変長のビット・シーケンスをいくつか連結す
るには、一般に、シフタの利用が必要になるが、高デー
タ・スループットを可能にするシフタは、コストが高
い。本発明の目的は、費用が高い高速シフタを利用せず
に、エスケープ・コードをコード化することにある。
【0007】本発明は、従来のこのような課題を考慮
し、プログラム可能なエスケープ接頭部のビット・シー
ケンスをサポートでき、遅延を最小限に抑えることがで
き、低コストであるデジタル・ビデオ・コーダのための
バーサタイルなエスケープ・ラン・レベル・コーダを提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、接頭部に関す
るプログラム可能な可変ビット・シーケンスを出力する
ための手段と、コード化レベルのコード長さを決定する
ための手段と、コード化レベルをコード化するための手
段と、接頭部、コード化ラン、及び、コード化レベルを
連結して、エスケープ・コード・ビット・シーケンスを
生成するための手段と、結果生じるエスケープ・コード
・ビット・シーケンスの長さを計算するための手段とを
備えた、デジタル・ビデオ・コーダのためのバーサタイ
ルなエスケープ・ラン・レベル・コーダである。
【0009】本発明は、例えば、エスケープ接頭部ビッ
ト・シーケンスのための手段をプログラム可能にするの
に、ラッチを利用することができる。8または16ビッ
ト・レベルのコード化においてコード化アルゴリズムの
特性を識別することによって、ラン・レベルの接頭部を
連結するには、最小限の論理回路でよい。この結果、設
計のコスト有効性がさらに高くなり、回路を通る信号の
伝搬遅延が短いので、高スループットが維持される。接
頭部と、ラン・レベルのビット・シーケンスをセレクタ
を利用して連結するので、高価なシフタを利用せず、コ
スト有効性が高められる。エスケープ・コードのビット
・シーケンスの結果生じる長さを計算する手段には加算
器が含まれる。
【0010】
【作用】本発明は、接頭部用の変更可能な可変ビット・
シーケンスを出力し、コード化レベルのコード長を決定
し、コード化レベルに応じて、コード化レベル・ビット
・シーケンス・ワードを生成し、接頭部の可変ビット・
シーケンス、コード化ラン、コード化レベル・ビット・
シーケンス・ワード、及びエスケープ・コード・ビット
・シーケンスの長さを連結し、得られるエスケープ・コ
ード・ビット・シーケンスの長さを計算する。
【0011】例えば、プログラム可能なラッチによっ
て、異なる可変長ビット・シーケンスのエスケープ接頭
部を用いることが可能になる。コーダは、この長さ及び
ラン・レベルのビット・シーケンスのコード化長を利用
し、加算器によって、エスケープ・コードのビット・シ
ーケンスの全長を計算する。レベルのビット・シーケン
スは、8ビットと16ビットのいずれかとしてコード化
される。次に、セレクタを利用して、エスケープ・コー
ドのビット・シーケンスに連結するのに適正なラン・レ
ベルのビット・シーケンスが選択される。選択論理回路
を利用して、入力データに基づき、コード化レベルが8
ビットと16ビットのいずれであるかを判定する。
【0012】
【実施例】以下に、本発明をその実施例を示す図面に基
づいて説明する。
【0013】図1は、本発明にかかる一実施例のバーサ
タイルなエスケープ・ラン・レベル・コーダの構成を示
すブロック図である。同実施例に関するビット・シーケ
ンスのコード化アルゴリズム及びフォーマットは、図2
(a)、(b)のコード化テーブル、及び、図3
(a)、(b)のエスケープ・コード・ビット・シーケ
ンスの出力フォーマットに示されている。この例では、
10ビット以下の可変ビット・シーケンスの接頭部を用
いて、エスケープ・ラン・レベル・コードのコード化を
行うことが可能である。これは、実施例の制限であっ
て、本発明を制限するものではない。提示のコード化ア
ルゴリズムは、MPEG−1、H.261、及び、ME
I(松下電器産業)の提案するMPEG−2構文に適合
するが、これらに限定されるものではない。
【0014】図1において、番号1はエスケープ接頭部
入力端子、2はエスケープ接頭部ラッチ、3は長さ情報
を備えたエスケープ接頭部ビット・シーケンス、4はコ
ード化ラン・レベルの短い長さ、5はコード化ラン・レ
ベルの長い長さ、6は接頭部の長さ、7はSEL制御信
号、8はセレクタ1、9は加算器、10は長さ計算器、
11はエスケープ・コード長、12は接頭部の最上位側
ビット、13はコード・エクステンダ、14はエスケー
プ接頭部ビット・シーケンス、15はSEL制御信号、
16はセレクタ2、17はエスケープ・コードの最上位
ビット、18はエスケープ接頭部の最下位側ビット、1
9はコード連結器1、20はSEL制御信号、21はセ
レクタ3、22はラン・レベル・ビット・シーケンス、
23はレベル・コーダ1、24はレベル・コーダ2、2
5はラン・レベル・ビット・シーケンス入力端子、26
はレベルの最下位ビット、27はレベル・ビット・シー
ケンス、28は選択論理回路、29はSEL制御信号、
30はコード連結器2、及び、31はエスケープ・コー
ド・ビット・シーケンス出力端子である。
【0015】可変長エスケープ接頭部及びその長さは、
エスケープ接頭部入力端子(1)から送り込まれて、エ
スケープ接頭部ラッチ(2)に保持される。本実施例の
場合、可変長エスケープ接頭部について10ビットが割
り当てられ、可変長エスケープ接頭部の長さについて4
ビットが割り当てられる。エスケープ接頭部の長さは、
エスケープ接頭部ラッチ(2)の最上位側ビット(MS
ビット)に保持され、可変長エスケープ接頭部は、エス
ケープ接頭部ラッチ(2)の最下位側ビット(LSビッ
ト)に保持される。本実施例によって、長さが10ビッ
トを超えない任意の接頭部ビット・シーケンスの利用が
可能になる。ただし、これは、本実施例の制限であっ
て、本発明を制限するものではない。
【0016】図2(b)に示すように、本実施例のコー
ド化レベルは、8または16ビット・シーケンス・ワー
ドとしてコード化することが可能である。長さ計算器
(10)内の短い長さ(4)は、レベルが8ビットの場
合のコード化ラン・レベルの長さである。長い長さ
(5)は、レベルが16ビットとしてコード化されてい
る場合のコード化ラン・レベルの長さである。例えば、
図2(a)、(b)及び図3(a)、(b)に示すよう
に、コード化ランは、6ビットであり、コード化レベル
は、8と16ビットのいずれかとすることができるの
で、従って、本実施例の場合、短い長さ(4)は14、
又長い長さ(5)は22になる。これらの一方をセレク
タ1(8)によって選択し、次に、加算器(9)を利用
して、エスケープ接頭部長(6)に加えることによっ
て、エスケープ・コード長(11)が得られる。
【0017】次に、コード・エクステンダ(13)は、
レベルが8ビットとしてコード化されている場合に、エ
スケープ・コード・ビット・シーケンスのMSビット
(17)に対するビット・シーケンス・ワードの書式作
成を行う。レベルが8ビットとしてコード化されている
場合セレクタ2(16)は、ゼロで満たされたビット・
シーケンスを生じるコード・エクステンダ(13)の出
力を選択する。本実施例の場合、8ビットとしてコード
化されたレベルの長さは、レベルが16ビットとしてコ
ード化されている場合よりも8ビット短くなるので、ゼ
ロの8ビットが、コード・エクステンダ(13)によっ
てエスケープ接頭部(12)のMSビットに詰め込まれ
る。セレクタ2(16)は、レベルが16ビットとして
コード化される場合に、全接頭部ビット・シーケンス
(14)を選択する。セレクタ2(16)の出力(1
7)は、エスケープ・コード・ビット・シーケンスのM
Sビットを提供する。この例の場合、それは、エスケー
プ・ビット・シーケンスの10MSビットである。
【0018】コード連結器1(19)は、2つの入力を
連結して、単一のビット・シーケンス・ワードを形成す
る。本実施例では、ここで、エスケープ接頭部(18)
の8LSビットと6ビットのラン・ビット・シーケンス
(22)を連結して、単一の14ビットのビット・シー
ケンス・ワードを形成する。
【0019】レベル・コーダ1(23)及びレベル・コ
ーダ2(24)は、図2(b)において指定のコード化
アルゴリズムに基づいて、レベルを16ビットのビット
・シーケンス・ワードに書式設定する。本実施例では、
レベル<−127の場合にはいつでも、レベル・コーダ
1(23)が、レベル・ビット・シーケンス・ワードの
前にビット・シーケンス「10000000」を配置し
て、コード化レベル・ビット・シーケンスを形成する。
レベル>127の場合には、レベル・コーダ2(24)
が、レベル・ビット・シーケンスの前にビット・シーケ
ンス「00000000」を配置して、コード化レベル
・ビット・シーケンス・ワードを形成する。
【0020】セレクタ3(21)は、レベルが8ビット
としてコード化されている場合、コード連結器1(1
9)の出力を選択する。一方、レベルが16ビットとし
てコード化されている場合、レベル・コーダ1(23)
または2(24)の出力を選択する。
【0021】本実施例では、ラン・レベル・ビット・シ
ーケンスは、6ビット・ランと後続する、9ビットのレ
ベルがその入力端子(25)に入力される。レベル(2
6)の8LSビットは、図2(b)に示すようにレベル
の8LSビットである。従って、レベルの8LSビット
が、連結のための出力として直接送られる。
【0022】本実施例の場合、選択論理回路(28)
が、図2(b)に示すように、信号SEL1(33)、
SEL2(32)、及びSEL3(34)を発生し、レ
ベルが8または16ビットとしてコード化されている場
合のビット・シーケンスを選択する。レベルが16ビッ
トとしてコード化されている場合、選択論理回路(2
8)は、次に、レベル<−127(SEL2)またはレ
ベル>127(SEL3)のいずれの場合を選択するか
を判定する。選択論理回路(28)の出力SEL信号
(29)は、3つのセレクタ(8、16、21)の全て
に送られる。
【0023】コード連結器2(30)は、加算器
(9)、セレクタ2(16)、セレクタ3(21)、及
び、レベル(26)のLSビットによって発生するビッ
ト・シーケンス・ワードを全て組み合わせて、エスケー
プ・コード・ビット・シーケンス・ワード(31)にす
る。この例の場合、結果として、長さが32ビットのエ
スケープ・コード・ビット・シーケンス・ワードの最上
位ビット側に5ビットの長さを有するビット・シーケン
ス・ワードが連結されることになる。
【0024】本実施例の動作は、下記の通りである。レ
ベル(26)の8LSビットは、直接コード・ビット・
シーケンスの8LSビットに送り込まれる。エスケープ
・コード・ビット・シーケンス・ワードの8番目〜21
番目のビットは、セレクタ3(21)によって選択され
る。それらは、6ビット・ラン(22)の固定長のコー
ド及びコード化レベルの8MSビット(「000000
00」または「10000000」)から構成される
か、あるいは、エスケープ接頭部(18)の8LSビッ
ト及び6ビットのラン(22)固定長コードから構成さ
れる。セレクタ2(16)は、エスケープ接頭部の全て
のビット(14)またはエスケープ接頭部のMSビット
からエスケープ・ビット・シーケンス・ワードの22番
目〜31番目のビットを選択する。結果生じるエスケー
プ・ラン・レベルのビット・シーケンスの長さは、接頭
部の長さとラン・レベル・ビット・シーケンスの和であ
る。セレクタ1(8)は、14ビット(短い長さ
(4))と22ビット(長い長さ(5))のいずれかか
らラン・レベル・ビット・シーケンスの長さを選択す
る。加算器(9)は、これと接頭部のビット・シーケン
スの長さを合計する。
【0025】このように、可変長の接頭部ビット・シー
ケンス、固定長のラン・ビット・シーケンス、及び、可
変長のレベル・ビット・シーケンスを連結するのに必要
な遅延及び論理回路が最小限で済む。
【0026】また、H.261及びMPEG−1規格の
ような固定長の接頭部ビット・シーケンス、さらには、
全て、長さの異なる3つの異なる接頭部ビット・シーケ
ンスをサポートする松下の提案するMPEG−2のよう
な可変長の接頭部ビット・シーケンスを利用したコード
化アルゴリズムをサポートする。このアーキテクチャ
は、可変長のいくつかのビット・シーケンスを連結する
高速シフタを利用した設計よりも、論理回路が少なくて
済む。
【0027】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、プログラム可能なエスケープ接頭部のビット・
シーケンスをサポートでき、遅延を最小限に抑えること
ができ、低コストであるという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例のバーサタイルなエス
ケープ・ラン・レベル・コーダの構成を示すブロック図
である。
【図2】同図(a)は、同実施例のラン・ビット・シー
ケンスの6ビット固定長コードを示す図、同図(b)
は、同実施例のコード化レベル・ビット・シーケンスの
8または16ビットの可変長コードを示す図である。
【図3】同図(a)は、同実施例の8ビット(SEL
1)としてコード化されたレベルに関する出力フォーマ
ットを示す図、同図(b)は、16ビット(SEL2又
はSEL3)としてコード化されたレベルに関する出力
フォーマットを示す図である。
【符号の説明】
1 エスケープ接頭部ビット・シーケンス入力端子 2 エスケープ接頭部ビット・シーケンス・ラッチ 4 短い長さ 5 長い長さ 6 エスケープ接頭部長 8 セレクタ1 9 加算器 10 長さ計算器 16 セレクタ2 17 エスケープ・コードの最上位ビット 19 コード連結器1 21 セレクタ3 22 ラン・ビット・シーケンス 23 レベル・コーダ1 24 レベル・コーダ2 25 ラン・レベル・ビット・シーケンス入力端子 26 レベルの最下位ビット 28 選択論理回路 30 コード連結器2 31 エスケープ・コード・ビット・シーケンス出力
端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接頭部用のプログラム可能な可変ビット・
    シーケンスを出力するための手段と、 コード化レベルの長さを決定するための手段と、 前記コード化レベルをコード化するための手段と、 前記接頭部、コード化ラン、及び、前記コード化レベル
    を連結して、エスケープ・コード・ビット・シーケンス
    を生成するための手段と、 結果生じるエスケープ・コード・ビット・シーケンスの
    長さを計算するための手段とを備えたことを特徴とす
    る、 デジタル・ビデオ・コーダのためのバーサタイルなエス
    ケープ・ラン・レベル・コーダ。
  2. 【請求項2】接頭部用のプログラム可能な可変ビット・
    シーケンスを出力するための手段が、接頭部のビット・
    シーケンスの長さ及びビット・シーケンスを記憶するた
    めの手段からなることを特徴とする請求項1記載のデジ
    タル・ビデオ・コーダのためのバーサタイルなエスケー
    プ・ラン・レベル・コーダ。
  3. 【請求項3】連結手段が、セレクタ、及びそのセレクタ
    の制御手段からなることを特徴とする請求項1又は2記
    載のデジタル・ビデオ・コーダのためのバーサタイルな
    エスケープ・ラン・レベル・コーダ。
  4. 【請求項4】長さを計算する前記手段が、前記ラン及び
    前記レベルに関するコード長に、可変接頭部の長さを加
    算するための手段からなることを特徴とする請求項1、
    2、又は3記載のデジタル・ビデオ・コーダのためのバ
    ーサタイルなエスケープ・ラン・レベル・コーダ。
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