JPH0614074U - インナーパット - Google Patents

インナーパット

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JPH0614074U
JPH0614074U JP6328192U JP6328192U JPH0614074U JP H0614074 U JPH0614074 U JP H0614074U JP 6328192 U JP6328192 U JP 6328192U JP 6328192 U JP6328192 U JP 6328192U JP H0614074 U JPH0614074 U JP H0614074U
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JP
Japan
Prior art keywords
inner pad
gas
seal
cardboard case
shape
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Pending
Application number
JP6328192U
Other languages
English (en)
Inventor
政夫 遠津
Original Assignee
エスピーケミカル株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 廃棄処分が簡単で、経費の掛からない包装資
材を提供する。 【構成】 エァーマットで段ボールの内面を覆う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 段ボールケースの上下左右六面の内壁を覆うガスマッ トで収容する物品を保護する事に関する。
【0002】
【従来の技術】 壊われ易い物品や振動を嫌う物品を包装する場合は収容する 物品の形状に合わせた発泡スチロール製の保護体で物品の全体或いは一部を覆い 段ボールケースの内部に填め入れられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 従来使用されている発泡スチロール製の保 護体は世界規模で問題視されていて日本も同様であり、EC諸国の内独逸等は完 全に発泡スチロール製の保護体の使用を禁じているので、日本から輸出される物 品の包装に難渋しているのである。発泡スチロール保護体は成型の型代が高く、 使用後の廃棄処分が大きな問題になっているので、これに代わる保護方法の出現 が待望されているのである。本考案は価格的にも安価で廃棄処分も易すく、使用 前は単にフィルム状であるから発泡スチロールや他の緩衝材と異なり倉庫代及び 運送費に格段の差が得られるのである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】 段ボールケースの左右の内壁及び底面の三面を 覆うガスマットと他の左右の内壁及び上面の三面を覆うガスマットで、段ボール ケースの内面全部を囲う。
【0005】
【作用】 底面側インナーパットのガス注入排出用の栓からガスを注入し、折 り目シールでコの字型に曲げ段ボールケース内に填め込む。次に収容物を入れ、 上面側のインナーパットにガスを注入して上記と同じ要領で段ボールケース内に 上から填め込む。
【0006】
【実施例】 図に基づいて説明すれば底面側インナーパット(1)及び上面側 インナーパット(2)は周辺を熱シールで溶着され、周辺シール(3)で気密室 を形成している。インナーパット(1)(2)の周辺シール(3)の一箇所には 夫々気密室内にガスを注入排出する為の栓(4)が取り付けられるのであるが実 施例に於いて栓(4)は逆止弁を使用している。インナーパット(1)(2)の 寸法は、段ボールケースの大きさに従って決められるのてあるが、ガス注入によ る膨張で見掛け寸法が詰まる分だけ段ボールの内寸より大き目に形成されなけれ ばならない。(6)はポイントシールであって、インナーパット(1)(2)に ガスを注入したときの膨張の高さを制限する為のものである。ポイントシール( 6)によって膨張の高さが決められるからガス注入による見掛け寸法の詰まり度 も計算出来るのてある。段ボールケースは平面から見て矩形状のものが多いが、 以下は分かりやすくする為に正方形状のものを採り上げて説明する。(5)は折 り目シールであって、ガス注入により膨張したインナーパット(1)(2)を容 易にコの字形にして段ボールの内面に透き間なく納める為のものである底面側イ ンナーパット(1)の折り目シール(5)の位置は膨張時のコの字形の折り目が 段ボールケース底面の両測端に当たるように形成され、周辺シール(3)の長手 方向端と折り目シール(5)迄の寸法は段ボールケースの深さより見掛け寸法の 詰まり分だけ広げてガス注入により膨張した時段ボールケースの深さと同じ高さ になる寸法とし横幅も膨張した時段ボールケースの側面を透き間なく填る寸法と する。ポイントシール(6)の形状は1図に示したもの或いは2図に示したもの ても良く、膨張高の調節はポイントシール(6)の配置間隔でなされる。従って 、ポイントシール(6)の形状および配置間隔は収容する物品によって適宜に決 められるべきである。これを使用するに当たり予めインナーパット(1)(2) に取りつけてある栓(4)よりガスを注入しておく。底面側インナーパット(1 )を折り目シール(5)でコの字形にして段ボールケース内に納める。次ぎに収 容物を入れ、同じくコの字形にした上面側インナーパット(2)を底面側インナ ーパット(1)のコの字の内側に交差する形に填め込むのである。以上から、上 面側インナーパット(2)の寸法は、底面側インナーパット(1)よりも横幅に 於いて膨張高を2倍した分だけ狭く周辺シール(3)の長手方向端と折り目シー ル(5)迄の寸法は底面側インナーパット(1)のそれよりも膨張高分だけ短く 形成されているから上面側インナーパット(2)を上部から填め込めばインナー パット(1)(2)共段ボールケース内面にに透き間なく納まるのである。
【0007】
【考案の効果】 本考案に係るインナーパットは使用前に於いて単なるフィル ム状であるから従来のスチロール製の保護体等と異なり倉庫代及び運送費は無き に等しいのであり、特にスチロールは焼却時に有毒ガスを発生する為世界的に使 用禁止の動きが出て来ている。本考案は環境保全が強く叫ばれている現在の要求 にマッチしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示すの底面側の平面図、
【図2】 本考案の他の実施例を示すの上面側の平面
図、
【図3】 図1の膨張時のコの字形態を示す斜視図、
【図4】 図2の膨張時のコの字形態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…底面測インナーパット 2…上面側インナーパット 3…周辺シール 4…栓 5…折り目シール 6…ポイントシール 7…ガス通路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非通気性フィルムと溶融接着可能フィル
    ムとで少なくとも二層以上に積層されたフィルムで形成
    されたガスマットレスは連結状に三室に区画され区画さ
    れた三室間を互いに連通する為のガス通路が設けられ、
    一箇所には区画室にガスを注入排出する為の栓が取り付
    けられ、且つ各室の連結部は折り目シール状としてあ
    り、区画室には膨張の高さを制限する為の複数個のポイ
    ントシールが設けてある事を特徴とするインナーパッ
    ト。
JP6328192U 1992-07-27 1992-07-27 インナーパット Pending JPH0614074U (ja)

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JPH0614074U true JPH0614074U (ja) 1994-02-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005193954A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Ricoh Co Ltd 事務機器部材及び事務機器用品用の気体バッグ式包材並びに包装方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005193954A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Ricoh Co Ltd 事務機器部材及び事務機器用品用の気体バッグ式包材並びに包装方法
JP4512375B2 (ja) * 2004-01-08 2010-07-28 株式会社リコー 事務機器部材及び事務機器用品用の気体バッグ式包材並びに包装方法

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