JPH06139712A - 情報記録再生方式 - Google Patents
情報記録再生方式Info
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- JPH06139712A JPH06139712A JP29155992A JP29155992A JPH06139712A JP H06139712 A JPH06139712 A JP H06139712A JP 29155992 A JP29155992 A JP 29155992A JP 29155992 A JP29155992 A JP 29155992A JP H06139712 A JPH06139712 A JP H06139712A
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- Japan
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- pattern
- signal
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- trailing edge
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- Pending
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 データの書き込み直後に、記録媒体1の同期
信号部分の欠陥を厳しい条件で検査し、通常の再生時に
は、媒体上の同期信号部分の一部に欠陥があっても、欠
陥以外の部分の同期信号を用いてデータを再生する。 【構成】 マークの前縁および後縁に対応させて情報を
記録し、前縁データと後縁データの相対的位置のずれを
各同期信号により補正する記録/再生方式において、デ
ータの書き込み直後には、前縁及び後縁パターン検出回
路16及び18を選択して、長い同期信号検出用パター
ンで再生同期信号の正常性を検査し、通常の再生時には
前縁及び後縁パターン検出回路17および19を選択し
て、短い同期信号検出用パターンで再生同期信号の正常
性を検査する。これにより、書き込み直後には、同期信
号上の欠陥の有無を厳しく検査し、通常の再生時には、
同期信号の一部に欠陥があっても同期信号パターンを正
しく検出できる。
信号部分の欠陥を厳しい条件で検査し、通常の再生時に
は、媒体上の同期信号部分の一部に欠陥があっても、欠
陥以外の部分の同期信号を用いてデータを再生する。 【構成】 マークの前縁および後縁に対応させて情報を
記録し、前縁データと後縁データの相対的位置のずれを
各同期信号により補正する記録/再生方式において、デ
ータの書き込み直後には、前縁及び後縁パターン検出回
路16及び18を選択して、長い同期信号検出用パター
ンで再生同期信号の正常性を検査し、通常の再生時には
前縁及び後縁パターン検出回路17および19を選択し
て、短い同期信号検出用パターンで再生同期信号の正常
性を検査する。これにより、書き込み直後には、同期信
号上の欠陥の有無を厳しく検査し、通常の再生時には、
同期信号の一部に欠陥があっても同期信号パターンを正
しく検出できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エッジ記録方式により
情報を記録または再生する情報記録再生方式に係り、特
に、データ領域において、同期位置を補正することがで
きる情報記録再生方式に関する。
情報を記録または再生する情報記録再生方式に係り、特
に、データ領域において、同期位置を補正することがで
きる情報記録再生方式に関する。
【0002】
【従来の技術】信号パルスの前縁および後縁の位置に意
味を持たせて(例えば、前縁及び後縁の両エッジが数値
「1」を表わし、エッジ無しが数値「0」を表わすよう
にして)データを記録/再生する、エッジ記録方式によ
る情報記録方式は、高密度記録に適しているため、近
年、光ディスク装置等において採用が考えられている。
味を持たせて(例えば、前縁及び後縁の両エッジが数値
「1」を表わし、エッジ無しが数値「0」を表わすよう
にして)データを記録/再生する、エッジ記録方式によ
る情報記録方式は、高密度記録に適しているため、近
年、光ディスク装置等において採用が考えられている。
【0003】このようなエッジ記録方式により情報を記
録する場合、情報をラン長制限符号に変換し、信号パル
スの前縁および後縁を、ピット等の記録媒体上に形成す
る状態変化パターンのエッジ(マークの配列パターンの
エッジ、例えば光記録におけるピットの配列パターンや
光磁気記録におけるドメインの配列パターンで、各ピッ
トまたはドメインの前縁及び後縁)の位置に対応させ
て、データの記録を行う。
録する場合、情報をラン長制限符号に変換し、信号パル
スの前縁および後縁を、ピット等の記録媒体上に形成す
る状態変化パターンのエッジ(マークの配列パターンの
エッジ、例えば光記録におけるピットの配列パターンや
光磁気記録におけるドメインの配列パターンで、各ピッ
トまたはドメインの前縁及び後縁)の位置に対応させ
て、データの記録を行う。
【0004】この場合、データの再生において、正確な
同期をとることが必要である。
同期をとることが必要である。
【0005】ところで、エッジ記録方式によりデータの
記録を行う場合、例えば、光ディスクにレーザ光を照射
してピットを設ける際に、記録媒体の熱容量や、記録条
件の変動等の影響で、ピットの前縁と後縁とが、目的の
間隔にならず、ピット長に変動が生じる場合がある。例
えば、長いブランクの後に、ピットを設ける時には、前
縁の位置が遅れた位置に変位し、長いブランクを設ける
ときには、ピットの後縁の位置が遅れた位置に変位す
る。このような変位があると、再生時に検出される前縁
データと後縁データの相対的位置関係のずれを生じる状
態となり、データを正確に再生することができない。
記録を行う場合、例えば、光ディスクにレーザ光を照射
してピットを設ける際に、記録媒体の熱容量や、記録条
件の変動等の影響で、ピットの前縁と後縁とが、目的の
間隔にならず、ピット長に変動が生じる場合がある。例
えば、長いブランクの後に、ピットを設ける時には、前
縁の位置が遅れた位置に変位し、長いブランクを設ける
ときには、ピットの後縁の位置が遅れた位置に変位す
る。このような変位があると、再生時に検出される前縁
データと後縁データの相対的位置関係のずれを生じる状
態となり、データを正確に再生することができない。
【0006】このような問題は、ピット型光記録におけ
るピット以外、例えば、光磁気記録における記録ドメイ
ン等についても生じることがあり得る。
るピット以外、例えば、光磁気記録における記録ドメイ
ン等についても生じることがあり得る。
【0007】これに対して、従来の装置では、例えば、
特開昭62ー8370号公報に記載のように、記録媒体
の特性および記録条件の変動を吸収あるいは補正する場
合、ピット長の正規の長さからの変動量を検出する手段
として、記録ピットの前縁部と後縁部に対し同一の復調
開始パターン、すなわち、SYNCパターンを対応させ
ておき、再生時に前縁部と後縁部から各々得られた2つ
のSYNCパターン検出信号の時間差を、一定遅延時間
間隔を持った複数タップを有する遅延素子と、フリップ
フロップにより構成された時間差検出回路により検出す
る方法を用いている。
特開昭62ー8370号公報に記載のように、記録媒体
の特性および記録条件の変動を吸収あるいは補正する場
合、ピット長の正規の長さからの変動量を検出する手段
として、記録ピットの前縁部と後縁部に対し同一の復調
開始パターン、すなわち、SYNCパターンを対応させ
ておき、再生時に前縁部と後縁部から各々得られた2つ
のSYNCパターン検出信号の時間差を、一定遅延時間
間隔を持った複数タップを有する遅延素子と、フリップ
フロップにより構成された時間差検出回路により検出す
る方法を用いている。
【0008】また、特開平1−249994号公報に記
載のようにデータ中でピット長の正規の長さからの変動
量を検出する手段として、記録ピットの前縁部と後縁部
に対して同一の再同期パターン、すなわち、RESYN
Cパターンを対応させておき、セクタ先頭のみならず、
データ中においてもピット長変動の検出および補正を行
っている。
載のようにデータ中でピット長の正規の長さからの変動
量を検出する手段として、記録ピットの前縁部と後縁部
に対して同一の再同期パターン、すなわち、RESYN
Cパターンを対応させておき、セクタ先頭のみならず、
データ中においてもピット長変動の検出および補正を行
っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、い
ずれも、欠陥やゴミのないきれいな記録媒体に情報を記
録または再生する方式に関するものであり、ディスク上
の欠陥やゴミのある部分に同期信号を書き込んだ場合に
ついては配慮されていない。
ずれも、欠陥やゴミのないきれいな記録媒体に情報を記
録または再生する方式に関するものであり、ディスク上
の欠陥やゴミのある部分に同期信号を書き込んだ場合に
ついては配慮されていない。
【0010】すなわち、セクタの欠陥のある箇所に同期
信号を書き込んだ場合、あるいは、同期信号を書き込ん
である場所にゴミが付着した場合、同期信号を検出でき
ず、情報を再生できない。また、書き込み直後に欠陥が
小さく同期信号が検出できたとしても、記録媒体の経年
変化で欠陥が拡大し、同期信号が破壊されて、情報が再
生できなくなることがある。
信号を書き込んだ場合、あるいは、同期信号を書き込ん
である場所にゴミが付着した場合、同期信号を検出でき
ず、情報を再生できない。また、書き込み直後に欠陥が
小さく同期信号が検出できたとしても、記録媒体の経年
変化で欠陥が拡大し、同期信号が破壊されて、情報が再
生できなくなることがある。
【0011】そこで、データ書き込み直後のデータチェ
ックのための再生時には、同期信号パターンを繰り返し
(比較的長く)書き込んで、この繰り返し書き込まれた
同期信号パターン全体を検査することによりその検査を
厳しくし、その一部でも誤りがあれば同期信号パターン
の再書き込みを行ない、一方、通常の再生時には、この
繰り返し同期信号パターンの一部に欠陥があっても、残
りの部分における短いパターンで同期信号パターンが確
認されれば、これを正常な同期信号とみなしてデータ再
生をすることは、処理を早める上から有効である。
ックのための再生時には、同期信号パターンを繰り返し
(比較的長く)書き込んで、この繰り返し書き込まれた
同期信号パターン全体を検査することによりその検査を
厳しくし、その一部でも誤りがあれば同期信号パターン
の再書き込みを行ない、一方、通常の再生時には、この
繰り返し同期信号パターンの一部に欠陥があっても、残
りの部分における短いパターンで同期信号パターンが確
認されれば、これを正常な同期信号とみなしてデータ再
生をすることは、処理を早める上から有効である。
【0012】従って、本発明の目的は、情報の書き込み
の際に同期信号パターンを繰り返し長目に書き込むこと
により、書き込み直後に同期パターンを厳しく検査する
と共に、通常の再生時には、同期信号を短いパターンで
検査することにより、記録媒体上の同期信号の一部にゴ
ミや欠陥があった場合でも、確実に情報を再生できるよ
うにする情報記録再生方式を提供することにある。
の際に同期信号パターンを繰り返し長目に書き込むこと
により、書き込み直後に同期パターンを厳しく検査する
と共に、通常の再生時には、同期信号を短いパターンで
検査することにより、記録媒体上の同期信号の一部にゴ
ミや欠陥があった場合でも、確実に情報を再生できるよ
うにする情報記録再生方式を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、情報信号,及びこの情報信号間に挿入さ
れた同期信号パターン(VFO,SYNC,RESYN
C)が状態変化パターンとして記録された記録媒体か
ら、これらの情報信号及び同期信号パターンを再生する
手段と、これらの再生信号を前縁データ及び後縁データ
に分離する手段と、予め前縁同期信号パターン及び後縁
同期信号パターンを記憶する手段と、前記再生分離した
前縁データ及び後縁データ中の各同期信号パターンを、
前記記憶手段で記憶した前縁同期信号パターン及び後縁
同期信号パターンとそれぞれ対比して、その一致が得ら
れたとき前縁同期信号及び後縁同期信号をそれぞれ検出
する手段と、前記検出した前縁同期信号及び後縁同期信
号による同期位置を一致させるように補正して両データ
を合成する手段とを備える情報記録再生方式において、
前記記憶手段で記憶される前縁同期信号パターン及び後
縁同期信号パターンをいずれも比較的長い符号列と比較
的短い符号列で構成し、記録直後の再生時には前記比較
的長い符号列を用いて前記対比検出を行ない、通常の再
生時には前記比較的短い符号列を用いて前記対比検出を
行なうように構成する。
に、本発明は、情報信号,及びこの情報信号間に挿入さ
れた同期信号パターン(VFO,SYNC,RESYN
C)が状態変化パターンとして記録された記録媒体か
ら、これらの情報信号及び同期信号パターンを再生する
手段と、これらの再生信号を前縁データ及び後縁データ
に分離する手段と、予め前縁同期信号パターン及び後縁
同期信号パターンを記憶する手段と、前記再生分離した
前縁データ及び後縁データ中の各同期信号パターンを、
前記記憶手段で記憶した前縁同期信号パターン及び後縁
同期信号パターンとそれぞれ対比して、その一致が得ら
れたとき前縁同期信号及び後縁同期信号をそれぞれ検出
する手段と、前記検出した前縁同期信号及び後縁同期信
号による同期位置を一致させるように補正して両データ
を合成する手段とを備える情報記録再生方式において、
前記記憶手段で記憶される前縁同期信号パターン及び後
縁同期信号パターンをいずれも比較的長い符号列と比較
的短い符号列で構成し、記録直後の再生時には前記比較
的長い符号列を用いて前記対比検出を行ない、通常の再
生時には前記比較的短い符号列を用いて前記対比検出を
行なうように構成する。
【0014】また、色々なVFOパターン検査回路を設
け、ここに、前縁及び後縁データ中の同期信号を検出し
た回数を計測する手段(図8)、前縁及び後縁同期信号
が共に検出されたことを確認する手段(図9)、状態変
化パターンの再生信号の前縁の数及び後縁の数を計測す
る手段(図10)、または、状態変化パターンの再生信
号の“1”の期間及び“0”の期間の長さを計測する手
段(図11)等を設けることもできる。
け、ここに、前縁及び後縁データ中の同期信号を検出し
た回数を計測する手段(図8)、前縁及び後縁同期信号
が共に検出されたことを確認する手段(図9)、状態変
化パターンの再生信号の前縁の数及び後縁の数を計測す
る手段(図10)、または、状態変化パターンの再生信
号の“1”の期間及び“0”の期間の長さを計測する手
段(図11)等を設けることもできる。
【0015】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0016】本発明によれば、情報の再生の際、記録媒
体から再生された信号を、上記分離する手段により、記
録媒体に形成される状態変化パターンの前縁に対応する
ものと、後縁に対応するものとに分離して前縁データと
後縁データとすると共に、クロック同期回路により、そ
れぞれについてビット同期する再生クロックを生成す
る。対比及び検出手段により、前縁データと後縁データ
の各々から前縁同期信号及び後縁同期信号を検出する。
補正及び合成手段により、両者の同期信号を用いて、前
縁データと後縁データとを、相対的位置関係を補正して
合成し、再生データを得、これを基にして情報を復調す
る。
体から再生された信号を、上記分離する手段により、記
録媒体に形成される状態変化パターンの前縁に対応する
ものと、後縁に対応するものとに分離して前縁データと
後縁データとすると共に、クロック同期回路により、そ
れぞれについてビット同期する再生クロックを生成す
る。対比及び検出手段により、前縁データと後縁データ
の各々から前縁同期信号及び後縁同期信号を検出する。
補正及び合成手段により、両者の同期信号を用いて、前
縁データと後縁データとを、相対的位置関係を補正して
合成し、再生データを得、これを基にして情報を復調す
る。
【0017】ここで、同期信号については、前縁同期信
号パターンと後縁同期信号パターンを、記憶手段に予め
記憶保持しておき、対比及び検出手段により、再生した
前縁データと前記記憶された前縁同期信号パターン、お
よび、再生した後縁データと前記記憶された後縁同期信
号パターンの各々一致をとって検出する。
号パターンと後縁同期信号パターンを、記憶手段に予め
記憶保持しておき、対比及び検出手段により、再生した
前縁データと前記記憶された前縁同期信号パターン、お
よび、再生した後縁データと前記記憶された後縁同期信
号パターンの各々一致をとって検出する。
【0018】本発明の特徴として、書き込み直後の再生
チェック時には、長い同期信号パターン(例えば繰り返
しパターン)を用いて前縁データおよび後縁データの同
期信号を検出し、この検出信号を用いてデータを再生
し、データが正しく書き込まれているか検査する。一
方、通常の再生時には、短い(例えば繰り返しのない)
同期信号パターンを用いて前縁データおよび後縁データ
の同期信号を検出し、この検出信号を用いてデータを再
生する。
チェック時には、長い同期信号パターン(例えば繰り返
しパターン)を用いて前縁データおよび後縁データの同
期信号を検出し、この検出信号を用いてデータを再生
し、データが正しく書き込まれているか検査する。一
方、通常の再生時には、短い(例えば繰り返しのない)
同期信号パターンを用いて前縁データおよび後縁データ
の同期信号を検出し、この検出信号を用いてデータを再
生する。
【0019】このように、データの書き込み直後に、長
い同期信号パターンを用いてデータを再生し、再生デー
タを検査することにより、ディスク等の記録媒体の同期
信号部分に少しでも欠陥やごみ等による記録不良部分が
あればこの不良を厳しく検出し、この部分を除いて同期
信号パターンの再書き込みを行なうことができる。一
方、通常の再生時には、短い同期信号パターンを用い
て、この短い同期パターンが再生同期パターン群の1つ
と一致しさえすれば同期信号が正常に再生されたものと
みなして、以後のデータ再生を行なうようにしたので、
ディスク上の同期信号部分の一部に欠陥およびゴミがあ
っても、データ再生が誤りとなることなく、欠陥やゴミ
以外の部分の同期信号を用いてデータを迅速に正しく再
生することができる。
い同期信号パターンを用いてデータを再生し、再生デー
タを検査することにより、ディスク等の記録媒体の同期
信号部分に少しでも欠陥やごみ等による記録不良部分が
あればこの不良を厳しく検出し、この部分を除いて同期
信号パターンの再書き込みを行なうことができる。一
方、通常の再生時には、短い同期信号パターンを用い
て、この短い同期パターンが再生同期パターン群の1つ
と一致しさえすれば同期信号が正常に再生されたものと
みなして、以後のデータ再生を行なうようにしたので、
ディスク上の同期信号部分の一部に欠陥およびゴミがあ
っても、データ再生が誤りとなることなく、欠陥やゴミ
以外の部分の同期信号を用いてデータを迅速に正しく再
生することができる。
【0020】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面により説明す
る。以下の実施例は、ピット型の光記録媒体、特に、光
ディスクに適用可能な例であるが、本発明は、これらに
限らず、光磁気記録媒体や磁気記録媒体など、他の記録
媒体を用いる情報の記録再生方式にも適用できる。
る。以下の実施例は、ピット型の光記録媒体、特に、光
ディスクに適用可能な例であるが、本発明は、これらに
限らず、光磁気記録媒体や磁気記録媒体など、他の記録
媒体を用いる情報の記録再生方式にも適用できる。
【0021】図1に、本発明の情報記録及び再生装置の
一例の概略構成を示す。
一例の概略構成を示す。
【0022】本実施例の情報記録及び再生装置は、図1
に示すように、光ディスク1を用いて、情報の記録及び
再生を行う。この装置は、光ディスク1の他、データの
書き込みまたは読み出しヘッド部2と、この書き込みま
たは読み出しヘッド部2および光ディスクの回転等の制
御を含めて装置全体を制御する制御装置(図示せず)
と、記録すべき情報を、書き込みまたは読み出しヘッド
部2により光ディスク1に書き込ませる信号に変換する
記録部6と、光ディスク1から書き込みまたは読み出し
ヘッド部2により読み出された信号に基づいて、情報を
再生する再生部12とを有して構成される。
に示すように、光ディスク1を用いて、情報の記録及び
再生を行う。この装置は、光ディスク1の他、データの
書き込みまたは読み出しヘッド部2と、この書き込みま
たは読み出しヘッド部2および光ディスクの回転等の制
御を含めて装置全体を制御する制御装置(図示せず)
と、記録すべき情報を、書き込みまたは読み出しヘッド
部2により光ディスク1に書き込ませる信号に変換する
記録部6と、光ディスク1から書き込みまたは読み出し
ヘッド部2により読み出された信号に基づいて、情報を
再生する再生部12とを有して構成される。
【0023】なお、以下の実施例についても同様である
が、本実施例の構成をこのように区分けしたのは、説明
の便宜のためであって、必ずしも、このような区分けに
限定されない。同様に、書き込みまたは読み出しヘッド
部等の、それぞれの名称も、便宜的なものであって、そ
れによって本発明の情報記録及び再生装置の構成を限定
するものではない。
が、本実施例の構成をこのように区分けしたのは、説明
の便宜のためであって、必ずしも、このような区分けに
限定されない。同様に、書き込みまたは読み出しヘッド
部等の、それぞれの名称も、便宜的なものであって、そ
れによって本発明の情報記録及び再生装置の構成を限定
するものではない。
【0024】光ディスク1は、例えば、ミラー状の未記
録領域に光ビームを照射してピットを形成し、このピッ
トの長さに対応した状態変化を示すピットパターンを形
成して、データの記録を行う。また、光磁気ディスクの
場合も、同様に、未記録領域に磁化の方向の異なる記録
ドメインを形成してデータの記録を行う。
録領域に光ビームを照射してピットを形成し、このピッ
トの長さに対応した状態変化を示すピットパターンを形
成して、データの記録を行う。また、光磁気ディスクの
場合も、同様に、未記録領域に磁化の方向の異なる記録
ドメインを形成してデータの記録を行う。
【0025】本実施例では、エッジ記録方式の例であ
り、状態変化パターン(マークとスペースの配列パター
ン)のマークの前縁および後縁(例えば、ピットによる
光記録における各ピットの前縁と後縁、光磁気記録にお
ける各ドメインの前縁と後縁)を、記録データの“1”
の位置に対応させている。
り、状態変化パターン(マークとスペースの配列パター
ン)のマークの前縁および後縁(例えば、ピットによる
光記録における各ピットの前縁と後縁、光磁気記録にお
ける各ドメインの前縁と後縁)を、記録データの“1”
の位置に対応させている。
【0026】書き込みまたは読み出しヘッド部2は、光
ディスク1にパルス状の光ビームを照射するレーザ光源
3と、光ディスク1からの該光ビームの反射光を検出す
る受光部4と、受光部4の検出した信号を増幅すると共
に、情報の再生に用いる検出信号を出力するプリアンプ
5と、レーザ光源3を駆動させるレーザ光源駆動回路1
1とを有して構成される。なおプリアンプ5は、フォー
カシング制御等のための制御信号も出力する。
ディスク1にパルス状の光ビームを照射するレーザ光源
3と、光ディスク1からの該光ビームの反射光を検出す
る受光部4と、受光部4の検出した信号を増幅すると共
に、情報の再生に用いる検出信号を出力するプリアンプ
5と、レーザ光源3を駆動させるレーザ光源駆動回路1
1とを有して構成される。なおプリアンプ5は、フォー
カシング制御等のための制御信号も出力する。
【0027】また、書き込みまたは読み出しヘッド部2
には、光ディスク1の記憶方式に合わせて、必要な機能
が付加される。例えば、光磁気ディスクの場合、書き込
み用の磁気ヘッドおよびそのための駆動回路(いずれも
図示せず)が設けられる。
には、光ディスク1の記憶方式に合わせて、必要な機能
が付加される。例えば、光磁気ディスクの場合、書き込
み用の磁気ヘッドおよびそのための駆動回路(いずれも
図示せず)が設けられる。
【0028】記録部6は、記録すべき情報を、予め定め
た変調則、例えば、2ー7変調方式により、記録データ
に変換する変調回路7と、前記記録データ中に挿入する
ための同期信号を予め記憶保持する同期信号記憶回路8
と、該同期信号記憶回路8に保持される同期信号を予め
定めたフォーマットに従って、記録データ中の所定の位
置に挿入するための切換回路9と、前記記録データをN
RZI(non-return-to-zero-inverted)変換するNRZ
I変換回路10とを有して構成される。
た変調則、例えば、2ー7変調方式により、記録データ
に変換する変調回路7と、前記記録データ中に挿入する
ための同期信号を予め記憶保持する同期信号記憶回路8
と、該同期信号記憶回路8に保持される同期信号を予め
定めたフォーマットに従って、記録データ中の所定の位
置に挿入するための切換回路9と、前記記録データをN
RZI(non-return-to-zero-inverted)変換するNRZ
I変換回路10とを有して構成される。
【0029】この記録部6と書き込みまたは読み出しヘ
ッド部2の一部とにより、記録媒体へのデータ記録手段
が構成される。また、同期信号記憶回路8と切換回路9
とで同期信号挿入手段が構成される。
ッド部2の一部とにより、記録媒体へのデータ記録手段
が構成される。また、同期信号記憶回路8と切換回路9
とで同期信号挿入手段が構成される。
【0030】同期信号記憶回路8は、再生クロック同期
(VFOSYNC)用の同期信号(以下VFO同期パタ
ーンと称することもある)を記憶する他、データ長毎に
挿入される再同期(RESYNC)用の同期信号(以下
再同期パターンと称することもある)等を記憶すること
ができる。これら各種の同期信号は、予め定めた符号パ
ターンを有し、所定のデータブロック毎に挿入されるも
のである。
(VFOSYNC)用の同期信号(以下VFO同期パタ
ーンと称することもある)を記憶する他、データ長毎に
挿入される再同期(RESYNC)用の同期信号(以下
再同期パターンと称することもある)等を記憶すること
ができる。これら各種の同期信号は、予め定めた符号パ
ターンを有し、所定のデータブロック毎に挿入されるも
のである。
【0031】NRZI変換回路10は、例えば、Tフリ
ップフロップ回路(図示せず)等にて構成される。すな
わち、この変換された記録データの“1”が入力するた
びに出力レベル(“1”と“0”)が反転し、入力デー
タをNRZI変換する。
ップフロップ回路(図示せず)等にて構成される。すな
わち、この変換された記録データの“1”が入力するた
びに出力レベル(“1”と“0”)が反転し、入力デー
タをNRZI変換する。
【0032】再生部12は、書き込みまたは読み出しヘ
ッド部2により検出された再生信号を、状態変化パター
ンの前縁の位置に対応するパルスからなる前縁検出信号
と、その後縁の位置に対応するパルスからなる後縁検出
信号とに分離する再生信号分離回路13と、分離された
前縁検出信号と後縁検出信号とについて、各々再生クロ
ックを生成すると共に、該クロックに同期した前縁デー
タおよび後縁データを出力するクロック同期回路14お
よび15と、前縁データと後縁データの各々について同
期信号を検出するパターン検出回路16,17,18お
よび19と、パターン検出回路を切り換える切換スイッ
チ20および21と、前記同期信号を用いて前縁データ
と後縁データとの合成を行う再生データ合成回路22
と、合成されたデータを復調する復調回路23と、変調
前のデータを予め記憶しておくデータ記憶回路32と、
復調後のデータ35と変調前のデータ34の一致を取る
判定回路33とを有して構成される。
ッド部2により検出された再生信号を、状態変化パター
ンの前縁の位置に対応するパルスからなる前縁検出信号
と、その後縁の位置に対応するパルスからなる後縁検出
信号とに分離する再生信号分離回路13と、分離された
前縁検出信号と後縁検出信号とについて、各々再生クロ
ックを生成すると共に、該クロックに同期した前縁デー
タおよび後縁データを出力するクロック同期回路14お
よび15と、前縁データと後縁データの各々について同
期信号を検出するパターン検出回路16,17,18お
よび19と、パターン検出回路を切り換える切換スイッ
チ20および21と、前記同期信号を用いて前縁データ
と後縁データとの合成を行う再生データ合成回路22
と、合成されたデータを復調する復調回路23と、変調
前のデータを予め記憶しておくデータ記憶回路32と、
復調後のデータ35と変調前のデータ34の一致を取る
判定回路33とを有して構成される。
【0033】前記書き込みまたは読み出しヘッド部2の
読み出し部分と、この再生部12とにより、記録媒体か
らのデータの再生手段を構成する。
読み出し部分と、この再生部12とにより、記録媒体か
らのデータの再生手段を構成する。
【0034】再生信号分離回路13は、内部構成を図示
しないが、例えば、HレベルとLレベルが交互に表われ
る再生信号からエッジが前縁か後縁かを判別して各エッ
ジを示す信号を検出する回路と、検出された前縁エッジ
を示す信号と後縁エッジを示す信号とを分離して前縁検
出信号と後縁検出信号を出力する回路とを備えて構成さ
れる。
しないが、例えば、HレベルとLレベルが交互に表われ
る再生信号からエッジが前縁か後縁かを判別して各エッ
ジを示す信号を検出する回路と、検出された前縁エッジ
を示す信号と後縁エッジを示す信号とを分離して前縁検
出信号と後縁検出信号を出力する回路とを備えて構成さ
れる。
【0035】クロック同期回路14および15は、VF
O(バリアブル・フレクェンシー・オシレータ)により
構成され、再生クロックVFOCLK1およびVFOC
LK2と、前縁データおよび後縁データを出力する。
(なお、いわゆるユーザのデータ領域の“データ”では
ないが、VFO期間中の前縁と後縁の位置の信号も「前
縁データ」「後縁データ」のごとく表現することがあ
る)。
O(バリアブル・フレクェンシー・オシレータ)により
構成され、再生クロックVFOCLK1およびVFOC
LK2と、前縁データおよび後縁データを出力する。
(なお、いわゆるユーザのデータ領域の“データ”では
ないが、VFO期間中の前縁と後縁の位置の信号も「前
縁データ」「後縁データ」のごとく表現することがあ
る)。
【0036】パターン検出回路16,17,18および
19は、各々、同一の回路構成を有し、入力する前縁デ
ータと後縁データのVFOパターンを予め記憶する回路
と、入力された前縁(後縁)データと前記記憶されてい
るVFOパターンとをそれぞれ比較して、一致したとき
同期パターン(VFO)検出信号を出力する回路(いず
れも図示せず)を備えて構成される。
19は、各々、同一の回路構成を有し、入力する前縁デ
ータと後縁データのVFOパターンを予め記憶する回路
と、入力された前縁(後縁)データと前記記憶されてい
るVFOパターンとをそれぞれ比較して、一致したとき
同期パターン(VFO)検出信号を出力する回路(いず
れも図示せず)を備えて構成される。
【0037】VFOパターンには、クロック同期回路1
4,15のVFO部において、再生クロックを生成する
ことが容易となるように周期的な繰返しパターンを用い
る。また、VFO検出用パターンは、同期信号の構成符
号列を、“1”のビットを交互に相補的に持つように分
離したパターン、例えば、図3に示すような長短2種類
の前縁VFO検出用パターン1,2および長短2種類後
縁VFO検出用パターン1,2を用いる。
4,15のVFO部において、再生クロックを生成する
ことが容易となるように周期的な繰返しパターンを用い
る。また、VFO検出用パターンは、同期信号の構成符
号列を、“1”のビットを交互に相補的に持つように分
離したパターン、例えば、図3に示すような長短2種類
の前縁VFO検出用パターン1,2および長短2種類後
縁VFO検出用パターン1,2を用いる。
【0038】この前縁VFO検出用パターン1,2は、
各々、パターン検出回路16,17に記憶され、また、
後縁VFO検出用パターン1,2は、各々、パターン検
出回路18,19に記憶される。
各々、パターン検出回路16,17に記憶され、また、
後縁VFO検出用パターン1,2は、各々、パターン検
出回路18,19に記憶される。
【0039】切換スイッチ20は、前縁VFO検出用パ
ターン1の検出信号と前縁VFO検出用パターン2の検
出信号のいずれかを選択して出力する。同様に、切換ス
イッチ21は、後縁VFO検出用パターン1の検出信号
と後縁VFO検出用パターン2の検出信号のいずれかを
選択して出力する。
ターン1の検出信号と前縁VFO検出用パターン2の検
出信号のいずれかを選択して出力する。同様に、切換ス
イッチ21は、後縁VFO検出用パターン1の検出信号
と後縁VFO検出用パターン2の検出信号のいずれかを
選択して出力する。
【0040】再生データ合成回路22は、例えば、図2
に示すように前縁データ47をVFOCLK1に従って
取り込み、指定されたアドレスに順次記憶するレジスタ
A52と、後縁データ49を再生クロックVFOCLK
2に従って取り込み、指定された、アドレスに順次記憶
するレジスタB53と、前記前縁VFO検出信号50に
よってリセットされて、0番地から順次アドレスを設定
して前記レジスタA52にアドレスを指示するアドレス
制御回路24と、前記後縁VFO検出信号51によって
リセットされて、0番地から順次アドレスを設定して前
記レジスタB53にアドレスを指示するアドレス制御回
路25を備える。
に示すように前縁データ47をVFOCLK1に従って
取り込み、指定されたアドレスに順次記憶するレジスタ
A52と、後縁データ49を再生クロックVFOCLK
2に従って取り込み、指定された、アドレスに順次記憶
するレジスタB53と、前記前縁VFO検出信号50に
よってリセットされて、0番地から順次アドレスを設定
して前記レジスタA52にアドレスを指示するアドレス
制御回路24と、前記後縁VFO検出信号51によって
リセットされて、0番地から順次アドレスを設定して前
記レジスタB53にアドレスを指示するアドレス制御回
路25を備える。
【0041】また、再生データ合成回路22は、レジス
タA52の内容を指示されたアドレスから順次取り込む
と共に、シリアルに出力するセレクタ29と、同様にレ
ジスタB53の内容を取り込んでシリアルに出力するセ
レクタ30と、前記再生クロックVFOCLK1、前縁
VFO検出信号50および後縁VFO検出信号51を用
いて、前記セレクタ29および30に共通のアドレスを
指示するレジスタAB出力制御回路28と、各々にレジ
スタA52およびB53の出力を論理和して、前縁デー
タと後縁データを合成するオアゲート31とを備えてい
る。
タA52の内容を指示されたアドレスから順次取り込む
と共に、シリアルに出力するセレクタ29と、同様にレ
ジスタB53の内容を取り込んでシリアルに出力するセ
レクタ30と、前記再生クロックVFOCLK1、前縁
VFO検出信号50および後縁VFO検出信号51を用
いて、前記セレクタ29および30に共通のアドレスを
指示するレジスタAB出力制御回路28と、各々にレジ
スタA52およびB53の出力を論理和して、前縁デー
タと後縁データを合成するオアゲート31とを備えてい
る。
【0042】前記レジスタA52およびB53は、前縁
データおよび後縁データを独立に一時記憶する記憶手段
を構成する。
データおよび後縁データを独立に一時記憶する記憶手段
を構成する。
【0043】また、アドレス制御回路24,25と、セ
レクタ29,30と、レジスタA、B出力制御回路28
と、オアゲート31とにより、データを合成する手段が
構成される。
レクタ29,30と、レジスタA、B出力制御回路28
と、オアゲート31とにより、データを合成する手段が
構成される。
【0044】書き込みデータの検査時、すなわち、リー
ド・アフター・ライト動作(以下RAW動作と略す)時
に、スイッチ20,21は上側端子に切り換えられ、図
3前縁VFO検出用パターン1および後縁VFO検
出用パターン1を検出するパターン検出回路16,18
と、この検出信号を選択する切換スイッチ20,21
と、この切換スイッチ20,21の出力信号である前縁
データVFO検出信号50および後縁データVFO検出
信号51を用いてデータを合成するデータ合成回路22
と、合成データ54をNRZデータに復調する復調回路
23と、書き込みデータを予め記憶しておくデータ記憶
回路32と、書き込みデータと読みだしデータを比較す
る判定回路33とにより、書き込んだデータを検査する
手段を構成する。通常の読みだし動作(以下RD動作と
略す)時には、スイッチ20,21は下側端子に切り換
えられ、図3前縁VFO検出用パターン2および後
縁VFO検出用パターン2を検出するパターン検出回路
17,19と、この検出信号を選択する切換スイッチ2
0,21と、この切換スイッチ20,21の出力信号で
ある前縁データVFO検出信号50および後縁データV
FO検出信号51を用いてデータを合成するデータ合成
回路22と、合成データ54をNRZデータに復調する
復調回路23とにより、データを再生する手段を構成す
る。
ド・アフター・ライト動作(以下RAW動作と略す)時
に、スイッチ20,21は上側端子に切り換えられ、図
3前縁VFO検出用パターン1および後縁VFO検
出用パターン1を検出するパターン検出回路16,18
と、この検出信号を選択する切換スイッチ20,21
と、この切換スイッチ20,21の出力信号である前縁
データVFO検出信号50および後縁データVFO検出
信号51を用いてデータを合成するデータ合成回路22
と、合成データ54をNRZデータに復調する復調回路
23と、書き込みデータを予め記憶しておくデータ記憶
回路32と、書き込みデータと読みだしデータを比較す
る判定回路33とにより、書き込んだデータを検査する
手段を構成する。通常の読みだし動作(以下RD動作と
略す)時には、スイッチ20,21は下側端子に切り換
えられ、図3前縁VFO検出用パターン2および後
縁VFO検出用パターン2を検出するパターン検出回路
17,19と、この検出信号を選択する切換スイッチ2
0,21と、この切換スイッチ20,21の出力信号で
ある前縁データVFO検出信号50および後縁データV
FO検出信号51を用いてデータを合成するデータ合成
回路22と、合成データ54をNRZデータに復調する
復調回路23とにより、データを再生する手段を構成す
る。
【0045】RAW動作時には、図3に示すように
長いVFO検出用パターンを用いてデータを合成し、こ
の合成データを判定回路22においてチェックすること
により、VFO領域のデータが正しい値であることを厳
しく検査する。
長いVFO検出用パターンを用いてデータを合成し、こ
の合成データを判定回路22においてチェックすること
により、VFO領域のデータが正しい値であることを厳
しく検査する。
【0046】また、RD動作時には、図3に示すよ
うに相対的に短いVFO検出用パターンを用いてデータ
を合成し、データを再生することにより、RAW動作時
に検出できなかったディスク上の欠陥や、ディスク上の
ゴミ、ディスクの経年変化により生じた欠陥等により、
VFO領域の大半に異常があったとしても、短い正常な
期間でデータを合成できるようにしている。
うに相対的に短いVFO検出用パターンを用いてデータ
を合成し、データを再生することにより、RAW動作時
に検出できなかったディスク上の欠陥や、ディスク上の
ゴミ、ディスクの経年変化により生じた欠陥等により、
VFO領域の大半に異常があったとしても、短い正常な
期間でデータを合成できるようにしている。
【0047】再生部12は、前述したように、パターン
検出回路16,17,18及び19について、RESY
NC同期用のものを併設することにより、VFOのみな
らず、RESYNC同期についても同様に前縁データと
後縁データとのずれを補正することができる。
検出回路16,17,18及び19について、RESY
NC同期用のものを併設することにより、VFOのみな
らず、RESYNC同期についても同様に前縁データと
後縁データとのずれを補正することができる。
【0048】また、パターン検出回路16,17,18
および19には、VFO同期信号の位置が所定のタイミ
ングに設定されていることを利用して、ゲートを設定す
る手段を設けることができる。このゲート内においての
みVFO同期信号を検出できるようにして誤検出の防止
を図るようにしてもよい。また、このゲートの位置と幅
が切り換えられる切換回路を設けて、ディスク上の欠陥
やゴミ等によるVFO同期パターンの異常箇所を避け
て、データの合成を行うようにしても良い。
および19には、VFO同期信号の位置が所定のタイミ
ングに設定されていることを利用して、ゲートを設定す
る手段を設けることができる。このゲート内においての
みVFO同期信号を検出できるようにして誤検出の防止
を図るようにしてもよい。また、このゲートの位置と幅
が切り換えられる切換回路を設けて、ディスク上の欠陥
やゴミ等によるVFO同期パターンの異常箇所を避け
て、データの合成を行うようにしても良い。
【0049】次に、再生データ合成を行うためのセクタ
ーのフォーマットの一例について説明する。
ーのフォーマットの一例について説明する。
【0050】図12はディスク上のセクタのフォーマッ
ト構成例を示した図である。
ト構成例を示した図である。
【0051】光ディスクでは、一般にディスク作成時に
予め作りつけたプリフォーマット領域400とそれ以外
のユーザのデータ領域401に分けられる。
予め作りつけたプリフォーマット領域400とそれ以外
のユーザのデータ領域401に分けられる。
【0052】プリフォーマット領域400は、さらに、
セクタの先頭を示すセクタマーク410、再生クロック
生成のためのVFO同期パターン411、および、トラ
ック番地、セクタ番地が記録されたアドレス領域412
等に分類される。
セクタの先頭を示すセクタマーク410、再生クロック
生成のためのVFO同期パターン411、および、トラ
ック番地、セクタ番地が記録されたアドレス領域412
等に分類される。
【0053】ユーザデータは、データ領域401に記録
されることになる。このデータ領域401のフォーマッ
ト構成としては、VFO同期パターン420、ユーザデ
ータ復調同期パターン421、ユーザデータ422、お
よび、ユーザデータ内に再生クロックの再同期化を行う
ための再同期パターン423が存在する。
されることになる。このデータ領域401のフォーマッ
ト構成としては、VFO同期パターン420、ユーザデ
ータ復調同期パターン421、ユーザデータ422、お
よび、ユーザデータ内に再生クロックの再同期化を行う
ための再同期パターン423が存在する。
【0054】次に、本実施例の作用について図4,図
5,図6,および図7を参照して説明する。
5,図6,および図7を参照して説明する。
【0055】情報を記録する場合について、まず、説明
する。
する。
【0056】記録する情報は、変調回路7に入力され
る。変調回路7は、入力された情報を予め決まった変換
則にもとずき、例えば、2−7符号などのラン長制限符
号へ変換する。ラン長制限符号に変換された情報は、切
換回路9を通り、NRZI回路10に入力される。
る。変調回路7は、入力された情報を予め決まった変換
則にもとずき、例えば、2−7符号などのラン長制限符
号へ変換する。ラン長制限符号に変換された情報は、切
換回路9を通り、NRZI回路10に入力される。
【0057】NRZI変換回路10の入力に1が入るた
びに、出力が反転し、NRZI変換される。ラン長制限
符号に変換され、NRZI変換された情報は、レーザ光
源駆動回路11、レーザ光源3により、レーザ光のパル
スとなり、光ディスク1上に、図4に示すように、書き
込み信号43に対応して、ピットパターン44に示すよ
うな状態変化パターン、例えばピット(ピット形式の光
記録の場合)あるいは記録ドメイン(光磁気記録の場
合)を生成し、記録される。
びに、出力が反転し、NRZI変換される。ラン長制限
符号に変換され、NRZI変換された情報は、レーザ光
源駆動回路11、レーザ光源3により、レーザ光のパル
スとなり、光ディスク1上に、図4に示すように、書き
込み信号43に対応して、ピットパターン44に示すよ
うな状態変化パターン、例えばピット(ピット形式の光
記録の場合)あるいは記録ドメイン(光磁気記録の場
合)を生成し、記録される。
【0058】次に、情報を再生する場合について述べ
る。
る。
【0059】記録時よりは弱いレーザ光が、レーザ光源
3より出射され、光ディスク1に照射される。受光部4
は、この光ディスク1のピットの有無による反射光の強
弱、あるいは、偏向面の回転を検知する。検知した信号
は、プリアンプ5により増幅され、再生信号45が出力
されて、再生信号分離回路13に入力される。
3より出射され、光ディスク1に照射される。受光部4
は、この光ディスク1のピットの有無による反射光の強
弱、あるいは、偏向面の回転を検知する。検知した信号
は、プリアンプ5により増幅され、再生信号45が出力
されて、再生信号分離回路13に入力される。
【0060】再生信号分離回路13は、受光部4からの
信号の立上りエッジ、立下りエッジから、それぞれ前縁
検出信号46と後縁検出信号48とを作る。前縁検出信
号46および後縁検出信号48は、それぞれクロック同
期回路14,15に入り、こごて各検出信号46,48
と同期のとれたビット周波数のクロック信号VFOCL
K1およびVFOCLK2とともに、各検出信号46,
48に対応する前縁データ47および後縁データ49が
得られ、これらのクロック信号と前縁及び後縁データ4
7,49は、再生データ合成回路22と、パターン検出
回路16,17,18,および19に送られる。
信号の立上りエッジ、立下りエッジから、それぞれ前縁
検出信号46と後縁検出信号48とを作る。前縁検出信
号46および後縁検出信号48は、それぞれクロック同
期回路14,15に入り、こごて各検出信号46,48
と同期のとれたビット周波数のクロック信号VFOCL
K1およびVFOCLK2とともに、各検出信号46,
48に対応する前縁データ47および後縁データ49が
得られ、これらのクロック信号と前縁及び後縁データ4
7,49は、再生データ合成回路22と、パターン検出
回路16,17,18,および19に送られる。
【0061】パターン検出回路16〜19は、そこへの
入力信号がそこに記憶されているVFO検出パターンと
一致したときに、VFO検出信号を発生する。例えば、
パターン検出回路16は、前縁データ47が図3の記
憶前縁VFOパターン1に一致する毎に、前縁データV
FO検出信号50を発生する。図4では、前縁データ4
7がパターンを示す1点鎖線の枠の後縁で検出信号5
0のパルスを発生し、以後、VFO期間中、8ビット毎
に前縁データ47がの前縁VFOパターンと一致する
ので、検出信号50のパルスを発生する。同様に、パタ
ーン検出回路17は、前縁データ47が図3の記憶V
FOパターン2と一致したときに、検出信号50を発生
し、パターン検出回路18は、後縁データ49がのV
FOパターン1と一致したとき、パターン検出回路19
は、後縁データ49がのVFOパターン2と一致した
ときに、検出信号51を発生する。
入力信号がそこに記憶されているVFO検出パターンと
一致したときに、VFO検出信号を発生する。例えば、
パターン検出回路16は、前縁データ47が図3の記
憶前縁VFOパターン1に一致する毎に、前縁データV
FO検出信号50を発生する。図4では、前縁データ4
7がパターンを示す1点鎖線の枠の後縁で検出信号5
0のパルスを発生し、以後、VFO期間中、8ビット毎
に前縁データ47がの前縁VFOパターンと一致する
ので、検出信号50のパルスを発生する。同様に、パタ
ーン検出回路17は、前縁データ47が図3の記憶V
FOパターン2と一致したときに、検出信号50を発生
し、パターン検出回路18は、後縁データ49がのV
FOパターン1と一致したとき、パターン検出回路19
は、後縁データ49がのVFOパターン2と一致した
ときに、検出信号51を発生する。
【0062】前縁データVFO検出信号50および後縁
データVFO検出信号51は、対応するアドレス制御回
路24、25に入力され、それぞれを、その入力タイミ
ングでリセットする。この結果、アドレス制御回路24
は0番地からのアドレスを、再生クロックVFOCLK
1に従って順次出力し、同様に、アドレス制御回路25
は0番地からのアドレスを、再生クロックVFOCLK
2に従って順次出力する。
データVFO検出信号51は、対応するアドレス制御回
路24、25に入力され、それぞれを、その入力タイミ
ングでリセットする。この結果、アドレス制御回路24
は0番地からのアドレスを、再生クロックVFOCLK
1に従って順次出力し、同様に、アドレス制御回路25
は0番地からのアドレスを、再生クロックVFOCLK
2に従って順次出力する。
【0063】レジスタA52は、再生クロックVFOC
LK1に同期して、前述したアドレス24により指示さ
れるアドレス(図4では括弧内の数字で示す)に、VF
Oパターン後の前縁データ47を格納する。同様に、レ
ジスタB53は、再生クロックVFOCLK2に同期し
て、前述したアドレス25により指示されるアドレス
に、VFOパターン後の後縁データ49を格納する。図
4では、例えばのVFO検出パターンの後縁直後から
の前縁データ47が、VFO検出信号50でリセットさ
れたアドレスから始まるレジスタ52に対し、そのアド
レス位置(0)(1)(2)…の順に格納される。ま
た、のVFO検出パターンの後縁直後からの後縁デー
タ51が、VFO検出信号51でリセットされたアドレ
スから始まるレジスタ53に対し、そのアドレス位置
(0)(1)(2)…の順に格納される。
LK1に同期して、前述したアドレス24により指示さ
れるアドレス(図4では括弧内の数字で示す)に、VF
Oパターン後の前縁データ47を格納する。同様に、レ
ジスタB53は、再生クロックVFOCLK2に同期し
て、前述したアドレス25により指示されるアドレス
に、VFOパターン後の後縁データ49を格納する。図
4では、例えばのVFO検出パターンの後縁直後から
の前縁データ47が、VFO検出信号50でリセットさ
れたアドレスから始まるレジスタ52に対し、そのアド
レス位置(0)(1)(2)…の順に格納される。ま
た、のVFO検出パターンの後縁直後からの後縁デー
タ51が、VFO検出信号51でリセットされたアドレ
スから始まるレジスタ53に対し、そのアドレス位置
(0)(1)(2)…の順に格納される。
【0064】レジスタA52およびB53にデータが格
納された後、レジスタA,B出力制御回路28から出力
される共通アドレスによって、各々セレクタ29および
30は、同時に同一のアドレスについて、対応するレジ
スタA52およびB53からデータを読みだし、オアゲ
ート31に出力して、これらを合成して合成データ54
を得る。図4では、レジスタ52及び53の最初のビッ
ト(共にアドレス(0)の位置)と合成データ54の最
初のビット(アドレス(0)の位置)とが対応し、以下
次々のビットがその順に対応している。この図からわか
るように、前縁データ47と後縁データ49との対応ビ
ット間にずれがあっても、レジスタA52及びB53に
よりずれが補正されて合成出力54を得ることができ
る。
納された後、レジスタA,B出力制御回路28から出力
される共通アドレスによって、各々セレクタ29および
30は、同時に同一のアドレスについて、対応するレジ
スタA52およびB53からデータを読みだし、オアゲ
ート31に出力して、これらを合成して合成データ54
を得る。図4では、レジスタ52及び53の最初のビッ
ト(共にアドレス(0)の位置)と合成データ54の最
初のビット(アドレス(0)の位置)とが対応し、以下
次々のビットがその順に対応している。この図からわか
るように、前縁データ47と後縁データ49との対応ビ
ット間にずれがあっても、レジスタA52及びB53に
よりずれが補正されて合成出力54を得ることができ
る。
【0065】以後、レジスタ制御回路24,25は、ア
ドレスを循環的に出力して、前縁データ47および後縁
データ49を、各々、順次レジスタA52およびB53
に格納させ、前述したようにデータの合成を行う。以下
同様にして、VFOに続くSYNC,DATA,RES
YNCについても、データ合成回路22により合成され
て取出される。
ドレスを循環的に出力して、前縁データ47および後縁
データ49を、各々、順次レジスタA52およびB53
に格納させ、前述したようにデータの合成を行う。以下
同様にして、VFOに続くSYNC,DATA,RES
YNCについても、データ合成回路22により合成され
て取出される。
【0066】VFOパターンは、一定周期で“1”が表
れる繰返しパターンであるため、VFOパターンは繰返
し検出され、このVFO検出信号により、レジスタA5
2とB53は一定周期で繰返しリセットされる。
れる繰返しパターンであるため、VFOパターンは繰返
し検出され、このVFO検出信号により、レジスタA5
2とB53は一定周期で繰返しリセットされる。
【0067】前述したように、本実施例は、前縁データ
47および後縁データ49の各々について、各々のエッ
ジのみでVFOパターンを検出しているため、ピットパ
ターンの前縁と後縁の長さに変動があっても、前縁どう
し、後縁どうしでは長さの変動が少ないので、エッジの
位置を正確に検出できる。また、このようにして検出さ
れる前縁データ47と後縁データ49との間に生じる符
号化ビットの位置関係の相対的なずれを、本実施例は前
縁データ47および後縁データ49を、各々レジスタA
52およびレジスタB53をバッファとして、一時スト
アし、これらを同時にビット対応に出力させて論理和す
ることにより、補正している。このようにして、VFO
及びそれに続くSYNC,ユーザのデータDATA,R
ESYNCは、各前縁データ位置と後縁データ位置の位
置関係が補正されて合成出力される。
47および後縁データ49の各々について、各々のエッ
ジのみでVFOパターンを検出しているため、ピットパ
ターンの前縁と後縁の長さに変動があっても、前縁どう
し、後縁どうしでは長さの変動が少ないので、エッジの
位置を正確に検出できる。また、このようにして検出さ
れる前縁データ47と後縁データ49との間に生じる符
号化ビットの位置関係の相対的なずれを、本実施例は前
縁データ47および後縁データ49を、各々レジスタA
52およびレジスタB53をバッファとして、一時スト
アし、これらを同時にビット対応に出力させて論理和す
ることにより、補正している。このようにして、VFO
及びそれに続くSYNC,ユーザのデータDATA,R
ESYNCは、各前縁データ位置と後縁データ位置の位
置関係が補正されて合成出力される。
【0068】図4に、RAW動作時の例を示す。切換回
路20及び21により、パターン検出回路16及び18
を選択し、パターン検出回路16は、前縁データ47が
図3前縁VFO検出用パターン1に一致したとき前縁
データVFO検出信号50にパルスを出力し、パターン
検出回路18は、後縁データ49が図3後縁VFO検
出用パターン1に一致したとき後縁データVFO検出信
号51にパルスを出力する。このVFO検出信号を用い
て前述のようにデータを合成し、合成データ54を復調
回路23に出力し、復調回路23において復調し、復調
後のデータ35を判定回路33に出力する。
路20及び21により、パターン検出回路16及び18
を選択し、パターン検出回路16は、前縁データ47が
図3前縁VFO検出用パターン1に一致したとき前縁
データVFO検出信号50にパルスを出力し、パターン
検出回路18は、後縁データ49が図3後縁VFO検
出用パターン1に一致したとき後縁データVFO検出信
号51にパルスを出力する。このVFO検出信号を用い
て前述のようにデータを合成し、合成データ54を復調
回路23に出力し、復調回路23において復調し、復調
後のデータ35を判定回路33に出力する。
【0069】一方、当該セクターに書き込んであるデー
タを予めデータ記憶回路32に記憶させておく。このデ
ータ記憶回路に記憶させてある変調前のデータ34と、
復調回路23の出力信号である復調後のデータ35と
を、判定回路33において比較し、規定数以上の差異が
あるとき、異常と判定して、再書き込みを行う。
タを予めデータ記憶回路32に記憶させておく。このデ
ータ記憶回路に記憶させてある変調前のデータ34と、
復調回路23の出力信号である復調後のデータ35と
を、判定回路33において比較し、規定数以上の差異が
あるとき、異常と判定して、再書き込みを行う。
【0070】図5に、VFO同期パターンに欠陥がある
場合のRAW動作の一例を示す。媒体上の欠陥によっ
て、再生信号45の欠陥に対応する部分が“0”とな
る。再生信号45から生成される前縁検出信号46、後
縁検出信号48、前縁データ47、および後縁データ4
9の、欠陥に対応する部分もすべて“0”となる。この
ため、図3前縁VFO検出用パターン1を検出でき
ず、前縁データVFO検出信号50にパルスが出力され
ない。前縁データVFO検出信号50にパルスが出力さ
れないと、アドレス制御回路24がリセットされず、前
縁データ47をレジスタA52の所期のアドレスに書き
込めない。同様に、図3後縁VFO検出用パターン1
を検出できず、後縁データVFO検出信号51にパルス
が出力されない。後縁データVFO検出信号51にパル
スが出力されないと、アドレス制御回路25がリセット
されず、後縁データ49をレジスタB53の所期のアド
レスに書き込めない。レジスタA52に格納された前縁
データのアドレスと、レジスタB53に格納された後縁
データのアドレスとが、対応せず、正しくデータを合成
できない。従って、復調回路23において復調したデー
タ35と、変調前のデータが一致せず、これにより、異
常が検出できる。
場合のRAW動作の一例を示す。媒体上の欠陥によっ
て、再生信号45の欠陥に対応する部分が“0”とな
る。再生信号45から生成される前縁検出信号46、後
縁検出信号48、前縁データ47、および後縁データ4
9の、欠陥に対応する部分もすべて“0”となる。この
ため、図3前縁VFO検出用パターン1を検出でき
ず、前縁データVFO検出信号50にパルスが出力され
ない。前縁データVFO検出信号50にパルスが出力さ
れないと、アドレス制御回路24がリセットされず、前
縁データ47をレジスタA52の所期のアドレスに書き
込めない。同様に、図3後縁VFO検出用パターン1
を検出できず、後縁データVFO検出信号51にパルス
が出力されない。後縁データVFO検出信号51にパル
スが出力されないと、アドレス制御回路25がリセット
されず、後縁データ49をレジスタB53の所期のアド
レスに書き込めない。レジスタA52に格納された前縁
データのアドレスと、レジスタB53に格納された後縁
データのアドレスとが、対応せず、正しくデータを合成
できない。従って、復調回路23において復調したデー
タ35と、変調前のデータが一致せず、これにより、異
常が検出できる。
【0071】以上述べたように、VFOパターン上に、
VFO検出用パターンの長さにより規定される許容値以
上の、長い欠陥があった場合、正しくデータは合成され
ず、判定回路33において異常を検出し、異常があった
当該セクタのデータを再書き込みすることで、データを
保護することができる。すなわち、図1の構成は、VF
Oパターンの欠陥の検査機能を有する。
VFO検出用パターンの長さにより規定される許容値以
上の、長い欠陥があった場合、正しくデータは合成され
ず、判定回路33において異常を検出し、異常があった
当該セクタのデータを再書き込みすることで、データを
保護することができる。すなわち、図1の構成は、VF
Oパターンの欠陥の検査機能を有する。
【0072】図6に、RD動作の一例を示す。切換回路
20及び21により、パターン検出回路17及び19を
選択し、パターン検出回路17は、前縁データ47が図
3前縁VFO検出用パターン2に一致したとき前縁デ
ータVFO検出信号50にパルスを出力し、パターン検
出回路19は、後縁データ49が図3後縁VFO検出
用パターン2に一致したとき後縁データVFO検出信号
51にパルスを出力する。このVFO検出信号を用いて
前述のようにデータを合成し、合成データ54を出力す
る。
20及び21により、パターン検出回路17及び19を
選択し、パターン検出回路17は、前縁データ47が図
3前縁VFO検出用パターン2に一致したとき前縁デ
ータVFO検出信号50にパルスを出力し、パターン検
出回路19は、後縁データ49が図3後縁VFO検出
用パターン2に一致したとき後縁データVFO検出信号
51にパルスを出力する。このVFO検出信号を用いて
前述のようにデータを合成し、合成データ54を出力す
る。
【0073】図7に、VFO同期パターンに欠陥がある
場合のRD動作の一例を示す。媒体上の欠陥によって、
再生信号45の欠陥に対応する部分が“0”となる。再
生信号の45から生成される前縁検出信号46、後縁検
出信号48、前縁データ47、および後縁データ49
の、欠陥に対応する部分もすべて“0”となる。
場合のRD動作の一例を示す。媒体上の欠陥によって、
再生信号45の欠陥に対応する部分が“0”となる。再
生信号の45から生成される前縁検出信号46、後縁検
出信号48、前縁データ47、および後縁データ49
の、欠陥に対応する部分もすべて“0”となる。
【0074】RD時のVFO検出用パターンは、短いパ
ターンに設定してあり、例えば、図3およびに示す
パターン用いた場合、欠陥以外のVFO同期信号の長さ
が、たかだか8変調ビットあれば、VFOパターンを検
出することができ、データを合成することができる。図
7の例では、欠陥に対応する期間、VFOパターンは、
検出されないが、欠陥後、図3前縁VFO検出用パタ
ーン2および後縁VFO検出用パターン2が検出さ
れ、この検出パルスを用いて前述のように、データを合
成することができる。
ターンに設定してあり、例えば、図3およびに示す
パターン用いた場合、欠陥以外のVFO同期信号の長さ
が、たかだか8変調ビットあれば、VFOパターンを検
出することができ、データを合成することができる。図
7の例では、欠陥に対応する期間、VFOパターンは、
検出されないが、欠陥後、図3前縁VFO検出用パタ
ーン2および後縁VFO検出用パターン2が検出さ
れ、この検出パルスを用いて前述のように、データを合
成することができる。
【0075】以上のように、図1の回路は、RAW動作
時に、VFO検出用パターンの長さを長くして、ディス
ク上のVFO領域の欠陥を検査する機能を構成し、ま
た、RD動作時には、VFO検出用パターンの長さを短
くして、ディスク上のセクタのVFO領域の大部分に欠
陥やゴミがあっても、短い正常なVFOパターンを用い
て、データを再生することのできるデータ再生機能を構
成している。
時に、VFO検出用パターンの長さを長くして、ディス
ク上のVFO領域の欠陥を検査する機能を構成し、ま
た、RD動作時には、VFO検出用パターンの長さを短
くして、ディスク上のセクタのVFO領域の大部分に欠
陥やゴミがあっても、短い正常なVFOパターンを用い
て、データを再生することのできるデータ再生機能を構
成している。
【0076】次に、VFOパターンの欠陥を検出するこ
とに好適な光ディスク記録/再生装置の図1以外の構成
例について、図8,図9,図10,および図11を用い
て説明する。図8,図9,図10,および図11の実施
例の装置は、光ディスク1と、光ヘッド2と、書き込み
部6と、再生部12とを有し、VFOパターン検査回路
70が付加されている他は、前述した図1に示す実施例
のものと同様に構成され、また、同様に動作する。従っ
て、以下では、図1と同一名称の部分については同一符
号を付して説明を省略し、相違点についてのみ述べる。
とに好適な光ディスク記録/再生装置の図1以外の構成
例について、図8,図9,図10,および図11を用い
て説明する。図8,図9,図10,および図11の実施
例の装置は、光ディスク1と、光ヘッド2と、書き込み
部6と、再生部12とを有し、VFOパターン検査回路
70が付加されている他は、前述した図1に示す実施例
のものと同様に構成され、また、同様に動作する。従っ
て、以下では、図1と同一名称の部分については同一符
号を付して説明を省略し、相違点についてのみ述べる。
【0077】図8に光ディスク記録/再生装置の実施例
を示す。VFOパターン検査回路70は、前縁データV
FO検出信号50をカウントするカウンタA71と、後
縁データVFO検出信号をカウントするカウンタB72
と、カウンタAのカウント値74およびカウンタBのカ
ウント値75が予めわかっている(与えられている)所
期の数値となっているか否かを判定する判定回路73と
により、構成される。
を示す。VFOパターン検査回路70は、前縁データV
FO検出信号50をカウントするカウンタA71と、後
縁データVFO検出信号をカウントするカウンタB72
と、カウンタAのカウント値74およびカウンタBのカ
ウント値75が予めわかっている(与えられている)所
期の数値となっているか否かを判定する判定回路73と
により、構成される。
【0078】VFOパターンは、一定周期で“1”の表
れる繰返しパターンであり、VFO検出用パターンは、
パターン検出回路17及び19において、繰返し検出さ
れ、VFO検出用パターンが検出される周期は、前縁V
FO検出用パターンおよび後縁VFO検出用パターンに
“1”の表れる周期と一致する。従って、パターン検出
回路17および19のVFO検出用パターンの検出期間
を限定すれば、前縁データVFO検出信号50および後
縁データVFO検出信号51の検出パルスの数は決ま
る。
れる繰返しパターンであり、VFO検出用パターンは、
パターン検出回路17及び19において、繰返し検出さ
れ、VFO検出用パターンが検出される周期は、前縁V
FO検出用パターンおよび後縁VFO検出用パターンに
“1”の表れる周期と一致する。従って、パターン検出
回路17および19のVFO検出用パターンの検出期間
を限定すれば、前縁データVFO検出信号50および後
縁データVFO検出信号51の検出パルスの数は決ま
る。
【0079】VFOパターンに欠陥があると、この部分
のVFOパターンが検出されず、前縁データVFO検出
信号50および後縁VFO検出信号51のパルスの数
は、減少する。また、エッジ記録方式では、再生時に検
出される前縁データと後縁データの相対位置にずれが生
じる。前縁VFO検出信号50のパルスの数をカウント
するカウンタA71と、後縁VFO検出信号51のパル
スの数をカウントするカウンタB72とを、独立に備え
ることにより、前縁データVFO検出信号50のパルス
と後縁データVFO検出信号51のパルスの相対位置に
ずれがあっても、カウンタA71のカウント値74とカ
ウンタB72のカウント値75から、前縁パターンの欠
陥及び後縁パターンの欠陥を独立に検出することができ
る。
のVFOパターンが検出されず、前縁データVFO検出
信号50および後縁VFO検出信号51のパルスの数
は、減少する。また、エッジ記録方式では、再生時に検
出される前縁データと後縁データの相対位置にずれが生
じる。前縁VFO検出信号50のパルスの数をカウント
するカウンタA71と、後縁VFO検出信号51のパル
スの数をカウントするカウンタB72とを、独立に備え
ることにより、前縁データVFO検出信号50のパルス
と後縁データVFO検出信号51のパルスの相対位置に
ずれがあっても、カウンタA71のカウント値74とカ
ウンタB72のカウント値75から、前縁パターンの欠
陥及び後縁パターンの欠陥を独立に検出することができ
る。
【0080】図9に光ディスク記録/再生装置の実施例
を示す。VFOパターン検査回路70は、前縁データV
FO検出信号50によりセットされるSRフリップフロ
ップ76と、後縁データVFO検出信号51によりセッ
トされるSRフリップフロップ77と、SRフリップフ
ロップ76の出力とSRフリップフロップ77の出力の
論理積を出力するアンドゲート78と、アンドゲート7
8の出力信号の信号レベルを検査する判定回路73とに
より、構成される。
を示す。VFOパターン検査回路70は、前縁データV
FO検出信号50によりセットされるSRフリップフロ
ップ76と、後縁データVFO検出信号51によりセッ
トされるSRフリップフロップ77と、SRフリップフ
ロップ76の出力とSRフリップフロップ77の出力の
論理積を出力するアンドゲート78と、アンドゲート7
8の出力信号の信号レベルを検査する判定回路73とに
より、構成される。
【0081】図9の実施例では、前縁データVFO検出
信号のパルスによりセットされるSRフリップフロップ
76と、後縁データVFO検出信号のパルスによりセッ
トされるSRフリップフロップ77とを、独立に備える
ことにより、前縁VFO検出信号のパルスと後縁VFO
検出信号のパルスの相対位置にずれがあっても、アンド
ゲート78の出力から、パターン検出回路17及び19
においてVFO検出用パターンと一致をとった再生VF
Oパターンが正常であるかどうかを確認することができ
る。
信号のパルスによりセットされるSRフリップフロップ
76と、後縁データVFO検出信号のパルスによりセッ
トされるSRフリップフロップ77とを、独立に備える
ことにより、前縁VFO検出信号のパルスと後縁VFO
検出信号のパルスの相対位置にずれがあっても、アンド
ゲート78の出力から、パターン検出回路17及び19
においてVFO検出用パターンと一致をとった再生VF
Oパターンが正常であるかどうかを確認することができ
る。
【0082】図10に光ディスク記録再生装置の実施例
を示す。ここでは再生信号を直接検査する。VFOパタ
ーン検査回路70は、再生信号45の前縁のエッジをカ
ウントするカウンタA80と、再生信号45の後縁のエ
ッジをカウントするカウンタB81と、カウンタAのカ
ウント値82およびカウンタBのカウント値83がそれ
ぞれ予めわかっている所期の数値となっているか否かを
判定する判定回路73とにより、構成される。
を示す。ここでは再生信号を直接検査する。VFOパタ
ーン検査回路70は、再生信号45の前縁のエッジをカ
ウントするカウンタA80と、再生信号45の後縁のエ
ッジをカウントするカウンタB81と、カウンタAのカ
ウント値82およびカウンタBのカウント値83がそれ
ぞれ予めわかっている所期の数値となっているか否かを
判定する判定回路73とにより、構成される。
【0083】図10の実施例は、図8の実施例と同様
に、VFOパターンの欠陥の有無の検査機能を有する。
に、VFOパターンの欠陥の有無の検査機能を有する。
【0084】図11に光ディスク記録再生装置の実施例
を示す。VFOパターン検査回路70は、再生信号45
の“1”の期間を積分する積分器85と、再生信号45
をインバータ84で反転させ、再生信号45の“0”期
間を積分する積分器86と、積分器85および積分器8
6の出力レベルが予め与えられた所定の値となっている
ことを検査する判定回路73により、構成される。
を示す。VFOパターン検査回路70は、再生信号45
の“1”の期間を積分する積分器85と、再生信号45
をインバータ84で反転させ、再生信号45の“0”期
間を積分する積分器86と、積分器85および積分器8
6の出力レベルが予め与えられた所定の値となっている
ことを検査する判定回路73により、構成される。
【0085】ディスクに欠陥があった場合、再生信号4
5の欠陥部分の信号レベルが変化するため、積分器85
及び積分器86の出力信号の信号レベルは変化する。図
11の実施例では、積分器85および積分器86と、積
分器85および積分器86の出力信号レベルをVFOパ
ターンについて検査する判定回路73とにより、VFO
パターンの欠陥を検査する手段を構成する。
5の欠陥部分の信号レベルが変化するため、積分器85
及び積分器86の出力信号の信号レベルは変化する。図
11の実施例では、積分器85および積分器86と、積
分器85および積分器86の出力信号レベルをVFOパ
ターンについて検査する判定回路73とにより、VFO
パターンの欠陥を検査する手段を構成する。
【0086】エッジ記録方式では、再生信号45の前縁
と後縁の相対的な位置関係にずれが生じる場合があり、
この位置関係のずれの長さだけ、再生信号の“1”の期
間の長さと“0”の期間の長さは変化する。図11の構
成は、再生信号45の“1”の期間の長さと“0”の期
間の長さを検出することができ、再生信号45の前縁と
後縁の相対的な位置関係のずれを検出する手段として
も、用いることができる。 また、図11の実施例で
は、再生信号45の“1”の期間の長さと“0”の期間
の長さを計測する手段として、積分器85および積分器
86を用いているが、カウンタ等の他の計測手段を用い
ても良い。
と後縁の相対的な位置関係にずれが生じる場合があり、
この位置関係のずれの長さだけ、再生信号の“1”の期
間の長さと“0”の期間の長さは変化する。図11の構
成は、再生信号45の“1”の期間の長さと“0”の期
間の長さを検出することができ、再生信号45の前縁と
後縁の相対的な位置関係のずれを検出する手段として
も、用いることができる。 また、図11の実施例で
は、再生信号45の“1”の期間の長さと“0”の期間
の長さを計測する手段として、積分器85および積分器
86を用いているが、カウンタ等の他の計測手段を用い
ても良い。
【0087】以上述べた、図8,図9,図10および図
11の実施例のVFOパターン検査回路は、データの前
縁および後縁の各々について欠陥を検査しているが、1
つのピットに対して、必ず一対の前縁と後縁が対応して
いることから、前縁と後縁の何れか一方について欠陥を
検査しても、同様の効果が得られる。
11の実施例のVFOパターン検査回路は、データの前
縁および後縁の各々について欠陥を検査しているが、1
つのピットに対して、必ず一対の前縁と後縁が対応して
いることから、前縁と後縁の何れか一方について欠陥を
検査しても、同様の効果が得られる。
【0088】また、図1,図8,図9,図10および図
11の実施例では、主に、欠陥の検出を例に取って説明
しているが、ディスク上に付着したゴミや汚れも、同様
に検出できる。
11の実施例では、主に、欠陥の検出を例に取って説明
しているが、ディスク上に付着したゴミや汚れも、同様
に検出できる。
【0089】さらに、図1,図8および図9の実施例で
は、VFO検出信号をしらべることで、VFOの引込み
異常を検出する手段としても用いることができる。
は、VFO検出信号をしらべることで、VFOの引込み
異常を検出する手段としても用いることができる。
【0090】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、再生信号中の同期信号パターンを、予め記憶した
同期信号パターンと対比して両者が一致したとき同期信
号を正常なものとして検出する方式において、予め記憶
する同期信号パターンとして長い符号列のものと短い符
号列のものを用意しておき、書き込み直後の再生チェッ
ク時には長い符号列のものを用い、通常の再生時には短
い符号列のものを用いるようにしたので、書き込み直後
には長い符号列により厳しく検査を行なって、誤りであ
れば同期信号パターンの再書き込みをすることができる
と共に、通常の再生時には、記録媒体上に書き込んだ同
期信号の一部分に欠陥がある場合でも、同期信号の残り
の部分を検出してこれを正常な同期信号とみなし、デー
タを迅速に正しく再生できるという効果が得られる。
れば、再生信号中の同期信号パターンを、予め記憶した
同期信号パターンと対比して両者が一致したとき同期信
号を正常なものとして検出する方式において、予め記憶
する同期信号パターンとして長い符号列のものと短い符
号列のものを用意しておき、書き込み直後の再生チェッ
ク時には長い符号列のものを用い、通常の再生時には短
い符号列のものを用いるようにしたので、書き込み直後
には長い符号列により厳しく検査を行なって、誤りであ
れば同期信号パターンの再書き込みをすることができる
と共に、通常の再生時には、記録媒体上に書き込んだ同
期信号の一部分に欠陥がある場合でも、同期信号の残り
の部分を検出してこれを正常な同期信号とみなし、デー
タを迅速に正しく再生できるという効果が得られる。
【図1】本発明の情報記録再生方式を実施するための光
ディスク記録再生方式の第1の実施例の構成を示すブロ
ック図である。
ディスク記録再生方式の第1の実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の実施例の情報記録再生装置に好適に用
いられる再生データ合成回路の一例を示すブロック図で
ある。
いられる再生データ合成回路の一例を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明に用いられる同期信号を検出するための
パターンの一例を示す説明図である。
パターンの一例を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施例のRAW時の動作を示す波形
図である。
図である。
【図5】本発明の一実施例のRAW時に欠陥がある場合
の動作を示す波形図である。
の動作を示す波形図である。
【図6】本発明の一実施例のRD時の動作を示す波形図
である。
である。
【図7】本発明の一実施例のRD時に欠陥がある場合の
動作を示す波形図である。
動作を示す波形図である。
【図8】本発明の情報記録再生方式を実施するための光
ディスク記録再生方式の第2の実施例を示すブロック図
である。
ディスク記録再生方式の第2の実施例を示すブロック図
である。
【図9】本発明の情報記録再生方式を実施するための光
ディスク記録再生方式の第3の実施例を示すブロック図
である。
ディスク記録再生方式の第3の実施例を示すブロック図
である。
【図10】本発明の情報記録再生方式を実施するための
光ディスク記録再生方式の第4の実施例を示すブロック
図である。
光ディスク記録再生方式の第4の実施例を示すブロック
図である。
【図11】本発明の情報記録再生方式を実施するための
光ディスク記録再生方式の第5の実施例を示すブロック
図である。
光ディスク記録再生方式の第5の実施例を示すブロック
図である。
【図12】ディスク上のセクターのフォーマット構成例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1 光ディスク 2 書き込み読み出しヘッド部 3 レーザ光源 4 受光部 5 プリアンプ 6 記録部 7 変調回路 8 同期信号記憶回路 9 切換回路 10 NRZI変換回路 11 レーザ光源駆動回路 12 再生部 13 再生信号分離回路 14,15 クロック同期回路 16,17,18,19 パターン検出回路 20,21 切換回路 22 再生データ合成回路 23 復調回路 32 データ記憶回路 33 判定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/14 321 A 8322−5D 351 Z 8322−5D (72)発明者 成田 徳孝 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内
Claims (1)
- 【請求項1】 情報信号,及びこの情報信号間に挿入さ
れた同期信号パターンが状態変化パターンとして記録さ
れた記録媒体から、これらの情報信号及び同期信号パタ
ーンを再生する手段と、これらの再生信号を前縁データ
及び後縁データに分離する手段と、予め前縁同期信号パ
ターン及び後縁同期信号パターンを記憶する手段と、前
記再生分離した前縁データ及び後縁データ中の各同期信
号パターンを、前記記憶手段で記憶した前縁同期信号パ
ターン及び後縁同期信号パターンとそれぞれ対比して、
その一致が得られたとき前縁同期信号及び後縁同期信号
をそれぞれ検出する手段と、前記検出した前縁同期信号
及び後縁同期信号による同期位置を一致させるように補
正して両データを合成する手段とを備える情報記録再生
方式において、前記記憶手段で記憶される前縁同期信号
パターン及び後縁同期信号パターンをいずれも比較的長
い符号列と比較的短い符号列で構成し、記録直後の再生
時には前記比較的長い符号列を用いて前記対比検出を行
ない、通常の再生時には前記比較的短い符号列を用いて
前記対比検出を行なうように構成したことを特徴とする
情報記録再生方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29155992A JPH06139712A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 情報記録再生方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29155992A JPH06139712A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 情報記録再生方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06139712A true JPH06139712A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17770491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29155992A Pending JPH06139712A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 情報記録再生方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06139712A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100585052B1 (ko) * | 1997-11-12 | 2006-11-30 | 삼성전자주식회사 | 컴팩트 디스크 시스템의 프레임 동기 신호 검출 장치 및 방법 |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP29155992A patent/JPH06139712A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100585052B1 (ko) * | 1997-11-12 | 2006-11-30 | 삼성전자주식회사 | 컴팩트 디스크 시스템의 프레임 동기 신호 검출 장치 및 방법 |
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