JPH06138941A - 障害物回避装置 - Google Patents

障害物回避装置

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JPH06138941A
JPH06138941A JP31077992A JP31077992A JPH06138941A JP H06138941 A JPH06138941 A JP H06138941A JP 31077992 A JP31077992 A JP 31077992A JP 31077992 A JP31077992 A JP 31077992A JP H06138941 A JPH06138941 A JP H06138941A
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JP
Japan
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obstacle
obstacles
collision risk
equation
membership function
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Application number
JP31077992A
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English (en)
Inventor
Masahito Tanaka
雅人 田中
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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  • Traffic Control Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の移動障害物に対して同時に衝突危険度
が高くなったような非常事態においても回避動作が十分
に行う。 【構成】 最初はあるアルゴリズムに従って衝突回避が
行われ、衝突危険度が第1の基準値を越えた対象障害物
が2つ以上存在する場合を第1の計数部38で識別し、
対象物との距離が第2の基準値を越えた対象物が2つ以
上存在する場合を第2の計数部39で識別し、第1の計
数部38で衝突危険度が第1の基準を越えた障害物が2
つ以上あり、かつ第2の計数部39で対象物との距離が
第2の基準値を越えた対象物が2つ以上あるとき異常状
態であると断定手段37で断定し、異常状態の時は目標
地点に進行する制御を無効にして障害物の回避に徹する
ように制御部35でアルゴリズムを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動ロボットあるいは
無人搬送車等が走行中に遭遇する障害物を回避する障害
物回避装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】静止もしくは移動中の障害物を回避する
装置について、出願人は特願平3−139277号にお
いて、多次元メンバーシップ関数を使用する方法を提案
している。
【0003】これは障害物のある領域内にファジイ集合
の適合度を表すことができる多次元メンバーシップ関数
を設定し、その多次元メンバーシップ関数を用いて適合
度を算出することにより、領域内における衝突危険度を
求め、その衝突危険度の値からその領域内を移動する移
動体が障害物を回避するための制御指令を生成し、出力
するようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の方法は移動障害物の数や
位置に無関係に固定されたアルゴリズムで回避動作を決
定しているので、複数の移動障害物に対して同時に衝突
危険度が高くなったような非常事態においては回避動作
が不十分になり例えば図22に示すように衝突を回避で
きない場合が生ずる。
【0005】これは例えば、図22に示すようにゴール
101に向かう移動体102が前方からくる移動障害物
103、104を回避している状態を示し、移動体10
2、103、104の黒丸は一例として5サンプリング
時点毎の位置を見やすくしているものである。
【0006】この例では移動体102が移動障害物10
3を回避しているが、回避しきれずに×印の地点で衝突
している状態を示している。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために第1の発明は、複数の移動障害物に対する衝突
危険度に基づいて特定の状況を識別する状況予測装置
と、障害物回避のためのアルゴリズムを使い分ける回避
制御装置とを備えたものである。
【0008】第2の発明は衝突危険度が第1の基準値を
越えた対象障害物が2つ以上存在する場合を識別する第
1の計数部と、対象物との距離が第2の基準値を越えた
対象物が2つ以上存在する場合を識別する第2の計数部
と、第1の計数部で衝突危険度が第1の基準を越えた障
害物が2つ以上ありかつ第2の計数部で対象物との距離
が第2の基準値を越えた対象物が2つ以上あるとき異常
状態であると断定する断定手段と、異常状態の時目標地
点に進行する制御を無効にして障害物の回避に徹するよ
うにアルゴリズムを変更する制御部とを備えたものであ
る。
【0009】
【作用】第1の発明は、複数の移動障害物に対する衝突
危険度に基づいて特定の状況が識別され、その識別結果
に従って障害物回避のためのアルゴリズムを使い分ける
回避制御が行われる。
【0010】第2の発明は、第1の発明に加え、衝突危
険度が所定値以上ある障害物が2つ以上存在する状態に
なったとき、ゴールを無視して回避に専念する制御が行
われる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
ある。この装置の構成は、障害物のある領域内における
複数の障害物の各々と移動体との衝突危険度を求める衝
突危険度判定装置1、その衝突危険度に基づいて特定の
状況を識別する状況予測装置2、衝突危険度判定手段1
と状況予測装置2との値に基づいて状況識別と制御戦略
を使い分けた回避動作の決定、すなわち目標物に向かい
つつ障害物を回避するための制御指令を出力する制御装
置3とに分けられる。
【0012】そして制御装置3は所定値以上の危険度を
有する障害物が2つ以上ある時は目標へ向かう制御機能
を停止するようになっている。
【0013】衝突危険度判定装置1は、移動体が進行す
る領域内にある障害物に関する情報を得るための手段と
して、障害物の位置、速度及び進行方向(一定の目標方
向に対する角度)を検出する障害物の位置・速度・進行
方向検出装置部11と、その検出信号を演算処理のため
のディジタル信号に変換する信号変換部12とを備えて
いる。
【0014】また、移動体に関する情報を得るための手
段として、当該移動体の位置、速度及び旋回角度を計測
する自車の速度・旋回角度計測装置13と、その計測信
号を演算処理のための信号に変換する信号変換装置14
とを備えている。
【0015】更に、前述した多次元メンバシップ関数を
記憶した多次元メンバシップ関数記憶部15と、自車の
速度・旋回角度計測装置13からの計測信号に応じて、
多次元メンバシップ関数記憶部15に格納された多次元
メンバシップ関数を自動的に変更するメンバーシップ関
数自動変換装置16を備えている。
【0016】そのほかに、信号変換装置12の出力、多
次元メンバーシップ関数記憶部15の出力、状況予測装
置2の出力により衝突危険度を演算するCPU17、演
算された衝突危険度の値を出力する衝突危険度出力装置
18を備えている。
【0017】衝突危険度判定装置1において、障害物の
位置・速度・進行方向検出装置11は例えば、平面上を
移動する移動体に対する障害物に対して、光によりその
障害物の大きさや位置等を検出する画像センサで構成さ
れる。また信号変換装置12は、障害物の位置・速度・
進行方向検出装置11から送られた障害物に関する信号
をディジタル信号に変換するA/D変換器で構成され
る。
【0018】また、自車の速度・旋回角度計測装置13
は、例えば、平面上を移動する移動体に搭載した速度計
等の計測器で構成される。信号変換装置14は、それら
の計測器に組み込まれるか或いは外付けのA/D変換器
で構成される。
【0019】多次元メンバシップ関数記憶部15は、後
述のように移動体の速度及び進行方向に応じて変化する
変数を含み且つ障害物の進行しようとする領域に対して
設定される多次元メンバシップ関数を記憶するメモリで
構成される。CPU17及び衝突危険度出力装置18
は、後述の衝突危険度判定動作を実行するプログラムで
制御される。
【0020】衝突危険度記憶部31によって記憶された
値は衝突危険度が基準値を越える対象物計数部38に供
給されて、そこでは現時点での衝突危険度が所定値以上
のもの、例えば0.6以上のものの数を計数するように
なっている。また、自車・障害物間距離が基準値を越え
る対象物計数部39は自車と障害物間距離が基準値以上
である障害物の数を計数するようになっており、回避ア
ルゴリムの変更アルゴリズム記憶部40は障害物の数お
よび値によってどのような回避を行ったら良いかという
アルゴリズムが各種記憶されている。
【0021】回避動作のための制御装置3は、移動体の
到達目標とする位置を検出する目標到達点位置検出装置
32と、その検出信号を演算処理のための信号に変換す
る信号変換装置33を備えている。
【0022】また、後述のように障害物を回避するため
のパラメータ(移動速度及び進行方向を示す角度)を算
出するアルゴリズムを格納した回避のための進行方向・
速度算出アルゴリズム記憶部34、衝突危険度記憶部3
1から送られる現時刻より前の衝突危険度および衝突危
険度判定装置1の衝突危険度出力装置18から送られる
現時点の衝突危険度および目標到達点位置検出装置32
で検出される目標位置に基づき、回避のための進行方向
・速度算出アルゴリズム記憶部34に格納されたアルゴ
リズムに従って障害物を回避するためのパラメータを算
出するCPU35と、このCPU35で算出されたパラ
メータから障害物を回避する動作を実現する制御指令を
出力する進行方向および速度についての制御指令出力装
置36備えている。
【0023】CPU37は、衝突危険度が基準値を越え
る対象物計数部38で計数した衝突危険度が基準値を越
える対象物数および自車・障害物間距離が基準値を越え
る対象物計数部39で計数した自車、障害物間距離が基
準値以下の対象物数を基に回避アルゴリズムの変更アル
ゴリズム記憶部40に記憶されているアルゴリズムによ
って回避アルゴリズムの変更アルゴリズム記憶部38の
アルゴリズムを修正するようになっている。
【0024】状況予測装置2は後述のように、現時点よ
り後の時刻における衝突危険度(予測値)を算出するア
ルゴリズムを格納した状況予測アルゴリズム記憶部21
と、衝突危険度判定装置1から送られる障害物及び移動
体に関する情報(位置等の検出値及び計測値)に基づ
き、状況予測アルゴリズム記憶部21に格納されたアル
ゴリズムに従って衝突危険度の予測値を算出するCPU
22とを備える。その予測値は、衝突危険度判定装置1
のCPU17に送られる。
【0025】なお、図1の障害物回避装置を構成する3
つの手段の各々に含まれるCPU17、22、35、3
7は、ハードウェアとしては1つのCPUで構成され、
そのCPUに各演算動作を実行するプログラムが組み込
まれる。このように構成された装置は、CPU37によ
って障害物を回避するようにアルゴリズムが決められ、
その決められたアルゴリズムと、目標到達点位置検出装
置32で検出される目標位置信号とに従ってCPU35
で所定の演算が行われ、その結果が進行方向および速度
についての制御指令出力装置36を介して障害物を避け
る制御が行われる。
【0026】この構成により、例えば衝突危険度が0.
6以上の障害物が2台以上あればゴールを無視するアル
ゴリズムによる動作が実行されることになる。図2は他
の実施例を示すブロック図であり、図1のものから自車
・障害物間距離が基準値を越える対象物計数部39が省
略されており、この場合は複数の移動障害物に対する衝
突危険度に基づいて状況識別アルゴリズム記憶部40の
アルゴリズムにより状況予測装置2が特定の状況を識別
し、その識別結果に従って制御装置3で障害物回避のた
めのアルゴリズムを使い分ける回避制御を行う。すなわ
ち、移動障害物に対する衝突危険度に基づいて障害回避
のための制御戦略の使い分けが行われる。
【0027】図3は図1の装置の動作を示す例であり、
例えば衝突危険度が0.6以上の障害物が2台以上ある
ので、記憶部40のアルゴリズムにより特定の状況を識
別し、その識別結果に従って制御装置3で障害物回避の
ためのアルゴリズムを使い分ける回避制御を行ってお
り、衝突が回避されている。
【0028】『回避動作の方法およびその結果の検討』
以上が本願の説明であるが、その説明中では煩雑になる
のをさけるため、理解に必要な部分のみを記載し、詳細
な理論は省略した。しかし、細かな部分については更に
詳細に説明した方がよい部分もあるので、必要な場合は
参照できるように以下に説明する。
【0029】先ず、衝突危険度判定手段1において衝突
危険度を求める原理と方法を説明する。まず移動体が進
入しようとする領域に対応する多次元メンバシップ関数
を設定する。これは、以下のような多次元メンバシップ
関数の形状を決定するパラメータを、状況によって異な
る値に多様に変化させることにより、動的な多次元メン
バシップ関数として得られる。例えば、x−y直交座標
及び適合度から成る3次元空間内に、図4に示すような
放物線の等適合度線を与える3次元メンバシップ関数を
考える。
【0030】図中の記号は、以下のように定義される。
なお、簡単のため、原点を基準点(3次元メンバシップ
関数を最も簡単に記述するための中心点)とする。 F(x,y,rx,ry)=0:等適合度線の放物線形状
を与える関数 tx=f(x):x−tx面におけるつり鐘型メンバシッ
プ関数 ty=g(y):y−ty面におけるつり鐘型メンバシッ
プ関数 Rx: 適合度1の放物線形の等適合度線のx軸方向の半
径 Ry: 適合度1の放物線形の等適合度線のy軸方向の半
径 ax: xについてのファジィ・エントロピーに比例する
パラメータ ay: yについてのファジィ・エントロピーに比例する
パラメータ rx: 任意の点(x,y)を含む等適合度線と適合度1
の等適合度線との、x−tx 断面上での距離 ry: 任意の点(x,y)を含む等適合度線と適合度1
の等適合度線との、y−ty 断面上での距離 t:3次元メンバシップ関数によって与えられる点
(x,y)の適合度 説明の便宜上、適合度tをtx、tyに分けて記述する
が、t、tx、tyは事実上同一の座標軸である。
【0031】このとき、任意の点(x,y)を含む等適
合度線は次のようになる。
【0032】
【数1】
【0033】また、tx,tyについてのメンバシップ関
数は、それぞれ次の(3)、(4)式のようになる。こ
こで、複合の−はxが正側の部分、+はxが負側の部分
を表わす。
【0034】
【数2】
【0035】
【数3】
【0036】x−tx断面上およびy−ty断面上では、
着目する等適合度線と基準点との距離は、それぞれRx
+rx,Ry+ryになるので、
【0037】
【数4】
【0038】
【数5】
【0039】
【数6】
【0040】
【数7】 従って、これらより次のようになる。
【0041】
【数8】
【0042】
【数9】
【0043】このとき、第1項と第2項の分母の()内
が同じ形でないと、tについての陽関数には変形できな
い。そこで、次のような演算を行う。
【0044】
【数10】
【0045】を求め、0≦s≦sk の範囲から適当なs
の値を選び、
【0046】
【数11】
【0047】となるdx,dyを求める。すなわち、
【0048】
【数12】
【0049】
【数13】
【0050】を求め、等適合度線の関数を次式のように
変形する。
【0051】
【数14】
【0052】ここで、複合の−はxが正側の部分、+は
xが負側の部分を表わす。
【0053】
【数15】
【0054】この式の幾何学的な意味を図5に示す。本
来の放物線に対し、直線部分を付加して近似した形状で
あることを表わしている。(16)式より
【0055】
【数16】
【0056】
【数17】
【0057】
【数18】
【0058】但し|x|<dxのときx=dx,|y|<
yのときy=dyとして計算する。
【0059】また、図4のように、着目する等適合度線
が適合度1の放物線の外側にある場合、{}内は正の値
になる。
【0060】同様にして、着目する等適合度線が適合度
1の放物線の内側にある場合にも、全く同じ式が得られ
る。但し、この場合、任意の点(x,y)が近似した等
適合度線の直線部分に存在するときは|x|<dxかつ
|y|<dyで、{}内は正の値になり、放物線部分に
あるときは{}内は負の値になる。
【0061】適合度1の放物線の内側(又は外側)が一
様に適合度1の領域になる場合は、前記の条件によって
判断し、値を与える。
【0062】一方、前記の3次元放物線メンバシップ関
数を用いる代わりに、従来型のメンバシップ関数を放物
線形の等適合度線で合成することによっても、前記の3
次元放物線メンバシップ関数を用いた場合と同様の効果
が得られる。以下、そのための合成演算について説明す
る。
【0063】まず、適合度1の放物線の外側において
x,yの適合度は
【0064】
【数19】
【0065】
【数20】
【0066】
【数21】
【0067】
【数22】
【0068】同様に、適合度1の放物線の内側について
【0069】
【数23】
【0070】
【数24】
【0071】従って、これらより次式のような合成演算
式が得られる。
【0072】(A)先端側(y<0)の場合
【0073】
【数25】
【0074】(B)逆側(y>0)の場合
【0075】
【数26】
【0076】◇は合成演算(例えば、代数積)を示す記
号である。
【0077】複合の意味は、+が適合度1の放物線の外
側、−が適合度1の放物線の内側である。
【0078】但し、|x|<dxのときtx=(tx
x=dx,|y|<dyのときty=(tyy=dyとして計算
する。着目する合成位置が適合度1の放物線の外側にあ
る場合、{}内は正の値になる。また、着目する合成位
置が適合度1の放物線の内側にある場合、等適合度線の
直線部分で合成されるときは、|x|<dx かつ|y|
<dy で、{}内は正の値になり、放物線部分で合成さ
れるときは{}内は負の値になる。
【0079】y>−Ry,|x|<Rx(又はy<−
y,|x|>Rx)においてtx,tyが一様に適合度1
になる場合は、上記の条件によって判断し、値を与え
る。すなわち、適合度1の範囲においても、上記のメン
バシップ関数が存在するものと仮定して、それぞれの適
合度を求め、合成を行う。
【0080】上記の合成演算式により、従来型のメンバ
シップ関数を放物線形の等適合度線で合成することがで
き、前述の3次元放物線メンバシップ関数を用いた場合
と同様の効果が得られる。すなわち、この合成演算法に
より、従来型のメンバシップ関数を演算する演算装置を
用いて、従来できなかった放物線形の境界形状を有する
ファジィ集合の設定が可能となる。
【0081】次に、上記の3次元放物線メンバシップ関
数及び従来型のメンバシップ関数を(n+1)次元に拡
張した場合について説明する。
【0082】これは、図6のような楕円的放物面による
等適合度面の形成であり、以下のような(n+1)次元
放物線メンバシップ関数と(n+1)次元放物線合成演
算式が得られる。
【0083】
【数27】
【0084】 但し、0≦s≦sk,sk=min(Ri/ai) di=Ri−ais |xi|<diのときxi=diとして計算する。
【0085】{}内が正のとき、入力点外側 {}内が負のとき及び全ての|xi|<diのとき、入力
点内側 (A)先端側(xn<0)の場合
【0086】
【数28】
【0087】(B)逆側(xn>0)の場合
【0088】
【数29】
【0089】複合の意味は、+が適合度1の放物面の外
側、−が適合度1の放物面の内側である。
【0090】 但し、0<s<sk,sk=min(Ri/ai) di=Ri−ais |xi|<diのときti=(tixi=diとして計算す
る。
【0091】{}内が正のとき合成位置外側 {}内が負のとき及び全ての|xi|<diのとき、合成
位置内側
【0092】ここで3次元のものについては次のように
なる。
【数30】
【0093】更に、放物線の中心の位置が(A,B)、
軸の角度がφのときは、3次元メンバシップ関数の移動
により次式が得られる。
【0094】
【数31】
【0095】但し、 X= (x−A)cosφ+(y−B)sinφ Y=−(x−A)sinφ+(y−B)cosφ ψ’=ψ−φ 最も単純な形状として、Rx=Ry=0,s=0,φ=0
の場合について求めると、
【0096】
【数32】
【0097】この式で表わされるつり鐘型メンバシップ
関数の形状を図7に示す。
【0098】また、合成演算式は
【0099】
【数33】
【0100】複合は、yが正側のとき−を選び、yが負
側(先端側)のとき+を選ぶ。
【0101】同様に(n+1)次元において最も単純な
形状を求めると以下のようになる。
【0102】
【数34】
【0103】
【数35】
【0104】複合は、xnが正側のとき−を選び、xn
負側(先端側)のとき+を選ぶ。ここで、移動体の例と
して、図8に示すように平面上を自動走行する搬送車等
の走行車40を考える。これは、例えば方向転換用の1
個の前輪41と駆動用の2個の後輪42,43とを備え
た三輪車型の移動体として構成される。この走行車40
が走行する平面をx−y座標面で表わし、その原点を走
行車40の前輪41の位置に置き、走行車40の前進す
る方向をy軸とする。
【0105】この場合、走行車40が進入しようとする
領域(2次元平面)内にある障害物との衝突の危険度
は、上記のつり鐘型の放物線メンバシップ関数(図7)
で規定される適合度で表わすことができる。すなわち、
(34)式より、衝突危険度dは次のように表わされ
る。
【0106】
【数36】
【0107】上式で X=+{x−f(v)sinθ}cosθ+{y−f(v)cosθ}s
inθ Y=−{x−f(v)sinθ}cosθ+{y−f(v)cosθ}c
osθ
【0108】d:衝突危険度(適合度) f(v) :最危険距離(危険度が1になる距離) f(v)=Av :走行車の速度vに比例して危険領域を広
くする要素 f(v)=Av2 :走行車の速度vの2乗に比例して危険
領域を広くする要素 A:比例定数(例えば自動搬送車が乗せる荷物の種類に
応じて調整する場合などに使用するパラメータ) θ:旋回角度(前輪の舵角)[右旋回を正とする] ax,ay:危険領域の大きさを調整するパラメータ
【0109】上記の式(38)により、走行車40の進
行しようとする領域における衝突危険度dを求めると、
図9及び図10のようになる。これらの図では、上記の
ような3次元放物線メンバシップ関数を用いることによ
り、衝突危険度が同一の線(等適合度線)は放物線で表
わされる。また、図示の領域内に移動する障害物50が
ある場合、その障害物50に対する衝突危険度は、その
障害物50と交わる等適合度線の値が(図9の場合d=
0.2、図10の場合d=0.4)で表わされる。
【0110】次に、上記の移動障害物50に対する衝突
危険度は、所定のサンプリング時間dt毎に検出される
ものとし、ある時点(現在時刻)をt=t0、 1回前の
サンプリング時刻をt=t-1とすると、図9はt=t-1
における衝突危険度d-1を表わし、図10はt=t0
おける衝突危険度d0を表わす。各サンプリング時刻で
求められた衝突危険度は、図1の衝突危険度記憶部31
に格納される。
【0111】更に、現在時刻t0から1回後のサンプリ
ング時刻をt1とすると、図11及び図12はt1=t0
+dtにおける衝突危険度(予測値)d1 を表わす。以
下、この予測値d1 を求める方法を説明する。
【0112】上記の移動障害物50は、限られた範囲内
でランダムに進行方向及び速度を変えるが、ここでは一
応、現時点t=t0における進行方向に同時点t=t0
速度で等速直線運動をするものと仮定して、t1=t0
dtにおける移動障害物50の位置を求める。次に、そ
の位置を中心として、t0からt1の間の移動距離に比例
した大きさの楕円形ファジィ領域を求める。この楕円形
ファジィ領域の意味は「t=t1=t0+dtにおいて移
動障害物50はこのあたりに来るだろう」という、あい
まいな領域を表わすものである。このとき、楕円形ファ
ジィ領域は、次式の3次元メンバシップ関数で与えられ
る。
【0113】
【数37】
【0114】上式で X=+(x−xp)cosψ+(y−yp)sinψ Y=−(x−xp)sinψ+(y−yp)cosψ
【0115】p:「このあたりに来るだろう」というフ
ァジィラベルのメンバシップ関数に対する適合度 xp:移動障害物が等速直線運動をすると仮定した場合
のt=t0+dtにおける位置のx座標 yp:移動障害物が等速直線運動をすると仮定した場合
のt=t0+dtにおける位置のy座標
【0116】apx,apy: 楕円領域の大きさを決める
パラメータ vp:t=t0 における移動障害物の速度 ψ:t=t0における移動障害物の進行方向(x側に対
する角度)
【0117】この場合、t=t0からt=t0+dtの間
に自分(走行車40)も等速直線運動をすると仮定して
いる。この自分の等速直線運動については、t=t0
おける速度と、t=t0 における進行方向を目標到達点
に向かう方向にある特定量だけ修正した方向(角度)と
を用いる。
【0118】そして、前述のように危険領域を表わす3
次元放物線メンバシップ関数と、移動障害物の位置を与
える3次元楕円メンバシップ関数との重なり合う部分で
適合度が最大になる時、その最大適合度を衝突危険度の
予測値d1 とする。
【0119】次に、上記の3つの衝突危険度、すなわち
t=t-1における衝突危険度d-1とt=t0 における衝
突危険度d0 とt=t0 +dtにおける衝突危険度(予
測値)d1 とから、総合評価値Dを次式によって求め
る。
【0120】
【数38】
【0121】上式の第2項と第3項は、d-1,d0,d1
がそれぞれ1に近い値になる場合のみ意味のある大きな
値となるが、危険領域を放物線メンバシップ関数によっ
て表わしているので、結果的に、障害物が自分の真正面
に近い位置に存在し続ける場合には、第2項と第3項が
無視できない値になる。
【0122】次に、衝突回避のための制御指令を求める
手順について説明する。その回避の方法は、次の2通り
ある。
【0123】1つは、図11に示すように、t=t0
dtにおいて衝突危険度の予測値d1を与える点(移動
障害物の位置)Pが自分(走行車40)の前を通過しな
い場合であり、もう1つは、図12に示すように点Pが
通過する場合である。前者(図11)の例では、自分は
左に向きを変えると共に速度を上げることによって障害
物の前を通過してしまう方法を取り、後者(図12)の
例では、自分は右に向きを変えると共に速度を下げるこ
とによって障害物の後に回り込むという方法を取る。
【0124】なお、図9及び図10の例は、移動体が進
入しようとする領域に放物線形のメンバシップ関数を適
用した場合であるが、これに限らず、他の形状の等適合
度線を持つメンバシップ関数を用いてもよい。その例と
して、楕円メンバシップ関数を用いた場合は、次のよう
になる。
【0125】この場合、楕円メンバシップ関数を求める
手法は、基本的に上記の放物線の場合と同様であるの
で、途中の説明は省略して結果を示す。
【0126】前述のように、走行車40が走行する平面
をx−y座標面で表わし、その原点を走行車の前輪41
の位置に置き、走行車40の前進する方向をy軸とした
場合において、走行車40が進入しようとする領域(2
次元平面)内における衝突危険度は、図13及び図14
に示すような三角形型の楕円メンバシップ関数で規定さ
れる適合度で表わすことができる。すなわち、衝突危険
度dは次のように表わされる。
【0127】
【数39】
【0128】X=+x cosθ+y sinθ Y=−x sinθ+y cosθ 上記の式(41)により、危険領域における衝突危険度
を楕円形状の等適合度線で表わすことができる。
【0129】また、図15に示すように、自分(走行車
40)の前方の危険領域における危険度は放物線メンバ
シップ関数で評価する一方、自分の後方については、楕
円メンバシップ関数で評価することができる。
【0130】次に、移動障害物が複数(n)個ある場合
について説明する。
【0131】i番目(i=1,2,・・・・,n)の移
動障害物を対象とした場合、自分(走行車40)との衝
突を回避するための修正舵角(前輪の舵角θの修正)θ
iNは次式で与えられる。
【0132】
【数40】
【0133】上式で θA =RCT・Di(RCTは比例定数) θA :回避角度 θ0 :目標位置の方向角
【0134】di1:i番目の移動障害物に対する時刻t
1=t0+dtにおける衝突危険度(予測値) Di: i番目の移動障害物に対する衝突危険度の総合評
価値 複合±のうち、+は右に回避する場合、−は左に回避す
る場合である。
【0135】n個の移動障害物を対象としている場合
は、自分が右に回避しなければならない移動障害物のう
ち総合評価値Dが最大になるもの(i番目の移動障害物
とする)に対する修正舵角θjNと、自分が左に回避しな
ければならない移動障害物のうち総合評価値Dが最大に
なるもの(k番目の移動障害物とする)に対する修正舵
角θkNとの、Dについての重み平均を取るようにする。
【0136】すなわち、n個の移動障害物に対する回避
のための修正舵角θN は、次式で求められる。
【0137】
【数41】
【0138】速度の修正についても、同様に総合評価値
Dに比例して減速、加速を行う。n個の障害物を対象と
する場合は、総合評価値Dで重み平均を取ればよい。実
際には、速度はある一定の速度から余り変化しないよう
にし、回避は主に上記の舵角調整によって実現すること
ができる。
【0139】また状況によって(40)式のアルゴリズ
ムが次のように変更される。
【数42】
【0140】図16〜図19は、n=3の場合、すなわ
ち、目標位置αに向かう走行車40の進行する領域に3
個の移動障害物A、B、Cがある場合、それらの障害物
に対する回避動作の時間的変化を示す。これらの図にお
いて、順次並んだ小円は、サンプリング時毎の走行車4
0及び3個の移動障害物A、B、Cの位置を示す。ま
た、黒丸は同時刻における位置を示す。また、図21及
び図22はそれぞれ、移動障害物が1個(A’で示す)
の場合の回避動作の例を示す。
【0141】これらのシミュレーション例から、上記の
回避方法によれば、走行車40は、1又は複数個の移動
障害物A、B、Cをうまく回避しながら目標位置101
に到達することができることが実証された。
【0142】以上、図示の実施例について説明したが、
本発明はこれに限らない。例えば、メンバシップ関数
は、実施例のように移動体の進行する領域が2次元平面
の場合は3次元であるが、飛行物のように3次元を移動
する場合には、4次元メンバシップ関数が用いられる。
更に、必要に応じて任意の次元、形状のメンバシップ関
数が用いられる。また、障害物は静止物と移動体のいず
れであってもよい。
【0143】
【発明の効果】以上説明したように本発明は状況を識別
し、回避戦略を使い分けるようにしたので不適切な回避
戦略により衝突する不都合が発生しないという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の効果を説明するための図である。
【図4】3次元放物線メンバーシップ関数を示す図であ
る。
【図5】図4の3次元メンバーシップ関数に直線部分を
付加した形状となる場合の図である。
【図6】多次元メンバーシップ関数の等適合度面を形成
する楕円放物面を示すための図である。
【図7】釣り鐘形3次元放物線メンバーシップ関数の形
状を示す図である。
【図8】移動体の座標平面上の位置関係を示す図であ
る。
【図9】移動体の進行する領域で1回前のサンプリング
時における衝突危険度を表した図である。
【図10】移動体の進行する領域で現時点における衝突
危険度を表した図である。
【図11】移動体の進行する領域で1回後のサンプリン
グ時における衝突危険度を表した図である。
【図12】障害物が通過する場合の衝突危険度の予測値
を表した図である。
【図13】3次元メンバーシップ関数の例を示す図であ
る。
【図14】三角形の3次元メンバーシップ関数の例を示
す図である。
【図15】移動体の後方の領域で楕円メンバーシップ関
数を用いて衝突危険度を表した図である。
【図16】3個の移動障害物に対する回避動作の例を示
す図である。
【図17】図16の回避動作の続きを示す図である。
【図18】図16の回避動作の続きを示す図である。
【図19】図16の回避動作の続きを示す図である。
【図20】1個の障害移動物に対する回避動作の例を示
す図である。
【図21】1個の障害移動物に対する回避動作の他の例
を示す図
【図22】従来装置の動作をの例を示す図である。
【符号の説明】
1 衝突危険度判定装置 2 状況予測装置 3 制御装置 11 障害物の位置・速度・進行方向検出装置 12、14、33 信号変換装置 13 自車の速度・旋回角度計測装置 15 多次元メンバーシップ関数記憶部 16 メンバーシップ関数自動変換装置 17、22、35 CPU 18 衝突危険度出力装置 21 状況予測アルゴリズム記憶部 31 衝突危険度記憶部 32 目標到達点位置検出装置 34 回避のための進行方向・速度算出アルゴリズム記
憶部 36 進行方向および速度につ制御指令出力装置 38 衝突危険度が基準値を越える対象物計数部 39 自車・障害物間距離が基準値を越える対象物計数
部 40 回避アルゴリズムの変更アルゴリズム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標物に向かって進行中の車両に対して
    危険を与える障害物の危険度を所定の予測時間毎に検出
    しその危険度に応じて危険を回避しながら目標地点に進
    行する障害物回避装置において、 複数の移動障害物に対する衝突危険度に基づいて特定の
    状況を識別する状況予測装置と、 障害物回避のためのアルゴリズムを使い分ける回避制御
    装置とを備えたことを特徴とする障害物回避装置。
  2. 【請求項2】 目標物に向かって進行中の車両に対して
    危険を与える障害物の危険度を所定の予測時間毎に検出
    しその危険度に応じて危険を回避しながら目標地点に進
    行する障害物回避装置において、 衝突危険度が第1の基準値を越えた対象障害物が2つ以
    上存在する場合を識別する第1の計数部と、 対象物との距離が第2の基準値を越えた対象物が2つ以
    上存在する場合を識別する第2の計数部と、 前記第2の係数部で衝突危険度が第1の基準を越えた障
    害物が2つ以上ありかつ第2の計数部で対象物との距離
    が第2の基準値を越えた対象物が2つ以上あるとき異常
    状態であると断定する断定手段と、 前記異常状態と断定したとき目標地点に進行する制御を
    無効にして障害物の回避に徹するようにアルゴリズムを
    変更する制御部とを備えたことを特徴とする障害物回避
    装置。
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