JPH06137930A - 捩り角変位計測装置 - Google Patents
捩り角変位計測装置Info
- Publication number
- JPH06137930A JPH06137930A JP28982292A JP28982292A JPH06137930A JP H06137930 A JPH06137930 A JP H06137930A JP 28982292 A JP28982292 A JP 28982292A JP 28982292 A JP28982292 A JP 28982292A JP H06137930 A JPH06137930 A JP H06137930A
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- JP
- Japan
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- shaft
- rotary encoder
- rotary
- rotation
- phase difference
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転機械軸系の回転周波数が変化した場合に
も、計測分解能が変わらない計測装置を実現する。 【構成】 軸３の１回転に対して一定数の波数信号を出
力するロータリーエンコーダ１０を回転機械軸系端部に
設け、同軸３に設けられた複数個の歯車４ａ，４ｂに対
向する回転パルス検出器５ａ，５ｂをそれぞれ設け、同
複数個の回転パルス検出器５ａ，５ｂと上記ロータリー
エンコーダ１０が接続された位相差カウンタ１１が同ロ
ータリーエンコーダ１０が出力する波数信号Ｐe を上記
回転パルス検出器５ａ，５ｂの出力信号Ｐa ，Ｐb によ
りゲートオン、ゲートオフすることによって、軸３の回
転周波数が変化した場合にも、計測分解能を一定に保つ
ことができる計測装置を実現する。
も、計測分解能が変わらない計測装置を実現する。 【構成】 軸３の１回転に対して一定数の波数信号を出
力するロータリーエンコーダ１０を回転機械軸系端部に
設け、同軸３に設けられた複数個の歯車４ａ，４ｂに対
向する回転パルス検出器５ａ，５ｂをそれぞれ設け、同
複数個の回転パルス検出器５ａ，５ｂと上記ロータリー
エンコーダ１０が接続された位相差カウンタ１１が同ロ
ータリーエンコーダ１０が出力する波数信号Ｐe を上記
回転パルス検出器５ａ，５ｂの出力信号Ｐa ，Ｐb によ
りゲートオン、ゲートオフすることによって、軸３の回
転周波数が変化した場合にも、計測分解能を一定に保つ
ことができる計測装置を実現する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、回転機械の軸系に適用
される捩り角変位計測装置に関する。
される捩り角変位計測装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の装置について、図２（ａ），
（ｂ）により以下に説明する。図２（ａ）はタービン発
電機の軸系に配設され、従来の装置を構成する検出端の
説明図である。
（ｂ）により以下に説明する。図２（ａ）はタービン発
電機の軸系に配設され、従来の装置を構成する検出端の
説明図である。
【０００３】上記タービン発電機は、図２（ａ）に示す
ように高圧タービンロータ１ａ、低圧タービンロータ１
ｂ、発電機ロータ２及びこれらを結合する軸３よりな
り、各ロータ１ａ，１ｂ，２を結合する軸３系上には歯
数の等しい歯車４ａ，４ｂが設置されている。
ように高圧タービンロータ１ａ、低圧タービンロータ１
ｂ、発電機ロータ２及びこれらを結合する軸３よりな
り、各ロータ１ａ，１ｂ，２を結合する軸３系上には歯
数の等しい歯車４ａ，４ｂが設置されている。
【０００４】各歯車４ａ，４ｂの歯と対向する静止側に
は、上記の検出端である非接触型電磁式回転パルス検出
器５ａ，５ｂが設置されており、この検出器５ａ，５ｂ
が出力する検出信号Ｐa ，Ｐb は、図２（ｂ）に示す捩
り角変位計測装置に入力される。
は、上記の検出端である非接触型電磁式回転パルス検出
器５ａ，５ｂが設置されており、この検出器５ａ，５ｂ
が出力する検出信号Ｐa ，Ｐb は、図２（ｂ）に示す捩
り角変位計測装置に入力される。
【０００５】図２（ｂ）に示す捩り角変位計測装置は、
高周波基準信号発振器２０、位相差カウンタ２１、速度
カウンタ２２、割算器２３、Ｄ／Ａ変換器２４により構
成されており、高周波基準信号発振器２０は常に一定周
波数で発振し、その周波数の信号を出力している。
高周波基準信号発振器２０、位相差カウンタ２１、速度
カウンタ２２、割算器２３、Ｄ／Ａ変換器２４により構
成されており、高周波基準信号発振器２０は常に一定周
波数で発振し、その周波数の信号を出力している。
【０００６】上記非接触型電磁式回転パルス検出器５
ａ，５ｂは、図３に示すように、それぞれと対向する軸
３系上の歯車４ａ，４ｂの歯がその正面を通る毎にそれ
に対応するパルス電圧を発生する。
ａ，５ｂは、図３に示すように、それぞれと対向する軸
３系上の歯車４ａ，４ｂの歯がその正面を通る毎にそれ
に対応するパルス電圧を発生する。
【０００７】上記速度カウンタ２２は、高周波基準信号
発振器２０からの信号を非接触型電磁式回転パルス検出
器５ａの検出信号Ｐa の立上りでゲートオンし、次の信
号の立上りでゲートオフし、その間の高周波基準信号の
波数Ｎを計数する。
発振器２０からの信号を非接触型電磁式回転パルス検出
器５ａの検出信号Ｐa の立上りでゲートオンし、次の信
号の立上りでゲートオフし、その間の高周波基準信号の
波数Ｎを計数する。
【０００８】上記位相差カウンタ２１は、高周波基準信
号発振器２０からの入力を非接触型電磁式回転パルス検
出器５ａからの入力信号Ｐa の立上りでゲートオンし、
非接触型電磁式回転パルス検出器５ｂからの入力信号Ｐ
b の立上りでゲートオフし、この間の高周波基準信号の
波数△Ｎを計数する。
号発振器２０からの入力を非接触型電磁式回転パルス検
出器５ａからの入力信号Ｐa の立上りでゲートオンし、
非接触型電磁式回転パルス検出器５ｂからの入力信号Ｐ
b の立上りでゲートオフし、この間の高周波基準信号の
波数△Ｎを計数する。
【０００９】上記割算器２３は、速度カウンタ２２の計
数値Ｎと位相差カウンタ２１の計数値△Ｎの比を求め、
Ｄ／Ａ変換器２４へ伝え、Ｄ／Ａ変換器２４はこれをア
ナログ量に変換して出力し、捩り角変位が計測されてい
た。
数値Ｎと位相差カウンタ２１の計数値△Ｎの比を求め、
Ｄ／Ａ変換器２４へ伝え、Ｄ／Ａ変換器２４はこれをア
ナログ量に変換して出力し、捩り角変位が計測されてい
た。
【００１０】上記の従来の装置により軸の捩り角変位が
求められる理由を以下に説明する。軸が一定速度で回転
しているとき、非接触型電磁式回転パルス検出器５ａの
出力信号Ｐa の回転パルス周期Ｔは、次式（３）で示さ
れる。
求められる理由を以下に説明する。軸が一定速度で回転
しているとき、非接触型電磁式回転パルス検出器５ａの
出力信号Ｐa の回転パルス周期Ｔは、次式（３）で示さ
れる。
【００１１】 Ｔ＝θp ／（３６０・ｆr ）……………………………………（３） ここで、θp は歯車４ａ，４ｂの歯のピッチ角、ｆr は
軸の回転周波数（Ｈz）である。また、非接触型電磁式
回転パルス検出器５ａ及び５ｂが出力する検出信号
Ｐa ，Ｐb の間の位相差時間△Ｔは、次式（４）で示さ
れる。
軸の回転周波数（Ｈz）である。また、非接触型電磁式
回転パルス検出器５ａ及び５ｂが出力する検出信号
Ｐa ，Ｐb の間の位相差時間△Ｔは、次式（４）で示さ
れる。
【００１２】 △Ｔ＝△θ／（３６０・ｆr ）…………………………………（４） △θ＝θz ＋θo ここで、θz は歯車４ａと歯車４ｂの軸３への取付方と
非接触型電磁式回転パルス検出器５ａ、５ｂの取付方に
よって決まる定数、θo は回転体の負荷に比例した捩れ
角である。
非接触型電磁式回転パルス検出器５ａ、５ｂの取付方に
よって決まる定数、θo は回転体の負荷に比例した捩れ
角である。
【００１３】上記回転軸系に捩じり振動が生じて△θi
捩じれると、上記位相差時間△Ｔはこの変比分が加わっ
た位相差時間△Ｔi となるが、この△Ｔi は次式（５）
で示される。
捩じれると、上記位相差時間△Ｔはこの変比分が加わっ
た位相差時間△Ｔi となるが、この△Ｔi は次式（５）
で示される。
【００１４】 △Ｔi ＝（△θ＋△θi ）／（３６０・ｆr ）………………（５） 回転パルス周期Ｔと位相差時間△Ｔi の比をＸi とする
と、Ｘi は次式（６）で示される。
と、Ｘi は次式（６）で示される。
【００１５】 Ｘi ＝△Ｔi ／Ｔ＝θz ／θp ＋θo ／θp ＋△θi ／θp ……（６） 上記式（６）における右辺の第１項θz ／θp は歯車４
ａ，４ｂと回転パルス検出器５ａ，５ｂの設置時に決ま
る定数、第２項θo ／θp は負荷に比例した値、また第
３項△θi ／θp は捩じり振動成分である。
ａ，４ｂと回転パルス検出器５ａ，５ｂの設置時に決ま
る定数、第２項θo ／θp は負荷に比例した値、また第
３項△θi ／θp は捩じり振動成分である。
【００１６】上記高周波基準信号と検出信号Ｐa を入力
した速度カウンタ２２が計数する計数値Ｎは、次式
（７）で示される。
した速度カウンタ２２が計数する計数値Ｎは、次式
（７）で示される。
【００１７】 Ｎ＝ｆc ×Ｔ………………………………………………………（７） ここで、ｆc は高周波基準信号周波数である。
【００１８】また、高周波基準信号と検出信号Ｐa ，Ｐ
b を入力した位相差カウンタ２１が計数する計数値△Ｎ
i は、次式（８）で示される。
b を入力した位相差カウンタ２１が計数する計数値△Ｎ
i は、次式（８）で示される。
【００１９】 △Ｎi ＝ｆc ×△Ｔi ……………………………………………（８） 上記計数値Ｎ及び△Ｎは割算器２３に入力され、次式
（９）に示す計数値Ｎ及び△Ｎの比が出力される。
（９）に示す計数値Ｎ及び△Ｎの比が出力される。
【００２０】 △Ｎi ／Ｎ＝△Ｔi ／Ｔ＝Ｘi …………………………………（９） 上記割算器２３が出力する計数値Ｎ及び△Ｎの比は、上
記式（９）に示すように式（６）により示されたＸi で
あり、このＸi の中には捩じり振動成分が含まれてお
り、これを取り出すことにより捩じり角変位が得られ
る。
記式（９）に示すように式（６）により示されたＸi で
あり、このＸi の中には捩じり振動成分が含まれてお
り、これを取り出すことにより捩じり角変位が得られ
る。
【００２１】
【発明が解決しようとする課題】捩り角変位計測装置の
計測分解能は、軸の回転速度に関係なく一定値であるこ
とが望ましい。また、回転機械には１分間に数回転のも
のから数万回転のものまであり、これらをすべて上記捩
り角変位計測装置により同様に計測できることが望まし
い。
計測分解能は、軸の回転速度に関係なく一定値であるこ
とが望ましい。また、回転機械には１分間に数回転のも
のから数万回転のものまであり、これらをすべて上記捩
り角変位計測装置により同様に計測できることが望まし
い。
【００２２】従来の捩り角変位計測装置において、この
計測分解能は、次式に示すように高周波基準信号発振器
の発振周波数ｆc と回転パルス周波数ｆr で決まるもの
である。
計測分解能は、次式に示すように高周波基準信号発振器
の発振周波数ｆc と回転パルス周波数ｆr で決まるもの
である。
【００２３】 計測分解能＝（３６０・ｆr ）／（θp ・ｆc ） すなわち、計測分解能は、軸の回転速度に比例して低下
する。また、高周波基準信号周波数を高くすると、計測
分解能を改善することができるが、速度カウンタが計数
する計数値も大きくなり、軸の低回転時をもカバーしよ
うとすれば大きな桁数のカウンタが必要となり、高価な
カウンタを使用しなければならなかった。
する。また、高周波基準信号周波数を高くすると、計測
分解能を改善することができるが、速度カウンタが計数
する計数値も大きくなり、軸の低回転時をもカバーしよ
うとすれば大きな桁数のカウンタが必要となり、高価な
カウンタを使用しなければならなかった。
【００２４】本発明は上記の課題を解決しようとするも
のである。
のである。
【００２５】
【課題を解決するための手段】本発明の捩り角変位計測
装置は、回転機械軸系上の複数点に設置された歯車と、
これに対向して静止側に設けられた非接触型電磁式回転
パルス検出器と、回転機械軸端に設けられたロータリー
エンコーダと、同ロータリーエンコーダと上記複数個の
回転パルス検出器が接続された位相差カウンタと、同カ
ウンタが接続されたＤ／Ａ変換器とを備えたことを特徴
としている。
装置は、回転機械軸系上の複数点に設置された歯車と、
これに対向して静止側に設けられた非接触型電磁式回転
パルス検出器と、回転機械軸端に設けられたロータリー
エンコーダと、同ロータリーエンコーダと上記複数個の
回転パルス検出器が接続された位相差カウンタと、同カ
ウンタが接続されたＤ／Ａ変換器とを備えたことを特徴
としている。
【００２６】
【作用】上記において、回転機械軸系端部に取付けたロ
ータリーエンコーダは、軸の１回転に対して一定数の波
数信号を発振して出力する。
ータリーエンコーダは、軸の１回転に対して一定数の波
数信号を発振して出力する。
【００２７】位相差カウンタは、ロータリーエンコーダ
からの入力を、一方の非接触型電磁式回転パルス検出器
からの入力信号の立上りでゲートオンし、他方の非接触
型電磁式回転パルス検出器からの入力信号の立上りでゲ
ートオフし、この間の軸の捩り角変位を含んだロータリ
ーエンコーダの発振波数を計数する。この計数値はＤ／
Ａ変換器が入力し、アナログ信号に変換して出力する。
からの入力を、一方の非接触型電磁式回転パルス検出器
からの入力信号の立上りでゲートオンし、他方の非接触
型電磁式回転パルス検出器からの入力信号の立上りでゲ
ートオフし、この間の軸の捩り角変位を含んだロータリ
ーエンコーダの発振波数を計数する。この計数値はＤ／
Ａ変換器が入力し、アナログ信号に変換して出力する。
【００２８】本発明においては、軸の回転用周波数とは
無関係な一定波数の高周波基準信号を用いる従来の装置
とは異なり、軸の１回転に対して一定数の波数信号を出
力するロータリーエンコーダの出力信号を用いているた
め、計測分解能は次式に示すものとなる。
無関係な一定波数の高周波基準信号を用いる従来の装置
とは異なり、軸の１回転に対して一定数の波数信号を出
力するロータリーエンコーダの出力信号を用いているた
め、計測分解能は次式に示すものとなる。
【００２９】計測分解能＝３６０／（θp ・Ｋ） ここで、θp は歯のピッチ角、Ｋは軸の１回転当たりの
発振波数であり、上記計測分解能には軸の回転周波数が
含まれていない。
発振波数であり、上記計測分解能には軸の回転周波数が
含まれていない。
【００３０】上記により、軸の回転周波数が変化した場
合にも、一定の計測分解能を維持することができる計測
装置を実現する。
合にも、一定の計測分解能を維持することができる計測
装置を実現する。
【００３１】
【実施例】本発明の一実施例を図１（ａ），（ｂ）によ
り説明する。図１（ａ），（ｂ）に示す実施例は、高圧
タービンロータ１ａと低圧タービンロータ１ｂと発電機
ロータ２が順次設けられた軸３の高圧タービンロータ１
ａ側の軸端と発電機ロータ２側の軸端にそれぞれ設けら
れた歯車４ａ，４ｂ、同歯車４ａ，４ｂの歯にそれぞれ
対向して設けられそれぞれ検出信号Ｐａ，Ｐｂを出力す
る非接触型電磁式回転パルス検出器５ａ，５ｂ、上記軸
３の発電機ロータ２側の軸端に接続され信号Ｐe を出力
するロータリーエンコーダ１０、同ロータリーエンコー
ダ１０と上記回転パルス検出器５ａ，５ｂよりそれぞれ
の出力信号Ｐe ，Ｐa ，Ｐb を入力してロータリーエン
コーダ１０の発振波数△Ｎを出力する位相差カウンタ１
１、および同カウンタ１１より発振波数△Ｎを入力して
アナログ信号を出力するＤ／Ａ変換器１２を備えてい
る。
り説明する。図１（ａ），（ｂ）に示す実施例は、高圧
タービンロータ１ａと低圧タービンロータ１ｂと発電機
ロータ２が順次設けられた軸３の高圧タービンロータ１
ａ側の軸端と発電機ロータ２側の軸端にそれぞれ設けら
れた歯車４ａ，４ｂ、同歯車４ａ，４ｂの歯にそれぞれ
対向して設けられそれぞれ検出信号Ｐａ，Ｐｂを出力す
る非接触型電磁式回転パルス検出器５ａ，５ｂ、上記軸
３の発電機ロータ２側の軸端に接続され信号Ｐe を出力
するロータリーエンコーダ１０、同ロータリーエンコー
ダ１０と上記回転パルス検出器５ａ，５ｂよりそれぞれ
の出力信号Ｐe ，Ｐa ，Ｐb を入力してロータリーエン
コーダ１０の発振波数△Ｎを出力する位相差カウンタ１
１、および同カウンタ１１より発振波数△Ｎを入力して
アナログ信号を出力するＤ／Ａ変換器１２を備えてい
る。
【００３２】上記において、ロータリーエンコーダ１０
は、軸３の１回転に対して一定数である波数信号Ｐe を
発振し、出力する。位相差カウンタ１１は、ロータリー
エンコーダ１０からの入力Ｐe を非接触型電磁式回転パ
ルス検出器５ａからの入力信号Ｐa の立上りでゲートオ
ンし、非接触型電磁式回転パルス検出器５ｂからの入力
信号Ｐb の立上りでゲートオフし、この間のロータリー
エンコーダ１０の発振波数△Ｎを計数する。
は、軸３の１回転に対して一定数である波数信号Ｐe を
発振し、出力する。位相差カウンタ１１は、ロータリー
エンコーダ１０からの入力Ｐe を非接触型電磁式回転パ
ルス検出器５ａからの入力信号Ｐa の立上りでゲートオ
ンし、非接触型電磁式回転パルス検出器５ｂからの入力
信号Ｐb の立上りでゲートオフし、この間のロータリー
エンコーダ１０の発振波数△Ｎを計数する。
【００３３】この計数値△ＮはＤ／Ａ変換器１２に伝達
され、Ｄ／Ａ変換器１２よりアナログ信号として出力さ
れる。なお、上記ロータリーエンコーダ１０の発振周波
数ｆ e は次式（１）により求めることができる。
され、Ｄ／Ａ変換器１２よりアナログ信号として出力さ
れる。なお、上記ロータリーエンコーダ１０の発振周波
数ｆ e は次式（１）により求めることができる。
【００３４】 ｆe ＝Ｋ・ｆr …………………………………………………（１） ここで、Ｋは軸３の１回転当たりの発振波数、ｆr は軸
３の回転周波数である。
３の回転周波数である。
【００３５】本実施例においては、従来の装置における
式（８）中の高周波基準信号周波数ｆc がロータリーエ
ンコーダ１０の発振周波数ｆe により置換されたものと
なり、位相差カウンタ１１の計数値△Ｎi は、次式
（２）で示される。
式（８）中の高周波基準信号周波数ｆc がロータリーエ
ンコーダ１０の発振周波数ｆe により置換されたものと
なり、位相差カウンタ１１の計数値△Ｎi は、次式
（２）で示される。
【００３６】 △Ｎi ＝（Ｋ／３６０）・（△θ＋△θi ）………………（２） 上記式（２）においては、軸の回転周波数ｆr が含まれ
ていないため、計数値△Ｎi は直接捩り角変位に比例し
た値になり、軸回転周波数ｆr の影響を受けない。
ていないため、計数値△Ｎi は直接捩り角変位に比例し
た値になり、軸回転周波数ｆr の影響を受けない。
【００３７】また、計測分解能は、ロータリーエンコー
ダの軸１回転の発振波数で決まり、例えば３６０００パ
ルス／回転のロータリーエンコーダを用いた場合、回転
に関係なく１／１００度の計測分解能で計測できる。
ダの軸１回転の発振波数で決まり、例えば３６０００パ
ルス／回転のロータリーエンコーダを用いた場合、回転
に関係なく１／１００度の計測分解能で計測できる。
【００３８】上記により、軸の回転速度が変化した場合
にも、一定の計測分解能を維持することができる計測装
置を実現した。
にも、一定の計測分解能を維持することができる計測装
置を実現した。
【００３９】
【発明の効果】本発明の捩り角変位計測装置は、軸の１
回転に対して一定数の波数信号を出力するロータリーエ
ンコーダを回転機械軸系端部に設け、同軸に設けられた
複数個の歯車に対向する回転パルス検出器をそれぞれ設
け、同複数個の回転パルス検出器と上記ロータリーエン
コーダが接続された位相差カウンタが同ロータリーエン
コーダが出力する波数信号を上記回転パルス検出器の出
力信号によりゲートオン、ゲートオフすることによっ
て、軸の回転周波数が変化した場合にも、計測分解能を
一定に保つことができる計測装置を実現する。
回転に対して一定数の波数信号を出力するロータリーエ
ンコーダを回転機械軸系端部に設け、同軸に設けられた
複数個の歯車に対向する回転パルス検出器をそれぞれ設
け、同複数個の回転パルス検出器と上記ロータリーエン
コーダが接続された位相差カウンタが同ロータリーエン
コーダが出力する波数信号を上記回転パルス検出器の出
力信号によりゲートオン、ゲートオフすることによっ
て、軸の回転周波数が変化した場合にも、計測分解能を
一定に保つことができる計測装置を実現する。
【図１】本発明の一実施例の説明図で、（ａ）はタービ
ン発電機に配設された回転パルス検出器とロータリーエ
ンコーダの説明図、（ｂ）は上記回転パルス検出器とロ
ータリーエンコーダが接続された位相差カウンタとＤ／
Ａ変換器の説明図である。
ン発電機に配設された回転パルス検出器とロータリーエ
ンコーダの説明図、（ｂ）は上記回転パルス検出器とロ
ータリーエンコーダが接続された位相差カウンタとＤ／
Ａ変換器の説明図である。
【図２】従来の装置の説明図である。
【図３】上記従来の装置に係るパルス波形の説明図であ
る。
る。
３ 軸 ４ａ、４ｂ 歯車 ５ａ、５ｂ 非接触型電磁式回転パルス検出器 １０ ロータリーエンコーダ １１ 位相差カウンタ １２ Ｄ／Ａ変換器
Claims (1)
- 【請求項１】 回転機械軸系上の複数点に設置された歯
車と、これに対向して静止側に設けられた非接触型電磁
式回転パルス検出器と、回転機械軸端に設けられたロー
タリーエンコーダ１０と、同ロータリーエンコーダと上
記複数個の回転パルス検出器が接続された位相差カウン
タと、同カウンタが接続されたＤ／Ａ変換器とを備えた
ことを特徴とする捩り角変位計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04289822A JP3129352B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 捩り角変位計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04289822A JP3129352B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 捩り角変位計測装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06137930A true JPH06137930A (ja) | 1994-05-20 |
| JP3129352B2 JP3129352B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=17748221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04289822A Expired - Fee Related JP3129352B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 捩り角変位計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3129352B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6258510B1 (en) | 1998-05-21 | 2001-07-10 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Photosensitive planographic printing plate precursor |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP04289822A patent/JP3129352B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3129352B2 (ja) | 2001-01-29 |
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