JPH06137512A - 複合発電プラント用給水ポンプ押込圧力確保方法及び同装置 - Google Patents
複合発電プラント用給水ポンプ押込圧力確保方法及び同装置Info
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- JPH06137512A JPH06137512A JP28890892A JP28890892A JPH06137512A JP H06137512 A JPH06137512 A JP H06137512A JP 28890892 A JP28890892 A JP 28890892A JP 28890892 A JP28890892 A JP 28890892A JP H06137512 A JPH06137512 A JP H06137512A
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- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】複合発電プラントの給水ポンプ押込圧力の安定
確保及び、過渡時における給水ポンプの不要なトリップ
を防止することを目的とする。 【構成】第1に、給水ポンプ10の下流に位置する流量
調節弁51を制御する流量調節計53に、開度指令変化
率制限機能の付加、又は、給水ポンプ10の押込圧力と
吐出圧力のいずれか少なくとも一つの圧力による圧力制
御機能の付加、又は、前記同様の圧力による開度制限機
能の付加を行なう。第2に、給水ポンプ10の入口側に
復水タンク13又は軸冷水ヘッドタンク20を接続して
押込圧力の低下を回避させる。第3に、給水ポンプ10
のトリップ装置97にトリップ不要な条件を除外する付
加するものである。第4に、給水ポンプ10の押込圧力
低下現象時に復水ポンプ8A・8Bのいずれかの予備機
を起動する条件を付加する。 【効果】本発明により、給水ポンプ10の押込圧力低下
現象を回避し、且つ不要なトリップを防止することがで
きる。
確保及び、過渡時における給水ポンプの不要なトリップ
を防止することを目的とする。 【構成】第1に、給水ポンプ10の下流に位置する流量
調節弁51を制御する流量調節計53に、開度指令変化
率制限機能の付加、又は、給水ポンプ10の押込圧力と
吐出圧力のいずれか少なくとも一つの圧力による圧力制
御機能の付加、又は、前記同様の圧力による開度制限機
能の付加を行なう。第2に、給水ポンプ10の入口側に
復水タンク13又は軸冷水ヘッドタンク20を接続して
押込圧力の低下を回避させる。第3に、給水ポンプ10
のトリップ装置97にトリップ不要な条件を除外する付
加するものである。第4に、給水ポンプ10の押込圧力
低下現象時に復水ポンプ8A・8Bのいずれかの予備機
を起動する条件を付加する。 【効果】本発明により、給水ポンプ10の押込圧力低下
現象を回避し、且つ不要なトリップを防止することがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合発電プラントにお
ける給水流量制御と給水ポンプの運転に係り、特に給水
ポンプの必要押込圧力の安定確保及び、過渡時における
不要意なトリップ条件を除外し、プラントの安定運転を
確保可能とするようにした給水ポンプ押し込み圧力確保
方法及び同装置に関するものである。
ける給水流量制御と給水ポンプの運転に係り、特に給水
ポンプの必要押込圧力の安定確保及び、過渡時における
不要意なトリップ条件を除外し、プラントの安定運転を
確保可能とするようにした給水ポンプ押し込み圧力確保
方法及び同装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複合発電プラントの給水流量制御は、主
蒸気流量と給水流量とドラム水位の3要素制御を行うの
が一般的てあって、基本的には、ドラム水位が低下した
場合は流量調節弁の開度を大きくして給水流量を増加さ
せることによりドラム水位を回復させ、又、ドラム水位
が上昇した場合には流量調節弁の開度を絞って、給水流
量を減少させることによりドラム水位を回復させる。こ
こで、ドラム水位が何らかの事象により急激に低下した
場合には、ドラム水位の回復を図るため流量調節弁が急
開する。この時、過渡的に給水流量が急増する現象が生
じ、一時的に給水ポンプ押込圧力低下となる。この押込
圧力低下が規定値以下まで低下すると給水ポンプトリッ
プとなり、プラントトリップに至ってしまう。この給水
ポンプ押込圧力低下トリップの目的は、ポンプ押込圧力
が規定値以下に低下した場合、ポンプ内部で給水のフラ
ッシュ現象が生じ、キャビテーションエロージョンによ
るポンプ損傷を防止するためのものである。尚、従来の
給水ポンプ押込圧力確保方法及び同装置としては、特開
昭60−226605号公報がある。
蒸気流量と給水流量とドラム水位の3要素制御を行うの
が一般的てあって、基本的には、ドラム水位が低下した
場合は流量調節弁の開度を大きくして給水流量を増加さ
せることによりドラム水位を回復させ、又、ドラム水位
が上昇した場合には流量調節弁の開度を絞って、給水流
量を減少させることによりドラム水位を回復させる。こ
こで、ドラム水位が何らかの事象により急激に低下した
場合には、ドラム水位の回復を図るため流量調節弁が急
開する。この時、過渡的に給水流量が急増する現象が生
じ、一時的に給水ポンプ押込圧力低下となる。この押込
圧力低下が規定値以下まで低下すると給水ポンプトリッ
プとなり、プラントトリップに至ってしまう。この給水
ポンプ押込圧力低下トリップの目的は、ポンプ押込圧力
が規定値以下に低下した場合、ポンプ内部で給水のフラ
ッシュ現象が生じ、キャビテーションエロージョンによ
るポンプ損傷を防止するためのものである。尚、従来の
給水ポンプ押込圧力確保方法及び同装置としては、特開
昭60−226605号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、複合発電プラン
トの給水ポンプ運用として、ポンプ押込圧力が規定値以
下に低下したならば、いかなる運転状態においても即ト
リップとしているが、負荷遮断時のような過渡時の一時
的な事象の場合はトリップさせる必要は特に無い。これ
は、前述のキャビテーションエロージョンは押込圧力低
下状態が継続した場合に発生するもので、瞬間的な押込
圧力低下では発生しないためである。すなわち従来は給
水ポンプ保護としては万全を期しているが、同時にトリ
ップ不要な運転状態時もトリップさせているのが現状で
ある。
トの給水ポンプ運用として、ポンプ押込圧力が規定値以
下に低下したならば、いかなる運転状態においても即ト
リップとしているが、負荷遮断時のような過渡時の一時
的な事象の場合はトリップさせる必要は特に無い。これ
は、前述のキャビテーションエロージョンは押込圧力低
下状態が継続した場合に発生するもので、瞬間的な押込
圧力低下では発生しないためである。すなわち従来は給
水ポンプ保護としては万全を期しているが、同時にトリ
ップ不要な運転状態時もトリップさせているのが現状で
ある。
【0004】又、前記給水ポンプ押込圧力低下現象は、
主に給水流量を制御している流量調節弁が急開した場合
に発生する。これは、ドラム水位が低下した場合、水位
回復を図るため給水流量を増加させたことによるもので
ある。すなわち従来技術においてはドラム水位回復のた
めに給水流量を増加させているが、この給水流量増加率
があまりに急激な場合は給水ポンプ押込圧力低下により
給水ポンプがトリップして、プラントトリップに至って
しまう。
主に給水流量を制御している流量調節弁が急開した場合
に発生する。これは、ドラム水位が低下した場合、水位
回復を図るため給水流量を増加させたことによるもので
ある。すなわち従来技術においてはドラム水位回復のた
めに給水流量を増加させているが、この給水流量増加率
があまりに急激な場合は給水ポンプ押込圧力低下により
給水ポンプがトリップして、プラントトリップに至って
しまう。
【0005】以上のように、従来技術においては、給水
ポンプの保護と給水流量制御の協調がなされていないと
いう問題点と、トリップ不要な場合においてもトリップ
させるという問題点がある。
ポンプの保護と給水流量制御の協調がなされていないと
いう問題点と、トリップ不要な場合においてもトリップ
させるという問題点がある。
【0006】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決し、給水ポンプ押込圧力が規定値以下に低下しな
いような給水流量制御方法と、いかなる状態においても
給水ポンプ押込圧力を規定値以上に確保することができ
る給水ポンプ押込圧力確保方法及び同装置を提供するこ
とを目的とする。
を解決し、給水ポンプ押込圧力が規定値以下に低下しな
いような給水流量制御方法と、いかなる状態においても
給水ポンプ押込圧力を規定値以上に確保することができ
る給水ポンプ押込圧力確保方法及び同装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために下記手段を採用するものである。
解決するために下記手段を採用するものである。
【0008】1.給水流量を制御する流量調節弁の開速
度を必要最小限に抑制する。
度を必要最小限に抑制する。
【0009】2.給水流量制御要素に給水ポンプ押込圧
力又は吐出圧力のいずれか少なくとも一方を加え、流量
調節弁に圧力制御機能を付加する。
力又は吐出圧力のいずれか少なくとも一方を加え、流量
調節弁に圧力制御機能を付加する。
【0010】3.給水ポンプ押込圧力又は吐出圧力が規
定値以下に低下したならば、給水流量を制御している流
量調節弁に開度制限機能を付加する。
定値以下に低下したならば、給水流量を制御している流
量調節弁に開度制限機能を付加する。
【0011】4.給水ポンプ押込圧力又は吐出圧力のい
ずれか少なくとも一方が規定値以下に低下したならば、
補給水系又は純水系から給水系に接続される他系統から
の止弁を開する。
ずれか少なくとも一方が規定値以下に低下したならば、
補給水系又は純水系から給水系に接続される他系統から
の止弁を開する。
【0012】5.給水ポンプ押込圧力又は吐出圧力のい
ずれか少なくとも一方が規定値以下に低下したならば、
給水系から分岐する他系統への分岐弁を全閉又は絞り込
むようにする。
ずれか少なくとも一方が規定値以下に低下したならば、
給水系から分岐する他系統への分岐弁を全閉又は絞り込
むようにする。
【0013】6.給水ポンプ入口側に復水タンクを設置
する。
する。
【0014】7.給水ポンプ入口側に軸冷水ヘッドタン
ク降水管を接続する。
ク降水管を接続する。
【0015】8.負荷遮断時のような過渡時は、一時的
に給水ポンプ押込圧力低トリップ条件を除外する。
に給水ポンプ押込圧力低トリップ条件を除外する。
【0016】9.負荷遮断時のような過渡時は、一時的
に給水ポンプ上流に設置される復水ポンプ予備機を起動
する。
に給水ポンプ上流に設置される復水ポンプ予備機を起動
する。
【0017】10.前記6.項において、復水タンクに
補助蒸気又はタービン抽気蒸気を導入し加圧する。
補助蒸気又はタービン抽気蒸気を導入し加圧する。
【0018】
【作用】前記手段による作用を以下に示す。
【0019】1.流量調節弁の開速度を抑制すること
で、給水流量の増加率を給水ポンプの給水流量許容変動
率以内に押えることが可能となり、給水ポンプ押込圧力
は規定値以下に低下することが無くなる。
で、給水流量の増加率を給水ポンプの給水流量許容変動
率以内に押えることが可能となり、給水ポンプ押込圧力
は規定値以下に低下することが無くなる。
【0020】2.流量調節弁の制御に給水ポンプの押込
圧力、吐出圧力のいずれか少なくとも一つを制御する機
能を付加することで、給水ポンプ押込圧力が規定値以下
に低下しないよう圧力制御される。
圧力、吐出圧力のいずれか少なくとも一つを制御する機
能を付加することで、給水ポンプ押込圧力が規定値以下
に低下しないよう圧力制御される。
【0021】3.流量調節弁の制御に給水ポンプの押込
圧力、吐出圧力のいずれか少なくとも一つが所定の圧力
以下に低下したならば、流量調節弁の開度制限機能を付
加することで給水ポンプ押込圧力が規定値以下に低下し
ない開度の範囲内で運転される。
圧力、吐出圧力のいずれか少なくとも一つが所定の圧力
以下に低下したならば、流量調節弁の開度制限機能を付
加することで給水ポンプ押込圧力が規定値以下に低下し
ない開度の範囲内で運転される。
【0022】4.給水系統の運転で給水系統に接続され
る補給水系又は純水系の止弁を開することで、給水系に
補給水又は純水系の圧力を加え、給水ポンプ押込圧力は
規定値以上を確保することが可能となる。
る補給水系又は純水系の止弁を開することで、給水系に
補給水又は純水系の圧力を加え、給水ポンプ押込圧力は
規定値以上を確保することが可能となる。
【0023】5.給水系統の運転で給水系統から分岐す
る他系統への分岐弁を全閉又は絞り込みを行うと、給水
系統全体の流量を必要最小限に減少させることができ、
給水系統全体の圧力を上げることが可能となり、給水ポ
ンプ押込圧力は規定値以上を確保することが可能とな
る。
る他系統への分岐弁を全閉又は絞り込みを行うと、給水
系統全体の流量を必要最小限に減少させることができ、
給水系統全体の圧力を上げることが可能となり、給水ポ
ンプ押込圧力は規定値以上を確保することが可能とな
る。
【0024】6.給水系統構成で給水ポンプ入口側に復
水タンクを設置することで、復水タンク静水頭が給水ポ
ンプ押込圧力に加わることになり、給水ポンプ押込圧力
は規定値以上を確保することが可能となる。
水タンクを設置することで、復水タンク静水頭が給水ポ
ンプ押込圧力に加わることになり、給水ポンプ押込圧力
は規定値以上を確保することが可能となる。
【0025】7.給水系統構成で給水ポンプ入口側に軸
冷水ヘッドタンク降水管を接続することで、軸冷水ヘッ
ドタンク静水頭が給水ポンプ押込圧力加わることにな
り、給水ポンプ押込圧力は規定値以上を確保することが
可能となる。
冷水ヘッドタンク降水管を接続することで、軸冷水ヘッ
ドタンク静水頭が給水ポンプ押込圧力加わることにな
り、給水ポンプ押込圧力は規定値以上を確保することが
可能となる。
【0026】8.負荷遮断時のような過渡時は一時的に
給水ポンプ押込圧力低トリップを除外することで、不要
なトリップを回避することが可能となる。
給水ポンプ押込圧力低トリップを除外することで、不要
なトリップを回避することが可能となる。
【0027】9.負荷遮断時のような過渡時は一時的に
給水ポンプの上流に設置される復水ポンプ予備機を起動
することにより、給水ポンプ押込圧力は加圧され規定値
以上を確保することが可能となる。
給水ポンプの上流に設置される復水ポンプ予備機を起動
することにより、給水ポンプ押込圧力は加圧され規定値
以上を確保することが可能となる。
【0028】10.前記6.項において、復水タンクに
補助蒸気又はタービン抽気蒸気を導入して加圧すること
で、復水タンク静水頭と蒸気導入による加圧分が給水ポ
ンプ押込圧力に加わることになり、給水ポンプ押込圧力
は規定値以上を確保することが可能となる。
補助蒸気又はタービン抽気蒸気を導入して加圧すること
で、復水タンク静水頭と蒸気導入による加圧分が給水ポ
ンプ押込圧力に加わることになり、給水ポンプ押込圧力
は規定値以上を確保することが可能となる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。
説明する。
【0030】複合発電プラントの構成は、ガスタービン
(以下「GT」と略す)と蒸気タービン(以下「ST」
と略す)を同軸にて構成する一軸型と、GTとSTを別
軸にて構成する多軸型に大別され、本発明は一軸型及び
多軸型のいずれにも適用可能であるが、以下の説明は一
軸型を例として行うものとする。
(以下「GT」と略す)と蒸気タービン(以下「ST」
と略す)を同軸にて構成する一軸型と、GTとSTを別
軸にて構成する多軸型に大別され、本発明は一軸型及び
多軸型のいずれにも適用可能であるが、以下の説明は一
軸型を例として行うものとする。
【0031】図4に一軸型複合発電プラントの構成例を
示す。吸気ダクト26を通った空気は圧縮機1にて加圧
されて燃焼器2に入り、ここで燃料管25を通ってきた
燃料と混合されて燃焼される。燃焼器2で発生した燃焼
ガスは、GT3に入り、仕事をして排気ガス煙道29を
通り、排熱回収ボイラ(以下「HRB」と略す)4に入
る。HRB4で熱回収した排気ガスは煙突入口煙道30
を通り、煙突11を経由して大気に放出される。
示す。吸気ダクト26を通った空気は圧縮機1にて加圧
されて燃焼器2に入り、ここで燃料管25を通ってきた
燃料と混合されて燃焼される。燃焼器2で発生した燃焼
ガスは、GT3に入り、仕事をして排気ガス煙道29を
通り、排熱回収ボイラ(以下「HRB」と略す)4に入
る。HRB4で熱回収した排気ガスは煙突入口煙道30
を通り、煙突11を経由して大気に放出される。
【0032】一方、HRB4では、ドラム12に給水さ
れた貯水が蒸発管21で蒸気となり、ドラム12,蒸気
管22,過熱器23,主蒸気管24を経由してST5に
入り、仕事をする。仕事を終えた蒸気は、排気蒸気管2
7を経由して復水器7に入り復水に還元され、復水ポン
プ8によりグランド蒸気復水器9,給水管28を経由し
て給水ポンプ10に導かれ、昇圧した後流量調節弁51
を介し再びドラム12に給水される。ここで、流量調節
弁51は、主蒸気流量と給水流量をそれぞれ流量計54
・55にて検出する。又、ドラム12の水位を水位計5
8にて検出する。これらの検出した流量と水位は、流量
調節計53に入力され、適切な制御演算を行い、変換器
52を介して流量調節弁51にドラム12の水位を所定
の水位に制御するような開度指令を与える。
れた貯水が蒸発管21で蒸気となり、ドラム12,蒸気
管22,過熱器23,主蒸気管24を経由してST5に
入り、仕事をする。仕事を終えた蒸気は、排気蒸気管2
7を経由して復水器7に入り復水に還元され、復水ポン
プ8によりグランド蒸気復水器9,給水管28を経由し
て給水ポンプ10に導かれ、昇圧した後流量調節弁51
を介し再びドラム12に給水される。ここで、流量調節
弁51は、主蒸気流量と給水流量をそれぞれ流量計54
・55にて検出する。又、ドラム12の水位を水位計5
8にて検出する。これらの検出した流量と水位は、流量
調節計53に入力され、適切な制御演算を行い、変換器
52を介して流量調節弁51にドラム12の水位を所定
の水位に制御するような開度指令を与える。
【0033】つぎに本発明における請求項1の第1の実
施例を図1を用いて説明する。給水流量制御系において
流量計54・55にて検出した主蒸気及び給水流量が流
量調節計53に入り、偏差演算器71に入力され、制御
演算器72にて主蒸気と給水流量がバランスするように
適切な流量制御演算を行い、その結果を加算器73に入
力する。また、水位計58にて検出したドラム12の水
位は流量調節計53に入り、偏差演算器74に入力さ
れ、設定器76から偏差演算器74に入力される任意に
設定された水位設定値と比較し、制御演算器75にて偏
差が±0になるような水位制御演算を行い、その結果を
加算器73に入力する。ここで、それぞれ入力された流
量・水位制御演算結果を合計し、流量調節弁51への開
度指令を変換器52にて空気圧信号に変換した後与える
ものであるが、本発明においては、流量調節計53の内
部で、加算器73の下流に変化率制限器78を設けたも
のである。この変化率制限器78は、流量調節弁51に
与えられる開度指令の変化率を設定器77に任意に設定
された値の範囲内に抑制するもので、この変化率の抑制
された開度指令を変換器52介し流量調節弁51に与え
るものである。尚、ここで設定器77に設定する値は、
一定値の場合や、給水流量等の他の信号による可変設定
値とする場合もある。又、設定器77に設定される変化
率制限値は、開度指令の開閉両方向を制限する場合と、
開方向のみ制限する場合の両者が可能である。
施例を図1を用いて説明する。給水流量制御系において
流量計54・55にて検出した主蒸気及び給水流量が流
量調節計53に入り、偏差演算器71に入力され、制御
演算器72にて主蒸気と給水流量がバランスするように
適切な流量制御演算を行い、その結果を加算器73に入
力する。また、水位計58にて検出したドラム12の水
位は流量調節計53に入り、偏差演算器74に入力さ
れ、設定器76から偏差演算器74に入力される任意に
設定された水位設定値と比較し、制御演算器75にて偏
差が±0になるような水位制御演算を行い、その結果を
加算器73に入力する。ここで、それぞれ入力された流
量・水位制御演算結果を合計し、流量調節弁51への開
度指令を変換器52にて空気圧信号に変換した後与える
ものであるが、本発明においては、流量調節計53の内
部で、加算器73の下流に変化率制限器78を設けたも
のである。この変化率制限器78は、流量調節弁51に
与えられる開度指令の変化率を設定器77に任意に設定
された値の範囲内に抑制するもので、この変化率の抑制
された開度指令を変換器52介し流量調節弁51に与え
るものである。尚、ここで設定器77に設定する値は、
一定値の場合や、給水流量等の他の信号による可変設定
値とする場合もある。又、設定器77に設定される変化
率制限値は、開度指令の開閉両方向を制限する場合と、
開方向のみ制限する場合の両者が可能である。
【0034】請求項1の第2の実施例を図2を用いて説
明する。制御系構成は図1と同様であるため、異なる点
のみ説明する。
明する。制御系構成は図1と同様であるため、異なる点
のみ説明する。
【0035】本実施例においては、流量調節弁51に与
える開度指令の変化率制限を、流量調節弁53の外部で
行うもので、変換器52の下流に絞り弁79を設け、こ
の開度を調節することで空気圧信号に変換した流量調節
弁51への開度指令の変化率を制限するものである。
尚、本実施例の場合、開閉両方向の変化率を制限するこ
とになる。
える開度指令の変化率制限を、流量調節弁53の外部で
行うもので、変換器52の下流に絞り弁79を設け、こ
の開度を調節することで空気圧信号に変換した流量調節
弁51への開度指令の変化率を制限するものである。
尚、本実施例の場合、開閉両方向の変化率を制限するこ
とになる。
【0036】請求項1の第3の実施例を図3を用いて説
明する。本実施例は、前記第2の実施例に絞り弁79の
バイパス系を設け、そこに逆止弁80を設けたものであ
る。これにより、第2の実施例では、流量調節弁51へ
与える開度指令の変化率制限が開閉両方向にはたらいて
いたものが、開方向のみ変化率を制限可能としたもので
ある。すなわち、絞り弁79のバイパス系に逆止弁80
を設置することで、バイパス系を流れる空気圧信号は逆
止弁80により一方通行となり、開度指令は、開方向の
み変化率制限がかかり、閉方向は変化率制限がはたらか
なくなるものである。
明する。本実施例は、前記第2の実施例に絞り弁79の
バイパス系を設け、そこに逆止弁80を設けたものであ
る。これにより、第2の実施例では、流量調節弁51へ
与える開度指令の変化率制限が開閉両方向にはたらいて
いたものが、開方向のみ変化率を制限可能としたもので
ある。すなわち、絞り弁79のバイパス系に逆止弁80
を設置することで、バイパス系を流れる空気圧信号は逆
止弁80により一方通行となり、開度指令は、開方向の
み変化率制限がかかり、閉方向は変化率制限がはたらか
なくなるものである。
【0037】請求項2の第4の実施例を図5および図6
を用いて説明する。図5にプラント構成を示すが、先に
説明した図4と異なる点は、給水ポンプ10の押込側と
吐出側にそれぞれ圧力計56・57を設け、給水ポンプ
10の押込圧力と吐出圧力を検出してその値を流量調節系
計53に入力したものである。
を用いて説明する。図5にプラント構成を示すが、先に
説明した図4と異なる点は、給水ポンプ10の押込側と
吐出側にそれぞれ圧力計56・57を設け、給水ポンプ
10の押込圧力と吐出圧力を検出してその値を流量調節系
計53に入力したものである。
【0038】図6に本実施側の制御系を示すが、先に説
明した図1と異なる点は、圧力計56・57にて検出し
た給水ポンプ10の実効押込圧力と実効吐出圧力を偏差
演算器81に入力して給水ポンプ10の実効揚程を求め、
その結果を偏差演算器82に入力し、設定器84から偏
差演算器82に入力される任意に定めた設定揚程値と比
較し、制御演算器83にて実効揚程が設定揚程値より小
さくならないよう適切な圧力制御演算を行い、その結果
を加算器73の下流に設けた信号選択器85に入力す
る。信号選択器85は、加算器73から入力される流量
・水位制御演算の合計値と圧力制御演算値を比較し、流
量調節弁51への開度指令が小さい方を選択して出力す
ることが可能となり、従来の制御系に給水ポンプ10の
実効揚程を制御する圧力制御機能を付加するものであ
る。
明した図1と異なる点は、圧力計56・57にて検出し
た給水ポンプ10の実効押込圧力と実効吐出圧力を偏差
演算器81に入力して給水ポンプ10の実効揚程を求め、
その結果を偏差演算器82に入力し、設定器84から偏
差演算器82に入力される任意に定めた設定揚程値と比
較し、制御演算器83にて実効揚程が設定揚程値より小
さくならないよう適切な圧力制御演算を行い、その結果
を加算器73の下流に設けた信号選択器85に入力す
る。信号選択器85は、加算器73から入力される流量
・水位制御演算の合計値と圧力制御演算値を比較し、流
量調節弁51への開度指令が小さい方を選択して出力す
ることが可能となり、従来の制御系に給水ポンプ10の
実効揚程を制御する圧力制御機能を付加するものであ
る。
【0039】請求項2の第5の実施例を図7および図8
を用いて説明する。図7にプラント構成を示すが、図5
と異なる点は給水ポンプ10の押込側の圧力のみ圧力計
56にて検出し、その値を流量調節計53に入力するも
のである。
を用いて説明する。図7にプラント構成を示すが、図5
と異なる点は給水ポンプ10の押込側の圧力のみ圧力計
56にて検出し、その値を流量調節計53に入力するも
のである。
【0040】図8に本実施例の制御系を示すが、図6と
異なる点は、圧力計56にて検出した給水ポンプ10の
実効押込圧力を偏差演算器82に入力する。また、流量
計55にて検出した給水流量を関数発生器86に入力
し、当該流量における任意に定めた設定押込圧力を求
め、その結果を偏差演算器82に入力する。偏差演算器
82はそれぞれ入力された圧力を比較し、制御演算器8
3にて実効押込圧力が設定圧押込圧力より小さくならな
いよう適切な圧力制御演算を行い、その結果を信号選択
器85に入力する。信号選択器85の内容は図6にて説
明したものと同様である。尚、設定押し込み圧力は、関
数発生器86を用いた例を示したが、給水流量から設定
せず設定器を用い、任意の設定値でも良い。
異なる点は、圧力計56にて検出した給水ポンプ10の
実効押込圧力を偏差演算器82に入力する。また、流量
計55にて検出した給水流量を関数発生器86に入力
し、当該流量における任意に定めた設定押込圧力を求
め、その結果を偏差演算器82に入力する。偏差演算器
82はそれぞれ入力された圧力を比較し、制御演算器8
3にて実効押込圧力が設定圧押込圧力より小さくならな
いよう適切な圧力制御演算を行い、その結果を信号選択
器85に入力する。信号選択器85の内容は図6にて説
明したものと同様である。尚、設定押し込み圧力は、関
数発生器86を用いた例を示したが、給水流量から設定
せず設定器を用い、任意の設定値でも良い。
【0041】請求項3の実施例を図9を用いて説明す
る。第6の実施例は、プラント構成は図5と同じである
が、制御系統は図9に示すものである。本実施例では、
圧力計56・57にて検出した給水ポンプ10の実効押
込圧力と実効吐出圧力から偏差演算器81にて給水ポン
プ10の実効揚程を求め、その結果を関数発生器87に
入力し、ここで給水流量調節弁51に与える開度指令の
制限値を設定して信号選択器85に入力することによ
り、開度指令は実効揚程により定められた範囲内の開度
指令を給水流量調節弁51に与えられるようになる。
る。第6の実施例は、プラント構成は図5と同じである
が、制御系統は図9に示すものである。本実施例では、
圧力計56・57にて検出した給水ポンプ10の実効押
込圧力と実効吐出圧力から偏差演算器81にて給水ポン
プ10の実効揚程を求め、その結果を関数発生器87に
入力し、ここで給水流量調節弁51に与える開度指令の
制限値を設定して信号選択器85に入力することによ
り、開度指令は実効揚程により定められた範囲内の開度
指令を給水流量調節弁51に与えられるようになる。
【0042】第7の実施例は、プラント構成は図7と同
じであるが、制御系統は図10に示すものである。本実
施例では、圧力計56にて検出した給水ポンプ10の実
効押込圧力を関数発生器87に入力し、ここで給水流量
調節弁51に与える開度指令の制限値を設定して信号選
択器85に入力することにより、開度指令は実効押込圧
力に定められた範囲内の開度指令を給水流量調節弁51
に与えられるようになる。
じであるが、制御系統は図10に示すものである。本実
施例では、圧力計56にて検出した給水ポンプ10の実
効押込圧力を関数発生器87に入力し、ここで給水流量
調節弁51に与える開度指令の制限値を設定して信号選
択器85に入力することにより、開度指令は実効押込圧
力に定められた範囲内の開度指令を給水流量調節弁51
に与えられるようになる。
【0043】請求項4の実施例を図11および図12を
用いて説明する。第8の実施例としてのプラント構成を
図11に示す。本図において図5と異なる点は、圧力計
56・57にて検出した給水ポンプ10の実効押込圧力
と実効吐出圧力を圧力制御装置64に入力し、ここで給
水管28に接続される他系統の弁、本例においては水張
管66に設置される止弁65に開閉指令を与えるもので
ある。
用いて説明する。第8の実施例としてのプラント構成を
図11に示す。本図において図5と異なる点は、圧力計
56・57にて検出した給水ポンプ10の実効押込圧力
と実効吐出圧力を圧力制御装置64に入力し、ここで給
水管28に接続される他系統の弁、本例においては水張
管66に設置される止弁65に開閉指令を与えるもので
ある。
【0044】制御系は、図12に示す通り、圧力計56
・57にて検出した給水ポンプ10の実効押込圧力と実
効吐出圧力を圧力制御装置64の偏差演算器88に入力
し、実効揚程を求める。この実効揚程が判定器89に入
り、規定値以下に低下したならば信号発生器91に信号
を送り、この信号が入力されたことで、開度指令器92
に信号を送り止弁65に開指令を出す。又、実効揚程が
判定器90に入り規定値以上に回復したならば信号発生
器91に信号を送り、この信号が入力されたことで開度
指令器92への信号を切る。同時に、この信号が切れた
ことを、開度指令器93が検出したならば止弁65に閉
指令を出すようにするものである。
・57にて検出した給水ポンプ10の実効押込圧力と実
効吐出圧力を圧力制御装置64の偏差演算器88に入力
し、実効揚程を求める。この実効揚程が判定器89に入
り、規定値以下に低下したならば信号発生器91に信号
を送り、この信号が入力されたことで、開度指令器92
に信号を送り止弁65に開指令を出す。又、実効揚程が
判定器90に入り規定値以上に回復したならば信号発生
器91に信号を送り、この信号が入力されたことで開度
指令器92への信号を切る。同時に、この信号が切れた
ことを、開度指令器93が検出したならば止弁65に閉
指令を出すようにするものである。
【0045】第9の実施例としてのプラント構成を図1
3に示す。本図において図11と異なる点は、圧力計5
6にて検出した給水ポンプ10の実効押込圧力のみ圧力
制御装置64に入力するものである。
3に示す。本図において図11と異なる点は、圧力計5
6にて検出した給水ポンプ10の実効押込圧力のみ圧力
制御装置64に入力するものである。
【0046】制御系は、図14に示す通り、圧力計56
にて検出した給水ポンプ10の実効押込圧力が判定器8
9に入り、規定値以下に低下したならば信号発生器91
に信号を送る。又、実効押込圧力が判定器90に入り、
規定値以上に回復したならば信号発生器91に信号を送
る。以下信号発生器91,開度指令器92・93,止弁
65の動作は図12と同様である。
にて検出した給水ポンプ10の実効押込圧力が判定器8
9に入り、規定値以下に低下したならば信号発生器91
に信号を送る。又、実効押込圧力が判定器90に入り、
規定値以上に回復したならば信号発生器91に信号を送
る。以下信号発生器91,開度指令器92・93,止弁
65の動作は図12と同様である。
【0047】請求項5の実施例を図15および図16を
用いて説明する。第10の実施例としてプラント構成を
図15に示す。本図において図11と異なる点は、圧力
制御装置64からの信号が給水管28から分岐する分岐
管68に設置される分岐弁67に与えるものである。
用いて説明する。第10の実施例としてプラント構成を
図15に示す。本図において図11と異なる点は、圧力
制御装置64からの信号が給水管28から分岐する分岐
管68に設置される分岐弁67に与えるものである。
【0048】制御系は図16に示す通り図12と同様で
あるが、動作として図12と異なる点は、判定器89に
入力された実効揚程が規定値以下に低下したならば信号
発生器91に信号を送り、この信号が入力されたこと
で、開度指令器94に信号を送り分岐弁67に閉指令を
出す。又、実効揚程が判定器90に入り規定値以上に回
復したならば信号発生器91に信号を送り、この信号が
入力されたことで開度指令器94への信号を、切る。同
時に、この信号が切れたことを開度指令器95が検出し
たならば、分岐弁67に開許可指令を出すようにするも
のである。
あるが、動作として図12と異なる点は、判定器89に
入力された実効揚程が規定値以下に低下したならば信号
発生器91に信号を送り、この信号が入力されたこと
で、開度指令器94に信号を送り分岐弁67に閉指令を
出す。又、実効揚程が判定器90に入り規定値以上に回
復したならば信号発生器91に信号を送り、この信号が
入力されたことで開度指令器94への信号を、切る。同
時に、この信号が切れたことを開度指令器95が検出し
たならば、分岐弁67に開許可指令を出すようにするも
のである。
【0049】第11の実施例としてのプラント構成を図
17に示す。本図において図15と異なる点は、圧力計
56にて検出した給水ポンプ10の実効押込圧力のみ圧
力制御装置64に入力するものである。制御系は、図1
8に示す通り、圧力計56にて検出した給水ポンプ10
の実効押込圧力が判定器89に入り、規定値以下に低下
したならば信号発生器91に信号を送る。又、実効押込
圧力が判定器90に入り、規定値以上に回復したならば
信号発生器91に信号を送る。以下信号発生器91,開
度指令器94・95,分岐弁67の動作は図16と同様
である。
17に示す。本図において図15と異なる点は、圧力計
56にて検出した給水ポンプ10の実効押込圧力のみ圧
力制御装置64に入力するものである。制御系は、図1
8に示す通り、圧力計56にて検出した給水ポンプ10
の実効押込圧力が判定器89に入り、規定値以下に低下
したならば信号発生器91に信号を送る。又、実効押込
圧力が判定器90に入り、規定値以上に回復したならば
信号発生器91に信号を送る。以下信号発生器91,開
度指令器94・95,分岐弁67の動作は図16と同様
である。
【0050】請求項6の実施例を図19を用いて説明す
る。第12の実施例としてプラント構成を図19に示
す。本図において図4と異なる点は、給水ポンプ10の
入口側に復水タンク13を設け、降水管14にて給水管
28と接続し、逆止弁15,復水タンク補給弁16,水
位計62,水位制御装置59を付属として設置した点で
ある。
る。第12の実施例としてプラント構成を図19に示
す。本図において図4と異なる点は、給水ポンプ10の
入口側に復水タンク13を設け、降水管14にて給水管
28と接続し、逆止弁15,復水タンク補給弁16,水
位計62,水位制御装置59を付属として設置した点で
ある。
【0051】これらを設置することで、給水ポンプ10
のには復水タンク13の静水頭を掛ることができる。
又、付属として設置した個々の動作は以下の通りであ
る。
のには復水タンク13の静水頭を掛ることができる。
又、付属として設置した個々の動作は以下の通りであ
る。
【0052】逆止弁15は、給水ポンプ10に送られる
給水が復水タンク13に逆流するのを防止する。復水タ
ンク補給弁16は、復水タンク13の水位を水位計62
にて検出し水位制御装置59に入力する。水位制御装置
59は復水タンク13の水位が低下したならば復水タン
ク補給弁16を開して、復水タンク13に給水の一部を
補給し、水位を保持するものである。又、復水タンク1
3の水位が回復したならば復水タンク補給弁16を閉じ
るようにするものである。
給水が復水タンク13に逆流するのを防止する。復水タ
ンク補給弁16は、復水タンク13の水位を水位計62
にて検出し水位制御装置59に入力する。水位制御装置
59は復水タンク13の水位が低下したならば復水タン
ク補給弁16を開して、復水タンク13に給水の一部を
補給し、水位を保持するものである。又、復水タンク1
3の水位が回復したならば復水タンク補給弁16を閉じ
るようにするものである。
【0053】第13の実施例としてのプラント構成を図
20に示す。本図において図19と異なる点は、復水タ
ンク13への補給水源が給水ではなく、補給水系のよう
な他系統を水源としたもので、各設備の目的及び動作は
図19と同様である。
20に示す。本図において図19と異なる点は、復水タ
ンク13への補給水源が給水ではなく、補給水系のよう
な他系統を水源としたもので、各設備の目的及び動作は
図19と同様である。
【0054】請求項7の実施例を図21を用いて説明す
る。第14の実施例としてのプラント構成を図21に示
す。本図は、図20と同様の構成であるが、復水タンク
13のかわりに軸冷水ヘッドタンク20を流用したもの
であり、水位計62,水位制御装置59,軸冷水ヘッド
タンク補給水弁18,軸冷水ヘッドタンク補給水管19
の目的及び動作は図20と同様である。
る。第14の実施例としてのプラント構成を図21に示
す。本図は、図20と同様の構成であるが、復水タンク
13のかわりに軸冷水ヘッドタンク20を流用したもの
であり、水位計62,水位制御装置59,軸冷水ヘッド
タンク補給水弁18,軸冷水ヘッドタンク補給水管19
の目的及び動作は図20と同様である。
【0055】請求項9の実施例を図22を用いて説明す
る。第15の実施例としてプラント構成を図22に示
す。本図は、図4と異なる点は、復水ポンプとして8A
・8Bと予備器を設置し、給水ポンプ10の押込圧力が
所定の圧力まで低下したならば復水ポンプ8A・8Bの
いずれか一方の予備機を起動させるものである。
る。第15の実施例としてプラント構成を図22に示
す。本図は、図4と異なる点は、復水ポンプとして8A
・8Bと予備器を設置し、給水ポンプ10の押込圧力が
所定の圧力まで低下したならば復水ポンプ8A・8Bの
いずれか一方の予備機を起動させるものである。
【0056】請求項8の実施例を図23を用いて説明す
る。第16の実施例を図23に示す。本例は、圧力計5
6にて検出した給水ポンプ10の押込圧力をトリップ装
置97に入力し、給水ポンプ10の押込圧力低にて運転
中の給水ポンプ10を停止させるものであるが、トリッ
プ装置97に負荷遮断時のような過渡時には一時的にト
リップを除外する機能を設けるものである。
る。第16の実施例を図23に示す。本例は、圧力計5
6にて検出した給水ポンプ10の押込圧力をトリップ装
置97に入力し、給水ポンプ10の押込圧力低にて運転
中の給水ポンプ10を停止させるものであるが、トリッ
プ装置97に負荷遮断時のような過渡時には一時的にト
リップを除外する機能を設けるものである。
【0057】請求項10の実施例を図24を用いて説明
する。第17の実施例としてのプラント構成を図24に
示す。本図は図19と異なる点として、復水タンク13
に圧力計60,圧力調節計61,変換器52,圧力調節
弁63,補助蒸気管17を設置し、復水タンク13の内
圧を任意に定める所定の圧力に保つよう圧力調節弁63
にて補助蒸気を導入し加圧するものである。これは、プ
ラントの構成上復水タンク13の静水頭が給水ポンプ1
0にて要求する押込圧力低トリップ値を満足できない場
合、不足分を補うため復水タンク13を補助蒸気にて加
圧するものである。
する。第17の実施例としてのプラント構成を図24に
示す。本図は図19と異なる点として、復水タンク13
に圧力計60,圧力調節計61,変換器52,圧力調節
弁63,補助蒸気管17を設置し、復水タンク13の内
圧を任意に定める所定の圧力に保つよう圧力調節弁63
にて補助蒸気を導入し加圧するものである。これは、プ
ラントの構成上復水タンク13の静水頭が給水ポンプ1
0にて要求する押込圧力低トリップ値を満足できない場
合、不足分を補うため復水タンク13を補助蒸気にて加
圧するものである。
【0058】
【発明の効果】本発明の効果を以下に説明する。
【0059】請求項1について、第1,2,3のいずれ
かの実施例を実施することにより、流量調節弁51の開
度変化率が必要最小限に制限することが可能となり、流
量調節弁51の急開時に生じる過渡的な給水流量急増、
給水ポンプ10の押込圧力低下現象を回避することがで
きる。
かの実施例を実施することにより、流量調節弁51の開
度変化率が必要最小限に制限することが可能となり、流
量調節弁51の急開時に生じる過渡的な給水流量急増、
給水ポンプ10の押込圧力低下現象を回避することがで
きる。
【0060】請求項2について、第4,5のいずれかの
実施例を実施することにより、流量調節弁51の制御機
能として給水ポンプ10の押込圧力が規定値以下に低下
しないような圧力制御が付加されているため、給水ポン
プ10の押込圧力低下現象を回避することができる。
実施例を実施することにより、流量調節弁51の制御機
能として給水ポンプ10の押込圧力が規定値以下に低下
しないような圧力制御が付加されているため、給水ポン
プ10の押込圧力低下現象を回避することができる。
【0061】請求項3について、第6,7のいずれかの
実施例を実施することにより、流量調節弁51の開度が
給水ポンプ10の押込圧力低下現象を回避可能な開度に
制限することができる。
実施例を実施することにより、流量調節弁51の開度が
給水ポンプ10の押込圧力低下現象を回避可能な開度に
制限することができる。
【0062】請求項4について、第8,9のいずれかの
実施例を実施することにより、他系統の圧力を給水ポン
プ10の押込圧力に加えることが可能となるため、給水
ポンプ10の押込圧力低下現象を回避することができ
る。
実施例を実施することにより、他系統の圧力を給水ポン
プ10の押込圧力に加えることが可能となるため、給水
ポンプ10の押込圧力低下現象を回避することができ
る。
【0063】請求項5について、第10,11のいずれ
かの実施例を実施することにより、給水系から分岐する
他系統への給水を抑制できるため、給水流量が抑制さ
れ、給水流量急増による給水ポンプ10の押込圧力低下
現象を回避することができる。
かの実施例を実施することにより、給水系から分岐する
他系統への給水を抑制できるため、給水流量が抑制さ
れ、給水流量急増による給水ポンプ10の押込圧力低下
現象を回避することができる。
【0064】請求項6,7,10について、第12,1
3,14,17のいずれかの実施例を実施することによ
り、給水ポンプ10の押込圧力は復水タンク13又は軸
冷水ヘッドタンク20の静水頭が常時加わるため、給水
ポンプ10の押込圧力が低下するような現象を回避する
ことができる。
3,14,17のいずれかの実施例を実施することによ
り、給水ポンプ10の押込圧力は復水タンク13又は軸
冷水ヘッドタンク20の静水頭が常時加わるため、給水
ポンプ10の押込圧力が低下するような現象を回避する
ことができる。
【0065】請求項8について、第16の実施例を実施
することにより、負荷遮断時のような過渡時に不要な給
水ポンプ10のトリップを防止することができる。
することにより、負荷遮断時のような過渡時に不要な給
水ポンプ10のトリップを防止することができる。
【0066】請求項9について、第15の実施例を実施
することにより、給水ポンプ10の押込圧力が低下した
場合は、予備の復水ポンプ8A,8Bのいずれかが起動
してさらに加圧するため、給水ポンプ10の押込圧力低
下現象を回避することができる。
することにより、給水ポンプ10の押込圧力が低下した
場合は、予備の復水ポンプ8A,8Bのいずれかが起動
してさらに加圧するため、給水ポンプ10の押込圧力低
下現象を回避することができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す制御系統図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2の実施例を示す制御系統図であ
る。
る。
【図3】本発明の第3の実施例を示す制御系統図であ
る。
る。
【図4】本発明の第1,2,3の実施例を行うためのプ
ラント構成図である。
ラント構成図である。
【図5】本発明の第4の実施例を行うためのプラント構
成図である。
成図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す制御系統図であ
る。
る。
【図7】本発明の第5,6,7の実施例を行うためのプ
ラント構成図である。
ラント構成図である。
【図8】本発明の第5の実施例を示す制御系統図であ
る。
る。
【図9】本発明の第6の実施例を示す制御系統図であ
る。
る。
【図10】本発明の第7の実施例を示す制御系統図であ
る。
る。
【図11】本発明の第8の実施例を行うためのプラント
構成図である。
構成図である。
【図12】本発明の第8の実施例を示す制御系統図であ
る。
る。
【図13】本発明の第9の実施例を行うためのプラント
構成図である。
構成図である。
【図14】本発明の第9の実施例を示す制御系統図であ
る。
る。
【図15】本発明の第10の実施例を行うためのプラン
ト構成図である。
ト構成図である。
【図16】本発明の第10の実施例を示す制御系統図で
ある。
ある。
【図17】本発明の第11の実施例を行うためのプラン
ト構成図である。
ト構成図である。
【図18】本発明の第11の実施例を示す制御系統図で
ある。
ある。
【図19】本発明の第12の実施例を示すプラント構成
図である。
図である。
【図20】本発明の第13の実施例を示すプラント構成
図である。
図である。
【図21】本発明の第14の実施例を示すプラント構成
図である。
図である。
【図22】本発明の第15の実施例を示すプラント構成
図である。
図である。
【図23】本発明の第16の実施例を示すプラント構成
図である。
図である。
【図24】本発明の第17の実施例を示すプラント構成
図である。
図である。
1…圧縮機、2…燃焼器、3…ガスタービン、4…排熱
回収ボイラ、5…蒸気タービン、6…発電機、7…復水
器、8・8A・8B…復水ポンプ、9…グランド蒸気復
水器、10…給水ポンプ、11…煙突、12…ドラム、13…復
水タンク、14…降水管、15…逆止弁、16…復水タンク補
給弁、17…補助蒸気管、18…軸冷水ヘッドタンク補給水
弁、19…軸冷水ヘッドタンク補給水管、20…軸冷水ヘッ
ドタンク、21…蒸発管、22…蒸気管、23…過熱器、24…
主蒸気管、25…燃料管、26…吸気ダクト、27…排気蒸気
管、28…給水管、29…排気ガス煙道、30…煙突入口煙
道、51…流量調節弁、52…変換器、53…流量調節計、54
・55…流量計、56・57・60…圧力計、58・62…水位計、
59…水位制御装置、61…圧力調節計、63…圧力調節弁、
64…圧力制御装置、65…止弁、66…水張り管、67…分岐
弁、68…分岐管、71・74・81・82・88…偏差演算器、72
・75・83…制御演算器、73…加算器、76・77・84…設定
器、78…変化率制限器、79…絞り弁、80…逆止弁、85…
信号選択器、86・87…関数発生器、89・90・96…判定
器、91…信号発生器、92・93・94・95…開度指令器、97
…トリップ装置
回収ボイラ、5…蒸気タービン、6…発電機、7…復水
器、8・8A・8B…復水ポンプ、9…グランド蒸気復
水器、10…給水ポンプ、11…煙突、12…ドラム、13…復
水タンク、14…降水管、15…逆止弁、16…復水タンク補
給弁、17…補助蒸気管、18…軸冷水ヘッドタンク補給水
弁、19…軸冷水ヘッドタンク補給水管、20…軸冷水ヘッ
ドタンク、21…蒸発管、22…蒸気管、23…過熱器、24…
主蒸気管、25…燃料管、26…吸気ダクト、27…排気蒸気
管、28…給水管、29…排気ガス煙道、30…煙突入口煙
道、51…流量調節弁、52…変換器、53…流量調節計、54
・55…流量計、56・57・60…圧力計、58・62…水位計、
59…水位制御装置、61…圧力調節計、63…圧力調節弁、
64…圧力制御装置、65…止弁、66…水張り管、67…分岐
弁、68…分岐管、71・74・81・82・88…偏差演算器、72
・75・83…制御演算器、73…加算器、76・77・84…設定
器、78…変化率制限器、79…絞り弁、80…逆止弁、85…
信号選択器、86・87…関数発生器、89・90・96…判定
器、91…信号発生器、92・93・94・95…開度指令器、97
…トリップ装置
Claims (10)
- 【請求項1】 複合発電プラントの給水流量制御におい
て、給水流量の急増を押えるよう流量調節弁の開速度を
抑制して給水ポンプの押込圧力低下を回避するようにし
たことを特徴とする給水ポンプ押込圧力確保方法。 - 【請求項2】 複合発電プラントの給水流量制御におい
て、制御要素に給水ポンプ押込力又は吐出圧力のいずれ
か少なくとも一方を加え、給水ポンプ押込圧力又は吐出
圧力のいずれか少なくとも一方の圧力が規定値以下に低
下しないよう流量調節弁にて圧力制御するようになした
ことを特徴とする給水ポンプ押込圧力確保方法。 - 【請求項3】 複合発電プラントの給水流量制御におい
て、給水ポンプ押込圧力又は吐出圧力のいずれか少なく
とも一方の圧力が規定値以下に低下しないよう、所定の
圧力以下に低下したならば流量調節弁の開度制限を行う
ようになしたことを特徴とする給水ポンプ押込圧力確保
方法。 - 【請求項4】 複合発電プラントの給水系統構成におい
て、給水ポンプ押込圧力又は吐出圧力のいずれか少なく
とも一方の圧力が規定値以下に低下したならば、補給水
系又は純水系から給水系に接続される他系統からの止弁
を開するようになしたことを特徴とする給水ポンプ押込
圧力確保方法及び同装置。 - 【請求項5】 複合発電プラントの給水系統構成におい
て、給水ポンプ押込圧力又は吐出圧力のいずれか少なく
とも一方の圧力が規定値以下に低下したならば、給水系
から分岐する他系統への分岐弁を全閉又は絞り込むよう
になしたことを特徴とする給水ポンプ押込圧力確保方法
及び同装置。 - 【請求項6】 複合発電プラントの給水系統構成におい
て、給水ポンプ入口側に復水タンクを設け、復水タンク
の静水頭を給水ポンプ押込圧力に加えて給水ポンプの所
要押込圧力を確保するようになしたことを特徴とする給
水ポンプ押込圧力確保装置。 - 【請求項7】 複合発電プラントの給水系統構成におい
て、給水ポンプ入口側に軸冷水ヘッドタンクからの降水
管を接続し、軸冷水ヘッドタンクの静水頭を給水ポンプ
押込圧力に加えて、給水ポンプの所要押込圧力を確保す
るようになしたことを特徴とする給水ポンプ押込圧力確
保装置。 - 【請求項8】 複合発電プラントの給水ポンプ運転にお
いて、給水ポンプ押込圧力低下時のトリップ条件とし
て、負荷遮断時のような過渡時は一時的にトリップを除
外するようになしたことを特徴とする給水ポンプ押込圧
力確保方法。 - 【請求項9】 複合発電プラントの給水系統運転におい
て、負荷遮断時のような過渡時は一時的に給水ポンプ上
流に設置される復水ポンプ予備機を起動して給水ポンプ
押込圧力を規定値以上に確保するようになしたことを特
徴とする給水ポンプ押込圧力確保方法。 - 【請求項10】 「請求項6」において、復水タンクに
蒸気を導入し、所定の圧力に加圧して給水ポンプ押込圧
力を規定値以上に確保するようになしたことを特徴とす
る給水ポンプ押込圧力確保装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4288908A JP2878915B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 発電プラント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4288908A JP2878915B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 発電プラント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06137512A true JPH06137512A (ja) | 1994-05-17 |
JP2878915B2 JP2878915B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=17736349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4288908A Expired - Fee Related JP2878915B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 発電プラント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2878915B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023078311A1 (zh) * | 2021-11-03 | 2023-05-11 | 西安热工研究院有限公司 | 一种机组凝结水宽负荷自适应优化系统 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5893603U (ja) * | 1981-12-17 | 1983-06-24 | 株式会社東芝 | 給水制御装置 |
JPS61225504A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-07 | 日本原子力事業株式会社 | 給水ポンプ制御装置 |
JPH0333495A (ja) * | 1989-06-29 | 1991-02-13 | Toshiba Corp | 復水ポンプ制御装置 |
JP3121304U (ja) * | 2006-01-31 | 2006-05-18 | 株式会社阪村機械製作所 | かしめナット |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP4288908A patent/JP2878915B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023078311A1 (zh) * | 2021-11-03 | 2023-05-11 | 西安热工研究院有限公司 | 一种机组凝结水宽负荷自适应优化系统 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2878915B2 (ja) | 1999-04-05 |
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