JPH0613537Y2 - ドア・ロック装置 - Google Patents

ドア・ロック装置

Info

Publication number
JPH0613537Y2
JPH0613537Y2 JP1988002639U JP263988U JPH0613537Y2 JP H0613537 Y2 JPH0613537 Y2 JP H0613537Y2 JP 1988002639 U JP1988002639 U JP 1988002639U JP 263988 U JP263988 U JP 263988U JP H0613537 Y2 JPH0613537 Y2 JP H0613537Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock member
locking
door
groove
locking member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988002639U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01109205U (ja
Inventor
冬彦 吉倉
孝行 石原
忠男 戸塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OHM Electric Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
OHM Electric Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OHM Electric Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical OHM Electric Co Ltd
Priority to JP1988002639U priority Critical patent/JPH0613537Y2/ja
Publication of JPH01109205U publication Critical patent/JPH01109205U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0613537Y2 publication Critical patent/JPH0613537Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はドア・ロック装置に関し、例えば配電盤や制御
盤などのドアをロックする装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種のドア・ロック装置としては、例えば第6図
に示されるような構造のものがあった。
同図において、制御盤本体1に開けられた開口部1aを扉
2で塞いだ後に、ボルト3を扉2に開けた孔を介して制
御盤本体1にねじこんで、扉2と制御盤本体1とを固定
するのが一般的であった。その場合、制御盤本体1と扉
2との間には、ゴム・パッキン4が介在されて、塵や
埃,油などの侵入を防いでいる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記構造の従来のドア・ロック装置は、ゴ
ム・パッキン4が経年変化によって劣化し、ゴム・パッ
キン4の本来有する弾性力が失われて制御盤本体1と扉
2との間に隙間が生じ、その隙間を通して塵や埃,油な
どが制御盤本体1の内部に侵入して各機器を故障させて
しまうことがあった。
このため、ある程度の年数が経過するとゴム・パッキン
4を点検する必要があり、ゴム・パッキン4が劣化して
いる場合にはボルト3を増し締めしなくてはならなかっ
た。
また、ゴム・パッキン4の劣化に伴なってボルト3が弛
み、扉2が制御盤本体1からずれてしまったり、また、
一度開けた扉2を閉める場合に扉2の自重で扉2の先端
が下方に下がり、このため、扉2を制御盤本体1に取り
付ける際には扉2を持ち上げて制御盤本体1に対する扉
2の正しい位置決めをした状態でボルト3を取り付けな
ければならなかった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、
軸方向に沿った外周面の一部に軸方向と交差する方向に
突起あるいは溝を多数有し、前記外周面の他部に平坦面
を有し、かつその一端につまみが形成された軸状のロッ
ク部材と、このロック部材のつまみ側を軸心を中心とし
て回動自在に保持するとともに扉に固定される固定板
と、ロック部材に回動力を加えその回動位置を施錠位置
に付勢するバネと、ロック部材が導入される導入孔を有
し、この導入孔の側部にその回動位置を施錠位置として
導入されるロック部材の突起あるいは溝と係合する溝あ
るいは突起が多数形成された弾性を有する面を有し、フ
レームに固定される係止部材とを備え、バネの加える回
動力に抗してロック部材が回動され解錠位置とされた場
合、ロック部材の突起あるいは溝と係止部材の溝あるい
は突起との係止が解消されるとともに、ロック部材の平
坦面が係止部材の溝あるいは突起と対向位置するように
構成されたものである。
〔作用〕
したがってこの考案によれば、ロック部材の回動位置が
バネの加える回動力により施錠位置に保たれ、この施錠
位置に保たれたロック部材を係止部材の導入孔に導入す
ることにより、ロック部材の突起あるいは溝と係止部材
の溝あるいは突起とが係合し、常に扉とフレームとを完
全に密着するようにロックさせることが可能となる。
扉とフレームとのロック状態において、バネの加える回
動力に抗してロック部材を回動し解錠位置とすれば、ロ
ック部材の突起あるいは溝と係止部材の溝あるいは突起
との係止が解消されるとともに、ロック部材の平坦面が
係止部材の溝あるいは突起と対向位置するようになり、
すなわちロック部材と係止部材との係合面が無くなり、
扉とフレームとのロックを解除することができるように
なる。
〔実施例〕
次に本考案について図面を参照して説明する。第1図は
本考案の一実施例を表す要部切断断面図、第2図はこれ
らが組み合わされた場合の平面図である。
同図において、5は軸状のロック部材、6はこのロック
部材を保持し扉7に固定される固定板、8はロック部材
5に回動力を加えている円筒コイルバネ、9はロック部
材5と係合されるフレーム10に固定される係止部材で
ある。
ロック部材5は、第3図にその詳細が示され、同図(a)
は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は裏面図で
ある。
同図において、ロック部材5の軸方向に沿った軸心に対
向する外周面の一部5A,5Bにはこの軸方向と直交す
る方向に突起5Cが多数形成され、軸心に対向する外周
面の他部5D,5E(以下、平坦面と呼ぶ)は平坦化さ
れており、平坦面5Dにはピン挿入孔5Fが形成されて
いる。また、このロック部材5の一端にはつまみ5Gが
形成されており、つまみ5Gにはスリット5Hが形成さ
れている。
固定板6は、ロック部材5のつまみ5Gを保持し、ロッ
ク部材5はこの軸心を中心として回動自在になってい
る。
係止部材9は、第4図にその詳細が示され、同図(a)は
平面図、(b)は(a)におけるIVb−IVb線断面図、(c)は
(a)におけるIVc−IVc線断面図である。
同図において、係止部材9はロック部材5の先端部が導
入される導入孔9Aを有し、この導入孔9Aの側部にロ
ック部材5の突起5Cと係合する溝9Bが多数形成され
た対向する面9C,9Dを有し、これら面9C,9Dは
弾性を有している。なお、9Eはフレーム10との固定
のためのネジが挿入されるネジ穴である。
また、ロック部材5はその回動位置が、バネ8の回動力
により、ロック部材5の突起5Cと係止部材9の溝9B
とが係合する定常位置(施錠位置)に付勢されている。
この円筒コイルバネ8は、第1図に示されるように、ロ
ック部材5のピン挿入孔5Fに垂設された第1のピン1
1にフック状の一端が係止され、扉7に垂設された第2
のピン12に他端が係止されている。
このような構造において、扉6とフレーム10とのロッ
クについて、第5図(a)を参照して以下に説明する。
つまり、第1図に示される状態から、扉7がフレーム1
0に向かって移動されると、ロック部材5はフレーム1
0に固定された係止部材9の導入孔9Aに挿入される。
この際、ロック部材5の先端部は、係止部材9の弾性を
有する対向する面9C,9D間の距離を押し広げながら
挿入される。さらに、ロック部材5は円筒コイルバネ8
によって施錠位置にあるため、ロック部材5の突起5C
は係止部材9の溝9Bと摺動し、扉7とフレーム10と
が接触した位置で突起5Cと溝9Bとの係合は、第5図
(a)の横断面図に示されるように係止される。この係止
は、係止部材9の面9C,9Dの有する弾性によって突
起5Cと溝9Bとの係合が維持されるため、確実に行わ
れる。このため、扉7とフレーム10とは第2図の平面
図に示されるようにロックされる。
次に、扉7とフレーム10とのロックの解除について、
第5図(b)を参照して以下に説明する。
つまり、ロック部材5のつまみ5Gのスリット5Hにド
ライバ等が係合されてロック部材5が回動されることに
より、ロック部材5の突起5Cと係止部材9の溝9Bと
の係止は解消される。すなわち、バネ9の加える回動力
に抗してロック部材5を所定角度回動し解錠位置とする
と、ロック部材5の突起5Cと係止部材9の溝9Bとの
係止が解消されるとともに、ロック部材5の平坦面5
D,5Eが係止部材9の溝9B,9Bに対向位置するよ
うになり、ロック部材5と係止部材9とは、第5図(b)
の横断面図に示されるように、係合面が無くなる。この
ロック部材5の位置を保持しながら扉7を開くことによ
り、扉7とフレーム10とのロックは解除される。な
お、ロック部材5の回動された位置は、ロック解除後に
は円筒コイルバネ8の力によって元の定常位置に戻され
る。
〔考案の効果〕
以上説明したことから明らかなように本考案によれば、
ロック部材の回動位置がバネの加える回動力により施錠
位置に保たれ、この施錠位置に保たれたロック部材を係
止部材の導入孔に導入することにより、ロック部材の突
起あるいは溝と係止部材の溝あるいは突起とが係合し、
常に扉とフレームとを完全に密着するようにロックさせ
ることが可能となり、従来のようにゴム部材が経年変化
によって劣化して扉とフレームとの間に生じた隙間を無
くすためにボルトの増し締めをするといった特別の調整
をすることのない、すなわち、無保守で扉とフレームと
を完全に密着させることができる、塵や埃,油などが侵
入してフレーム内に収納された各機器が故障してしまう
といったことのないドア・ロック装置が得られるという
効果を有する。
また、本考案によれば、扉とフレームとのロック状態に
おいて、バネの加える回動力に抗してロック部材を回動
し解錠位置とすれば、ロック部材の突起あるいは溝と係
止部材の溝あるいは突起との係止が解消されるととも
に、ロック部材の平坦面が係止部材の溝あるいは突起と
対向位置するようになり、すなわちロック部材と係止部
材との係合面が無くなり、扉とフレームとのロックを解
除することができるようになり、簡単かつ短時間で解錠
を行うことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を表す要部切断断面図、第2
図は第1図に示されるロック部材と係止部材とが組合わ
された時の平面図、第3図(a),(b),(c),(d)はロック部
材を表す平面図,正面図,側面図,裏面図、第4図(a),
(b),(c)は係止部材を表す平面図,(a)におけるIVb−IV
b線断面図,(a)におけるIVc−IVc線断面図、第5図
(a)はロック部材と係止部材とのロック時の横断面図、
第5図(b)はロック部材と係止部材とのロック解除時の
横断面図、第6図は従来の構造を表す断面図である。 5……ロック部材、5C……突起、5G……つまみ、6
……固定板、7……扉、8……円筒コイルバネ、9……
係止部材、9A……導入孔、9B……溝、10……フレ
ーム、11,12……係止ピン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 昭44−30027(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸方向に沿った外周面の一部に軸方向と交
    差する方向に突起あるいは溝を多数有し、前記外周面の
    他部に平坦面を有し、かつその一端につまみが形成され
    た軸状のロック部材と、 このロック部材のつまみ側を軸心を中心として回動自在
    に保持するとともに扉に固定される固定板と、 前記ロック部材に回動力を加えその回動位置を施錠位置
    に付勢するバネと、 前記ロック部材が導入される導入孔を有し、この導入孔
    の側部にその回動位置を施錠位置として導入される前記
    ロック部材の突起あるいは溝と係合する溝あるいは突起
    が多数形成された弾性を有する面を有し、フレームに固
    定される係止部材とを備え、 前記バネの加える回動力に抗して前記ロック部材が回動
    され解錠位置とされた場合、前記ロック部材の突起ある
    いは溝と前記係止部材の溝あるいは突起との係止が解消
    されるとともに、前記ロック部材の平坦面が前記係止部
    材の溝あるいは突起と対向位置する ことを特徴とするドア・ロック装置。
JP1988002639U 1988-01-14 1988-01-14 ドア・ロック装置 Expired - Lifetime JPH0613537Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988002639U JPH0613537Y2 (ja) 1988-01-14 1988-01-14 ドア・ロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988002639U JPH0613537Y2 (ja) 1988-01-14 1988-01-14 ドア・ロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01109205U JPH01109205U (ja) 1989-07-24
JPH0613537Y2 true JPH0613537Y2 (ja) 1994-04-06

Family

ID=31203580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988002639U Expired - Lifetime JPH0613537Y2 (ja) 1988-01-14 1988-01-14 ドア・ロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0613537Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0643401Y2 (ja) * 1988-06-10 1994-11-14 忠男 戸塚 二部材の施錠装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4430027Y1 (ja) * 1967-09-28 1969-12-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01109205U (ja) 1989-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5984383A (en) Lockable slammable cam latch with handle key hole cover
EP2084350B1 (en) Lock assembly including a rotary blocking device and tamper resistant mechanism
US20010005995A1 (en) Lockable sash assembly
US5015019A (en) Locking mechanism for equipment cabinet
JPH07293052A (ja) ドア錠
US4441344A (en) Attachment means provided with a lock
JPH06257337A (ja) 扉用ロックハンドル装置
US4484463A (en) Door lock guard
US5234236A (en) Pawl assembly
US5548982A (en) Security bolt for T-handle assembly with retrofit capability
US6059326A (en) Tamper resistant rotational locking mechanism for an enclosure
US5035128A (en) Anti-rotation lock apparatus for inside deadbolt locks
JPH0613537Y2 (ja) ドア・ロック装置
US4724689A (en) Theft proof lock for license plates
CA2988887A1 (en) Apparatus and method for securing railcar doors
JPH0689769B2 (ja) 取付用部材
US6018969A (en) Lock construction
JPH04261980A (ja) キ−内蔵ドアノブ
US3782142A (en) Housing for coin operated constructions
JPH0726802A (ja) キイシリンダの取付部構造
JPH0721779Y2 (ja) 電子機器筐体のロック装置
JPH0538215Y2 (ja)
JPH0455154Y2 (ja)
JP2519283B2 (ja) シリンダ錠
JPH031599Y2 (ja)