JPH061352U - 給紙部の巻取紙落下防止装置 - Google Patents

給紙部の巻取紙落下防止装置

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JPH061352U
JPH061352U JP3745492U JP3745492U JPH061352U JP H061352 U JPH061352 U JP H061352U JP 3745492 U JP3745492 U JP 3745492U JP 3745492 U JP3745492 U JP 3745492U JP H061352 U JPH061352 U JP H061352U
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JP
Japan
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paper
roll
width
stopper
fall prevention
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Withdrawn
Application number
JP3745492U
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English (en)
Inventor
勇 長田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH061352U publication Critical patent/JPH061352U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 巻取紙の落下を確実に防止できる。 【構成】 各アームポジションに対応する巻取紙の紙幅
範囲が、各アームポジションで、紙幅が小さい場合、キ
ー溝27、28の深さを2段にし、ストッパ26の上下
方向のストロークを2段階とし、巻取紙の紙幅に応じて
ストロークを切替える。巻取紙取外し時には、支持軸
7、9の移動を規制しないようにストッパ26を上方に
移動させて、ストッパ26とキー溝26、27との係合
を外す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、給紙部の巻取紙落下防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の輪転機の給紙部を図5により説明する。給紙部には、フレーム1a及び フレーム1bをターニング側及びスリップリング側に設け、同各フレーム1a、 1bにより主軸2を回転可能に支持し、一対の2本アーム3及び4を同主軸2に 軸方向には移動し得るように、回転方向には係合するように取付けている。また 一対の2本アーム3の各端部3a、3bと一対の2本アーム4の各端部4a、4 bとに保持装置5及び6を設けている。
【0003】 これら保持装置5及び6の間に装着する巻取紙の最大及び最小の紙幅の範囲は 広い。そのため、例えば最大幅890mmから最小幅620mmまでのB系列の 巻取紙を装着する給紙部では、巻取紙の幅を890〜755mmと754〜62 0mmとの2つの範囲に区分して、区分した各巻取紙幅範囲に対して2本アーム 3、4を設定した間隔を隔てて固定する。これをアームポジションA及びBと称 している。
【0004】 これらアームポジションA、Bにおいて、一対の2本アーム3、4との間に巻 取紙を装着するときは、図3に示すように保持装置5及び6を上記範囲内の紙幅 に応じて軸方向(矢印)に移動させる。なお図3は、アームポジションAを示し ているが、アームポジションB(図示省略)についても同様である。 上記保持装置5には、支持軸7と、同支持軸7の先端部に取付けたエアチャッ ク8及びびモータと、同モータの出力軸に取付けたピニオンと、上記支持軸7に 固定したラックとよりなる駆動装置がある。
【0005】 上記保持装置6には、支持軸9と、同支持軸9にばねを介して取付け且つ同支 持軸9のテーパ面によりラジアル方向に出入する爪を有するメカニカルチャック 10と、エアシンダ(図示せず)と、同エアシリンダの出力軸に取付けたラック と、同ラックと噛合するピニオンと、同ピニオンに噛合した支持軸9側のラック とよりなる駆動装置がある。
【0006】 上記給紙部において、巻取紙を保持するときには、各チャック8及びチャック 10を巻取紙の紙管内に嵌入し、チャック8はエアにより、チャック10は支持 軸9の移動により、それぞれの爪をラジアル方向に開き、巻取紙を固定して、巻 取紙の装着を完了する。その際、支持軸9のチャッキングストロークは、紙管の 径により変化する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の給紙部では、支持軸を往復動させる駆動装置が何らかの原因により 、支持軸を巻取紙保持位置より保持を弛める方向に動くと、巻取紙が落下する危 険がある。 駆動装置のモータ及びエアシリンダにエアを給排する電磁弁等の制御回路には 、支持軸を巻取紙保持位置から弛め位置方向に動かさないようにするためにイン タロックを設けているが、電気的故障等により、インタロックが作動しないケー スがあり、機械式落下防止装置を設けて、安全を期す必要がある。
【0008】 本考案は前記の問題点に鑑み提案するものであり、その目的とする処は、給紙 部での巻取紙の落下を確実に防止できる給紙部の落下防止装置を提供しようとす る点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、紙幅が一定範囲内の巻取紙に対して は一対の支持アームの間隔を固定して、また紙幅が異なる巻取紙に対しては上記 各支持アームのそれぞれに設けた保持装置の軸方向に沿うチャッキングストロー クを調整して、巻取紙を支持アームに装着する給紙部において、前記各保持装置 が弛める方向に移動したときに、前記一定範囲内の巻取紙の紙幅に応じて停止位 置を段階的に切換えるストッパと深さが異なる複数段のキー溝とを前記支持アー ムに設けている。
【0010】
【作用】
本考案の給紙部の巻取紙落下防止装置は前記のように構成されており、次の作 用が行われる。即ち、各アームポジションに対応する巻取紙の紙幅範囲が、例え ばA、B各アームポジションにおいてそれぞれ135mm(890mm−755 mm)、134mm(754mm−620mm)あるので、これら各アームポジ ションで、紙幅が小さい場合、仮に1段ストロークのストッパだと、ストッパが キー溝に係合していても、チャックの紙管への嵌入長さが紙幅の範囲よりも短か いので、支持軸が弛め方向に移動すると、巻取紙が落下する。そのため、キー溝 の深さを複数段にし、ストッパの上下方向のストロークを複数段階とし、巻取紙 の紙幅に応じてストロークを切替える。例えばアームポジションAでの巻取紙の 紙幅範囲は890mmから755mmであるが、この範囲をさらに2つに区分し 、890mm〜846mm,845mm〜755mmの2範囲とする一方、スト ッパを上下方向に移動させて、前者の範囲ではストッパを浅いキー溝に、後者の 範囲ではストッパを深いキー溝に係合させる。そして巻取紙取外し時には、支持 軸の移動を規制しないようにストッパを上方に移動させて、ストッパとキー溝と の係合を外す。
【0011】
【実施例】
次に本考案の給紙部の巻取紙落下防止装置の一実施例を図1〜図4により説明 すると、21が2本アーム3、4に設けた巻取紙落下防止装置で、同巻取紙落下 防止装置21は、2個のエアシリンダ22、23を直列に連結した2段重ねのエ アシリンダ24と、2本アーム3、4に取付けたエアシリンダ24用軸受25と 、エアシリンダ24の出力軸24aにねじ込んだストッパ26とにより構成され ている。
【0012】 一方、図3、図4に示すように支持軸7、9には、2段キー溝27、28が設 けられている。このうち、溝27a、28aは浅く、溝27b、28bは深くな っている。 既に述べたように給紙部に装着される巻取紙は、最大幅と最小幅との幅寸法差 が大きいので、2つの紙幅範囲(890〜755と754〜620)に区分し、 区分した各幅範囲に対して2本アーム3、4を設定した間隔(アームポジション A、B)に固定し、保持装置5、6を移動させて、上記各幅範囲内の紙幅の巻取 紙の装着を行っている。
【0013】 上記設定した間隔に固定した2本アーム3、4の位置をそれぞれアームポジシ ョンA、Bと称しているが、各アームポジションでの巻取紙の紙幅範囲が135 mm及び134mmと広いので、各アームポジションでの紙幅範囲をさらに2分 し、例えばアームポジションAでは、890〜846mと845〜765に区分 している。
【0014】 図4は、これら各区分した範囲の最大,中間、最小幅に対してこれら紙幅の巻 取紙を装着するために移動した保持装置5、6の支持軸7、9の2段キー溝27 、28のアームポジションAにおける位置を示している。同図4において、例え ば紙幅880mmの巻取紙を装着したとき、キー溝27の浅い段27aにストッ パ26が係合している場合、不測の原因により支持軸7が弛める方向(図4の矢 印弛め方向)に移動すると、浅い段溝27aの肩にストッパ26が当って、移動 が停止する。また紙幅813mmの巻取紙を装着したときは、キー溝27の深い 段27bの肩にストッパ26が当って、同様に停止する。また紙幅765mmの 巻取紙を装着したときは、紙幅813mmの巻取紙を装着した場合と同様に停止 する。
【0015】 図2は、エアシリンダ24の作動を制御するエア回路を示している。29、3 0が5方向2段切換え電磁弁で、同5方向2段切換え電磁弁29および30によ り、2段重ねのエアシリンダ24のうち、エアシリンダ22の圧力室Pと圧力室 Q、及びエアシリンダ23の圧力室Rと圧力室Sに、エアを給排して、エアシリ ンダ24の出力軸24aを弛め位置L(ストッパ26と2段キー溝27、28と が離脱した位置)から第1段移動位置M(S2 程度移動して2段キー溝の浅い方 の溝27a、28aに係合した位置)に移動させ、さらに第2段移動位置N(S 1 程度移動して2段キー溝の深い方の溝27b、28bに係合した位置))に移 動させ、またその逆に移動させる(図1参照)。
【0016】 即ち、チャック8,10により巻取紙を装置する場合、圧力室Pにエアを供給 し圧力室Sからエアを排出すると、エアシリンダ22のピストン22aがエアシ リンダ23のピストン23aに当り、ピストン23aを押しつつ、ストッパ22 bに当るまで移動して、出力軸24aがS2 だけ移動する。次いで圧力室Rにエ アを供給すると、ピストン23aがさらに移動して、合計S1 だけ出力軸24a が移動する。そのため、ストッパ26がストロークS1 で浅い溝27a、28a に係合し、ストッパ26がストロークS2 で深い溝27b、28bに係合する。 なお圧力室Qは常に大気に通じている。
【0017】 チャック8,10から巻取紙を取外すときは、圧力室Sにエアを供給し、減圧 弁31により、圧力室Sと圧力室P、圧力室Rとの間に圧力差を生じさせて、ス トッパ26を弛め位置Lまで移動させる。この場合、電磁弁30は、どのポジシ ョンにあっても、必ずストッパ26を弛め位置Lまで移動させる。
【0018】
【考案の効果】
本考案の給紙部の巻取紙落下防止装置は前記のように紙幅が一定範囲内の巻取 紙に対しては一対の支持アームの間隔を固定して、また紙幅が異なる巻取紙に対 しては上記各支持アームのそれぞれに設けた保持装置の軸方向に沿うチャッキン グストロークを調整して、巻取紙を支持アームに装着する給紙部において、前記 各保持装置が弛める方向に移動したときに、前記一定範囲内の巻取紙の紙幅に応 じて停止位置を段階的に切換えるストッパと複数段の係合溝とを前記支持アーム に設けており、各アームポジション毎に複数の範囲に区分した紙幅に応じて巻取 紙を保持しているとき、不測の原因により保持装置の支持軸が弛める方向に移動 するのを規制するので、給紙部での巻取紙の落下を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の給紙部の巻取紙落下防止装置の一実施
例を示す縦断側面図である。
【図2】同巻取紙落下防止装置の2段重ねエアシリンダ
の作動を制御するエア回路を示す回路図である。
【図3】同巻取紙落下防止装置のアームポジションAで
の最大幅及び最小幅の巻取紙の装着前後の保持装置の移
動状態を示す説明図である。
【図4】同巻取紙落下防止装置の保持装置の支持軸に設
けたキー溝の最大中間、最小紙幅に対する移動位置を示
す説明図である。
【図5】給紙部を示す正面図である。
【符号の説明】
3、4 支持アーム 5、6 保持装置 7、9 支持軸 8、10 チャック 21 巻取紙落下防止装置 24 2段重ねエアシリンダ 26 ストッパ 27 キー溝 27a 浅いキー溝 27b 深いキー溝 28 キー溝 28a 浅いキー溝 28b 深いキー溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幅が一定範囲内の巻取紙に対しては一
    対の支持アームの間隔を固定して、また紙幅が異なる巻
    取紙に対しては上記各支持アームのそれぞれに設けた保
    持装置の軸方向に沿うチャッキングストロークを調整し
    て、巻取紙を支持アームに装着する給紙部において、前
    記各保持装置が弛める方向に移動したときに、前記一定
    範囲内の巻取紙の紙幅に応じて停止位置を段階的に切換
    えるストッパと深さの異なる複数段のキー溝とを前記支
    持アームに設けたことを特徴とする給紙部の巻取紙落下
    防止装置。
JP3745492U 1992-06-03 1992-06-03 給紙部の巻取紙落下防止装置 Withdrawn JPH061352U (ja)

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JPH061352U true JPH061352U (ja) 1994-01-11

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5568001A (en) * 1978-11-15 1980-05-22 Matsushita Electric Works Ltd Shade for lighting unit
JPS56120603U (ja) * 1980-02-18 1981-09-14

Cited By (2)

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JPS5568001A (en) * 1978-11-15 1980-05-22 Matsushita Electric Works Ltd Shade for lighting unit
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Effective date: 19961003