JPH0613502U - 歩数計装着用靴及び歩数計付靴 - Google Patents

歩数計装着用靴及び歩数計付靴

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JPH0613502U
JPH0613502U JP5229892U JP5229892U JPH0613502U JP H0613502 U JPH0613502 U JP H0613502U JP 5229892 U JP5229892 U JP 5229892U JP 5229892 U JP5229892 U JP 5229892U JP H0613502 U JPH0613502 U JP H0613502U
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pedometer
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shoes
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JP5229892U
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克巳 丹羽
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克巳 丹羽
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歩数計の誤動作によるカウントを簡便に防止
する歩数計装着用靴及び歩数計付靴の提供。 【構成】 歩数計装着用靴10は地面とほぼ直角をなす
踵部側面11にベルト13を有している。ベルト13は
地面に対してほぼ平行となるように、その両端13a,
13bが踵部側面11に固定されている。この使用方法
は、通常の歩数計15の引掛部15a,15bをベルト
13に係止させた後、歩数計15のリセットボタン17
を押下して表示部19に表示された数値をゼロに戻す。
続いて、歩行することにより歩数計15による歩数の計
測が開始される。計測完了後、歩数計15の表示部19
のカウント数を2倍することにより実際の歩数を算出す
る。歩数計を靴に取り付けて歩数を計測するため振動の
振幅が大きく、歩き方に癖がある場合等でも、歩数計の
誤動作によるカウントを解消することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は歩数計装着用靴及び歩数計付靴に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に歩数計は通常人間の体の上下運動を振動として捉え、上下運動1回につ き1歩とカウントする構造を有している。歩数計は当初機械式歩数計が知られて いたが、近年、歩行に伴う人体の振動を検出して歩行を検出する歩行検出センサ が備えられ、この歩行検出センサ出力により歩数を液晶などの表示部に表示する 電子式歩数計が開発され、広く利用されている。
【0003】 このような歩数計により歩数を計測する場合、ズボンもしくはスカートのベル トもしくはポケットに歩数計の引掛部を係止する、あるいは、ネクタイピンタイ プの歩数計ではネクタイに引掛部を係止する、といった方法により歩数計を装着 していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の方法により歩数計を装着した場合、実際の歩数と歩数計 がカウントした歩数とが一致しないことがあった。この原因は、歩き方の個人差 及び歩行場所の形状の相違による。すなわち、1歩につきほぼ正確に1回の上下 運動を行う場合はこのような不一致は生じないが、個人に特有の癖により1歩の 動作で2回以上の上下運動を行ったり、同じ個人でも歩く速度や歩いている場所 の起伏等の形状によって1歩の動作で2回以上の上下運動が起きたりすることが あり、この結果歩数計が誤ってこれらの歩行による以外の上下運動を歩数として カウントしてしまうことが多かった。
【0005】 このような欠点を克服するため、歩数感度調整機能を有する電子式歩数計が知 られてはいるものの、この機能を有効に利用するには、歩数計を装着する人自身 が自分の歩き方の癖と歩数感度との相関を充分把握する必要があり容易に調整で きるものではなかった。
【0006】 本考案は、以上の課題を解消するため、歩数計の誤動作によるカウントを簡便 に防止する歩数計装着用靴及び歩数計付靴の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため第1考案の歩数計装着用靴は、地面と略直角をなす靴 の側面に、歩数計を着脱可能な歩数計係止具を備えたことを要旨とする。 第2考案の歩数計付靴は、靴の一部に組み込まれた歩数計と、前記歩数計の歩 数を表示する表示部が外部に露出する表示部露出窓と、少なくとも前記表示部に 表示された歩数をリセットするリセットボタンを有する操作部が、外部に露出す る操作部露出窓と、を備えたことを要旨とする。
【0008】
【作用】
第1考案の歩数計装着用靴の使用方法は、通常の歩数計を右足あるいは左足の いずれかの歩数計係止具に係止し、その状態で歩数を計測する。 一般に人間の歩行動作における足の動きは次のように理解される。まず静止状 態から右足(又は左足)が徐々に前上方に振り上げられ、次いで振り下ろされて 右足(又は左足)が接地し、両足が接地して開脚状態になる。続いて左足(又は 右足)が地面から離れ、後方から徐々に前上方に振り上げられ、右足(又は左足 )が接地している位置を超えて更に前方に移動し次いで振り下ろされて接地する 。このように、2歩の動作で右足と左足がそれぞれ1回ずつ上下運動を行う。
【0009】 このような足の上下運動は加速度運動であるから振動として捉えることができ 、この振動により歩数計が歩行を検出する。このとき、腰あるいは胸等に比べ足 の上下運動は振幅が大きく、また、仮に個人特有の癖によって、又は歩く速度あ るいは歩いている場所の起伏等の形状によって、1歩の動作の間にその他の振動 が生じたとしても、足の上下運動の振幅からみればきわめて小さな振幅の振動に 過ぎず、これによって歩数計が誤動作を起こす虞はきわめて少ない。
【0010】 このように、第1考案の歩数計装着用靴に歩数計を装着して歩数を計測するこ とにより、歩数計に歩数感度調整用の機能を持たせることなく、簡便に、歩数計 のカウント数と実際の歩数とをかなりの精度で一致させることができる。 なお、第1考案の歩数計装着用靴に歩数計を装着して歩数を計測した場合、片 方の足の歩数しかカウントされないため、実際の歩数を算出するには歩数計のカ ウント数を2倍する必要がある。その結果、歩数計のカウント数は常に偶数とな り、実際の歩数が奇数の場合には1歩多く計測されることになるが、通常の使用 状況から判断すれば1歩はきわめて小さい誤差と認識され、実用上全く問題がな いといえる。
【0011】 一方、第2考案の歩数計付靴の作用についても第1考案の歩数計装着用靴と同 様である。
【0012】
【実施例】
以下に、第1考案の歩数計装着用靴及び第2考案の歩数計付靴の実施例につい て述べる。なお、図1〜3では点線は隠れ線ではなく、縫目を表している。 第1実施例は第1考案の歩数計装着用靴の一例であり、図1(A)に示すよう に、歩数計装着用靴10は地面とほぼ直角をなす踵部側面11に歩数計係止具と してのベルト13を有している。このベルト13は地面に対してほぼ平行となる ように、その両端13a,13bが踵部側面11に縫製されている。
【0013】 第1実施例の使用方法は、図1(B)に示すように、通常の歩数計15の引掛 部15a,15bをベルト13に係止させた後、まず、歩数の計測を開始する前 に、歩数計15のリセットボタン17を押下して表示部19に表示された数値を ゼロに戻す。続いてこの歩数計装着用靴10を片方の足に履いた状態で、歩行す ることにより歩数計15による歩数の計測が開始され、歩数計15の表示部19 に該片方の足の歩数がカウントされる。計測完了後、歩数計15の表示部19の カウント数を2倍することにより実際の歩数を算出することができる。ただし、 実際の歩数が奇数である場合には算出した歩数は1歩多いことになるが、歩数計 により歩数を計測する場合、通常少なくとも100歩以上歩行することを考慮す るときわめて小さな誤差として扱っても問題ない。
【0014】 このように第1実施例は、通常の歩数計の引掛部を簡便に歩数計係止具である ベルトに係止させるだけで、歩数計の誤動作によるカウントを解消するという効 果が得られる。 第2実施例は第1考案の歩数計装着用靴の一例であり、図2(A)に示すよう に、歩数計層着用靴20は地面とほぼ直角をなす踵部側面21に歩数計係止具と してのポケット23を有している。このポケット23は地面に対してその開口部 23aがほぼ平行で、かつ上方に開口するように、ポケットの周囲が踵部側面2 1に縫製されている。
【0015】 第2実施例の使用方法は、図2(B)に示すように、通常の歩数計15の引掛 部15a,15bをポケット23の開口部23aに係止させること以外は第1実 施例と同様である。また第2実施例の効果は、第1実施例と同様である。 第3実施例は第2考案の歩数計付靴の一例であり、図3(A)及び(B)に示 すように、歩数計付靴30は地面とほぼ直角をなす踵部側面31の外皮33と内 皮35との間に歩数計37が固定され、歩数計37の歩数を表示する表示部39 が外部に露出する表示部露出窓33aと歩数計37のリセットボタン41が外部 に露出する操作部露出窓33bとが設けられている。この歩数計37は本実施例 では外皮33と内皮35との間に縫製により固定されているが、その他に例えば 接着剤等により固定されていてもよい。なお図3(B)では中敷43、靴底45 が断面として現れている。
【0016】 ここで使用した歩数計37の内部構造を図4に示した。図4は、歩行に伴う人 体の振動を検出して歩行を検出する歩行検出センサ47の要部を示すもので、コ 字型のベース49に振子51が軸53で支持されており、振子51の自由端には 小型の磁石55が取り付けられている。ベース49の脚部49a,49bには磁 石55の近傍に位置するリードスイッチ57が取り付けられており、また、振子 51はばね59によって、加速度のない状態で水平方向の姿勢を保つように付勢 されており、ばね59はその一端がベース上の支持ピン61に、他端が振子51 の先端部の支持ピン63に係止されている。ベース49の両内側には振子51の 振れすぎを規制する振子ストッパー49c,49dが設けられている。なお、本 実施例のばね59は、腰又は胸に装着する歩数計に使用されるばねと比較して、 ばね定数の大きなばねを使用した。
【0017】 この歩数計37は、人体の上下動作に伴ってばね59の付勢力に抗して振動す る振子51の自由端に設けられた磁石55が移動することによりリードスイッチ 57が開閉動作を行い、このリードスイッチ57を設けた歩行検出センサ47か ら信号を受けて、プリント板上に設けられたカウンタ(図示せず)で信号をカウ ントし、液晶板等で形成される表示部39に表示するものである。なお、歩数計 37は矢印(P)が地面に対してほぼ垂直上方を指す状態で使用しなければなら ない。
【0018】 第3実施例の使用方法は、まず、歩数の計測を開始する前に、歩数計付靴30 の歩数計37のリセットボタン41を押下して表示部39に表示された数値をゼ ロに戻す。続いてこの歩数計付靴30を片方の足に履いた状態で、歩行すること により歩数計37による歩数の計測が開始され、歩数計37の表示部39に該片 方の足の歩数がカウントされる。計測完了後、歩数計37の表示部39のカウン ト数を2倍することにより実際の歩数を算出することができる。ただし、実際の 歩数が奇数である場合には算出した歩数は1歩多いことになるが、歩数計により 歩数を計測する場合通常少なくとも100歩以上歩行することを考慮するときわ めて小さな誤差として扱っても問題ない。
【0019】 このように第3実施例は、歩数計と右足用又は左足用の靴とを一体化して足の 上下運動により歩数を計測することとしたため、歩数計の誤動作によるカウント を解消することが可能となった。更に歩数計内部にて、振子が加速度のない状態 で水平方向の姿勢を保つように付勢力を与えるばねは、通常の歩数計のばねより もばね定数が大きいものを使用したことにより、小さな振動では振子が振れず、 この結果歩数計の誤動作によるカウントを一層確実に解消することが可能となっ た。
【0020】 なお本考案は上記実施例の記載により何等限定されるものではなく、本考案の 趣旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施できることはいうまでもない。 例えば、第1実施例ではベルトを縫製により靴と一体化したが、ベルトの一端 あるいは両端と、靴のベルト取付位置とにそれぞれ面ファスナを設けベルトの着 脱を可能にしてもよい。
【0021】 また、第3実施例で使用した歩数計の歩行検出センサは、人体の振動を検出す ることにより歩数をカウントしたが、その他に、例えば靴にかかる圧力を検出す る圧力センサにより歩数をカウントしてもよい。また、音を検出する音検出セン サにより歩数をカウントしてもよい。
【0022】 第3実施例では歩数計を靴の外皮と内皮との間に固定したが、それ以外に例え ば靴底の一部に収納スペースを設けてそこに歩数計を組み込んでもよい。 更に第1考案の歩数計装着用靴又は第2考案の歩数計付靴に用いる歩数計は、 電子式歩数計及び機械式歩数計のいずれを使用してもよく、また、歩数の計測が 完了した後表示部のカウント数を2倍にする手段、あるいは歩数の計測と同時に 表示部のカウント数を実測値の2倍を表示する手段等を有していてもよい。
【0023】
【考案の効果】
以上詳述したように、第1考案の歩数計装着用靴又は第2考案の歩数計付靴に よれば、歩数計の誤動作によるカウントを簡便に防止することができる。 すなわち、足の上下運動を振動として捉えるため、腰あるいは胸等に比べ振幅 が大きく、また、仮に個人特有の癖によって、又は歩く速度あるいは歩いている 場所の起伏等の形状によって、1歩の動作の間にその他の振動が生じたとしても 、足の上下運動の振幅からみればきわめて小さな振幅の振動に過ぎず、これによ って歩数計が誤動作を起こす虞はきわめて少ない。
【0024】 また、歩数計に歩数感度調整用の機能を持たせることなく、簡便に、歩数計の カウント数と実際の歩数とをかなりの精度で一致させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例を示す説明図であり、(A)は第
1実施例の側面図、(B)は第1実施例に歩数計を装着
したときの側面図である。
【図2】 第2実施例を示す説明図であり、(A)は第
2実施例の側面図、(B)は第2実施例に歩数計を装着
したときの側面図である。
【図3】 第3実施例を示す説明図であり、(A)は第
3実施例の側面図、(B)はC−C断面図である。
【図4】 第3実施例に使用した歩数計の破断面図であ
る。
【符号の説明】
10,20・・・歩数計装着用靴 11,21,31・・・踵部側面 13・・・ベルト 15,37・・・歩数計 17,41・・・リセットボタン 19,39・・・表示部 23・・・ポケット 30・・・歩数計付靴 33・・・外皮 35・・・内皮 33a・・・表示部露出窓 33b・・・操作部露出窓

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面と略直角をなす靴の側面に、歩数計
    を着脱可能な歩数計係止具を備えたことを特徴とする歩
    数計装着用靴。
  2. 【請求項2】 靴の一部に組み込まれた歩数計と、 前記歩数計の歩数を表示する表示部が外部に露出する表
    示部露出窓と、 少なくとも前記表示部に表示された歩数をリセットする
    リセットボタンを有する操作部が、外部に露出する操作
    部露出窓と、 を備えたことを特徴とする歩数計付靴。
JP5229892U 1992-07-24 1992-07-24 歩数計装着用靴及び歩数計付靴 Pending JPH0613502U (ja)

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JPH0613502U true JPH0613502U (ja) 1994-02-22

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JP5229892U Pending JPH0613502U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 歩数計装着用靴及び歩数計付靴

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018516123A (ja) * 2015-05-28 2018-06-21 ナイキ イノベイト シーブイ フットウェアの物品のための制御デバイス

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