JPH06134274A - 混合装置 - Google Patents

混合装置

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JPH06134274A
JPH06134274A JP4289756A JP28975692A JPH06134274A JP H06134274 A JPH06134274 A JP H06134274A JP 4289756 A JP4289756 A JP 4289756A JP 28975692 A JP28975692 A JP 28975692A JP H06134274 A JPH06134274 A JP H06134274A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 攪拌翼によってケーシング内の被処理物が攪
拌されるように構成された従来の混合装置においては、
被処理物が攪拌作用を単に受けるだけであり、混合条件
に適した形状の攪拌翼を選択したとしても、被処理物が
有効に混合されないこともあった。そのような従来の問
題を解消し得る手段を提供する。 【構成】 被処理物の出入口を有するケーシング3内
に、該ケーシング3の側壁面との間げきB、および底部
とは間げきを有して内周に受け面Uを形成する中空の回
転筒体4と、ケーシング3底部に攪拌翼9とを設け、該
受け面Uに生成する被処理物の圧密層を掻き取るための
掻取部材6を回転筒体4とは相対回転自在に設ける。さ
らに、前記受け面Uに生成する被処理物の圧密層に対
し、さらに押圧力を加えるための押圧部材8を回転筒体
4とは相対回転自在に設けるとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉粒体を主材とする被
処理物を混合するのに使用される混合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような混合装置としては、従来、例
えば、処理室を形成するケーシング内に、駆動回転自在
な攪拌翼が設けられたものがあった。そして、その攪拌
翼の駆動回転に基づいて、前記ケーシング内で前記被処
理物の混合が行われるようになっていた。尚、前記攪拌
翼としては各種形状のものが準備され、混合条件に応じ
て適宜形状の攪拌翼が選択されるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来装置に
おいては、ケーシング内の被処理物が前記攪拌翼による
攪拌作用を単に受けるだけであり、混合条件に適した適
宜形状の攪拌翼を選択したとしても、前記攪拌作用だけ
では被処理物の混合が有効に行われないことがある、と
いう問題があった。本発明は、このような実情に着目し
てなされたものであり、上述したように攪拌作用だけで
は有効でない被処理物の混合に対しても有効な混合装置
を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る混合装置の
第1の特徴構成は、被処理物の出入口を有するケーシン
グ内に、該ケーシングの側壁面との間げき、および底部
とは間げきを有して内周に受け面を形成する中空の回転
筒体と、ケーシング底部に攪拌翼を設け、該受け面に生
成する被処理物の圧密層を掻き取るための掻取部材を回
転筒体とは相対回転自在に設けた点にある。
【0005】本発明に係る混合装置の第2の特徴構成
は、第1の特徴構成を備えた上、前記受け面に生成する
被処理物の圧密層に対し、さらに押圧力を加えるための
回転筒体とは相対回転自在に設けた押圧部材を付加した
点にあり、その作用・効果は次の通りである。
【0006】
【作用】つまり、第1の特徴構成を備えた混合装置を用
いて被処理物を混合する場合、前記筒体がケーシング内
で駆動回転されることにより、ケーシング内の被処理物
が、従来のような単なる攪拌作用を受けるだけでなく、
以下に述べるような複合作用を受けるようになる。即
ち、前記筒体が駆動回転されることにより生じる遠心力
に基づいて、前記筒体内の被処理物が外向き移動して前
記受け面(即ち、前記筒体の内周面)に押し付けられ
て、前記被処理物は集合作用を受け、前記受け面に圧密
状態の被処理物層が生成するようになる。しかも、その
被処理物層は、前記掻取部材にて前記受け面から掻き取
られて攪拌又は分散されるという、混合作用を受けるよ
うになる。そして、前記被処理物は、上述の作用を前記
筒体の回転ごとに繰り返し受けて、固体同士のレベルで
の精密混合作用を受けるようになる。さらに、前記第1
掻取部材にて前記受け面の被処理物層から掻き取られた
被処理物は、その一部が順次前記筒体の下方へ下向き移
動し、それらの被処理物は、前記攪拌翼によって、前記
筒体とケーシング側壁面との間げきへ移動するようにな
り、もって、前記被処理物は粗混合作用(即ち、被処理
物の群同士が混合される作用)も受けるようになる。そ
して、前記下向き通過部へ再度供給されて、上述の精密
混合作用および粗混合作用を繰り返し受けるようにな
る。
【0007】第2の特徴構成を備えた混合装置によれ
ば、前記遠心力に基づいて被処理物が前記受け面へ押し
付けられて生成される前記被処理物層を、前記押圧部材
によってさらに押し付けて、受け面との協働作用によっ
て被処理物層が挟圧されるため、被処理物層の内側部の
被処理物群が、外側部側に強制的に押し込まれ、被処理
物は、前記混練・捏和(即ち、圧縮力と剪断力を同時に
受ける混合・捏和)の作用を一層強く受けるようにな
る。
【0008】
【発明の効果】従って、第1の特徴構成によれば、上述
したように、単なる攪拌作用を繰り返し受けるばかりで
なく、前記精密混合作用や前記粗混合作用等の複合作用
も繰り返し受けるようになるので、従来装置による場合
のような単なる攪拌作用を受けるだけでは有効な混合が
行えない被処理物に対しても、効果的に且つキメ細かい
精密な混合が行えるようになる。そして、極めて均一な
混合が短時間で行えるようになり、また、効果的に且つ
キメ細かい精密な混合を付加することができるようにな
る。
【0009】第2の特徴構成によれば、上述したよう
に、遠心力によって受け面に生成された被処理物層が、
押圧部材によって押し付けられて挟圧作用を受けること
によって、被処理物層の内側部の被処理物群が、外側部
側に強制的に押し込まれるために、例えば、被処理物に
比重差のあるものや粒径の異なるものが混在していて、
偏析を起こしやすいものであっても、被処理物が前記混
合・捏和作用を一層強く受けるようになって、より均一
に前記被処理物の混合・捏和が行われるようになる。
【0010】尚、被処理物へ液を添加して混合するもの
であっても、前記混合・捏和の作用を有効に発揮して混
合効率を高めることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。尚、各実施例を示す図面において、同一の符号で
表示した部分は同一又は相当の部分を示している。
【0012】〔第1実施例〕図1及び図2において、1
は基台であり、その基台1には、縦向き固定軸2Bが立
設されており、その縦向き固定軸2Bには、軸受2Dを
介して縦向き筒状回転体2Aが回転自在に外嵌装着され
ている。その縦向き筒状回転体2Aは、基台1に取着さ
れたモータ1Aにベルトで伝動連結されており、そのモ
ータ1Aの駆動力によって回転駆動されるように構成さ
れている。
【0013】前記基台1上に載置固定された担持部材1
Bによって、粉粒体を主材とする被処理物(以下、単に
被処理物という)の混合が行われる処理室を形成するケ
ーシング3が担持固定され、そのケーシング3は、前記
縦向き固定軸2Bに対して同芯状に設けられている。前
記ケーシング3には、その天部に被処理物投入口3a及
びフィルター付き排気口3bが形成され、且つ、その底
部周縁の一部に被処理物排出口3dが形成されている。
【0014】前記ケーシング3の周囲にはジャケット3
Aが設けられており、そのジャケット3Aへは、タンク
(図外)からの加熱媒体又は冷却媒体が必要に応じて通
されるようになっている。即ち、前記ケーシング3内の
雰囲気を積極的に加熱したいときにはジャケット3Aへ
加熱媒体を供給し、且つ、前記ケーシング3内の雰囲気
を積極的に冷却したいときにはジャケット3Aへ冷却媒
体を供給するようになっている。尚、前記ケーシング3
内の雰囲気を積極的に加熱又は冷却しなくてもよい条件
下では、ジャケット3Aへ加熱媒体も冷却媒体も供給す
る必要がないので、そのような条件下でのみ使用される
混合装置においては前記ジャケット3Aの設置は不要で
ある。
【0015】前記縦向き筒状回転体2Aは、その上端部
が、ケーシング3の底部を貫通してケーシング3内に位
置するように設けられている。また、前記縦向き固定軸
2Bは、その上側部分が、ケーシング3の底部を貫通し
てケーシング3内に位置するように設けられている。
【0016】前記ケーシング3の内部には、その上部に
空間Sが形成され、その空間Sの下方には、被処理物の
下向き通過部Aを内側に形成し、且つ、ケーシング3の
側壁面との間に間げきBを被処理物の上向き通過部とし
て形成する円筒状の筒体4が設けられている。その筒体
4の最下部は、ケーシング3内に位置する縦向き筒状回
転体2Aの上端部に連結杆10Aを介して連結され、縦
向き筒状回転体2Aに従動回転自在に構成されている。
従って、前記筒体4は、モータ1Aの駆動力によって回
転駆動される縦向き筒状回転体2Aに従動回転して、下
向き通過部Aにおける被処理物を外向き移動させる遠心
力を生じさせるようになっている。また、前記筒体4の
内周面は、前記遠心力によって外向き移動される被処理
物の受け面Uを形成するようになっている。
【0017】前記筒体4内には、受け面Uに前記遠心力
にて被処理物が押し付けられて生成する被処理物層を掻
き取るための掻取部材6(掻取片)が、受け面Uに対し
て相対回転自在に設けられている。さらに詳しくは、前
記掻取部材6は、ケーシング3内に位置する縦向き固定
軸2Bの上側部分に連結杆6Aを介して連結されてケー
シング3内の所定位置に固定配置されており、上述した
ように回転する筒体4の内周面(即ち、受け面U)に対
して相対回転するようになっている。また、前記筒体4
内には、受け面U上に前記遠心力にて生成される被処理
物層を、押し付けて受け面Uとの協働作用で挟圧する押
圧部材8(摩擦片)も、受け面Uに対して相対回転自在
に設けられている。さらに詳しくは、前記押圧部材8
は、ケーシング2内に位置する縦向き固定軸2Bの上側
部分に連結杆8Aを介して連結されてケーシング3内の
所定位置に固定配置されており、上述したように回転す
る筒体4の内周面(即ち、受け面U)に対して相対回転
するようになっている。尚、前記第1掻取部材6と前記
押圧部材8とは、ケーシング3の回転方向へ適当な角度
(本実施例では180°)だけ位相をずらせた状態に取
り付けられている。
【0018】前記ケーシング2の底部には、下向き通過
部Aから下向き移動してくる被処理物を前記遠心力を利
用して前記間げきBへ移動させる攪拌翼9が設けられて
いる。その攪拌翼9は、具体的には、前記筒体4を支持
する連結杆10Aの延長上に設けられて構成されてい
る。尚、前記攪拌翼9による被処理物の前記間げきBへ
の移動の円滑化を図るため、前記ケーシング3は、その
内面底部の外周部分が断面R形状に形成されている。
【0019】このように構成された本発明装置を用いて
被処理物の混合を行う場合、筒体4がケーシング3内で
駆動回転されることにより、ケーシング3内の被処理物
が、従来のような単なる攪拌作用を受けるだけでなく、
以下の複合作用を受けるようになる。
【0020】即ち、筒体4が駆動回転されることにより
生じる遠心力に基づいて、筒体4内の下向き通過部Aに
おける被処理物が外向き移動して受け面Uに押し付けら
れて、その被処理物は集合作用を受け、受け面Uに圧密
状態の被処理物層が生成するようになる。しかも、その
被処理物層は、掻取部材6にて受け面Uから掻き取られ
て攪拌又は分散されるという、混合作用を受けるように
なる。そして、前記被処理物は、上述の作用を筒体4の
回転ごとに繰り返し受けて、固体同士のレベルでの精密
混合作用を受けるようになる。さらに、第1掻取部材6
にて前記受け面Uの被処理物層から掻き取られた被処理
物は、その一部が順次筒体4の下方へ下向き移動し、そ
れらの被処理物は、筒体4の下方に設けられた攪拌翼9
によって、前記間げきBへ移動するようになり、もっ
て、前記被処理物は粗混合作用(即ち、被処理物の群同
士が混合される作用)も受けるようになる。そして、下
向き通過部Aへ再度供給されて、上述の精密混合作用お
よび粗混合作用を繰り返し受けるようになる。
【0021】更に、本実施例においては、前記押圧部材
8も設けられているため、前記遠心力に基づいて被処理
物が受け面Uへ押し付けられて生成される前記被処理物
層を、前記押圧部材8によってさらに押し付けて、受け
面Uとの協働作用によって被処理物層が挟圧されるた
め、被処理物層の内側部の被処理物群が、外側部側に強
制的に押し込まれ、被処理物は、前記混合・捏和(即
ち、圧縮力と剪断力を同時に受ける混合・捏和)の作用
を一層強く受けるようになる。
【0022】尚、被処理物体を液を添加・混合する場合
には、前記ケーシング3内への液添加口(図外)を設け
ればよい。
【0023】〔第2実施例〕前記被処理物の下向き通過
部Aへの再度供給が円滑に行えないような条件下では、
図3および図4に示すように、前記攪拌翼9によって前
記間げきBへ移動し、前記ケーシング3の内周面に沿っ
て上昇しようとする被処理物を前記下向き通過部Aへ案
内するための案内部材13を、前記ケーシング3の上方
肩部に対して着脱自在に設けた混合装置が本発明装置と
して有用である。このような構成の本発明装置によれ
ば、前記攪拌翼9によって前記間げきBへ移動し前記ケ
ーシング3の内周面に沿って上昇しようとする被処理物
が、前記案内部材13の存在によって前記下向き通過部
Aへ円滑に案内されるので、前記被処理物の移動に基づ
く粗混合が一層円滑に行われるようになる。尚、前記案
内部材13は、前記ケーシング3の内周面に対して着脱
自在に設けられているので、必要でないときには取り除
くことができる。
【0024】また、被処理物の量に対し、前記筒体4の
高さが高いとき、或いは、液添加のときには、ケーシン
グ3の内周面に被処理物が付着し易い傾向があって、前
記対流移動が円滑に行えないことが予想されるが、その
ような条件下では、ケーシング3の内周面に付着した被
処理物を掻き取るための第2掻取部材7を、図3に示す
ように、ケーシング3の内周面に対して相対回転自在に
設けた混合装置が本発明装置として有用である。即ち、
筒体4から外方へ延設された連結杆10Bの先端部にて
前記第2掻取部材7を支持し、その第2掻取部材7を筒
体4に従動回転するように構成して、前記第2掻取部材
7をケーシング3の内周面に対して相対回転自在に設け
た混合装置が有用である。このような構成の本発明装置
によれば、前記攪拌翼9によって前記間げきBへ移動し
た被処理物が、ケーシング3の内周面に付着しようとす
るのが、前記第2掻取部材7によって掻き取られるよう
になるので、筒体4の高さが高くてケーシング3の内周
面に被処理物が付着し易いような場合にも、被処理物が
付着しようとするのが抑えられて、前記被処理物の移動
が円滑に行われるようになる。また、前記筒体4の高さ
が特に高くない場合にも、被処理物の移動が一層円滑に
行われるようになる。尚、前記第1掻取部材6および前
記押圧部材8は、図3に示すように、ケーシング3の天
部から垂設された支持杆11(回転しない支持杆11)
に固定してもよい。また、その支持杆11を前記モータ
1Aとは別のモータ12(即ち、図3に示す実施例で
は、ケーシング3の天部に設けられたモータ12)にて
駆動回転させて、前記第1掻取部材6および前記押圧部
材8を、筒体4とは相対回転自在に回転させてもよい。
【0025】〔第3実施例〕前記被処理物の対流移動が
一層円滑に行われるように、図5に示すように、前記ケ
ーシング3の内周面、前記筒体4の外周面、および、前
記攪拌翼9の各形状を流線的な曲線形状にする実施例も
考えられる。
【0026】また、押圧部材8や掻取部材6を必要によ
り冷却あるいは加熱する場合、例えば図3又は図5に示
す支持杆11を通じ、図示省略の熱媒体通路を確保し易
い。筒体4の冷却あるいは加熱について、例えば図5に
示す筒状回転体2Aを通じ、機外より熱媒体を導入して
行うことができる。被処理材料が弱熱性の場合、過熱に
よる変質・溶着による不都合を避けるため、上述のよう
に冷却することは有効であり、また、高粘性の性状を有
する被処理材料など加熱により混合・捏和が有効に作用
する場合、上述のように加熱することは効果的に混合・
捏和を行う上で有効である。
【0027】〔第4実施例〕図6に示すように、前記筒
体4の駆動源と前記攪拌翼9の駆動源とを別体に構成し
てもよい。この場合、例えば、前記筒体4を高速回転さ
せ、且つ、前記攪拌翼9を低速回転させることができる
ので、被処理物の混合・捏和効果を上げるときに有効で
ある。
【0028】〔別実施例〕図7〜図10に示すように、
前記筒体4の形状としては、種々の変形例が考えられ
る。即ち、図7に示すような上側縮径の筒状体にして
も、図8に示すような下側縮径の筒状体にしても、図9
に示すような上下縮径の断面湾曲筒状体にしても、図1
0に示すような断面円形の筒状体にしてもよい。何れの
実施例においても、筒体4の内周面が前記受け面Uとな
る。尚、何れの実施例においても、前記第1掻取部材6
および前記押圧部材8の前記受け面Uに対面する先端面
形状は、前記受け面Uの形状に沿わせるようにするとよ
い。
【0029】また、前記筒体4の回転によって生じる遠
心力だけでも、前記下向き通過部Aにおける被処理物が
前記受け面Uに十分に押し付けられる場合には、前記押
圧部材8を設けなくてもよい。
【0030】また、前記ケーシング3内の雰囲気は、被
処理物処理の状況に応じて変更することが可能であり、
例えば不活性ガス若しくは各種の気体又は加熱ガスの使
用が考えられ、さらに、真空ポンプにてケーシング3内
を減圧してもよい。尚、ケーシング3内を減圧するとき
は、ケーシング3を耐減圧構造とする。
【0031】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の第1実施例を示す縦断面図
【図2】その水平断面図
【図3】本発明装置の第2実施例を示す縦断面図
【図4】図3中のイ−イ線による断面図
【図5】本発明装置の第3実施例を示す縦断面図
【図6】本発明装置の第4実施例を示す縦断面図
【図7】本発明装置の構成要素としての筒体の変形例を
示す縦断面図
【図8】同じく筒体の変形例を示す縦断面図
【図9】同じく筒体の変形例を示す縦断面図
【図10】同じく筒体の変形例を示す縦断面図
【符号の説明】
3 ケーシング 4 筒体 6 掻取部材 8 押圧部材 9 攪拌翼 B 間げき U 受け面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物の出入口を有するケーシング
    (3)内に、該ケーシング(3)の側壁面との間げき
    (B)、および底部とは間げきを有して内周に受け面
    (U)を形成する中空の回転筒体(4)と、ケーシング
    (3)底部に攪拌翼(9)を設け、該受け面(U)に生
    成する被処理物の圧密層を掻き取るための掻取部材
    (6)を回転筒体(4)とは相対回転自在に設けたこと
    を特徴とする混合装置。
  2. 【請求項2】 前記受け面(U)に生成する被処理物の
    圧密層に対し、さらに押圧力を加えるための回転筒体
    (4)とは相対回転自在に設けた押圧部材(8)を付加
    したことを特徴とする請求項1記載の混合装置。
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