JPH0613383B2 - シ−ト状物体の連続的な流れを積重体にする装置 - Google Patents

シ−ト状物体の連続的な流れを積重体にする装置

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JPH0613383B2
JPH0613383B2 JP57114770A JP11477082A JPH0613383B2 JP H0613383 B2 JPH0613383 B2 JP H0613383B2 JP 57114770 A JP57114770 A JP 57114770A JP 11477082 A JP11477082 A JP 11477082A JP H0613383 B2 JPH0613383 B2 JP H0613383B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H31/00Pile receivers
    • B65H31/30Arrangements for removing completed piles

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、シート状物体の流れを受取り、該物体を積重
体に形成し、該積重体を結束することの可能な積重・結
束機に関する。
従来技術並びにその問題点 流れ状で折帳、新聞、あるいはその他のシート状の物体
を受取り、それらを積重体に形成する積重機(スタッ
カ)は周知である。典型的な積重機は米国特許第4,139,
191号,同第4,037,525号,同第3,851,773号,同第3,53
8,818号,同第3,479,932号,同第3,450,275号,同第3,4
80,503号および同第2,672,079号とに示されている。こ
れらの積重機は刊行物の流れと受取り、積重体に形成
し、続く作業を行うためにコンベヤ上に堆積させる。周
知の積重機は予め選定したカウント、即ち数の刊行物の
積重体をつくることが可能で、選定されるカウントは調
整可能である。例えば、積重体毎に50から100枚の新聞
紙の積重体を形成するよう調整可能である。
ある種の作業においては、1人1人の作業者が容易に扱
える比較的低い約30.5センチ(12インチ)の高さま
での束に物体を積重させることが望ましい。その他の作
業においてはフオークリフトで容易に扱われ、自動荷扱
い設備へ送り込むのに適した1.2メートル(フイート)
の高さに物体を積重することが望ましい。これは、例え
ば日曜雑誌版および広告部分のように、新聞のある部分
が予め印刷される新聞印刷工場の場合にいえる。これら
の予め印刷された部分は、最新のニユースを含む、その
後印刷された部分で後で合わされる。予め印刷された部
分は挿入、即ち詰め込み機へ送入が容易に可能な比較的
高い高さに積重され、一方最近のニユース部分がプレス
から折りたたみ機へ、次いで前記詰め込み機へ直接送ら
れる。他方、日刊紙は全て一回のプレス作業において印
刷され、折りたたまれ、次いで、運送トラックの運転手
が容易に扱いうる比較的低い束状に積重される。本発明
の出願人の知るところでは、低い積重体(ログ(束)、
あるいは高さのある積重体(ログ)のいづれをも形成す
る柔軟性を有する積重機は1つもない。
積重機で形成された積重体は搬送される前に積重体が結
束される結束区画へコンベヤで送られる。商業的に製作
されている結束機は周知である。結束機の1つの製作会
社は米国イリノイ州60647シカゴ、ノース ウエス
タンアベニユー2600にあるシグノードコーポレーシ
ヨン(Signode Corporation2600N.Western Ave
nue,Chicago,Illinois60647)である。シグノー
ド社で製作されているような結束機は、束、箱、あるい
はその他の物体の周りにストラツプを自動的に送り、該
ストラツプを締め、該ストラツプを切断し、その端部を
一緒に固定する。
印刷プレスから新聞紙を受取る積重機に関連して結束機
を使用する上において遭遇する1つの問題は、印刷プレ
スや積重機の速度に対する結束作業速度に関する。印刷
プレスは全速で毎時70,000枚の新聞を送り、周知の積重
機はこの送り速度に対処できる。
しかしながら、結束機はこの速度の約半分でしか作動で
きず、その結果、1台の積重機に対して2台の結束機を
利用することは珍しいことではない。
積重機から積重体を2台の結束機の中の一方、あるいは
他方へ交互に送るようなコンベヤ装置が開発されてき
た。例えば、米国特許第4,037,525号を参照のこと。し
かしながら、これらのコンベヤ装置は比較的大量の床空
間を必要とする。さらに、これらのコンベヤ装置は、そ
れ自体が故障する可能性があり、かつ特にコンベヤが高
速印刷プレスと直結した積重機に追従するに十分な高速
で作動する場合、積重体が積重機から結束機へコンベヤ
上で運転している間に斜行したり、不整合となる可能性
があるため全く満足のいくものであることを示さなかつ
た。
本発明の目的、構成並びに作用効果 本発明はシート状物体の流れ受取り、高い積重体(ロ
グ)、あるいは短い積重体(ログ)(束)を形成するこ
とができる積重機を提供する。さらに、本発明により構
成された装置においては、積重機の両側の近傍に1台づ
つ配置された結束機が利用され、積重体が積重機組立体
から横方向に、かつ直接に結束機の一方、あるいは他方
へ交互に移送される。結束機を積重機のすぐ次に置くこ
とにより、長いコンベヤが排除される。
本発明による積重機は天井コンベヤからシート状物体の
流れ受取る。各物体の先導縁部は偏向装置と衝突し、物
体は落下して、積重体の底部を支持する下方向に運動可
能なプラツトフオーム上で積重体を形成する。積重体が
大きくなるにつれて、プラツトフオームが下方に運動す
ることによつて、積重体上部は概ね同じ高さに留つてい
る。
また、積重機は可動プラツトフオームから積重体を受取
る上部と下部の積重体サポートを含む。上部積重体サポ
ートは可動プラツトフオームから短い積重体(束)を受
取る。高い積重体(ログ)をつくる場合、上部積重体サ
ポートは除去される。高い積重体は可動プラツトフオー
ムから下部積重体サポート上で受取られる。積重体が形
成されるにつれて、その中に予め選定したシート状物体
を有するようになると、プラツトフオームは適当な積重
体サポートへと下方に運動し、そこで積重体はプラツト
フオームから積重サポートへ移され、結束機の一方、あ
るいは他方に向かって横方向に運動する。
すなわち、短い積重体を形成する場合には、プラツトフ
オーム上に所定数のシート状物体が積み重ねられると、
該プラツトフオームは急速に下降させられて、上部積重
体サポートに形成れている開口を通され、それによっ
て、該プラツトフオーム上のシート状物体は上部積重体
サポート上に移され、次いで結束機の一方、あるいは他
方の中に運ばれ、そこで該シート状物体は圧縮されて結
束される。
高い積重体を形成する場合には、上部積重体サポートは
取り外される。シート状物体が積み重ねられるに従いプ
ラツトフオームは上部積重体サポートが設定されていた
位置を通って下方に動かされる。高い積重体が形成れる
と、プラツトフオームは急速に下降させられて、下部積
重体サポートに形成されている開口を通され、それによ
って、該プラツトフオーム上のシート状物体は下部積重
体サポート上に移され、次いで結束機の一方、あるいは
他方の中に運ばれ、そこで該シート状物体は圧縮されて
結束される。
積重機は垂直方向から傾斜した積重軌道に沿つて下方へ
運動する一連のプラツトフオームを含む。前記プラツト
フオームの運動は、1個の積重体が予め選定した数の物
体を有するようになると、次のプラツトフオームが送入
してくる物体の流れを受取る所定位置に運動し、次の積
重を開始するように調整される。
積重体が完成すると、積重体の底部を積重体サポート上
に載置して、シヤツトル機構により結束機の一方、ある
いは他方ヘ積重機から横方向に押し込まれる。本発明は
積重機と結束機との間のコンベヤを排除し、かつそれら
に関連する問題を排除する。その結果得られた積重・結
束機はさらにコンパクトとされ、従来の装置よりも高速
で作動可能である。
シヤツトル機構は積重機から結束機へ積重体を運動させ
る。シヤツトル機構は積重体の2つの対向する側と係合
して積重体を横方に向押し、同時に、運動中積重体を適
正な垂直整合状態に保持する。積重体の第3の側部は、
積重体の運動方向に対して横方向に平行に延びる支持板
により支持されている。該支持板は積重体の全長にわた
り、かつ積重体から各々の結束機に対して横方向に延び
ている。このように、シヤツトル機構のプツシヤと、支
持板とが、積重体か積重機から結束機へと積重体サポー
トを横切つて運動するにつれて、該積重体の3つの側部
を支持することによって、積重体は垂直方向に整合して
結束機に到来し、そのため結束の前に再整合させる必要
がない。
本明のこれら、およびその他の利点や特徴は本明細書の
一部を形成する添付図面と共に、以下の説明を読むこと
から明らかとなる。
第1図は本発明によつて構成した積重・結束機50の概
略平面図を示す。積重結束機50はコンベヤ52からシ
ート状物体の流れを受取る。詳細には、コンベヤ52は
1つ以上の部分を含む。折りたたまれた新聞紙を送り、
新聞紙が通常の折りたゝみ機、即ち詰め込み機から直接
こけら板状の流れとして到来するよう計画されている。
物体の流れは積重機56の送入区画54送り込まれ、そ
こで物体はコンベヤにおいてアーチ状とされ、剛性を付
与する。次に、物体は積重区画58へ送られる。
積重機56は物体を未調整の積重体に形成し、即ち積重
体での全ての物体の折り曲げられた縁部は同じ方向に面
し、あるいは積重体は、物体の中の半分の折り曲げ縁が
一方に面し、半分が他方向に面する場合は調整が行える
ようにする。積重体調整が望ましい場合、積重作業工程
中に、調整区画64と66の一方、あるいは双方が使用
される。積重区画58と、調整区画64と66とが一緒
になってこゝでは積重機56と称するものを形成する。
ある用途においては、未調整の束、即ちログのみをつく
ることが望ましい場合があり、その場合は調整区画64
と66とは使用されず、積重機56は積重区画58と送
入区画54とから構成される。
積重体が形成された後、該積重体は積重機56から結束
機70および72の一方、あるいは他方へ運動し、そこ
で圧縮され、かつ結束される。その後、積重体は搬出区
画80,82の中の一方へ運動する。前記搬出区画は積
重体が結束される結束機の近傍に位置する。搬出区画8
0と82とは結束された積重体をさらに処理すべくコン
ベヤ(図示せず)上へ押し込む。
積重・結束機50は結束されると30.5センチ(12
インチ)までの高さとなり、こゝで「束」と称する積重
体、あるいは、結束されると122センチ(48イン
チ)までの高さとなり、こゝで「ログ」と称する積重体
を結束する。(「積重体」という用語は、本明細書で
は、束、あるいはログである、シート状物体の積重され
た群を言及するものとして使用されている。)束、ある
いはログのいづれかを積重する能力が作業上の柔軟性を
提供する。積重される物体が、例えば一時的に貯めねば
ならぬ予備印刷区画でさらに処理され、次いで自動詰め
込み機へ送られる新聞の部分である場合には、その新聞
の部分はログに積重することが便利である。他方、到来
するシート状物体が完全な新聞の場合、それらを一人一
人の労働者によつて扱いやすくする束に積重することが
便利である。
積重・結束機50の物理的な配置は近代的なプレス、折
りたゝみ機および詰め込み機が作動しうるのと同じ速さ
で積重・結束、および印刷されたシート状物体の搬送を
しやすくするよう設計される。積重区画58(第1A
図)は、それらが折りたゝみ、詰め込み可能である速度
と同速で近代的なウエブプレスで作動し、かつ積重可能
であるが、調整区画64、66と結束機70と72とは
本来的に遅い。したがつて、積重・結束機50はコンベ
ヤ52を二分する中心線88(第1図)の周りで対称的
に配置されている。中央配置の積重区画58の各側に同
一の調整区画64と66とがあり、調整装置の外側に
は、それぞれ結束機70と72とがあり、結束機70と
72の外側は、それぞれ搬出区画80と82とがある。
積重・結束機50はシヤツトル機構100を含み、該シ
ヤツトル機構は積重機56から完成された積重体を、結
束機70と72との一方、あるいは他方へ交互に運動さ
せる。調整区画64、66、結束機70、72、および
搬出装置80、82とを積重区画58の各側に設けるこ
とによつて、より遅い作動の要素は積重区画58の速度
の半分で作動してよく、全体の積重・結束機50は最も
高速のウエブプレス、折りたゝみ機、および詰め機に追
いつくことができる。
シヤツトル機構100は完成された積重体を積重機56
を結束機70,72へ、かつ搬出区画80,82とへ運
動させる。シヤツトル機構積重体を積重機56からその
一方、あるいは他方の側へ極めて急速に運動させること
により積重・結束機50が現在利用しうるプレス、折り
たたみ機および詰め込み機と同じく急速に作動できるよ
うにする。
シヤツトル機構100は(第30図に示し、さらに詳細
に後述し、かつ図示する)積重体支持面806,808
を含み、該支持面は積重体の対向する2つの側部を支持
し、各積重体の物体を運転中垂直方向に整合した状態に
持する。積重体の第3の面は積重区画における裏側支持
板380(第1A図)、調整装置64、66、および結
束機70、72の裏側支持板504によつて支持され
る。積重体の底部は調整装置64、66のサポート38
2,382a,405a,あるいは405,および結束機70,72
の積重体受取りサポート506によつて積重機56の積
重体サポート290,あるいは292上に支持される。
底部と、3つの側部が支持されているので、結束機70
と72とに到来する積重体は結束する前に再整合させる
必要はない。さらに、積重体は(運動方向に対する)そ
の前後および後側の双方で運動中支持されているので、
積重体が、下方からのみ、あるいは下方からと、一方の
側のみで運動中支持されている場合よりも、より大きな
加速や減速を積重体に対して行うことにより、積重体を
より高速で運動させることができる。
積重機組立体 第2図は積重機56の送入区画54と積重区画とを外形
で示す。送入区画54送りコンベヤ52からこけら板状
の流れでシート状物体を受取る。送入区画54は物体を
積重区画58へ送り、そこで積重される。第1A図に示
すように、積重区画58、調整装置64,66,および
結束機70,72は全て車輪上に装着されていることに
よつて、前記区画は修理や保守のために容易に取り外す
ことができる。
送入区画54(第3図)は上部と下部の協働ベルトコン
ベヤ120と122との間で平担なこけら板状の流れの
シート状物体を受取る。上流のニツプ124において、
上部と下部のベルトコンベヤ120と122とは双方共
平担であるが、下流ニツプ126においては、ローラ1
30と131(第4図)とが上部と下部のベルトコンベ
ヤが弧状となり、それらの軌道と平行の軸線の周りで物
体の到来してくる流れを曲げるようにさせる。この曲げ
は通常のことであつて物体に剛性を追加し、そのことに
よつて揺動、および積重を促進させる。
軸132(第4図)に装着されたローラ130は枢動可
能なブラケツト133,134および135によつて支
持されている。調整可能なばね136,137,138
はローラ130と131との間の圧力を制御する。空気
ばね136−138は積重される物体の剛性と厚さとに
応じて調整できる。
コンベヤ120と122(第3図)とはモータ139と
駆動チエイン140によつて、相互に同調して駆動さ
れ、該チエインはモータをスプロケツト141と142
とに接続しており、該スプロケツトは、それぞれ、上部
ベルトコンベヤ120と下部ベルトコンベヤ122とに
続されている。モータ139は送りコンベヤ52(第2
図)の速度よりわづかに速い速度で駆動されることによ
つて到来してくるシート状物体が送りコンベヤ54にお
いて詰らないように確実にする。
送入区画54の上部および下部コンベヤ120,122
の下流ニツプ126(第3図)から出てくる物体の各々
の先導縁部は隔置された偏向装置150と152(第5
図)と衝突する。前記偏向装置150と152とは、物
体が下流ニツプ126を出ていくにつれて該物体の運動
軌道に対して全体的に横方向に位置され、物体は偏向装
置と接触すると物体はプラツトフオーム158b上に落
下し全体的に垂直の積重体を形成する。積重体支持プラ
ツトフオーム158は、さらに詳細に後述するように積
重体が大きくなるにつれて下方へ運動する。積重体の支
持1プラツトフオーム58bが下方に運動するにつれ
て、大きくなりつつある積重体の頂部がベルトコンベヤ
120と124との下流のニツプ126の高さよりわづ
かに低い状態に留まると、今のところは述べるだけで十
分である。
送り区画54(第3図)は、ベルトコンベヤ120と1
22との下のニツプ126から排出される後続の物体が
適度に垂直方向に整合して、大きくなりつつある積重体
の頂部に平担に確実に横たわるようにする揺動機構を含
む。揺動機構は、偏向装置150と152(第5図)と
側板160と162とを含み、これらは全てモータ16
4により揺動して駆動される。第3図,第5図および第
6図は揺動組立体とその駆動装置とを示す。
モータ164(第5図)はチエイン168を介して軸1
66(第5図と第6図)を駆動する。軸166はベアリ
ング169と170とにおいて回転可能に装着され、該
ベアリングは固定フレーム部材172に接続されてお
り、該フレーム部材172にもモータ164が接続され
ている。固定ルーム部材172の方は機械のフレーム側
板173と174とにしつかりと接続されている。
軸166は偏向装置150と152とを駆動する偏心装
置176と177(第5図)を支持している。偏心装置
176と偏向板150とリンク194により接続されて
いる。偏心装置177はリンク192によつて偏向板1
52と接続されている。リンク192と194とは、偏
向装置152と150とそれぞれの上端部に接続されて
いる。偏向装置150と152との、対向する下端部は
機械のフレームの側板173と174とに固着されたプ
ラツト196と198とによつて枢着されている。軸1
66が回転すると、リンク192と194とが揺動し、
軸線199の周りで偏向装置150と152とを枢動さ
せることによつて、送入されつゝある物体を揺動させ
る。
第6図に示すように、軸166は、また、ギヤボツクス
200と202とを90度駆動させる。これらのギヤボ
ツクスの方は、それぞれ偏向装置208と210とが装
着されている軸204と206とを駆動する。偏向装置
208と210とは、それぞれ出力リンク212,21
4を有し、これらのリンクは中間リンクを介して側板1
60と162(第5図)の上端部に接続されている。前
記側板160と162との下端部は、それぞれ軸21
5,216の周りで枢動するよう装着されている。軸1
66が回転すると、出力リンク212と214とは側板
160と162とを揺動させて駆動し、送入されてくる
物体を揺動させる。
送入区画54は種々の長さや幅をもつシート状物体を受
取るよう調整可能である。側板160と162(第5
図)との下端部はリンク217と218とに装着されて
おり、該リンクは、その周りで側板が揺動する軸215
と216とが送入されてくる物体の種々の幅を補正する
よう調整可能とさせる。側板162の下端部を支持する
リンク218は、側板160の下端部を支持するリンク
と本質的に類似である。リンク支持板160は、回転す
ると、軸215と側板160の下端部とを中心線88に
向かつて、あるいは離れて運動させる調整ねじ219を
含む。調整ねじ222を有する類似の調整機構220が
側板160上端部の調整を提供する。
また、送入区画54(第3図)はコンベヤ、あるいはニ
ツプ126の下方に位置された曳行縁部の調整可能案内
装置223る含む。該案内装置223は偏向装置150
および152に向かつてあるいは離れるよう運動して種
々長さの物体を収容することができる。案内装置223
の代りに、また通常の設計のベルト揺動装置を使用し
て、物体が積重体を形成するにつれて該物体の曳行端を
揺動させるよう使用できる。案内装置223と側板16
0と162とを調整して約18センチ(7インチ)×2
5.4センチ(10インチ)から30.5センチ(12
インチ)×43.2センチ(17インチ)にわたる物体
を収容することができる。
積重区画 前述のように、送入してくる物体は、積重体が大きくな
るにつれて下方へ運動するプラツトフオーム158b(第3
図)上に積重される。積重区画58(第8図)は積重体
を受取るための複数のプラツトフオーム158a−158hを含
む。交互のプラツトフオーム、即ち158a,158c,158e,
および158gはプラツトフオーム158b,158d,158fおよび
158hと独立して駆動される。このようにして、前に作ら
れた積重体が積重体サポート290、あるいは292へ
下げられて、シヤツトル機構100(第1図)によつて
横方向に移送される間に、新たな積重体をつくることが
できる。
プラツトフオーム158a−158hが無端チエイン230,232,
234,236(第9図)上に装着されている。チエイン230
−236が上方の軸246の軸線の周り回転するスプロケツト
238,240,242と244の周りで、かつ下方の軸256の軸
線の周りを回転するスプロケツト248,250,252と254の
周りで連つている。上方の軸246は下方の軸256に対
して平行であるが、垂直方向に偏向しているため、チエ
イン230−236の軌道の真直部分が垂直方向から約15度
傾斜している。チエイン230−236はそれらの軌道の前方
部、即ち左側部(第8図からみて)では下方に、軌道の
後方部、即ち戻り部においては上方へ運動する。
チエイン230−236はチエイン230と236よりなる外側の対
と、チエイン232と234とよりなる内側の対に分けられて
いる。各プラツトフオーム158a−158hは外側の対のチエ
イン230と236、あるいは内側の対のチエイン23
2と234とのいづれかに接続されている。下記するよ
うに、各対のチエインの運動は他の対のチエインとは独
立して制御され、したがつてプラツトフオーム158a,15
8c,158eおよび158gはプラツトフオーム158b,158d,15
8fおよび158hから独立して運動する。
スプロケツト238,240,242と244とは上方
の軸246の周りで回転するよう装着されている。外側
の対のスプロケツト238と244とは軸246の周り
で回転自在に装着されている。内側の対のスプロケツト
240と242とは軸246に固定接続されており、軸
が回転すればいつでも回転する。積重区画58の下端に
おいては、スプロケツト248,250,252および
254の配置は逆になつている。内側の対のスプロケツ
ト250と252とは軸256に回転自在に装着されて
おり、外側の対のスプロケツト248と254とは軸2
56に固定接続されている。この配置によつて、外側の
対のチエイン230と238とは、内側の対のチエイン
232と234とが軸246の周りで駆動されている
間、軸256の周りで駆動される。
積重区画58は、軸246と256とを、それぞれ高速
と低速とで駆動するために2個の駆動モータ260と2
62(第8図と第10図)とを含む。高速駆動モータ2
60は、クラツチ266と駆動チエイン267とによつ
て中間軸264に選択的に接続できる。同様に、高速駆
動モータ260はクラツチ270と駆動チエイン271
とによつて中間軸268に選択的に接続できる。
低速駆動モータ262はクラツチ272と駆動チエイン
273を介して中間軸264に選択的に接続できる。ま
た、低速駆動モータ262は、クラツチ274と駆動チ
エイン275とによつて中間軸268に選択的に接続で
きる。また、下方と上方の中間軸264と268とは、
それぞれ選択的に作動可能のブレーキ276と278と
を支承しており、該ブレーキは作動すると、それらが接
続されている中間軸の回転を停止させる。
上方の中間軸268は、チエイン280と、軸246に
固定されたスプロケツト281を介して上方の軸246
を駆動する。上方の軸246の方は内側の対のチエイン
232と234(第9図)とを駆動する。下方の中間軸
(264)はチエイン282と、軸256に固定された
スプロケツト283とによつて下方の軸256と駆動接
続されており、外側のチエイン230と236とを駆動
する。
クラツチ270と274とを選択的に係合させたり、解
放することにより、内側のチエーン232と234と
は、高速、あるいは低速で駆動でき、ブレーキ278が
作動してチエインの運動を停止させることができる。同
様に、外側の対のチエイン230と236とはクラツチ
266と272とを選択的に作動させることにより、高
速、あるいは低速のいづれかで駆動でき、外側のチエイ
ンはブレーキ276を作動させることにより停止でき
る。
作動時、内側の対のチエイン232と234(第9図)
は、積重体がプラツトフオーム158b上に形成される
につれて低速モータ262と接続される。低速駆動モー
タ262は変速モータであつて、その速度は、送入区画
54の下流のニツプ126(第8図)と略同じ高さか、
あるいはそれよりわづかに下方で送入してくる物体の積
重体の頂部を保持するよう制御される。
(第3図に概略的に示す)カウンタ279はプラツトフ
オーム158b(第8図)(と連続した各プラツトフォー
ム)上の物体の数をカウントし、所定数に達すると、プ
ラツトフオーム158bが接続されているチエイン232と
234とは、クラツチ274を解放することにより低速
駆動モータ262(第8図と第10図)から外される。
同様に、チエイン232と234とはクラツチ270を
係合することにより高速駆動モータ260に接続されて
いる。このため、プラツトフオーム158bを急速に下方に
降下させる。プラツトフオーム158bは下方に運動し、ロ
ッグである場合の積重体は、その受取りサポート290
(第7図と第8図)に搬送される。束が形成されている
場合、プラツトフオームは積重体をその上部受取りサポ
ート297へ搬送する。
積重体がプラツトフオーム158b上で形成されている間
に、チエイン230と236とが作動しプラツトフオー
ム158aを、送入区画54の下流のニツプ126上方の位
置へ持つてくる。プラツトフオーム158aの最も外側の端
部296(第8図と第11図)はラッチ機構300(第
8図,第14図および第15図)により制御される。ラ
ッチ機構300は、プラツトフオーム158bに積重体が形
成されるまで、送入してくる物体の流れから離れて前記
先端部296を保持するよう作用する。その後、ラッチ
機構300は先端部296を解放し、該先端部は次に、
物体の流れを捕捉し、次の積重体の形成を開始させる。
ラッチ機構300は第14図と第15図とに詳細に示さ
れている。ラッチ機構300は機械のフレームの側板1
73と174との間を延びる固定したフレーム部材30
2に取り付けられている。ラッチは、シリンダ308の
作動よつてボルト306の軸線の周りを回転可能な枢動
捕捉部材304を含む。シリンダ308がその延びた位
置にあるとき、枢動可能な捕捉部材304は固定された
フレーム部材302から外方に延び、プラツトフオーム
158aの先端部296(第3図と第8図)と係合する。制
御装置(図示せず)がカウンタ279(第3図)に接続
されており、所定1の物体がカウントされ、積重体が完
了したことを指示すると、シリンダ308(第14図)
が後退し、捕捉部材304を引張り戻し、先端部296
を解放させる。
プラツトフオーム158aの先端部296(第8図)が解放
されるにつれて、ブレーキ276(第10図)が解放さ
れ、クラツチ272が噛合つて、下方の軸256を介し
てスプロケツト248と254とを駆動させることによ
つて、プラツトフオーム158aを、その上の積重体が
大きくなるにつれてゆつくりと降下させる。プラツトフ
オーム158a上の積重体が完成すると、この工程が繰
返される。その前にすでに高い位置にもつてきておかれ
ており、かつブレーキ278とラッチ機構300とによ
りそこで保持されているプラツトフオーム158gが解
放され、別の積重体が形成される。
プラツトフオーム158a−158h(第8図)は一対
の平行の案内レール316と318(第8図と第9図)
とにより、それらの上方運動中案内される。案内レール
は、プラツトフオーム158が下方に運動するにつれ
て、その姿勢を制御するよう使用する。案内レール31
6と318(第11図)とは長方形断面であつて、プラ
ツトフオーム158、それぞれ4個の車輪を有し、その
中の2個(320と322)は案内レール316と31
8の正面と係合し、その中の2個(324と326)
は、それぞれ案内レール316,318の裏面と係合す
る。車輪320,322,324および326はプラツ
トフオーム158を支持し、プラツトフオームがその上
に形成される積重体の重さにより下方へ傾こうとする傾
向に抵抗する。
積重作業の間、案内レール316と318(第13図)
は垂直方向から15度傾いた真相の軌道においてプラツ
トフオーム158を下方へ運動させる。プラツトフオー
ム158上の積重体の重量によつて発生するトルクは案
内レール316と318とが抵抗し、チエイン230、
232、234、236には伝達されず、これらのチエ
インはプラツトフオームの降下と、案内レールの頂部へ
の復帰を制御するのみの作用を行う。案内レール316
と318とはチエイン230−236(第8図)の前進
走行の最下点において終つており、プラツトフオーム1
58は、チエインの上方の戻り運動時は相対的に自由と
なる。案内レール316と318は、チエイン230−
236の戻り行の最上点において曲形のテーパ付き部分
328を有することによつて、プラツトフオーム158
の車輪320−326は、チエイン230−236上部
スプロケツト238、240、242および244の周
りで回転する直前に適所へ案内される。
別のプラツトフオーム158は全体的に類似であつて、
第11図、第12図および第13図に示すものはその典
型的なものである。プラツトフオーム158はキヤリジ
組立体330(第11図)と、該キヤリツジ組立体と接
続した積重体支持板332とを含む。キヤリツジ組立体
330は案内レール316と318との間を延びる横軸
334を含む。前述の車輪320と322とは前記横軸
334の両端で回転可能に装着されている。ブラケツト
336と338とが横軸334と固定接続されている。
ブラケツト336と338とは、それぞれそれらに回転
可能に装着された車輪324と326とを支持してい
る。
ブラケツト336と338は全体的に類似の構造と機能
であり、第13図はプラツトフオーム158の下方運動
中案内レール316の正面と後面と車輪322、326
が接触するときのブラケツト338の位置を示す。車輪
326はプラツトフオーム158が下方に運動するにつ
れて、車輪322の後ろ、かつ上方に来る。積重体の支
持板332上で大くなりつつある積重体の重量によつて
横軸334に供給されるトルクは車輪322と326と
によつて抵抗を受ける。
キヤリツジ組立体330は同一のブラケツト340と3
42(第1図)を介してチエイン232と234とに続
されている。ブラケツト340と342とは、それぞ
れ、チエイン232あるいは234のリンクを介して延
びているピン341と343とを含む。ブラケツト34
0と342とは、それぞれ軸334に永久接続された対
応するブラケツト344と346とに接続されている。
積重機56からプラツトフオーム158を外したいとき
は、ブラケツト340を対応するブラケツト344か
ら、ブラケツト342を対応するブラケツト346から
外すことのみが必要である。キヤリツジの全体組立体3
30とそれに接続された積重体支持板322とは案内レ
ール316と318の底部から下方へ摺動させて外すこ
とにより除去することができる。
束を積重する場合、8個全てのプラツトフオーム158
a−158h(第8図)を使用して形成できる。ログを
形成する場合、プラツトフオーム158c,158d,
158gおよび158hが取り外される。このため、プ
ラツトフオームの間の空間を2倍にし、より大きなログ
を収容できる。
第11図に示すプラツトフオーム158は、それぞれ内
側の対のチエイン232と234とを接続するために軸
334に沿つて位置した協働するブラケツト344と3
46と共にブラケツト340と342とを含む。この配
置は、全てが内側の対のチエイン232と234とに接
続されたプラツトフオーム158b、158d、158
fおよび158hと共に使用するのに適している。プラ
ツトフオーム158a、158c、158eおよび25
8gを外側の対のチエイン230と236とに接続する
には、ブラケツト240、242、244および246
は軸334上で、ブラケツトがチエイン230と236
とに整合する、第11図で点線で示す位置へ外方に運動
する。
積重体支持板332(第12図)はキヤリツジ組立体3
30に枢着されている。積重体支持板332は、横軸3
34が貫通して延びる通路を有する支持ブラケツト35
0に接続されている。支持ブラケツト350の(第12
図からみて反時計方向の)下方への回転は、横軸334
に固定接続されたクランプ352によつて制限される。
横軸334と全体的に平行に延びるピン354が支持ブ
ラケツト350に接続されており、クランプ352の突
起と係合することにより横軸334に対する支持ブラケ
ツト350のそれ以上の反時計方向運動を阻止する。
プラツトフオーム158は、ラツチ機構300によつて
保持されている間プラツトフオームに予備テンシヨンを
かけるようにできるヒンジとばね装置を含む。ラツチ機
構がプラツトフオーム158の先端部を解放すると、ば
ね装置がプラツトフオーム158を送入されてくるシー
ト状物体の流れに嵌るようにさせる。この嵌め作用は、
完成された積重体が降下し、次のプラツトフオームが所
定位置にもつて来られる間、一時的に送入されてくる物
体の流れをしや断するギヤツプメーカ、あるいはその他
の装置の必要性を排除する。
一対の捩りコイルばね358と360(第11図)とが
回転可能支持ブラケツト350をクランプ352と係合
する方向に押圧する。捩りコイルばね358と360と
の一端の部分は横軸334に対して回転しないよう固定
され、捩りコイルばねの他端部は支持ブラケツト350
に接続したピン354と係合するよう延びている。支持
ブラケツト350が鎖線で示す位置に向かつて(第12
図よりみて)時計方向に回転すると、ばね358と36
0とは緊張し、この作用に抵抗する。
第8図を参照すれば、先端部296をラツチ機構300
に係合させた位置へもつてこられると、キヤリツジ組立
体330が連続的に下方運動することによつて積重体支
持板332が横軸334(第11図と第12図)との周
りで時計方向に回転させ、このようにばね358と36
0との緊張を増加させることが判る。ラツチ機構300
が解放すると、ばね358と360とが積重体支持板3
32を反時計方向に急速に下方向に運動させ、到来した
物体の流れを捕捉する。
プラツトフオーム158(第11図)の積重体支持33
2は支持板ブラケツト350に接続されている。支持板
350は軸334に対して全体的に垂直方向に延びる。
積重体支持板332は、両側で支持ブラケツト350に
対して横方向に延びる一対の歯333を含む。積重体サ
ポート290,292(第1A図と第7図)には、プラ
ツトフオーム158の積重体支持板332の歯333の
間で、あるいはそれらと組み合される歯370が形成さ
れている。前述のように、(束、あるいはログのいづれ
かの)積重体が完成すると、積重体を支持しているプラ
ツトフオーム158(第8図)が急速に降下され、積重
体を上部積重体サポート292、あるいは下部積重体サ
ポート290のいづれかへ積重体を移送する。プラツト
フオーム158が下方へ運動するにつれて、その歯33
3が上部と下部の積重体サポート290と292との歯
370の間で適合する垂直軌道を追従し、積重体支持板
332上に一旦乗つていた積重体は積重体サポートの1
つへ自動的に移送される。
積重体サポート292(第7図)は取り外し可能であつ
て、プラツトフオーム158からの束を受取る、第8図
で点線で示レベルに位置するようにつくられている。積
重体サポート292(第7図)は、歯370が一体形成
された板部材371を含む。該板部材371は、その支
持手段を提供するブラケツト372と接続されている。
一対のピン377と378とが上部積重体サポートの高
さにある支持板380と接続されている。ピン377と
378とが、それぞれブラケツト372にある開口37
5,376に受入れられており、積重機58(第1A
図)に固着され、後部の支持板380に対して全体的に
垂直の、積重体サポート297を保持し、束を受る。積
重体支持部材292を、ログが形成されつつあるときピ
ン377と378とから持上げてよい。
下部積重体支持部材290(第8図)は積重機と接続さ
れ、プラツトフオーム158からのログを受取る。ログ
が比較的重いため、下部積重体サポート290は緩衝ば
ね373に装着されている。
一旦、積重体が上部、または下部積重体サポート29
0、あるいは292のいづれかに来ると、2つの事が発
生する。丁度積重体が載置されたプラツトフオーム15
8が接続されている一対のチエン230と240、ある
いは232と234(第9)が前進し、同じ対のチエン
と続された次のプラツトフオームが、先端部296(第
8図)をラツチ機構300に係合させた、所定の位置決
めされた位置へ持つてくる。このことが発生ると、シヤ
ツトル機構100(第1図)が積重区画からの、積重体
サポート290、あるいは292上の積重体を、積重区
画58のすぐ近傍に位置した調整区画64、または66
の一方、あるいは他方へ運動させる。
積重区画58に、一対の後退可能な案内棒382および
383(第13A図)を設けることが有利なことが判明
した。これらの案内棒は、第13A図で点線で示す伸張
位置においてプラツトフオーム158の下方の積重軌道
と平行に延び、プラツトフオーム158が降下するにつ
れて積重体の両側と係合し、積重体を適正な整合状態に
保つ。
案内棒382と383とは、それぞれアーム384、3
85の端部に装着されており、該アームは、それぞれ軸
心387と388との周りを回転するよう積重区画58
のフレーム386に装着されている。
油圧シリンダ389が、伸張、あるいは後退するとき、
アーム384と385とを、それぞれ軸心387と38
8との周りで回転させる。シリンダ389は390にお
いてフレーム386と枢着されており、その反対側の端
部はレバー391に接続されている。レバー391は、
シリンダ387が延びたり、あるいは後退すると軸心3
92の周りで回転する。レバー391はリンク393に
よりアーム384へ、リンク394によりレバー395
へ、リンク397によりアーム385に接続されてい
る。シリンダ389が延びると、レバー391は軸心3
92の周りで回転し、レバー395が軸心396の周り
で回転し、アーム384と385とを点線で示す位置に
向かつて運動させる。案内棒382と383とは、ログ
が形成されている間この位置に保持されている。一旦ロ
グが出来上ると、シリンダ389が縮むことにより案内
棒382と383とが後退し、後述するように、積重体
は積重区画58から横方向に運動させられる。
積重区画からの運動 シヤツトル機構100は積重区画58から調整区画64
中へ横方向に移送される積重体の前側と後側双方に位置
されたプッシヤ706,708,710,712を含む
ため、積重体の垂直方向の整合状態を保ちながら積重体
を極めて高速に加速、減速させることが可能である。積
重体は積重区画58から、調整区画64と66の一方、
あるいは他方へ反対方向に交互に運動させられる。
積重機58は案内レール316と318(第8図,第9
図および第10図)に対して平行配置された後部支持板
380を含む。プラツトフオーム158上の積重体が大
きくなるにつれて、積重体は後部支持板380に対して
もたれる。調整区画64と66とは、積重体が積重機5
6内を運動するときに、積重区画58の支持板380と
共に積重体の後ろを連続的に支持する後部支持板390
を含む。結束区画70と72、ならびに搬出区画80と
82には類似の後部支持板504と504a(第18
図)とがある。後部支持板380、390、シヤツトル
機構100のプッシヤ、積重機の積重体サポート29
0、または292、および調整区画の積重体サポート3
82,382a,405、または405aは、積重体の
運動中、その6面の中の4面を協働して支持し、積重体
の整合性を保つ。したがつて、積重体、あるいは部分的
な積重体が調整区画64、または66、あるいは結束機
70、または72に到来するとき、その運動中の積重体
の急速な加速や減速にもかかわらず積重体中で物体を再
整合させるために再揺動させる必要は何らない。
調整区画 調整区画66と64(第1図)とは束をつくるときのみ
に使用される。ログの場合は、それが最終的なもの(装
品)ではなく、更に処理が施されるべきものであるか
ら、積重、結束機50はログの場合は何ら調整させな
い。束を調整する場合、ラツチ機構300の解放を制御
するカウンタ279(第3図)が完全な束をつくるに要
する物体の全体数の半分をカウントするようセットされ
る。この「半分の束」は、次いで積重体受取り支持部材
292(第8図)上へ降下させられ、シヤツトル機構1
00により、調整区画64の一方、あるいは他方66
(第1図)へ横方向に運動させられる。調整区画64と
66とは概ね同一であるので、調整区画64のみを詳述
するが、この説明は調整区画66に対しても同等に適用
されることが理解される。
半分の束は、シヤツトル機構100によつて、積重体サ
ポート292と調整区画64に接続された類似の積重体
サポート382とを横切つて、調整区画(第16図と第
17図)中へ押し込まれ、上昇プラツトフオーム400
の上方に整合される。上昇プラツトフオーム400はそ
の上の半分の束を回転可能に装着された調整ボツクス4
04中へ持ち上げるシリンダ組立体402(第16図)
に接続されている。ログをつくる場合、調整区画の上昇
プラツトフオーム400はその最上方位置でロックさ
れ、積重体サポート382は除去され積重区画56の積
重体サポート290の連続部分を形成する支持部材40
5によつてログの横方向運動を可能にする。
調整ボツクス404は一対の枢動可能な支持部材406
と408とを含んでいる。該支持部材406と408と
はボツクス404の底部を形成し、調整ボツクス404
の反対側の底縁部でヒンジ接続されている。支持部材4
06と408とは、(第17図に示すように)それらが
全体的に垂直でボツクスの底部が開放した位置から、そ
れらが全体的に水平であり(第16図)調整ボツクス4
04の底部が閉鎖されている位置まで動くことができ
る。シリンダとリンクの機構410が支持部材406と
408とをこれらの2つの位置の間で運動させるために
使用される。
上昇プラツトフオーム400は複数の歯414を含み、
調整ボツクス404のヒンジ接続の底部を形成する支持
部材406と408との各々には上上昇プラツトフオー
ムの歯414と組み合わされる歯416が形成されてい
る。半分の束が積重区画58から上昇プラツトフオーム
400上へ押されると、支持部材406と408とが下
方に延びることによつて調整ボツクス404の底部が開
放する。次いで、シリンダ組立体402は上昇プラツト
フオーム400を調整ボツクスの内部へ半分の束をもつ
てくるよう持上げる。その後、シリンダとリンク機構4
10とが作動し支持部材406と408とを、第16図
に示す水平位置へ枢動させ、調整ボツクス404内で半
分の束の底部を支持する。次に、上昇プラツトフオーム
400が降下させられ、半分の束を調整ボツクス400
内に残す。
前述のように、調整ボツクス404は回転可能に装着さ
れている。ベアリング組立体418(第16図)が後部
支持板380の平面に対して平行の軸線の周りで回転す
るよう調整ボツクス404の頂部に接続された軸420
を支持している。スプロケツト422が軸420と固定
接続され、無端チエイン424がスプロケツト422と
426との周りで張られている。シリンダ組立体428
が調整区画64のフレームとチエイン424との間で接
続されている。シリンダ組立体428を作動させること
により、チエインは軸420と、したがつて調整ボツク
ス404とを回転させる。シリンダ組立体428がその
伸張位置と後退位置との間を運動するとき、調整ボツク
ス404は180度回転する。
半分の束が上昇プラツトフオーム400により左側の調
整区画64(第1図)の調整ボツクス中へ持ち上げられ
つつある間に、積重区画58は別の半分の束を形成して
おり該束はシヤツトル機構100により調整区画66に
向かつて右方へ運動される。積重区画58で形成され
た、次の半分の束はシヤツトル機構100により左方の
調整区画中へ横方向に動かされる。この半の束が一旦上
昇プラツトフオーム400(第16図)上に位置される
と、シリンダとリンクの機構410は支持部材406と
408を下方へ枢動させることにより、調整ボツクス4
04へ半分の束を上昇プラツトフオーム400上の半分
の束上へ落下させる。調整ボツクス404からの半分の
束は回転しており、上昇プラツトフオーム上の次の半分
の束は回転していないので、その結果完成された束は調
整されている。
調整ボツクス404は、約18センチ(7インチ)×2
5.4センチ(10インチ)から30.5センチ(12
インチ)×43.2センチ(17インチ)の寸法を有す
る物体で形成された積重体を該ボツクスが収容できるよ
うにする調整可能な束の側部支持部材430(第17
図)を含む。さらに、調整区画64の作動を、物体の半
分が一方に向き、半分が180度回転している束をつく
るものとして説明したたが、各々の次の4分の1の束が
その前の4分の1の束に対して180度回転しているよ
うな完全な束を4分の1の束から形成するように調整区
画を作動させることも可能である。
完全な束が一旦調整区画64(第1図)に入ると、シヤ
ツトル機構100のプツシヤ組立体が延び、次いで横方
向に運動して調整区画64から束を結束機70へ押し込
む。調整区画66における完全な束は反対方向に結束機
72へ横方向に押し込まれる。
結束機 シヤツトル機構100によつて、調整区画64と66の
一方から完全な束が隣接する結束機70、72中へ一旦
押し込まれると、結束機が積重体を圧縮し、その周りで
バンドで結束する。結束区画70、72は束、あるいは
ロッグのいづれかを圧縮し、積重体の周りで1本のバン
ドあるいは2本の平行なバンドのいづれかを結束でき
る。結束機70は結束機72と概ね同じのため、結束機
70のみを詳細に説明する。しかしながら、結束機70
の説明は結束機72に同等に適用されることが理解され
る。
結束機70(第18図)はフレーム500を含み、調整
区画64(第1図と第1A図)の近傍に位置されてい
る。結束機70は積重機58と、調整装置64と66と
の後部支持板380、390および390a((第1A
図)と共平面で、かつそれらの連続部分を形成する後部
支持板504(第18図と第20図)を含む。また、結
束機70は、結束機70に押込まれると積重体の底部を
支持する積重体サポート506(第18図)を含む。積
重体サポート506は、詳細に後述するように、積重機
56においてその下方位置にあるときの積重体サポート
290(第8図)と同じ高さに位置するか、あるいは上
部積重体サポート292の位置と同じ高さにまで上昇さ
せることができる。
積重体が結束機70(第18図)中へ押込まれると、そ
の底部は積重体サポート506によつて支持され、かつ
積重体全体が後部支持板504に対してもたれる。結束
機70は一対の圧縮シリンダ組立体510と512(第
19図)とを含む。圧縮シリンダ組立体510と512
とのシリンダ部分はフレーム500に固着され、圧縮板
514と516(第19図)とは、それぞれシリンダ組
立体の各々のピストンに接続されている。圧縮シリンダ
組立体510と512とは、束が約30.5センチ(1
2インチ)までの高さで結束機70に到来すると、高さ
が約45.8センチ(18インチ)の高さから束を圧縮
するに十分なストロークを有する。さらに、圧縮シリン
ダ組立体510と512とは初期高さが約160センチ
(63インチ)の丸太を約122センチ(48インチ)
まで圧縮できる。
圧縮シリンダ組立体510と512とが作動すると、圧
縮板514と516とが積重体の頂部と接触し、下方に
押出して、積重体をそのサポート506に対して圧縮す
る。結束機70は2個の圧縮シリンダ組立体510、5
12と、2個の圧縮板514と516とを含む。2個の
圧縮板の間には空隙517があるので、積重体の結束に
使用するバンド、即ちストラツプは前記圧縮板の間を通
り、積重体が圧縮状態に保持されている間に締付けられ
る。
圧縮シリンダ組立体510と512との各々は、それぞ
れ、フレーム500に固着されたブッシユ内を摺動可能
な案内棒518と520とを含む。案内棒518と52
0とは圧縮板514と516とが、積重体の圧縮中、傾
いたり、捩れたりする傾向に抵抗する。このとは積重体
を均等に圧縮するのみならず、圧縮シリンダ組立体51
0と512との内部のシールが過度に摩耗しないよう防
止する。
通常の結束ヘッド524(第18図)が積重体サポート
506に接続され、その下方に設けられている。使用し
た特定の結束ヘッドは、「SERIES MCD」の型名の下に
販売されている、米国イリノイ州60647,シカゴ,
ノースウエスタンアベニユー2600のシグノードコー
ポレーシヨン(Signode Corporatim,2600 N.Weste
rn Auenue,Chicago,Illinois60647)で製作されてい
る。結束ヘツド524は結束材料の供給と、積重体の周
りでトラフ530を通してバンドを送り、バンドを締
め、その端部を切断し、かつ端部を共に結ぶ機構とを含
む。
フレーム500には、結束ヘツド524と整合し、結束
機70において積重体の周りで結束材を案内するトラフ
530が装着されている。トラフ530は丸くされた角
部を有する、全体的に長方形の通路を画成している。ト
ラフ530を形成するチヤンネルは断面において全体的
にU字形(第20図)であり、その開放面は長方形の内
側に向けられている。U字形トラフの開放面は結束材料
が積重体の周りを通されている間に該結束材料を案内
し、それが緊張して引張られるにつれてそのテンシヨン
に応答して開放するばね押圧の閉鎖体(図示せず)によ
つて被覆することができる。
トラフ530は、フレームに固着されたU字形上端部5
32(第18図)と、運動可能な積重体サポート506
に固着されたU字形の下端部534とを含む。さらに、
トラフ530は一対の取り外し可能の一対の側部538
と536とを含む。ログが結束される場合、前記側部5
36と538とは(第18図に示すように)結束機70
に位置され、トラフ530上端部と下端部、532,5
34を接続し、結束材が通過する連続した滑かな長方形
通路をつくる。束が結束されている場合、トラフ530
の側部536と538とは取り外され、積重体サポート
506と結束ヘツド524とは(第18図で点線で示す
ように)積重機56の積重体サポート290の上方位置
の高さまで持ち上げられる。このため、トラフ530の
端部534を上端部532と並置させ、結束材料に対し
てより短く、かつほとんど皿形の軌道を形成する。
積重体サポート506がその中で運動するフレーム50
0は第22図の平面図で示す。フレーム500は水平の
後部材542を有し、部材544が後部フレーム部材の
中間部から延び、かつ該後部材に対して垂直に設けられ
ている。このように、フレーム500はその平面図にお
いて全体的にT字形をしている。垂直の部材546と5
48(第18図−第20図)が後部フレーム部材542
の両端部から下方へ全体的に垂直に延びており、かつ垂
直の部材540が前記部材544から下方に延び、かつ
フレーム部材542から離れた方の前記部材544の端部
と接続されている。
積重体サポート506とそれに装着された結束ヘツド5
24とはフレーム500において容易に垂直運動するよ
う装着されている。対の案内ローラ552と554(第
22図)とが積重体サポート506を案内している。こ
れらの案内ローラは、それぞれフレーム部材546と5
48の裏面と係合している。第18図に示すように、案
内ローラ552の垂直方向下方に第2の案内ローラ55
6が位置され、案内ローラ554の垂直方向下方には別
の案内ローラ(図示せず)が位置されている。
前方の案内ローラ558(第22図)は、積重体サポー
トから前方に延びたブラケツト560によつて積重体サ
ポート506に接続されている。後方の案内ローラ55
2,554および556と同様に、第2の前方案内ロー
ラ562(第18図)は前方の案内ローラ558の垂直
方向下方に位置されている。双方の案内ローラ558と
562とは前方の垂直のフレーム部材550に対して圧
接する。
付属の結束ヘツド524と、トラフ530の下部534
とを備えた積重体サポート506はクランクとチェイン
よりなる機構570(第18図)によつてフレーム50
0で上下できる。手動クランク572が回転すると、チ
ェイン574,576,577(第19図)は積重体サ
ポートを上昇、あるいは降下させるよう運動する。チェ
イン574は、積重体サポート506から前方に延びる
ブラケツト560(第22図)に接続されている。同様
に、チェイン576と577とは、後方の案内ローラ5
52と554とを積重体サポート506に接続するブラ
ケツト578と579とに接続されている。
ログの結束から束の結束に切換えるには、積重体サポー
ト506が第18図で実線で示す位置から鎖線で示す位
置へ運動させられる。この運動を行うには、後方の支持
板504を軌道から外す必要がある。その作業をしやす
くするために、後方の支持板504の各半体が上下のヒ
ンジ580に装着されている。後方の支持板504が軌
道から外された後、手動クランク572を回転させ、積
重体サポートを、束を圧縮し、結束する上位置へと上昇
させる。積重体サポート、結束ヘツドおよびトラフ53
0の下端部534をその上位置に保持するために、ロッ
ク装置(図示せず)が使用される。このように結束機7
0(第16図)は束、あるいはログのいづれをも圧縮
し、結束するようにされる。この作業は、積重体サポー
ト506がログを受取るようにされた下位置から、積重
体サポートが束を受取るようにされた上位置へ、結束機
のフレーム内で運動できる単一の結束ヘッド524のみ
を使用して行える。
結束機70は、積重体の圧縮および結束中積重体の側部
と係合して支持する側部支持部材590と592(第1
8図と第20図)とを含む。さらに、以下詳細に説明さ
れるように、側部支持部材590と592とはトラフ5
30に対して積重体全体を運動させることによつて積重
体が該積重体の垂直中心線の各側において平行の2本の
バンドで結束できるよう横方向に運動できる。
側部支持部材590と592(第20図)とは、結束す
べき積重体が結束機70に到来すると、第18図で実線
で示す位置から鎖線で示す位置へと運動する。前記側部
支持部材590と592とは、それぞれ軸心600と6
02との周りを回転するようベース598に枢着された
アーム594と596とに装着されている。油圧シリン
ダ604の一端はベース598に接続され、可動のピス
トン棒606は中間のレバー608に枢着されている。
中間レバー608はベース598に対して固定された軸
線610の周りを枢動するよう装着されている。ピスト
ン棒606から離れた方の中間レバー608の端部はア
ーム594のスロツト611に嵌入したピン609を有
する。シリンダ604に油圧が加えられると、ピストン
棒606が延び軸心610の周りで中間レバーを回転さ
せ、その結果アーム594を軸心600の周りで回転さ
せて、側部支持部材590を実線で示す位置から鎖線で
示す位置へもつてくる。
アーム596はリンク612、614、616および6
18を介して中間レバー608に接続されている。その
結果、油圧シリンダ604が作動すると、側部支持部材
592が第20図で実線で示す位置から鎖線で示す位置
へもつてこれらる。
第20図に示す機構は側部支持部材590と592の上
端部に接続され、支持部材を第20図に示す鎖線、およ
び実線位置の間で運動させる。同様の機構623(第1
9図と第21図)が側部支持部材590と592との下
端部に接続されている。
ロッグは2本のバンドで、束は1本のみのバンドで結束
することを計画している。しかしながら、結束機70は
ロツグ、あるいは束のいづれかを、1本あるいは2本の
バンドで結束するように作動することも可能である。前
述のように、側部支持部材590と592とは後部支持
板504とトラフ530とに対し横方向に運動可能であ
る。束、あるいはロッグの周りで2本の平行のバンドを
行いたい場合、この横運動が行われる。この目的に対し
て、ベース598(第20図)は一対の横軸624と6
26とに摺動可能に装着されており、該横軸は垂直のフ
レーム部材546と548とに固着されている。機構6
30は油圧シリンダ632(第21図)によつて作動
し、フレーム部材546と548とに対してベース59
8が横方向に摺動できるようにする。下部機構623の
ベース633も横方向摺動するよう同様に装着されてお
り、またシリンダ632が延びたり、後退すると運動す
る。このことによつて、アーム590と592とが積重
体を横方向に運動するようにさせる。
圧された積重体の周りに単一のバンドをおきたい場合、
ベース598(第20図)はその図示中央位置に留つて
いる。この場合、積重体は結束機70(第1図)に到来
し、積重体の垂直の中間線がトラフ530(第20図)
と整合するようシヤツトル機構100によつて自動的に
位置される。側部支持部材590と592とが第0図で
鎖線で示す位置へもつてこれら、そこで後部の支持板5
04とトラフ530との間の空隙の周りで対称配置とさ
れる。ある場合の結束作業においては、側部支持部材5
90と592とを作動させる必要はない。次に圧縮シリ
ンダ510と512(第19図)が作動し積重体の周り
でバンドを通し結束する。その後圧縮シリンダが解放さ
れ、シヤツトル機構100が圧縮され、結束された積重
体を結束機から搬送区画80へ運動させる。
積重体の周りに2本のバンドをおく場場合には、一旦積
重体が結束機に入り、側部支持部材590と592(第
18図)が積重体の両側と係合するようにされると、リ
ンク616と623に含まれたクラツチが側部支持部材
590と592とを適所にロツクするよう作動する。こ
のことは、運動しているロッグの力がシリンダ604中
の圧力を越え、側部支持部材590と592とを運動さ
せないようにするために必要である。
側部支持部材が一旦ロツクされると、機構630が作動
して、後部支持板504と、結束材料が中を通過するト
ラフ530に対して積重体全体を横方向に運動させる。
一旦積重体がトラフ530に対する希望位置に来ると、
圧縮シリンダ510と512とが延び、結束ヘツド52
4が作動して第1のバンドを積重体の周りにおく。その
後、圧縮シリンダ510と512とは解放されて、圧縮
板514と516とが積重体から上方に引張られ、機構
630がベース598と下部機構620の対応するベー
スとを、積重体の垂直中心線の反対側で摺動させるよう
作動する。バンドの間隔は約15.2センチ(6イン
チ)と計画されている。圧縮シリンダは、第2のバンド
をおくよう位置されると、再び延び、結束ヘツド524
が第2のバンドを積重体の周りにおく。その後、積重体
はトラフ530の中心の原位置と戻る。
積重体を横方向に移動させる機構630(第21図)は
圧縮シリンダ632によつて作動する。該機構630は
軸心638の周りを回転するようフレーム部材636に
枢着された三角形のリンク634を含む。該リンク63
4にはロッド640の一端が接続されており、該ロッド
の他端部は機構623のベース633に接続されてい
る。したがつてシリンダ632が第21図に示す位置か
ら延びると、リンク634(第21図からみて)軸心6
38の周りで回転させる。このためロッド640を左方
へ押し、ベース633も左方へ運動する。シリンダ63
2が後退すると、リンク634とロッド640との運動が
逆転し、ベース633は第19図に示すように中央位置
の右方へ運動する。
ベース598は、ベース部材598をベース部材633
と同じ方向に、かつ、同程度に運動させる一連のロツド
やリンクを介してリンク634に接続されている。ロツ
ド642の一端部はリンク634に枢着されている。ロ
ツド642の他端部は軸心648の周りで回転するよう
フレーム部材646に回転可能に装着されたリンク64
4に枢着されている。ロツド650の一端はリンク644
に枢着され、他端はベース598に接続されている。シ
リンダ632が作動するとリンク634を軸心638の
周りで(第21図よりみて)時計方向に回転させ、ロツ
ド642は下方に運動し、リンク644を軸心648の
周りで時計方向に回転させる。このためロツド650と
該ロツドに装着されたベース598とを第21図で示す
中央位置の右方へ引張る。
理論的には、ロツド642を逆転方向、即ちロツド64
2を押し上げベース部材598を中央位置の左方へ運動
させることが可能であるが、それは実用的ではない。ロ
ツド642は長く、細いため、これらの状況下でロツド
に加えられる大きな圧縮力によりロツドは反ろうとする
傾向がある。さらに、丸太が比較的大きいため、短時間
でロッグを横方向に運動させるに要する力も比較的大き
い。
ロツド642に圧縮力を加える代りに、細い部材658
に圧縮でなく、テンシヨンのかかるリンクを介してベー
ス598がその中央位置の左方へ運動できるようにする
ために、一連のリンクやロツドが使用される。この目的
に対して、ロツド652の一端はリンク634に枢着さ
れている。該ロツド652の他端は軸心656の周りで
横部材636上で回転するよう装着されたリンク654に
枢着されている。ロツド658の一端はリンク654に
枢着され、他端はリンク660に枢着されている。リン
ク660は軸心662の周りで回転するようフレーム部
材646に枢着されている。ロツド664の一端はリン
ク660に接続され、他端はリンク644に接続されて
いる。シリンダ632が第21図に示す位置から延びる
と、リンク634は軸心638の周りで、(第21図よ
りみて)反時計方向に回転し、ロツド652を左方へ運
動させる。ロツド652が左方へ運動することによつて
リンク654を軸心656の周りで反時計方向に回転さ
せ、このためロツド658を下方へ引張る。ロツド65
8が下方へ運動することによつて、リンク660を軸心
662の周りで反時計方向に回転させ、ロツド664を
左方へ引張る。ロツド664が左方へ運動することによ
つて、リンク644を軸心648の周りで反時計方向に
回転させ、このため押棒650と、その左方に接続され
たベース598の最終作動を達成する。
このように、シリンダ632を第21図に示す位置から
延したり、後退させることにより、ベース598と63
3とは第19図に示す中央位置の左方、あるいは右方の
いづれかへ運動できる。このため、側部支持部材59
0、592(第20図)が結束機の積重体をトラフ53
0の左方、あるいは右方へ運動させる。
積重体の周りで1本のみのバンドを結びたい場合は、ベ
ース598と633とは一対のレバー670と672
(第21図)とにより中央位置にロツクされる。レバー
670と672とは、それぞれ軸心674と676との
周りで回転するようフレーム部材636に枢着されてい
る。第21図に示すように、レバー670と672とが
相互に整合すると、レバー670の端面678と、レバ
ー672の端面680とが、リンク654と634とにそ
れぞれ接続された停止部材682と684とに圧接す
る。停止部材682と端面678との間の接触によりリ
ンク654が反時計方向に回転するのを阻止し、このた
めベース598と633とが中央位置の左方へ運動しな
いようにする。端面680と停止部材684との間の接
触がリンク634の時計方向運動を阻止し、このためベ
ース598と633とが中央位置の右方へ運動するのを
阻止する。レバー670と672とは、それらレバーを
第21図に示す整合位置へ戻ろうとするばね687と6
88の弾圧に対してレバーを引張る油圧シリンダ686
を作動させることにより整合状態から外される。
結束機70は積重体が上手く結束されたか否かを検出す
る、第22A図と第22B図とに示す機構を含んでい
る。結束の失敗は、結束部材が無い場合から、不十な結
束まで、何らかの理由によつて発生しうる。上手く結束
されなかつた積重体は、その結束がゆるんだり、あるい
は結束されなかつた物体が機械を詰らせる可能性のあ
る、後続の処理区画へ送られないようにするために検出
されねばならない。
第22A図と第22B図とに示す機構は圧縮板514か
ら延び、かつ積重体の周りで結束されたストラツプの下
で一時的に捕捉されるフインガ689を含む。圧縮板5
14が結束後持ち上げられると、フインガ689がスト
ラツプによつて移動させられ、結束作業が上手く行われ
たことを指示する。結束作業が不具合であつたとすれば
フインガは動かされない。
フインガ689は圧縮板514と516との間の空隙を
延び、圧縮板514と516とが積重体を圧縮させ、ス
トラツプが積重体の周りで結束されている間に、結束ス
トラツプ材によつて一時的に捕捉されるよう枢着されて
いる。フインガ689は、圧縮板514と516とが積重
体から持ち上げられるにつれて、(第22B図で示すよ
うに)ストラツプの下で突出する。フインガ689を第
22B図で実線で示す位置へ弾圧するためにばね(図示
せず)を使用してよい。フインガ689は圧縮板514
におけるスロツト690(第22A図)で枢着されてい
る。フインガ689は、軸692と、該軸692に接続
されたレバー693と、レバー693とシヤツタ691
とを支承するアーム695に接続されたリンク694と
を含むリンク装置によりシヤツタ691に接続されてい
る。
成巧した結束に対して信号を発させる機構は光電池69
6とミラー697とを含む。ミラー697は、結束作業
毎に上下運動する圧縮板514上のブラケツト698に装
着されている。光電池696は、結束機70の静止し、
比較的振動の少ないフレーム部材544に装着されてい
る。シヤツタ691(第22B図)は非反射性材料でコ
ーテイングすることによつて、実線で示す位置にあると
き、ミラーから光電池検器696へ何ら光が反射さな
い。ストラツプがフインガ689を枢動させると、シヤ
ツタ691は一時的に反射光路からずれ、光電池検出器
が射された光を受り、成巧した結束作業を指示する。
シヤツトル機構 シヤツトル機構100(第1図)は、横方向の往復運動
可能なキヤリツジ702と、キヤリツジを往復運動させ
る駆動機構とを支持するフレーム700を含む。駆動機
構704(第25図−第27図および第29図)は、第
23図に示す最右側位置と、第24図に示す最左側位置
との間でキヤリツジ702を往復運動させる。キヤリツ
ジ702は、4個の選択可能に延びるブッシヤ706、
708、710および712(第1図、第23図および
第24図)を含み、これらプツシヤは延びると、キヤリ
ツジが横方向に運動するにつれて、積重体と係合し、該
積重体を横方向に運動させる。
シヤツトル機構100の作動順序を第1図、第23図、
第24図を参照して以下説明する。まづキヤリツジ70
2が第1図に示す中央位置にあると想定すれば、シート
状の物体は積重機56の積重区画58において積重され
る。積重体(もし調整された束をつくる場合は半分の積
重体)が前述のように完成すると、3個のプツシヤ70
8、710、712が延び、駆動機構は往復運動するキ
ヤリツジ702と係合し、該キヤリツジを第23図で示
す位置の右側へ運動させる。この作用が行われるにつれ
て、プツシヤ組立体708は積重区画58において積重
体の曳行側と係合し、調整区画66に向かつて押す。同
様に、プツシヤ組立体710は調整区画66にある積重
体と係合し、結束機72に向かつて押し、かつプツシヤ
組立体712は結束機72にある積重体を搬出区画82
へ押す。一旦往復運動のキヤリツジ702が積重区画5
8から調整区画66への積重体の運動を完了すると、プ
ツシヤ組立体708、710および712は後退し、キ
ヤリツジ702は第23図に示す右側の位置から第1図
に示す中央位置へ戻る。
一連の積重体(あるいは半分の積重体)が積重区画58
において積重ねられると、積重区画58から調整区画6
4へ左方へ運動する。この運動を達成するには、プツシ
ヤ組立体706、708、710は第24図に示すよう
に延び、駆動機構704は第24図に示すように中央位
置の左方へ往復運動のキヤリツジ702を運動させる。
再び、一旦積重体が運動すると、プツシヤ組立体70
6、708、710は後退し、往復運動のキヤリツジ7
02からの中央位置へ戻る。
第25図、第26図および第27図は、それぞれ、キヤ
リツジ702を駆動する駆動機構704を含むシヤツト
ル機構100の側面図の一部を示す。これらの図示はシ
ヤツトル機構100の完全な側面図を形成するためには
第25図を上部に、第26図を中間に、第27図を底部
において、縁部と縁部とを合せて置けばよい。
駆動機構704は第26図では概略的に、第28図では
詳細に示すクランク714を含む。クランク714はベ
ルトによつて中間軸718(第26図)に接続されたモ
ータ716(第27図)によつて駆動される。中間軸7
18ははずみ車と、ブレーキと、モータ716を90度
の減速機720に選択的に接続させるクラツチとを支承し
ている。減速機720の出力軸722がクランク714
を駆動する。
大きなトルクによつて発生するクランク714のねじれ
を減少するために、クランクは両側から駆動される。ク
ランク714の一方の側は減速機720の出力軸722
により直接駆動される。他方の側は、スプロケツト72
4、チエイン726、横軸730に支承されたスプロケ
ツト728(第25図)から駆動され、該横軸730は
反対側の端部において別のスプロケツト732を支承し
ており、該スプロケツト732が、クランク714が接
続されている短軸738とスプロケツト736(第26
図)によつて接続されたチエイン734を駆動する。
クランク714(第28図)は二連クランクであつて、
出力軸722と短軸738の軸線の周りで回転可能であ
る。クランク714は直径方向に対向した一対のピン7
40、742を有している。ピン740と742とは、
クランク714が回転する軸心、即ち軸722と738
との軸心から等間隔で隔置され、それぞれ、接続された
連接棒744と746とを支持している。
ピン740と742とから対向して、対応する連接棒7
44と746とは、それぞれ各連接棒に回転可能に装着
されたリストピン748、750を支持している。前記
リストピン748、750はそれぞれ、ピン748、7
50上で回転自在であり、かつ摺動部材756と758
(第29図)の内部で軸線方向に摺動可能なベアリング
ブロツク752と754とを支承している。摺動部材7
56と758とはベアリングブロツク752と754と
を案内することにより、クランク714の回転につれて
ピン748と750とを案内する。
摺動部材756と758とは、それぞれフレーム700
に固着された軸760と762との周りで枢動可能であ
る。シリンダ764と766とは、それぞれ一端がフレ
ーム700にピン止めされ、他端が摺動部材756と7
58にそれぞれピン止めされている。シリンダ764と
766とが延びたり、後退することにより摺動部材75
6、758をそれぞれの軸心の周りで枢動させる。
第29図から判るように、クランク714が回転するに
つれて、ピン748と750とは全体的に反対の方向に
運動する。ピン748と750との一方をキヤリツジ7
02に接続することにより、クランクが1回転するにつ
れてキヤリツジを中央位置から一方の側へ、かつ中央位
置へ戻すことができる。摺動部材756と758、なら
びにシリンダ764と766とはピン748と750と
をキヤリツジ702に選択的に接続させることによつ
て、キヤリツジが中央位置から一方の側、あるいは他方
の側へ運動できるようにする。キヤリツジ702を中央
位置(第1図からみて)右方へ、かつ(第1図、第23
図、第24図からみて)左方へ運動させるために、クラ
ンク714の回転時、制御装置768(第29図)がピ
ン750をキヤリツジに接続することによつて、ピン7
50はそのストロークの「底」即ち、クランク回転軸に
できるだけ延接するようにさせる。次いで、クランク7
14が一回転(360度)すると、キヤリツジ702は
中央位置から第24図に示す位置へ、またそこから中央
位置へ運動する。その後、制御装置768はシリンダ7
66を後退させることによりピン750を外し、シリン
ダ764を延すことによりピン748を続する。クラン
ク714がさらに1回転することによりキヤリツジ70
2を反対方向に、かつ中央位置へ運動させる。
二連クランク714が180度回転すると、キヤリツジ
702は積重区画58(第1図)の中心部の停止位置か
ら始動し、例えば左方へ運動するにつれて加速し、最左
側位置(第24図)に来るまでに減速し、再度完全に停
止する。クランク714が次の180度回転するにつれ
て、キヤリツジ702は再び加速し、その中央位置(第
1図)に戻るまでに完全停止するよう減速する。クラン
ク714の半径の倍の一連クランクでも二連クランク7
14と同じ距離だけキヤリツジを運動させることは可能
であるが、中央位置で完全停止するよう減速せず、ま
た、(後述するように)駆動装置704と同様に、中央
位置の同じ側へ常に運動するよう制御できない。
第30図は往復運動のキヤリツジ半分を概略的に示す。
図示していないキヤリツジ702の部分は第30図に図
示した部分と対称形である。
往復運動キヤリツジ702(第30図)はピン748、
750の1個を受取るようにされた一対のU字形ブラケ
ツト770(1個のみ図示)を含む。U形ブラケツト7
70はピン748を受取るようにされた上方に開放した
U字形開口を有する。ピン748はシリンダ764(第
29図)の作用によりU字形ブラケツトへ出入するよう
運動できる。キヤリツジ702が中央位置にあり、クラ
ンク714が、ピン748がクランクの回転軸線に最も
近接した位置へ引張られた位置にあるとき、シリンダ7
64が延ばされ、摺動部材756を第29図でみて軸心
760の周りを時計方向に枢動させ、このためピン74
8をブラケツト770中へ下方に運動させる。他方、シリ
ンダ764が後退することによつて、摺動部材756を
反対方向に回転させ、ピン748をU字形ブラケツトか
ら持ち上げる。
一旦ピン748がU字形ブラケツトへ入ると、クランク
714は回転して往復運動するキヤリツジ702を第1
図に示す中央位置から、第23図に示す右側位置へ、再
び中央位置へ運動させることができる。ピン750はピ
ン748とは反対の方向に運動するので、ピン750が
キヤリツジの運動中、中央位置の右側へ、キヤリツジか
ら外れる必要のあることは明らかである。これは、ブラ
ケツト770に相等するU字形ブラケツトとの係合関係
からピン750を引張るシリンダ766を後退させるこ
とにより達成される。
往復運動するキヤリツジ702を中央位置の左方へ運動
させたいときは、シリンダ764が後退して、ピン74
8をブラケツト770との係合から外れるよう持ち上げ
ると、同時にシリンダ766が延びる。このため摺動部材
758を(第29図よりみて)軸心762の周りで反時
計方向に回転させ、このためピン750をブラケツト7
70に対応するブラケツト中へ落し込む。そのとき、ク
ランク714が回転し、キヤリツジ702は中央位置の
左方に向かつて運動し、次いで中央位置へ戻る。
駆動機構704はキヤリツジ702をその中央位置の一
側にのみ運動させるよう作動可能である。これは、単
に、ピン748、または750の一方を、往復運動する
キヤリツジ702の対応するブラケツト770と係合さ
せ、他方のピン(750、または748)が外れている
間係合状態にしておくことにより達成される。このこと
は、送入物体の供給が、双方の結束機70、72、搬出
区画80、82を使用する必要のないような速度で行わ
れる場合は有利であろう。また、このことは、一方の
側、あるいは他方の側の機械のある部分が修理を要する
場合も有利である。例えば、結束機70あるいは72の
一方が不良となつた場合、積重機と、残された1台の結
束機が物体の供給に対応できるようにするために、全体
の印刷プレス、折りたたみ機および詰込み機はその通常
の作動速度の半分まで遅くさせねばならない。しかしな
がら、このようにする方が、1台の結束機が修理されて
いる間に全体のプレスを停止せねばならないという方法
よりもはるかにすぐれている。さらに、一方の側で不良
結束作業が検出された場合、キヤリツジ702は、結束
されなかつた積重体を除去するまで積重体を他方の側へ
運動させることができる。
フレーム700には線形のボールブッシュ772(第25
図)が備えられており、キヤリツジ702の上部に接続
されたロツド773が該ブッシュ中で摺動する。ローラ
774がガロツド773の軸心より横方向に偏位した位
置で、フレーム700の下部に装着されていることによ
つて、往復運動するキヤリツジ702は垂直方向から1
5度傾斜した状態とされる。U字形のチャンネル775
がキヤリツジに接続され、ローラ774を囲んでいる。
このように、キヤリツジは積重機56の後部支持板38
0(第8図)と、結束機70,72の後部支持板504
(第18図)とに対して概ね平行の平面において横方向
に摺動する。
往復運動するキヤリツジ702は、複数の垂直部材79
8,800,802および804によつて相互に接続さ
れた4個の水平チューブ790,792,794および
796とを含む。これらの水平方向のチューブ790−
796と、垂直部材798−804とはロツド773、
チャンネル775が接続される堅牢なフレームを形成す
る。
プツシャ710と712とが、それぞれ垂直部材802
と804、798と800とにそれぞれ接続される。プ
ツシャ712は上部押棒806と808、ならびに下部
押棒810と812とを含む。上部押棒806と808
とは、延びた際調整区画66(第1図)と結束機72と
の間に適合する。第1図に示す中央位置の右方へ往復運
動のキヤリツジ702が加速すると、上部の押棒806
が結束機72にある束の側部と係合し、束を搬出区画8
2に向かつて押す。同時に、押棒808は、往復運動す
るキヤリツジ702が減速するにつれて、調整区画66
から結束機72に向かつて押されている束は減束させる
よう作用する。束の代りにログが形成されている場合、
下部の押棒810が上部押棒806と共軸線に位置さ
れ、該押棒806と接続される。同様に、押棒812は
上部押棒808と共軸線に位置され、かつ接続される。
このように押棒806と810とはログの側部に対して
押圧し、該ログを積重、結束機50で横方向に運動させ
る。
押棒806、808、810および812は、それらの
間の距離が可変なるように調整可能に装着されている。
これは積重される物体の種々の幅を網羅するために必要
なことである。積重される物体が比較的狭幅の場合、押
棒806、810と、押棒808、802との間の距離
は、積重体の側部が良好な支持が得られ、かつ横方向運
動中垂直方向に整合状態に留れるよう増加させねばなら
ない。逆に、積重される物体が比較的広幅のときは、押
棒806、810と808、812とはより近くに持つ
てこられる。
押棒806、808、810および812はそれぞれ、
全て同一である2個のブラケツトによつて支持されてい
る。したがつて、ブラケツト814のみを詳細に説明す
る。ブラケツト814は上部押棒806に固定されてお
り、押棒816を貫通して延びる押棒815を含む。ブ
ラケツト814の棒815は上部押棒806に対して全
体的に垂直であつて、上部押棒806の希望位置を選定
するよう棒816に対して摺動できる。その後、ロツク
ナツト(図示せず)が棒815に締付けられ、該棒を棒
816に対する所定位置に締付ける。このように、押棒
806と808とはブラケツト814に類似のブラケツ
トにより棒816に調整可能に取り付けられる。
棒816は4個の棒のリンク装置の一方の側を形成し、
押棒806と808とが、往復運動キヤリツジ702の
固定フレームを形成する水平の棒790−796と垂直
の部材798−804とから延びたり、あるいはそれら
に向かつて後退できるようにする。棒816は2個のリ
ンク818と819と枢着しており、これらのリンクは
軸802と822とによつて、それぞれ垂直の部材798
と800とに枢着されている。軸820と822とは垂
直部材798と800とにおいて回転可能に装着され、
リンク819は軸822固定され、リンク818は軸8
20に固定されている。軸822が回転すると、リンク
818と819とは該軸と共に回転し、棒816を往復
運動キヤリツジのフレームに向かつて、あるいは離れる
よう運動させる。後述するように、シヤツトル機構100
は軸822を回転させることによつて押棒806と80
8とを選択的に伸張、あるいは後退させる装置を含む。
下部押棒810と812とは、上部押棒に直接接続され
ることによつて、下部押棒810と812とを往復運動
キャリツジのフレームの接続するリンクを個別に作動さ
せる必要のないことを除いては同様に装着されている。
第30図に示す残りのプッシャ710と、プッシャ70
6と708とは全体的にプッシャ712と同じであるの
で、その詳細説明は必要ない。しかしながら、プッシャ
710の下部リンク832は軸822に回転可能に装着
されているので、プッシャ710の押棒の運動は軸82
2の回転によって影響を受けないことを注目すべきであ
る。しかしながら、上部リンク830は軸834に固定
されているので、軸834が回転させるとプッシャ71
0を延したり、後退させたりする。
軸822の回転は、固定された歯車836によってもた
らされる。ラック838が歯車836との噛み合い係合
関係で配置されており、軸822に対して全体的に垂直
に、かつ垂直部材798−804と平行に延びている。
ラツク838は、キャリツジ702のフレームに固着さ
れたベアリングブロツク840と841で摺動するよう
支持されている。ラック838が垂直運動すると、軸82
2を回転させ、軸822がプツシャ712の押棒を延し
たり、後退させる。類似のラック842と歯車844と
が軸834を回転させることによつて、プツシャ710
の押棒を延したり、後退させる。
機構850(第27図)がラツク838と842(第3
0図)と、プツシャ708と706(第1図,第23
図,第24図)を作動させ、対応したラツク(図示せ
ず)を選択的に上昇、降下させる。機構850は、シヤ
トル機構100のフレーム700に接続された、一対の
水平で、平行の軌条852と854(第32図)とを含
む。プツシヤ712を作動させるラツク838は前記軌
条852と854に適合する車輪856を支承している。
同様に、ラツク842(第30図)は車輪858を支承
しており、プツシヤ708と706とを作動させる(第
35A図から第35D図に若干概略的に示す)車輪86
0と862も軌条852、854(第35図)に乗る。
軌条852と854に沿つて間隔をおいて、10個の切
換え区画870、872、874、876、878、8
80、882、884、886および888が設けられて
いる。説明を判りやすくするために、切換え区画870
−888を3つのグループに分ける。即ち、切換え区画
878と880とから構成される「A」グループ、切換
え区画870、872、874および876とから構成
される「B」グループ、切換え区画882、884、8
86、888から構成される「C」グループである。後
述するように、切換え区画が作動すると、各グループに
属する全ての区画が同調して運動するため、このグルー
プ分けは便利である。
プツシヤ706−712は、それらの車輪856−86
2が下部軌条854に乗つているときは後退する(第3
5A図)。切換え区画870−888は車輪856−86
2を選択的に上部軌条へ持ち上げるよう選択的に作動可
能であり、これら車輪が、第1図、第23図、第24図
に関して前述したようにプツシヤが延びるようにさせ
る。切換え区画870−888は前述したA、B、Cの
グループにおいて作動可能である。各グループを切換え
る機構は全体的に類似であつて、したがつてBグループ
を切換える機構のみを詳細に説明する。
Bグループの切換え区画876(第33図)はシリンダ
900によつて作動し、該シリンダの一端はフレーム7
00に接続されたハウジグ901に接続され、他端はアー
ム902に枢着されている。アーム902は、フレーム
700により回転可能に支持された軸904の軸心の周
りを回転するよう装着されている。アーム902の一端
は切換え区画876に接続されている。第33図におい
て、シリンダ900はその後退位置で示され、車輪85
6は下部軌条854と整合している。シリンダ900が
延びると、アーム902を、第33図よりみて軸904
の軸線の周りで反時計方向に回転させ、切換え区画と車
輪856を、軌条852と整合する点線で示す上位置へ
持ち上げる。
第33図と第34図とを参照すれば、切換え区画876
は、アーム902に接続され、アーム902の運動に応
答してフレーム700で垂直方向に摺動可能な体部材9
28を含む。前記体部材928は、3個のスロツト93
8、940と942を画成する4個の延長部930、93
2、934および936(第33図)を支持している。
前記スロツト938、940と942とは、軌条852、
854と同距離を相互に離されている。ブロツク928
は、スロツト938と940とが軌条852と854とそ
れぞれ整合する位置と、スロツト940と942とが軌
条852と854とにそれぞれ整合する位置との間で摺
動可能である。例えば車輪856のような車輪がブロツ
ク928の延長部930−936の中の2本の間にある
とき、ブロツク928を運動させることによつて、車輪
は軌条852との整合状態から、軌条854との整合状
態へ、あるいはその逆に運動できる。
残りの切換え区画870、872および874(第34
図)は、アーム902と類似で、かつ軸904に固定さ
れたアーム944、946と948によつて作動する。さ
らに、チユーブ状の補強部材950がアーム902、9
44、946および948をしつかりと相互に接続す
る。したがつて、シリンダ900が作動すると、Bグル
ープの全てのアームは同時に各切換え区画を作動する。
Cグループは、シリンダ900と同様にそのグループの
各種切換え区画に接続された単一のシリンダ952によ
つて作動し、Aグループの切換え区画も同様にシリンダ
954によつて作動する。
作動時、プツシヤ組立体706−712が全て、第1図
に概略的に示すように後退位置にあるとき、全ての車輪
856−862は第35A図に示すように下部軌条85
4にある。第1図に示す中央位置から第23図に示す位
置へ運動させるよう、プツシヤ708、710と712
を延すために、AグループとBグループの切換え区画は
第35B図に示すように上方へ運動する。シヤツトル駆
動機構704(第29図)はシヤツトルを(第35A図
−第35D図よりみて左方である)第23図に示す位置
に向かつて右方へ運動させ、車輪856−862は第3
5C図に示す位置へ運動する。その後、プツシヤはAグ
ループとBグループの切換え区画を下方へ、第35D図
に示す位置へ運動させることにより後退する。このた
め、車輪856、858および860を軌条854と整
合するよう下方へ運動させ、プツシヤ708、710お
よび712を後退させる。その後、キヤリツジ第1図に
示す中央位置へ戻り、車輪856−862がその初期位
置へ戻る。(第35図よりみて右方である)第24図に
示す中央位置の左方へキヤリツジが運動すると、Aグル
ープとCグループの切換え区画が作動して関連の切換え
区画を上昇させ、工程が繰返される。
要約 このように、本発明は、シート状物体の流れを受取り、
高い積重体(ログ)、あるいは短い積重体(束)のいづ
れかへ形成する積重、結束機50(第1図)を提供す
る。本発明は積重機56の各側のすぐ近傍に1台づつ位
置された2台の結束機70と72を使用し、(束あるい
はログのいづれかの)積重体が積重機から横方向かつ垂
直結束機の一方、あるいは他方へ交互に移送される。結
束機70と72を積重機56の丁度次に位置させること
により、長いコンベアが排除される。
積重機56は天井コンベアからシート状物体の流れを受
取る。各物体の先導縁部は偏向装置150と152(第5
図)と衝突し、物体は落下して、積重体の底部を支持す
る、下方に運動可能なプラツトフオーム158(第8
図)上で積重体を形成する。積重体が大きくなるにつれ
て、プラツトフオーム158が下方に運動することによ
つて積重体の頂部は概ね同じ高さに留つている。
また、積重機56は可動プラツトフオームから高い積重
体(ログ)を受取る積重体サポート290を含む。可動
プラツトフオーム158から短に積重体(束)を受取る
ための上部積重体サポート292は積重体サポート290
の上で取り外し可能に位置されている。形成されつつあ
る積重体がシート状物体の所定数に達すると、プラツト
フオーム158は、積重体がプラツトフオームから積重
体サポート290と292の中の1つへ移送され、結束
機70と72(第1図)の一方、あるいは他方へ横方向
に運動するのに適当なレベルまで下方に運動する。
積重体サポート292と調整区画64の積重体支持部材
382(第16図)と、調整区画66(第1B図)の対
応する支持部材382aは、束が形成されるとき、積重
機56の幅全体を横切つて延びている。束を支持してい
るプラツトフオーム158は束が形成されるにつれて下方
へ運動し、束が完成されると、プラツトフオームは積重
体サポート292のレベルへ急速に運動する。束は積重
体サポート292に搬送され、次いで圧縮され、結束さ
れる結束機70と72の一方、あるいは他方へ積重体サ
ポートを横切つて横方向に押される。
ログサイズの積重体を形成すべき場合、積重体サポート
292が取り外される(第1A図)。物体がログを形成
するように積重ねられるにつれて、プラツトフオーム1
58は、束を受取るために積重体サポート292が位置
していたレベルを越えて下方へ運動する。ログが完全に
形成されると、プラットフオーム158は積重体サポー
ト290のレベルまで急速に下方へ運動する。ログは積
重体サポート290へ移され、調整区画64と66にあ
る積重体サポート405と405aの1つを横方向に横
切つて(ログ寸法の積重体に合せて調整した)隣接する
結束機70、あるいは72(第1図)へ運動する。次い
で、結束機はログを圧縮し、結束する。
積重機は、垂直方向から傾斜した積重軌道に沿つて下方
へ運動する一連のプラットフオーム158a−158h
を含む。プラットフオーム158a−158hの運動
は、1つの積重体が所定数の物体に達すると、一連のプ
ラットフオームが物体の送入する流れを捕捉し、次の積
重作業を開始する所定位置へ運動する。
積重体が完成すると、積重体の底部を積重体サポート2
90と292との1つ、ならびに積重機58の内部で調
整区画64と66の積重体サポート382、あるいは4
05の1つに載置させて、積重体はシャットル機構10
0(第1図)によつて積重機56から結束機70と72
の一方、あるいは他方へ横方向に押される。本発明は積
重機56と結束機70,72の間のコンベヤと、それら
に関連した問題を排除する。その結果得られた積重、結
束機50(第1A図)は従来技術の装置よりもコンパク
トである。
シャットル機構100は積重体を、積重機56(第1
図)から結束機70と72とへ運動させる。シャットル
機構100は、積重体を運動中に垂直方向に整合させな
がら、積重体の対向する二側と係合して横方向に押すプ
ツシャ706,708,710および712を有する。
積重体の第3の側は積重区画58の支持板380によつ
て、かつ積重体の運動方向に対して横方向に平行に延び
る調整区画と結束機のそれぞれの支持板390と390aと5
04,504aとによつて支持されている。支持板38
0は垂直方向に対して傾斜し、その結果積重体が該支持
板に対してもたれることになる。支持板380は積重体
の長さ全体にわたり、かつ積重機56から結束機70と
72との各々に横方向に延びる。シャットル機構100
のプツシャ706,708,710および712(第1
図)と、支持板380(第1A図)は、積重体が積重体
サポート292,382、あるいは382a、あるいは
290,および405,または405aを横切つて積重
機56から結束機70と72とへ運動するにつれて、積
重体の3つの側部を支持することによつて、積重体は垂
直方向に整合した状態で結束機に到達し、結束の前に再
調整する必要ない。
本発明のシャットル機構100(第1図)は通常は結束
機70と72(第23図と第24図参照)の一方、ある
いは他方へ交互に運動させる。しかしながら、シャット
ル機構100は各積重体が同じ結束機(70、あるいは
72のいづれか)へ行くように調整できる。このため、
物体が比較的ゆつくりと到達するとき効率的な積重、結
束を可能とし、かつ積重および結束を完全に止させるこ
となく結束機の修理あるいは保守を可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により構成された積重、結束機の概略平
面図; 第1A図は第1図の積重、結束機の一部を形成する積重
機、2台の結束機と2つの調整区画を示す部分的な概略
斜視図; 第2図は第1図に示す積重結束機の一部を形成する積重
機の側面図; 第3図は第2図の積重機の一部を形成する送入区画の一
部破断断面図; 第4図は第3図の線4−4に沿つてみた送入区画の図
面; 第5図は第3図の線5−5に沿つてみた断面図; 第6図は第3図の線6−6に沿つてみた断面図; 第7図は第2図に示す積重機の一部を形成する積重体サ
ポートの斜視図; 第8図は第2図に示す積重機の部分概略側面図; 第9図は第8図の線9−9に沿つてみた正面図; 第10図は第8図の線10−10に沿つてみた後面図; 第11図は第8図の線11−11に沿つてみた図面; 第12図は第11図の線12−12に沿つてみた側面
図; 第13図は第11図の線13−13に沿つてみた面図; 第13A図は第8図に示す積重機の一部の断面図; 第14図は第3図の線14−14に沿つてみた図面; 第15図は第14図の線15−15に沿つてみた図面; 第16図は第1図に示す積重、結束機の一部を形成する
積重機の部分的に破断した側面図; 第17図は第16図に示す調整機の一部の斜視図; 第18図は第1図に示す積重、結束機の一部を形成する
結束機の側面図; 第19図は第18図の線19−19に沿つてみた後面
図; 第20図は第18図の線20−20に沿つてみた図面; 第21図は第19図に示す結束機の部分の拡大図; 第22図は第18図の線22−22に沿つてみた平面
図; 第23図は中央位置から一方の方向へ運動した、積重、
結束機の一部を形成するシャットル機構を示す、第1図
の積重、結束機組立体の概略図; 第24図は全体的に第23図と類似であるが、中央位置
からの反対方向に運動したシャトル機構を示す概略図; 第25図は第1図に示す積重、結束機の一部を形成する
シヤツトル機構の上部を示す部分的な概略図; 第26図は第25図に示すシヤツトル機構の中間部分の
部分的に概略の側面図; 第27図は第25図に示すシヤツトル機構の部分的に概
略の側面図; 第28図は、第25図から第27図に示すシヤツトル機
構の一部を形成するクランク機構の図面; 第29図は第25図から第27図までに示すシヤツトル
機構の一部,部分的に概略の正面図; 第30図は第27図から第30図までに示すシヤツトル
機構の一部の部分的に概略の斜視図; 第31図は第25図から第27図までに示すシヤツトル
機構の一部に部分的に概略の正面図; 第32図は第31図の線32−32に沿つてみた断面
図; 第33図は第31図の線33−33に沿つてみた断面
図; 第34図は第33図の線34−34に沿つて全体的にみ
た上面図; 第35A図から第35D図までは作動順序位置で概略的
に第25図から第27図までに示すシヤツトル機構の一
部を示す。 図において 50……積重、結束機、54……送入区画 56……積重機、70,72……結束機 80,82……搬出区画、100……シヤツトル機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヨセフ・ピ−・マツクギニス アメリカ合衆国ペンシルバニア州ロ−ブス ビル・ジヨン・ストリ−ト・ボツクス199 シ− (56)参考文献 特開 昭52−112422(JP,A) 特開 昭54−70565(JP,A) 特開 昭52−58689(JP,A) 実開 昭49−106792(JP,U) 実開 昭56−2440(JP,U) 実公 昭38−14681(JP,Y1) 米国特許4037525(US,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状物を受け取り、そのシート状物を
    積み重ねて積重体に形成し、結束する装置において: ほぼ水平にしたシート状物を受け取り、該シート状物を
    垂直方向で重ねて積重体を形成するとともに垂直方向で
    移動可能なプラットフォームと、該プラットフォームの
    垂直方向での移動経路の中の所定位置に設定され、下降
    するプラットフォームを通過させる開口を有する積重体
    サポートとを有し、上記プラットフォーム上に所定数の
    シート状物からなる積重体が形成されると該プラットフ
    ォームを積重体サポートの上記開口を通して下降させ、
    それにより、当該積重体を積重体サポート上に移すよう
    にした積重機と; 該積重機の両側に設定され、積重機から移送されてきた
    積重体を結束する第1及び第2の結束機と; 積重機の上記積重体サポートの上に移された積重体を、
    第1及び第2結束機に交互に移送するシャトル機構と; を備えることを特徴とする積重体を形成し結束する装
    置。
  2. 【請求項2】少なくとも2つの積重体サポートを有して
    おり、該積重体サポートが上記プラットフォームの移動
    経路の上下方向で所定間隔離れた位置に取り外し可能に
    設定できるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項の装置。
  3. 【請求項3】上記積重機が、それぞれほぼ垂直の面内に
    設定された第1の対の平行な無端チェーンを有し、複数
    のプラットフォームが該チェーンにその長さ方向で所定
    間隔離して設定されており、当該チェーンの下方への走
    行部分が上記プラットフォームの移動経路に整合されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項の装置。
  4. 【請求項4】上記積重機が、それぞれほぼ垂直の面内で
    設定された第2の対の平行な無端チェーンを有し、上記
    プラットフォームが該チェーンのその長さ方向で間隔あ
    けて配置され、該プラットフォームの1つ置きのものが
    第1の対の無端チェーンに該チェーンの長さ方向で所定
    間隔あけて取り付けられ、他の1つ置きのプラットフォ
    ームが第2の対の無端チェーンに該チェーンの長さ方向
    で所定間隔あけて取り付けられ、第1及び第2の対の無
    端チェーンがそれぞれ独立して駆動可能とされ、第1の
    対のチェーンのプラットフォームの1つが上記シート状
    物を受け入れる位置にあるときに、第1の対のチェーン
    がゆっくり下方へ動いて当該1つのプラットフォーム上
    に形成されるシート状物の積重体の頂面の垂直方向位置
    を当該積重機へのシート状物の供給位置に対してほぼ一
    定に保ち、積重体が完成されると当該第1の対のチェー
    ンが急速に下方へ動くようにし、一方、第2の対のチェ
    ーンはその間、初めのうちは停止され、それに取り付け
    られているプラットフォームの1つが上記シート状物供
    給位置の近くに位置するようにし、第1の対のチェーン
    の上記1つのプラットフォーム上に積重体が形成される
    のに応答して、上記第1の対のチェーンの動きと同様に
    動かされて該第2の対のチェーンに取り付けられた上記
    1つのプラットフォーム上に新たな積重体が形成される
    ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記
    載の装置。
JP57114770A 1981-07-01 1982-07-01 シ−ト状物体の連続的な流れを積重体にする装置 Expired - Lifetime JPH0613383B2 (ja)

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US06/279,671 US4397229A (en) 1981-07-01 1981-07-01 Stacker-tyer
US06/279,670 US4398455A (en) 1981-07-01 1981-07-01 Stacker-tyer
US279670 1981-07-01
US279671 1988-12-05

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JPS5836856A JPS5836856A (ja) 1983-03-03
JPH0613383B2 true JPH0613383B2 (ja) 1994-02-23

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EP0068462A1 (en) 1983-01-05
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DE3277116D1 (en) 1987-10-08

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