JPH06132900A - 光空間伝送装置 - Google Patents

光空間伝送装置

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JPH06132900A
JPH06132900A JP3156148A JP15614891A JPH06132900A JP H06132900 A JPH06132900 A JP H06132900A JP 3156148 A JP3156148 A JP 3156148A JP 15614891 A JP15614891 A JP 15614891A JP H06132900 A JPH06132900 A JP H06132900A
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JP
Japan
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optical
signal
receiving
signals
transmitters
Prior art date
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Pending
Application number
JP3156148A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Fujisaka
尚登 藤坂
Nobuaki Fujiki
信右 藤木
Seehaa Fuanmaaren Dafuitsuto
ダフィット・セーハー・ファンマーレン
Haa Norutohoruto Erunsuto
エルンスト・ハー・ノルトホルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP3156148A priority Critical patent/JPH06132900A/ja
Publication of JPH06132900A publication Critical patent/JPH06132900A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 光送信器と受信装置との間に障害物があって
も,または光送信器が移動しても安定な光通信を可能と
する。 【構成】 複数台の光送信器において,相互に周波数が
異なる搬送波が送信すべき信号によってそれぞれ変調さ
れ,光信号に変換されて送信される手段と,受信装置に
おいては,複数の光送信器から送信された光信号のそれ
ぞれが少なくとも1つの受信ヘッドによって受信され,
受信された信号は,搬送波の周波数ごとに分離されて復
調されることにより,すべての光送信器から送信された
信号が別個に取出される手段とを備えた光空間伝送装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光信号を空間的に送受
する光空間伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光は直進性をもつので,送信器と受信器
との間に障害物が存在すると光通信が妨げられる。ま
た,送信器が複数台ある場合や,1台であっても移動す
るような場合には,光信号の受信が必ずしも安定に達成
し得ないことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は,送信器が
移動自在に設けらている場合や複数台の送信器が存在す
る場合等において安定な光通信を可能とする光空間伝送
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明による光空間伝
装置は,移動自在または固定的に設けられた複数台の光
送信器と,上記光送信器から送信される光信号を受信す
る受信装置とから構成される。
【0005】上記の複数台の光送信器は,相互に周波数
の異なる搬送波を送信すべき信号によって変調する変調
手段と,変調された搬送波を光信号に変換して送信する
手段とをそれぞれ備えている。
【0006】上記受信装置は,上記複数の光送信器から
送信される光信号のそれぞれを少なくとも1つが受信し
うる位置に配置された複数の受信ヘッドと,これらの受
信ヘッドの受信信号を上記搬送波の周波数ごとに分離し
て復調する手段とを備えている。
【0007】
【作用】複数台の光送信器において,相互に周波数が異
なる搬送波が送信すべき信号によってそれぞれ変調さ
れ,さらに光信号に変換されて送信される。
【0008】受信装置においては,これら複数台の光送
信器から送信された光信号のそれぞれが少なくとも1つ
の受信ヘッドによって受信される。受信ヘッドによって
受信された信号は,上記搬送波の周波数ごとに分離され
て復調されることにより,すべての光送信器から送信さ
れた信号がそれぞれ別個に取出される。
【0009】
【発明の効果】受信ヘッドは一般に適当な角度の受信指
向性をもっている。移動するまたは固定的に設けられた
複数台の光送信器から送信される光信号の全受信範囲を
複数台の受信ヘッドがカバーしうるように受信ヘッドが
配置されているので,光送信器が移動してもまた中間に
障害物が存在しても確実に光信号が受信される。
【0010】また,少なくとも1つの受信ヘッドが光信
号を充分な強度(SN比)で受信するので,受信信号の
再現,たとえば復調は充分に可能である。
【0011】さらに,複数の光送信器において周波数が
相互に異なる搬送波が用いられ,受信装置において受信
信号が上記搬送波の周波数ごとに分離されて復調される
ので,各光送信器から送信された信号を別個に区別して
取出すことができる。
【0012】
【実施例】この実施例は,この発明を光無線式AEテレ
メータ装置に通用したものである。
【0013】(1) 光無線式AEテレメータ装置の概要 工作機械における工具の磨耗,折損その他の異常を,切
削加工および折損時に発生するアコーステック・エミッ
ション(以下AEという)を利用して,監視,自動検出
するシステムがある。光無線式AEテレメータ装置は,
このようなシステムにおいて,AEセンサから得られる
AE信号の特定周波数成分を送信器から光信号の形態で
変調,送信し,これを受信器側で受信し,復調すること
により,元の特定周波数成分を再現するものである。
【0014】図1は,光無線式AEテレメータ装置の電
気的構成の概要を,図2は図1の各ブロックの出力信号
の波形をそれぞれ示している。
【0015】工作機械の工具またはワークの近傍にAE
センサ11が配置されている。AEセンサ11から出力され
るAE信号aは増幅機能をもつ狭帯域通過フィルタ12に
送られる。AE信号のパワー・スペクトラムにおいて,
正常な切削加工時には50KHz付近にピークが表われ,工
具の磨耗,折損時には100 〜300 KHz 付近にピークが現
われることが多くの実験結果より分っている。フィルタ
12は100 〜300 KHz 付近に中心周波数をもつものであ
る。
【0016】このようにして,工具の異常の有無,程度
を表わす周波数成分bがフィルタ12を通過し,エンベロ
ープ検波回路13に入力する。この検波回路13は信号bを
整流,増幅することにより,そのエンベロープをとるも
のである。検波回路13の出力信号cの波形が工具の異常
診断を行なう上で必要なすべての情報を含んでいる。
【0017】パルス発振回路14は,信号cの波形に含ま
れる情報を破壊しない程度に低い周波数(たとえば100
Hz程度)でかつ同様に考慮されたパルス幅をもつパルス
dを発生するものである。このパルスdは信号cととも
に合成回路15に入力する。合成回路15はパルス信号dに
よってオン,オフ制御される一種のスイッチング回路で
あり,信号cの表わすエンベロープを,パルスdのパル
ス幅の間,零レベルに落す働きをする。これにより,信
号cの零レベルが明確化される。
【0018】合成回路15の出力信号eはFM変調回路16
において適当な周波数の搬送波を用いて周波数変調さ
れ,発光ダイオードおよびその駆動回路17に入力する。
信号eで変調された搬送波を表わす光信号が発光ダイオ
ードから空中に放射される。
【0019】送信器10は以上に述べた回路12〜17から構
成され,これらの回路には電池,たとえばリチウム電池
により電源が供給される。
【0020】AEセンサが複数個設けられている場合に
は,各AEセンサ11に対して送信器10がそれぞれ用意さ
れる。これらの複数の送信器10における搬送波の周波数
はそれぞれ異なっている。
【0021】受信側の装置は,複数の受信ヘッド21とこ
れらの受信ヘッド21の受信信号を処理する受信器20とか
ら構成されている。
【0022】受信ヘッド21は,発光ダイオード17から送
信される光信号を受信し電気信号に変換するフォトダイ
オード・アレイ22と,このフォトダイオード・アレイ22
の出力信号の増幅回路23とから成る。
【0023】複数の受信ヘッド21の受信信号は受信器20
の加算回路24で加算される。相互に周波数の異なる搬送
波を用いた複数の送信器10からの光信号を同時に受信し
ている場合には,加算回路24の出力信号が中間周波数変
換回路25でそれぞれ中間周波数に変換されることによ
り,複数の送信器10の送信信号が相互に分離される。
【0024】分離された各受信信号は周波数復調回路26
でそれぞれ復調される。
【0025】温度変化等により搬送波周波数がドリフト
している場合等においては,復調された信号fにオフセ
ットが加わり,その零レベルが,エンベロープを表わす
信号cの零レベルと必ずしも一致しないときがある。信
号cの零レベルは信号eからも分るようにパルス成分の
最低ピーク値として明確化されている。そこで,クラン
プ回路27で,復調された信号fに含まれているパルスの
ピーク(最低レベル)が受信器20の零レベルに一致する
ように信号fがクランプ(レベル・シフト)される。
【0026】このようにしてエンベロープ信号の零レベ
ルが正しく再現される。増幅機能をもつ低域通過フィル
タ28で,クランプされた後の信号gから零レベルを表わ
すパルス成分が除去され,エンベロープ信号cが信号h
として再現される。
【0027】上述のようにエンベロープ信号cの波形は
工具の異常診断を行なう上で必要なすべての情報を含ん
でおり,受信器20側でこの波形が正しく再現されなけれ
ばならない。ところが,搬送波における周波数ドリフト
等に帰因して復調後の信号fに直流成分が加算されてし
まうことがある。合成回路15においてエンベロープ信号
cに零レベルを明確化するためのパルス信号dを合成
し,復調後,信号fをクランプ回路27でクランプし零レ
ベルを再現しているので,エンベロープ信号の振幅が正
しく再現される。
【0028】このように構成することにより,たとえば
FM変調において復調をPLL(フェイズ・ロックト・
ループ)を用いて行なう場合に,被復調波信号の周波数
と電圧(流)制御発振回路の自己発振周波数とにずれが
あってもその調整が不要となるとともに,変復調回路を
特に精密に構成する必要もなくなる。
【0029】(2) 送信器と受信ヘッドの配置 AEセンサ11および送信器10がロボットのアームのよう
な移動する物体に取付けられている場合や,送信器10と
受信ヘッド21との間の光路に障害物が侵入する可能性が
ある場合には,送信器10と受信ヘッド21ないしは受信器
20との光通信が妨げられる。これに対処するための配置
構成が図3および図4に示されている。
【0030】図3は,移動する1つの送信器10(AEセ
ンサ11を含む)に対処するために複数の受信ヘッド21が
配置された例を示している。
【0031】送信器10は,位置P1 から破線で示すよう
に位置P2 ,P3 に移動する。移動する送信器10からの
光信号を送信器10がどの位置にあっても受信できるよう
に,複数のたとえば3個の受信ヘッド21が設けられてい
る。
【0032】これらの受信ヘッド21は同軸ケーブルで受
信器20に接続されており,受信ヘッド21の受信信号は受
信器20の加算回路24で加算されたのち復調回路(図3で
は図示略)に送られる。
【0033】受信ヘッド21は適当な角度の受信指向性を
もっている。複数の受信ヘッド21の受信信号は加算回路
24で加算されるので,少なくとも1つの受信ヘッド21が
充分な強度(SN比)で送信光信号を受信していればそ
の受信信号は正常に復調される。
【0034】送信器10といずれかの受信ヘッド21との間
に障害物18が存在しても,他の受信ヘッド21が送信され
た光信号を受信するので支障はない。
【0035】送信器10が直線状に移動する場合には複数
の受信ヘッド21を直線状に配置すれば足りるが,送信器
10が直線以外の軌跡を描いて運動するときにはそれに応
じて複数の受信ヘッド21が配置されよう。もちろん受信
ヘッド21の数は必要に応じて選定される。
【0036】図4は,FM変調のための搬送波の周波数
が互いに異なる複数台の送信器10が設けられた場合を示
している。
【0037】複数の送信器10から送信される光信号のそ
れぞれを少なくとも1個の受信ヘッド21が受信できるよ
うに,複数の受信ヘッド21が配置されている。送信器10
と受信ヘッド21とは1:1に対応する必要はなく,図示
のように3個の受信ヘッド21でも5台の送信器10からの
光信号の受信が可能である。図1に示された受信器20と
同じように,送信器10の数に等しい数の中間周波数変換
回路25が必要となる。
【0038】複数台の送信器10が移動する場合には,こ
れらの送信器10の移動範囲からの光信号をそれぞれ受信
できるように受信ヘッド21を配置すればよい。
【0039】図3および図4における加算回路は複数の
入力信号を単純に加算するものでよく,たとえば演算増
幅器,その帰還抵抗および入力信号の数に等しい入力抵
抗からなる回路で実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線式AEテレメータ装置の電気的構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示すブロックの出力信号を示す波形図で
ある。
【図3】送信器と受信ヘッドの配置関係を示すもので,
1個の送信器が動く場合を示している。
【図4】送信器と受信ヘッドの配置関係を示すもので,
複数の送信器が設けられた場合をそれぞれ示している。
【符号の説明】
10 送信器 20 受信器 21 受信ヘッド 24 加算回路
フロントページの続き (72)発明者 エルンスト・ハー・ノルトホルト オランダ国 2628セーデー,デルフト,メ ーケルウェーフ 4番地

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動自在または固定的に設けられた複数
    台の光送信器と,上記光送信器から送信される光信号を
    受信する受信装置とからなり, 上記の複数台の光送信器は,相互に周波数の異なる搬送
    波を送信すべき信号によって変調する変調手段と,変調
    された搬送波を光信号に変換して送信する手段とをそれ
    ぞれ備え, 上記受信装置は,上記複数の光送信器から送信される光
    信号のそれぞれを少なくとも1つが受信しうる位置に配
    置された複数の受信ヘッドと,これらの受信ヘッドの受
    信信号を上記搬送波の周波数ごとに分離して復調する手
    段とを備えている, 光空間伝送装置。
JP3156148A 1991-05-31 1991-05-31 光空間伝送装置 Pending JPH06132900A (ja)

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JP3156148A JPH06132900A (ja) 1991-05-31 1991-05-31 光空間伝送装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58151138A (ja) * 1982-03-03 1983-09-08 Sharp Corp ロ−カルネツト用のインタフエ−スユニツト
JPS5943858A (ja) * 1982-09-03 1984-03-12 Mitsubishi Metal Corp すぐれた高温耐摩耗性を有する表面硬化Cu合金部材
JPS59219041A (ja) * 1983-05-27 1984-12-10 Hitachi Ltd デ−タ通信システムの電源オン・オフ方式

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5943858A (ja) * 1982-09-03 1984-03-12 Mitsubishi Metal Corp すぐれた高温耐摩耗性を有する表面硬化Cu合金部材
JPS59219041A (ja) * 1983-05-27 1984-12-10 Hitachi Ltd デ−タ通信システムの電源オン・オフ方式

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