JPH06132496A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JPH06132496A
JPH06132496A JP4278380A JP27838092A JPH06132496A JP H06132496 A JPH06132496 A JP H06132496A JP 4278380 A JP4278380 A JP 4278380A JP 27838092 A JP27838092 A JP 27838092A JP H06132496 A JPH06132496 A JP H06132496A
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JP
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film
thin film
diffusion layer
titanium
insulating film
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JP4278380A
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English (en)
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Yasuhiro Uemoto
康裕 上本
Eiji Fujii
英治 藤井
Yasuhiro Shimada
恭博 嶋田
Toru Nasu
徹 那須
Akihiro Matsuda
明浩 松田
Tatsuo Otsuki
達男 大槻
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体記憶装置の容量素子の構造およびその
製造方法を簡略化し、かつ微小面積で大容量値を実現す
る。 【構成】 半導体記憶装置の容量素子が、集積回路の拡
散層3からなる下電極とチタンを主成分の一つとしチタ
ンの比率が化学量論的組成より多い誘電体薄膜13およ
びチタンを主成分の一つとし高誘電率を有する高誘電体
薄膜14とからなる容量絶縁膜とその上に形成された金
属薄膜からなる上電極15とで構成されている。例え
ば、比誘電率が500以上の高誘電体薄膜14を用いて
データ保持に必要な容量値30fFを厚さ100nmで形成し
ようとすると、面積が1.5μm2 のメモリセルの半分以下
の面積0.7μm2 でかつ単純平面型容量素子で実現でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高誘電率を有する誘電
体薄膜を容量絶縁膜とする容量素子を備えた半導体記憶
装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、誘電体薄膜は自発分極または高誘
電率といった特徴を利用して不揮発性のランダムアクセ
スメモリ(以下RAMと略す)や高集積度のダイナミッ
クランダムアクセスメモリ(以下DRAMと略す)への
応用を目指して盛んに研究、開発が行われている。特に
最近では、必要な容量値を確保し、かつ複雑化したDR
AMのセル構造を簡単にするために、高誘電率の誘電体
薄膜をメモリセルの容量絶縁膜に適用する開発が行われ
ている。
【0003】以下に従来の容量素子を有する半導体記憶
装置について説明する。図6は従来の半導体記憶装置の
要部断面図であり、DRAMのメモリセル領域について
示したものである。図6において、1はシリコン基板、
2は素子分離用のシリコン酸化膜(以下分離酸化膜とい
う)、3はN+型の拡散層、4はポリサイド膜からなる
ゲート電極、5はポリシリコン膜からなる下電極、6は
シリコン窒化膜とシリコン酸化膜とからなる容量絶縁
膜、7はポリシリコン膜からなる上電極、8は第1の層
間絶縁膜、9はポリサイド膜またはアルミ合金膜からな
るビット専用の第1配線、10は第2の層間絶縁膜、1
1は第2配線、12は半導体記憶装置を保護する保護膜
である。
【0004】DRAMのメモリセルは通常1個の選択ト
ランジスタと1個の容量素子とから構成されるが、従来
のDRAMメモリセルは微細なメモリセル領域に必要な
容量を有する容量素子を形成するために複雑な構造をと
っている。すなわち図6に示すように選択トランジスタ
のソースまたはドレインを構成する拡散層3にポリシリ
コン膜からなる下電極5が接続されているが、容量を大
きくするために下電極5の一部を高くして容量素子の総
面積を大きくしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、メモリセルにおける容量素子の容量絶縁
膜がシリコン窒化膜(比誘電率〜7.5 )とシリコン酸化
膜(比誘電率〜3.9 )の積層膜で形成されているために
比誘電率が低く、そのために記憶動作に必要な容量を有
する容量素子を形成するためには容量素子の構造および
製造工程が非常に複雑になる等の課題を有していた。例
えば、64メガビットDRAMを実現するためには1.5μm
2 程度のメモリセル領域に30fFの容量を確保する必要が
あるが、従来のシリコン窒化膜とシリコン酸化膜との多
層膜を容量絶縁膜として使用した場合容量絶縁膜をシリ
コン酸化膜で換算して5nmまで薄くしても下電極の一部
を1.5μmの高さにしなければならない。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、簡略化された構造で優れたデータ保持特性を有する
容量素子を備えた半導体記憶装置およびその製造方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の半導体記憶装置は、半導体基板に形成された
集積回路と、集積回路の拡散層を下電極とし、その拡散
層の上を含んで形成されたチタンを主成分の一つとしチ
タンの比率が化学量論的組成より多い誘電体薄膜とチタ
ンを主成分の一つとし高誘電率を有する誘電体薄膜とか
らなる多層膜を容量絶縁膜とし、この容量絶縁膜の上に
形成された金属薄膜を上電極とする容量素子とを備えた
構成を有している。
【0008】
【作用】この構成によって、集積回路の拡散層の一つを
下電極とし高誘電体薄膜からなる容量絶縁膜を有する容
量素子を形成でき、小さな面積で記憶保持に必要な容量
値を実現でき、さらにその構造および製造方法を簡略化
できる。また下電極である拡散層と高誘電体薄膜の間に
チタンを過剰に含有する誘電体薄膜が形成されているた
め直接高誘電体薄膜と拡散層とを接触させた場合に比べ
てコンタクト抵抗が低減できる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0010】図1は本発明の第1の実施例における半導
体記憶装置の要部断面図であり、DRAMのメモリセル
領域について示したものである。図1において、図6に
示す従来例と同一箇所には同一符号を付して説明を省略
する。なお13はチタンを主成分の一つとしチタンの比
率が化学量論的組成より多い誘電体薄膜、14はチタン
を主成分の一つとし高誘電率を有する誘電体薄膜(以下
高誘電体薄膜という)、15は上電極である。なお本実
施例では一例として拡散層3の上に誘電体薄膜13とし
てTiを過剰に含有する(Ba1-xSrx)TiO3 を形
成し、次に高誘電体薄膜14として(Ba1-xSrx)T
iO3 を形成した例について説明するが、例えばEB蒸
着法またはスパッタ法等で膜形成を行うときには蒸発成
分を制御して拡散層3に接する部分のチタンを過剰にす
ることで連続した誘電体薄膜であっても同じ目的が達成
できる。本実施例では、容量素子は拡散層3を下電極と
して上電極15との間に誘電体薄膜13と高誘電体薄膜
14からなる容量絶縁膜を挟んで構成されるが、チタン
を過剰に含有する誘電体薄膜13は一方では拡散層3の
上に形成される自然酸化膜と反応しさらにはシリコンと
反応してシリサイド化合物を形成してコンタクト抵抗を
下げ、他方では高誘電体薄膜14をなじみ易くする効果
がある。
【0011】次に本発明の一実施例における半導体記憶
装置の製造方法について説明する。図2(a)〜(d)
は同製造方法の製造工程図である。まず図2(a)に示
すように、シリコン基板1に素子分離用の分離酸化膜2
を形成した後、電界効果型トランジスタ(以下トランジ
スタという)のしきい値電圧制御用のイオン注入、ゲー
ト絶縁膜形成を行う。次にポリシリコン膜およびポリサ
イド膜を全面に形成した後、例えばTEOSガスを用い
て形成した300nm程度の膜厚を有するシリコン酸化膜
16をマスクとしてゲート電極4を形成する。次にゲー
ト電極4、分離酸化膜2をマスクとして低濃度拡散層3
aを形成する。
【0012】次に図2(b)に示すように、例えばTE
OSガスを用いて形成した300nm程度の膜厚を有する
シリコン酸化膜を全面に形成した後、異方性エッチング
の条件でドライエッチングし、セルフアラインでスペー
サ17を形成する。次にイオン注入により高濃度拡散層
3bを形成する。なお低濃度拡散層3aと高濃度拡散層
3bを合わせて拡散層3とする。
【0013】次に図2(c)に示すように、拡散層3の
表面のシリコン酸化膜を除去した後、CVD法、スパッ
タ法または有機金属化合物溶液の回転塗布法を用いてT
iを化学量論的組成より多く含有する(Ba1-xSrx
TiO3 からなる誘電体薄膜13および(Ba1-x
x)TiO3 からなる高誘電体薄膜14を形成する。
これらの膜の総厚さは約200nm程度とする。次に誘電
体薄膜13および高誘電体薄膜14を熱処理する。次に
スパッタ法またはEB法を用いて膜厚50〜200nm程
度の白金膜または窒化チタン膜を形成する。次にレジス
トマスクを用いて反応性イオンエッチング法またはイオ
ンミリング法により上電極15、高誘電体薄膜14およ
び誘電体薄膜13のパターン形成を行う。
【0014】次に図2(d)に示すように、第1の層間
絶縁膜8を形成した後、コンタクトホール9aを形成す
る。以降の工程は省略したが、第1の層間絶縁膜8の上
に第1配線9を形成し、その上に第2の層間絶縁膜10
を形成し、さらに第2配線11を形成した後保護膜12
を形成して図1に示す半導体記憶装置となる。
【0015】以上のように本実施例に示す製造方法によ
れば、誘電体薄膜13の拡散層3に接する部分が過剰の
チタンを含有しているためにこのチタンが拡散層3の表
面に形成された自然酸化膜と反応し、さらにはシリコン
と反応してシリサイド化合物を形成することになる。
【0016】次に本発明の第2の実施例における半導体
記憶装置について説明する。図3は同半導体記憶装置の
要部断面図である。図3において、図1に示す第1の実
施例と同一箇所には同一符号を付して説明を省略する。
なお図3において、8aは第3の層間絶縁膜、18は第
3の層間絶縁膜8aに形成されたコンタクトホール、1
9はコンタクトホール18に埋め込まれた導電部材、2
0は下電極、21は(Ba1-xSrx)TiO3 からなる
高誘電体薄膜、22は白金等からなる上電極である。図
3に示す第2の実施例が図1に示す第1の実施例と異な
る点は、集積回路が形成されたシリコン基板1の上に第
3の層間絶縁膜8aが形成されており、その第3の層間
絶縁膜8aにコンタクトホール18が形成されており、
そのコンタクトホール18には導電部材19が充填され
ており、その導電部材19に少なくとも一端が接続され
た下電極20、容量絶縁膜としての高誘電体薄膜21お
よび上電極22が形成されており、その上に第1の層間
絶縁膜8が形成されている点である。
【0017】導電部材19はチタン/窒化チタン等で形
成され、下電極20は導電部材19と同時に形成された
チタン/窒化チタン膜または導電部材19の上に形成さ
れた白金膜等である。この場合の各構成膜の膜厚はチタ
ン膜が20nm程度、窒化チタン膜が200nm程度、白金
膜が200nm程度であるが、特にこの組み合わせまたは
膜厚に限定されるものではない。チタン膜は熱処理によ
り拡散層3と反応してシリサイド化合物を形成してコン
タクト抵抗を下げ、またシリコン酸化膜との密着性を向
上させる。また高誘電体薄膜21が直接拡散層3と接触
していると高温の熱処理により拡散層3の表面を酸化す
るが、チタン膜または窒化チタン膜を挿入することで表
面の酸化が防止できる。また窒化チタン膜は白金が拡散
層3中へ拡散するのを防止するバリヤ膜として作用す
る。
【0018】以上のように第2の実施例では、集積回路
が形成された凹凸の激しいシリコン基板1の表面を第3
の層間絶縁膜8aで平坦化し、その上に容量素子を形成
しているために形状的に信頼性の高い半導体記憶装置を
実現できるとともに、高誘電体薄膜21の形成以降の工
程における高温熱処理が可能となるため信頼性の高い第
1の層間絶縁膜8、第2の層間絶縁膜10および保護膜
12を容易に形成することができる。
【0019】次に本発明の第2の実施例における半導体
記憶装置の製造方法について説明する。図4は同製造方
法の製造工程図である。以下第1の実施例における半導
体記憶装置の製造方法と異なる点について説明する。第
2の実施例の製造工程が第1の実施例の製造工程と異な
る点は、図2における工程(b)と工程(c)の間に図
4(b)の工程が挿入されていることである。すなわち
図4(a)の工程の次に図4(b)に示すように、第3
の層間絶縁膜8aを形成した後コンタクトホール18を
形成し、コンタクトホール18をチタン膜/窒化チタン
膜/白金膜またはチタン膜/窒化チタン膜の積層体から
なる導電部材19で埋めている。これらの積層体を構成
する各膜の膜厚は、チタン膜が20nm程度、窒化チタン
膜が100nm程度、白金膜が200nm程度であるが、特
にこれらの組み合わせおよび膜厚に限定されるものでは
ない。次に図4(c)に示すように、下電極20を形成
した後高誘電体薄膜21および上電極22を図2(c)
に示す工程とほぼ同様にして選択的に形成する。すなわ
ち、下電極20を形成した後、CVD法、スパッタ法ま
たは有機金属化合物溶液の回転塗布法を用いて(Ba
1-xSrx)TiO3 からなる高誘電体薄膜21を厚さ約
200nm程度で形成する。次に高誘電体薄膜21を熱処
理した後、スパッタ法またはEB法を用いて膜厚50〜
200nm程度の白金膜または窒化チタン膜を形成する。
次にレジストマスクを用いて反応性イオンエッチング法
またはイオンミリング法により上電極22および高誘電
体薄膜21のパターン形成を行う。次に図4(d)に示
すように第1の層間絶縁膜8を形成し、コンタクトホー
ル9aを形成する。以降の工程は省略したが、第1の層
間絶縁膜8の上に第1配線9を形成し、その上に第2の
層間絶縁膜10を形成し、さらに第2配線11を形成し
た後保護膜12を形成して図3に示す半導体記憶装置と
なる。
【0020】なお第2の実施例においてコンタクトホー
ル9aをチタン膜/窒化チタン膜/白金膜またはチタン
膜/窒化チタン膜の積層体等からなる導電部材19で埋
めた例について説明したが、導電部材9aとしては導電
性のポリシリコンまたはタングステン等の高融点金属で
も良い。
【0021】なお第2の実施例において第3の層間絶縁
膜8aとしてシリコン酸化膜を全面に形成した後レジス
トエッチバック法により平坦化したものまたはボロン、
りんを含有するシリコン酸化膜を形成した後熱処理によ
るリフローで平坦化させたものを用いることにより、容
量素子のパターニングが容易になるとともに容量素子の
特性のばらつきが低減し信頼性が向上する。
【0022】なお平坦化した第3の層間絶縁膜8aに設
けたコンタクトホール9aにポリシリコンを埋め込む場
合は、まずコンタクトホール9aを形成した後りんを添
加して導電性を持たせたポリシリコン膜を全面に形成
し、異方性エッチング条件でポリシリコン膜をエッチバ
ックしてコンタクトホール9a以外の領域のポリシリコ
ン膜を除去することによりポリシリコンプラグが形成す
る。その後下電極20以降の工程を実施することにより
図3に示す半導体記憶装置が得られる。
【0023】次に本発明の実施例における半導体記憶装
置に形成された容量素子の性能について説明する。図5
はDRAMにおけるデータ記憶に必要な容量を確保する
ための容量面積の比誘電率依存性を示す図である。例え
ば、64メガビットDRAMを実現するためには1.5μm2
程度のメモリセル領域に30fFの容量を確保する必要があ
るが、本発明の第1または第2の実施例では比誘電率が
500以上の高誘電体薄膜を用いているため30fFの容量
を厚さ100nmでメモリセル面積の半分以下の0.7μm2
程度の単純平面型容量素子で実現できる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、半導体基板に形
成された集積回路の拡散層を下電極とし、その拡散層の
上を含んで形成されたチタンを主成分の一つとしチタン
の比率が化学量論的組成より多い誘電体薄膜とチタンを
主成分の一つとし高誘電率を有する誘電体薄膜とからな
る多層膜を容量絶縁膜とし、容量絶縁膜の上に形成され
た金属薄膜を上電極とする容量素子を有する構成によ
り、単純な平面構造の小さな容量面積で必要な容量値を
有する容量素子を備えた半導体記憶装置およびその製造
方法を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における半導体記憶装置
の要部断面図
【図2】(a)〜(d)は本発明の第1の実施例におけ
る半導体記憶装置の製造工程図
【図3】本発明の第2の実施例における半導体記憶装置
の要部断面図
【図4】(a)〜(d)は本発明の第2の実施例におけ
る半導体記憶装置の製造工程図
【図5】DRAMにおけるデータ記憶に必要な容量を確
保するための容量面積の比誘電率依存性を示す図
【図6】従来の半導体記憶装置の要部断面図
【符号の説明】
1 シリコン基板(半導体基板) 3 拡散層 13 誘電体薄膜 14 高誘電体薄膜 15 上電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 那須 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電子 工業株式会社内 (72)発明者 松田 明浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電子 工業株式会社内 (72)発明者 大槻 達男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電子 工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に形成された集積回路と、前
    記集積回路の拡散層を下電極とし、その拡散層の上を含
    んで形成されたチタンを主成分の一つとしチタンの比率
    が化学量論的組成より多い誘電体薄膜とチタンを主成分
    の一つとし高誘電率を有する誘電体薄膜とからなる多層
    膜を容量絶縁膜とし、前記容量絶縁膜の上に形成された
    金属薄膜を上電極とする容量素子とを有する半導体記憶
    装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板に形成された集積回路と、前
    記集積回路の拡散層を下電極とし、その拡散層の上を含
    んで形成されたチタンを主成分の一つとし高誘電率を有
    する誘電体薄膜を容量絶縁膜とし、前記容量絶縁膜の上
    に形成された金属薄膜を上電極とする容量素子とを有
    し、かつ前記誘電体薄膜の拡散層と接する部分がチタン
    を過剰に含有していることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 半導体基板に形成された集積回路と、前
    記集積回路上の層間絶縁膜上に形成された第1の金属薄
    膜を下電極とし、高誘電率を有する誘電体薄膜を容量絶
    縁膜とし、前記容量絶縁膜の上に形成された第2の金属
    薄膜を上電極とする容量素子とを有し、前記集積回路の
    拡散層と前記下電極とが層間絶縁膜に形成されたコンタ
    クトホールに充填された金属または金属シリサイドと金
    属などの導電部材により接続されている半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 半導体基板に集積回路を形成した後容量
    素子を接続すべき拡散層の少なくとも一部を露出させる
    工程と、全面にチタンを主成分の一つとしかつチタンの
    比率が化学量論的組成より多い誘電体薄膜とチタンを主
    成分の一つとし高誘電率を有する誘電体薄膜とを形成す
    る工程と、これらの誘電体薄膜を熱処理する工程と、金
    属薄膜を形成する工程と、金属薄膜をパターニングし上
    電極を形成する工程と、誘電体薄膜をパターニングし容
    量絶縁膜を形成する工程とを有する半導体記憶装置の製
    造方法。
JP4278380A 1992-06-18 1992-10-16 半導体記憶装置およびその製造方法 Pending JPH06132496A (ja)

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EP93304786A EP0575194B1 (en) 1992-06-18 1993-06-18 Method for semiconductor device having capacitor
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08321585A (ja) * 1995-03-04 1996-12-03 Lg Semicon Co Ltd 半導体の誘電体薄膜と半導体キャパシタ、及びこれらの製造方法
US5976946A (en) * 1996-06-19 1999-11-02 Nec Corporation Thin film formation method for ferroelectric materials
US6428872B1 (en) 1998-06-15 2002-08-06 Atofina Preparation of a recording carrier

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