JPH06131952A - 衝撃センサ - Google Patents

衝撃センサ

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Publication number
JPH06131952A
JPH06131952A JP30456192A JP30456192A JPH06131952A JP H06131952 A JPH06131952 A JP H06131952A JP 30456192 A JP30456192 A JP 30456192A JP 30456192 A JP30456192 A JP 30456192A JP H06131952 A JPH06131952 A JP H06131952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reed switch
magnet
magnetic shield
shield plate
impact
Prior art date
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Pending
Application number
JP30456192A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokio Komatsu
登喜男 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP30456192A priority Critical patent/JPH06131952A/ja
Publication of JPH06131952A publication Critical patent/JPH06131952A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H35/00Switches operated by change of a physical condition
    • H01H35/14Switches operated by change of acceleration, e.g. by shock or vibration, inertia switch
    • H01H35/147Switches operated by change of acceleration, e.g. by shock or vibration, inertia switch the switch being of the reed switch type

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多方向からの衝撃を感知し得るとともに、マ
グネットの損傷の懸念や取付方向の制約がない衝撃セン
サを提供する。 【構成】 本体ケーシング11内に収納されたリードス
イッチ12との間に所定の空隙をもってマグネット15
を固定配置するとともに、リードスイッチ12とマグネ
ット15との間の空隙内に、略扇形の磁気遮蔽板16を
その曲率中心近傍を支点として回転可能に配し、定常時
には、リードスイッチ12の接点部12aをマグネット
15から磁気的に遮蔽する位置に磁気遮蔽板16をスプ
リング18a,18bによって保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衝撃センサに関し、特
に自動車のエアバックシステムなどに用いて好適な衝撃
センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のエアバッグシステムにおいて
は、自動車の衝突時に加わる衝撃を感知する衝撃センサ
を用い、この衝撃センサの感知出力によってエアバッグ
の作動装置を起動させてエアバックを膨らませることに
より、その衝撃からドライバを保護する構成となってい
る。
【0003】この種の衝撃センサの従来例として、図4
に示すように、マグネット同士の磁気反発力を利用した
衝撃センサが知られている。この衝撃センサにおいて
は、互いに平行なトンネル状チャンバ42,43を有す
る本体ケーシング41を用い、一方のトンネル状チャン
バ42にはリードスイッチ44を収納し、他方のトンネ
ル状チャンバ43には一対のロッド状マグネット45,
46を、同一磁極(本例では、S極)が対向するように
配置し、例えば一方のロッド状マグネット45を摺動可
能に設け、他方のロッド状マグネット46を固定した構
成となっている。
【0004】この衝撃センサを、摺動可能なロッド状マ
グネット45が、検出すべき衝撃の方向と反対の方向に
位置するように配置する。この衝撃センサにおいて、衝
撃が加わらない定常時には、一対のマグネット45,4
6が相互間の磁気反発力により、図4に示す位置、即ち
リードスイッチ44の接点部44aから離れた位置にあ
る。この定常状態において、衝撃センサが予定した方向
の衝撃を受けると、摺動可能に設けられたロッド状マグ
ネット45が固定のロッド状マグネット46との間の磁
気反発力に抗して移動し、リードスイッチ44の接点部
44aに近づき、この接点部44aに磁力を及ぼすこと
によってリードスイッチ44を動作させ、衝撃を感知す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来の衝撃センサでは、マグネット45がリードス
イッチ44の長手方向に摺動可能に設けられた構成とな
っているので、リードスイッチ44の長手の一方側の方
向に加わる衝撃に対してのみ動作し、その反対側の方向
の衝撃に対しては動作し得ないという問題があった。ま
た、衝撃によりマグネット45が移動し、マグネット4
6に衝突して停止する際にマグネット45,46が破損
したり、さらにはリードスイッチ44の取付方向が制約
されるという不具合もあった。
【0006】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
のであり、多方向からの衝撃を感知し得るとともに、マ
グネットの損傷の懸念や取付位置の制約がない衝撃セン
サを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による衝撃センサは、本体ケーシング内に収
納されたリードスイッチと、このリードスイッチとの間
に所定の空隙をもって本体ケーシングに固定されたマグ
ネットと、リードスイッチとマグネットとの間の空隙内
にその曲率中心近傍を支点として回転可能に配された略
扇形の磁気遮蔽板と、定常時にはリードスイッチの接点
部をマグネットから磁気的に遮蔽する位置に磁気遮蔽板
を保持する弾性部材とを備えた構成となっている。
【0008】
【作用】定常状態では、リードスイッチの接点部をマグ
ネットから磁気的に遮蔽する位置に磁気遮蔽板を保持す
ることにより、リードスイッチの接点部にマグネットに
よる磁気的作用が及ばないため、リードスイッチは開離
(オフ)状態となっている。この定常状態において、衝
撃が加わると、その衝撃と反対方向の力が磁気遮蔽板に
作用し、これにより磁気遮蔽板が弾性部材の弾性力に抗
して回転する。磁気遮蔽板が回転すると、マグネットの
磁力がリードスイッチの接点部に磁気的作用を及ぼすた
め、リードスイッチが閉成(オン)する。衝撃がなくな
ると、磁気遮蔽板が弾性部材の弾性力によってリードス
イッチの接点部と対向する定常位置に戻り、リードスイ
ッチは開離する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
り、(A)は本体ケーシング内の側面図、(B)はその
上面図である。図1において、本体ケーシング11内に
は、リードスイッチ12が収納されている。このリード
スイッチ12は、一対のリード片13a,13bがその
先端の接点部12aが互いに所定のギャップをもってオ
ーバーラップするように不活性ガスとともにガラス管1
4内に封入された構成となっており、接点部12aに外
部から磁界が加わることによって接点部12aが閉成す
る。
【0010】一方、リードスイッチ12の下方には、こ
のリードスイッチ12との間に所定の空隙をもってマグ
ネット15が配され、本体ケーシング11の下面に固定
されている。このマグネット15は、例えばリードスイ
ッチ12の長手方向と垂直な方向に磁化されている。
【0011】ここで、リードスイッチ12として、例え
ば、感動値が30.9〔AT〕、開放値が17.9〔A
T〕のものを、またマグネット15として、例えば、形
状が4×5×7mm、表面磁束が900ガウスのものを
用い、リードスイッチ12の接点部12aとマグネット
15の垂直方向における距離をX、水平方向における距
離をYとしたときのX−Y特性Vを図2に示す。このX
−Y特性Vにおいて、リードスイッチ12のON領域に
入るようにマグネット15を配置する。
【0012】リードスイッチ12とマグネット15との
間の空隙内には、電磁軟鉄などからなる略扇形の磁気遮
蔽板16が、その曲率中心近傍が支点となるように軸1
7によって回転可能に支持されて配置されている。この
磁気遮蔽板16は、図1(b)に示す上面図から明かな
ように、周縁部の一部が切り欠かれた形状を有してい
る。この形状により、略扇形の磁気遮蔽板16におい
て、その曲率中心を通る中心線Oに関して左右の重量が
アンバランスとなっている。
【0013】磁気遮蔽板16の回転方向の両端部と本体
ケーシング11との間には、スプリング18a,18b
が張設されている。このスプリング18a,18bは、
磁気遮蔽板16を定常時には、図1(b)に示すよう
に、その曲率中心を通る中心線Oがリードスイッチ12
の中心線とほぼ一致する位置に、即ちリードスイッチ1
2の接点部12aをマグネット15から磁気的に遮蔽し
得る位置に保持する。
【0014】次に、上記構成の衝撃センサの動作につい
て説明する。衝撃が加わらない定常状態では、磁気遮蔽
板16は、リードスイッチ12の接点部12aをマグネ
ット15から磁気的に遮蔽する位置にスプリング18
a,18bによって保持されており、マグネット15の
磁力が磁気遮蔽板16によって遮蔽されることから、リ
ードスイッチ12の接点部12aに磁気的作用が及ばな
いため、リードスイッチ12の接点部12aは開離して
いる。
【0015】この定常状態において、リードスイッチ1
2の長手方向の衝撃が加わると、その反作用によって衝
撃と反対方向の力が磁気遮蔽板16に作用する。このと
き、磁気遮蔽板16は、その中心線Oに関する左右の重
量バランスが崩れていることから、この反作用の力によ
って図1(b)の時計方向(又は反時計方向)にスプリ
ング18a(又は18b)の弾性力に抗して回転する。
この磁気遮蔽板16の回転により、マグネット15の磁
力による作用がリードスイッチ12の接点部12aに及
び、その結果、接点部12aが閉成してリードスイッチ
12が導通状態となる。このリードスイッチ12の導通
によって衝撃を感知できる。
【0016】その後、衝撃が解除されると、磁気遮蔽板
16はスプリング18b(又は18a)の弾性力によっ
て反時計方向(又は時計方向)に回転して定常状態の位
置に引き戻され、リードスイッチ12の接点部12aを
マグネット15から磁気的に遮蔽する。これにより、リ
ードスイッチ12の接点部12aに磁気的作用が及ばな
くなるため、リードスイッチ12の接点部12aは開離
する。さらに、リードスイッチ12に対してその長手方
向の衝撃のみならず、垂直方向の衝撃が加わった場合に
も、磁気遮蔽板16がスプリング18a又は18bの弾
性力に抗して回転し得るため、その衝撃を感知できる。
【0017】また、図4に示す従来の衝撃センサにあっ
ては、マグネット45が移動することによって衝撃を感
知する構造であるが故に当該衝撃センサをリードスイッ
チ44の長手方向が鉛直方向になるように取り付けるこ
とは不可能であったが、本発明による衝撃センサは、磁
気遮蔽板16が回転運動することによって衝撃を感知す
る構造であるため、リードスイッチ12の長手方向が鉛
直方向になるように取り付けてその方向の衝撃を感知す
ることも可能であり、取付位置が制約されることはな
い。
【0018】なお、上記実施例においては、衝撃が加わ
ったときに磁気遮蔽板16がスムーズに回転運動を行い
易くするために、磁気遮蔽板16の周縁部の一部を切り
欠くことによって磁気遮蔽板16の中心線Oに関する左
右の重量バランスを崩した構造としたが、この構造に限
定されるものではなく、例えば図3に示すように、扇形
の磁気遮蔽板16′の回転方向の一端部近傍に錘19を
取り付けることによって中心線Oに関する左右の重量バ
ランスを崩す構成を採っても良く、さらには磁気遮蔽板
16の回転中心を中心線O上からずれた位置に設けるこ
とによって左右の重量バランスを崩すことも可能であ
る。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、リードスイッチとの間に所定の空隙をもってマグ
ネットを固定し、リードスイッチとマグネットとの間の
空隙内に略扇形の磁気遮蔽板を、その曲率中心近傍を支
点として回転可能に配し、定常時には、リードスイッチ
の接点部をマグネットから磁気的に遮蔽する位置に磁気
遮蔽板を弾性的に保持する構成としたことにより、磁気
遮蔽板が衝撃の加わる方向に関係なく回転し得るので、
衝撃をその加わる方向に関係なく感知できるとともに、
マグネットが固定であることからマグネットが衝突によ
って損傷することも、取付方向が制約されることもな
く、さらにはマグネットが1個で済むことからセンサ本
体の小型・軽量化が図れる。また、磁気遮蔽板を、その
曲率中心近傍を支点として回転可能に配しているので、
磁気遮蔽板の移動が少なく、省スペース化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図であり、(A)
は本体ケーシング内の側面図、(B)はその上面図であ
る。
【図2】リードスイッチとマグネットとの間におけるX
−Y特性Vを示す図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す上面図である。
【図4】従来例を示す側断面図である。
【符号の説明】
11 本体ケーシング 12 リードスイッチ 15 マグネット 16,16′ 磁気遮蔽板 18a,18b スプリング 19 錘

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケーシング内に収納されたリードス
    イッチと、 前記リードスイッチとの間に所定の空隙をもって前記本
    体ケーシングに固定されたマグネットと、 前記リードスイッチと前記マグネットとの間の空隙内に
    その曲率中心近傍を支点として回転可能に配された略扇
    形の磁気遮蔽板と、 定常時には前記リードスイッチの接点部を前記マグネッ
    トから磁気的に遮蔽する位置に前記磁気遮蔽板を保持す
    る弾性部材とを備えたことを特徴とする衝撃センサ。
JP30456192A 1992-10-16 1992-10-16 衝撃センサ Pending JPH06131952A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30456192A JPH06131952A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 衝撃センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30456192A JPH06131952A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 衝撃センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06131952A true JPH06131952A (ja) 1994-05-13

Family

ID=17934479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30456192A Pending JPH06131952A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 衝撃センサ

Country Status (1)

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JP (1) JPH06131952A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000025336A1 (en) * 1998-10-23 2000-05-04 Breed Automotive Technology, Inc. Roll-over sensor with pendulum mounted magnet

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000025336A1 (en) * 1998-10-23 2000-05-04 Breed Automotive Technology, Inc. Roll-over sensor with pendulum mounted magnet

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