JPH06131724A - 光磁気ディスク装置 - Google Patents
光磁気ディスク装置Info
- Publication number
- JPH06131724A JPH06131724A JP27822792A JP27822792A JPH06131724A JP H06131724 A JPH06131724 A JP H06131724A JP 27822792 A JP27822792 A JP 27822792A JP 27822792 A JP27822792 A JP 27822792A JP H06131724 A JPH06131724 A JP H06131724A
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- JP
- Japan
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- magnetic field
- recording
- intensity
- light beam
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 記録動作のとき、一定の強度以上の情報の記
録方向と同じ方向の磁界を記録媒体に与えている状態
で、記録媒体の記録位置以外の場所に光ビームが照射さ
れたとき、光ビームの強度を通常のデータ再生の時の強
度よりも小さな強度に変換する。 【効果】 記録位置以外の場所の磁化状態の乱れを防止
することが可能になる。また、記録磁界の強度が記録を
行うのに充分な大きさに達したことを検出した後記録を
行うようにすることにより、記録磁界の強度不足によっ
て記録不良が発生するのを防止できる。従って信頼性の
高い光磁気ディスク装置が得られる。
録方向と同じ方向の磁界を記録媒体に与えている状態
で、記録媒体の記録位置以外の場所に光ビームが照射さ
れたとき、光ビームの強度を通常のデータ再生の時の強
度よりも小さな強度に変換する。 【効果】 記録位置以外の場所の磁化状態の乱れを防止
することが可能になる。また、記録磁界の強度が記録を
行うのに充分な大きさに達したことを検出した後記録を
行うようにすることにより、記録磁界の強度不足によっ
て記録不良が発生するのを防止できる。従って信頼性の
高い光磁気ディスク装置が得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の方向に磁化状態
を形成している記録媒体上に上記の所定の方向と反対方
向の磁界を供給し、かつ記録すべき情報に応じて変調さ
れた矩形波列状の光ビームを集光して照射することによ
って、記録媒体上に上記の所定の方向と反対方向の磁化
状態の部分を形成して情報の記録を行う光磁気ディスク
装置に関する。
を形成している記録媒体上に上記の所定の方向と反対方
向の磁界を供給し、かつ記録すべき情報に応じて変調さ
れた矩形波列状の光ビームを集光して照射することによ
って、記録媒体上に上記の所定の方向と反対方向の磁化
状態の部分を形成して情報の記録を行う光磁気ディスク
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】光磁気ディスク装置においては、記録媒
体上に情報を記録するときは、記録媒体に対して情報を
記録する方向と同じ方向の磁界を供給し、かつ情報記録
が可能な光ビーム強度を有するレーザダイオード（Ｌ
Ｄ）から光ビームを照射することによって記録動作を行
ってっている。
体上に情報を記録するときは、記録媒体に対して情報を
記録する方向と同じ方向の磁界を供給し、かつ情報記録
が可能な光ビーム強度を有するレーザダイオード（Ｌ
Ｄ）から光ビームを照射することによって記録動作を行
ってっている。
【０００３】記録媒体に対して磁界を供給するときは、
磁界を発生するために用いるバイアスコイルのインダク
タンス成分等の特性から、記録磁界の立上がり時間は、
ＬＤの光ビームの出力の立上がり時間に比べて非常に大
きな時間となる。このため、記録媒体上の記録部分に対
して記録磁界と光ビームとを同時に供給し始めると、記
録磁界の供給が遅れる。従って、記録動作を行うとき、
光ビームが記録媒体上の記録部分に到達する前に記録磁
界の供給を開始し、記録磁界の強度が記録を行うのに充
分なレベルに達した後に記録すべき情報に応じた矩形波
列状の強度に変調した光ビームを照射して記録を行い、
記録が終了した時点で記録磁界の供給を停止して記録動
作を終了する。
磁界を発生するために用いるバイアスコイルのインダク
タンス成分等の特性から、記録磁界の立上がり時間は、
ＬＤの光ビームの出力の立上がり時間に比べて非常に大
きな時間となる。このため、記録媒体上の記録部分に対
して記録磁界と光ビームとを同時に供給し始めると、記
録磁界の供給が遅れる。従って、記録動作を行うとき、
光ビームが記録媒体上の記録部分に到達する前に記録磁
界の供給を開始し、記録磁界の強度が記録を行うのに充
分なレベルに達した後に記録すべき情報に応じた矩形波
列状の強度に変調した光ビームを照射して記録を行い、
記録が終了した時点で記録磁界の供給を停止して記録動
作を終了する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したような光磁気
ディスク装置における従来の情報の記録手段は、光ビー
ムが記録媒体上の記録部分に到達する前に記録磁界の供
給を開始することと、記録磁界の立下がりが光ビームの
出力の立下がりよりも遅いこととのため、記録媒体上の
記録部分以外の部分にも、一定強度以上の強度の磁界の
供給と情報を再生するのに充分な強度の光ビームの照射
とが同時に行われることがあり、このため、本来消去方
向を向いていなければならない部分の磁化の方向が完全
には消去方向を向かずに一部分が記録方向を向き、その
部分に情報が記録されている場合、または後にその部分
に情報を記録した場合、その部分を再生したときにノイ
ズ成分が発生して情報の信頼性を低下させるという欠点
を有している。
ディスク装置における従来の情報の記録手段は、光ビー
ムが記録媒体上の記録部分に到達する前に記録磁界の供
給を開始することと、記録磁界の立下がりが光ビームの
出力の立下がりよりも遅いこととのため、記録媒体上の
記録部分以外の部分にも、一定強度以上の強度の磁界の
供給と情報を再生するのに充分な強度の光ビームの照射
とが同時に行われることがあり、このため、本来消去方
向を向いていなければならない部分の磁化の方向が完全
には消去方向を向かずに一部分が記録方向を向き、その
部分に情報が記録されている場合、または後にその部分
に情報を記録した場合、その部分を再生したときにノイ
ズ成分が発生して情報の信頼性を低下させるという欠点
を有している。
【０００５】また、記録磁界の強度が記録を行うのに充
分なレベルに達する前に光ビームが記録媒体上の記録部
分に到達して記録動作を行うと、供給されている記録磁
界の強度が充分でないため、記録媒体上の記録部分の磁
化反転が不完全となって充分な記録が行われず、この結
果、情報の再生が不可能になるという現象が発生すると
いう問題点も有している。
分なレベルに達する前に光ビームが記録媒体上の記録部
分に到達して記録動作を行うと、供給されている記録磁
界の強度が充分でないため、記録媒体上の記録部分の磁
化反転が不完全となって充分な記録が行われず、この結
果、情報の再生が不可能になるという現象が発生すると
いう問題点も有している。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の光磁気ディスク
装置は、記録磁界供給命令を入力して記録磁界の供給を
開始する磁界供給部と、前記記録磁界の強度を検出する
磁界強度検出部と、前記磁界強度検出部が検出した記録
磁界の強度が第一の所定強度よりも大きい強度になって
いるとき光ビームの強度を前記記録磁界供給命令の入力
前の光ビームの強度に切替える光ビーム強度切替え部と
を備えたものであり、更に、前記磁界強度検出部が検出
した記録磁界の強度が第二の所定強度よりも大きい強度
に達したとき光ビームが所定の記録位置に達した時点で
前記光ビームの強度を記録すべき情報に応じた矩形波列
状の強度に切替える光ビーム強度切替え部を備えたもの
である。
装置は、記録磁界供給命令を入力して記録磁界の供給を
開始する磁界供給部と、前記記録磁界の強度を検出する
磁界強度検出部と、前記磁界強度検出部が検出した記録
磁界の強度が第一の所定強度よりも大きい強度になって
いるとき光ビームの強度を前記記録磁界供給命令の入力
前の光ビームの強度に切替える光ビーム強度切替え部と
を備えたものであり、更に、前記磁界強度検出部が検出
した記録磁界の強度が第二の所定強度よりも大きい強度
に達したとき光ビームが所定の記録位置に達した時点で
前記光ビームの強度を記録すべき情報に応じた矩形波列
状の強度に切替える光ビーム強度切替え部を備えたもの
である。
【０００７】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００８】図１は本発明の一実施例を示すブロック
図、図２は図１の実施例の動作を示すタイミングチャー
トである。
図、図２は図１の実施例の動作を示すタイミングチャー
トである。
【０００９】図１の実施例は、情報の記録および再生の
ための光ビームを発射するレーザダイオード（ＬＤ）１
と、レーザダイオード（ＬＤ）１の光ビームの強度を検
出するフォトデテクタ（ＰＤ）２と、記録磁界供給命令
を発生する記録命令供給回路３と、記録命令供給回路３
から記録磁界供給命令を入力して記録磁界の供給の制御
を行う磁界制御回路４と、磁界制御回路４からの信号に
よって磁界を発生する磁界発生バイアスコイル５と、磁
界発生バイアスコイル５によって発生した記録磁界の強
度を検出する磁界検出回路６と、ベースパワー制御回路
７と、ベースパワー制御回路７の出力信号とフォトデテ
クタ（ＰＤ）２の出力信号とを比較する比較器１１と、
比較器１１の出力信号に応じてレーザダイオード（Ｌ
Ｄ）１に対してベースパワー電流を供給するベースパワ
ー電流供給源８と、記録情報２２と記録命令供給回路３
から記録磁界供給命令とを入力してレーザダイオード
（ＬＤ）１の記録パワーの制御を行う記録パワー制御回
路９と、記録パワー制御回路９の出力信号に応じてレー
ザダイオード（ＬＤ）１に対して記録パワー電流の供給
を行う記録パワー電流供給源１０とを備えている。
ための光ビームを発射するレーザダイオード（ＬＤ）１
と、レーザダイオード（ＬＤ）１の光ビームの強度を検
出するフォトデテクタ（ＰＤ）２と、記録磁界供給命令
を発生する記録命令供給回路３と、記録命令供給回路３
から記録磁界供給命令を入力して記録磁界の供給の制御
を行う磁界制御回路４と、磁界制御回路４からの信号に
よって磁界を発生する磁界発生バイアスコイル５と、磁
界発生バイアスコイル５によって発生した記録磁界の強
度を検出する磁界検出回路６と、ベースパワー制御回路
７と、ベースパワー制御回路７の出力信号とフォトデテ
クタ（ＰＤ）２の出力信号とを比較する比較器１１と、
比較器１１の出力信号に応じてレーザダイオード（Ｌ
Ｄ）１に対してベースパワー電流を供給するベースパワ
ー電流供給源８と、記録情報２２と記録命令供給回路３
から記録磁界供給命令とを入力してレーザダイオード
（ＬＤ）１の記録パワーの制御を行う記録パワー制御回
路９と、記録パワー制御回路９の出力信号に応じてレー
ザダイオード（ＬＤ）１に対して記録パワー電流の供給
を行う記録パワー電流供給源１０とを備えている。
【００１０】このように構成した光磁気ディスク装置
は、図２に示すように動作する。
は、図２に示すように動作する。
【００１１】通常記録命令が与えられていない状態（図
２の時刻Ｔ1 以前）においては、情報の記録方向と同じ
方向に対する磁界の供給は行わず、ベースパワー制御回
路７から供給する電流とＰＤ２によってモニタした電流
とを比較器１１において比較することにより、ベースパ
ワー電流供給源８からＬＤ１に対する出力電流が一定と
なるようにし、記録媒体上のプリフォーマットと記録デ
ータの再生を確実に行うために必要な強度の光ビーム１
６（図２のベースパワー２０）を与えている。この定常
状態において、記録命令供給回路３から記録磁界供給命
令１２を記録パワー制御回路９およびベースパワー制御
回路７および磁界制御回路４に供給する（図２の時刻Ｔ
1 ）ことにより、記録動作を開始する。
２の時刻Ｔ1 以前）においては、情報の記録方向と同じ
方向に対する磁界の供給は行わず、ベースパワー制御回
路７から供給する電流とＰＤ２によってモニタした電流
とを比較器１１において比較することにより、ベースパ
ワー電流供給源８からＬＤ１に対する出力電流が一定と
なるようにし、記録媒体上のプリフォーマットと記録デ
ータの再生を確実に行うために必要な強度の光ビーム１
６（図２のベースパワー２０）を与えている。この定常
状態において、記録命令供給回路３から記録磁界供給命
令１２を記録パワー制御回路９およびベースパワー制御
回路７および磁界制御回路４に供給する（図２の時刻Ｔ
1 ）ことにより、記録動作を開始する。
【００１２】まず、磁界制御回路４から磁界発生バイア
スコイル５に対して、情報の記録方向と同じ方向の磁界
を発生させるために必要な電流の供給を開始する。次
に、この磁界発生バイアスコイル５によって発生する磁
界強度１３を、磁界検出回路６によって随時モニタし、
ある強度以上の磁界の供給とベースパワー２０以上の強
度の光ビーム１６の照射とを同時に行うことにより、磁
界強度１３が記録媒体上の磁化状態の乱れが発生する惧
れのあるレベル（データ破壊強度閾値１８）まで達した
ことを検出した時点で、光ビームベースパワーダウン信
号１４をベースパワー制御回路７に供給する（図２の時
刻Ｔ2 ）。
スコイル５に対して、情報の記録方向と同じ方向の磁界
を発生させるために必要な電流の供給を開始する。次
に、この磁界発生バイアスコイル５によって発生する磁
界強度１３を、磁界検出回路６によって随時モニタし、
ある強度以上の磁界の供給とベースパワー２０以上の強
度の光ビーム１６の照射とを同時に行うことにより、磁
界強度１３が記録媒体上の磁化状態の乱れが発生する惧
れのあるレベル（データ破壊強度閾値１８）まで達した
ことを検出した時点で、光ビームベースパワーダウン信
号１４をベースパワー制御回路７に供給する（図２の時
刻Ｔ2 ）。
【００１３】ベースパワー制御回路７は、この光ビーム
ベースパワーダウン信号１４を入力すると、比較器１１
に対して送っている基準電流値を変化させてベースパワ
ー電流供給源８からＬＤ１に対して出力している電流量
を減少させることにより、光ビーム１６の強度を、記録
媒体上の磁化状態の乱れが発生する惧れのないレベル
（記録時ベースパワー２１）まで小さくして記録媒体上
の磁化状態の保護を行う。
ベースパワーダウン信号１４を入力すると、比較器１１
に対して送っている基準電流値を変化させてベースパワ
ー電流供給源８からＬＤ１に対して出力している電流量
を減少させることにより、光ビーム１６の強度を、記録
媒体上の磁化状態の乱れが発生する惧れのないレベル
（記録時ベースパワー２１）まで小さくして記録媒体上
の磁化状態の保護を行う。
【００１４】次に、磁界検出回路６において磁界強度１
３が記録動作を行なうのに充分なレベル（記録磁界閾値
１７）に達したことを検出すると（図２の時刻Ｔ3 ）、
磁界検出回路６は、記録準備完了信号１５を記録パワー
制御回路９に供給する。記録パワー制御回路９は、この
記録準備完了信号１５を入力すると、記録準備状態とな
った後、記録媒体上に照射されている光ビーム１６が記
録媒体上の記録位置に到達した時点（図２の時刻Ｔ4 ）
において、記録情報２２に合せて変調した制御信号を記
録パワー電流供給源１０に供給する。これを入力した記
録パワー電流供給源１０は、記録情報２２に合せて変調
した駆動電流をＬＤ１に対して出力し、ベースパワー電
流供給源８から供給しているベースパワー電流にこの駆
動電流を加えることによって光ビーム１６の強度を記録
に必要なレベル（記録パワー１９）まで引上げ、情報の
記録方向と同じ方向の磁界が供給されている記録媒体上
の記録位置に対して、記録パワー１９の強度の矩形波列
状の光ビーム１６を照射することによって情報の記録を
行う（図２の時刻Ｔ4 〜Ｔ5 ）。
３が記録動作を行なうのに充分なレベル（記録磁界閾値
１７）に達したことを検出すると（図２の時刻Ｔ3 ）、
磁界検出回路６は、記録準備完了信号１５を記録パワー
制御回路９に供給する。記録パワー制御回路９は、この
記録準備完了信号１５を入力すると、記録準備状態とな
った後、記録媒体上に照射されている光ビーム１６が記
録媒体上の記録位置に到達した時点（図２の時刻Ｔ4 ）
において、記録情報２２に合せて変調した制御信号を記
録パワー電流供給源１０に供給する。これを入力した記
録パワー電流供給源１０は、記録情報２２に合せて変調
した駆動電流をＬＤ１に対して出力し、ベースパワー電
流供給源８から供給しているベースパワー電流にこの駆
動電流を加えることによって光ビーム１６の強度を記録
に必要なレベル（記録パワー１９）まで引上げ、情報の
記録方向と同じ方向の磁界が供給されている記録媒体上
の記録位置に対して、記録パワー１９の強度の矩形波列
状の光ビーム１６を照射することによって情報の記録を
行う（図２の時刻Ｔ4 〜Ｔ5 ）。
【００１５】情報の記録を終了した時点（図２の時刻Ｔ
5 ）で、磁界制御回路４から磁界発生バイアスコイル５
に対して供給している情報の記録方向と同じ方向の磁界
を発生させるために必要な電流の供給を停止し、ある程
度以上の磁界の供給とベースパワー２０の強度の光ビー
ム１６の照射とを同時に行うことにより、磁界発生バイ
アスコイル５によって発生する磁界の強度が、磁化状態
の乱れが発生する惧れのないレベル（データ破壊強度閾
値１８）まで減少したことを磁界検出回路６によって検
出した時点において（図２の時刻Ｔ7 ）、ベースパワー
制御回路７に対して供給している光ビームベースパワー
ダウン信号１４を停止する、これによって光ビーム１６
の強度をプリフォーマットと記録データの再生を確実に
行うために必要な強度のベースパワー２０に戻し、一連
の記録動作を終了する。
5 ）で、磁界制御回路４から磁界発生バイアスコイル５
に対して供給している情報の記録方向と同じ方向の磁界
を発生させるために必要な電流の供給を停止し、ある程
度以上の磁界の供給とベースパワー２０の強度の光ビー
ム１６の照射とを同時に行うことにより、磁界発生バイ
アスコイル５によって発生する磁界の強度が、磁化状態
の乱れが発生する惧れのないレベル（データ破壊強度閾
値１８）まで減少したことを磁界検出回路６によって検
出した時点において（図２の時刻Ｔ7 ）、ベースパワー
制御回路７に対して供給している光ビームベースパワー
ダウン信号１４を停止する、これによって光ビーム１６
の強度をプリフォーマットと記録データの再生を確実に
行うために必要な強度のベースパワー２０に戻し、一連
の記録動作を終了する。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光磁気デ
ィスク装置は、記録動作のとき、一定の強度以上の情報
の記録方向と同じ方向の磁界を記録媒体に与えている状
態で、記録媒体の記録位置以外の場所に光ビームが照射
されたとき、光ビームの強度を通常のデータ再生の時の
強度よりも小さな強度に変換することにより、記録位置
以外の場所の磁化状態の乱れを防止することが可能にな
るという効果がある。また、記録磁界の強度が記録を行
うのに充分な大きさに達したことを検出した後記録を行
うようにすることにより、記録磁界の強度不足によって
記録不良が発生するのを防止できるという効果がある。
従って信頼性の高い光磁気ディスク装置が得られるとい
う効果がある。
ィスク装置は、記録動作のとき、一定の強度以上の情報
の記録方向と同じ方向の磁界を記録媒体に与えている状
態で、記録媒体の記録位置以外の場所に光ビームが照射
されたとき、光ビームの強度を通常のデータ再生の時の
強度よりも小さな強度に変換することにより、記録位置
以外の場所の磁化状態の乱れを防止することが可能にな
るという効果がある。また、記録磁界の強度が記録を行
うのに充分な大きさに達したことを検出した後記録を行
うようにすることにより、記録磁界の強度不足によって
記録不良が発生するのを防止できるという効果がある。
従って信頼性の高い光磁気ディスク装置が得られるとい
う効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】図１の実施例の動作を示すタイミングチャート
である。
である。
１ レーザダイオード（ＬＤ） ２ フォトデテクタ（ＰＤ） ３ 記録命令供給回路 ４ 磁界制御回路 ５ 磁界発生バイアスコイル ６ 磁界検出回路 ７ ベースパワー制御回路 ８ ベースパワー電流供給源 ９ 記録パワー制御回路 １０ 記録パワー電流供給源１０ １１ 比較器 １２ 記録磁界供給命令 １３ 磁界強度 １４ 光ビームベースパワーダウン信号 １５ 記録準備完了信号 １６ 光ビーム １７ 記録磁界閾値 １８ データ破壊強度閾値 １９ 記録パワー ２０ ベースパワー ２１ 記録時ベースパワー ２２ 記録情報
Claims (2)
- 【請求項１】 記録磁界供給命令を入力して記録磁界の
供給を開始する磁界供給部と、前記記録磁界の強度を検
出する磁界強度検出部と、前記磁界強度検出部が検出し
た記録磁界の強度が第一の所定強度よりも大きい強度に
なっているとき光ビームの強度を前記記録磁界供給命令
の入力前の光ビームの強度に切替える光ビーム強度切替
え部とを備えることを特徴とする光磁気ディスク装置。 - 【請求項２】 磁界強度検出部が検出した記録磁界の強
度が第二の所定強度よりも大きい強度に達したとき光ビ
ームが所定の記録位置に達した時点で前記光ビームの強
度を記録すべき情報に応じた矩形波列状の強度に切替え
る光ビーム強度切替え部を備えることを特徴とする請求
項１記載の光磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27822792A JPH06131724A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 光磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27822792A JPH06131724A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 光磁気ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06131724A true JPH06131724A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17594393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27822792A Withdrawn JPH06131724A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 光磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06131724A (ja) |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP27822792A patent/JPH06131724A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |