JPH06131360A - 災害・事故発生時の対応職員の呼集方法 - Google Patents

災害・事故発生時の対応職員の呼集方法

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JPH06131360A
JPH06131360A JP18741491A JP18741491A JPH06131360A JP H06131360 A JPH06131360 A JP H06131360A JP 18741491 A JP18741491 A JP 18741491A JP 18741491 A JP18741491 A JP 18741491A JP H06131360 A JPH06131360 A JP H06131360A
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JP
Japan
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staff
disaster
accident
response
scale
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18741491A
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English (en)
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Koichi Masumoto
晃一 増本
Minoru Yamamoto
稔 山本
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Oki Electric Industry Co Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 災害・事故の発生時の災害・事故の規模及び
段階に応じた対策職員の迅速な増員および対応職員の呼
び出し状態の的確な管理を行なうこと。 【構成】 災害・事故の非常事態が発生した場合、災害
・事故の規模及び段階から制御装置7の記憶装置8に登
録されている体制の類型を特定する。次に、このように
して、決定された体制の類型にしたがって、制御装置7
の記憶装置8に登録されている呼集職員の所属体制を求
める。決定された呼集職員の所属体制に所属する職員
を、制御装置7の記憶装置8に登録されている対応職員
データベースから抽出する。最後に、対応職員を呼集す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、災害・事故発生時に呼
集する対応職員を災害・事故の規模及び段階に応じて複
数条件の組合せで選択し呼集する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、災害・事故発生時には、対応職員
を迅速・的確に呼集して、その災害・事故の復旧にあた
ることが緊急の課題になってきている。ところで、従来
のかかる災害・事故発生時の対応職員の呼集は、災害・
事故の規模に応じて、予め決められた職員または指令者
が選択した職員を呼集するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上述
べた呼集方法では、災害、事故の規模が拡大して対応職
員を増員する必要に迫られた場合、指令者が新たに職員
を選択して呼集しなければならないため、速やかに職員
を増員することができない。また、既に対応した職員を
再度呼び出す等の問題点があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を除去し、災害
・事故の発生時の災害・事故の規模及び段階に応じて対
応職員の迅速な増員および対応職員の呼び出し状態の管
理が可能な災害・事故発生時の対応職員の呼集方法を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、災害・事故発生時の対応職員の呼集方法
において、災害・事故の状況から体制の類型を特定し、
該体制の類型にしたがって、呼集職員の所属体制を求
め、該呼集職員の所属体制に所属する職員を対応職員デ
ータベースから抽出し、対応職員を呼集するようにした
ものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、上記したように、まず、災害
・事故の非常事態が発生した場合、図4に示すように、
災害・事故の規模及び段階から体制の類型を特定する。
次に、このようにして、決定された体制の類型にしたが
って、図5に示すように、呼集職員の所属体制を求め
る。このようにして、決定された呼集職員の所属体制に
所属する職員を、図3に示す対応職員データベースから
抽出する。最後に、対応職員を呼集する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す災
害・事故発生時の対応職員の呼集システムの全体構成
図、図2は本発明の実施例を示す災害・事故発生時の対
応職員データベースのデータの登録フローチャート、図
3は本発明の実施例を示す災害・事故発生時の対応職員
データベースの構成図、図4は本発明の実施例を示す災
害・事故の規模及び段階と復旧体制の関係図、図5は本
発明の実施例を示す体制と対応職員の所属体制の関係
図、図6は本発明の実施例を示す体制の遷移図である。
【0008】図1において、1は指令者A側の電話機、
2は呼集される職員D側の電話機、3は公衆網、4はP
BX(構内交換機)、5は音声蓄積装置、6はセンタ
ー、7は制御装置、8はデータベースが構成される記憶
装置である。災害・事故の規模及び段階と復旧体制の関
係は、図4に示すように、災害・事故の規模が小のとき
(又は初期の段階)は、準備体制となり、中のときは1
次体制、大のときは2次体制となる。
【0009】まず、図2に示すように、災害・事故発生
時の対応職員データベースのデータの登録を行なう。 (1)対応職員コード、氏名、所属体制、電話番号を図
1に示すデータベースを構成する記憶装置8に、図3に
示すように、登録する(ステップ)。 (2)全対応職員の登録が終了したか否かを判断する。
その結果、全対応職員の登録が終了していない場合に
は、ステップに戻り、全対応職員の登録が終了した場
合には、ストップとする(ステップ)。
【0010】また、体制と呼集する職員の所属体制の関
係は、図5に示すように、災害・事故の規模が小であ
り、体制が準備体制である場合は、対応職員は準備体制
に所属する職員のみで十分である。また、災害・事故の
規模が中であり、体制が1次体制の場合は、準備、及び
1次体制に所属する職員、更に、災害・事故の規模が大
であり、体制が2次体制である場合は、対応職員は準備
体制、1次体制、及び2次体制に所属する職員の全てを
呼集する。
【0011】図6において、11は通常状態、12は準
備体制、13は1次体制、14は2次体制を示す。この
図から明らかなように、体制は、通常→準備→1次→2
次の順で遷移するだけでなく、準備→2次などのよう
に、途中の体制を飛ばして遷移させることができる。対
応職員は1つの体制だけではなく複数の体制に所属でき
る。
【0012】また、図8は本発明の実施例を示す災害・
事故発生時の対応職員の状態遷移図であり、21は通常
状態、つまり職員が指令を受けていない普通の状態であ
る。22は待機状態、つまり待機指令を受け、これに応
じて、次の出動指令を待ち受けている状態である。23
は出動状態であり、出動指令を受け、これに応じて事務
所または現場に出動している状態、24は問い合わせ要
求状態であり、ポケットベル等で職員の呼び出しを行っ
たが、職員の対応可否が不明の状態を示す。
【0013】このように、各職員が上の4つの状態のう
ち、どの状態にあるかを、指令者は常に把握し、対応職
員を二重に抽出するなど矛盾のない呼び出しを行うよう
に管理する。本発明の災害・事故発生時の対応職員の呼
集手順を図7を参照しながら説明する。
【0014】(1)まず、災害・事故の非常事態が発生
した場合、図4に示すように、災害・事故の規模及び段
階に基づいて制御装置7の記憶装置8の体制の類型のデ
ータベース8−1に記憶されている体制の類型、ここで
は、準備、1次あるいは2次体制のいずれであるかを特
定する(ステップ)。なお、この体制は経験的データ
に基づいて各種の体制の類型を予め体制の類型のデータ
ベース8−1に記憶させておくことが望ましい。
【0015】(2)このようにして、特定された体制の
類型にしたがって、図5に示すように、制御装置7の記
憶装置8に記憶されている呼集職員の所属体制を求める
(ステップ)。 (3)このようにして、決定された呼集職員の所属体制
に所属する職員を、制御装置7の記憶装置8に記憶され
ている図3に示す対応職員データベース8−2から抽出
する(ステップ)。
【0016】(4)対応職員を呼集する(ステップ
)。また、各職員の呼び出し状態を、図3に示す職員
データベースの状態データ記憶エリヤに保持し、図8に
示すように、対応職員の状態遷移に基づいて対応職員の
呼び出し状態を管理する。ここで、例えば、台風につい
て説明すると、予報によって台風が到来する可能性が高
くなった場合、準備体制とし、その台風により被害が発
生した場合を1次体制とし、その台風により大きな被害
が発生した場合を2次体制と特定する。
【0017】そこで、決定された体制の類型にしたがっ
て、呼集職員の所属体制を求める。次いで、決定された
呼集職員の所属体制に所属する職員を対応職員データベ
ースから抽出し、対応職員を呼集する。たとえば、台風
の進路にあたる地域にその対応職員を呼集する。このよ
うな場合に、図8に示すように、通常状態21から待機
指令を出して待機状態22になり、待機状態から出動指
令が出されて出動状態23に至る。また、対応職員への
問い合わせをポケットベル等を用いて行ない、問い合わ
せ要求状態24となる。問い合わせ後、待機指令がかか
ったり、問い合わせ後、出動指令が出されることもあ
る。また、問い合わせ後、指令が却下されたり、中止さ
れることもある。また、待機指令が出された後に、指令
が中止されたりすることもある。これは、台風の進路が
予報よりずれることにより、その地域に対応職員が不要
になる場合などが挙げられる。また、通常状態から直ち
に出動状態に遷移することもある。
【0018】なお、災害・事故は台風に限らず、地震、
火事、火山の噴火、落雷、交通事故など枚挙に暇がな
い。このように、災害・事故の規模及び段階、つまり災
害・事故の時系列及びその広がりに応じた適切な対応職
員の呼集とその管理を行なうことができる。また、本発
明における「災害・事故」は非常事態乃至緊急事態と同
義であり、緊急な会議の招集や緊急なイベントへの対応
等にも適用できることは言うまでもない。
【0019】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、災害・事故時の非常事態発生時に呼集する対策職
員を災害・事故の段階及び規模に応じて複数条件の組み
合せで選択し、呼集するようにしたので、災害・事故の
段階及び規模に応じて適切な人数の対応職員を速やかに
呼集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す災害・事故発生時の対応
職員の呼集システムの全体構成図である。
【図2】本発明の実施例を示す災害・事故発生時の対応
職員のデータベースのデータの登録フローチャートであ
る。
【図3】本発明の実施例を示す災害・事故発生時の対応
職員のデータベースの構成図である。
【図4】本発明の実施例を示す災害・事故の規模及び段
階と復旧体制の関係図である。
【図5】本発明の実施例を示す体制と対応職員の所属体
制の関係図である。
【図6】本発明の実施例を示す体制の遷移図である。
【図7】本発明の実施例を示す災害・事故発生時の対応
職員のデータベースのデータの抽出フローチャートであ
る。
【図8】本発明の実施例を示す災害・事故発生時の対応
職員の状態遷移図である。
【符号の説明】
1 指令者A側の電話機 2 呼集される職員D側の電話機 3 公衆網 4 PBX(構内交換機) 5 音声蓄積装置 6 センター 7 制御装置 8 データベースが構成される記憶装置 11,21 通常状態 12 準備体制 13 1次体制 14 2次体制 22 待機状態 23 出動状態 24 問い合わせ要求状態

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)災害・事故の状況から体制の類型を
    特定し、(b)該体制の類型にしたがって、呼集職員の
    所属体制を求め、(c)該呼集職員の所属体制に所属す
    る職員を対応職員データベースから抽出し、(d)対応
    職員を呼集することを特徴とする災害・事故発生時の対
    応職員の呼集方法。
  2. 【請求項2】 前記災害・事故の状況は、該災害・事故
    の規模である請求項1記載の災害・事故発生時の対応職
    員の呼集方法。
  3. 【請求項3】 前記災害・事故の状況は、該災害・事故
    の時系列的な段階である請求項1記載の災害・事故発生
    時の対応職員の呼集方法。
JP18741491A 1991-07-26 1991-07-26 災害・事故発生時の対応職員の呼集方法 Withdrawn JPH06131360A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1988008831A1 (en) * 1987-05-12 1988-11-17 Kabushiki Kaisha Kouransha Boron nitride ceramics and molten metal container composed of members made of said ceramics
US6347384B1 (en) 1997-09-01 2002-02-12 Hitachi, Ltd. System for providing reliable and effective disaster relief
JP2012242870A (ja) * 2011-05-16 2012-12-10 Chugoku Electric Power Co Inc:The 呼出名簿作成システム

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