JPH0613118A - リセプタクル型コンタクト - Google Patents

リセプタクル型コンタクト

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JPH0613118A
JPH0613118A JP6751393A JP6751393A JPH0613118A JP H0613118 A JPH0613118 A JP H0613118A JP 6751393 A JP6751393 A JP 6751393A JP 6751393 A JP6751393 A JP 6751393A JP H0613118 A JPH0613118 A JP H0613118A
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JP
Japan
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contact
spring
arm
receptacle
reinforcing spring
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Application number
JP6751393A
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English (en)
Inventor
Bernhard Egenolf
エゲノルフ ベルンハルド
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TE Connectivity Corp
Original Assignee
AMP Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】組立製造が容易であると共に相手タブコンタク
トとの間で安定した電気的接触が得られるリセプタクル
型コンタクトを提供すること。 【構成】リセプタクル型コンタクト11は、主コンタク
トアーム25及びワイヤ成端部15を有するコンタクト
本体21と、このコンタクト本体21の嵌合端から被冠
挿入される箱形の補強部材13より成る。補強部材13
は、主コンタクトアーム25に対応し、所定寸法の補強
ばねアーム45を有すると共に、コンタクト本体21に
固定されるロッキングランス77,79を有する。更
に、補強部材13は、嵌合端近傍にコンタクトランス6
5を有し、ハウジング71のコンタクト収容室91に固
定し、また嵌合端に相手タブコンタクトのガイドとして
作用する漏斗状部61を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気コネクタ、特に主コ
ンタクトアームを補助または補強(バックアップ)する
補強コンタクトアームを有するリセプタクル型コンタク
トに関する。
【0002】
【従来の技術】主コンタクトアーム及び補強コンタクト
アームを含むリセプタクル型コンタクト(以下単にコン
タクトという場合もある)は、例えばドイツ特許第32
48978号明細書に開示されている。このコンタクト
は、箱形コンタクト本体と、補強ばねを有しコンタクト
本体に取付けられる外部補強ボディとを具えている。こ
の補強ボディをコンタクトボディに取付けるには、補強
ボディの所定部分を凹部内及び端部へ折曲げるのが一般
的であった。また、コンタクト本体に補強ボディを配置
した後、外部補強ばねから突出するロック用ランスをコ
ンタクト本体の側壁の周りに折曲げることも知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の外部補
強ばねをコンタクトに取付ける方法では、この外部補強
ばねの特定部分を折曲げてロックする操作が比較的複雑
であり、複雑な工具又は機械を必要とするという欠点が
ある。また、従来のこの種電気コンタクトにあっては、
コンタクト本体又は外部の補強ばね部材の長手方向の略
中央部に、斯るコンタクトをハウジングのコンタクト受
容キャビティ内に保持又は固定するランスが形成されて
いる。このように中央部にランスを有するコンタクトに
あっては、斯るランス部を中心にして嵌合端及びワイヤ
接続端がピボット(旋回)動作する。このピボット動作
は、リセプタクルコンタクトを相手タブコンタクト間の
接続に好ましくない負荷を生じる。更にまた、ピボット
動作が大きいと、コンタクトの弾性アームと、このアー
ム間に挿入されたタブコンタクトが相互にコンタクトの
弾性アームの幅方向へシフトして両者の重なり合う(接
触する)部分の面積が不十分となり両コンタクトに予定
している電流を十分流すことができないという問題があ
る。この問題を回避するには、コンタクト各部分及びこ
れを使用するハウジングの寸法精度を厳格にする等の製
造上の問題を生じる。
【0004】従って、本発明は、上述した従来のリセプ
タクル型コンタクトの問題点を解決することを意図す
る。即ち、外部の補強ばね部材と主コンタクトとのロッ
クが簡単であると共にコンタクトのピボット動作が抑制
可能なリセプタクル型コンタクトを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
為に、本発明のリセプタクル型コンタクトによると、主
コンタクトアームを有するコンタクト本体の外側に略状
であって補強アームの形成された補強ばね部材をコンタ
クト本体の嵌合端から挿入被冠する。この補強ばね部材
には一部切起して内方へ折曲げた弾性舌片がコンタクト
本体の係合肩に自動的に係合してコンタクト本体の所定
位置に補強ばね部材を固定することを特徴とする。
【0006】また本発明のリセプタクル型コンタクトに
よると、上述と同様に形成されたコネクタ本体と補強ば
ね部材とを有し、更に補強ばね部材は嵌合端の近傍に形
成されたランスを有する。このランスはリセプタクル型
コンタクトをコネクタハウジングの嵌合端近傍において
固定する。
【0007】
【実施例】以下、添付図を参照して本発明のリセプタク
ル型コネクタの好適実施例を詳述する。図1は外部補強
ばね13を有する本発明のリセプタクル型コンタクト1
1の好適一実施例の斜視図を示す。同図中、補強ばね1
3により隠れている部分は破線で示している。
【0008】コンタクト11は、周知の導体圧着接続領
域17及び絶縁圧着領域19を有するワイヤ成端(接
続)部15を含む。導体圧着領域17はワイヤの露出さ
れた導体に圧着され、絶縁圧着領域19はワイヤの残留
絶縁ジャケット上に圧着される。コンタクト11は、ワ
イヤ成端部15に続いてコンタクト本体21を含み、図
示の実施例では略長方形の閉鎖箱状である。1対のコン
タクトばねアーム25は、コンタクト本体21の2個の
対向する側壁27,29の一方と一体形成されている。
【0009】同図に示すコンタクト11は単一の平坦ば
ねコンタクトであるが、2個のコンタクトアームが夫々
コンタクト本体21の2個の側壁27,29の各々から
突出するダブル平坦ばねコンタクトであってもよい。2
個のコンタクトばねアーム25は、コンタクトの線31
に相互に接触するまで相手側に向って集束するように延
びる。嵌合側にあるコンタクト線31の一側に、コンタ
クトばねアーム25の自由端は広がり、挿入用漏斗状部
33を形成する。この漏斗状部33は平坦コンタクトの
挿入を容易にする。この平坦コンタクトはタブコンタク
トと称される場合もある。
【0010】コンタクト11は、1枚の金属板から打抜
き折曲げにより形成されるので、コンタクト11の箱形
コンタクト本体21はその長手方向に延びるつき当て継
ぎ目35を有する。図1に示す実施例では、継ぎ目35
は図1中コンタクト本体21の上壁に位置する。以下、
これを頂部37と言う。
【0011】外部補強ばね13は外部補強ばねボディ3
9を具える。この外部補強ばね13は、コンタクト本体
21のワイヤ成端側からコンタクトばねアーム25の挿
入漏斗状部33の自由端を超えて延びる。外部補強ばね
ボディ37は閉鎖した略箱形部41を具える。これはコ
ンタクト本体21上に着座され且つこれを包囲する。1
個の外部補強ばねアーム45は外部補強ばねボディ39
の対向する側壁43を切起して形成する。箱形部41か
ら延びる2個の外部補強ばねアーム45は第1角度で集
束する(相互に近づける)。自由端49の近傍の折曲げ
線47から開始し、2個の外部補強ばねアーム45はよ
り大きい角度で集束する。
【0012】図1中に上方に示す外部補強ばねボディ3
9の頂部51からスペースラグ53を切起して自由端を
頂部51に対して直角に外部補強ばねボディ39の内方
へ曲げる。図4から明らかな如く、スペースラグ53の
折曲げ部の長手方向に外部補強ばねアーム45はコンタ
クトばねアーム25より幅広であり、外部補強ばねアー
ム45の幅がコンタクトばねアーム25の長手方向エッ
ジを超えて延長部55として両側に突出する。外部ばね
アーム45間に突出するスペースラグ53の部分の深さ
は、スペースラグ53がコンタクトばねアーム25まで
到達する程下方へ延びないように選択される。
【0013】図5に明らかな如く、スペースラグ53
は、外部補強ばねボディ39の頂部51から延びるのみ
ならず底部57からも2個の外部補強ばねアーム45の
下方突起延長部55間に延びる。スペースラグ53は、
外部補強ばね13の延長の長手方向に配置されて外部補
強ばねアーム45間の折曲げ線47領域内に来るように
する。
【0014】図2及び図3から明らかな如く、外部補強
ばねアーム45の自由端は、コンタクトばねアーム25
の接触線31と略同一レベルに配置されるが、スペース
ラグ53によりコンタクトばねアーム25から離間して
保持される。図示しないタブコンタクトが対向するコン
タクトばねアーム25間に挿入されると、2個のコンタ
クトばねアーム25は拡開する。これは最初に2個のコ
ンタクトばねアーム25のばね力のみにより反撥され
る。タブコンタクトをコンタクトばねアーム25間に更
に挿入すると、コンタクトばねアーム25はついに外部
補強ばねアーム45の自由端に当接することとなる。更
に挿入すると、コンタクトばねアーム25のみならず外
部補強ばねアーム45もまた拡開する。この挿入の最終
段階で、コンタクトばねアーム25と外部補強ばねアー
ム45の合計ばね力は上述の拡開に反作用する。この時
点から始まって、これら2つのばね力の和に対応する接
触力がリセプタクルコンタクト11とタブコンタクト間
に生じる。
【0015】スペースラグ53の幅は、外部補強ばねア
ーム45が拡開する方向でコンタクト線31における2
枚のコンタクトばねアーム25間の間隙(幅)がコンタ
クトタブの厚さより僅かに小さい値に選定される。この
寸法とする効果は、挿入操作の最大部分で、コンタクト
ばねアーム25の比較的低ばね力のみが有効となり、コ
ンタクトばねアーム25と外部補強ばねアーム45のば
ね力の和が挿入操作の最終段階のみで有効になることで
ある。
【0016】外部補強ばねボディ39の側壁43の嵌合
端から突出部59が外部補強ばねボディ39の嵌合端側
に、自由端が相手側に向って曲げられ、これにより軸方
向に漏斗状部61が形成される。軸方向漏斗状部61は
タブコンタクトをコンタクトばねアーム25の挿入漏斗
状部33内に挿入可能にする。
【0017】切起された開口63の嵌合端側から突出し
て、外部補強ばねアーム45の切起しと一体形成され
て、ロッキングランスまたはコンタクトランス65があ
る。このロッキングランス65は、外方に斜めに突出
し、自由端がワイヤ成端部15に向いている。これらラ
ンス65は、図6に示す如く、絶縁材料のコネクタハウ
ジング71の関連コンタクト収容室69の対応位置に形
成されたロッキング肩67と協働する。ロッキングラン
ス65は、好ましくは短く、コンタクトばねアーム25
の全長の約10乃至20%の範囲であるのが好ましい。
【0018】図1乃至図4から明らかな如く、外部補強
ばねボディ39の頂部51及び底部57の長手方向端7
3には嵌合端側に外向きの凸状部(または凸部)75が
設けられている。この凸状部75は、その外輪郭と隣接
するロッキングランス65間の距離が、このロッキング
ランス65を夫々頂部51又は底部57へ投影したと
き、コンタクト11又は同一コネクタハウジングの別の
コンタクトに成端される最も細いワイヤの厚さよりも小
とするようにする。これにより、ワイヤがロッキングラ
ンス65にからみつく問題を阻止することが可能であ
る。これは従来のロッキングランスを有するコンタクト
にあっては重大な問題である。即ち、従来のロッキング
ランスは、本発明のロッキングランス65よりも十分長
いのみならず、凸部75の如きワイヤのからみ防止突起
が設けられていない。斯るワイヤのからみはコンタクト
の取扱中に頻繁に発生し、ケーブルハーネスの製造及び
取扱中の悩みの種であった。特にこの問題は自動製造機
により斯るハーネスとコンタクトへのワイヤ成端作業時
に顕著であった。
【0019】凸部75は別の機能をも有する。この凸部
75は、コンタクト収容室69内に外部補強ばね13付
きのコンタクト11を挿入又は装着時の正確なガイド
(案内部)として機能する。その理由は、凸部75はコ
ンタクト11の打抜き(スタンピング)工程で製造され
るので寸法が正確に決まる為である。外部補強ばね13
が設けられたコンタクト11は、コンタクト収容室69
内に正確に位置決め可能である。
【0020】この凸部75により、外部補強ばね13付
きのコンタクト11がコンタクト11のコンタクト(接
触)領域に支持される。成端されたワイヤの横方向への
力等により外部補強ばね13が設けられたコンタクト1
1にころがり力が作用するとき、コンタクト領域は静止
したままである。コンタクト11の他の部分、特にワイ
ヤ成端部15はころび得る。従って、コンタクト収容室
69内で凸部75と協働する部分以外は自由に動けるよ
うにスペース91がある。これにより、外部補強ばね1
3が設けられたコンタクト11の使用を可能にする。
【0021】外部補強ばね13は、コンタクト11に被
冠取付け(スナップオン)されるよう構成されている。
この目的の為に、ロッキングランスまたは弾性舌片7
7,79が夫々頂部57と底部57に設けられ、且つロ
ッキング停止部81が外部補強ばねボディ39の頂部5
1に設けられている。ロッキングランス77,79及び
ロッキング停止部81は夫々頂部51及び底部57から
打出されており、外部補強ばねボディ39の内部へ曲げ
られる。ロッキング停止部81は、外部補強ばねボディ
39内に垂直に延びるが、ロッキングランス77と79
は外部補強ばねボディ39内へ斜めに延び、ロッキング
ランス77,79の自由端は外部補強ばねボディ39の
嵌合端側へ向けられる。
【0022】図1に示す実施例では、ロッキングランス
77,79は、夫々頂部51及び底部57から切起され
て外部補強ばねボディ39のボックス部41内に折曲げ
られる。
【0023】図3に最も良く示す如く、内部ばね部(コ
ンタクト本体)21は、上下タブ部181、182を有
し、夫々対応するロッキングランス77、79と同一方
向に突出する。タブ181、182は、タブ77、79
の自由端と係合する停止縁183、184を形成するこ
とに注目されたい。タブ181、182は、内面18
5、186と隣接するように形成される。よって、外部
補強ばね18が内部コンタクトばね上に被冠されると、
ロッキングランス77、79は、タブ181、182に
より形成される開口内の所定位置にスナップ止めされる
(図5参照)。タブ181、182は、タブ77、79
が内部コンタクト本体の内側に滑入するのを阻止し、こ
れにより補強ばねが内部コンタクト部に対して長手
(軸)方向へ移動可能とする。
【0024】コンタクト11に取付ける為に、外部補強
ばねをコンタクトばねアーム25の嵌合側自由端からコ
ンタクト11上に滑入する。この作業中に、ロッキング
ランス77はコンタクト本体21の嵌合側長手端23に
当接し、これらランスは弾性的にコンタクト本体21の
頂部37と底部83を摺動し、その自由端がワイヤ成端
側の横縁82を横切ると、ロッキングランス77,79
が無ストレス状態に復帰可能になる。これにより、ロッ
キング停止部81はコンタクト本体21の頂部37の嵌
合側長手端23と協働して、外部補強ばね13がワイヤ
成端部15の方向へ更に摺動するのが阻止される。ま
た、コンタクト11の嵌合端へ向って外部補強ばね13
が反対方向へ摺動するのもロッキングランス77,79
と横縁82とにより阻止される。外部補強ばね13はコ
ンタクト本体21のこの位置に装着されて、そこにロッ
クされる。
【0025】外部補強ばねに設けられたロッキングラン
スをコンタクトの関連するロッキング凹部へ押込んだ
り、外部補強ばねのロッキングランスをコンタクトのウ
ェブ部で折曲げたりする操作は、本発明のコンタクト及
び外部補強ばねにおいては最早必要でない。コンタクト
11及び外部補強ばね13に関してロッキングする為の
全ての操作は、コンタクト11と外部補強ばね13がま
た別体であるときに実行される。好ましくは、これらを
夫々コンタクト11と外部補強ばね13の形状に曲げる
前に平板状の打抜きブランク上にて行なわれる。
【0026】外部補強ばね13は、打抜きされた金属板
部分を箱形に折曲げることにより作られる。この折曲げ
中に形成されるつき当て接合87は溶接により閉じられ
る。好ましくは、この為にレーザによるスポット溶接が
使用される。図2中には2箇所の溶接部(スポット)8
9が図示されている。
【0027】本発明によると、外部補強ばねボディ39
の形状により、コンタクトばねアーム25が全長にわた
り包囲して、同時にコンタクトばねアーム25を破損か
ら確実に保護することができる。
【0028】軸方向の漏斗状部61の基部におけるコー
ナー及びエッジに丸味を帯びさせることにより、外部補
強ばね13が設けられたコンタクト11をコネクタハウ
ジング71のコンタクト収容室69内へ容易に挿入可能
にする。
【0029】外部補強ばねボディ39のワイヤ成端側が
コンタクト本体21を越えて4つの長手側辺から突出す
るので、コネクタハウジング71上又は内に形成され、
コンタクト又は外部補強ばねの後端或は肩に閉じた状態
で係合する二次ロッキング手段が外部補強ばねボディ3
9の4つの長手辺のワイヤ成端側端に任意方法で係合で
きる可能性がある。
【0030】図3及び図5に示す本発明の実施例では、
内部コンタクト部21は夫々上下タブ部181,182
を有し、各タブ部は対応するロッキングランス77,7
9と同一方向に突出する。タブ181,182は停止縁
183,184を形成し、タブ77及び79の自由端と
係合することが理解できよう。タブ181,182は内
面185,186の近傍に形成される。これにより、外
部補強ばね18が内部コンタクトばね上に装着される
と、ロッキングランス77,79はタブ181,182
により形成される開口内に嵌入して図5に最もよく示す
如く係合縁183,184に係合する。タブ181,1
82はタブ77,79が内部コンタクト本体21内に入
り込むのを阻止し、内部コンタクト部に対して補強ばね
が長手方向へ移動可能にする。
【0031】以上、本発明のリセプタクル型コンタクト
を好適実施例につき詳述したが、本発明は斯る実施例の
みに限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱するこ
となく種々の変形変更が可能であるきことが理解できよ
う。
【0032】
【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
のリセプタクル型コネクタによると、種々の顕著な効果
を有する。主コンタクトアームを有するコンタクト本体
の外側に嵌合端側から略箱状の補強部材を捜入被冠する
のみで固定されるので、組立製造が極めて簡単である。
補強部材は溶接等により完全に閉鎖可能であるので、内
部の主コンタクトアームを外力から効果的に保護するこ
とが可能である。また、補強部材の補強アームと主コン
タクトアームとの間隔寸法を正確に制御することが可能
であるので、相手タブコンタクトの挿入初期の挿入力を
低下することが可能である。更にまた、補強部材の嵌合
端に漏斗状部を形成して相手タブのガイドとなし、嵌合
操作を容易にする。
【0033】また本発明のリセプタクル型コンタクトに
よると、略箱形の外部補強部材の嵌合端近傍の外面にロ
ッキングランスを形成するので、従来のコンタクトラン
スの如くコンタクトの中央部又はワイヤ成端部に形成さ
れたものと比較して、ワイヤに外力が作用したとき生じ
るピボット運動によるコンタクトの嵌合面が安定する。
従って、相手コンタクトとの嵌合時のつき当りがなく、
嵌合操作が簡単であると共に、嵌合したリセプタクル及
びタブの両コンタクトの接触面が安定であって、大きな
電流を安定して流すことができる。それ故に、本発明の
リセプタクル型コンタクトは電源回路等の大電流容量の
コネクタ用コンタクトに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリセプタクル型コンタクトの好適
一実施例の斜視側面図である。
【図2】図1のリセプタクル型コンタクトの底面側から
見た正面図である。
【図3】図1のリセプタクル型コンタクトの内部ばねコ
ンタクトの側断面図である。
【図4】図1のリセプタクル型コンタクトの補強ばねの
側面図である。
【図5】図1のリセプタクル型コンタクトの側断面図で
ある。
【図6】図1のリセプタクル型コンタクトが絶縁ハウジ
ング内に収められたコネクタの断面図である。
【符号の説明】
11 リセプタクル型コンタクト 21 コンタクト本体 25 主コンタクトアーム 15 ワイヤ成端部 13 補強部材 45 補強ばねアーム 65 コンタクトランス 77、79 弾性舌片 61 漏斗状部 71 ハウジング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1対の主コンタクトアームを有
    するコンタクト本体と、該コンタクト本体の外側に被冠
    され前記主コンタクトアームの補強アームを有する略箱
    状の補強部材とを含むリセプタクル型コンタクトにおい
    て、 前記補強部材は前記コンタクト本体の嵌合端側から挿入
    され、内方へ切起し形成された弾性舌片を前記コンタク
    ト本体の係合肩に係合して固定されることを特徴とする
    リセプタクル型コンタクト。
  2. 【請求項2】少なくとも1対の主コンタクトアームを有
    するコンタクト本体と、該コンタクト本体の外側に被冠
    され前記コンタクトアームの補強アームを有する略箱状
    の補強部材とを含むリセプタクル型コンタクトにおい
    て、 前記補強部材は前記コンタクト本体の嵌合端側から挿入
    固定され、前記嵌合端近傍から外方へ延出するコンタク
    トランスを有することを特徴とするリセプタクル型コン
    タクト。
JP6751393A 1992-03-31 1993-03-03 リセプタクル型コンタクト Pending JPH0613118A (ja)

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GB9206962.4 1992-03-31
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GB (1) GB9206962D0 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100498791B1 (ko) * 1996-06-03 2005-12-26 프라마또므 꼬넥또 엥떼르나시오날 제어된 접점 압력을 가지는 암형 전기 접점 단자
WO2022270174A1 (ja) * 2021-06-22 2022-12-29 株式会社オートネットワーク技術研究所 端子

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KR100498791B1 (ko) * 1996-06-03 2005-12-26 프라마또므 꼬넥또 엥떼르나시오날 제어된 접점 압력을 가지는 암형 전기 접점 단자
WO2022270174A1 (ja) * 2021-06-22 2022-12-29 株式会社オートネットワーク技術研究所 端子

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