JPH06131058A - 湯水混合制御装置 - Google Patents

湯水混合制御装置

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JPH06131058A
JPH06131058A JP28414392A JP28414392A JPH06131058A JP H06131058 A JPH06131058 A JP H06131058A JP 28414392 A JP28414392 A JP 28414392A JP 28414392 A JP28414392 A JP 28414392A JP H06131058 A JPH06131058 A JP H06131058A
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JP
Japan
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hot water
temperature
flow rate
flow path
mixing valve
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Application number
JP28414392A
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English (en)
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Bunichi Shiba
文一 芝
Yukio Nagaoka
行夫 長岡
Toshihiro Horiuchi
敏弘 堀内
Gendo Kato
玄道 加藤
Masafumi Hashimoto
雅文 橋本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 混合湯温を繰り返し変更する出湯動作におい
て、混合湯温の最低値を調節することにより連続して安
定な出湯を維持する。 【構成】 設定手段17より湯温を繰り返し変化して出
湯するよう要求があると、記憶手段43により設定温度
を変更して湯温を変更しているが、この場合第1の駆動
設定手段42の出力信号を駆動量検出手段45で監視し
あらかじめ設定してある値より大きくなると再設定手段
46を介して記憶手段43の設定温度の最低値を高くす
る。設定温度が上昇したことにより湯流路1の湯量も増
加し給湯機40も安定して動作することができ、最低温
度は少し上昇するが安定した繰り返し出湯を得ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は湯と水の混合比率を調整
し最適な混合湯温を得る湯水混合制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来この種の湯水混合装置は図6に示す
ようなものがあった(例えば、特開平1−312279
号公報)。図6において、1は湯流路、2は水流路であ
り、各流路に関連して自動調圧弁3が設けられている。
自動調圧弁3は、湯流路1の1次圧力PH1を減圧する
湯側弁体4、湯側弁座5と、水流路2の1次圧力PC1
を減圧する水側弁体6、水側弁座7と、湯側弁体4と水
側弁体6を連結する弁軸8と、湯と水の減圧後の1次圧
PH1、PC1の圧力差で動作するピストン9とで構成
されておる。そして、湯または水の圧力が急変してもそ
の圧力で自動調圧弁3が移動し、湯と水の2次圧PH2
とPC2とが常に等しく保たれるように作用する。さら
に弁軸8にバイアス手段10が設けられ、バイアス手段
10は弁軸8の端部に結合され、ボビン11とそのボビ
ン11上に巻回され絶縁されたコイル12およびコイル
12をはさむように設けられた永久磁石13を有し、前
記コイル12は可撓部14を介して制御手段18に接続
されている。
【0003】制御手段18からコイル12に電流を流す
と、その電流は永久磁石13によって発生している磁界
を横切るのでフレミングの法則によって弁軸8にバイア
ス力が付与される。このためバイアス力の分だけ自動調
圧点がずれ、例えば湯と水の2次圧PH2とPC2とが
2:1の点で常に調圧されるようになり、結果的に出湯
温度が高くなる。このようにコイル12への電流を変化
することにより混合湯温を変える。制御手段18はコイ
ル12に電流を流す際に微小交流信号を重畳している。
これはバイアス手段10の磁気回路のヒステリシス特性
や駆動開始時の摺動抵抗を軽減するためである。19は
湯と水の混合部であり、混合後は流量調節開閉弁20を
介して出湯されるが、その温度は混合湯温検出手段(例
えばサーミスタ)15によって、またその流量は流量検
出手段16によって検出され、設定手段17の値に一致
させるべく制御手段18がバイアス手段10と流量調節
開閉弁駆動手段21を付勢し温度調節を行なう。
【0004】また湯流路の上流には湯を供給する給湯機
が接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、混合湯温を繰り返し変化する場合、設定
温度が低すぎると湯流路1の流量が減り給湯機の点火流
量を下回ると失火して湯を供給できなくなる。このため
混合湯は設定温度を維持できなくなり不快である。
【0006】本発明はかかる従来の課題を解消するもの
で給湯機が失火して湯温が下がると湯温を維持するため
混合弁の湯量を多くするため混合弁駆動手段の駆動量が
大きくなるこの値を検出して給湯機の能力にあわせ設定
温度の最低値を大きくし湯流路の流量を多くし給湯機が
失火しないようにすることを第1の目的とする。
【0007】さらに、流量を繰り返し変化させる場合、
設定流量が低すぎると湯流路の流量が減り給湯機の点火
流量を下回ると失火して湯を供給できなくなる。このた
め混合湯は設定温度を維持できなくなり不快である。
【0008】本発明の第2の目的は給湯機が失火して湯
温が下がると湯温を維持するため混合弁の湯量を多くす
るため混合弁駆動手段の駆動量が大きくなるため、この
値を検出して給湯機の能力にあわせ設定流量の最低値を
大きくし湯流路の流量を多くし給湯機が失火しないよう
にすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の湯水混合制御装置は、湯流路および水流路
と、前記湯流路および前記水流路の流量を調節する混合
弁と、前記混合弁を駆動する混合弁駆動手段と、前記混
合弁駆動手段の駆動量を制御する制御手段と、混合湯温
を検出する混合湯温検出手段と、前記混合弁駆動手段の
駆動量を検出する駆動量検出手段と、少なくとも2つの
設定温度を記憶する記憶手段とからなり、前記制御手段
は前記記憶手段の設定温度を時間的に切り替える湯温制
御手段と、前記駆動量検出手段の信号に応じて前記記憶
手段の設定温度を変更する再設定手段を有する構成とし
たものである。
【0010】また第2の目的を達成するために本発明の
湯水混合制御装置は、湯流路および水流路と、前記湯流
路および前記水流路の流量を調節する混合弁と、前記混
合弁を駆動する混合弁駆動手段と、前記混合弁の下流で
混合湯の流量を調節する流量調節弁と、前記流量調節弁
を駆動する流量調節弁駆動手段と、前記混合弁駆動手段
および前記流量調節弁駆動手段の駆動量を制御する制御
手段と、前記混合弁駆動手段の駆動量を検出する駆動量
検出手段と、少なくとも2つの設定流量を記憶する記憶
手段とからなり、前記制御手段は前記記憶手段の設定流
量を時間的に切り替える流量制御手段と、前記駆動量検
出手段の信号に応じて前記記憶手段の設定流量を変更す
る再設定手段を有する構成としたものである。
【0011】
【作用】本発明は、上記した構成により、繰り返し湯温
を変更する場合、湯温を維持できなくなると設定温度の
最低値を上昇し、給湯機の能力にあわせ設定温度の最低
値を大きくし混合湯温の安定化を図るものである。
【0012】さらに、繰り返し流量を変化する場合、湯
温を維持できなくなると設定温度の最低値を上昇し、給
湯機の能力にあわせ設定温度の最低値を大きくし混合湯
温の安定化を図るものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は湯水混合制御装置の断面図で、従来例の図
10と同一構造で同一作用をする部分には同一符号を付
して詳細な説明を省略している。22は付勢手段で、自
動調圧弁3と付勢手段22で混合弁23を形成する。2
4は前記付勢手段22の力と対向して可変バイアス力を
混合弁23に付与する混合弁駆動手段である。混合弁駆
動手段24は、磁性体からなる第1のプランジャ25
と、前記第1のプランジャ25の周りに防水および絶縁
された第1のコイル26を有し、前記第1のコイル26
は制御手段18に接続されている。混合湯温は混合湯温
検出手段15によって検出する。
【0014】流量は混合部19より下流において流量調
節弁20により調節する。流量調節弁20は弁きょう体
27と、この弁きょう体内に流量を調節する円錐状の流
量制御弁体28とそれに対応する弁座29を設けてい
る。流量制御弁体28と流体の1次圧(混合部19の圧
力)とバランスをとるため、可撓性受圧体としての溝付
ダイヤフラム30を流量制御弁体28と弁きょう体27
の間に連結しており、さらに溝30aを深くして、流量
制御弁体28のリフト量にかかわらず、有効受圧面積が
前記弁座29の口径と常に等しくなるように構成してい
る。ダイヤフラム30で1次側と完全に仕切られた背圧
室31と前記流量制御弁体28の2次側とは、連通孔3
2により連通している。流量制御弁体28は、付勢手段
33としてのスプリング34により、弁座29に当接す
る方向に付勢されている。また、第2のコイル35と、
一方の端面を密閉したパイプ36があり、第2のコイル
35への通電量により駆動される第2のプランジャ37
がパイプ36内を摺動する。第2のプランジャ37はシ
ャフト38を介して流量制御弁体28と連動する構成と
なっている。第2のコイル35、パイプ36および第2
のプランジャ37で流量調節弁駆動手段21を形成して
いる。
【0015】上記構成において、制御手段18は第2の
コイル35への通電量を制御することにより流量を調節
するもので、流量を零(停止)とするには、制御手段1
8は第2のコイル35への通電を切ることで、スプリン
グ34により付勢された流量制御弁体28は弁座29に
当接し、流体は流れなくなる。第2のコイル35に通電
すると、第2のプランジャ37を吸引あるいは押しだ
し、スプリング34の付勢力に対抗して、流量制御弁体
28をリフトさせ、流体(混合湯)が流れ始める。つま
り、制御手段18は第2のコイル35への通電量を変え
ることにより、流量制御弁体28を任意のリフト量に調
節し、流量を制御するものである。
【0016】図2は制御手段18の例である。41は混
合湯温検出手段15と設定手段17の信号を入力し混合
弁23の駆動量を演算する湯温制御手段、42は前記湯
温制御手段41の信号により混合弁駆動手段(第1のコ
イル)26の駆動量を設定する第1の駆動量設定手段、
43は設定温度を記憶している記憶手段、44は湯温制
御手段41からの信号により時間を計測し記憶手段43
の設定手段に信号をだすタイマ手段、45は第1の駆動
量設定手段42の出力を監視している駆動量検出手段、
46は駆動量検出手段45の信号により湯温制御手段4
1を通して記憶手段43の設定温度を変更する再設定手
段、47は設定手段17の信号を入力し流量調節弁20
の駆動量を演算する流量制御手段、48は前記流量制御
手段47の信号により流量調節弁駆動手段21の駆動量
を設定する第2の駆動量設定手段である。
【0017】次に本発明の構成の動作を説明する。温度
調節を行なう場合、制御手段18から第1のコイル26
に電流を流すと、磁性体からなる第1のプランジャ25
はフレミングの法則により弁軸8にバイアス力を付与す
る。このバイアス力と付勢手段22の付勢力がつりあっ
たところで自動調圧弁3はバランスする。したがって、
第1のコイル26に流す電流を変化することにより自動
調圧弁3のバランス点を移動することができる。例え
ば、電流の小さい場合は付勢手段22の力の方が強いた
め湯側弁体4より水側弁体6の方が大きく開き、出湯温
度が低くなる。電流を大きくすると付勢手段22の力に
対向してプランジャ25を押し出すことにより湯側弁体
4が開きだし結果的に出湯温度が高くなる。このように
して、制御手段18は混合湯温検出手段15の信号と設
定手段17の信号を入力することにより出湯温度が設定
温度になるように湯温制御手段41、第1の駆動量設定
手段42により第1のコイル26に流す電流を可変し混
合弁23を調節する。
【0018】通常の出湯時においてはあらかじめ設定さ
れた温度(もしくは設定手段17により設定した温度:
以下設定温度Tsとする)に混合湯温検出手段15によ
り検出した温度が一致するように湯温制御手段41は駆
動量を設定して第1の駆動量設定手段42を介して第1
のコイル26を流れる電流を調節している。ここで設定
手段17より湯温を繰り返し変化して出湯するよう要求
があると、制御手段18の内部では湯温制御手段41が
タイマ手段の信号を出す。タイマ手段44はこの信号に
より時間計測を開始しあらかじめ設定していた時間にな
ると記憶手段43に信号を送出する、記憶手段43はこ
の信号により記憶してある設定温度を変更する。これに
よって湯温を繰り返し変化して出湯することが可能であ
る。
【0019】上記の過程において、出湯温度を繰り返し
変化して使用する場合、設定温度が低すぎると湯流路1
の流量が減り給湯機の点火流量を下回ると失火して湯を
供給できなくなる。このため混合湯は設定温度を維持で
きなくなり不快であった。
【0020】そこで本発明は上記の現象を防ぐために次
のような手段を講じている。設定手段17より湯温を繰
り返し変化して出湯するよう要求があると、記憶手段4
3により設定温度を変更して湯温を変更しているが、こ
の場合第1の駆動量設定手段42の出力信号を駆動量検
出手段45で監視しあらかじめ設定してある値より大き
くなると再設定手段46を介して記憶手段43の設定温
度の最低値を高くする。これを、図2のブロック図と図
3の出力特性図を用いて説明する。
【0021】図3の時刻t1において設定手段17から
湯温の繰り返しを要求され上記の動作を始めると、設定
温度が低い場合、湯流路1の上流に設置してある給湯機
40の能力限界まで湯量が減ると給湯機は失火してしま
う。このため湯流路1の湯温は図3(a)のように低下
してくる。(給湯機が失火しても実際は湯流路1の途中
で湯温がなまってしまうため急には温度が低下してこな
い。)この状態で記憶手段45の設定値を図3(c)の
p1とp2の間で繰り返していると、この温度を維持し
ようと混合弁駆動手段24の駆動量はだんだんと大きく
なってくる。しかし、湯流路1の温度が低くなるため混
合湯温は図3(d)のようにだんだん低くなってしま
う。したがって、混合弁駆動手段24の駆動量が大きく
なり、あらかじめ定めた値(ここでは図3(b)のx)
より大きくなると駆動量検出手段45は湯温制御手段4
1を介して再設定手段46に信号を送出する。再設定手
段46はこの信号を受けると記憶手段43の設定温度の
最低値を上昇させる。これにより、設定値は図3(c)
のp2からp3に変化する。設定温度が上昇したことに
より湯流路1の湯量も増加し給湯機も安定して動作する
ことができ、湯流路1の湯温は図3(a)のように大き
く下がってくることは無くなる。湯流路1の湯温が安定
するため混合湯温も図3(d)のように最低温度は少し
上昇するが安定した繰り返し出湯を得ることができる。
【0022】もし、記憶手段の最低値を図3(c)p2
からp3に変化しなかった場合は、設定温度が低く湯流
路1の上流に設置してある給湯機40の能力限界まで湯
量が減ったため給湯機40が失火、着火を繰り返すため
図3の破線で示すように湯流路の湯温は周期的に低温
(図3(a))になり、それに連動して混合湯温も所定
の温度を得ることができなくなる(図3(d))。この
ため混合湯は設定温度を維持できなくなり不快である。
さらに、この動作を繰り返すと給湯機は頻繁に失火、着
火を繰り返し給湯機本体に寿命を縮めるとともに、この
失火および着火動作は騒音や臭気を伴い付近に迷惑を及
ぼすことになる。
【0023】また本発明の他の実施例について図1、図
4、図5にしたがい説明する。なお、上記実施例におけ
る図2の制御手段と同一構造で同一作用をする部分には
同一符号を付して詳細な説明を省略し異なる部分を中心
に説明する。図4においては49は設定流量を記憶して
いる記憶手段、50は流量制御手段47からの信号によ
り時間を計測し記憶手段49の設定手段に信号を出すタ
イマ手段、51は第1の駆動量設定手段42の出力を監
視している駆動量検出手段、52は駆動量検出手段51
の信号により流量制御手段47を通して記憶手段49の
設定温度を変更する再設定手段である。ここで、出湯流
量を繰り返し変化して使用する場合、設定流量が低すぎ
ると湯流路1の流量が減り給湯機の点火流量を下回ると
失火して湯を供給できなくなる。このため混合湯は設定
温度を維持できなくなり不快であった。
【0024】そこで上記の現象を防ぐために次のような
手段を講じている。設定手段17より流量を繰り返し変
化して出湯するよう要求があると、記憶手段49により
設定流量を変更しているが、この場合第1の駆動量設定
手段42の出力信号を駆動量検出手段51で監視しあら
かじめ設定してある値より大きくなると再設定手段52
を介して記憶手段49の設定流量の最低値を高くする。
これを、図4のブロック図と図5の出力特性図を用いて
説明する。
【0025】図5の時刻t1において設定手段17から
流量の繰り返しを要求されると、設定温度が低い場合、
湯流路1の上流に設置してある給湯機40の能力限界ま
で湯量が減ると給湯機は失火してしまう。このため湯流
路1の湯温は図5(a)のように低下してくる。この状
態で記憶手段49の設定値を図5(c)のq1とq2の
間で繰り返していると、混合湯温を維持しようと混合弁
駆動手段24の駆動量はだんだんと大きくなってくる。
しかし、湯流路1の温度が低くなるため混合湯温は図5
(d)のようにだんだん低くなってしまう。したがっ
て、混合弁駆動手段24の駆動量が大きくなり、あらか
じめ定めた値(ここでは図5(b)のy)より大きくな
ると駆動量検出手段51は流量制御手段47を介して再
設定手段52に信号を送出する。再設定手段52はこの
信号を受けると記憶手段49の設定温度の最低値を上昇
する。これにより、設定値は図5(c)のq2からq3
に変化する。設定流量が上昇したことにより湯流路1の
湯量も増加し給湯機も安定して動作することができ、湯
流路の湯温は図5(a)のように大きく下がってくるこ
とは無くなる。湯流路1の湯温が安定するため混合湯温
も図5(d)のように安定し、流量の繰り返し出湯を続
けることができる。
【0026】もし、記憶手段49の最低値を図5(c)
q2からq3に変化しなかった場合は、設定流量が少な
く湯流路1の上流に設置してある給湯機40の能力限界
まで湯量が減ったため給湯機40は失火、着火を繰り返
し図5の破線で示すように湯流路の湯温は周期的に低温
(図5(a))になり、それに連動して混合湯温も所定
の温度を得ることができなくなる。(図5(d))この
ため混合湯は一定温度を維持できなくなり不快である。
さらに、この動作を繰り返すと給湯機は頻繁に失火、着
火を繰り返し給湯機本体に寿命を縮めるとともに、この
失火および着火動作は騒音や臭気を伴い付近に迷惑を及
ぼすことになる。
【0027】上記の実施例によれば出湯温度の安定を図
るとともに、湯流路1の上流に設置した給湯機40の寿
命を縮めることなく使用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明の湯水混合制御装置
によれば、設定手段より湯温を繰り返し変化して出湯す
るよう要求があると、記憶手段により設定温度を変更し
て湯温を変更しているが、第1の駆動設定手段の出力信
号を駆動量検出手段で監視し、あらかじめ設定してある
値より大きくなると再設定手段を介して記憶手段の設定
温度の最低値を高くすることができるから、これによ
り、湯流路の湯量も増加し給湯機も安定して動作するこ
とができ、最低温度は少し上昇するが安定した湯温の繰
り返し出湯を得ることができる。
【0029】また、請求項2記載の発明によれば設定流
量を時間的に変更して出湯する場合は混合弁駆動手段の
駆動量を監視しあらかじめ設定してある値より大きくな
ると再設定手段を介して記憶手段の設定流量の最低値を
多くすることができるから、これにより、湯流路の湯量
も増加し給湯機も安定して動作することができ、安定し
た流量の繰り返し出湯を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の湯水混合制御装置の一実施例を示す断
面図
【図2】同湯水混合制御装置の制御ブロック図
【図3】(a)は同湯水混合制御装置における湯流路の
温度変化の図 (b)は同湯水混合制御装置における混合弁駆動手段の
駆動量の図 (c)は同湯水混合制御装置における設定温度の図 (d)は同湯水混合制御装置における混合湯温の図
【図4】同装置の第2の実施例の制御ブロック図
【図5】(a)は同装置の第2の実施例における湯流路
の温度変化の図 (b)は同装置の第2の実施例における混合弁駆動手段
の駆動量の図 (c)は同装置の第2の実施例における設定温度の図 (d)は同装置の第2の実施例における混合湯温の図
【図6】従来の湯水混合制御装置の構成図
【符号の説明】
1 湯流路 2 水流路 15 混合湯温検出手段 17 設定手段 18 制御手段 21 流量調節弁駆動手段 23 混合弁 24 混合弁駆動手段 41 湯温制御手段 43,49 記憶手段 44,50 タイマ手段 45 駆動量検出手段 46,52 再設定手段 47 流量制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 玄道 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 橋本 雅文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湯流路および水流路と、前記湯流路および
    前記水流路の流量を調節する混合弁と、前記混合弁を駆
    動する混合弁駆動手段と、前記混合弁駆動手段の駆動量
    を制御する制御手段と、混合湯温を検出する混合湯温検
    出手段と、前記混合弁駆動手段の駆動量を検出する駆動
    量検出手段と、少なくとも2つの設定温度を記憶する記
    憶手段とからなり、前記制御手段は前記記憶手段の設定
    温度を時間的に切り替える湯温制御手段と、前記駆動量
    検出手段の信号に応じて前記記憶手段の設定温度を変更
    する再設定手段を有する湯水混合制御装置。
  2. 【請求項2】湯流路および水流路と、前記湯流路および
    前記水流路の流量を調節する混合弁と、前記混合弁を駆
    動する混合弁駆動手段と、前記混合弁の下流で混合湯の
    流量を調節する流量調節弁と、前記流量調節弁を駆動す
    る流量調節弁駆動手段と、前記混合弁駆動手段および前
    記流量調節弁駆動手段の駆動量を制御する制御手段と、
    前記混合弁駆動手段の駆動量を検出する駆動量検出手段
    と、少なくとも2つの設定流量を記憶する記憶手段とか
    らなり、前記制御手段は前記記憶手段の設定流量を時間
    的に切り替える流量制御手段と、前記駆動量検出手段の
    信号に応じて前記記憶手段の設定流量を変更する再設定
    手段を有する湯水混合制御装置。
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