JP2833300B2 - 湯水混合制御装置 - Google Patents

湯水混合制御装置

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JP2833300B2 JP30733691A JP30733691A JP2833300B2 JP 2833300 B2 JP2833300 B2 JP 2833300B2 JP 30733691 A JP30733691 A JP 30733691A JP 30733691 A JP30733691 A JP 30733691A JP 2833300 B2 JP2833300 B2 JP 2833300B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は湯と水の混合比率を調整
し最適な混合湯温を得る湯水混合制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来この種の湯水混合装置は図4に示す
ようなものがあった。(例えば、特開平1−31227
9号公報)図4において、1は湯流路、2は水流路であ
り、各流路に関連して自動調圧弁3が設けられている。
自動調圧弁3は、湯流路1の1次圧力PH1を減圧する
湯側弁体4、湯側弁座5と、水流路2の1次圧力PC1
を減圧する水側弁体6、水側弁座7と、湯側弁体4と水
側弁体6を連結する弁軸8と、湯と水の減圧後の1次圧
PH1,PC1の圧力差で動作するピストン9とで構成
されておる。そして、湯または水の圧力が急変してもそ
の圧力で自動調圧弁3が移動し、湯と水の2次圧PH2
とPC2とが常に等しく保たれるように作用する。さら
に弁軸8にバイアス手段10が設けられ、バイアス手段
10は弁軸8の端部に結合され、ボビン11とそのボビ
ン11上に巻回され絶縁されたコイル12およびコイル
12をはさむように設けられた永久磁石13を有し、前
記コイル12は可撓部14を介して制御手段18に接続
されている。
【0003】制御手段18からコイル12に電流を流す
と、その電流は永久磁石13によって発生している磁界
を横切るのでフレミングの法則によって弁軸8にバイア
ス力が付与される。このためバイアス力の分だけ自動調
圧点がずれ、例えば湯と水の2次圧PH2とPC2とが
2:1の点で常に調圧されるようになっており、結果的
に出湯温度が高くなる。このようにコイル12への電流
を変化することにより混合湯温を変える。19は湯と水
の混合部であり、混合後は流量調節開閉弁20を介して
出湯されるが、その温度は混合湯温検出手段(例えばサ
ーミスタ)15によって、またその流量は流量検出手段
16によって検出され、設定手段17の値に一致させる
べく制御手段18がバイアス手段10と流量調節開閉弁
駆動手段21を付勢し温度調節を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、流量調節開閉弁20がソレノイド駆動型
であると出湯中は常に電流を流している。したがって、
混合湯温を高くするためコイル12に電流を多く流し、
かつ流量を多くとるため流量調節開閉弁駆動手段21
(この場合もコイル)に電流を多く流すとコイル部分の
発熱は大きくなる。コイルや流量調節開閉弁駆動手段2
1を駆動するための制御手段18がこの付近にあると熱
のため電子部品の寿命が短くなってしまう。さらにコイ
ル自身も発熱のため寿命を縮めてしまう。
【0005】本発明はかかる従来の課題を解消するもの
で流量調節開閉弁駆動手段21の駆動量が一定量を越
え、さらにその越えている時間が予め定めた値を越える
と駆動量を減らしコイルの発熱を抑えることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の湯水混合制御装置は、湯流路および水流路
と、前記湯流路および前記水流路の流量を調節する混合
弁と、流量調節開閉弁と、前記流量調節開閉弁を駆動す
る流量調節開閉弁駆動手段と、流量を設定する設定手段
と、前記流量調節開閉弁駆動手段に駆動信号を出力する
制御手段とからなり、前記制御手段は前記流量調節開閉
弁駆動手段への駆動信号が予め定めた値を越え一定時間
経過すると駆動信号を一定量減らす流量調節開閉弁制御
手段を有する構成としたものである。
【0007】
【作用】本発明は、上記した構成により、流量調節開閉
弁駆動手段への駆動信号が予め定めた値を越え一定時間
経過すると駆動信号を一定量減らし発熱を抑えるもので
ある。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は湯水混合制御装置の断面図で、従来例の図
4と同一部分には同一符合を付して詳細な説明を省略し
ている。22は付勢手段で、自動調圧弁3と付勢手段2
2で混合弁23を形成する。24は前記付勢手段22の
力と対向して可変バイアス力を混合弁23に付与する混
合弁駆動手段である。混合弁駆動手段24は、磁性体か
らなる第1のプランジャ25と、前記第1のプランジャ
25の周りに防水および絶縁された第1のコイル26を
有し、前記第1のコイル26は制御手段18に接続され
ている。混合湯温は混合湯温検出手段15によって検出
する。流量は混合部19より下流において流量調節開閉
弁20により調節する。流量調節開閉弁20は弁きょう
体27と、この弁きょう体内に流量を調節する円錐状の
流量制御弁体28とそれに対応する弁座29を設けてい
る。流量制御弁体28と流体の1次圧(混合不9の圧
力)とバランスをとるため、可撓性受圧体としての溝付
ダイヤフラム30を流量制御弁体28と弁きょう体27
の間に連結しており、さらに溝30aを深くして、流量
制御弁体28のリフト量にかかわらず、有効受圧面積が
前記弁座29の口径と常に等しくなるように構成してい
る。ダイヤフラム30で1次側と完全に仕切られた背圧
室31と前記流量制御弁体28の2次側とは、連通孔3
2により連通している。流量制御弁体28は、付勢手段
33としてのスプリング34により、弁座29に当接す
る方向に付勢されている。また、第2のコイル35と、
一方の端面を密閉したパイプ36があり、第2のコイル
35への通電量により駆動される第2のプランジャ37
がパイプ36内を摺動する。第2のプランジャ37はシ
ャフト38を介して流量制御弁体28と連動する構成と
なっている。第2のコイル35、パイプ36および第2
のプランジャ37で流量調節開閉弁駆動手段21を形成
している。そして、第2のコイル35は制御手段18に
接続してある。
【0009】図2は制御手段18の例である。39は混
合湯温検出手段15と設定手段17の信号を入力し混合
弁23の駆動量を演算する混合弁制御手段、40は前記
混合弁制御手段39の信号により混合弁駆動手段(第1
のコイル)26の駆動量を設定する第1の駆動量設定手
段、41は設定手段17の信号を入力し流量調節開閉弁
20の駆動量を演算する流量調節開閉弁駆動手段、42
は前記流量調節開閉弁制御手段41の信号により流量調
節開閉弁駆動手段21の駆動量を設定する第2の駆動量
設定手段、43は流量調節開閉弁制御手段41の出力が
予め設定した値を越えると時間計測を始めその計測時間
が一定時間を越えると流量調節開閉弁制御手段41に信
号を送出するタイマ手段である。
【0010】次に本発明の構成の動作を説明する。温度
調節を行なう場合、制御手段18から第1のコイル26
に電流を流すと、磁性体からなる第1のプランジャ25
はフレミングの法則により弁軸8にバイアス力を付与す
る。このバイアス力と付勢手段22の付勢力がつりあっ
たところで自動調圧弁3はバランスする。したがって、
第1のコイル26に流す電流を変化することにより自動
調圧弁3のバランス点を移動することができる。例え
ば、電流の小さい場合は付勢手段22の力の方が強いた
め湯側弁体4より水側弁体6の方が大きく開き、出湯温
度が低くなる。電流を大きくすると付勢手段22の力に
対向してプランジャ25を押し出すことにより湯側弁体
4が開きだし結果的に出湯温度が高くなる。このように
して、制御手段18は混合湯温検出手段15の信号と設
定手段17の信号を入力することにより出湯温度が設定
温度になるように混合弁制御手段39、第1の駆動量設
定手段40により第1のコイル26に流す電流を可変し
混合弁23を調節する。
【0011】制御手段18はさらに第2のコイル35へ
の通電量を制御することにより流量を調節する。第2の
コイル35への通電を切ることで、スプリング34によ
り付勢された流量制御弁体28は弁座29に当接し、流
体は流れなくなる。第2のコイル35に通電すると、第
2のプランジャ37を吸引あるいは押しだし、スプリン
グ34の付勢力に対抗して、流量制御弁体28をリフト
させ、流体(混合湯)が流れ始める。つまり、制御手段
18は第2のコイル35への通電量を変えることによ
り、流量制御弁体28を任意のリフト量に調節し、流量
を制御するものである。
【0012】通常の出湯を行っている場合は以上のよう
な方法で問題は生じないが、風呂等の湯張りを行なって
いると流量調節開閉弁20を全開にして長時間大流量を
流していることがある。この場合第2のコイルには大電
流を長時間供給することになり、コイル部分が発熱し高
温になり寿命等の信頼性を考えると危険であった。
【0013】そこで本発明は上記の現象を防ぐため次の
ような手段を講じている。通常の出湯時においては図3
(a)のように時刻t0において制御手段18が設定手
段17から出湯を要求する信号を入力すると第1のコイ
ル26、第2のコイル35に電流を供給し所望の温度、
流量になるよう制御を開始する。時間t1までのように
流量をあまり必要としない場合は流量調節開閉弁制御手
段41の出力も小さく、その結果第2のコイル35に流
れる電流が図3(a)のIbとなる。流量をたくさん必
要となり時刻t1に設定手段17から流量調節開閉弁を
開く要求が発生し第2のコイル35にながれる電流がI
aになるとコイル周辺の温度上昇は大きくなってくる。
しかし、大電流を流している時間がt1からt2までの
時間T1が、あらかじめ設定された値(ここではTとす
る)より短い場合はコイル周辺温度はあまり高くならず
問題は生じない。
【0014】大電流を長時間供給する場合を図3(b)
を用いて説明する。時刻t3において制御手段18が設
定手段17から出湯を要求する信号を入力すると第1の
コイル26、第2のコイル35に電流を供給し所望の温
度、流量になるよう制御を開始する。流量をたくさん必
要とするためコイル周辺温度はt3から急峻に立ち上が
ってくる。このため第2のコイル35に流す電流をその
ままにしておくとコイル周辺部の温度が高くなりすぎて
危険である。そこで流量調節開閉弁制御手段41の出力
が予め設定した値を越えると(ここではその結果電流が
Iaを越えると)タイマ手段43に信号を送出しタイマ
手段43は時間計測を開始する。タイマ手段は流量調節
開閉弁制御手段41の出力が予め設定した値を越えてい
るかぎり時間計測を続ける。そして、流量調節開閉弁制
御手段41の出力が一定値を越えその継続時間が予め定
めた時間(ここでは時間T)を越えるとタイマ手段43
は流量調節開閉弁制御手段41に信号を送出する。流量
調節開閉弁制御手段41はタイマ手段43からの信号を
入力すると設定手段の値に関わらず第2のコイル35に
流す電流を一定量減らすよう第2の駆動量設定手段42
に信号を出す。その結果、時刻t4からは電流がIaか
ら一定量小さくなり、コイル周辺の温度上昇もゆるやか
で温度自体も安全を保証する温度Tmp(max)を越
えることがなくなる。したがって、コイル部分の発熱は
抑えられコイルやその付近にある機器(例えば制御手段
18の電子部品)の寿命を縮めることが無くなり、信頼
性が向上する。
【0015】もし以上の処理を行なわないと時間Tを経
過しても第2のコイル35に流す電流をIaのまま維持
するためコイル周辺温度は図3(b)の点線のように安
全を保証する温度Tmp(max)を越えてしまい危険
である。
【0016】上記の実施例では、第2のコイルに流す電
流を間接的に流量調節開閉弁制御手段41の出力から判
断しタイマ手段43を動作しているが、図2に示してい
るように第2の駆動量設定手段42の出力を直接監視し
タイマ手段43を動作してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の湯水混合制御装置
によれば、流量調節開閉弁駆動手段の駆動量が一定量を
越え、かつその越えている継続時間が予め定めた値を越
えると駆動量を減らしコイルの発熱を抑えるためコイル
自体やその付近にある機器(例えば制御手段18の電子
部品)の熱劣化による寿命を縮めることが無くなり、信
頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の湯水混合制御装置の一実施例を示す断
面図
【図2】同湯水混合制御装置の制御ブロック図
【図3】(a)は同装置の通常量の出湯時における出力
特性図 (b)は同装置の大量の出湯時における出力特性図
【図4】従来の湯水混合制御装置の断面図
【符号の説明】
1 湯流路 2 水流路 3 自動調圧弁(混合弁) 15 混合湯温検出手段 17 設定手段 18 制御手段 19 混合部 20 流量調節開閉弁 21 流量調節開閉弁駆動手段 24 混合弁駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 城戸内 康夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−10426(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05D 7/06 G05D 23/13 G05B 9/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湯流路および水流路と、前記湯流路および
    前記水流路の流量を調節する混合弁と、流量調節開閉弁
    と、前記流量調節開閉弁を駆動する流量調節開閉弁駆動
    手段と、流量を設定する設定手段と、前記流量調節開閉
    弁駆動手段に駆動信号を出力する制御手段とからなり、
    前記制御手段は前記流量調節開閉弁駆動手段への駆動信
    号が予め定めた値を越え一定時間経過すると駆動信号を
    一定量減らす流量調節開閉弁制御手段を有する湯水混合
    制御装置。
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