JPH06131022A - 部品搭載装置の制御方法及び装置 - Google Patents

部品搭載装置の制御方法及び装置

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JPH06131022A
JPH06131022A JP4281678A JP28167892A JPH06131022A JP H06131022 A JPH06131022 A JP H06131022A JP 4281678 A JP4281678 A JP 4281678A JP 28167892 A JP28167892 A JP 28167892A JP H06131022 A JPH06131022 A JP H06131022A
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
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  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つのサーボ制御システムを用いて同一方向
の主軸を駆動する際に、2つのサーボ制御システムのい
ずれか一方に故障が生じた場合でも、その故障を迅速か
つ正確に検出し、ひずみやクラックなど発見しにくいY
軸の破損を未然に防止して、安全性と信頼性を向上す
る。 【構成】 第1リニアスケール及び第2リニアスケール
でそれぞれ第1サーボ制御システムと第2サーボ制御シ
ステムの移動量を検出し、これらのリニアスケールから
送出されるフィードバックパルス信号の差をアップダウ
ンカウンタでデジタル信号として検出し、該検出信号が
所定のリミット値を超えた時に、第1サーボ制御システ
ムと第2サーボ制御システムの駆動電源をオフにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路基板上に所定の電
子部品を装着するための部品搭載装置(いわゆるチップ
マウンタ)を制御する部品搭載装置の制御方法及び装置
に係り、特に、2つのサーボ制御システムを用いて同一
方向の主軸を駆動する際に用いるのに好適な、2つのサ
ーボ制御システムのいずれか一方に故障が生じた場合で
も、その故障を迅速かつ正確に検出し、ひずみやクラッ
クなど発見しにくい主軸の破損を未然に防止して、安全
性と信頼性を向上することができる部品搭載装置の制御
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回路基板上に所定の電子部品を装着する
ための部品搭載装置として、図3に示す如く、電子部品
10を保持したマトリックス・トレイなどの部品供給体
12と、この部品供給体12を載置し必要に応じて交換
する部品供給体支持装置(図示せず)と、該部品供給体
装置上の所定の吸着位置において電子部品10を吸着し
て回路基板上14上の所定位置へ装着する吸着ノズル1
6とを有する装置が知られている(例えば、特願平1−
34849や特願平3−97793)。
【0003】吸着ノズル16はXY方向に移動可能なヘ
ッド18に取り付けられ、ヘッド18自体は、回路基板
14上の部品搭載位置情報及び部品吸着位置の位置情報
を記憶する記憶装置からの情報に基づいて駆動されてい
る。又、回路基板14は、基板搬送装置20上に設けら
れたガイド上に載置されている。
【0004】更に、22はヘッド18をXY方向に移動
させるためのXYロボット、24は部品の位置を画像で
正確に認識して補正するための画像装置である非接触セ
ンタリングユニット(以下、TLCと称する)、26は
TLC24の画像処理装置である。
【0005】このような構成からなる従来の部品搭載装
置において、ノズル16により電子部品10を吸着して
から回路基板14に搭載するまでにヘッド18が移動す
る距離を最短とする、最短距離のパスを実現する吸着・
搭載順序を行うなどして、吸着・搭載速度を向上させて
生産性を向上させるための最適化などが図られていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来例においては、XYロボット22のY軸であ
る主軸にサーボモータが1個しか装着されておらず、該
主軸が動作して停止する間に主軸の左右において撓みが
生じていた。このため、主軸が目標位置に停止する時
に、フリーの状態にある主軸の一端が上記撓みによって
振動し、主軸の静定に長時間を要するという問題があっ
た。
【0007】一方、主軸の静定時間を短縮するため、主
軸の左右にそれぞれサーボモータを装着し、これら2つ
のサーボモータを同時に駆動させることによって、主軸
の撓みを防止することも考えられる。しかし、主軸の左
右にそれぞれ装着された2つのサーボモータが同時に作
動するため、いずれか一方のサーボモータが故障する
と、主軸の両端に大きな位置ずれが生ずるという問題が
あった。
【0008】また、このような位置ずれの状態が持続す
ると、作動中のサーボドライバが過負荷を検出したり、
該サーボドライバ自身の温度異常が検出されるまで主軸
に大きな力が加わり、その結果、ねじれやクラックなど
の破損が生ずるという問題があった。
【0009】本発明は、かかる状況に鑑み、上述のよう
な従来例の問題などを解消せんとして成されたものであ
り、2つのサーボ制御システムのいずれか一方に故障が
生じた場合でも、その故障を迅速かつ正確に検出し、ひ
ずみやクラックなど発見しにくい主軸の破損を未然に防
止して、安全性と信頼性を向上することができる部品搭
載装置の制御方法及び装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を達成するための手段】本発明は、2つのサーボ
制御システムを用いて同一方向の主軸を駆動する際の部
品搭載装置の制御方法において、第1リニアスケール及
び第2リニアスケールでそれぞれ第1サーボ制御システ
ムと第2サーボ制御システムによる主軸の移動量を検出
し、これらのリニアスケールから送出されるフィードバ
ックパルス信号の差をアップダウンカウンタでデジタル
信号として検出し、該検出信号が所定のリミット値を超
えた時に、第1サーボ制御システムと第2サーボ制御シ
ステムの駆動電源をオフにすることにより、前記課題を
解決したものである。
【0011】同様にして、本発明は、2つのサーボ制御
システムを用いて同一方向の主軸を駆動する部品搭載装
置の制御装置において、位置制御用の第1偏差カウン
タ、第1サーボドライバ、第1サーボモータ、および第
1サーボ制御システムによる主軸の移動量を検出する第
1リニアスケールを有する第1サーボ制御システムと、
位置制御用の第2偏差カウンタ、第2サーボドライバ、
第2サーボモータ、および第2サーボ制御システムによ
る主軸の移動量を検出する第2リニアスケールを有する
第2サーボ制御システムと、前記第1及び第2リニアス
ケールから送出されるフィードバックパルス信号の差を
デジタル信号として検出するアップダウンカウンタとを
具備し、該検出信号が所定のリミット値を超えた時に、
前記第1サーボ制御システムと第2サーボ制御システム
の駆動電源をオフにすることにより、前記課題を解決し
たものである。
【0012】
【作用】本発明においては、サーボON信号により例え
ばフリップフロップがセットされてリレーが作動し、第
1サーボ制御システムと第2サーボ制御システムに電源
が供給される。この状態で、パルスジェネレータが第1
サーボ制御システムと第2サーボ制御システムに対して
共通の位置指令パルス信号を出力すると、第1サーボモ
ータと第2サーボモータが回転してXYロボットの主軸
が移動する。
【0013】又、第1リニアスケールは、第1サーボ制
御システムによる第1主軸の移動量を検出して、該移動
量に対応したフィードバックパルス信号を送出する。こ
のフィードバックパルス信号は、第1偏差カウンタの反
転入力端子とアップダウンカウンタのdown入力端子
に入力される。
【0014】同様にして、第2リニアスケールは、第2
サーボ制御システムによる第2主軸の移動量を検出し
て、該移動量に対応したフィードバックパルス信号を送
出する。このフィードバックパルス信号は、第2偏差カ
ウンタの反転入力端子とアップダウンカウンタのup入
力端子に入力される。
【0015】アップダウンカウンタは、第1サーボ制御
システムと第2サーボ制御システムから送出された同一
方向の主軸(第1主軸と第2主軸)の移動量の差を絶対
値としてカウントする。
【0016】この状態で、第1サーボ制御システムと第
2サーボ制御システムのいずれかのシステムに故障が生
ずると、アップダウンカウンタのカウント値が増加す
る。このカウント値が予め設定されているリミット値を
超えると、アップダウンカウンタの出力信号によってフ
リップフロップがリセットされ、リレーがオフとなる。
【0017】このため、第1サーボ制御システムと第2
サーボ制御システムの電源がオフとなり、その結果、第
1サーボモータと第2サーボモータが停止する。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て詳細に説明する。
【0019】図1は本実施例の要部である部品搭載装置
のXYロボット周辺部分を説明するための要部構成説明
図であり、図中、18′は図3のヘッド18と同一のヘ
ッド、28はX軸、30a、30bはXYロボッの主軸
である第1及び第2Y軸、32はベルト34を介してX
軸28の方向にヘッド18′を移動させるためのX軸モ
ータ、36aはベルト38aを介して第1Y軸30a方
向にX軸28ひいてはヘッド18′を移動させるための
第1Y軸モータ、36bはベルト38bを介して第2Y
軸30b方向にX軸28ひいてはヘッド18′を移動さ
せるための第2Y軸モータである。
【0020】図2は、本実施例の制御回路を詳しく説明
するためのブロック回路図であり、図中、40は、入力
された上記ヘッド18′の行先座標及び送り速度と記憶
された上記ヘッド18′の現在座標に基いて、1パルス
最小移動距離単位のパルスを順次出力するパルスジェネ
レータである。
【0021】又、42aは、入力されたパルスと後述す
る第1リニアスケール48aからのパルスとの偏差に応
じて位置指令信号Aを送出する第1偏差カウンタ、42
bは、入力されたパルスと後述する第2リニアスケール
48bからのパルスとの偏差に応じて位置指令信号A′
を送出する第2偏差カウンタである。
【0022】更に、44a、44bは第1、第2サーボ
ドライバ、46a、46bは例えば上記第1、第2Y軸
モータ36a、36bでなる第1、第2のサーボモー
タ、46a、46bは例えば上記第1、第2Y軸30
a、30bの移動量をそれぞれ検出する第1、第2リニ
アスケール、50はアップダウンカウンタ、52はフリ
ップフロップ、54はサーボドライバ44a、44bに
電源を供給するサーボ用電源のラインに直列に接続され
たリレーである。
【0023】又、第1偏差カウンタ42a、第1サーボ
ドライバ44a、第1サーボモータ46a、および第1
リニアスケール48aで第1サーボ制御システムが構成
され、第2偏差カウンタ42b、第2サーボドライバ4
4b、第2サーボモータ46b、および第2リニアスケ
ール48bで第2サーボ制御システムが構成されてい
る。
【0024】以下、図1ないし図3を用いて、本実施例
の動作について詳細に説明する。
【0025】最初、図2のサーボON信号Bによりフリ
ップフロップ52がセットされてリレー54が作動し、
上記第1サーボ制御システムと第2サーボ制御システム
にサーボ用電源から駆動電圧が印加される。
【0026】この状態で、パルスジェネレータ40が上
記第1サーボ制御システムと第2サーボ制御システムに
対して共通の位置指令パルス信号を出力すると、第1サ
ーボモータ46aと第2サーボモータ46bが回転し
て、例えば図2のY軸36a、36bが移動する。
【0027】即ち、パルスジェネレータ40から第1偏
差カウンタ42aを介して第1サーボドライバ44aに
位置指令信号Aが供給されると共に、第2偏差カウンタ
42bを介して第2サーボドライバ44bに位置指令信
号A′が供給される。ここで、位置指令信号Aと位置指
令信号A′は同一の値となっている。
【0028】又、第1リニアスケール48aは、上記第
1Y軸36aの移動量を検出して、該移動量に対応した
フィードバックパルス信号を送出する。このフィードバ
ックパルス信号は、第1偏差カウンタ42aの反転入力
端子とアップダウンカウンタ50のdown入力端子に
入力される。
【0029】同様にして、第2リニアスケール48b
は、上記第2Y軸36bの移動量を検出して、該移動量
に対応したフィードバックパルス信号を送出する。この
フィードバックパルス信号は、第2偏差カウンタ42b
の反転入力端子とアップダウンカウンタ50のup入力
端子に入力される。
【0030】アップダウンカウンタ50は、上記第1サ
ーボ制御システムと第2サーボ制御システムから送出さ
れたフィードバックパルス信号から、上記Y軸36a、
36bの移動量の差を絶対値としてカウントする。
【0031】この状態で、上記第1サーボ制御システム
と第2サーボ制御システムのいずれかのシステムに故障
が生ずると、アップダウンカウンタ50のカウント値が
増加する。このカウント値が予め設定されているリミッ
ト値、即ち図2のリミット値信号Cの値を超えると、ア
ップダウンカウンタ52の出力信号によってフリップフ
ロップ52がリセットされ、リレー54がオフとなる。
このため、上記第1サーボ制御システムと第2サーボ制
御システムの電源がオフとなり、その結果、第1サーボ
モータ46aと第2サーボモータ46bが停止して上記
Y軸36a、36bも停止する。
【0032】このような制御を行うことにより、第1サ
ーボ制御システムと第2サーボ制御システムのいずれか
一方に故障が生じた場合でも、その故障を迅速かつ正確
に検出し、その結果、ひずみやクラックなど発見しにく
いY軸の破損を未然に防止することができるようにな
る。
【0033】尚、本発明は上述の実施例に限定されるこ
となく種々の変形が可能であり、例えば、XYロボット
の主軸をY軸からX軸に変更しても良い。
【0034】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、予め任意に設定されたリミット値に対する、第1
サーボ制御システムの位置のずれと第2サーボ制御シス
テムの位置のずれとを正確に検出することができ、その
結果に応じて、第1サーボモータと第2サーボモータを
停止し、XYロボットの主軸を停止することができる。
従って、第1サーボ制御システムと第2サーボ制御シス
テムのいずれか一方に故障が生じた場合、その故障を迅
速かつ正確に検出し、その結果、ひずみやクラックなど
発見しにくい主軸の破損を未然に防止して、安全性と信
頼性を向上することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の要部である部品搭載装置のXY
ロボット周辺部分を説明するための要部構成説明図
【図2】本発明実施例の制御回路を詳しく説明するため
のブロック回路図
【図3】部品搭載装置の外観を示す斜視図
【符号の説明】
10…電子部品 12…部品供給体 14…回路基板 16…吸着ノズル 18、18′…ヘッド 22…XYロボット 28…X軸 30a、30b…Y軸 32…X軸モータ 36a、36b…Y軸モータ 40…パルスジェネレータ 42a、42b…偏差カウンタ 44a、44b…サーボドライバー 46a、46b…サーボモータ 48a、48b…リニアスケール 50…アップダウンカウンタ 52…フリップフロップ 54…リレー
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つのサーボ制御システムを用いて同一方
    向の主軸を駆動するに際して、 第1リニアスケール及び第2リニアスケールでそれぞれ
    第1サーボ制御システムと第2サーボ制御システムによ
    る主軸の移動量を検出し、 これらのリニアスケールから送出されるフィードバック
    パルス信号の差をアップダウンカウンタでデジタル信号
    として検出し、 該検出信号が所定のリミット値を超えた時に、前記第1
    サーボ制御システムと第2サーボ制御システムの駆動電
    源をオフにすることを特徴とする部品搭載装置の制御方
    法。
  2. 【請求項2】2つのサーボ制御システムを用いて同一方
    向の主軸を駆動する部品搭載装置において、 位置制御用の第1偏差カウンタ、第1サーボドライバ、
    第1サーボモータ、および第1サーボ制御システムによ
    る主軸の移動量を検出する第1リニアスケールを有する
    第1サーボ制御システムと、 位置制御用の第2偏差カウンタ、第2サーボドライバ、
    第2サーボモータ、および第2サーボ制御システムによ
    る主軸の移動量を検出する第2リニアスケールを有する
    第2サーボ制御システムと、 前記第1及び第2リニアスケールから送出されるフィー
    ドバックパルス信号の差をデジタル信号として検出する
    アップダウンカウンタとを具備し、 該検出信号が所定のリミット値を超えた時に、前記第1
    サーボ制御システムと第2サーボ制御システムの駆動電
    源をオフにすることを特徴とする部品搭載装置の制御装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104426457A (zh) * 2013-08-22 2015-03-18 发那科株式会社 具备主轴的机床的控制装置
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