JPH0613071Y2 - 梱包用木箱 - Google Patents
梱包用木箱Info
- Publication number
- JPH0613071Y2 JPH0613071Y2 JP1986098718U JP9871886U JPH0613071Y2 JP H0613071 Y2 JPH0613071 Y2 JP H0613071Y2 JP 1986098718 U JP1986098718 U JP 1986098718U JP 9871886 U JP9871886 U JP 9871886U JP H0613071 Y2 JPH0613071 Y2 JP H0613071Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- box
- wooden frame
- forklift
- crosspiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Pallets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は箱形木枠とその底部開口に装着されるパレッ
トとの組合せから成る梱包用木箱の改良に関する。
トとの組合せから成る梱包用木箱の改良に関する。
〔従来の技術〕 第1図ないし第3図はこの考案の梱包用木箱を示すもの
であるが,従来のものはこの図においていうならば,箱
形木枠(1)の中間側桟(2)がその底部におけるパレット
(8)の中間底桟(10)の切り口端面にその幅一杯に釘付け
されていた。
であるが,従来のものはこの図においていうならば,箱
形木枠(1)の中間側桟(2)がその底部におけるパレット
(8)の中間底桟(10)の切り口端面にその幅一杯に釘付け
されていた。
従来のものは以上のように構成されているので,荷扱い
に際して中間底桟(10)相互の間,またはこれらを挟むよ
うにその外側にフオークリフトの2本の爪を差し込んだ
場合,これらの爪が直接箱形木枠(1)の中間側桟(2)に接
触しこれを折損したり,あるいは釘抜けを生じさせると
いう問題点があつた。この考案はこのような問題点をな
くすように荷扱いの際に差し込まれるフオークリフトの
爪が,斜めに入っても弱い前後の中間側桟に当らないよ
うにすることを目的とする。
に際して中間底桟(10)相互の間,またはこれらを挟むよ
うにその外側にフオークリフトの2本の爪を差し込んだ
場合,これらの爪が直接箱形木枠(1)の中間側桟(2)に接
触しこれを折損したり,あるいは釘抜けを生じさせると
いう問題点があつた。この考案はこのような問題点をな
くすように荷扱いの際に差し込まれるフオークリフトの
爪が,斜めに入っても弱い前後の中間側桟に当らないよ
うにすることを目的とする。
この考案の場合は,例えば箱形木枠(1)の中間側桟(2)の
内側にフオークリフトの爪(13)が差し込まれる場合に備
えて,これら中間側桟(2)の相互の対向内側端面(2a)よ
りも,パレット(8)の中間底桟(10)相互の対向内側端面
(10a)が内側寄りに突出するように,予め上記のパレッ
ト(8)を製作しており,これを箱形木枠(1)と組合せ使用
するようにしている。またさらにはフオークリフトの爪
(13)が中間側桟(2)の外側に差し込まれる場合にも対処
できるようにしている。
内側にフオークリフトの爪(13)が差し込まれる場合に備
えて,これら中間側桟(2)の相互の対向内側端面(2a)よ
りも,パレット(8)の中間底桟(10)相互の対向内側端面
(10a)が内側寄りに突出するように,予め上記のパレッ
ト(8)を製作しており,これを箱形木枠(1)と組合せ使用
するようにしている。またさらにはフオークリフトの爪
(13)が中間側桟(2)の外側に差し込まれる場合にも対処
できるようにしている。
この考案の場合は,上記中間側桟(2)より突出した中間
底桟(10)の側端面の近傍位置にフオークリフトの爪が差
し込まれる場合において作業スペースの関係で斜めに差
し込まれたようなときは,一方の爪の先端付近が中間底
桟(10)の後側端縁に衝接したり,他方の爪の根元付近が
中間底桟(10)の前側端縁に衝接したりすることはあって
も,箱形木枠の前後の中間側桟(2)に接触しないので中
間側桟(2)の破損や釘抜けはなくなる。
底桟(10)の側端面の近傍位置にフオークリフトの爪が差
し込まれる場合において作業スペースの関係で斜めに差
し込まれたようなときは,一方の爪の先端付近が中間底
桟(10)の後側端縁に衝接したり,他方の爪の根元付近が
中間底桟(10)の前側端縁に衝接したりすることはあって
も,箱形木枠の前後の中間側桟(2)に接触しないので中
間側桟(2)の破損や釘抜けはなくなる。
以下この考案の一実施例について説明する。すなわち図
において(1)は底部が開放された箱形木枠,(2)はこの箱
形木枠(1)の両側面の中間側桟,3は箱形木枠(1)の側
板,(4)は妻桟,(5)は妻板,(6)は天板,(7)は天桟,
(8)は箱形木枠(1)の底部開口に挿入固着されるパレッ
ト,(9)はこのパレット(8)の外側底桟,(10)はパレット
(8)の中間底桟,(11)は同じく底板,(12)は箱形木枠(1)
とパレット(8)とを固定する釘,(13)は荷扱いに際して
差し込まれるフオークリフトの爪を示す。
において(1)は底部が開放された箱形木枠,(2)はこの箱
形木枠(1)の両側面の中間側桟,3は箱形木枠(1)の側
板,(4)は妻桟,(5)は妻板,(6)は天板,(7)は天桟,
(8)は箱形木枠(1)の底部開口に挿入固着されるパレッ
ト,(9)はこのパレット(8)の外側底桟,(10)はパレット
(8)の中間底桟,(11)は同じく底板,(12)は箱形木枠(1)
とパレット(8)とを固定する釘,(13)は荷扱いに際して
差し込まれるフオークリフトの爪を示す。
第2図は以上のように構成され例えば内装被梱包品の重
心が片寄らずに中心部にあり,箱形木枠(1)の中間側桟
(2)(2)の内側に図示のようにフオークリフトの爪(13)が
差し込まれる場合で,この場合は中間側桟(2)相互の対
向内側端面(2a)よりもパレット(8)の中間底桟(10)相互
の対向内側端面(10a)が例えば10mm程度内側に突出す
るようになつている。また内装被包装品の重心位置が片
寄つており,そのため中間側桟(2)(2)の外側にフオーク
リフトの爪(13)が差し込まれる第3図の場合は,中間側
桟(2)相互の対称外側端面(2a)よりもパレット(8)の中間
底桟(10)相互の対称外側端面(10b)が例えば10mm程度
外側に突出することになるように予めパレット(8)が製
作されており,これにより中間側桟(2)にはフオークリ
フトの爪(13)が必ず当らないようにしているものであ
る。
心が片寄らずに中心部にあり,箱形木枠(1)の中間側桟
(2)(2)の内側に図示のようにフオークリフトの爪(13)が
差し込まれる場合で,この場合は中間側桟(2)相互の対
向内側端面(2a)よりもパレット(8)の中間底桟(10)相互
の対向内側端面(10a)が例えば10mm程度内側に突出す
るようになつている。また内装被包装品の重心位置が片
寄つており,そのため中間側桟(2)(2)の外側にフオーク
リフトの爪(13)が差し込まれる第3図の場合は,中間側
桟(2)相互の対称外側端面(2a)よりもパレット(8)の中間
底桟(10)相互の対称外側端面(10b)が例えば10mm程度
外側に突出することになるように予めパレット(8)が製
作されており,これにより中間側桟(2)にはフオークリ
フトの爪(13)が必ず当らないようにしているものであ
る。
以上は中間底桟相互の間隔を異にする2種類のパレット
を準備している場合について説明したが,パレットを1
種類にしておいて組合せ状態での底形木枠における中間
側桟の中間底桟に対する固着位置関係を変更させてパレ
ットの中間底桟相互の対向内側端面あるいは対称外側端
面を上記同様に突出させるようにしてもよいこともちろ
んである。
を準備している場合について説明したが,パレットを1
種類にしておいて組合せ状態での底形木枠における中間
側桟の中間底桟に対する固着位置関係を変更させてパレ
ットの中間底桟相互の対向内側端面あるいは対称外側端
面を上記同様に突出させるようにしてもよいこともちろ
んである。
この考案の梱包用木箱は以上のように構成しているの
で,フオークリフトによる荷扱いに際して差し込まれる
その爪が,作業スペース等の関係で斜めに差し込まれた
ようなときは,一方の爪の先端付近が中間底桟(10)の後
側端縁に衝接したり,他方の爪の根元付近が中間底桟(1
0)の前側端縁に衝接したりすることはあっても,箱形木
枠の前後の中間側桟(2)に接触しないので,中間側桟(2)
の破損や釘ぬけがなくなり,これによつて荷扱いの能率
向上も期待できるという効果がある。
で,フオークリフトによる荷扱いに際して差し込まれる
その爪が,作業スペース等の関係で斜めに差し込まれた
ようなときは,一方の爪の先端付近が中間底桟(10)の後
側端縁に衝接したり,他方の爪の根元付近が中間底桟(1
0)の前側端縁に衝接したりすることはあっても,箱形木
枠の前後の中間側桟(2)に接触しないので,中間側桟(2)
の破損や釘ぬけがなくなり,これによつて荷扱いの能率
向上も期待できるという効果がある。
第1図はこの考案の梱包用木箱に使用されるパレットの
平面図,第2図はこのパレットと箱形木枠との組合せ固
着状態での側面図,第3図は第1図のパレットの他の実
施例を示す組合せ固着状態での要部の側面図である。 なお図中(1)は箱形木枠,(2)は中間側桟,(2a)は対向内
側端面,(2b)は対称外側端面,(8)はパレット,(10)は
中間底桟,(10a)は対向内側端面,(10b)は対称外側端面
を示すものである。
平面図,第2図はこのパレットと箱形木枠との組合せ固
着状態での側面図,第3図は第1図のパレットの他の実
施例を示す組合せ固着状態での要部の側面図である。 なお図中(1)は箱形木枠,(2)は中間側桟,(2a)は対向内
側端面,(2b)は対称外側端面,(8)はパレット,(10)は
中間底桟,(10a)は対向内側端面,(10b)は対称外側端面
を示すものである。
Claims (1)
- 【請求項1】パレットの1対の中間底桟相互の対向内側
端面または対称外側端面を,上記パレットに組合わせ固
着される箱形木枠の1対の中間側桟相互の対向内側端面
または対称外側端面よりも,少なくとも内側または外側
に突出するように,上記パレットと箱形木枠とを組合わ
せ固着し,上記中間側桟より突出した上記中間底桟の側
端面の近傍位置に差し込まれるフォークリフトの爪と上
記中間側桟との接触を回避するようにしたことを特徴と
する梱包用木箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986098718U JPH0613071Y2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 梱包用木箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986098718U JPH0613071Y2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 梱包用木箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS633929U JPS633929U (ja) | 1988-01-12 |
JPH0613071Y2 true JPH0613071Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=30966935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986098718U Expired - Lifetime JPH0613071Y2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 梱包用木箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0613071Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5498464U (ja) * | 1977-12-21 | 1979-07-11 |
-
1986
- 1986-06-27 JP JP1986098718U patent/JPH0613071Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS633929U (ja) | 1988-01-12 |
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