JPH06130207A - 色紋様付灯具レンズ - Google Patents

色紋様付灯具レンズ

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Publication number
JPH06130207A
JPH06130207A JP4304477A JP30447792A JPH06130207A JP H06130207 A JPH06130207 A JP H06130207A JP 4304477 A JP4304477 A JP 4304477A JP 30447792 A JP30447792 A JP 30447792A JP H06130207 A JPH06130207 A JP H06130207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
lens
lens body
color pattern
pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP4304477A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Terayama
孝 寺山
Hiroyuki Ueda
博之 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP4304477A priority Critical patent/JPH06130207A/ja
Publication of JPH06130207A publication Critical patent/JPH06130207A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のレンズ面にレンズ本体の基本色と異な
る色彩で色紋様が施される色紋様付灯具レンズにおいて
は、前記色紋様がホットスタンプなどで形成されるもの
であるので、多色化などが不可能であり訴求力が不足す
る問題点を生じていた。 【構成】 本発明により、色紋様3はレンズ本体2の裏
面2aに、所望の色に着色した未硬化の紫外線硬化樹脂
20を、柔軟な基材11に形成した凹版部11aによる
凹版印刷で所定紋様として載置すると共に、この載置時
にレンズ本体2の反対側の面2bから紫外線UVが照射
されて硬化が行われている色紋様付灯具レンズ1とした
ことで、前記基材11の柔軟性により多色化を可能とす
ると共に、色紋様3の精度も向上させて美麗化を可能と
し課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用灯具のレンズに関
するものであり、詳細には前記レンズの表面或いは裏面
に、このレンズの着本色と異なる色彩で、例えば、会社
名、車種名などの色紋様が表示された色紋様付のレンズ
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の色紋様付灯具レンズ90
の構成の例を示すものが図5及び図6であり、例えば無
色透明の基本色として形成されたレンズ本体91の表裏
何れかの面、この従来例においては裏面側には、例えば
車種名を表示する紋様部91aが突起状に形成され、該
紋様部91aの頂面に例えば赤色のフィルム92を載
せ、このフィルム92を背面からホットプレート81で
加熱する、いわゆる、ホットスタンプ手段により貼り付
けて、図5に示すような色紋様93を形成するものであ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の構成において色紋様93に多色のものが要求さ
れたときには、紋様部91aを例えば段差を設けるなど
して色別に形成すると共に、ホットプレート81も色別
に形成して他の色の紋様部91aに接触しないものとす
る必要を生じ、例えば夫々の色が比較的に離れた位置に
設けられるときなどの特別な場合を除いては構成及び工
程が煩雑化して、多色化の実際の実施は殆ど不可能とな
り、期待するほどに訴求力のある色紋様付灯具レンズ9
0を得ることができないと言う問題点を生じ、この点の
解決が課題とされるものとなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的な手段として、レンズ面に
レンズ本体の基本色と異なる色彩で色紋様が施されて成
る色紋様付灯具レンズにおいて、前記色紋様は前記レン
ズ本体の表裏何れか一方の面に、所望の色に着色した未
硬化の紫外線硬化樹脂を柔軟な版による凹版印刷で所定
紋様として載置すると共に、この載置時に前記レンズ本
体の前記紫外線硬化樹脂が載置されるのと反対側の面か
ら紫外線が照射され、前記レンズ本体を透過する前記紫
外線により前記紫外線硬化樹脂の硬化が行われているこ
とを特徴とする色紋様付灯具レンズを提供することで、
前記色紋様の多色化を容易として課題を解決するもので
ある。
【0005】
【実施例】つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。図1及び図2に符号1で示すものは
本発明に係る色紋様付灯具レンズであり、この色紋様付
灯具レンズ1のレンズ本体2は例えば無色透明として形
成され、このレンズ本体2の表裏面、例えば裏面には前
記レンズ本体2が形成された色彩、即ち、基本色と異な
る色彩で文字など色紋様3が形成されているものである
点は従来例のものと同様である。
【0006】しかしながら、本発明においては前記レン
ズ本体2に従来例のごとくに突出する紋様部が形成され
ることはなく、前記色紋様3が形成される裏面2a側も
平端面とされ、この平端面とされた裏面2aに印刷手段
により前記色紋様3が形成されることで、色紋様付灯具
レンズ1とされている。
【0007】図3は前記した印刷手段を具体的に示すも
のであり、例えばゴムなど比較的に柔軟な部材で形成さ
れた基材11に凹版部11aとして前記色紋様3が形成
された版10が使用され、前記版10は好ましくはドラ
ム状に形成され、例えば上方の位置では前記凹版部11
aに所望の色に着色が行われた未硬化で液状の紫外線硬
化樹脂20が充填され、下方の位置では前記レンズ本体
2の背面2aへの転写が行われている。
【0008】このときに、前記レンズ本体2の表面2b
側からは紫外線UVの照射が行われるものとされ、従っ
て、転写が行われた後の紫外線硬化樹脂20は前記レン
ズ本体2を透過する紫外線UVにより硬化が行われて前
記レンズ本体2の背面2aと一体化し、前記凹版部11
aからの離脱が確実に行われるものとなる。尚、このと
きに前記紫外線硬化樹脂20には例えば10秒程度と極
めて短時間で硬化が完了するものも実用化されているの
で、この工程は極めて短時間で終了するものとなる。
【0009】また、図4は前記色紋様3を多色化すると
きの状態を示すものであり、図は前記レンズ本体2の背
面2aには、上記した手段により、例えば赤色とした紫
外線硬化樹脂20Rが既に一体化して付着するものとさ
れ、続いて、例えば青色とした紫外線硬化樹脂20Bが
転写される状態で示してある。
【0010】この状態において、前記基材11はゴムな
ど比較的に柔軟な部材で形成されていることで、赤色と
した紫外線硬化樹脂20Rがレンズ本体2の背面2aか
ら突出する状態で硬化しているときにも、レンズ本体2
に向かう押圧を加えることで前記基材11はその柔軟性
により凹むように変形するものとなるので、続いて行わ
れる青色とした紫外線硬化樹脂20Bが充填された凹版
部11aがレンズ本体2の背面2aから浮き上がること
はなく確実な転写が行われるものとなる。
【0011】従って、前記版10のレンズ本体2に対す
る押圧力を適宜とすることで上記した二色以上の多色化
も可能であり、また、多色化を行うときには前記したよ
うに一色毎に前記した紫外線UVの照射により紫外線硬
化樹脂20の硬化が行われているので混色による色滲み
などは生じることはなく、美麗な仕上がり状態が得られ
るものとなる。
【0012】尚、実際の実施に当たっては、前記凹版部
11aの深さ或いは形状を変えるなどして、表示される
色紋様3に適宜の質感の変化を与えるなどは自在であ
り、更に言えば前記凹版部11aを三原色の微細なもの
として、例えばグラビヤ印刷状など、各色が集合された
状態で色紋様3を表示しても良いものである。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、色
紋様はレンズ本体の表裏何れか一方の面に、所望の色に
着色した未硬化の紫外線硬化樹脂を柔軟な版による凹版
印刷で所定紋様として載置すると共に、この載置時にレ
ンズ本体の反対側の面から紫外線が照射されて硬化が行
われている色紋様付灯具レンズとしたことで、第一には
前記版の柔軟性により多色化を可能とし、第二には凹版
印刷による形成で従来のホットスタンプとは格段に微細
且つ正確なものとして色紋様の表示品質を高めるもので
あり、これにより、この種の色紋様付灯具レンズの訴求
力の向上に極めて優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る色紋様付灯具レンズの一実施例
を示す斜視図である。
【図2】 図1のA―A線に沿う断面図である。
【図3】 本発明における色紋様の形成の工程を示す説
明図である。
【図4】 同じく、色紋様の多色化を行うときの形成の
工程を示す説明図である。
【図5】 従来例を示す正面図である。
【図6】 図5のB―B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1……色紋様付灯具レンズ 2……レンズ本体 2a……裏面 2b……表面 3……色紋様 10……版 11……基材 11a……凹版部 20……紫外線硬化樹脂 20R……赤色とした紫外線硬化樹脂 20B……青色とした紫外線硬化樹脂 UV……紫外線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ面にレンズ本体の基本色と異なる
    色彩で色紋様が施されて成る色紋様付灯具レンズにおい
    て、前記色紋様は前記レンズ本体の表裏何れか一方の面
    に、所望の色に着色した未硬化の紫外線硬化樹脂を柔軟
    な版による凹版印刷で所定紋様として載置すると共に、
    この載置時に前記レンズ本体の前記紫外線硬化樹脂が載
    置されるのと反対側の面から紫外線が照射され、前記レ
    ンズ本体を透過する前記紫外線により前記紫外線硬化樹
    脂の硬化が行われていることを特徴とする色紋様付灯具
    レンズ。
JP4304477A 1992-10-19 1992-10-19 色紋様付灯具レンズ Pending JPH06130207A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4304477A JPH06130207A (ja) 1992-10-19 1992-10-19 色紋様付灯具レンズ

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JP4304477A JPH06130207A (ja) 1992-10-19 1992-10-19 色紋様付灯具レンズ

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JPH06130207A true JPH06130207A (ja) 1994-05-13

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JP4304477A Pending JPH06130207A (ja) 1992-10-19 1992-10-19 色紋様付灯具レンズ

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