JPH06130085A - エネルギ使用情報管理装置 - Google Patents

エネルギ使用情報管理装置

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JPH06130085A
JPH06130085A JP28025192A JP28025192A JPH06130085A JP H06130085 A JPH06130085 A JP H06130085A JP 28025192 A JP28025192 A JP 28025192A JP 28025192 A JP28025192 A JP 28025192A JP H06130085 A JPH06130085 A JP H06130085A
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JP
Japan
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energy
gas
energy usage
card
recording medium
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JP28025192A
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Koji Okuda
浩二 奥田
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エネルギを消費する需要設備におけるエネル
ギ使用状態をICカードに記録してそのデータを移動可
能にし、エネルギを供給する供給設備のデータベースと
して使用できること、および需要設備のエネルギ消費量
を正確に把握することを目的とする。 【構成】 電力,ガスエネルギを消費する設備毎に設定
されている個別の識別情報を記憶しており、所定期間の
エネルギ使用量およびエネルギ使用パターンを読み取り
可能に記録するための記録媒体Cnと、電力,ガスエネ
ルギの供給を受けて負荷を動作し、エネルギを消費する
設備の電力,ガスエネルギの単位時間当りの消費量を出
力するエネルギメータ10と連動し、そのエネルギメー
タ10の出力に基づいて所定期間のエネルギ使用量を計
測して積算するとともに、所定期間のエネルギ使用パタ
ーンを生成し、それらの結果を記録媒体Cnに書き込む
エネルギ使用情報書込手段40とを備えてなることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気またはガスエネル
ギを供給する供給設備、およびその電力,ガスの供給を
受ける需要設備からなるエネルギ供給システムにおけ
る、エネルギの使用状態を記憶するためのエネルギ使用
情報管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電力またはガスエネルギの供給を
受けている需要設備における電力またはガスエネルギの
消費量の計測は、電力については積算電力計により、ま
た、ガスについてはガスメータにより、その消費量が計
測されている。電力についてより詳しく説明すると、電
力消費量は、各瞬時電力に比例する速度で回転する電動
機の、電力使用中に回転した全回転数の記録によって計
測されている。
【0003】供給設備と需要設備における電力,ガスの
取引においては、このような計測記録を調べることによ
り、供給設備側は、需要設備についてエネルギ消費量を
把握することができるようになっている。そして上記の
積算電力計またはガスメータは、通常、複数の需要設備
を集約するような箇所に代表的に配置されることが多
く、また、それら積算電力計やガスメータから得られる
計測値は、通常、一カ月程度の長期に渡る積算値で示さ
れ、料金の算定基準としてのみ利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の需要設備における積算電力計,ガスメータで
は、その設置場所が固定されており、例えばビル内の各
階についてエネルギ消費設備(空調設備,照明設備,O
A機器等)が存在するような環境では、各階のエネルギ
消費量を正確に把握することができず、ましては、エネ
ルギ消費の動向を調べることもできないという課題があ
った。
【0005】従って従来の需要設備では、エネルギの有
効利用において必要とされる消費動向のデータを供給設
備側に提供することができず、また、需要設備側にとっ
ても、エネルギ消費量を正確に把握することができない
という課題があった。
【0006】本発明は以上のような従来のエネルギ供給
システムにおける課題を考慮し、エネルギ使用状態を、
移動可能なデータとして記録して供給設備に送ることが
できるようにするとともに、需要設備について所望の設
備単位でエネルギ消費量を正確に把握することができる
ようにしたエネルギ使用情報管理装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、電力,
ガスエネルギを消費する設備毎に設定されている個別の
識別情報を記憶しており、所定期間のエネルギ使用量お
よびエネルギ使用パターンを読み取り可能に記録するた
めの記録媒体と、電力,ガスエネルギの供給を受けて負
荷を動作してエネルギを消費する設備の電力,ガスエネ
ルギの単位時間当りの消費量を出力するエネルギメータ
と連動し、そのエネルギメータの出力に基づいて所定期
間のエネルギ使用量を計測して積算するとともに、所定
期間のエネルギ使用パターンを生成し、それらの結果を
前記記録媒体に書き込むエネルギ使用情報書込手段とを
備えてなるエネルギ使用情報管理装置である。
【0008】第2の本発明は、電力,ガスエネルギを消
費する設備毎に設定されている個別の識別情報を記憶し
ており、所定期間のエネルギ使用量およびエネルギ使用
パターンを読み取り可能に記録した記録媒体と、前記記
録媒体に記録されている前記エネルギ使用量,前記エネ
ルギ使用パターン,前記識別情報を読み取り、それらを
選択的または同時的に可視出力するとともに/あるい
は、前記エネルギ使用量,前記エネルギ使用パターンに
基づいて演算処理を行い、その結果を可視出力するエネ
ルギ使用情報読取手段とを備えてなるエネルギ使用情報
管理装置である。
【0009】
【作用】第1の本発明では、電力またはガスエネルギの
供給を受けてエネルギを消費する設備の負荷が動作する
と、その負荷と接続されているエネルギメータが動作
し、そのエネルギメータの出力、例えば回転量に基づい
て所定時間のエネルギ使用量が計測されて積算され、所
定期間のエネルギ使用パターンが生成され、それらの結
果は、各設備毎に設定されている識別情報を持つ記録媒
体に、読み取り可能に書き込まれる。
【0010】第2の本発明では、第1の発明の記録媒体
に記録されている識別情報,エネルギ使用量,エネルギ
使用パターンがエネルギ使用情報読取手段によって読み
取られ、それらの情報が選択的に、または同時的に可視
出力される。また、そのエネルギ使用情報読取手段は、
必要に応じてそれらの情報の加工あるいはそれらの情報
を用いた積算処理を行ない、その結果を可視出力する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は、エネルギを供給する側の供給設備
Aと、エネルギを消費する側の需要設備Bと、両者を接
続する幹線,分岐線とから構成されるエネルギ供給シス
テムの構成図である。
【0013】同図において、供給設備Aは、電気または
ガスエネルギを入力とするエネルギ発生設備1と、その
エネルギ発生設備1を駆動する運転装置2と、ICカー
ド(後述する)に記憶されている識別情報,エネルギ使
用量およびエネルギ使用パターンを同時または個別に受
信し、その受信した情報を上記運転装置2に与える受信
装置4とから主として構成されている。
【0014】需要設備Bは、この実施例ではビルにおけ
る配電設備,ガス配給設備を例にとり示しているが、電
力,ガスの供給を受けてビル内の各階の空調設備,照明
設備,OA機器等の負荷を動作し、電力またはガスエネ
ルギを消費する。この需要設備Bには、電力/ガス幹線
6から分岐された電力/ガス分岐線7が引き込まれてお
り、各階毎に、電力,ガスエネルギの消費量を検知する
ための電器メータ,ガスメータなどのエネルギメータ1
0が設けられている。
【0015】各階に分配される電力/ガス分岐線7は、
そのエネルギメータ10を介してさらに複数の電気コン
セント15を備えた電気配線16と、複数のガスコンセ
ント17を備えたガス配管18とに分かれている。な
お、6は供給設備Aと需要設備Bとを連絡し、電力,ガ
スを送るための電力/ガス幹線である。
【0016】上記エネルギメータ10には図2に示すよ
うに、エネルギ使用情報書込手段としてのICカードホ
ルダ40が接続されており、そのICカードホルダ40
は、エネルギメータ10の回転子11から回転数を計測
する回転計測部41と、その回転計測部41と接続さ
れ、回転計測部41の計測結果としてのエネルギ消費量
を順次、マイクロプロセッサ処理用の電気信号であるパ
ルスに変換するパルス変換部42と、そのパルス変換部
42にて変換されたパルスをカウントするパルスカウン
タ43と、そのパルスカウンタ43から出力されるカウ
ント値を後述する記録媒体としてのICカードCn(n
は正数)に書き込むICカード書込み部44と、そのI
CカードCnを接続するためのコネクタ45とから構成
されている。なお、ICカードCnはそのコネクタ45
に対して装着または取り外しが可能である。また、14
は各部を接続している信号線である。
【0017】上記ICカードホルダ40は、エネルギメ
ータ10と連動し、そのエネルギメータの出力に基づい
て所定期間のエネルギ使用量を計測して積算するととも
に、所定期間のエネルギ使用パターンを生成し、それら
の結果をICカードCnに書き込むように構成されてい
る。
【0018】また、ICカードホルダ40の設置場所
は、各エネルギ消費設備におけるエネルギメータを利用
できる場所、各建物入口であってエネルギメータを利用
できる場所、各階または各部屋入口でエネルギメータを
利用できる場所等が挙げられる。
【0019】また、上記の回転計測部41は、供給され
るエネルギが電力の場合には、その出力側に接続される
パルス変換部42が処理できるレベルの電圧・電流値に
変成するための変成器も含まれる。
【0020】また、この実施例に使用されるICカード
nは、各階のエネルギ使用状態を個別に記録して、そ
のデータを通信回線を経由して供給設備Aまで転送する
ことができるようにするに構成されており、さらにはそ
のICカードCnに記録されたエネルギ使用情報に基づ
いて、供給設備Aが、消費設備Bの各階のエネルギ使用
状態を考慮してエネルギの供給量を制御できるように構
成されている。
【0021】したがって、そのICカードCnに記憶さ
れている内容は、電力,ガスエネルギを消費する設備毎
に設定されている個別の識別情報と、所定期間のエネル
ギ使用量およびエネルギ使用パターンであり、具体的に
はエネルギの種類毎に以下の情報を基本的に持ってい
る。すなわち、1カ月の積算エネルギ使用量,1日の1
時間ごとのエネルギ使用パターン,1週の1日ごとのエ
ネルギ使用パターン,1カ月の1日ごとのエネルギ使用
パターン,1年のエネルギ使用パターンである。
【0022】なお、上記の識別情報とは、多数の設備を
識別することができる情報であればよく、例えば符号列
で構成する場合には、その桁数は設備の個数に対応して
適宜決められる。
【0023】図3は上記ICカードCnに記憶されてい
る内容を読み取るための、エネルギ使用情報読取手段と
してのICカードリーダ50の構成を示したものであ
る。このICカードリーダ50は、検針員がハンドヘル
ドとして持ち運びできる小型装置から構成されており、
その本体には、上記したICカードCnを着脱可能に接
続するコネクタ51と、ICカードCnに記憶されてい
る内容を読み取るとともに、キー入力部52からの指示
を受けて各種演算を行う制御部53と、読み取った内容
または演算結果を表示するLCDからなる表示部54
と、読み取った内容または演算結果を有線または無線に
より転送する通信部55とが備えられている。
【0024】このICカードリーダ50は、ICカード
nに記憶されている情報を読み取り、処理するための
ものであり、具体的には以下の処理を実行する。すなわ
ち、ICカードCnに記憶されている情報を読み取り、
表示部54に表示する。ICカードCnに記憶されてい
る情報を加工または演算処理してその加工結果または演
算結果を表示部54に表示する。上記したICカードC
nから読み取った情報,加工した情報,演算結果を通信
部55を介して選択的にまたは同時に供給設備A側に転
送する処理を行う。
【0025】上記した加工,演算とは具体的には料金計
算,顧客情報管理,需要予測等を行うことである。その
料金計算とは、ICカードから各時間帯の総エネルギ
(例えばガス)使用量をICカードリーダが読み出して
第1の情報とし、ICカードリーダが、予めエネルギ供
給会社が定めている料金表に基づいてその第1の情報に
対する請求料金を自動的に計算することである。
【0026】また、顧客情報管理とは、ICカードから
一定期間(例えば1カ月間)の各時間帯別総エネルギ使
用量をICカードが読み出して第2の情報とし、ある一
定地域の各ICカードから第2の情報を抽出し、それを
ICカードが累積して累積情報とし、第1の情報,累積
情報をICカードリーダがデータベース化し、顧客情報
として管理することである。その利用方法としては、各
顧客のエネルギ消費状況に応じて料金の割引設定を行う
ことなどが挙げられる。
【0027】また、需要予測とは、上記の累積情報を基
にして地域のエネルギ消費のより詳細な予測を行うこと
である。例えば、従来手法での需要予測に新規消費者加
入などの情報を累積情報として加え、需要予測の改定を
行うことができる。
【0028】また、上記したICカードリーダ50は、
検針員が持ち運ぶ構成以外に、例えば上記のICカード
ホルダ40と一体化させたり、エネルギ料金払込み場所
(例えば利用者の近くで営業されている、委託により料
金の払い込みが可能な店舗)に設置したり、使用者の居
所に設置したり、あるいは供給設備A内に設置したり、
特定の場所に固定する構成のものであってもよい。
【0029】次に、上述した実施例の動作を以下に説明
する。
【0030】まず、供給設備Aのエネルギ発生設備1か
ら電力/ガス幹線6と電力/ガス分岐線7とを経由して
需要設備Bの各階へ電力,ガスが送られてくると、各階
毎に設置されているエネルギメータ10の回転子11が
回転する。
【0031】次いで、回転子11の回転量はICカード
ホルダの回転計測部41によって計測され、パルス変換
部42によってパルス信号に変換される。すなわち、I
CカードCnに書き込み処理できる電気信号に変換して
出力される。そのパルス変換部42から出力されたパル
ス信号は、パルスカウンタ43によってカウントされ、
ICカード書込み部44に与えられ、そのICカード書
込み部44は、パルスカウンタ43の出力に基づいて所
定期間のエネルギ使用量を計測して積算するとともに、
所定期間のエネルギ使用パターンを生成し、それらの結
果を、コネクタ45を介して接続されているICカード
nに記憶させる。
【0032】上記のICカード書込み部44は、マイク
ロプロセッサから構成されており、内部のクロック信号
を基準として所定時間、例えば1時間,30分,15分
間単位で、与えられたカウント値をサンプリングするこ
とにより、単位時間での需要電力または需要ガス消費量
を記録し、その各サンプリング値をさらに所定の期間、
例えば1カ月について積算することによって月間消費量
を計算し、それにより、積算エネルギ使用量を求め、エ
ネルギ使用パターンを生成する。
【0033】上記の計算は、需要設備Bの各階で行わ
れ、したがって各階毎にエネルギ使用状態がそれぞれの
ICカードCnに記録されることになる。
【0034】このようにして、エネルギ使用状態が記録
されたこれらのICカードCnは、特定の期日に検針員
によってコネクタ45から取り外され回収される。な
お、ICカードCnを取り外した場合には、代わりのI
Cカード(図示しない)がコネクタ45に装着される。
もちろん両ICカードの識別情報は同一である。
【0035】次に、検針員によって回収されたICカー
ドCnは、ICカードリーダ50のコネクタ51に接続
され、その表示部54によって識別情報およびエネルギ
使用情報が読み取られる。また、所望により、読み取っ
たデータの加工,演算処理が行われる。
【0036】その読み取られた情報,加工したデータ,
演算結果は、通信部55を介して有線または無線により
供給設備Aの受信装置4に転送され、供給設備A側のデ
ータベースとして蓄積される。それにより、運転装置2
はその蓄積されたデータベースに基づいて、例えば需要
設備Bの制御範囲をビル単位に特定することも、または
複数のビルを集合させた地域単位に特定することも可能
となり、従って柔軟なエネルギ供給制御が行えるように
なる。
【0037】また、転送されたデータより、例えば1日
の負荷変動を認識することができるため、負荷がピーク
のときのエネルギ料金を高く設定し、その逆に負荷が少
ないときのエネルギ料金は低く設定してエネルギ料金を
時間帯によって変化させ、それによりエネルギ消費の平
坦化を図るといった戦略的料金設定を実施することがで
きる。
【0038】また、本発明のICカードCnには、年
間,月間,週間,日間の詳細なデータが蓄積されている
ため、ICカードCnに記憶されたエネルギ使用情報を
冷暖房の運転パターンとして利用すれば、例えば移転前
の設備の冷暖房運転形態を記録したICカードCnを移
転先の設備に装着するだけで、即座に移転前と同じ冷暖
房運転形態を移転先で再現することが可能となる。ま
た、ユーザーがICカードCnを移転先のICカード読
み取り装置にかけるだけで、エネルギ供給設備側として
はそのユーザーのエネルギ消費パターンがわかるため、
エネルギ供給設備の能力を検討することが容易になる。
【0039】さらに、ICカードCnに、エアコンの設
定温度,照明制御,給湯・浴槽制御情報,HBC(ホー
ムバスコントローラ)との通信方法,その他ホームオー
トメーションが扱う情報を付加情報として蓄積させ(た
だし、HBCが扱う情報については、HBCとICカー
ドホルダ40が通信して自動転送するものとする)、ホ
ームオートメーションとの統合を図れば、エネルギの最
適供給をより厳密に実施することができる。さらに、転
居時にはそのHBC情報を含んだICカードCnを新居
のICカードホルダに差し込めば、ホームオートメーシ
ョンも含んだ形でのエネルギ最適供給を引き継ぐことが
できるようになる。
【0040】なお、本発明の実施例では、ICカード内
の情報を供給設備A側に回収する方法として、ICカー
ドリーダの通信部を介して転送する構成を示したが、転
送方法はこれに限らず、ICカードをパーソナルコンピ
ュータに装着し、そのパーソナルコンピュータを端末と
するネットワークを介して同期または非同期による通信
方式にて供給設備A側に転送することもできる。
【0041】また、本発明のエネルギ使用情報管理装置
は、エネルギ供給とエネルギ消費の関係にあり、消費量
を信号に変換することが可能なシステムであれば任意の
システムに適用されうる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
第1の本発明は、エネルギメータと連動して、所定期間
のエネルギ使用量を計測して積算するとともに、所定期
間のエネルギ使用パターンを生成し、それらの結果を読
み取り可能な記録媒体に書き込むため、正確なエネルギ
使用情報を蓄積することができ、その書き込まれた情報
を持ち運ぶことができるという長所を有する。
【0043】第2の本発明は、記録媒体に記録されてい
るエネルギ使用量およびエネルギ使用パターンを読み取
り、それらを選択的または同時的に可視出力するととも
に、そのエネルギ使用量,エネルギ使用パターンに基づ
いて演算処理を行うため、エネルギ需要設備のエネルギ
消費動向を詳細に把握することができ、エネルギの供給
制御に利用することができる。
【0044】また、需要設備における電力,ガス消費量
を所望の範囲で正確に計測することができるため、適切
な料金請求が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用したエネルギ供給シス
テムの構成図である。
【図2】実施例に係るICカードホルダの構成を示すブ
ロック図である。
【図3】同実施例に係るICカードリーダの構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 エネルギ発生設備 2 運転装置 4 受信装置 6 電力/ガス幹線 7 電力/ガス分岐線 10 エネルギメータ 16 電気配線 18 ガス配管 40 ICカードホルダ(エネルギ使用情報書込手段) 50 ICカードリーダ(エネルギ使用情報読取手段) 55 通信部(転送手段) Cn ICカード(記録媒体)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力,ガスエネルギを消費する設備毎に
    設定されている個別の識別情報を記憶しており、所定期
    間のエネルギ使用量およびエネルギ使用パターンを読み
    取り可能に記録するための記録媒体と、 電力,ガスエネルギの供給を受けて負荷を動作してエネ
    ルギを消費する設備の電力,ガスエネルギの単位時間当
    りの消費量を出力するエネルギメータと連動し、そのエ
    ネルギメータの出力に基づいて所定期間のエネルギ使用
    量を計測して積算するとともに、所定期間のエネルギ使
    用パターンを生成し、それらの結果を前記記録媒体に書
    き込むエネルギ使用情報書込手段とを備えてなることを
    特徴とするエネルギ使用情報管理装置。
  2. 【請求項2】 電力,ガスエネルギを消費する設備毎に
    設定されている個別の識別情報を記憶しており、所定期
    間のエネルギ使用量およびエネルギ使用パターンを読み
    取り可能に記録した記録媒体と、 前記記録媒体に記録されている前記エネルギ使用量,前
    記エネルギ使用パターン,前記識別情報を読み取り、そ
    れらを選択的または同時的に可視出力するとともに/あ
    るいは、前記エネルギ使用量,前記エネルギ使用パター
    ンに基づいて演算処理を行い、その結果を可視出力する
    エネルギ使用情報読取手段とを備えてなることを特徴と
    するエネルギ使用情報管理装置。
  3. 【請求項3】 前記エネルギ使用量,前記エネルギ使用
    パターン,前記演算結果のうち少なくとも一つを有線ま
    たは無線によりエネルギ供給設備に転送する転送手段を
    さらに備えてなることを特徴とする請求項2記載のエネ
    ルギ使用情報管理装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体はICカードである請求項
    1または2記載のエネルギ使用情報管理装置。
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