JPH0612998A - カラーｃｒｔ用電子銃 - Google Patents
カラーｃｒｔ用電子銃Info
- Publication number
- JPH0612998A JPH0612998A JP4170321A JP17032192A JPH0612998A JP H0612998 A JPH0612998 A JP H0612998A JP 4170321 A JP4170321 A JP 4170321A JP 17032192 A JP17032192 A JP 17032192A JP H0612998 A JPH0612998 A JP H0612998A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- astigmatism
- electron
- lens action
- astigmatic lens
- magnetic field
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/48—Electron guns
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/48—Electron guns
- H01J29/488—Schematic arrangements of the electrodes for beam forming; Place and form of the elecrodes
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＣＲＴ画面上でのハロー現象を防止する。
【構成】 平行に配置された３本のカソード１R，１G，
１Bと第１〜第５グリッド電極Ｇ1〜Ｇ5とコンバージェ
ンス偏向器２とを有し、コンバージェンス偏向器２の手
前にセンタービームに非点レンズ作用を働かせる四重極
磁界発生手段３である一対の永久マグネットＭｇと、電
子ビームの集中位置付近にサイドビームの非点収差をキ
ャンセルする程度の非点レンズ作用を働かせる非点収差
キャンセル手段５とを設ける。非点収差キャンセル手段
５は第５グリッド電極Ｇ5の入口のビーム通過孔６を略
だ円形に形成して構成する。
１Bと第１〜第５グリッド電極Ｇ1〜Ｇ5とコンバージェ
ンス偏向器２とを有し、コンバージェンス偏向器２の手
前にセンタービームに非点レンズ作用を働かせる四重極
磁界発生手段３である一対の永久マグネットＭｇと、電
子ビームの集中位置付近にサイドビームの非点収差をキ
ャンセルする程度の非点レンズ作用を働かせる非点収差
キャンセル手段５とを設ける。非点収差キャンセル手段
５は第５グリッド電極Ｇ5の入口のビーム通過孔６を略
だ円形に形成して構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は３本のカソードを平行に
配置したカラーＣＲＴ用電子銃に関し、特にＣＲＴ画面
での電子ビームスポットのハロー現象を防止する技術に
係わる。
配置したカラーＣＲＴ用電子銃に関し、特にＣＲＴ画面
での電子ビームスポットのハロー現象を防止する技術に
係わる。
【０００２】
【従来の技術】カラーＣＲＴ用電子銃は、例えば３本の
カソードと所定の電界を形成する電極とコンバージェン
ス偏向器とを有し、各カソードより発射した３本の電子
ビームの内、両サイドビームが前記電界の影響で偏向さ
れて一度集中され、その後分散してコンバージェンス偏
向器に入り、ここで再び両サイドビームが偏向されて３
本の電子ビームがＣＲＴ画面上の一点に照射される。
カソードと所定の電界を形成する電極とコンバージェン
ス偏向器とを有し、各カソードより発射した３本の電子
ビームの内、両サイドビームが前記電界の影響で偏向さ
れて一度集中され、その後分散してコンバージェンス偏
向器に入り、ここで再び両サイドビームが偏向されて３
本の電子ビームがＣＲＴ画面上の一点に照射される。
【０００３】上記カラーＣＲＴ用電子銃にあって、３本
のカソードを平行に配置したものが構造のシンプル性よ
り提案されている。
のカソードを平行に配置したものが構造のシンプル性よ
り提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記平
行カソード構造のものはサイドビームの軌跡を大きく曲
げる必要があるためサイドビームに対し非点レンズ作用
を及ぼしてしまう。この非点レンズ作用はそのままでは
ＣＲＴ画面上での非対称ハローとなって現れ、フォーカ
ス特性が劣化する。
行カソード構造のものはサイドビームの軌跡を大きく曲
げる必要があるためサイドビームに対し非点レンズ作用
を及ぼしてしまう。この非点レンズ作用はそのままでは
ＣＲＴ画面上での非対称ハローとなって現れ、フォーカ
ス特性が劣化する。
【０００５】ここで、サイドビームの非点レンズ作用を
補正するためにこれをキャンセルする非点レンズ作用を
及ぼすことが考えられるが、このキャンセル用非点レン
ズ作用によって何ら非点レンズ作用を受けていないセン
タービームに逆に非点レンズ作用が加わり、今度はセン
タービームのフォーカス特性が劣化する。
補正するためにこれをキャンセルする非点レンズ作用を
及ぼすことが考えられるが、このキャンセル用非点レン
ズ作用によって何ら非点レンズ作用を受けていないセン
タービームに逆に非点レンズ作用が加わり、今度はセン
タービームのフォーカス特性が劣化する。
【０００６】そこで、本発明は平行カソード構造のもの
にあって、ＣＲＴ画面上でのハロー現象を防止したカラ
ーＣＲＴ用電子銃を提供することを課題とする。
にあって、ＣＲＴ画面上でのハロー現象を防止したカラ
ーＣＲＴ用電子銃を提供することを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明に係るカラーＣＲＴ用電子銃は、平行に配置さ
れた３本のカソードと、所定の電界を形成する複数の電
極と、コンバージェンス偏向器とを有し、前記各カソー
ドより発射した３本の電子ビームが前記電界の影響で一
度集中され、この集中された後に分散して前記コンバー
ジェンス偏向器に入るカラーＣＲＴ用電子銃において、
前記コンバージェンス偏向器の手前位置にセンタービー
ムにのみ非点レンズ作用が働く四重極磁界を発生させる
四重極磁界発生手段を設けると共に前記電子ビームの集
中位置付近にサイドビームの非点収差をキャンセルする
程度の非点レンズ作用を及ぼす非点収差キャンセル手段
を設けたものである。また、前記四重極磁界発生手段は
一対の永久マグネットにて構成し、又、前記非点収差キ
ャンセル手段は電子ビームの集中位置付近にある電極の
ビーム通過孔を略だ円形に形成して構成したものであ
る。
の本発明に係るカラーＣＲＴ用電子銃は、平行に配置さ
れた３本のカソードと、所定の電界を形成する複数の電
極と、コンバージェンス偏向器とを有し、前記各カソー
ドより発射した３本の電子ビームが前記電界の影響で一
度集中され、この集中された後に分散して前記コンバー
ジェンス偏向器に入るカラーＣＲＴ用電子銃において、
前記コンバージェンス偏向器の手前位置にセンタービー
ムにのみ非点レンズ作用が働く四重極磁界を発生させる
四重極磁界発生手段を設けると共に前記電子ビームの集
中位置付近にサイドビームの非点収差をキャンセルする
程度の非点レンズ作用を及ぼす非点収差キャンセル手段
を設けたものである。また、前記四重極磁界発生手段は
一対の永久マグネットにて構成し、又、前記非点収差キ
ャンセル手段は電子ビームの集中位置付近にある電極の
ビーム通過孔を略だ円形に形成して構成したものであ
る。
【０００８】
【作用】各カソードより発射した３本の電子ビームが電
界の影響で一点に集中し、この集中位置付近で非点収差
キャンセル手段が非点レンズ作用を及ぼすため両サイド
ビームの非点収差が解消される一方でセンタービームに
非点収差が現れ、コンバージェンス偏向器に入る手前で
四重極磁界発生手段がセンタービームにのみ強い非点レ
ンズ作用を働かせることによってセンタービームの非点
収差が解消されるため、３本の電子ビームにはＣＲＴ画
面上でのハロー現象が生じない。
界の影響で一点に集中し、この集中位置付近で非点収差
キャンセル手段が非点レンズ作用を及ぼすため両サイド
ビームの非点収差が解消される一方でセンタービームに
非点収差が現れ、コンバージェンス偏向器に入る手前で
四重極磁界発生手段がセンタービームにのみ強い非点レ
ンズ作用を働かせることによってセンタービームの非点
収差が解消されるため、３本の電子ビームにはＣＲＴ画
面上でのハロー現象が生じない。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図１乃至図３は本発明の一実施例を示す。
る。図１乃至図３は本発明の一実施例を示す。
【００１０】図１（ａ）にはカラーＣＲＴ用電子銃の概
略構成図が示されている。図１（ａ）において、３本の
カソード１R，１G，１Bは水平方向に平行に配置され、
この各カソード１R，１G，１BよりＲ，Ｇ，Ｂの電子ビ
ームが発射される。
略構成図が示されている。図１（ａ）において、３本の
カソード１R，１G，１Bは水平方向に平行に配置され、
この各カソード１R，１G，１BよりＲ，Ｇ，Ｂの電子ビ
ームが発射される。
【００１１】第１乃至第５グリッド電極Ｇ1〜Ｇ5は互い
に所定の間隔を置いて縦一列に配置されている。第１グ
リッド電極Ｇ1はカソード１R，１G，１Bより低い電位
に、第２グリッド電極Ｇ2は中電位に、第３及び第５グ
リッド電極Ｇ3，Ｇ5はアノード電位と同じ高電位に、第
４グリッド電極Ｇ4は０〜４００Ｖの低電位から中電位
にそれぞれ設定されている。このように設定された電位
によって各電極Ｇ1〜Ｇ5間等には所定の電界が形成され
ている。例えば第２グリッド電極Ｇ2と第３グリッド電
極Ｇ3間には両サイドビームを中心方向に大きく曲げる
ような電界が形成され、３本の電子ビームは第４グリッ
ド電極Ｇ4の中央位置で一度集中し、その後分散してコ
ンバージェンス偏向器２に入る。
に所定の間隔を置いて縦一列に配置されている。第１グ
リッド電極Ｇ1はカソード１R，１G，１Bより低い電位
に、第２グリッド電極Ｇ2は中電位に、第３及び第５グ
リッド電極Ｇ3，Ｇ5はアノード電位と同じ高電位に、第
４グリッド電極Ｇ4は０〜４００Ｖの低電位から中電位
にそれぞれ設定されている。このように設定された電位
によって各電極Ｇ1〜Ｇ5間等には所定の電界が形成され
ている。例えば第２グリッド電極Ｇ2と第３グリッド電
極Ｇ3間には両サイドビームを中心方向に大きく曲げる
ような電界が形成され、３本の電子ビームは第４グリッ
ド電極Ｇ4の中央位置で一度集中し、その後分散してコ
ンバージェンス偏向器２に入る。
【００１２】コンバージェンス偏向器２は３つの室に仕
切られ、両側の室にそれぞれ入ったサイドビームがここ
で再び中心方向に折曲されて３本の電子ビームがＣＲＴ
画面上で一点に集中するよう調整される。
切られ、両側の室にそれぞれ入ったサイドビームがここ
で再び中心方向に折曲されて３本の電子ビームがＣＲＴ
画面上で一点に集中するよう調整される。
【００１３】四重極磁界発生手段３はコンバージェンス
偏向器２の手前に配置され、この実施例では図１（ｂ）
に詳しく示すように、一対の永久マグネットＭｇにて構
成されている。即ち、一対の永久マグネットＭｇは図１
（ｂ）に示す如くネック部４外周の上下位置に位置さ
れ、一対の永久マグネットＭｇにてネック部４内には四
重極磁界が形成されている。コンバージェンス偏向器２
の手前位置では３本の電子ビームが十分に離れているた
めセンタービームには強い非点レンズ作用が働くのに対
しサイドビームにはほとんど非点レンズ作用が働かな
い。
偏向器２の手前に配置され、この実施例では図１（ｂ）
に詳しく示すように、一対の永久マグネットＭｇにて構
成されている。即ち、一対の永久マグネットＭｇは図１
（ｂ）に示す如くネック部４外周の上下位置に位置さ
れ、一対の永久マグネットＭｇにてネック部４内には四
重極磁界が形成されている。コンバージェンス偏向器２
の手前位置では３本の電子ビームが十分に離れているた
めセンタービームには強い非点レンズ作用が働くのに対
しサイドビームにはほとんど非点レンズ作用が働かな
い。
【００１４】非点収差キャンセル手段５は３本の電子ビ
ームの集中位置付近に設けられ、サイドビームの非点収
差をキャンセルする程度の非点レンズ作用を及ぼす。こ
の実施例では、図１（ｃ）に詳しく示すように、非点収
差キャンセル手段５は第５グリッド電極Ｇ5のビーム通
過孔６を縦長の略だ円形に形成して構成されている。す
ると、第４グリッド電極Ｇ4と第５グリッド電極Ｇ5との
間の等電位線は、図２（ａ）及び図２（ｂ）に示すよう
に、水平方向（ｘ方向）と垂直方向（ｙ方向）で異な
り、垂直方向（ｙ方向）のほうが等電位線のカーブが急
になる。そのため、ここを通る電子ビームは水平方向
（ｘ方向）について凹レンズ作用、垂直方向（ｙ方向）
について凸レンズ使用を受け、垂直方向（ｙ方向）に非
点レンズ作用が働く。
ームの集中位置付近に設けられ、サイドビームの非点収
差をキャンセルする程度の非点レンズ作用を及ぼす。こ
の実施例では、図１（ｃ）に詳しく示すように、非点収
差キャンセル手段５は第５グリッド電極Ｇ5のビーム通
過孔６を縦長の略だ円形に形成して構成されている。す
ると、第４グリッド電極Ｇ4と第５グリッド電極Ｇ5との
間の等電位線は、図２（ａ）及び図２（ｂ）に示すよう
に、水平方向（ｘ方向）と垂直方向（ｙ方向）で異な
り、垂直方向（ｙ方向）のほうが等電位線のカーブが急
になる。そのため、ここを通る電子ビームは水平方向
（ｘ方向）について凹レンズ作用、垂直方向（ｙ方向）
について凸レンズ使用を受け、垂直方向（ｙ方向）に非
点レンズ作用が働く。
【００１５】以下、上記構成の作用を説明する。３本の
カソード１R，１G，１BよりＲ，Ｇ，Ｂの電子ビームが
発射されると、Ｒ，Ｂのサイドビームが第２グリッド電
極Ｇ2と第３グリッド電極Ｇ3間の電界の影響で中心方向
に曲げられ、この際に非点レンズ作用を受ける。この非
点レンズ作用は水平方向（ｘ方向）に凸レンズ作用、垂
直方向（ｙ方向）に凹レンズ作用が働く四重極レンズ的
なものであり、且つ、Ｒ，Ｂのサイドビームにのみ作用
するため、かかるＲ，Ｇ，Ｂの電子ビームスポットは図
３（ａ）に示すような水平方向（ｘ方向）に非点のハロ
ー現象を持つもとなる。
カソード１R，１G，１BよりＲ，Ｇ，Ｂの電子ビームが
発射されると、Ｒ，Ｂのサイドビームが第２グリッド電
極Ｇ2と第３グリッド電極Ｇ3間の電界の影響で中心方向
に曲げられ、この際に非点レンズ作用を受ける。この非
点レンズ作用は水平方向（ｘ方向）に凸レンズ作用、垂
直方向（ｙ方向）に凹レンズ作用が働く四重極レンズ的
なものであり、且つ、Ｒ，Ｂのサイドビームにのみ作用
するため、かかるＲ，Ｇ，Ｂの電子ビームスポットは図
３（ａ）に示すような水平方向（ｘ方向）に非点のハロ
ー現象を持つもとなる。
【００１６】第２グリッド電極Ｇ2と第３グリッド電極
Ｇ3間の電界の影響を受けた３本の電子ビームは第４グ
リッド電極Ｇ4内で一度集中し、この集中した後に分散
する。そして、この分散直後であまり３本の電子ビーム
が離れていない位置で第５グリッド電極Ｇ5内に入り、
この第５グリッド電極Ｇ5入口で垂直方向（ｙ方向）に
非点レンズ作用が働く。この非点レンズ作用はＲ，Ｇ，
Ｂの全電子ビームに作用するため、かかるＲ，Ｇ，Ｂの
電子ビームスポットは図３（ｂ）に示すような非点のハ
ロー現象を持つものである。
Ｇ3間の電界の影響を受けた３本の電子ビームは第４グ
リッド電極Ｇ4内で一度集中し、この集中した後に分散
する。そして、この分散直後であまり３本の電子ビーム
が離れていない位置で第５グリッド電極Ｇ5内に入り、
この第５グリッド電極Ｇ5入口で垂直方向（ｙ方向）に
非点レンズ作用が働く。この非点レンズ作用はＲ，Ｇ，
Ｂの全電子ビームに作用するため、かかるＲ，Ｇ，Ｂの
電子ビームスポットは図３（ｂ）に示すような非点のハ
ロー現象を持つものである。
【００１７】３本の電子ビームは第５グリッド電極Ｇ5
内の通過過程で徐々に互いの間隔を広げながら進み、第
５グリッド電極Ｇ5の出口で３本の電子ビームの間隔が
十分に離れる。そして、第５グリッド電極Ｇ5を出た位
置で一対の永久マグネットＭｇの四重極磁界の影響を受
け、この際に水平方向（ｘ方向）に非点レンズ作用を受
ける。この非点レンズ作用はＧのセンタービームにのみ
作用するため、かかるＲ，Ｇ，Ｂの電子ビームスポット
は図３（ｃ）に示すような非点のハロー現象を持つもの
である。
内の通過過程で徐々に互いの間隔を広げながら進み、第
５グリッド電極Ｇ5の出口で３本の電子ビームの間隔が
十分に離れる。そして、第５グリッド電極Ｇ5を出た位
置で一対の永久マグネットＭｇの四重極磁界の影響を受
け、この際に水平方向（ｘ方向）に非点レンズ作用を受
ける。この非点レンズ作用はＧのセンタービームにのみ
作用するため、かかるＲ，Ｇ，Ｂの電子ビームスポット
は図３（ｃ）に示すような非点のハロー現象を持つもの
である。
【００１８】四重極磁界を通り過ぎた３本の電子ビーム
はコンバージェンス偏向器２に入り、ここでＲ，Ｂのサ
イドビームがそれぞれ中心方向に曲げられ、３本の電子
ビームがＣＲＴ画面上の一点に照射される。尚、前記四
重極磁界によるコンバージェンスへの影響も併せて補正
される。
はコンバージェンス偏向器２に入り、ここでＲ，Ｂのサ
イドビームがそれぞれ中心方向に曲げられ、３本の電子
ビームがＣＲＴ画面上の一点に照射される。尚、前記四
重極磁界によるコンバージェンスへの影響も併せて補正
される。
【００１９】ＣＲＴ画面上に照射される３本の電子ビー
ムのスポット形状は、上記した３箇所での非点レンズ作
用の相乗効果によって決まるため、図３（ｄ）に示す如
く非点のハローの出ないものとなる。
ムのスポット形状は、上記した３箇所での非点レンズ作
用の相乗効果によって決まるため、図３（ｄ）に示す如
く非点のハローの出ないものとなる。
【００２０】尚、この実施例では非点収差キャンセル手
段５を第５グリッド電極Ｇ5に設けたが、３本の電子ビ
ームが集中する位置にある第４グリッド電極Ｇ4に設け
ればさらに効果的である。
段５を第５グリッド電極Ｇ5に設けたが、３本の電子ビ
ームが集中する位置にある第４グリッド電極Ｇ4に設け
ればさらに効果的である。
【００２１】
【発明の効果】以上述べたように請求項１から請求項３
に係る本発明によれば、平行カソード構造のカラーＣＲ
Ｔ用電子銃において、所定の四重極磁界発生手段及び非
点収差キャンセル手段を設けたので、電子ビームスポッ
トのＣＲＴ画面上でのハロー現象を防止できるという効
果を奏する。
に係る本発明によれば、平行カソード構造のカラーＣＲ
Ｔ用電子銃において、所定の四重極磁界発生手段及び非
点収差キャンセル手段を設けたので、電子ビームスポッ
トのＣＲＴ画面上でのハロー現象を防止できるという効
果を奏する。
【図１】（ａ）はカラーＣＲＴ用電子銃の概略構成図、
（ｂ）は一対の永久マグネットの配置図、（ｃ）は第５
グリッド電極の正面図（実施例）。
（ｂ）は一対の永久マグネットの配置図、（ｃ）は第５
グリッド電極の正面図（実施例）。
【図２】（ａ）は第５グリッド電極入口の垂直方向の電
界分布図、（ｂ）は第５グリッド電極入口の水平方向の
電界分布図（実施例）。
界分布図、（ｂ）は第５グリッド電極入口の水平方向の
電界分布図（実施例）。
【図３】（ａ）は第２グリッド電極と第３グリッド電極
間の電界による非点のハロー状態を示す図、（ｂ）は非
点収差キャンセル手段の電界による非点のハロー状態を
示す図、（ｃ）は四重極磁界発生手段の磁界による非点
のハロー状態を示す図、（ｄ）は３箇所での非点レンズ
作用の相乗効果によるビームスポット形状を示す図（実
施例）。
間の電界による非点のハロー状態を示す図、（ｂ）は非
点収差キャンセル手段の電界による非点のハロー状態を
示す図、（ｃ）は四重極磁界発生手段の磁界による非点
のハロー状態を示す図、（ｄ）は３箇所での非点レンズ
作用の相乗効果によるビームスポット形状を示す図（実
施例）。
１R，１G，１B…カソード Ｇ1〜Ｇ5…第１〜第５グリッド電極（電極） ２…コンバージェンス偏向器 ３…四重極磁界発生手段 ５…非点収差キャンセル手段 ６…ビーム通過孔 Ｍｇ…永久マグネット
Claims (3)
- 【請求項１】 平行に配置された３本のカソードと、所
定の電界を形成する複数の電極と、コンバージェンス偏
向器とを有し、前記各カソードより発射した３本の電子
ビームが前記電界の影響で一度集中され、この集中され
た後に分散して前記コンバージェンス偏向器に入るカラ
ーＣＲＴ用電子銃において、 前記コンバージェンス偏向器の手前位置にセンタービー
ムにのみ非点レンズ作用が働く四重極磁界を発生させる
四重極磁界発生手段を設けると共に前記電子ビームの集
中位置付近にサイドビームの非点収差をキャンセルする
程度の非点レンズ作用を及ぼす非点収差キャンセル手段
を設けたことを特徴とするカラーＣＲＴ用電子銃。 - 【請求項２】 四重極磁界発生手段は、一対の永久マグ
ネットにて構成したことを特徴とする請求項１に記載さ
れたカラーＣＲＴ用電子銃。 - 【請求項３】 非点収差キャンセル手段は、前記電子ビ
ームの集中位置付近にある前記電極のビーム通過孔を略
だ円形に形成して構成したことを特徴とする請求項１又
は請求項２に記載されたカラーＣＲＴ用電子銃。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4170321A JPH0612998A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | カラーｃｒｔ用電子銃 |
| KR1019930010940A KR100258478B1 (ko) | 1992-06-16 | 1993-06-16 | 컬러 음극선관용 전자총 |
| US08/080,776 US5488264A (en) | 1992-06-29 | 1993-06-24 | Electron gun for color cathode-ray tube |
| FR9307892A FR2693029B1 (fr) | 1992-06-29 | 1993-06-29 | Canon a electrons pour tube cathodique couleur. |
| NL9301138A NL194353C (nl) | 1992-06-29 | 1993-06-29 | Elektronenkanon voor kleuren-kathodestraalbuis. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4170321A JPH0612998A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | カラーｃｒｔ用電子銃 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0612998A true JPH0612998A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=15902795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4170321A Pending JPH0612998A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-29 | カラーｃｒｔ用電子銃 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5488264A (ja) |
| JP (1) | JPH0612998A (ja) |
| KR (1) | KR100258478B1 (ja) |
| FR (1) | FR2693029B1 (ja) |
| NL (1) | NL194353C (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10294066A (ja) * | 1997-04-21 | 1998-11-04 | Sony Corp | カラー陰極線管およびその電子銃 |
| KR100291926B1 (ko) * | 1999-03-29 | 2001-06-01 | 김순택 | 칼라 음극선관의 인라인형 전자총 |
| JP2003022761A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子銃及びそれを用いた陰極線管並びに電子銃の製造方法 |
| KR20040001452A (ko) * | 2002-06-28 | 2004-01-07 | 삼성에스디아이 주식회사 | 음극선관용 전자총 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE788144A (fr) * | 1971-08-31 | 1973-02-28 | Gte Sylvania Inc | Tube a rayons cathodiques du type couleur |
| GB2132815B (en) * | 1982-12-06 | 1986-06-25 | Hitachi Ltd | Electron gun for color picture tube |
| US4583024A (en) * | 1984-02-21 | 1986-04-15 | Rca Corporation | Color picture tube having an inline electron gun with built-in stigmator |
| NL8500500A (nl) * | 1985-02-22 | 1986-09-16 | Philips Nv | Kathodestraalbuis met een stigmator voor bundelfoutcorrectie. |
| NL8600463A (nl) * | 1986-02-25 | 1987-09-16 | Philips Nv | Kathodestraalbuis met middelen voor het in verticale richting uitrekken van de spot. |
| JPH0736319B2 (ja) * | 1987-05-28 | 1995-04-19 | 株式会社東芝 | カラ−受像管装置 |
| US4853601A (en) * | 1987-11-02 | 1989-08-01 | Tektronix, Inc. | Multiple beam electron discharge tube having bipotential acceleration and convergence electrode structure |
| US4988926A (en) * | 1989-02-08 | 1991-01-29 | U.S. Philips Corporation | Color cathode ray tube system with reduced spot growth |
-
1992
- 1992-06-29 JP JP4170321A patent/JPH0612998A/ja active Pending
-
1993
- 1993-06-16 KR KR1019930010940A patent/KR100258478B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1993-06-24 US US08/080,776 patent/US5488264A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-06-29 FR FR9307892A patent/FR2693029B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1993-06-29 NL NL9301138A patent/NL194353C/nl not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| NL194353B (nl) | 2001-09-03 |
| NL194353C (nl) | 2002-01-04 |
| US5488264A (en) | 1996-01-30 |
| FR2693029A1 (fr) | 1993-12-31 |
| KR100258478B1 (ko) | 2000-06-01 |
| FR2693029B1 (fr) | 1997-09-05 |
| NL9301138A (nl) | 1994-01-17 |
| KR940001239A (ko) | 1994-01-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3576217B2 (ja) | 受像管装置 | |
| JP2539598B2 (ja) | カラ−映像管 | |
| JPH04126342A (ja) | 電子銃およびその電子銃を備えた陰極線管 | |
| JPH0612998A (ja) | カラーｃｒｔ用電子銃 | |
| JPH05225930A (ja) | カラー陰極線管用電子銃 | |
| JP2689315B2 (ja) | 大型カラー陰極線管用電子銃 | |
| EP0169531B1 (en) | Electron gun | |
| US4621215A (en) | Convergence system for a multi-beam electron gun | |
| JPH021341B2 (ja) | ||
| JPH08138570A (ja) | カラー陰極線管用電子銃口体 | |
| JP2735176B2 (ja) | カラー受像管 | |
| JPH0533494B2 (ja) | ||
| JP3396895B2 (ja) | カラーｃｒｔ用電子銃 | |
| JP3057730B2 (ja) | インライン型カラー受像管用電子銃 | |
| JP2804051B2 (ja) | カラー受像管装置 | |
| KR0164873B1 (ko) | 전자총 | |
| JP3157855B2 (ja) | カラー受像管用電子銃 | |
| KR910001570Y1 (ko) | 인라인형 음극선관용 전자총 | |
| JPH06223738A (ja) | カラー受像管装置 | |
| JP2804052B2 (ja) | カラー受像管装置 | |
| KR890000832Y1 (ko) | 음극선관용 전자총의 주렌즈계 | |
| JP2767741B2 (ja) | カラー陰極線管用電子銃口体 | |
| KR200160128Y1 (ko) | 4극자 주렌즈를 지닌 음극선관 | |
| KR0142850B1 (ko) | 칼라 음극선관용 전자총 | |
| KR100751306B1 (ko) | 컬러 음극선관용 전자총 |