JPH06129880A - 記録計 - Google Patents
記録計Info
- Publication number
- JPH06129880A JPH06129880A JP27969392A JP27969392A JPH06129880A JP H06129880 A JPH06129880 A JP H06129880A JP 27969392 A JP27969392 A JP 27969392A JP 27969392 A JP27969392 A JP 27969392A JP H06129880 A JPH06129880 A JP H06129880A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- recording pen
- recorder
- image sensor
- light emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Recording Measured Values (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高精度かつ長寿命であり、しかも余分な駆動
トルクを必要としないポテンショメータを備える記録計
を提供する。 【構成】 記録ペン２と、モータ４と、制御部５とを備
える記録計において、記録ペン２に取り付けられる光反
射部と、発光素子１ａと受光素子１ｂが配列されてお
り、各発光素子１ａからの光が光反射部で反射された場
合にのみ、対応する位置の受光素子で光が受光されるイ
メージセンサ１と、イメージセンサ１の出力に応じて記
録ペン２の位置を検出する位置検出部３とを備える。
トルクを必要としないポテンショメータを備える記録計
を提供する。 【構成】 記録ペン２と、モータ４と、制御部５とを備
える記録計において、記録ペン２に取り付けられる光反
射部と、発光素子１ａと受光素子１ｂが配列されてお
り、各発光素子１ａからの光が光反射部で反射された場
合にのみ、対応する位置の受光素子で光が受光されるイ
メージセンサ１と、イメージセンサ１の出力に応じて記
録ペン２の位置を検出する位置検出部３とを備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、サーボメカニズムに
基づいて動作して記録紙に測定データなどを印字する記
録計に関し、特に、長寿命で高精度のポテンショメータ
を備える記録計に関する。
基づいて動作して記録紙に測定データなどを印字する記
録計に関し、特に、長寿命で高精度のポテンショメータ
を備える記録計に関する。
【０００２】
【従来の技術】記録計では、その記録ペンの位置を常に
把握しておく必要があるので、位置検出器たるポテンシ
ョメータが必要となる。このポテンショメータには、従
来より、巻線形可変抵抗器を利用したものが多く使用さ
れている。図２は、従来のポテンショメータの一例を図
示したものであり、巻線抵抗１０と、巻線抵抗１０の上
を摺動する摺動子１１などで構成されている。そして、
摺動子１１は、記録ペンなどの移動に応じて、巻線抵抗
１０上での位置が変わるようになっている。
把握しておく必要があるので、位置検出器たるポテンシ
ョメータが必要となる。このポテンショメータには、従
来より、巻線形可変抵抗器を利用したものが多く使用さ
れている。図２は、従来のポテンショメータの一例を図
示したものであり、巻線抵抗１０と、巻線抵抗１０の上
を摺動する摺動子１１などで構成されている。そして、
摺動子１１は、記録ペンなどの移動に応じて、巻線抵抗
１０上での位置が変わるようになっている。
【０００３】このポテンショメータのａ−ｂ間の抵抗値
をＲabとし、その両端電圧をＥabとすると、ｃ−ｂ間の
電圧Ｅcbは、ｃ−ｂ間の抵抗値をＲcbとして、Ｅcb＝Ｒ
cb／Ｒab・Ｅabとなる。ここで、ａ−ｂ間の抵抗Ｒabは
一定であるが、ｃ−ｂ間の抵抗Ｒcbは摺動子１１の位置
に対応して変化するので、例えばｃ−ｂ間の電圧Ｅcbに
よって記録ペンの位置を検出することが可能となる。
をＲabとし、その両端電圧をＥabとすると、ｃ−ｂ間の
電圧Ｅcbは、ｃ−ｂ間の抵抗値をＲcbとして、Ｅcb＝Ｒ
cb／Ｒab・Ｅabとなる。ここで、ａ−ｂ間の抵抗Ｒabは
一定であるが、ｃ−ｂ間の抵抗Ｒcbは摺動子１１の位置
に対応して変化するので、例えばｃ−ｂ間の電圧Ｅcbに
よって記録ペンの位置を検出することが可能となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の記録計
の場合、ポテンショメータの摺動子が巻線抵抗上を摺動
するので、磨耗による寿命があり、長期間にわたって使
用することはできないという問題点がある。なお、長寿
命化を図るために、ポテンショメータに導電性プラスチ
ック被膜を利用したもあるが、この被膜は抵抗の温度係
数が大きいので、その分だけ精度が悪いという問題点が
ある。更にまた、従来の記録計では、ポテンショメータ
の摺動子を摺動させる為の余分な駆動トルクが必要であ
るという問題点もある。
の場合、ポテンショメータの摺動子が巻線抵抗上を摺動
するので、磨耗による寿命があり、長期間にわたって使
用することはできないという問題点がある。なお、長寿
命化を図るために、ポテンショメータに導電性プラスチ
ック被膜を利用したもあるが、この被膜は抵抗の温度係
数が大きいので、その分だけ精度が悪いという問題点が
ある。更にまた、従来の記録計では、ポテンショメータ
の摺動子を摺動させる為の余分な駆動トルクが必要であ
るという問題点もある。
【０００５】この発明は、これらの問題点に着目してな
されたものであって、高精度かつ長寿命であって、しか
も余分な駆動トルクを必要としない非接触形のポテンシ
ョメータを備える記録計を提供することを目的とする。
されたものであって、高精度かつ長寿命であって、しか
も余分な駆動トルクを必要としない非接触形のポテンシ
ョメータを備える記録計を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する
為、この発明に係る記録計は、記録ペンと、この記録ペ
ンを適宜に移動させるモータと、このモータなどの動作
を制御する制御部とを備える記録計において、前記記
録ペンに取り付けられる光反射部と、複数個の発光素
子と受光素子が配列されており、各発光素子からの光が
前記光反射部で反射された場合にのみ、対応する位置の
受光素子において光が受光されるイメージセンサと、
このイメージセンサの出力に応じて前記記録ペンの位置
を検出する位置検出部とを特徴的に備えている。
為、この発明に係る記録計は、記録ペンと、この記録ペ
ンを適宜に移動させるモータと、このモータなどの動作
を制御する制御部とを備える記録計において、前記記
録ペンに取り付けられる光反射部と、複数個の発光素
子と受光素子が配列されており、各発光素子からの光が
前記光反射部で反射された場合にのみ、対応する位置の
受光素子において光が受光されるイメージセンサと、
このイメージセンサの出力に応じて前記記録ペンの位置
を検出する位置検出部とを特徴的に備えている。
【０００７】
【作用】イメージセンサは、複数個の発光素子と受光素
子が配列されて構成されており、発光素子からの放射光
は、記録ペンと共に移動する光反射部で反射された場合
のみ、対応する受光素子で受光される。従って、位置検
出部は、光を受光している受光素子を特定することによ
って、記録ペンの位置を検出することが可能となる。
子が配列されて構成されており、発光素子からの放射光
は、記録ペンと共に移動する光反射部で反射された場合
のみ、対応する受光素子で受光される。従って、位置検
出部は、光を受光している受光素子を特定することによ
って、記録ペンの位置を検出することが可能となる。
【０００８】このように、この記録計では、ポテンショ
メータが非接触で動作するので、磨耗がなく長寿命であ
り、しかも余分な駆動トルクを必要とすることもない。
メータが非接触で動作するので、磨耗がなく長寿命であ
り、しかも余分な駆動トルクを必要とすることもない。
【０００９】
【実施例】以下、実施例に基づいて、この発明を更に詳
細に説明する。図１は、この発明の一実施例である記録
計の構成図を図示したものである。この記録計は、発光
素子と受光素子とが配列されているイメージスキャナ１
と、これに密接した状態で移動する記録ペン２と、イメ
ージスキャナ１の動作を制御して受光位置を検出する位
置検出部３と、記録ペン２を図１の左右方向に移動させ
るモータ４と、装置全体の動作を制御する制御回路５と
で構成されている。
細に説明する。図１は、この発明の一実施例である記録
計の構成図を図示したものである。この記録計は、発光
素子と受光素子とが配列されているイメージスキャナ１
と、これに密接した状態で移動する記録ペン２と、イメ
ージスキャナ１の動作を制御して受光位置を検出する位
置検出部３と、記録ペン２を図１の左右方向に移動させ
るモータ４と、装置全体の動作を制御する制御回路５と
で構成されている。
【００１０】イメージスキャナ１は、例えば、ＦＡＸな
どに使用されているものと同等のものであって、列状に
配列される発光素子１ａ…１ａと、発光素子１ａに対応
した位置に配列される受光素子１ｂ…１ｂとで構成され
ている。そして、発光素子１ａ…１ａは、常に光を放射
しているが、その光が反射されない限り、受光素子１ｂ
…１ｂには光が伝わらないようになっている。受光素子
１ｂは、例えば、ホトダイオードであって、これと直列
にＭＯＳトランジスタ等が接続されている。
どに使用されているものと同等のものであって、列状に
配列される発光素子１ａ…１ａと、発光素子１ａに対応
した位置に配列される受光素子１ｂ…１ｂとで構成され
ている。そして、発光素子１ａ…１ａは、常に光を放射
しているが、その光が反射されない限り、受光素子１ｂ
…１ｂには光が伝わらないようになっている。受光素子
１ｂは、例えば、ホトダイオードであって、これと直列
にＭＯＳトランジスタ等が接続されている。
【００１１】記録ペン２は、図１の上下方向に紙送りさ
れている記録紙（図示せず）に対して、記録ペンの位置
に応じた曲線を描くものである。また、この記録ペン２
には、光を効率よく反射する反射物質が取り付けてあり
（図示せず）、発光素子１ａからの放射光を反射させて
受光素子１ｂに導くようになっている。位置検出部３
は、光を受光しているホトダイオードを特定する部分で
ある。すなわち、位置検出部３はイメージスキャナ１に
走査パルスを供給して、前記ＭＯＳトランジスタを順次
スイッチングしてゆく。各ＭＯＳトランジスタにはホト
ダイオードが接続されているので、ホトダイオードが光
を受光しているか否かによって出力信号が異なることに
なり、このことから記録ペン２の位置を検出することが
可能となる。
れている記録紙（図示せず）に対して、記録ペンの位置
に応じた曲線を描くものである。また、この記録ペン２
には、光を効率よく反射する反射物質が取り付けてあり
（図示せず）、発光素子１ａからの放射光を反射させて
受光素子１ｂに導くようになっている。位置検出部３
は、光を受光しているホトダイオードを特定する部分で
ある。すなわち、位置検出部３はイメージスキャナ１に
走査パルスを供給して、前記ＭＯＳトランジスタを順次
スイッチングしてゆく。各ＭＯＳトランジスタにはホト
ダイオードが接続されているので、ホトダイオードが光
を受光しているか否かによって出力信号が異なることに
なり、このことから記録ペン２の位置を検出することが
可能となる。
【００１２】制御回路５は、モータ４や記録ペン２など
を制御して、記録紙に適宜なデータを印字させる部分で
ある。制御回路５は、位置検出部３からのデータによっ
て記録ペン２の現在位置を把握し、必要があれば、記録
ペン２の位置を変化させる。
を制御して、記録紙に適宜なデータを印字させる部分で
ある。制御回路５は、位置検出部３からのデータによっ
て記録ペン２の現在位置を把握し、必要があれば、記録
ペン２の位置を変化させる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る記
録計は、記録ペンに取り付けられる光反射部と、複数個
の発光素子と受光素子が配列されているイメージセンサ
と、このイメージセンサの出力に応じて前記記録ペンの
位置を検出する位置検出部とを特徴的に備えている。
録計は、記録ペンに取り付けられる光反射部と、複数個
の発光素子と受光素子が配列されているイメージセンサ
と、このイメージセンサの出力に応じて前記記録ペンの
位置を検出する位置検出部とを特徴的に備えている。
【００１４】つまり、この記録計では、記録ペンとイメ
ージスキャナとを接触させる必要がないので、接触など
に伴う磨耗が問題にならず、従って、長期間にわたって
使用することが可能となる。また、導電性プラスチック
被膜を利用した従来の記録計に比べると、温度の影響を
受けない分だけ高精度である。
ージスキャナとを接触させる必要がないので、接触など
に伴う磨耗が問題にならず、従って、長期間にわたって
使用することが可能となる。また、導電性プラスチック
被膜を利用した従来の記録計に比べると、温度の影響を
受けない分だけ高精度である。
【００１５】更にまた、記録ペンと接触することなく動
作するので、余分な駆動トルクを必要としない。また、
記録ペンに取り付けられる光反射部によって、記録ペン
位置を直接検出するので、高精度の位置制御が可能とな
る。
作するので、余分な駆動トルクを必要としない。また、
記録ペンに取り付けられる光反射部によって、記録ペン
位置を直接検出するので、高精度の位置制御が可能とな
る。
【図１】この発明の一実施例である記録計のブロック図
を図示したものである。
を図示したものである。
【図２】従来のポテンショメータを説明する為の等価回
路である。
路である。
１ イメージセンサ １ａ 発光素子 １ｂ 受光素子 ２ 記録ペン ３ 位置検出部 ４ モータ ５ 制御部
Claims (1)
- 【請求項１】記録ペンと、この記録ペンを適宜に移動さ
せるモータと、このモータなどの動作を制御する制御部
とを備える記録計において、 前記記録ペンに取り付けられる光反射部と、 複数個の発光素子と受光素子が配列されており、各発光
素子からの光が前記光反射部で反射された場合にのみ、
対応する位置の受光素子において光が受光されるイメー
ジセンサと、 このイメージセンサの出力に応じて前記記録ペンの位置
を検出する位置検出部とを備えることを特徴とする記録
計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27969392A JPH06129880A (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 記録計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27969392A JPH06129880A (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 記録計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06129880A true JPH06129880A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17614560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27969392A Pending JPH06129880A (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 記録計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06129880A (ja) |
-
1992
- 1992-10-19 JP JP27969392A patent/JPH06129880A/ja active Pending
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