JPH06129690A - 空調機の制御装置及びこの空調機の制御装置を備えた分電盤 - Google Patents

空調機の制御装置及びこの空調機の制御装置を備えた分電盤

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JPH06129690A
JPH06129690A JP4278929A JP27892992A JPH06129690A JP H06129690 A JPH06129690 A JP H06129690A JP 4278929 A JP4278929 A JP 4278929A JP 27892992 A JP27892992 A JP 27892992A JP H06129690 A JPH06129690 A JP H06129690A
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JP
Japan
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air conditioner
signal
control device
state
interface
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Application number
JP4278929A
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English (en)
Inventor
Teruyuki Matsui
照幸 松井
Atsushi Ito
淳 伊藤
Masahiko Shiyouji
政彦 少路
Shigeo Kosaka
茂雄 小坂
Tadaharu Tsuchimoto
忠晴 土本
Masahiko Kagawa
雅彦 香川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 退室するときに空調機が例え動作状態中でも
停止させることが可能となって、省エネが図れる空調機
の制御装置を提供。 【構成】 入力されるパルスに応答して室内を空調制御
する空調機Tを動作と停止との繰返しの駆動を行わせる
とともに前記空調機の動作と停止とを示す動作モニター
信号を出力するインターフェイス手段Sと、室内の入室
状態と退室状態に応じて開閉する接点手段Wと、インタ
ーフェイス手段の動作モニター信号及び接点手段の出力
信号を入力し、インターフェイス手段の動作モニター信
号が動作状態中に接点手段に退室状態信号が発生した時
点でインターフェイス手段へパルス信号を出力する制御
手段Vとを有する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、寮、ホテル等の集合住
居における個々の部屋の空調制御を行う空調機の制御装
置及びこの空調機の制御装置を備えた分電盤に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、寮、ホテル等の集合住居におけ
る個々の部屋の照明設備への電気の供給は、扉キーを室
内に設置されたホルダーに挿入することや扉の施錠を外
部から外すこと等の行為によって開始され、ホルダーか
ら抜き取ることや扉を外部から施錠すること等の行為に
よって停止されるようになっており、入室者の有無に応
じて照明設備への電気の供給・停止の制御が行えるよう
になっており、省エネが図られている。
【0003】一方、これらの集合住居に於ける個々の部
屋の空調は、入室者の手動操作によって個々の部屋に設
備された空調機を駆動・停止させて行われており、その
空調機の制御は、入室者に任されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、この空調機
の制御において、「入」操作は、入室者が快適環境を求
めて自然に行われるものの、空調機の「切」操作は忘れ
られる事が多い。
【0005】従って、部屋に誰もいない状態で空調制御
がなされて無駄なエネルギーの消費を行うことがある。
【0006】なお、この空調機を上述の照明設備への電
気供給・停止の制御と整合させて制御することによって
忘れがちな空調機の「切」操作を行い省エネを図ること
が可能となるが、動作中の空調機は冷媒が圧縮又は膨張
状態となっているため、電気停止を急に行うと、圧縮又
は膨張状態となった冷媒によって配管やコンプレッサが
傷むこととなり、もって空調機への電気供給・停止の制
御をもって達成することができなかった。
【0007】本発明は、上述のような点に鑑みてなした
ものであり、第1の発明の目的とするところは、退室す
るときに空調機が例え動作状態中でも停止させることが
可能となって、省エネが図れる空調機の制御装置を提供
することにある。
【0008】また第2の発明の目的とするところは、入
室するときに手動操作によるオン操作を行うことなく自
動的に空調機を作動させて自然に快適な環境を達成でき
る空調機の制御装置を提供することにある。
【0009】更に第3の発明の目的とするところは、空
調機の自動的な動作の有無を所望の状態に選択できて使
い勝手の向上が図れる空調機の制御装置を提供すること
にある。
【0010】更に第4の発明の目的とするところは、不
在時の空調機の無用な動作を防止して省エネを図る空調
機の制御装置を提供することにある。
【0011】更に第5の発明の目的とするところは、空
調機のタイマー動作の有無選択を可能として使い勝手を
向上させた空調機の制御装置を提供することにある。
【0012】更に第6の発明の目的とするところは、空
調機がオン状態中で入室したときに空調機の継続動作を
行なわせ、安定した制御を行わせることができる空調機
の制御装置を提供することにある。
【0013】更に第7の発明の目的とするところは、安
定した動作が確保できる空調機の制御装置を提供するこ
とにある。
【0014】更に第8の発明の目的とするところは、空
調機のオンオフ駆動のみならず同時に室内の照明設備の
点灯・消灯制御を可能にして、使い勝手を一層向上させ
た空調機の制御装置を備えた分電盤を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の空調機の
制御装置は、入力されるパルスに応答して室内を空調制
御する空調機を動作と停止との繰返しの駆動を行わせる
とともに前記空調機の動作と停止とを示す動作モニター
信号を出力するインターフェイス手段と、室内の入室状
態と退室状態に応じて開閉する接点手段と、インターフ
ェイス手段の動作モニター信号及び接点手段の出力信号
を入力し、インターフェイス手段の動作モニター信号が
動作状態中に接点手段に退室状態信号が発生した時点で
インターフェイス手段へパルス信号を出力する制御手段
と、を有した構成してある。
【0016】請求項2記載の空調機の制御装置は、請求
項1のもののインターフェイス手段の動作モニター信号
が停止状態中で接点手段に入室状態信号が発生した時点
でインターフェイス手段へのパルス信号を出力する自動
オン手段を制御手段に設けた構成としてある。
【0017】請求項3記載の空調機の制御装置は、請求
項2のものの自動オン手段の停止又は設定の切替えを行
う操作スイッチを設けた構成としてある。
【0018】請求項4記載の空調機の制御装置は、請求
項1乃至請求項3のものの設定された時間でオンオフ駆
動するタイマー手段を空調機に備え、さらに接点手段が
退室状態信号中でインターフェイス手段の動作モニター
信号が停止状態から動作状態となった時点にインターフ
ェイス手段へパルス信号を出力するタイマー停止手段を
制御手段に設けた構成としてある。
【0019】請求項5記載の空調機の制御装置は、請求
項4のもののタイマー停止手段の停止又は設定の切替え
を行う操作スイッチを設けた構成としてある。
【0020】請求項6記載の空調機の制御装置は、請求
項1乃至請求項3のもののインターフェイス手段の動作
モニター信号が動作状態中は、接点手段の入室状態信号
をキャンセルする継続駆動手段を制御手段に設けた構成
としてある。
【0021】請求項7記載の空調機の制御装置は、請求
項1乃至請求項6のもののインターフェイス手段へのパ
ルス信号は、入力された信号の変化点から立ち上がり所
定時間の継続後に立ち下がるパルス発生手段を介して送
出する構成としてある。
【0022】請求項8記載の空調機の制御装置は、請求
項1乃至請求項7のものの電源線を引込むとともに複数
の分岐線を空調機と室内の照明器具へ接続して電源を分
配する分電盤に、制御手段及び接点手段の信号に応じて
開閉するスイッチ手段を収納し、このスイッチ手段を照
明器具への電源回路に介在させた構成としてある。
【0023】
【作用】請求項1記載の空調機の制御装置によれば、退
室するときに空調機が例え動作状態中でも、接点手段を
開極することによって空調機を停止させることが可能と
なる。
【0024】請求項2記載の空調機の制御装置によれ
ば、請求項1の作用に加え、入室するときに手動操作に
よるオン操作を行うことなく自動的に空調機を作動させ
ることができる。
【0025】請求項3記載の空調機の制御装置によれ
ば、請求項2の作用に加え、入室者の選択によって空調
機の自動的な動作の有無を所望の状態に選択できる。
【0026】請求項4記載の空調機の制御装置によれ
ば、請求項1乃至請求項3の作用に加え、室内に誰もい
ない状態で空調機が自動的にオンした時に制御手段によ
りパルス信号を送出して空調機をオフ駆動する。
【0027】請求項5記載の空調機の制御装置によれ
ば、請求項4の作用に加え、空調機のタイマー動作の有
無選択を可能にできる。
【0028】請求項6記載の空調機の制御装置によれ
ば、請求項1乃至請求項3の作用に加え、空調機がオン
状態で入室した時に空調機の継続動作を行なわせること
ができる。
【0029】請求項7記載の空調機の制御装置によれ
ば、請求項1乃至請求項6の作用に加え、パルス発生手
段によってインターフェイス手段に一定幅のパルス信号
を検出することできる。
【0030】請求項8記載の空調機の制御装置を備えた
分電盤によれば、請求項1乃至請求項7の作用に加え、
空調機のオンオフ駆動のみならず同時に室内の照明設備
の点灯・消灯制御を可能にできる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図6に基
づいて説明する。
【0032】すなわち、図1に示すように、インターフ
ェイス手段S(例えば松下電工株式会社製品番WNT7202)
は、寮、ホテル等の集合住宅における個々の部屋の空調
制御を行う空調機Tに信号線で接続される。このインタ
ーフェイス手段Sは、空調機Tを手元操作する信号と同
様の信号として空調機Tに送信することにより入力され
たパルス信号に応答して空調機Tを動作、不動作を繰り
返し制御させるとともに、空調機Tの動作、不動作を判
断してその状態を示す動作モニター信号を出力する。従
って、空調機Tの動作、停止は、手元操作の場合と同様
に、インターフェイス手段Sからの動作、不動作の信号
に応答して空調機Tの冷媒の圧縮、膨張状態を安定させ
た後に行われることとなる。
【0033】更に、接点手段W(例えば松下電工株式会
社製品番EKC8700)は、室内への入退室状態に応じて開閉
駆動されるもので、扉キー或いはカードを室内に設置さ
れたホルダーに挿入することや扉の施錠を外部から外す
こと等の行為によって入室状態信号を出力し、ホルダー
から扉キー或いはカードを抜き取ることや扉を外部から
施錠すること等の行為によって退室状態信号を出力す
る。
【0034】しかも、個々の部屋に設置された分電盤U
には制御手段Vが収納され、制御手段Vは接点手段Wの
出力信号及びインターフェイス手段Sの動作モニター信
号を入力し、これらの入力信号に応答してインターフェ
イス手段Sへパルス信号を出力する。この制御手段Vの
動作は、以下に詳述する。
【0035】また、この分電盤Uは外部より受電して、
空調機T、照明設備Q1 、コンセントQ2 へ電気を分配
しており、制御手段Vに入力された接点手段Wの出力信
号に応答して照明設備Q1 への電気の供給を、入室状態
で電源供給し退室状態で停止するように制御している。
勿論、照明設備Q1 のみならず、空調機Tを除く例えば
コンセントQ2 への電源供給を制御するようにしてもよ
い。
【0036】次に、制御手段Vを図2に基づいて説明す
る。接点手段Wの出力信号は、入室状態が閉極となり退
室状態が開極となる。またインターフェイス手段Sの動
作モニター信号はフォトカブラXによって行われ、動作
状態信号がフォトカブラXの受光素子X1 をオン、停止
状態信号がフォトカブラXの受光素子X1 をオフとす
る。また、インターフェイス手段Sへのパルス信号はフ
ォトカブラXの発光素子X2 によって行われる。制御手
段Vは、図2に示すように、接点手段Wの開閉状態を検
出する接点手段検出回路Y1 と、接点手段Wの出力信号
の立ち上がりを検出する接点手段の立ち上がり検出回路
Y2 と、接点手段Wの出力信号の立ち下がりを検出する
接点手段の立ち下がり検出回路Y3 と、インターフェイ
ス手段Sの動作モニター信号を検出する動作モニター信
号検出回路Y4 と、動作モニター信号の立ち上がりを検
出する動作モニター信号立ち上がり検出回路Y5 とを設
けている。接点手段検出回路Y1 は、印加電源VCCの出
力を分圧する分圧抵抗R15,R16と接点手段Wの開閉状
態を示すためのNOT回路N1 とを有している。接点手
段の立ち上がり検出回路Y2 は、抵抗R8 とコンデンサ
C1 とで微分回路を構成するとともに、この微分回路か
ら出力される微分波形をパルス波形に変換して反転する
NOT回路N2 を有している。接点手段の立ち下がり検
出回路Y3 は、抵抗R9 とコンデンサC2 とで微分回路
を構成するとともに、この微分回路から出力される微分
波形をパルス波形に変換し反転するNOT回路N4 を有
している。動作モニター信号検出回路Y4 は、印加電圧
VCCの出力を分圧する分圧抵抗R12,R13と動作モニタ
ー信号の動作状態を示すためのNOT回路N5 とを有し
ている。動作モニター信号立ち上がり検出回路Y5は、
抵抗R10とコンデンサC3 とで微分回路を構成するとと
もに、この微分回路から出力される微分波形をパルス波
形に変換して反転するNOT回路N6 を有している。接
点手段の立ち上がり検出回路Y2 及び動作モニター信号
検出回路Y4 の出力側には、インターフェイス手段Sの
動作モニター信号が停止状態中で接点手段Wに入室状態
信号が発生した時点でインターフェイス手段Sへのパル
ス信号を出力する自動オン手段Z1 を設けている。ま
た、接点手段の立ち上がり検出回路Y2 には、自動オン
手段Z1 の停止又は設定の切替えを行う自動オン手段操
作スイッチSW1 を設けている。なお、この自動オン手段
Z1 は、インターフェイス手段Sの動作モニター信号が
動作状態中は、接点手段Wの入室状態信号をキャンセル
する継続駆動手段も兼ねているが、この継続駆動手段と
自動オン手段とはそれぞれ異なる回路で構成してもよ
い。
【0037】また、接点手段の立ち下がり検出回路Y3
及び動作モニター信号検出回路Y4の出力側には、イン
ターフェイス手段Sの動作モニター信号が動作状態中に
退室状態信号が発生した時点でインターフェイス手段S
へのパルス信号を出力する強制オフ手段Z2 を、接点手
段検出回路Y1 及び運転信号立ち上がり検出回路Y5の
出力側には、接点手段Wが退室状態中でインターフェイ
ス手段Sの動作モニター信号が停止状態から動作状態に
なった時点にインターフェイス手段Sへのパルス信号を
出力するタイマー停止手段Z4 をそれぞれ設けている。
更に、動作モニター信号検出回路Y4 の出力側には、タ
イマー停止手段Z4 の停止又は設定の切替えを行うタイ
マー停止手段操作スイッチSW2 を設けている。
【0038】更に、これら自動オン手段Z1 と強制オフ
手段Z2 とタイマー停止手段Z4 との出力側には、入力
された信号の変化点から立ち上がり所定時間(例えば25
0 ms±25ms) の継続後に立ち下がるパルス発生手段Z5
を設けている。
【0039】次に、この空調機の制御手段の動作を図2
乃至図6に基づいて説明する。まず、自動オン手段操作
スイッチSW1 及びタイマー停止手段操作スイッチSW2が
それぞれオフの状態を図3に示す。インターフェイス手
段Sの動作モニター信号が停止状態中で接点手段Wに入
室状態信号が発生(接点手段Wが閉極)すると、印加電
圧VCCによる電流がR15及びR16を流れるのでA点での
パルス信号はLレベルとなり、接点手段検出回路Y1 の
出力側B点はNOT回路N1 によりHレベルとなる。ま
た、C点でのパルス信号はC1 とR8 との微分回路によ
りHレベルの微分波形となり、接点手段の立ち上がり検
出回路Y2 の出力側D点はNOT回路N2 によりコンデ
ンサC1 の充電時間のみLレベルに立ち下げられる。そ
して、自動オン手段Z1 によってD点でのパルス信号の
出力時間t1分のパルス信号がM点に発生する。更に、F
点でのパルス信号はC2 とR9 との微分回路によりLレ
ベルの微分波形となり、接点手段の立ち下がり検出回路
Y3 の出力側G点はNOT回路N4 によりHレベルに立
ち下げられる。このとき、強制オフ手段Z2によりN点
ではパルス信号が出力されない。
【0040】また、空調機Tを運転してインターフェイ
ス手段Sの動作モニター信号を動作状態にしたとき、接
点手段Wに退室状態信号が発生(接点手段Wが開極)す
ると、動作モニター信号検出回路Y4 の出力側J点はL
レベル、接点手段の立ち下がり検出回路Y3 の出力側G
点はHレベルとなり、強制オフ手段Z2 によりG点での
パルス信号の出力時間t2分のパルス信号がN点に出力さ
れる。
【0041】更に、接点手段Wが退室状態信号中(接点
手段Wが開極)で空調機Tのタイマー手段(図示せず)
がオン状態に駆動され、インターフェイス手段Sの動作
モニター信号が停止状態から動作状態となると、動作モ
ニター信号立ち上がり検出回路Y5 の出力側L点はLレ
ベル、接点手段検出回路Y1 の出力側B点はLレベルと
なり、タイマー停止手段Z4 によりL点でのパルス信号
の出力時間t3分のパルス信号がO点に出力される。
【0042】これら自動オン手段Z1 と強制オフ手段Z
2 とタイマー停止手段Z4 との出力は、パルス発生手段
Z5 によりパルス信号の変化点から立ち上がり、所定時
間(例えば250ms ±25ms)の継続後に立ち下がるように
した後、フォトカプラXの発光素子X2 によってインタ
ーフェイス手段Sへ出力され、空調機Tを制御するので
ある。
【0043】次に、自動オン手段操作スイッチSW1 をオ
ン、タイマー停止手段操作スイッチSW2 をオフの状態を
図4に示す。この状態は、図3とは自動オン手段Z1 の
停止又は設定の切替えを行う回路の動作のみ異なるの
で、以下これについて述べる。インターフェイス手段S
の動作モニター信号が停止状態中で接点手段Wに入室状
態信号が発生(接点手段Wが閉極)すると、印加電圧V
CCによる電流がR15及びR16を流れるのでA点でのパル
ス信号はLレベルとなり、接点手段検出回路Y1の出力
側B点はNOT回路N1 によりHレベルとなる。また、
C点でのパルス信号はC1 とR8 との微分回路によりH
レベルの微分波形となり、接点手段の立ち上がり検出回
路Y2 の出力側D点は本来ならばNOT回路N2 により
コンデンサC1 の充電時間のみLレベルに立ち下げられ
るのであるが、SW1 により直流電圧VDDが常に印加され
Hレベルに一定となる。そして、自動オン手段Z1 によ
りM点にはパルス信号が発生しない。すなわち、この自
動オン手段操作スイッチSW1をオンにすることで、空調
機Tを自動オンするパルス信号が出力しなくなり、空調
機Tの自動的な動作の有無を所望の状態に選択すること
ができる。
【0044】更に、自動オン手段操作スイッチSW1 をオ
フ、タイマー停止手段操作スイッチSW2 をオンの状態を
図5に示す。この状態は、図3とはタイマー停止手段Z
4 の停止又は設定の切替えを行う回路の動作のみ異なる
ので、以下これについて述べる。接点手段Wが退室状態
信号中(接点手段Wが開極)で空調機Tのタイマー手段
(図示せず)がオン状態に駆動され、インターフェイス
手段Sの動作モニター信号が停止状態から動作状態とな
ると、接点手段検出回路Y1 の出力側B点はレベルとな
り、動作モニター信号立ち上がり検出回路Y5 の出力側
L点は本来ならばLレベルになるのであるが、SW2 によ
り直流電圧VDDが常に印加されHレベルに一定となる。
そして、タイマー停止手段Z4 によりL点にはパルス信
号が発生しない。すなわち、このタイマー停止手段操作
スイッチSW2 をオンにすることによって、退室状態中に
空調機Tのタイマー手段によってオン状態になった空調
機Tの動作を防止するパルス信号が出力しなくなり、空
調機Tのタイマー手段によってオンにし、室に戻る前で
も快適な環境を確保することができる。
【0045】更に、自動オン手段操作スイッチSW1 及び
タイマー停止手段操作スイッチSW2をそれぞれオンにし
た状態を図6に示す。この状態は、図4の場合と図5の
場合を組み合わせたものであり、自動オン手段Z1 とタ
イマー停止手段Z4 との出力を常にLレベルに保ち、強
制オフ手段Z2 のみが図3のときと同一なので、退室す
るときに空調機Tが例え動作状態中でも停止させること
が可能となって省エネを図ることができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の空調機の制御装置によれ
ば、退室するときに空調機が例え動作状態中でも、接点
手段を開極することによって空調機を停止させることが
可能となって省エネを図ることができるという効果を奏
する。
【0047】請求項2記載の空調機の制御装置によれ
ば、請求項1の効果に加え、入室するときに手動操作に
よるオン操作を行うことなく自動的に空調機を作動させ
ることができ、自然に快適な環境を達成できるという効
果を奏する。
【0048】請求項3記載の空調機の制御装置によれ
ば、請求項2の効果に加え、入室者の選択によって空調
機の自動的な動作の有無を所望の状態に選択でき、使い
勝手の向上が図れるという効果を奏する。
【0049】請求項4記載の空調機の制御装置によれ
ば、請求項1乃至請求項3の効果に加え、室内に誰もい
ない状態で空調機が自動的にオンした時に制御手段によ
りパルス信号を送出して空調機をオフ駆動し、空調機の
無用な動作を防止して省エネを図ることができるという
効果を奏する。
【0050】請求項5記載の空調機の制御装置によれ
ば、請求項4の効果に加え、空調機のタイマー動作の有
無選択を可能にでき、使い勝手を向上させることができ
るという効果を奏する。
【0051】請求項6記載の空調機の制御装置によれ
ば、請求項1乃至請求項3の効果に加え、空調機がオン
状態で入室した時に空調機の継続動作を行なわせること
ができ、安定した制御を行わせることができるという効
果を奏する。
【0052】請求項7記載の空調機の制御装置によれ
ば、請求項1乃至請求項6の効果に加え、パルス発生手
段によってインターフェイス手段に一定幅のパルス信号
を検出することでき、安定した動作が確保できるという
効果を奏する。
【0053】請求項8記載の空調機の制御装置を備えた
分電盤によれば、請求項1乃至請求項7の効果に加え、
空調機のオンオフ駆動のみならず同時に室内の照明設備
の点灯・消灯制御を可能にでき、使い勝手を一層向上さ
せることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシステム系統図であ
る。
【図2】図1の制御手段を示す回路図である。
【図3】図2のもののSW1 及びSW2 をそれぞれオフにし
たときの動作説明図である。
【図4】図2のもののSW1 をオン、SW2 をオフにしたと
きの動作説明図である。
【図5】図2のもののSW1 をオフ、SW2 をオンにしたと
きの動作説明図である。
【図6】図2のもののSW1 及びSW2 をそれぞれオンにし
たときの動作説明図である。
【符号の説明】
S インターフェイス手段 T 空調機 U 分電盤 V 制御手段 W 接点手段 X フォトカプラ Z1 自動オン手段 Z2 強制オフ手段 Z4 タイマー停止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小坂 茂雄 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 土本 忠晴 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 香川 雅彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるパルスに応答して室内を空調
    制御する空調機を動作と停止との繰返しの駆動を行わせ
    るとともに前記空調機の動作と停止とを示す動作モニタ
    ー信号を出力するインターフェイス手段と、室内の入室
    状態と退室状態に応じて開閉する接点手段と、インター
    フェイス手段の動作モニター信号及び接点手段の出力信
    号を入力し、インターフェイス手段の動作モニター信号
    が動作状態中に接点手段に退室状態信号が発生した時点
    でインターフェイス手段へパルス信号を出力する制御手
    段と、を有する空調機の制御装置。
  2. 【請求項2】 インターフェイス手段の動作モニター信
    号が停止状態中で接点手段に入室状態信号が発生した時
    点でインターフェイス手段へのパルス信号を出力する自
    動オン手段を制御手段に設けたことを特徴とする請求項
    1記載の空調機の制御装置。
  3. 【請求項3】 自動オン手段の停止又は設定の切替えを
    行う操作スイッチを設けたことを特徴とする請求項2記
    載の空調機の制御装置。
  4. 【請求項4】 設定された時間でオンオフ駆動するタイ
    マー手段を空調機に備え、さらに接点手段が退室状態信
    号中でインターフェイス手段の動作モニター信号が停止
    状態から動作状態となった時点にインターフェイス手段
    へパルス信号を出力するタイマー停止手段を制御手段に
    設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の空
    調機の制御装置。
  5. 【請求項5】 タイマー停止手段の停止又は設定の切替
    えを行う操作スイッチを設けたことを特徴とする請求項
    4記載の空調機の制御装置。
  6. 【請求項6】 インターフェイス手段の動作モニター信
    号が動作状態中は、接点手段の入室状態信号をキャンセ
    ルする継続駆動手段を制御手段に設けたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3記載の空調機の制御装置。
  7. 【請求項7】 インターフェイス手段へのパルス信号
    は、入力された信号の変化点から立ち上がり所定時間の
    継続後に立ち下がるパルス発生手段を介して送出するこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項6記載の空調機の制
    御装置。
  8. 【請求項8】 電源線を引込むとともに複数の分岐線を
    空調機と室内の照明器具へ接続して電源を分配する分電
    盤に、制御手段及び接点手段の信号に応じて開閉するス
    イッチ手段を収納し、このスイッチ手段を照明器具への
    電源回路に介在させたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項7記載の空調機の制御装置を備えた分電盤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018169104A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 株式会社富士通ゼネラル 空気調和装置
JP2018169103A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 株式会社富士通ゼネラル 空気調和装置

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