JPH0612963Y2 - 管理機用車輪 - Google Patents
管理機用車輪Info
- Publication number
- JPH0612963Y2 JPH0612963Y2 JP1984195147U JP19514784U JPH0612963Y2 JP H0612963 Y2 JPH0612963 Y2 JP H0612963Y2 JP 1984195147 U JP1984195147 U JP 1984195147U JP 19514784 U JP19514784 U JP 19514784U JP H0612963 Y2 JPH0612963 Y2 JP H0612963Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- outer peripheral
- bearing surface
- lug
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、管理機用車輪で、特にカルチ車輪として利用
されるものに関する。
されるものに関する。
耕耘機(管理機)の車輪として、ラグを備えたものとし
ては、例えば、実公昭33-17214号公報に開示されたもの
が知られている。
ては、例えば、実公昭33-17214号公報に開示されたもの
が知られている。
ここに開示された車輪(03)は第5図に示すごとく、円板
の中央部を一側方に円形に膨出させるとともに、この膨
出部(03a)の外周面を車輪沈下を規制できる幅に設定し
て接地支承面(03c)を構成し、この接地支承面(03c)と膨
出部(03a)に連なるフランジ部(03d)との間に、周方向に
適当間隔をもって複数のラグ(06)を溶接連結している。
の中央部を一側方に円形に膨出させるとともに、この膨
出部(03a)の外周面を車輪沈下を規制できる幅に設定し
て接地支承面(03c)を構成し、この接地支承面(03c)と膨
出部(03a)に連なるフランジ部(03d)との間に、周方向に
適当間隔をもって複数のラグ(06)を溶接連結している。
上記従来構造の車輪は、複数のラグ(06)を円板状本体と
は別途に準備して、それに溶接連結しているので、車輪
重量が増す欠点があるとともに、ラグ(06)を膨出部(03
a)の接地支承面(03c)と、フランジ部(03d)側面とに溶接
固着しなければならないので、溶接工程を多く必要とす
るとともに、溶接時のラグ(06)の位置及び姿勢を決める
治具を用いなければならず、加工手間がかかり製作コス
トが高くつく欠点があった。
は別途に準備して、それに溶接連結しているので、車輪
重量が増す欠点があるとともに、ラグ(06)を膨出部(03
a)の接地支承面(03c)と、フランジ部(03d)側面とに溶接
固着しなければならないので、溶接工程を多く必要とす
るとともに、溶接時のラグ(06)の位置及び姿勢を決める
治具を用いなければならず、加工手間がかかり製作コス
トが高くつく欠点があった。
上記問題点を解決すべく、本考案にかかる管理機用車輪
は、 一枚ものの円板の中央部を一側方に膨出させてなる膨出
部(3a)と、この膨出部(3a)に形成された車輪軸心方向に
幅を有する環状外周面である車輪沈下規制用の接地支承
面(3c)と、この接地支承面(3c)と円板外周縁(3b)との間
に位置する複数のラグ(6)とを備え、 前記ラグ(6)を、前記円板外周縁(3b)にその頂点が向い
ている三角形状で、かつ、その車輪回転方向側の斜辺
(a)を残して円板から切り出して当該斜辺(a)で膨出部(3
a)側に折り曲げ、その三角形底辺(b)を前記接地支承面
(3c)に溶接連結した折り出し片で構成した 構造とした。
は、 一枚ものの円板の中央部を一側方に膨出させてなる膨出
部(3a)と、この膨出部(3a)に形成された車輪軸心方向に
幅を有する環状外周面である車輪沈下規制用の接地支承
面(3c)と、この接地支承面(3c)と円板外周縁(3b)との間
に位置する複数のラグ(6)とを備え、 前記ラグ(6)を、前記円板外周縁(3b)にその頂点が向い
ている三角形状で、かつ、その車輪回転方向側の斜辺
(a)を残して円板から切り出して当該斜辺(a)で膨出部(3
a)側に折り曲げ、その三角形底辺(b)を前記接地支承面
(3c)に溶接連結した折り出し片で構成した 構造とした。
本考案による車輪は、一枚ものの円板のプレス加工、三
角形ラグの切り出し折り曲げ、折り出しラグの底辺と接
地支承面との連結、の各工程で製作される。
角形ラグの切り出し折り曲げ、折り出しラグの底辺と接
地支承面との連結、の各工程で製作される。
従って、ラグを車輪構成材から切り出して折り曲げるだ
けで得られるので、ラグを別途準備する従来のものに比
べて、重量軽減を計れる。
けで得られるので、ラグを別途準備する従来のものに比
べて、重量軽減を計れる。
又、単なる折り曲げ工程でラグを所定位置に所定姿勢で
成形できるので、折り出しラグの底辺を、接地支承面に
溶接する場合に、ラグ位置決め及び姿勢保持用の治具も
不要であり、簡単に溶接処理することができ、製作コス
トの低減が達成できる。
成形できるので、折り出しラグの底辺を、接地支承面に
溶接する場合に、ラグ位置決め及び姿勢保持用の治具も
不要であり、簡単に溶接処理することができ、製作コス
トの低減が達成できる。
第2図は、管理機本体(1)を示し、エンジン(2)の動力が
車輪(3)を軸承したミッションケース(4)にベルト伝達さ
れ、車輪(3)を正逆転可能に駆動すべく構成されてい
る。第1図に示すように、車輪(3)は、円板状に打抜い
た一枚ものの鋼板を一側方にプレス加工して、その中央
部に円形の膨出部(3a)を形成し、この膨出部(3a)の外周
面を圃場への沈下を規制する接地支承面(3c)に構成する
とともに、膨出部(3a)の開口端に、圃場に突入して横ず
れを規制する円板状のフランジ部(3d)を連設した構造に
し、膨出部(3a)の中心に車輪軸芯(P)を設定するボス(5)
が溶接固定されている。
車輪(3)を軸承したミッションケース(4)にベルト伝達さ
れ、車輪(3)を正逆転可能に駆動すべく構成されてい
る。第1図に示すように、車輪(3)は、円板状に打抜い
た一枚ものの鋼板を一側方にプレス加工して、その中央
部に円形の膨出部(3a)を形成し、この膨出部(3a)の外周
面を圃場への沈下を規制する接地支承面(3c)に構成する
とともに、膨出部(3a)の開口端に、圃場に突入して横ず
れを規制する円板状のフランジ部(3d)を連設した構造に
し、膨出部(3a)の中心に車輪軸芯(P)を設定するボス(5)
が溶接固定されている。
又、膨出部外周面(3c)とフランジ部(3d)との間に、円板
外周縁(3b)にその頂点が向いている複数の三角形のラグ
(6)が、周方向に適当間隔をもって設けられている。
外周縁(3b)にその頂点が向いている複数の三角形のラグ
(6)が、周方向に適当間隔をもって設けられている。
前記ラグ(6)は、フランジ部(3d)の一部を切り出した折
り出し片で構成されたものであって、車輪正回転方向側
の斜辺(a)を残してフランジ部(3d)から切り出されて、
その斜辺(a)において、例えば約30度の角度で膨出部
(3a)側に折曲げられるとともに、その三角形の底辺(b)
が膨出部(3a)の接地支承面(3c)に溶接連結されている。
り出し片で構成されたものであって、車輪正回転方向側
の斜辺(a)を残してフランジ部(3d)から切り出されて、
その斜辺(a)において、例えば約30度の角度で膨出部
(3a)側に折曲げられるとともに、その三角形の底辺(b)
が膨出部(3a)の接地支承面(3c)に溶接連結されている。
尚、上記三角形のラグ(6)の頂点と円板外周縁(3b)との
間は、完全に切れていてもよいが、実施例のように周方
向につながっている方が強度的に有利である。
間は、完全に切れていてもよいが、実施例のように周方
向につながっている方が強度的に有利である。
第4図に示す如く、上記実施例で説明したラグ(6)の間
において、反対側に補助ラグ(6′)を折り出し形成する
ことで更に牽引力の向上を図ることもできる。
において、反対側に補助ラグ(6′)を折り出し形成する
ことで更に牽引力の向上を図ることもできる。
図面は本考案に係る管理機用車輪の実施例を示し、第1
図は全体の斜視図、第2図は本考案の車輪を取付けた管
理機の全体側面図、第3図は第1図の車輪の横断平面
図、第4図は実施例の車輪の一部切欠き平面図、第5は
従来構造の車輪の一部切欠き斜視図である。 (3b)……円板外周縁、(3c)……接地支承面、(6)……ラ
グ、(a)……斜辺、(b)……底辺、(P)……車軸芯。
図は全体の斜視図、第2図は本考案の車輪を取付けた管
理機の全体側面図、第3図は第1図の車輪の横断平面
図、第4図は実施例の車輪の一部切欠き平面図、第5は
従来構造の車輪の一部切欠き斜視図である。 (3b)……円板外周縁、(3c)……接地支承面、(6)……ラ
グ、(a)……斜辺、(b)……底辺、(P)……車軸芯。
Claims (1)
- 【請求項1】一枚ものの円板の中央部を一側方に膨出さ
せてなる膨出部(3a)と、この膨出部(3a)に形成された車
輪軸心方向に幅を有する環状外周面である車輪沈下規制
用の接地支承面(3c)と、この接地支承面(3c)と円板外周
縁(3b)との間に位置する複数のラグ(6)とを備え、 前記ラグ(6)を、前記円板外周縁(3b)にその頂点が向い
ている三角形状で、かつ、その車輪回転方向側の斜辺
(a)を残して円板から切り出して当該斜辺(a)で膨出部(3
a)側に折り曲げ、その三角形底辺(b)を前記接地支承面
(3c)に溶接連結した折り出し片で構成してあることを特
徴とする管理機用車輪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984195147U JPH0612963Y2 (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | 管理機用車輪 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984195147U JPH0612963Y2 (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | 管理機用車輪 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61108603U JPS61108603U (ja) | 1986-07-10 |
JPH0612963Y2 true JPH0612963Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=30752647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984195147U Expired - Lifetime JPH0612963Y2 (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | 管理機用車輪 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612963Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS523602B2 (ja) * | 1971-10-27 | 1977-01-28 | ||
JPS59137954A (ja) * | 1983-01-28 | 1984-08-08 | Toray Ind Inc | 感光性樹脂版の現像装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5552431Y2 (ja) * | 1975-06-23 | 1980-12-05 |
-
1984
- 1984-12-21 JP JP1984195147U patent/JPH0612963Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS523602B2 (ja) * | 1971-10-27 | 1977-01-28 | ||
JPS59137954A (ja) * | 1983-01-28 | 1984-08-08 | Toray Ind Inc | 感光性樹脂版の現像装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61108603U (ja) | 1986-07-10 |
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