JPH0612826Y2 - 光照射器 - Google Patents

光照射器

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JPH0612826Y2
JPH0612826Y2 JP1989088069U JP8806989U JPH0612826Y2 JP H0612826 Y2 JPH0612826 Y2 JP H0612826Y2 JP 1989088069 U JP1989088069 U JP 1989088069U JP 8806989 U JP8806989 U JP 8806989U JP H0612826 Y2 JPH0612826 Y2 JP H0612826Y2
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JP
Japan
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mirror
shaped
long plate
lamp
light
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JP1989088069U
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JPH0332940U (ja
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高尚 上野
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Ushio Denki KK
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Ushio Denki KK
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えばフォトレジスト,光硬化型のペイン
ト,インク,バインダ等の被処理物を主として紫外線を
中心とした光によって処理するために用いられる光照射
器に関するものである。
[従来の技術] 高圧水銀灯等のランプから発生する紫外線を中心とした
光を利用して、フォトレジスト,光硬化型のペイント,
インク,バインダ等の被処理物を光処理する装置におい
て、光処理に必要な波長の光(主として紫外線)を被処
理物に照射することが最近、ますます重要になってきて
いる。
これら光処理を行う装置の中で、光照射のためのスペー
スは限られたものであるので、光照射器の構造をコンパ
クトにする試みが従来からなされている。
第2図(イ),(ロ),(ハ),(ニ)は従来の光照射
器の主要部の概略構成を示す図で、いずれもシャッタ機
構を工夫して光照射器をコンパクトにしたものである。
第2図において、1は棒状のランプ、2′aはブライン
ド式のシャッタ、2′bは扉式のシャッタ、2′cは樋
状のミラー兼用のシャッタ、2′dは反射鏡回転式のシ
ャッタ、3′は樋状のミラー、4は排気ダクト、5は光
照射処理される被照射物のパスラインである。
第2図(イ),(ロ),(ハ),(ニ)において、パス
ライン5上の被照射物に対して、ランプ1からの光を照
射したり、遮断したりするために、同図(イ)ではブラ
インド式のシャッタ2′aを開閉することにより行い、
同図(ロ)では扉式のシャッタ2′bを開閉することに
より行い、同図(ハ)では樋状のミラー兼用のシャッタ
2′cを180°に回転させることにより行い、同図
(ニ)では平面鏡よりなる回転式のシャッタ2′dを矢
印の方向に90°回転させることにより行うものである。
上記の従来の光照射器はいずれも小型化という点で、次
の各理由から必ずしも満足すべきものではない。例えば
第2図(イ),(ロ)の光照射器は、ブラインド式のシ
ャッタまたは扉式のシャッタの部分に余分なスペースを
とられるので空間の節約にはならない。また、第2図
(ニ)の光照射器は反射鏡回転式のシャッタ部分に余分
なスペースをとられる。さらに第2図(ハ)の光照射器
はミラー2′cが180°回動するためのスペースが必要
で、同様にあまり省スペース化できない。
そこで、本願の出願人と同一の出願人に係る特願昭63−
228835号などによって、樋状のミラーを2枚の長板状ミ
ラーで構成し、各々の長板状ミラーをランプ長手方向を
軸として回動可能にし、シャッタ機能を持たせることで
省スペース化を図ることが提案されている。
[考案が解決しようとする課題] 本願の考案は、上記出願人に開示された技術の改良に係
り、特に大電力のランプを用いた場合に生ずる技術的課
題を解決することを目的とする。
即ち、例えば20KW以上の大電力のランプを収めた灯体内
に、回動してシャッタ機能を果たす2枚の長板状ミラー
を配置した場合、長板状ミラーに加えられる熱はかなり
多いものとなる。この場合、長板状ミラーにネジ止め等
により取付けられた遮光板が長板状ミラーとの熱膨張率
の違いから熱変形してしまったり、昇温した長板状ミラ
ーからの輻射熱により灯体が以上に加熱されてしまった
りする。その他、長板状ミラーの回動運動により、遮光
板を取付けたネジがゆるみ、被処理物に落下してしまう
おそれがある。
そこで、本願の考案は、大電力のランプを用いた場合で
も、長板状ミラーの昇温や遮光板の熱変形や遮光板を取
付けたネジの落下の問題のない光照射器の提供を目的と
する。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この考案の光照射器は、
棒状のランプと、このランプを蔽う樋状のミラーと、前
記ランプ及びミラーを収めた灯体とよりなる光照射器に
おいて、樋状のミラーは2枚の長板状ミラーからなり、
各長板状ミラーにはランプ長手方向を軸として揺動され
るそれぞれの揺動駆動機構が設けられ、かつ各長板状ミ
ラーは、各背面には放熱フィン部を一体成形して、さら
に各々のミラーの光照射側の端部には、樋状表面に対し
て段差を有していて前記揺動駆動機構によって2枚の長
板状ミラーが最接近したときに相手側と接触せずに重な
り合う遮光片部を各々一体成形して構成したものであ
る。
[作用] 本考案の光照射器は上記の構成を有することにより、長
板状ミラーに与えられた熱は放熱フィンより放散し、長
板状ミラーの昇温が少ない。また遮光片部が長板状ミラ
ーと一体成型で構成されているので、熱膨張により変形
することもなく、また、取付用のネジ等の落下の問題も
ない。
[実施例] 第1図(イ),(ロ),(ハ)はこの考案の一実施例で
ある光照射器における主要構成の概略を示す図で、同図
(イ)は2枚のシャッタ兼用の長板状ミラーが開いた状
態を示した断面図、同図(ロ)は前記シャッタ兼用の長
板状ミラーが閉じた状態を示した断面図、同図(ハ)は
一方の長板状ミラーの詳細を示す斜視図である。
第1図(イ),(ロ),(ハ)において、10は灯体、
11はこの灯体10の底部に設けられた光照射口、12
は灯体10内をランプ1を収めた部分と不図示のブロア
に連通する風洞19とに仕切る仕切板、12a,12b
はこの仕切板に設けられたそれぞれスリット状の通風
孔、13,14はランプ1の管壁に一定の風を流すため
の吸引片、15,16は長板状ミラーで、また、この長
板状ミラー15,16はシャッタを兼用しており、15
a,16aはこの2枚の長板状ミラー15,16の背面
に設けられた放熱フィン部、15b,16bはこれら長
板状ミラー15,16がシャッタの機能を果したとき、
ランプ1の光が漏れないようにした遮光片部、17は長
板状ミラー15を揺動させるためのアクチュエータで、
18はアクチュエータ17のシャフトである。
第1図の光照射器において、シャッタ兼用の2枚の長板
状ミラー15,16が開いた同図(イ)のような状態の
とき、この長板状ミラー15,16は楕円集光鏡として
の働きをして、光源であるランプ1はこの楕円集光鏡の
第1焦点に配置されている。
また、この光照射器は狭いスペース内での取付けを余儀
なくされているので、2枚の長板状ミラー15,16は
各々別個に揺動駆動機構を有しており、例えば、長板状
ミラー15は、第1図(ハ)に示すようにアクチュエー
タ17によってシャフト18を介して図中点線のように
揺動されて、第1図(イ)のシャッタ開の状態から同図
(ロ)のシャッタ閉の状態、また逆に同図(ロ)の閉状
態から同図(イ)の開状態になる。第1図(ハ)には一
方の長板状ミラー15のみの揺動駆動機構を示している
が、他方の長板状ミラー16も同様な動作をして、第1
図(イ)から同図(ロ)、あるいは同図(ロ)から同図
(イ)の動作をして、2枚の長板状ミラー15,16に
よって、楕円集光鏡(第1図(イ))及びシャッタ(第
1図(ロ))の2つの役割を果たしている。
さらに、長板状ミラー15,16の背面には放熱フィン
部15a,16aがそれぞれ長板状ミラーと一体成型構
造で設けられているので、長板状ミラー15,16の熱
容量が大きくなると共に放熱フィン部15a,16aか
ら効率良く熱を放散し、温度上昇を抑制している。
次に、灯体10に対しては、不図示のブロアによって、
灯体10の内部の熱を外部へ排出している。第1図で矢
印(実線)で示したように、同図(イ)の状態の場合
は、光照射口11から吸い込まれた風のうち、長板状ミ
ラー15,16の反射面及びランプ1の管壁に沿って流
れた風は、吸引片13,14の間を通って通風孔12b
から風洞19に至る。長板状ミラー15,16の背面の
放熱フィン部15a,16aに沿って流れた風は、通風
孔12aを通って風洞19に至る。また、第1図(ロ)
の状態の場合は、光照射口11から吸い込まれた風のう
ち、遮光片部15b,16bの隙間から矢印のように入
った風は、長板状ミラー15,16の反射面及びランプ
1の管壁に沿って流れ通風孔12bから風洞19へ、長
板状ミラー15,16の背面の放熱フィン部15a,1
6aに沿って流れた風は通風孔12aへと吸込まれて風
洞19に至る。灯体10には不図示のブロアに連通する
不図示のダクトが取付けられており、風洞19に入った
風はダクトを通ってブロアにより外部へ排出される。
この実施例においては放熱フィン部15a,16aと遮
光片部15b,16bはそれぞれ長板状ミラー15,1
6とアルミニウム材の一体成型で構成されている。一体
成型の方法としては、押出成型や機械切削加工等の方法
があるが、押出成型の方が機械切削加工よりミラーの反
射面の断面形状は高い精度が得られる点で好適である。
[考案の効果] 以上説明したとおり、この考案の光照射器は以下の効果
を奏する。
長板状ミラーの昇温が抑制され、長板状ミラーの輻射
熱により灯体が異常に加熱されることがない。
遮光片部は長板状ミラーと一体に熱膨張し、熱変形を
生じない。従って、遮光片部の熱変形による光漏れ等の
問題もない。
遮光片部を取付けるのに使用するネジ等の落下の問題
もない。
従来の光照射器に比べ、照射距離が短くでき、より小
型の光照射器となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ),(ロ),(ハ)はこの考案のー実施例で
ある光照射器における主要構成の概略を示す図で、同図
(イ)は2枚のシャッタ兼用の長板状ミラーが開いた状
態を示した断面図、同図(ロ)は前記シャッタ兼用の長
板状ミラーが閉じた状態を示した断面図、同図(ハ)は
一方の長板状ミラーの詳細を示す斜視図、第2図
(イ),(ロ),(ハ),(ニ)は従来の光照射器の主
要部の概略構成を示す図である。 図中. 1:ランプ 10:灯体 11:光照射口 12:仕切板 13,14:吸引片 15,16:長板状ミラー 15a,16a:放熱フィン部 15b,16b:遮光片部 17:アクチュエータ 18:シャフト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状のランプと、 このランプを蔽う樋状のミラーと、 前記ランプ及びミラーを収めた灯体と よりなる光照射器において、 樋状のミラーは2枚の長板状ミラーからなり、 各長板状ミラーにはランプ長手方向を軸として揺動させ
    るそれぞれの揺動駆動機構が設けられ、 かつ各長板状ミラーは、各背面には放熱フィン部を一体
    成形して、 さらに各々のミラーの光照射側の端部には、樋状表面に
    対して段差を有していて前記揺動駆動機構によって2枚
    の長板状ミラーが最接近したときに相手側と接触せずに
    重なり合う遮光片部を各々一体成形して構成したことを
    特徴とする光照射器。
JP1989088069U 1989-07-28 1989-07-28 光照射器 Expired - Lifetime JPH0612826Y2 (ja)

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JP1989088069U JPH0612826Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 光照射器

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JPH0332940U JPH0332940U (ja) 1991-03-29
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