JPH0612781Y2 - 治療機 - Google Patents

治療機

Info

Publication number
JPH0612781Y2
JPH0612781Y2 JP1989113698U JP11369889U JPH0612781Y2 JP H0612781 Y2 JPH0612781 Y2 JP H0612781Y2 JP 1989113698 U JP1989113698 U JP 1989113698U JP 11369889 U JP11369889 U JP 11369889U JP H0612781 Y2 JPH0612781 Y2 JP H0612781Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibrator
frame
vibration
patient
drive mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989113698U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0353234U (ja
Inventor
光弘 和田
Original Assignee
マクター株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マクター株式会社 filed Critical マクター株式会社
Priority to JP1989113698U priority Critical patent/JPH0612781Y2/ja
Publication of JPH0353234U publication Critical patent/JPH0353234U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0612781Y2 publication Critical patent/JPH0612781Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、患者の体重を治療具に作用させて、その作用
力を利用して、治療具により押圧治療を施すようにした
治療機に係り、特に、治療具の一つとしてのバイブレー
タの取付構造を改良したものに関する。
(従来の技術) 第3図ないし第5図を参照して従来例を説明する。第3
図は従来の治療機の全体構成を示す斜視図であり、基台
1上には、枠体3が往復動可能に取付けられている。こ
の枠体3には、図示しない帆布等の布部材が張設され
る。
又、基台1上には、治療具としての各種押圧ローラ5が
複数列にわたって配置されている。
上記枠体3に張設される布部材上に患者を横たわらせる
と、患者の体重が押圧ローラ5に作用し、その作用力が
患者に対する押圧力となる。
そして、枠体3を往復動させると、枠体3の移動に伴っ
て押圧ローラ5と患者とが相対移動し、その際の体重の
作用によって、所望の押圧治療が施される。
ところで、治療具の一つとして既に述べた各種押圧ロー
ラ5以外に、バイブレータ7が配置されている。このバ
イブレータ7は、第4図に示すような構造で取付けられ
ている。
まず、バイブレータ7は振動用の駆動モータ(図示せ
ず)を内蔵しており、又、バイブレータ7の下端部であ
って両側部には、アーム9、9が突設されている。バイ
ブレータ7は、これら一対のアーム9、9を介して、一
対の軸11、11の上端に固定されている。
上記一方の軸11は、横断面形状がL字状をなすブラケ
ット13に、軸受15、15を介して上下動可能に支持
されている。他方の軸11も同様の構成によって支持さ
れており、図中同一符号を付して示す。
上記軸11、11の下端部には、長穴17、17がそれ
ぞれ形成されている。一方、装架板19の下方には連結
棒21が延長されていて、この連結棒21の両端は、上
記一対の長穴17、17に挿通している。
上記連結棒21の一端部と軸11に固着されたストッパ
23との間には、スプリング25が張設されている。連
結棒21の他端部と他の一つの軸11に固着されたスト
ッパ23との間にも、スプリング25が張設されてい
る。そして、連結棒21の両端部は、上記スプリング2
5、25のスプリング力によって、長穴17、17の下
端位置に押付けられている。
上記連結棒21の中央には、ねじ棒27が鉛直上方に延
長された状態で固定されていて、このねじ棒27には、
ギヤ29が螺合している。上記ギヤ29には、別のギヤ
31が噛合していて、このギヤ31は駆動モータ33の
回転軸に固着されている。
そして、上記駆動モータ33を駆動することにより、ギ
ヤ31を介してギヤ29を回転させ、それによって、ね
じ棒21を上下動させる。ねじ棒21の上下動によっ
て、軸11、11が上下動し、それによって、バイブレ
ータ7を上下動させる。その際、内蔵する駆動モータに
より振動を与えて治療を施すものである。
その様子を第5図に示す。第5図バイブレータ7が上昇
した状態にあって、患者35の腰部が上方に押し上げら
れた状態にある。その状態で振動が与えられる。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の構成によると次のような問題があった。
バイブレータ7を上下動させながら振動を与える場合に
は、患者35の体重がバイブレータ7にすべて作用する
ことになり、バイブレータ7の健全性が損なわれるおそ
れがあった。つまり、バイブレータに作用する過負荷
で、バイブレータに内装されている振動用モータの過熱
や、出力の低下に伴う振動数の変動など、正しいバイブ
レータの機能を果たさないことである。さらに、このよ
うな振動用モータの過熱などにより、バイブレータの寿
命が縮まる。
本考案は、バイブレータの健全性の維持、寿命の延長を
図ることを可能とした治療機を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するべく本願考案による治療機は、基台
上に複数列にわたって配置された治療具を備え、上記基
台上に往復動可能に配置され布部材が張設される枠体を
乗載するとともに、上記治療具の一つとしてバイブレー
タを設置し、このバイブレータは上記基台に取付けられ
た駆動機構により上下動させる治療機において、上記バ
イブレータの回りには上記駆動機構に固定された枠を設
けるとともに、上記枠と上記駆動機構とは複数の防振部
材を介して設置され、横たわった患者の体重をバイブレ
ータと枠との両方で受けるようにしたことを特徴とする
ものである。
(作用) バイブレータの回りには、バイブレータ同様、駆動機構
に固定された枠が配置されている。したがって、バイブ
レータとその周囲の枠とが一緒に上下移動する。
そして、患者が横たわった場合には、患者の体重をバイ
ブレータと枠との両方で受けるようにしている。
さらに、バイブレータと上下動させる駆動機構とを防振
部材を介して接続しているので、バイブレータの振動が
上下動自在な支持軸及び駆動機構に伝わることがない。
(実施例) 以下第1図及び第2図を参照して本考案の一実施例を説
明する。尚、従来と同一部分には同一符号を付して示し
その説明は省略する。
第1図はバイブレータの取付構造を示す正面図であり、
第2図は同上の側面図である。基台1上には、ブラケッ
ト101が取付けられていて、このブラケット101に
は、油圧シリンダ機構103が支持部材105を介して
固定されている。
油圧シリンダ機構103のロッド107には、バネ受け
部材109を介して防振ゴム111が取付けられてい
る。上記防振ゴム111の上方には、ばね受け部材11
3が取付けられていて、このばね受け部材113上に
は、4個の防振ゴム115が取付けられている。
上記4個の防振ゴム115の上方には、パイブレータ取
付板117が取付けられていて、このバイブレータ取付
板117上には、4個の防振ゴム119が取付けられて
いる。
上記4個の防振ゴム119の上には別のバイブレータ取
付板121が取付けられていて、このバイブレータ取付
板121上には、4個の防振ゴム123が取付けられて
いる。
上記4個の防振ゴム123の上には、バイブレータ固定
枠125が取付けられていて、このバイブレータ固定枠
125の内側に、バイブレータ7が配置されている。
上記バイブレータ固定枠125の長手方向に延長された
一対の側壁127、127には、円形の開口129、1
29がそれぞれ形成されている。又、バイブレータ固定
枠125の短手方向の両側部は開放されている。
又、バイブレータ固定枠125の上端には、ゴム130
が取付けられている。
既に述べたばね受け部材113の両端には、ガイドシャ
フト131、131が固着されていて、これらガイドシ
ャフト131、131は下方に延長されている。一方、
ブラケット101には、ガイド133、133が固定さ
れていて、上記ガイドシャフト131、131は、これ
らガイド133、133、ブラケット101を貫通して
いて、ガイド133、133にガイドされて上下動す
る。
ガイドシャフト131、131の上部には、ストッパ1
35、135が固着されていて、該ストッパ135、1
35が上記ガイド133、133に上方から当接するこ
とにより、ガイドシャフト131、131のそれ以上の
下降を規制している。尚、図中符号137は駆動プレー
トである。
以上の構成を基にその作用を説明する。
油圧シリンダ機構103を駆動することにより、バイブ
レータ7を上下動させることができ、図中実線で示す状
態が、最も下方に降下したものであり、又、図中二点鎖
線で示す状態が、最も上方に上昇したものである。
このようにして、バイブレータ7を上下動させながら、
内蔵する振動用の駆動モータによって振動を与えること
により、所望の治療を施す。
その際、患者がバイブレータ7上に横たわった場合、バ
イブレータ7に患者の体重が作用することになる。
本実施例の場合には、バイブレータ7の外周に、バイブ
レータ固定枠125を設けていて、該バイブレータ固定
枠125の上端で、患者の体重の一部を受けるようにし
ているので、バイブレータ7に患者の体重の全てが作用
することはない。
又、バイブレータ固定枠125の上端には、ゴム130
が取付けられていて、該ゴム130が緩衝機能を発揮す
るとともに、患者に不快感を与えることを防止してい
る。
又、緩衝機能は、複数段にわたって配置されている防振
ゴム111、115、119、123によっても発揮さ
れる。
以上本実施例によると以下のような効果を奏することが
できる。
まず、バイブレータ7の健全性の維持、寿命の延長を図
ることができる。これは、バイブレータ7の外周にバイ
ブレータ固定枠125を配置して、患者の体重をこのバ
イブレータ固定枠125によっても支えるようにして、
バイブレータ7に作用する荷重を軽減させたからであ
る。
バイブレータ固定枠125の上端には、ゴム130が取
付けられているので、該ゴム130によって緩衝機能を
発揮することができるとともに、患者に不快感を与える
ことを防止することができる。
複数段にわたって防振ゴム111、115、119、1
23が設けられているので、防振機能が効果的に発揮さ
れる。
尚、本考案は前記一実施例に限定されるものではない。
バイブレータ7を上下動させる駆動機構の構成は、油圧
シリンダ機構以外にも、ボールねじとボールナット方
式、ラック・ピニオン方式等、種々のものが考えられ
る。
又、バイブレータ固定枠の形状等についても、これを特
に限定するものではない。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案による治療機によると、バイ
ブレータの外周にバイブレータを支持する枠を設け、該
枠によっても患者の体重を支える構成としたので、バイ
ブレータに作用する荷重を軽減させることができた。こ
のことにより、バイブレータに過負荷がかかることがな
くなり、バイブレータに内装している振動用モータの出
力低下が防げる。また、この振動用モータに連結してい
る支持軸や、その連結部の変形及び破損がなくなる。し
たがって、バイブレータの寿命を伸ばすことができる。
さらに、バイブレータの振動が直接上下動させる駆動機
構に伝わることがないので、上下動自在な支持軸やその
連結部に、振動によるゆるみを生じたり、破壊すること
なく、それら部材の耐久性を高めることができる。
このように、バイブレータやその周辺部材個々の耐久年
数が伸ばせるので、その相乗効果で、さらにこのバイブ
レータ装置の耐久性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す図で、第1
図はバイブレータの取付構造を示す正面図、第2図はバ
イブレータの取付構造を示す側面図、第3図ないし第5
図は従来例を示す図で、第3図は治療機の斜視図、第4
図はバイブレータの取付構造を示す斜視図、第5図は治
療の様子を示す側面図である。 1……基台、3……枠体、5……押圧ローラ、7……バ
イブレータ、103……油圧シリンダ機構、125……
バイブレータ固定枠(枠)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台上に複数列にわたって配置された治療
    具を備え、上記基台上に往復動可能に配置され布部材が
    張設される枠体を乗載するとともに、上記治療具の一つ
    としてバイブレータを設置し、このバイブレータは上記
    基台に取付けられた駆動機構により上下動させる治療機
    において、上記バイブレータの回りには上記駆動機構に
    固定された枠を設けるとともに、上記枠と上記駆動機構
    とは複数の防振部材を介して設置され、横たわったとき
    患者の体重をバイブレータと枠との両方で受けるように
    したことを特徴とする治療機。
JP1989113698U 1989-09-28 1989-09-28 治療機 Expired - Lifetime JPH0612781Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989113698U JPH0612781Y2 (ja) 1989-09-28 1989-09-28 治療機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989113698U JPH0612781Y2 (ja) 1989-09-28 1989-09-28 治療機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0353234U JPH0353234U (ja) 1991-05-23
JPH0612781Y2 true JPH0612781Y2 (ja) 1994-04-06

Family

ID=31662106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989113698U Expired - Lifetime JPH0612781Y2 (ja) 1989-09-28 1989-09-28 治療機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0612781Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5549864A (en) * 1978-10-04 1980-04-10 Seiko Instr & Electronics Ltd Silver oxide battery
JPS5549863A (en) * 1978-10-03 1980-04-10 Hitachi Maxell Ltd Manufacturing method for alkaline manganese battery

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5549863A (en) * 1978-10-03 1980-04-10 Hitachi Maxell Ltd Manufacturing method for alkaline manganese battery
JPS5549864A (en) * 1978-10-04 1980-04-10 Seiko Instr & Electronics Ltd Silver oxide battery

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0353234U (ja) 1991-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109009942B (zh) 一种下肢骨折患者康复训练机器人
EP2877059B1 (en) Mattress foundation including vibration motors and mounting arrangements therefor
CN110966345B (zh) 一种机电设备安装保护装置及其使用方法
JP6069502B2 (ja) 可動式マットレスファンデーション
JP6027681B2 (ja) 振動モータアセンブリを備えたマットレスファンデーション
US6039705A (en) Structure of a pad type roller massager
JPH0612781Y2 (ja) 治療機
CN213328579U (zh) 一种市政道路施工振平装置
JP2001328440A (ja) 内燃機関のトルクを支持するためのトルク支持装置
KR101597741B1 (ko) 방진 브라켓이 구비된 높이 조절용 책상
CN108606523A (zh) 一种凳子机构
KR980000274A (ko) 안마침대
CN212042489U (zh) 一种便于移动的锻压机
CN212537212U (zh) 一种机电安装调节垫脚
JP4219175B2 (ja) エレベータ
CN212226242U (zh) 一种具有抗震结构的工程机械支架
WO2007064196A1 (en) Vibration device
CN210510130U (zh) 一种机电设备减震装置
KR900003135B1 (ko) 휠체어에 있어서의 차륜의 완충장치
CN113367937A (zh) 一种下肢康复训练装置及系统
CN220101907U (zh) 真空泵减震装置
CN216330196U (zh) 一种可调节压力控制的减震装置及采用该装置的压合机
CN218235960U (zh) 一种隔振平台用减振支腿
CN221347806U (zh) 一种减震降噪型大扭矩行星减速机
CN212730925U (zh) 模块化多功能组合式康复训练系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20041004

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050720

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050720

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20050914

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051206

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20051207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20070626

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees