JPH06127035A - シリアル記録装置 - Google Patents

シリアル記録装置

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JPH06127035A
JPH06127035A JP28007792A JP28007792A JPH06127035A JP H06127035 A JPH06127035 A JP H06127035A JP 28007792 A JP28007792 A JP 28007792A JP 28007792 A JP28007792 A JP 28007792A JP H06127035 A JPH06127035 A JP H06127035A
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和宏 中田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字モードを切り替えたことによる印字スピ
ードの変化や、印字位置補正動作後キャリッジにずれに
よる印字位置ずれのない記録装置を提供すること。 【構成】 キャリッジ206が正方向へ移動したときに
HPセンサ204を通過するのに必要なパルス数FPC
と、負方向へ移動したときにHPセンサ204へ到達す
るのに必要なパルス数BPCを求める。ここで、キャリ
ッジ206は機械系のため遅れが生じる。すなわち、理
想的な系ではFPC=BPCとなるが、通常はFPC<
BPCとなる。キャリッジ206の遅れは往復で差異は
ないので、FP=(BPC−FPC)/2とすると、正
方向印字及び負方向印字の際にそれぞれFPパルスずつ
余分に移動してから印字を開始することにより、印字位
置ずれを無くすことができる。この印字位置補正を印字
モードが切り替わる毎に、イニシャライズ手段104に
よって行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この発明はシリアル記録装置、特
に記録ヘッドを走査することにより記録を行う記録装置
に関するものである。
【従来の技術】従来、記録ヘッドを走査することにより
記録を行う装置では、双方向印字を行う場合に生じる印
字行間の位置ずれを補正するために、印字位置補正動作
を行うことにより補正量を求め、補正量を加味した位置
より記録を行うことにより印字位置ずれを防いでた。従
来では、上記の補正量を求める印字補正動作を記録装置
のパワーON時のみに行っていた。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例では下記項目のような課題があった。 (1)印字モード切り替えにより印字スピードが変わっ
た場合、キャリッジのスピードによる印字位置ずれの程
度が異なるため、印字位置がずれる。 (2)印字位置補正動作はパワーON時のみ行われるた
め、その後にユーザーが手を触れる等して記録ヘッドの
位置がずれた場合、印字位置がずれる。 なお、本発明で印字とは、キャラクターのみならずグラ
フィック等のビットイメージの記録を含む。この発明
は、上記のような課題を解消するためになされたもの
で、印字モードを切り替えたことによる印字スピードの
変化や、印字位置補正動作後のキャリッジにずれによる
印字位置ずれのない記録装置を提供することを目的とす
る。
【課題を解決するための手段】このため、この発明の請
求項1においては、走査することにより記録を行う記録
ヘッドと、複数の印字モードと、記録装置の動作の制御
を行う制御手段と、制御手順を格納した記憶手段と、双
方向印字の際の行間のずれを補正する第1の補正手段
と、を有するシリアル記録装置において、前記印字モー
ドが切り替えられたことを検知する第1の検知手段と、
前記第1の検知手段で検知するたびに切り替えられた後
の印字モードでの印字スビードで印字前に印字位置補正
を行う第2の補正手段と、を具備してなることを特徴と
するシリアル記録装置により前記課題を解決し、前記目
的を達成しようとするものである。また、この発明の請
求項2においては、走査することにより記録信号記録ヘ
ッドと、複数の印字モードと、記録装置の動作の制御を
行う制御手段と、制御手順を格納した記憶手段と、双方
向印字の際の行間のずれを補正する第1の補正手段と、
を有するシリアル記録装置において、記録装置が印字動
作中か否かを検知する第2の検知手段と、前記第2の検
知手段の検知値と前記記憶手段内に格納されている条件
を比較する比較手段と、前記比較手段で比較した比較値
により印字位置補正を行う第3の補正手段と、を具備し
てなることを特徴とするシリアル記録装置により前記課
題を解決し、前記目的を達成しようとするものである。
また、この発明の請求項3においては、前記記録ヘッド
は、インクを吐出する複数の吐出部と、対応する吐出部
毎に設けられ、インクに熱による状態変化を生起させ該
状態変化に基づいてインクを前記吐出部から吐出させて
飛翔液滴を形成する熱エネルギー発生手段とを有したこ
とを特徴とする請求項1または2に記載のシリアル記録
装置により前記課題を解決し、前記目的を達成しようと
するものである。
【作用】この発明の請求項1におけるシリアル記録装置
は、第1の検知手段により印字モードが切り替えられた
ことを検知し、第2の補正手段により前記第1の検知手
段で検知するたびに切り替えられた後の印字モードでの
印字スピードで印字前の印字位置補正を行う。また、こ
の発明の請求項2におけるシリアル記録装置は、第2の
検知手段により記録装置が印字動作中か否かを検知し、
比較手段により前記第2の検知手段の検知値と記憶手段
内に格納されている条件を比較し、第3の補正手段によ
り、前記比較手段で比較した比較値によって印字位置補
正を行わせる。また、この発明の請求項3におけるシリ
アル記録装置は、請求項1又は2において、熱エネルギ
ー発生手段により、インク熱による状態変化を生起さ
せ、該状態変化に基づいてインクを吐出部から吐出させ
て飛翔的液滴を形成する。
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。まず、この発明の実施例の基本構成を説明す
る。図1はこの発明の実施例の基本構成を示す構成図で
ある。図1において、101は後述する動作を制御する
CPU、102は後述する制御手順を格納した記録手段
であるROM、103はデータの一時格納場所であるR
AM、104は後述する印字位置補正手段である。次に
この発明の第1実施例であるシリアル記録装置について
説明する。図2はこの発明の第1の実施例にかかわる記
録装置の一部を切り欠いた切欠き斜視図である。図2に
おいて、205はカートリッジであり、記録ヘッドHと
インク供給源であるインクタンクとを一体としたもので
ある。このヘッドカートリッジ205は、押さえ部材2
02によりキャリッジ206の上に固定されており、こ
れらはシャフト211にそって長手方向に往復運動可能
となっている。記録ヘッドより吐出されたインクは、記
録ヘッドHと微小間隔をおいて、プラテンローラ210
に記録面を規制された記録媒体209に到達し、画像を
形成する。記録ヘッドHにはケーブル207及びこれに
結合する端子を介して適宜のデータ供給源より画像デー
タに応じた吐出信号が供給される。ヘッドカートリッジ
205は、用いるインク色等に応じて、1ないし複数個
(図示例では2個)を設けることができる。208はキ
ャリッジ206をシャフト211に沿って走査させるた
めのパルスモータ、203はモータ208の駆動力をキ
ャリッジ206に伝達するためのワイヤである。また、
201はプラテンローラ210に結合して記録媒体20
9を搬送させるためのフィールドモータ、204はキャ
リッジ206の位置を検出するHP(ポジション)セン
サである。次に第1の実施例における双方向印字の際に
生じる行間の印字位置7ずれを補正する印字位置補正動
作を図3を用いて説明する。図3は第1実施例の印字位
置補正手順を示すフローチャートである。図3のフロー
において、印字位置補正動作へ入ったならば(ステップ
300)、カウントPCへIPCパルスを書き込む(ス
テップ301)。IPCはキャリッジがホームポジショ
ンからHPセンサを通り越すパルス数であれば良い。次
に、HPセンサがON状態になるまでキャリッジを正方
向へ1パルスずつ移動し、カウンタPCをデクリメント
する(ステップ302,ステップ303,ステップ30
4)。HPセンサがONになったならば(ステップ30
4)、HPセンサがOFFするまで、すなわちキャリッ
ジが通過するまで正方向へ1パルスずつ移動し、カウン
タPCをデクリメントする(ステップ305,ステップ
306,ステップ307)。OFFしたならば(ステッ
プ307)、記憶領域FPCへPCを記憶させ(ステッ
プ308)、正方向へPCパルス移動する(ステップ3
09)。次にカウンタBPCへ0を書き込む(ステップ
310)。HPセンサがONするまで、すなわちキャリ
ッジがHPセンサへ到達するまでキャリッジを負方向へ
1パルスずつ移動し、カウンタBPCをインクリメント
する(ステップ311,ステップ312,ステップ31
3)。HPセンサがONになったならば(ステップ31
3)、ヘッドをキャッピングする(ステップ314)。
以上でキャリッジが正方向へ移動したときにHPセンサ
を通過するのに必要なパルス数FPCと、負方向へ移動
したときにHPセンサへ到達するのに必要なパルス数P
BCが求まった。ここで、キャリッジは機械系のため遅
れが生じる。すなわち、理想的な系ではFPC=BPC
となるが、通常はFPC<BPCとなる。キャリッジの
遅れは往復で差異はないので、FP=(BPC−FP
C)/2とすると(ステップ315)、正方向印字及び
負方向印字の際にそれぞれFPパルスずつ余分に移動し
てから印字を開始することにより、印字位置ずれを無く
すことができる。次に第1実施例の動作制御について図
4を用いて説明する。図4は第1の実施例における制御
手順を示すフローチャートである。図4において、記録
装置がパワーONされたならば(ステップ400)、初
期設定としてフラグMODEに0をセットし(ステップ
401)、これをノーマルモードとする。なお、モード
1をドラフトモードとする。次にキャリッジモータ20
8(パルスモータ)(図2)の駆動周波数用パラメータ
M にノーマルモードでの印字スピードとしての駆動周
波数fnを設定する(ステップ402)。そしてこの設
定された印字スピードで印字位置補正動作を行う(ステ
ップ403)。印字位置補正動作は図3で説明した内容
である。ここまでで、制御パワーON時の印字位置補正
動作は完了する。次に印字命令を受信したならば(ステ
ップ404)、現在設定されている印字モードSW_m
odeを調べる。これが先に印字位置補正動作を行った
ときの印字モードと同じか否か調べ(ステップ40
5)、同じならば再度印字位置補正動作を行う必要はな
いので、そのまま印字動作を行い(ステップ406)、
ステップ404へもどる。同じでないなら(ステップ4
05)、フラグMODEへ現在設定されている印字モー
ドSW_modeの値をセットし(ステップ407)、
MODE=0ならば(ステップ408)fM へfn設定
し(ステップ409)、MODE≠0(つまりMode
=1)ならばfM へドラフト時の印字スピードfdを設
定する(ステップ410)。そしてそれぞれの印字モー
ドに対応した印字スピードで印字位置補正動作を行い
(ステップ411)、印字動作を行う(ステップ40
6)。以上の制御を行うことにより、印字モードが切り
替えられるたびに印字位置補正動作を行うことができ、
印字スピードが異なることによる印字位置ずれを無くす
ことができる。なお、第1実施例では印字モードとして
2種類のモードを持ったが、より多くの印字モードを有
する場合も同様の制御を行うことにより、印字位置ずれ
を無くすことができる。次にこの発明の第2の実施例に
ついて図5を用いて説明する。図5は第2の実施例にお
ける制御手順を示すフローチャートである。前述の第1
の実施例では、印字モードが切り替えられたことを検知
することにより印字位置補正動作を再度行っていた。よ
って印字モードを切り替えられなかった場合、前回の印
字位置補正動作の後、ユーザが手を触れる等してキャリ
ッジがずれると、ホームポジションもずれるので印字位
置がずれることになる。第2の実施例ではこの問題を解
決するために、印字モードの切り替えにかかわらず、印
字前に印字位置補正動作を行い、更に複数枚印字を行う
場合は、各ページ毎に印字位置補正動作を行う制御につ
いて述べる。図5において、印字命令を受信したならば
(ステップ500)、印字位置補正を行う(ステップ5
01)。印字位置補正は図3で説明した動作である。補
正動作化終了したならば、印字のための給紙を行う(ス
テップ503)。一走査分が印字を行う(ステップ50
4)。一頁分の印字が終了したか否か調べ(ステップ5
05)、終了していなければステップ504へもどり、
終了していれば印字を行っていた頁を排紙する(ステッ
プ506)。次に、これで印字が終了か否か調べ(ステ
ップ507)、終了ならばリターンする(ステップ50
8)。次頁へ印字するなら、ここで印字位置補正動作を
行い(ステップ509)、ステップ501へもどる。以
上の制御を行うことにより、印字位置補正動作後にキャ
リッジがずれた場合も印字位置のずれない画像が得られ
る。本発明は、特にインクジェット記録装置の中でも、
インクの吐出を行わせるために利用されるエネルギーと
して熱エネルギーを発生する手段を備えた、前記熱エネ
ルギーによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において、優れた効果をもたらすもの
である。かかる方式によれば、記録の高密度化、高精細
化が達成できるからである。その代表的な構成や原理に
ついては、例えば、米国特許第4723129号明細
書、同第4740796号明細書に開示されている基本
的な原理を用いて行うものが好ましい。この方式は所謂
オンデマンド型、コンティニュアス型のいずれにも適用
可能であるが、特に、オンデマンド型の場合には、液体
(インク)が保持されているシートや液路に対応して配
置されている電気熱変換体に、記録情報に対応していて
核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少なくとも一つ
の駆動信号を印加することによって、電気熱変換体に熱
エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸
騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一対応し液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長,収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長,収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イ
ンク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパルス形
状の駆動信号としては、米国特許第4463359号明
細書、同第4345262号明細書に記載されているよ
うなものが適している。尚、上記熱作用面の温度上昇率
に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記
載されている条件を採用すると、更に優れた記録を行う
ことができる。記録ヘッドの構成としては、上述の各明
細書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換
体の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59年第123670号公報や熱エネル
ギーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる厚生
を開示する特開昭59年第138461号広報に基づい
た構成としても本発明は有効である。また、本発明のイ
ンクジェット記録装置の構成として設けられる、記録ヘ
ッドに対しての回復手段、予備的な補助手段を付加する
ことは本発明の効果を一層安定できるので好ましいもの
である。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対し
ての、キャッピング手段、クリーニング手段、加圧ある
いは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱
素子あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段、
記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安
定した記録を行うために有効である。また、搭載される
記録ヘッド、インクの種類ないし個数については、例え
ば単色のインクおよび1個の記録ヘッドが設けられたも
ののほか、記録色や濃度を異にする複数のインクに対応
して複数のヘッドが設けられるものであってもよく、任
意の組み合わせにおいても有効である。記録装置の記録
モードとしては黒色等の記録モードだけでなく、異なる
色の複色カラー、または混色によるフルカラーの各記録
モードにおいても本発明は有効である。以上説明した本
発明の実施例においては、インクを液体として説明して
いるが、室温やそれ以下で凝固するインクであって、室
温で軟化もしくは融解するものや、あるいは、前述のイ
ンクジェットではインク自体を30℃以上70℃以下の
範囲で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲に
あるように温度制御するものが一般的であるから、使用
記録信号付与時にインクが液状をなすものであればよ
い。加えて、熱エネルギーによる昇温を防止するため、
積極的にインクの固体状態から液体状態への相変化のエ
ネルギーとして使用せしめるか、または、インクの蒸発
防止を目的として放置状態で固化するインクを用いるか
して、いずれにしても熱エネルギーの記録信号に応じた
付与によってインクが液化してインク液状として吐出す
るものや記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始め
るものの等のような、熱エネルギーによって初めて液化
する性質のインク使用も本発明には適用可能である。本
発明においては、前述した各インクに対して最も有効な
ものは、前述した膜沸騰方式を実行するものである。ま
た、本発明は電気を力に変換させてインクを吐出させる
ピエゾジェット方式等、記録媒体と非接触に記録ヘッド
を配設させ、インクを噴射させて記録する記録方式等の
インクジェット方式において有効である。更に加えて、
本発明の記録装置の形態としては、前述のようなワード
プロセッサやコンピュータ等の情報処理機器の出力端末
として一体あるいは別体に設けられるもののほかスキャ
ナー等と組み合わせた複写装置、さらには、送信機能を
有するファクシミリ装置の形態をとるものであってもよ
い。
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、印字モードを切り換えたことによる印字スピードの
変化や、印字位置補正動作のキャリッジにずれによる印
字位置ずれのないシリアル記録装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例の基本構成を示す構成図
【図2】 この発明の第1の実施例の記録装置の一部切
欠斜視図
【図3】 第1の実施例の印字位置補正手順を示すフロ
ーチャート
【図4】 第1の実施例における制御手順を示すフロー
チャート
【図5】 第2の実施例における制御手順を示すフロー
チャート
【符号の説明】
101 CPU 102 記憶手段 103 RAM 104 印字位置補正手段 202 押え部材 204 HPセンサ 205 カートリッジ 206 キャリッジ 208 パルスモータ 210 プラテンローラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 シリアル記録装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はシリアル記録装置、特
に記録ヘッドを走査することにより記録を行う記録装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録ヘッドを走査することにより
記録を行う装置では、双方向印字を行う場合に生じる印
字行間の位置ずれを補正するために、印字位置補正動作
を行うことにより補正量を求め、補正量を加味した位置
より記録を行うことにより印字位置ずれを防いでた。従
来では、上記の補正量を求める印字補正動作を記録装置
のパワーON時のみに行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例では下記項目のような課題があった。 (1)印字モード切り替えにより印字スピードが変わっ
た場合、キャリッジのスピードによる印字位置ずれの程
度が異なるため、印字位置がずれる。
【0004】(2)印字位置補正動作はパワーON時の
み行われるため、その後にユーザーが手を触れる等して
記録ヘッドの位置がずれた場合、印字位置がずれる。
【0005】なお、本発明で印字とは、キャラクターの
みならずグラフィック等のビットイメージの記録を含
む。
【0006】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、印字モードを切り替えたことに
よる印字スピードの変化や、印字位置補正動作後のキャ
リッジにずれによる印字位置ずれのない記録装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、この発明の請
求項1においては、走査することにより記録を行う記録
ヘッドと、複数の印字モードと、記録装置の動作の制御
を行う制御手段と、制御手順を格納した記憶手段と、双
方向印字の際の行間のずれを補正する第1の補正手段
と、を有するシリアル記録装置において、前記印字モー
ドが切り替えられたことを検知する第1の検知手段と、
前記第1の検知手段で検知するたびに切り替えられた後
の印字モードでの印字スビードで印字前に印字位置補正
を行う第2の補正手段と、を具備してなることを特徴と
するシリアル記録装置により前記課題を解決し、前記目
的を達成しようとするものである。
【0008】また、この発明の請求項2においては、走
査することにより記録信号記録ヘッドと、複数の印字モ
ードと、記録装置の動作の制御を行う制御手段と、制御
手順を格納した記憶手段と、双方向印字の際の行間のず
れを補正する第1の補正手段と、を有するシリアル記録
装置において、記録装置が印字動作中か否かを検知する
第2の検知手段と、前記第2の検知手段の検知値と前記
記憶手段内に格納されている条件を比較する比較手段
と、前記比較手段で比較した比較値により印字位置補正
を行う第3の補正手段と、を具備してなることを特徴と
するシリアル記録装置により前記課題を解決し、前記目
的を達成しようとするものである。
【0009】また、この発明の請求項3においては、前
記記録ヘッドは、インクを吐出する複数の吐出部と、対
応する吐出部毎に設けられ、インクに熱による状態変化
を生起させ該状態変化に基づいてインクを前記吐出部か
ら吐出させて飛翔液滴を形成する熱エネルギー発生手段
とを有したことを特徴とする請求項1または2に記載の
シリアル記録装置により前記課題を解決し、前記目的を
達成しようとするものである。
【0010】
【作用】この発明の請求項1におけるシリアル記録装置
は、第1の検知手段により印字モードが切り替えられた
ことを検知し、第2の補正手段により前記第1の検知手
段で検知するたびに切り替えられた後の印字モードでの
印字スピードで印字前の印字位置補正を行う。
【0011】また、この発明の請求項2におけるシリア
ル記録装置は、第2の検知手段により記録装置が印字動
作中か否かを検知し、比較手段により前記第2の検知手
段の検知値と記憶手段内に格納されている条件を比較
し、第3の補正手段により、前記比較手段で比較した比
較値によって印字位置補正を行わせる。
【0012】また、この発明の請求項3におけるシリア
ル記録装置は、請求項1又は2において、熱エネルギー
発生手段により、インク熱による状態変化を生起させ、
該状態変化に基づいてインクを吐出部から吐出させて飛
翔的液滴を形成する。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。まず、この発明の実施例の基本構成を説明す
る。図1はこの発明の実施例の基本構成を示す構成図で
ある。図1において、101は後述する動作を制御する
CPU、102は後述する制御手順を格納した記録手段
であるROM、103はデータの一時格納場所であるR
AM、104は後述する印字位置補正手段である。
【0014】次にこの発明の第1実施例であるシリアル
記録装置について説明する。図2はこの発明の第1の実
施例にかかわる記録装置の一部を切り欠いた切欠き斜視
図である。図2において、205はカートリッジであ
り、記録ヘッドHとインク供給源であるインクタンクと
を一体としたものである。このヘッドカートリッジ20
5は、押さえ部材202によりキャリッジ206の上に
固定されており、これらはシャフト211にそって長手
方向に往復運動可能となっている。記録ヘッドより吐出
されたインクは、記録ヘッドHと微小間隔をおいて、プ
ラテンローラ210に記録面を規制された記録媒体20
9に到達し、画像を形成する。
【0015】記録ヘッドHにはケーブル207及びこれ
に結合する端子を介して適宜のデータ供給源より画像デ
ータに応じた吐出信号が供給される。ヘッドカートリッ
ジ205は、用いるインク色等に応じて、1ないし複数
個(図示例では2個)を設けることができる。208は
キャリッジ206をシャフト211に沿って走査させる
ためのパルスモータ、203はモータ208の駆動力を
キャリッジ206に伝達するためのワイヤである。ま
た、201はプラテンローラ210に結合して記録媒体
209を搬送させるためのフィールドモータ、204は
キャリッジ206の位置を検出するHP(ポジション)
センサである。
【0016】次に第1の実施例における双方向印字の際
に生じる行間の印字位置7ずれを補正する印字位置補正
動作を図3を用いて説明する。図3は第1実施例の印字
位置補正手順を示すフローチャートである。図3のフロ
ーにおいて、印字位置補正動作へ入ったならば(ステッ
プ300)、カウントPCへIPCパルスを書き込む
(ステップ301)。IPCはキャリッジがホームポジ
ションからHPセンサを通り越すパルス数であれば良
い。次に、HPセンサがON状態になるまでキャリッジ
を正方向へ1パルスずつ移動し、カウンタPCをデクリ
メントする(ステップ302,ステップ303,ステッ
プ304)。HPセンサがONになったならば(ステッ
プ304)、HPセンサがOFFするまで、すなわちキ
ャリッジが通過するまで正方向へ1パルスずつ移動し、
カウンタPCをデクリメントする(ステップ305,ス
テップ306,ステップ307)。OFFしたならば
(ステップ307)、記憶領域FPCへPCを記憶させ
(ステップ308)、正方向へPCパルス移動する(ス
テップ309)。
【0017】次にカウンタBPCへ0を書き込む(ステ
ップ310)。HPセンサがONするまで、すなわちキ
ャリッジがHPセンサへ到達するまでキャリッジを負方
向へ1パルスずつ移動し、カウンタBPCをインクリメ
ントする(ステップ311,ステップ312,ステップ
313)。HPセンサがONになったならば(ステップ
313)、ヘッドをキャッピングする(ステップ31
4)。
【0018】以上でキャリッジが正方向へ移動したとき
にHPセンサを通過するのに必要なパルス数FPCと、
負方向へ移動したときにHPセンサへ到達するのに必要
なパルス数PBCが求まった。ここで、キャリッジは機
械系のため遅れが生じる。すなわち、理想的な系ではF
PC=BPCとなるが、通常はFPC<BPCとなる。
キャリッジの遅れは往復で差異はないので、FP=(B
PC−FPC)/2とすると(ステップ315)、正方
向印字及び負方向印字の際にそれぞれFPパルスずつ余
分に移動してから印字を開始することにより、印字位置
ずれを無くすことができる。
【0019】次に第1実施例の動作制御について図4を
用いて説明する。図4は第1の実施例における制御手順
を示すフローチャートである。図4において、記録装置
がパワーONされたならば(ステップ400)、初期設
定としてフラグMODEに0をセットし(ステップ40
1)、これをノーマルモードとする。なお、モード1を
ドラフトモードとする。次にキャリッジモータ208
(パルスモータ)(図2)の駆動周波数用パラメータf
M にノーマルモードでの印字スピードとしての駆動周波
数fnを設定する(ステップ402)。そしてこの設定
された印字スピードで印字位置補正動作を行う(ステッ
プ403)。印字位置補正動作は図3で説明した内容で
ある。
【0020】ここまでで、制御パワーON時の印字位置
補正動作は完了する。
【0021】次に印字命令を受信したならば(ステップ
404)、現在設定されている印字モードSW_mod
eを調べる。これが先に印字位置補正動作を行ったとき
の印字モードと同じか否か調べ(ステップ405)、同
じならば再度印字位置補正動作を行う必要はないので、
そのまま印字動作を行い(ステップ406)、ステップ
404へもどる。同じでないなら(ステップ405)、
フラグMODEへ現在設定されている印字モードSW_
modeの値をセットし(ステップ407)、MODE
=0ならば(ステップ408)fM へfn設定し(ステ
ップ409)、MODE≠0(つまりMode=1)な
らばfM へドラフト時の印字スピードfdを設定する
(ステップ410)。そしてそれぞれの印字モードに対
応した印字スピードで印字位置補正動作を行い(ステッ
プ411)、印字動作を行う(ステップ406)。
【0022】以上の制御を行うことにより、印字モード
が切り替えられるたびに印字位置補正動作を行うことが
でき、印字スピードが異なることによる印字位置ずれを
無くすことができる。
【0023】なお、第1実施例では印字モードとして2
種類のモードを持ったが、より多くの印字モードを有す
る場合も同様の制御を行うことにより、印字位置ずれを
無くすことができる。
【0024】次にこの発明の第2の実施例について図5
を用いて説明する。図5は第2の実施例における制御手
順を示すフローチャートである。前述の第1の実施例で
は、印字モードが切り替えられたことを検知することに
より印字位置補正動作を再度行っていた。よって印字モ
ードを切り替えられなかった場合、前回の印字位置補正
動作の後、ユーザが手を触れる等してキャリッジがずれ
ると、ホームポジションもずれるので印字位置がずれる
ことになる。
【0025】第2の実施例ではこの問題を解決するため
に、印字モードの切り替えにかかわらず、印字前に印字
位置補正動作を行い、更に複数枚印字を行う場合は、各
ページ毎に印字位置補正動作を行う制御について述べ
る。
【0026】図5において、印字命令を受信したならば
(ステップ500)、印字位置補正を行う(ステップ5
01)。印字位置補正は図3で説明した動作である。補
正動作化終了したならば、印字のための給紙を行う(ス
テップ503)。一走査分が印字を行う(ステップ50
4)。一頁分の印字が終了したか否か調べ(ステップ5
05)、終了していなければステップ504へもどり、
終了していれば印字を行っていた頁を排紙する(ステッ
プ506)。次に、これで印字が終了か否か調べ(ステ
ップ507)、終了ならばリターンする(ステップ50
8)。次頁へ印字するなら、ここで印字位置補正動作を
行い(ステップ509)、ステップ501へもどる。
【0027】以上の制御を行うことにより、印字位置補
正動作後にキャリッジがずれた場合も印字位置のずれな
い画像が得られる。
【0028】本発明は、特にインクジェット記録装置の
中でも、インクの吐出を行わせるために利用されるエネ
ルギーとして熱エネルギーを発生する手段を備えた、前
記熱エネルギーによりインクの状態変化を生起させる方
式の記録ヘッド、記録装置において、優れた効果をもた
らすものである。かかる方式によれば、記録の高密度
化、高精細化が達成できるからである。
【0029】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生
せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的
にこの駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡
を形成できるので有効である。この気泡の成長,収縮に
より吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、
少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス
形状とすると、即時適切に気泡の成長,収縮が行われる
ので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成
でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信号として
は、米国特許第4463359号明細書、同第4345
262号明細書に記載されているようなものが適してい
る。尚、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国
特許第4313124号明細書に記載されている条件を
採用すると、更に優れた記録を行うことができる。
【0030】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる厚生を
開示する特開昭59年第138461号広報に基づいた
構成としても本発明は有効である。
【0031】また、本発明のインクジェット記録装置の
構成として設けられる、記録ヘッドに対しての回復手
段、予備的な補助手段を付加することは本発明の効果を
一層安定できるので好ましいものである。これらを具体
的に挙げれば、記録ヘッドに対しての、キャッピング手
段、クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱
変換体あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの
組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行
う予備吐出モードを行うことも安定した記録を行うため
に有効である。
【0032】また、搭載される記録ヘッド、インクの種
類ないし個数については、例えば単色のインクおよび1
個の記録ヘッドが設けられたもののほか、記録色や濃度
を異にする複数のインクに対応して複数のヘッドが設け
られるものであってもよく、任意の組み合わせにおいて
も有効である。記録装置の記録モードとしては黒色等の
記録モードだけでなく、異なる色の複色カラー、または
混色によるフルカラーの各記録モードにおいても本発明
は有効である。
【0033】以上説明した本発明の実施例においては、
インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で
凝固するインクであって、室温で軟化もしくは融解する
ものや、あるいは、前述のインクジェットではインク自
体を30℃以上70℃以下の範囲で温度調整を行ってイ
ンクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するも
のが一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが
液状をなすものであればよい。加えて、熱エネルギーに
よる昇温を防止するため、積極的にインクの固体状態か
ら液体状態への相変化のエネルギーとして使用せしめる
か、または、インクの蒸発防止を目的として放置状態で
固化するインクを用いるかして、いずれにしても熱エネ
ルギーの記録信号に応じた付与によってインクが液化し
てインク液状として吐出するものや記録媒体に到達する
時点ではすでに固化し始めるものの等のような、熱エネ
ルギーによって初めて液化する性質のインク使用も本発
明には適用可能である。本発明においては、前述した各
インクに対して最も有効なものは、前述した膜沸騰方式
を実行するものである。
【0034】また、本発明は電気を力に変換させてイン
クを吐出させるピエゾジェット方式等、記録媒体と非接
触に記録ヘッドを配設させ、インクを噴射させて記録す
る記録方式等のインクジェット方式において有効であ
る。
【0035】更に加えて、本発明の記録装置の形態とし
ては、前述のようなワードプロセッサやコンピュータ等
の情報処理機器の出力端末として一体あるいは別体に設
けられるもののほかスキャナー等と組み合わせた複写装
置、さらには、送信機能を有するファクシミリ装置の形
態をとるものであってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、印字モードを切り換えたことによる印字スピードの
変化や、印字位置補正動作のキャリッジにずれによる印
字位置ずれのないシリアル記録装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例の基本構成を示す構成図
【図2】 この発明の第1の実施例の記録装置の一部切
欠斜視図
【図3】 第1の実施例の印字位置補正手順を示すフロ
ーチャート
【図4】 第1の実施例における制御手順を示すフロー
チャート
【図5】 第2の実施例における制御手順を示すフロー
チャート
【符号の説明】 101 CPU 102 記憶手段 103 RAM 104 印字位置補正手段 202 押え部材 204 HPセンサ 205 カートリッジ 206 キャリッジ 208 パルスモータ 210 プラテンローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9211−2C B41J 3/10 101 H 9211−2C 101 J (72)発明者 霜田 明良 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 正木 友章 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の印字モードによって走査すること
    により記録を行う記録ヘッドと、双方向印字の際の印字
    位置ずれを補正する補正手段と、を有するシリアル記録
    装置において、前記印字モードが切り替えられたことを
    検知する検知手段と、前記検知手段で検知するたびに切
    り替えられた後の印字モードでの印字スビードで印字前
    に前記補正手段に印字位置補正動作を行わせる補正制御
    手段と、を具備してなることを特徴とするシリアル記録
    装置。
  2. 【請求項2】 走査することにより記録を行う記録ヘッ
    ドと、記録装置の動作の制御を行う制御手段と、制御手
    順を格納した記憶手段と、双方向印字の際の印字位置ず
    れを補正する補正手段と、を有するシリアル記録装置に
    おいて、記録装置が印字動作中か否かを検知する検知手
    段と、前記第2の検知手段の検知値と前記記憶手段内に
    格納されている条件を比較する比較手段と、前記比較手
    段で比較した比較結果により前記補正手段に印字位置補
    正動作を行わせる補正制御手段と、を具備してなること
    を特徴とするシリアル記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録ヘッドは、インクを吐出する複
    数の吐出部と、対応する吐出部毎に設けられ、インクに
    熱による状態変化を生起させ該状態変化に基づいてイン
    クを前記吐出部から吐出させて飛翔液滴を形成する熱エ
    ネルギー発生手段とを有したことを特徴とする請求項1
    または2に記載のシリアル記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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