JPH06126U - 救急指輪 - Google Patents

救急指輪

Info

Publication number
JPH06126U
JPH06126U JP4603892U JP4603892U JPH06126U JP H06126 U JPH06126 U JP H06126U JP 4603892 U JP4603892 U JP 4603892U JP 4603892 U JP4603892 U JP 4603892U JP H06126 U JPH06126 U JP H06126U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emergency
container
ring
finger
finger ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4603892U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2592203Y2 (ja
Inventor
耕一 岡野
Original Assignee
耕一 岡野
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 耕一 岡野 filed Critical 耕一 岡野
Priority to JP1992046038U priority Critical patent/JP2592203Y2/ja
Publication of JPH06126U publication Critical patent/JPH06126U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2592203Y2 publication Critical patent/JP2592203Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adornments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 心臓病患者などが、発作が起こったときに自
分自身で直ちに救急用の内服錠剤を呑むことができると
いう救急指輪を提供し、救急薬を携帯しているにもかか
わらず間に合わず死に至るという事態を回避すること。 【構成】 救急のための内服錠剤を収納した容器を指リ
ングに一体に取り付け、前記容器にこれを噛むことによ
って開口する緊急開口手段を設けておく。例えば前記容
器をプラスチックで作成しその容器上面に肉厚の中間ま
で十字状の切込みを入れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、発作を起こした人が何処でも直ちに自分自身で確実に救急薬を呑む ことができるという新規な救急用器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から循環器系に疾患を持つ人、例えば狭心症、心筋梗塞などの心臓病患者 等は、その発作が起こったときに呑む救急薬を常時携帯して外出などに備えてい る。
【0003】 しかしながら、従来では通常この救急薬である内服錠剤は瓶内に収納されてお り、この瓶をポケットやカバンに入れて持ち歩いているため、発作が起こったと き補助者がいない場合は、倒れた患者自身で瓶を取り出して蓋を開けて錠剤を出 して呑まねばならず、瓶を取り出している間に発作が進行し救急薬が間に合わず 死に至るという事態が数多く発生しているのである。 また救急薬の入った瓶を携帯するのを忘れ易いという問題点も有している。 この様な危険は、心臓病に限らず発作を起こすあらゆる病気の患者にも起こり 得るのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記したような発作に際して、倒れた患者自身により簡単に救急薬が 呑めるという救急用器具を開発することを目的としてなされたものであり、患者 自身の指にはめて携帯し発作時に直ちに救急薬を口にできる救急指輪を提供しよ うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために種々検討した結果、救急のための内服錠剤を収納 した容器を指リングに一体的に取り付け、前記容器が緊急開口手段を有するもの とすれば極めて好適な救急指輪になることを見い出し、この緊急開口手段として は口内で歯により噛み開けることが最もすぐれていると判断し、指リングと容器 とをプラスチックのような可撓性材料で作成し、容器上面にその肉厚の中間まで 十字状の切込みを入れておけば非常に簡単に開口でき、さらに該指リングを開環 型にしてその内径が拡縮できるようにすれば、一層すぐれた効果が得られること を知ったのである。
【0006】 本考案を実施例をあげて図面を参照しながら説明する。 図1は本考案救急指輪の1実施例の外観を示した拡大斜視図である。 図2は図1の実施例の断面図である。
【0007】 これらの図の様に、本考案は指リング(1)に容器(2)が一体的に取り付け られたもので、この容器(2)内に救急のための内服錠剤(3)が収納されてい るのである。 そして、この容器(2)は緊急開口手段を有するものとなっている。
【0008】 この緊急開口手段として容器(2)をプラスチックのような可撓性材料で作成 し、その上面に十字状の切込み(4)をその肉厚の中間(約1/2の深さ)まで 設けておくと、容器(2)の両側面を歯で噛むことにより容器(2)上面は十字 状に割れて開口し、内服錠剤(3)は口内に直かに落ちるか又は吸い込まれ、指 リング(1)を指にはめたままでも直ちに内服錠剤(3)を呑み込むことが可能 となるのである。 なお、切込み(4)は十字状であることが望ましいが、その他の同様な効果を 有する形状の切込みであっても良いことは云うまでもない。
【0009】 また、指リング(1)もプラスチックような可撓性材料で作っておくと指から 外して図2の矢印の如く内側へ押さえると容器(2)の切込み(4)に力が伝わ り切込み(4)が破れて開口するのである。 なお、容器(2)は開口するまでは完全に密閉されており、防水性を有するこ とは勿論であり、本考案指輪をはめたまま入浴や、水泳もできるのである。
【0010】 さらに、指リング(1)は完全な輪状になっていても良いが、図のように開放 部(5)を有する開環型となっていた方が上記の開口に好適であり、しかも指の 太さに対応して拡縮できるので、一定のサイズで多数の人に適用できるものとな る。
【0011】 本考案における容器(2)の緊急開口手段としては、上記の実施例に限定され るものではなく、その他の各種のワンタッチ方式の開口手段が利用でき、例えば スプリング方式、跳ね上げ方式、爪片引張り式、押し潰し方式などであっても良 いことは勿論である。 しかし、好適な手段としては上記の実施例のような歯で噛んで開口する方法が 失敗がなく最も良い。
【0012】 通常、救急用の内服錠剤(3)は一錠で充分にその効果を発揮し、その一錠の 大きさは直径約3〜7mm程度であり、上述した様な指リング(1)と一体になっ た小さな容器(2)内に簡単に収納できるのである。
【0013】
【考案の効果】
本考案救急指輪によれば、発作を起こす可能性のある人が、その救急用薬剤を 収納した容器と一体になった指リングを自分の指にはめて常時携帯することがで き、絶対に紛失したり忘れたりすることはないし、また発作時にカバンから取り 出したりポケット内で手さぐりしたりする必要もなく、瓶の蓋を開けて錠剤を出 す必要もないのである。
【0014】 そして、この容器は緊急開口手段を有し、発作時に直ちに口に喰わえて噛んだ り、指から外して押すことによって破壊され開口するので、救急のための内服錠 剤を倒れた本人自身により確実に口内に入れ呑むことができるのである。
【0015】 したがって従来の如く救急薬を持ちながら発作の際に自分でそれを呑むことが できずに死に至るという事態は本考案によって防止できるようになり、本考案は 人命救助にきわめてすぐれた有用性を発揮するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案救急指輪の1実施例の外観を示した拡大
斜視図である。
【図2】図1の実施例の断面図である。
【符号の説明】
(1) 指リング (2) 容器 (3) 内服錠剤 (4) 切込み

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 救急のための内服錠剤を収納した容器
    を、指リングに一体的に取り付け、前記容器が緊急開口
    手段を有するものとしたことを特徴とする救急指輪。
  2. 【請求項2】 緊急開口手段として、容器及び指リング
    をプラスチックのような可撓性材料で構成し、前記容器
    上面にその肉厚の中間まで十字状の切込みを入れ噛むこ
    と等により開口し得るようにした請求項1記載の救急指
    輪。
  3. 【請求項3】 指リングを開環型として、その内径が拡
    縮し得るようにした請求項1又は請求項2記載の救急指
    輪。
JP1992046038U 1992-06-09 1992-06-09 救急指輪 Expired - Lifetime JP2592203Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992046038U JP2592203Y2 (ja) 1992-06-09 1992-06-09 救急指輪

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992046038U JP2592203Y2 (ja) 1992-06-09 1992-06-09 救急指輪

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06126U true JPH06126U (ja) 1994-01-11
JP2592203Y2 JP2592203Y2 (ja) 1999-03-17

Family

ID=12735872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992046038U Expired - Lifetime JP2592203Y2 (ja) 1992-06-09 1992-06-09 救急指輪

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2592203Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011173436A (ja) * 2011-06-16 2011-09-08 Honda Plus Kk 小容量ボトルの製造方法及び小容量ボトル
KR102189594B1 (ko) * 2020-07-13 2020-12-11 서울시 마포구 응급약통반지

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5720944U (ja) * 1980-07-11 1982-02-03
JPS59165132U (ja) * 1983-04-22 1984-11-06 岡本 恭博 調理用指先保護具
JPS63131098U (ja) * 1987-02-20 1988-08-26
JPH04110512U (ja) * 1991-03-14 1992-09-25 外一郎 小島 防水型容器のついた指輪

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5720944U (ja) * 1980-07-11 1982-02-03
JPS59165132U (ja) * 1983-04-22 1984-11-06 岡本 恭博 調理用指先保護具
JPS63131098U (ja) * 1987-02-20 1988-08-26
JPH04110512U (ja) * 1991-03-14 1992-09-25 外一郎 小島 防水型容器のついた指輪

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011173436A (ja) * 2011-06-16 2011-09-08 Honda Plus Kk 小容量ボトルの製造方法及び小容量ボトル
KR102189594B1 (ko) * 2020-07-13 2020-12-11 서울시 마포구 응급약통반지

Also Published As

Publication number Publication date
JP2592203Y2 (ja) 1999-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5551567A (en) Blister package containing gripping means
US4078660A (en) Medical alert bracelet
US6471063B2 (en) Emergency pill dispenser
US20090227977A1 (en) Pacifier with thin-film reservoir and method for use thereof
JPS62258614A (ja) 蓋つきコツプに関する装置
US10561579B2 (en) Medicament container and dispenser
TWM324834U (en) USB drive for medical purpose
JPH06126U (ja) 救急指輪
US20050133383A1 (en) Attachable medicinal container
US5643204A (en) Pill swallowing device and method
JP3126962U (ja) 携帯用ピルケース
JP2008239502A (ja) 嚥下経口品
JP3123461U (ja) 薬服用補助具
CN2352178Y (zh) 救心牙套
RU2158573C2 (ru) Аптечка индивидуальная
JPH07138148A (ja) 吸引服用式薬剤
CN214074262U (zh) 一种慢性病疾病控制用储药盒
CN210043327U (zh) 一种装急救药品的挂钩玉坠
CN108107705A (zh) 应急手表
EP0179743A2 (en) Container for emergency medicaments
JP3105941U (ja) 携帯用薬容器
JPH04110512U (ja) 防水型容器のついた指輪
JP3001579U (ja) 腕時計
US5639304A (en) Device for applying a coating to a solid medicament
JP3053530U (ja) ワンポイント収納器