JPH04110512U - 防水型容器のついた指輪 - Google Patents

防水型容器のついた指輪

Info

Publication number
JPH04110512U
JPH04110512U JP7129391U JP7129391U JPH04110512U JP H04110512 U JPH04110512 U JP H04110512U JP 7129391 U JP7129391 U JP 7129391U JP 7129391 U JP7129391 U JP 7129391U JP H04110512 U JPH04110512 U JP H04110512U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
emergency medicine
mouth
container
waterproof container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7129391U
Other languages
English (en)
Inventor
外一郎 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP7129391U priority Critical patent/JPH04110512U/ja
Publication of JPH04110512U publication Critical patent/JPH04110512U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adornments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】救急薬の持ち忘れを防ぎ、入浴中、各種スポー
ツ中、作業中、就寝中等、生活状態に関係なく、救急薬
を常時肌身につけて携帯できること、またどんな生活状
態の中で起きる突然の発病に対しても 約3秒間で救急
薬を片手と口だけで安全確実に取り出し服用する事が出
来る装飾をかねた指輪。 【構成】(1)いつでも肌身につけ携帯を確認出来る様
に従来からある指輪に救急薬を収納出来る防水型容器を
一体化してつける。 (2)救急薬の取出し、服用方法は 指輪の防水型容器
部を口にくわえ、上下の前歯を利用して防水型容器の蓋
を開くと、収納されていた救急薬は自然に口腔内に落下
する。その所要時間は、約3秒である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は救急薬の常時携帯と、その取り出し 服用の迅速化、確実化に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
救急薬の最も代表的なものに 狭心症の特効薬として ニトロ基 を有効成分 とする舌下錠がある。それを具体的として以下に記述する。 この舌下錠は、両面がアルミのストリップパッケージにより 1錠毎に包装さ れたものを 20錠分つないでシート状になっている。これを小分けにして、着 衣のポケット、財布、ハンドバック、名刺入れ、免許証入れ等に入れて携帯する のが 従来の一般的な携帯方法であるが、最近 肌身はなさず携帯するために、 ロケットを利用する事が 一部の人々の間で行われている。 舌下錠は、舌なめて溶かされ 粘膜から吸収されて 薬効を発揮する。これを 以下舌下と記述する。 舌でなめ始めてから薬効が出始めるまでに2〜5分間と長い時間がかかると言 われているので、狭心症の発作が起きたら1秒でも早く舌下しなければならない 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の携帯方法では下記の様な欠点があり、せっかくの特効薬も適切に利用さ れず 不幸を招く一因となっている。 (1) ストリップパッケージのまま 携帯する場合 衣服の着替時に 持ち替え忘れをしやすい。 発作時に あわてて どこに入れて持って居るか判らなくなり、探し出すま で長い時間がかかる。 肌身につけて携帯出来ず、入浴、水浴中の発作に対応出来ない。 (2) ロケットに入れて携帯する場合 入浴、水浴中に肌身につけて携帯出来るが、濡れた小容器の密閉を濡れた両 手の指で 発作時の苦痛と不安の状態で 開封する事は困難で、時間がかかる。 発作の最も起り易い 厳冬期の通勤途中等の発作の場合、肌身につけたロケ ット自体を取り出すのに 時間がかかり 更に こごえる両手の指で小容器の密 閉を開封する事は 発作時の苦痛と不安の中では困難で時間がかかる。 前記(2)の対策の為に肌に直かにかけず、衣服のポケット等に入れると (1)ののように着替時に移し替え忘れをおこし易い。 就寝中で照明のスイッチが枕元にない場合の発作 または、夜間照明のない 屋外での発作では ロケットの開封と舌下錠の取り出しに 時間がかかり、且つ 、取りこぼしやすい。 (3) (1)と(2)に共通する欠点 自動車など運転中の発作では、事故防止のため、安全な場所に車を寄せて駐 車するのに時間がかかり、舌下が間に合わなくなりやすい。 発作の激痛または 死の恐怖でパニック状態に陥り、せっかく取り出した舌 下錠をとりこぼしやすい。 以上 従来の携帯方法の欠点を全て取除き、本考案が解決しなければならない 課題は、次の通りである。 (4) いつでも、どこででも、誰れでも、どんな生活状態の中でも 支障なく 舌下錠を 肌身につけて携帯出来る様にすること。 (5) 発作を自覚してから 舌下を始めるまでの時間を 出来る限り短かくし ごんな生活状態の中でも、安全、確実に約3秒間で出来ること。
【0004】
【問題を解決するための手段】
本考案は、前記の課題を解決するために、舌下錠を収納出来る防水型容器部を 指輪にもうけ、その指輪をいつも装着することにより、日常生活のいかなる状態 の場合に於ても 舌下錠を持ち忘れる事なく携帯出来る様にしたものである。舌 下錠の取り出しは、指輪の防水型容器部を口にくわえ、上下の歯で蓋を開き、収 納されていた舌下錠を口の中に自然落下させるものである。
【0005】
【実施例】
この考案に関する実施例を 図面にもとづいて説明する。 指輪本体1に、防水容器2〜8を〔図1〕に示す様に固着一体化された本考案 の指輪を、その容器の開口部が、指輪をはめる手の親指側へ向く様にして、中指 または薬指に装着する。 防水容器は、容器底部と蝶番3で連結されたれた片開き蓋4と、指輪本体1に 固着し一体化された容器底部2および、2と4の合せ面に密着された密閉防水用 のマグネットパッキン5と6、バネを利用した止め金具7と8で 構成される。
【作用】
舌下錠を容器に入れて蓋を閉めると、マグネットパッキンの磁力による吸着力 と更にそれを補完する止め金具により、容器を完全な密閉防水状態にすることが できる。 本指輪の容器から 舌下錠を取り出す方法は〔図3〕に示す様に指輪の容器部 を口にくわえる。この時、指輪をはめている指と上下の唇により口腔は完全に閉 じた状態とする。同時に口でくわえられた容器部は 指輪をはめた手の指、容器 蝶番部3に当てた上前歯および、容器開口部合せ面のスキに当てた下前歯の三ヶ 所から 万力で締めつけて固定する様に 確実に固定される。 次に下前歯を更に合せ面に向けて押し込むと、クサビ効果も供い、指先で開く 場合に数十秒間かかる様な強い密閉状態の蓋でも約2秒間で容易に確実に開ける 事が出来る。 この作業を容易にするために、容器の2と4の合せ面の間に 5と6のマグネ ットパッキンが 密着した状態で 約 1mmのスキを持つ構造とする。 蓋が開かれると、容器内の舌下錠は、自然に口腔内に落下し、舌下が始まる。 舌下錠が 直ぐに落ちない場合は、舌先でつついてやると、直ちに落とすことが 出来る。発作を自覚してから舌下開始までの所要時間は、約3秒間である。
【0007】
【考案の効果】
本考察の指輪を利用することにより、従来技術の欠点を全て解消し、考案が解 決すべき課題を 下記の通り完全に満たす事で出来る。 (1)本考案の指輪を装着することで、日常生活に支障を起すことがないから 一旦装着したら 外す必要はないので、舌下錠を常時携帯することが出来る。 (2)舌下錠の携帯場所が 常時一定で容易に携帯を確認出来る場所なので、突 然の発作時でも 舌下錠を探す時間は0に近い。 (3)舌下錠を容器から取り出す作業は、本指輪をはめている手の指と、唇およ び上下の歯のみで行われ、目や他の手指を使う必要がなく、しかも3秒位で直接 口の中へ取り出せるので、自動車や産業設備の運転中の発作でも、事故防止処置 をとり乍ら、同時に舌下する事が出来る。これは、従来方法では、絶対出来ない 効果である。 (4)従って突然発作が起きても、あわてる要因がないので、パニックまたは、 ショック状態に陥る事が防止出来る。 (5)綜合的効果として狭心発作による死亡件数および関連事故件数の減少に多 大の成果を挙げる事が期待出来る。 (6)例事した舌下錠以外の救急薬携帯についても 同様の効果を挙げる事が期 待出来る。 (7)本指輪を装飾的に利用することは 可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】防水型容器のついた指輪の容器の蓋を開いた状
態の斜視図である。
【図2】本指輪の蓋を閉めた状態の A−A’断面の矢
視による断面図である。
【図3】本指輪の容器の蓋を開いた時の 口の中の状態
を示す。
【符号の説明】
1 指輪本体 2 指輪本体に固着して一体とした防水型容器底部 3 2と4をつなぐ蝶番 4 防水型容器の片開き蓋 5 防水型容器の蓋に密着されたマグネットパッキン 6 防水型容器の底部に密着されたマグネットパッキン 7 蓋を閉める時の止め金具 メス部 8 止め金具のオス部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口にくわえ 上下の歯で蓋を開く事が出
    来る 救急薬収納を目的とする防水型容器のついた装飾
    用を兼ねた指輪。
JP7129391U 1991-03-14 1991-03-14 防水型容器のついた指輪 Pending JPH04110512U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7129391U JPH04110512U (ja) 1991-03-14 1991-03-14 防水型容器のついた指輪

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7129391U JPH04110512U (ja) 1991-03-14 1991-03-14 防水型容器のついた指輪

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04110512U true JPH04110512U (ja) 1992-09-25

Family

ID=31930461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7129391U Pending JPH04110512U (ja) 1991-03-14 1991-03-14 防水型容器のついた指輪

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04110512U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06126U (ja) * 1992-06-09 1994-01-11 耕一 岡野 救急指輪
JP2011173436A (ja) * 2011-06-16 2011-09-08 Honda Plus Kk 小容量ボトルの製造方法及び小容量ボトル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6240421A (ja) * 1985-08-19 1987-02-21 Fujitsu Ltd デイスク回転装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6240421A (ja) * 1985-08-19 1987-02-21 Fujitsu Ltd デイスク回転装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06126U (ja) * 1992-06-09 1994-01-11 耕一 岡野 救急指輪
JP2011173436A (ja) * 2011-06-16 2011-09-08 Honda Plus Kk 小容量ボトルの製造方法及び小容量ボトル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4078660A (en) Medical alert bracelet
BR9007645A (pt) Produto antiperspirante nao-aquoso
JP3136652U (ja) 救急用携帯型記憶装置
JPH04110512U (ja) 防水型容器のついた指輪
US20150174005A1 (en) Medicament container and dispenser
EP0432635A2 (en) Watertight wrist-purse
FR2834276B1 (fr) Dispositif de bouchage et recipient pourvu d'un tel dispositif
CN202154858U (zh) 一种便携式急救药盒
JP2592203Y2 (ja) 救急指輪
CN202777061U (zh) 怀表式急救药盒
CN2352178Y (zh) 救心牙套
JP2000189221A (ja) 薬剤、又は錠剤を収納する為の空洞部を有する装身具
JPH0420442Y2 (ja)
JP3029261U (ja) 犯罪防止ガス入り容器
Natera Curandera
CN200963460Y (zh) 一种多功能救生包
KR960003366Y1 (ko) 인식표
Tardivel Reflections Beyond Therapy: To be or to not-be, is that the question?
JPH0337625Y2 (ja)
JPH0141351Y2 (ja)
JPH10234452A (ja) 携帯容器
CN201441537U (zh) 应急药盒式戒指
JPH0540823Y2 (ja)
JP2000325432A (ja) 錠剤取り出し器
CN2719591Y (zh) 平安盒